JP5574206B1 - チャート表示装置、チャート表示方法、プログラムおよびチャート表示システム - Google Patents

チャート表示装置、チャート表示方法、プログラムおよびチャート表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】スクロールによりデータが軸の範囲を超える場合に、より高速にチャートを描画する。
【解決手段】チャート表示装置は、データ値の時間変化を示す時系列データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させる表示制御手段と、前記受信手段により受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するグループ化手段と、前記グループ化手段によりグループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された最大値および最小値に基づいて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更する変更手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、時系列のデータをチャート上に表示する技術に関する。
株価などの時系列データをチャート(例えば、ローソク足チャート、折れ線グラフ、棒グラフなど)上に表示する技術が知られている。データ数が多い場合やデータの変動が激しい場合など、一連の時系列データの一部のみを拡大してチャートに表示する場合がある。このような場合において、異なる時間帯のデータを見るには、チャートを時間軸方向にスクロールさせる。スクロールするたびに、チャートの描き換えが行われる。
チャートの描き換えは高速に行われることが望ましい。データのリアルタイム性が要求される場合には特にそれが顕著である。特許文献1は、線画により構成されるチャート画像の表示を高速化するため、複数の線画をそれぞれ識別可能な識別用レイアウト情報を生成し、この識別情報により示されるドット列を線画として特定することにより、複数の線画をそれぞれベクター描画して表示する場合に比べて表示速度を速くする技術を開示している。
特開2011−103065号公報
特許文献1の技術は、線画により構成されるチャート画像においてマウスカーソルの位置判定を行い、これを用いて選択された線のハイライト表示などを行うことを開示している。一般的に、チャートをスクロールして軸のスケールを変更した場合においてデータが軸の範囲を超えてしまうときは、チャート全体を再描画する必要がある。しかし、特許文献1においては、このような点は考慮されていなかった。
これに対し本発明は、チャートのサイズまたは軸のスケールの変更によりデータが軸の範囲を超える場合に、より高速にチャートを描画する技術を提供する。
本発明は、データ値の時間変化を示す時系列データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させる表示制御手段と、前記受信手段により受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するグループ化手段と、前記グループ化手段によりグループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された最大値および最小値に基づいて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更する変更手段とを有するチャート表示装置を提供する。
このチャート表示装置は、前記グループ化における一のグループの期間の時間長を、前記チャートのサイズに応じて決める決定手段をさらに有してもよい。
前記変更手段は、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を、対応する画像が前記チャート上に表示されている複数のグループにおける複数の最大値の最大値、および複数の最小値の最小値に変更してもよい。
前記時系列データが、金融情報の時間変化を示してもよい。
また、本発明は、データ値の時間変化を示す時系列データを受信するステップと、前記受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させるステップと、前記受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するステップと、前記グループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出するステップと、前記算出された最大値および最小値に基づいて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更するステップとを有するチャート表示方法を提供する。
さらに、本発明は、コンピュータに、データ値の時間変化を示す時系列データを受信するステップと、前記受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させるステップと、前記受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するステップと、前記グループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出するステップと、前記算出された最大値および最小値に基づいて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、チャートのサイズまたは軸のスケールの変更によりデータが軸の範囲を超える場合に、より高速にチャートを描画することができる。
一実施形態に係る情報表示システム1の機能構成を示す図。 時系列データを表示するチャートを例示する図。 クライアント装置20のハードウェア構成を例示する図。 時系列データの受信処理を示すフローチャート。 チャートの描画処理を示すフローチャート。 受信した時系列データを例示する図。 初期状態において表示されるチャートを例示する図。 領域A1に対応するチャートを例示する図。 パラメータnの決定方法を例示する図。
1.構成
図1は、一実施形態に係る情報表示システム1の機能構成を示す図である。情報表示システム1は、サーバ装置10と、クライアント装置20と、ネットワーク30とを有する。情報表示システム1は、サーバ装置10から配信される時系列データを、クライアント装置20において、時間変化を示すチャート上に表示するシステムである。
サーバ装置10は、時系列データを配信する装置である。時系列データは、所定のデータ値の時間変化を示すデータ、例えば、株価変動などの金融情報のデータである。時系列データは、データ値(例えば株価)と、そのデータ値に対応する時刻を示す情報を含む。なお、時系列データは金融情報に限られず、例えば自然科学の実験で得られる実験データであってもよい。ネットワーク30は、時系列データをサーバ装置10からクライアント装置20まで中継するネットワークである。ネットワーク30は、インターネットのようなオープンなネットワークでもよいし、情報表示システム1に固有のクローズドなネットワークでもよい。
クライアント装置20は、時系列データをチャート上に表示するチャート表示装置として機能する装置である。クライアント装置20は、受信手段21と、表示手段22と、表示制御手段23と、グループ化手段24と、算出手段25と、変更手段26とを有する。受信手段21は、時系列データを受信する。表示手段22は、情報を表示する。表示制御手段23は、受信手段21により受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を表示手段22に表示させる。このとき、表示制御手段23は、時系列データを、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として表示手段22に表示させる。
図2は、時系列データを表示するチャートを例示する図である。この例で、時系列データは株価データである。横軸は時間を、縦軸(第2軸)は株価を、それぞれ示している。図2はいわゆるローソク足チャートである。ローソク足チャートは、決められた単位時間(単位期間)における始値、終値、高値、および安値を表す画像(いわゆるローソク)を、時系列に沿って並べた図である。なお、チャートはローソク足チャートに限定されず、折れ線グラフ、棒グラフ、またはこれらの組み合わせであってもよい。
再び図1を参照する。グループ化手段24は、受信手段21により受信された時系列データをグループ化する。グループ化は、複数の単位時間(2単位時間)に相当する期間毎に行われる。算出手段25は、グループ化手段24によりグループ化された時系列データのうち、一の期間におけるデータ値の最大値および最小値を算出する。変更手段26は、算出手段25により算出された最大値および最小値に基づいて、チャートにおける第2軸の最大値および最小値を変更する。
図3は、クライアント装置20のハードウェア構成を例示する図である。クライアント装置20は、クライアント装置20は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ストレージ204と、通信インターフェース205と、ディスプレイ206とを有するコンピュータ装置である。CPU201は、クライアント装置20の各部を制御する制御装置(プロセッサ)である。ROM202は、プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAM203は、CPU201がプログラムを実行する際の作業領域として機能する揮発性の主記憶装置である。ストレージ204は、プログラムおよびデータを記憶する不揮発性の補助記憶装置である。通信インターフェース205は、ネットワーク30を介した通信を行うためのインターフェースであり、この例では特に、サーバ装置10と通信を行うためのインターフェースである。ディスプレイ206は、CPU201の制御下で、プログラムの実行結果などの情報を表示する装置である。
この例で、ストレージ204(またはRAM203)に記憶されている情報表示プログラムをCPU201が実行することにより、図1に示される機能が実装される。情報表示プログラムを実行しているCPU201は、表示制御手段23、グループ化手段24、算出手段25、および変更手段26の一例である。通信インターフェース205は受信手段21の一例である。ディスプレイ206は表示手段22の一例である。なお、サーバ装置10のハードウェア構成についての詳細な説明は省くが、CPU、ROM、RAM、ストレージ、および通信インターフェースを有するコンピュータ装置である。
2.動作
次に、クライアント装置20の動作を説明する。情報表示プログラムにより実現される処理には、時系列データの受信処理と、チャートの描画処理とが含まれる。これらの処理は、並列に実行される。以下、これら2つの処理を順に説明する。
図4は、時系列データの受信処理を示すフローチャートである。図4のフローは、例えば、情報表示プログラムが起動されたことを契機として開始される。
ステップS101において、CPU201は、時系列データを受信する。サーバ装置10は時系列データを逐次、配信しており、CPU201は、時系列データを逐次、受信する。CPU201は、受信した時系列データを、RAM203またはストレージ204に記憶する。
ステップS102において、CPU201は、前回、時系列データのグループ化を行ってから所定の時間が経過したか判断する。この「所定の時間」はグループ化の単位となる期間に相当する時間(以下、単位期間tgという)であり、チャートにおいて画像を表示する単位時間のn倍の期間である。nは2以上の整数であり、あらかじめ決められた定数である。例えば、単位時間が5分でありn=10である場合、グループ化は50分毎に行われる。前回、時系列データのグループ化を行ってから所定の時間が経過したと判断された場合(S102:YES)、CPU201は、処理をステップS103に移行する。前回、時系列データのグループ化を行ってから所定の時間がまだ経過していないと判断された場合(S102:NO)、CPU201は、処理をステップS101に移行する。
ステップS103において、CPU201は、単位期間tgにおけるデータ値をグループ化する。具体的には、CPU201は、これらのデータ値に、グループを識別するための識別子を付加して、RAM203またはストレージ204に記憶する。
ステップS104において、CPU201は、先ほどグループ化した一群のデータ値のうち、最大値および最小値を算出する。株価のように時系列データが複数種類のデータ値(始値、終値、高値、および安値)を含む場合、このうちの一部のデータ(例えば高値および安値)から、最大値および最小値を算出する。CPU201は、算出した最大値および最小値を、このグループの識別子とともにRAM203またはストレージ204に記憶する。RAM203またはストレージ204には、過去の一定期間に含まれるグループの最大値および最小値が記憶される。ステップS104の処理を終了すると、CPU201は、処理を再びステップS101に移行する。
図5は、チャートの描画処理を示すフローチャートである。図5のフローは、チャート描画のトリガーが発生したことを契機として開始される。チャート描画のトリガーは、例えば、前回のチャート描画から所定の時間が経過したこと、または、ユーザからチャート描画の指示が入力されたことである。
ステップS201において、CPU201は、チャートを描画する。すなわち、時系列データを示す画像をディスプレイ206に表示する。時系列データは、図2で例示したようなチャートに表示される。起動直後において、チャートの横軸(時間軸)および縦軸(第2軸、例えば株価)のスケール(最大値および最小値)、並びにデータ表示の単位時間は、あらかじめ決められた初期値に設定される。
ステップS202において、CPU201は、チャートのサイズまたは軸のスケールが変更されたか判断する。チャートのサイズとは、ディスプレイ206に表示されるチャートの大きさをいう。チャートがディスプレイ206の全画面に表示される場合、チャートの大きさは、ディスプレイ206の解像度によって決まる。マルチウインドウシステムのUI(User Interface)を採用している場合など、チャートがディスプレイ206のイ一部に表示される場合、チャートの大きさは、ウインドウのサイズによって決まる。ウインドウのサイズは、ユーザの操作に応じて変更される。軸のスケールは、ユーザの操作に応じて変更される。例えば、チャートのウインドウにスクロールバーが表示され、このスクロールバーを移動することにより、軸のスケールが変更される。
チャートのサイズまたは軸のスケールが変更された場合(ステップS202:YES)、CPU201は、処理をステップS203に移行する。チャートのサイズおよび軸のスケールのいずれも変更されていない場合(ステップS202:NO)、CPU201は、処理をステップS201に移行する。
ステップS203において、CPU201は、チャート上にプロットされるデータが属する全てのグループ(すなわちチャート上にプロットされるデータの時間範囲)を特定する。
ステップS204において、CPU201は、ステップS203で特定されたグループの最大値のうち最大値(以下「最大最大値Maxmax」という)、および最小値のうち最小値(以下「最小最小値Minmin」という)を算出する。CPU201は、算出した最大最大値Maxmaxおよび最小最小値Minminを、RAM203またはストレージ204に記憶する。
ステップS205において、CPU201は、第2軸のスケールを変更する。ここでは、第2軸の最大値が最大最大値Maxmaxに、最小値が最小最小値Minminに、それぞれ応じて変更する。具体的には、CPU201は、最大最大値Maxmaxに所定のマージンを加えた値を第2軸の最大値とし、最小最小値Minminから所定のマージンを引いた値を第2軸の最小値とする。なお第2軸の最大値および最小値の決定方法はこれに限定されない。最大値が最大最大値Maxmax以上となり最小値が最小最小値Minmin以下となるものであれば、どのような方法により第2軸の最大値および最小値が決定されてもよい。
ステップS206において、CPU201は、変更されたスケールに従ってチャートを描画する。以下、具体例を用いて図5のチャートの描画処理をより具体的に説明する。
図6は、受信した時系列データを例示する図である。この例で、時系列データは株価データである。チャートにおけるデータ表示の単位時間(すなわちローソクの幅)は3分である。グループ化の期間はn=10すなわちtg=30分である。図中、破線はデータのグループを示している。この例では、グループG1〜G8の8つのグループが示されている。なお、図6の全体はクライアント装置20が受信した時系列データを示しており、この全体がチャートに表示されているわけではない。例えば、初期状態においてはこのうちウインドウW1に相当する領域のデータが表示されている。
図7は、初期状態において表示されるチャートを例示する図である。この状態から、ユーザの操作入力により、チャートの横軸が領域A1(図6)までスクロールされた場合を考える。
ステップS203において、領域A1に含まれるグループとして、グループG3〜G6が特定される。ここでは、少なくとも一部のデータが領域A1に含まれていれば、そのグループは領域A1に含まれると判断される。ステップS204において、最大最大値および最小最小値が算出される。グループG3〜G6における最大値は936円、938円、955円、および938円であるから、最大最大値はMaxmax=955円である。また、グループG3〜G6における最小値は911円、912円、934円、および921円であるから、最小最小値はMinmin=911円である。
ステップS205において、最大最大値および最小最小値に応じて第2軸(株価軸)のスケールが決定される。この例で、マージンMはM=10である。したがって、第2軸の最大値Vmaxは、Vmax=Maxmax+M=955+10=965円であり、最小値Vminは、Vmin=Minmin−M=911−10=901円である。ステップS206において、変更されたスケールに従ってチャートが描画される。
図8は、領域A1に対応するチャートを例示する図である。縦軸のスケールが表示されるデータ値に合わせて設定されている。本実施形態によれば、チャートにおけるデータ表示の単位時間毎に最大値および最小値を算出してこれらの最大値および最小値を用いて第2軸のスケールを決定する場合と比較して処理の負荷を軽減することができる。例えば、チャートに1000本のローソクを表示する場合、単位時間毎に最大値および最小値を算出すると、それぞれ1000個の最大値および最小値の中から最大最大値および最小最小値を算出しなければならないが、本実施形態のようにグループ化を行うと、この1/nの集合の中から最大最大値および最小最小値を算出すればよく、処理の負荷が軽減される。また、最大値および最小値の算出処理自体も、単位時間毎に算出する場合と比較して1/n回の処理で済むので処理の負荷が軽減される。処理の負荷が軽減される結果、スクロールに対する応答性が向上し、チャートの描画が高速に行われる。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
3−1.変形例1
グループ化の期間を決めるパラメータnは、定数でなくてもよい。例えば、CPU201は、チャートのサイズに応じてパラメータnを決定してもよい。
図9は、パラメータnの決定方法を例示する図である。横軸はチャートのサイズを、縦軸はパラメータnの値を示している。この例では、パラメータnのチャートサイズ依存性は、階段状のプロファイルを有している。チャートのサイズが大きくなるとパラメータが大きくなるが、階段のステップは2以上である。このようにしてパラメータnを決定することにより、階段のステップが1である場合と比較してグループ化の期間が変更される可能性が低くなるので、処理の負荷を低減することができる。
3−2.変形例2
実施形態においては、まだグループ化が完了していないデータが表示される場合の処理については説明しなかった。すなわち、前回グループ化をしてから、まだグループ化の期間が経過していないデータに相当する時間帯のデータを表示する場合の処理については説明していなかった。この場合においては、例えば、これらのデータに相当する時間帯のデータを表示する指示が入力された時点で、CPU201は、これらのデータについて、データ表示の単位時間毎に最大値および最小値を算出する。
3−3.変形例3
情報表示システム1における機能の分担は、図1で説明したものに限定されない。図1でクライアント装置20の機能として説明したものの一部を、サーバ装置10が有していてもよい。また、クライアント装置20のハードウェア構成は図3で説明したものに限定されない。要求される機能を実現できるものであれば、クライアント装置20はどのようなハードウェア構成を有していてもよい。
実施形態においてCPU201によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリ(フラッシュROMなど)などのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、インターネットのようなネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
1…情報表示システム、10…サーバ装置、20…クライアント装置、21…受信手段、22…表示手段、23…表示制御手段、24…グループ化手段、25…算出手段、26…変更手段、30…ネットワーク、201…CPU、202…ROM、203…RAM、204…ストレージ、205…通信インターフェース、206…ディスプレイ

Claims (6)

  1. データ値の時間変化を示す時系列データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記受信手段により受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するグループ化手段と、
    前記グループ化手段によりグループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出する算出手段と、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、当該変更後のチャートにおいて表示されるデータが属する複数のグループを特定する特定手段と、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、前記算出手段により算出された最大値および最小値のうち前記特定手段により特定された複数のグループにおける複数の最大値の最大値、および複数の最小値の最小値に応じて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更する変更手段と
    を有するチャート表示装置。
  2. 前記グループ化における一のグループの期間の時間長を、前記チャートのサイズに応じて決める決定手段
    をさらに有する請求項1に記載のチャート表示装置。
  3. 前記時系列データが、金融情報の時間変化を示す
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のチャート表示装置。
  4. データ値の時間変化を示す時系列データを受信するステップと、
    前記受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させるステップと、
    前記受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するステップと、
    前記グループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出するステップと、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、当該変更後のチャートにおいて表示されるデータが属する複数のグループを特定するステップと、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、前記算出された最大値および最小値のうち前記特定された複数のグループにおける複数の最大値の最大値、および複数の最小値の最小値に応じて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更するステップと
    を有するチャート表示方法。
  5. コンピュータに、
    データ値の時間変化を示す時系列データを受信するステップと、
    前記受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させるステップと、
    前記受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するステップと、
    前記グループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出するステップと、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、当該変更後のチャートにおいて表示されるデータが属する複数のグループを特定するステップと、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、前記算出された最大値および最小値のうち前記特定された複数のグループにおける複数の最大値の最大値、および複数の最小値の最小値に応じて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  6. データ値の時間変化を示す時系列データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された時系列データのうち一部の時間範囲のデータ値を、時間軸および第2軸により表されるチャート上において単位時間毎に区分された画像として、表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記受信手段により受信された時系列データを、複数の前記単位時間に相当する期間毎にグループ化するグループ化手段と、
    前記グループ化手段によりグループ化された時系列データのうち、一の前記期間における前記データ値の最大値および最小値を算出する算出手段と、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、当該変更後のチャートにおいて表示されるデータが属する複数のグループを特定する特定手段と、
    前記チャートのサイズまたは時間軸のスケールの変更がされた場合、前記算出手段により算出された最大値および最小値のうち前記特定手段により特定された複数のグループにおける複数の最大値の最大値、および複数の最小値の最小値に応じて、前記チャートにおける前記第2軸の最大値および最小値を変更する変更手段と
    を有するチャート表示システム。
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