JP2002352079A - 取引支援システム - Google Patents

取引支援システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引のための操作性を向上させること。 【解決手段】 取引支援システムは、取引処理コンピュ
ータと取引情報データベースとを備え、取引処理コンピ
ュータは、一つの注文情報を一つのセルとして管理する
セルデータおよび複数の取引当事者からの複数の注文情
報をまとめて表示するためのシートを記憶するメモリ、
取引情報データベースに入力された取引データに基づい
てセルデータを定義するセルデータ定義手段と、セルデ
ータに基づいてシートを管理するシート管理手段と、セ
ル単位で管理されたシートを取引当事者端末に表示させ
るための表示データを生成する表示データ生成手段とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融、商品等の取
引のための取引支援システム、取引支援方法および取引
支援ソフトウエアに関するものであり、特に、この種の
取引支援システムにおける取引のための操作性を向上さ
せることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】金融・商品等の取引においては、投資家
・取引者等は新聞、ラジオ、文字放送、インターネット
により提供される情報をたよりに電話によりディラー・
ブローカーと呼ばれる仲介者に対して取引の指示、依頼
等を行い、当該仲介者が当該取引を実行するという手段
がとられていた。
【0003】これに対し、近年においては、前述の仲介
者の役割を果たす、コンピュータ機器を用いた自動取引
システムが出現してきている。このような自動取引シス
テムにおいては、投資家・取引者等において、コンピュ
ータ端末を用いて当該自動取引システムに対し取引の指
示を行うことができる。公知の事例としては、インター
ネットによる株式取引がある。株式投資家は、インター
ネットにより株式の自動取引システムに接続しており、
当該取引システムから送信されてくる株価をコンピュー
タの画面で確認する。当該画面は定期的にリフレッシュ
され、最新の株価が反映されるようになっている。投資
家が株式投資を希望する場合、当該株価画面を見なが
ら、別に用意された取引指示用の画面に取引内容を入力
し、取引実行ボタンを押す等の方法により取引指示を前
記取引システムに送信していた。また、株価画面と取引
指示画面を同じ画面に表示しておき、別画面を表示させ
る手間を省いている例もある。取引指示の取消や訂正に
ついては、独立した指示画面に対して、指示内容を夫々
入力して、指示実行ボタンを押す等の方法により当該指
示を前記取引システムに送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来シス
テムにおいては、価格等の情報は情報表示画面に表示さ
れ、投資家等は、その情報を見ながら取引指示画面に各
種指示情報を入力して指示を行うものであったため、例
えば、指示に必要な情報を情報表示画面上から転記しな
くてはならず、一瞬の差を争う取引に対して即応できな
いとか、転記ミスにより誤った指示を行ってしまう場合
がありうる等といった欠点があった。更に、自己が行っ
た指示に基づく取引情報ががリフレッシュされた画面に
表示され、当該指示を取消、訂正したい場合には、指示
を行った際に与えられた指示番号等をメモしておかなけ
れば、訂正・取消を行いたい指示を特定できない等のわ
ずらわしさがあった。
【0005】本発明の目的は、前述したような従来の技
術の問題点を解消しうるような取引支援システムを提供
することであり、特に、取引のための操作性を向上させ
た取引支援システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基本的概念によ
れば、取引支援システムは、提供する情報表示画面を単
なる情報の表示を行うものとするのでなく、当該表示情
報と取引指示入力等の操作を連動させるようにしてい
る。
【0007】本発明の一つの観点によれば、取引支援シ
ステムは、ネットワークを介して取引当事者端末と接続
しうる取引処理コンピュータと、取引情報データベース
とを備えており、前記取引処理コンピュータは、一つの
注文情報を一つのセルとして管理するセルデータおよび
複数の取引当事者からの複数の注文情報をまとめて表示
するためのシートを記憶するためのメモリと、前記取引
情報データベースに入力された取引データに基づいてセ
ルデータを定義するためのセルデータ定義手段と、前記
セルデータに基づいて前記シートを管理するためのシー
ト管理手段と、前記セル単位で管理されたシートを前記
取引当事者端末に表示させるための表示データを生成す
るための表示データ生成手段とを備えることを特徴とす
る。
【0008】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
セルデータは、セル識別コード、注文識別コード、表示
情報、位置情報を含む。
【0009】本発明の別の実施の形態によれば、前記セ
ルデータは、取引当事者によって表示を変えるための識
別コードも含む。
【0010】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記メモリに記憶されたセルデータは、前記取引情報デ
ータベースの対応する内容が更新されることに応答して
リアルタイムで更新される。
【0011】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記セル単位で管理されたシートは、取引当事者端末に
表示されたシートのセル部分を選択することにより、取
引データの特定、入力、訂正、削除等が行えるように構
成されている。
【0012】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記取引処理コンピュータは、さらに取引入力画面生成
手段を備え、該取引入力画面生成手段は、取引当事者端
末に表示されたシートの所定の空白のセル部分が選択さ
れることに応答して、自動的に取引入力画面を生成す
る。
【0013】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記取引入力画面は、レートと注文種別が入力済みのも
のである。
【0014】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記シート管理手段と前記取引入力画面生成手段とは、
協動して新規相対取引入力機能を実行する。
【0015】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記取引処理コンピュータは、注文パレット機能を実行
するため、汎用セル設定手段および汎用セルデータ記憶
手段をさらに備える。
【0016】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記セル単位で管理されたシートは、取引当事者端末に
表示されたシートのセル部分を選択して他のセル部分へ
と移動させることにより、取引修正が行えるように構成
されている。
【0017】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記取引処理コンピュータは、時価表示機能を実行する
ため、時価データ記録手段および時価データ提示手段を
さらに備える。
【0018】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記取引処理コンピュータは、時価移動軌跡提供手段を
さらに備える。
【0019】本発明の別の観点によれば、金融、商品等
の取引のための取引支援方法は、複数の端末から取引情
報を受ける段階と、前記受けた取引情報を取引情報デー
タベースに登録する段階と、前記受けた取引情報に基づ
き当該取引情報をメモリ上におけるセルデータとして定
義する段階と、複数のセルデータに基づき複数の注文情
報を一つのシートとして管理する段階と、当該セル単位
で管理されたシートを前記複数の端末に表示させる段階
とを有し、一つの前記取引情報は一つの前記セルデータ
として管理しており、当該セルデータは、少なくともセ
ル識別コード、注文識別コード、表示情報、位置情報を
有することを特徴とする。
【0020】本発明の一つの実施の形態によれば、取引
支援方法は、前記端末に表示された前記セル単位で管理
されたシートのセル部分を選択することにより、取引デ
ータの特定、入力、訂正、削除等を行なう段階を有す
る。
【0021】本発明の別の実施の形態によれば、取引支
援方法は、前記端末に表示されたシートの所定の空白の
セルが選択されることに応答して、少なくともレートお
よび/または注文種別が予め入力済みの取引入力画面を
自動的に生成する段階を有する。
【0022】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
取引支援方法は、前記複数の端末に表示された前記セル
単位で管理されたシートにおいて、既に取引情報が存在
するセルが選択された場合には、シートおよび当該選択
されたセルに基づき、新規相対取引入力を行なう段階を
有する。
【0023】本発明のさらに別の観点によれば、金融、
商品等の取引のための取引支援を行なうコンピュータ用
ソフトウエアであって、ネットワークを介して複数の取
引当事者から注文情報を受けるプログラムコードと、当
該受けた取引情報を取引情報データベースに記録するプ
ログラムコードと、前記取引情報データベースに記録さ
れた取引データに基づきセルデータを定義するプログラ
ムコードと、前記セルデータに基づき複数の注文情報を
まとめてシートとして管理するプログラムコードと、当
該セル単位で管理されたシートを前記複数の端末に表示
させるための表示データを生成するプログラムコードと
を有し、一つの注文情報は一つのセルデータとして管理
することを特徴とする。
【0024】本発明の一つの実施の形態によれば、取引
支援ソフトウエアは、前記端末に表示された前記セル単
位で管理されたシートのセル部分を選択することによ
り、取引データの特定、入力、訂正、削除等を行なうプ
ログラムコードを有する。
【0025】本発明の別の実施の形態によれば、取引支
援ソフトウエアは、前記端末に表示されたシートの所定
の空白のセルが選択されることに応答して、少なくとも
レートおよび/または注文種別が予め入力済みの取引入
力画面を自動的に生成するプログラムコードを有する。
【0026】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
取引支援ソフトウエアは、前記複数の端末に表示された
前記セル単位で管理されたシートにおいて、既に取引情
報が存在するセルが選択された場合には、シートおよび
当該選択されたセルに基づき、新規相対取引入力を行な
うプログラムコードを有する。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態および実施例について本発明をより詳細
に説明する。
【0028】本発明の一実施例として、無担保コール取
引を行うための取引支援システムについて以下説明する
が、本発明は、当該無担保コール取引のみならず、通
貨、株式、オイルなど、様々な取引システムに同様の構
成にて適用が可能なものである。
【0029】図1は、本発明による取引支援システムの
全体構成を略示している。この図1に示されるように、
この取引支援システムは、ネットワーク5により取引当
事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に接続
され、当事者間の取引をリアルタイムおよび/またはバ
ッチ処理にて処理する取引処理サーバ1と取引当事者の
コンピュータ端末4A、4B、4C、……から送信され
る注文データ等の取引指示情報を管理する取引情報デー
タベース2とから構成される。なお、取引処理サーバの
管理用として、管理者端末3を接続することも可能であ
る。
【0030】取引処理サーバ1は、インターネット等の
ネットワーク5と接続可能に構成されており、その接続
方法、ネットワークの種類は問わない。TCP/IPを
利用したインターネットによる接続が考えられ、また、
より高速で安全性の高い専用回線による接続を行なうこ
とも可能である。また、この取引処理サーバ1は、汎用
コンピュータのようなメインフレームで構成することも
可能である。
【0031】この取引支援システムの中枢を担う取引処
理サーバ1は、図2に例示されるように、後述するよう
なセルデータ12およびシート13を記憶しておくため
のメモリ11と、中央処理装置を初めとする種々なコン
ピュータリソースのファンクションによって各々実現さ
れうる、シート管理手段14と、セル定義手段15と、
表示データ生成手段16と、取引入力画面生成手段17
と、汎用セル設定手段18と、汎用セルデータ記憶手段
19と、取引制御手段20と、時価データ記憶手段21
と、時価データ提示手段22と、時価移動軌跡提供手段
23とを備える。
【0032】この取引支援システムは、前述したような
構成を有したことにより、基本的な機能として、取引情
報表示機能を有し、さらに、取引情報選択機能を有す
る。そして、この取引情報選択機能の中には、注文照会
機能、新規取引入力機能、新規相対取引入力機能、注文
パレット機能、取引修正・削除機能、時価表示機能等が
ある。以下、これら各機能について詳述していく。取引情報表示機能(基本) 本発明による取引支援システムによれば、取引当事者の
コンピュータ端末4A、4B、4C、……に対して刻々
と変化する取引情報をリアルタイムで提供することがで
きる。取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4
C、……には、例えば、図3に示すような「板」(シー
ト)と呼ばれる表示形式にて取引情報が表示される。
【0033】従来技術においては、取引当事者により入
力された取引情報は、中央処理装置内で処理された後、
単なる表示上のデータとして生成され、所定の表形式に
て取引当事者のコンピュータ端末に送信されていた。取
引当事者のコンピュータにおいては、単なる情報として
の「板」が表示され、この情報を見て、取引当事者は例
えば、「新規注文」、「注文訂正」、「注文削除」など
のメニューから自己が所望する指示を選ぶと、それぞれ
の指示に応じたデータの入力画面が表示され、取引当事
者は、「板」上の必要な情報を取引指示の入力画面に転
記していた。「板」上の文字データが、例えば、テキス
トデータとしてオペレーティングシステム上で選択可能
な場合には、コピー&ペーストの方法により転記すると
いった方法が考えられるが、この方法は必ずしも可能で
はなく、転記する手間がかかることに変わりはない。
【0034】そこで、本発明においては、取引当事者の
コンピュータ端末4A、4B、4C、……に表示される
「板」を単なる情報の表示ではなく、取引指示に連動さ
せるための表示データとして生成することを特徴とす
る。
【0035】「板」は、取引の種類ごと(例えば株の銘
柄、商品の種類ごと)に用意されるため、複数存在す
る。ここでは、一つの板について説明する。「板」に
は、複数の取引当事者から行なわれた複数の注文情報が
表示される。この注文情報は、例えば「売り」「買い」
といった相対する取引に分類され、少なくとも取引の価
格またはレートごとに並べた表(シート)として管理さ
れ、それぞれの注文情報は「セル」という単位で管理さ
れている。
【0036】ここで、本発明の一つの特徴である「セ
ル」単位での管理について詳述する。図4は、図3に例
示した「板」と同じものを示しているが、その「板」の
各部分の役割を付記した図である。図4において矢印A
で示したように、この「板」においては、売り手と買い
手といった相対する取引に分類している。また、矢印B
で示したように、価格またはレートごとに並べている。
同一価格または同一レートの注文情報は、それぞれセル
を横に並べる方法で表示データを生成する。さらにま
た、矢印Cで示したように、一つの注文情報は、一つの
「セル」として管理、表示する。また、矢印Dで示した
ように、情報が表示されていない場所も「セル」で管理
されている。
【0037】取引当事者端末4A、4B、4C、……を
通して取引当事者により入力された取引データは、取引
情報データベース2に記録される。この取引データは、
少なくとも取引の種類、金額および/またはレート、注
文データを識別するための注文識別コード、注文データ
を入力した取引当事者を識別する取引当事者識別コード
を含み、本実施例においては、1つの取引データは取引
情報データベース2内で1レコードとして管理されてい
る。
【0038】取引情報データベース2に取引データが記
録されると、メモリ空間11上に「セル」としてのデー
タ(セルデータ(12))を生成するセル定義の工程に
移る。
【0039】セルデータ定義手段15は、取引情報デー
タベース2に入力のあった取引データ中の価格および/
またはレート情報に基づいて、メモリ11上で管理され
ているシート13における価格および/またはレートに
対応する第1の位置情報を決定する。また、注文データ
中の取引の種類に基づいて第2の位置情報を決定する。
この第2の位置情報の決定にあたっては、例えば、先に
入力のあった取引データは、図3において内側から順
に、または外側から順に位置決めをするなどと設定して
おき、空いているるセル位置を探して位置を決定する。
【0040】例えば、0.87のレートで、20の売り
の取引データ入力があった場合、シート上の0.87の
位置を探して第1の位置を決定し、「売り」の種別によ
り、シート上の売り領域であることを識別し、ここでは
内側から順に取引データが管理されているので、取引デ
ータが未入力である「30」の左側のセル位置を第2の
位置と決定する。この位置は、例えばx、yのような管
理を行なっても良いし、レート、種別領域、横位置とい
う3つの情報で管理しても良く、その方法は問わない。
【0041】更に、セルデータ定義手段15は、取引デ
ータ中の金額および/またはレートに基づいて、表示画
面上に提供する情報を生成する。例えば、注文データの
価格が、20億円であった場合、セルにおいてはメモリ
消費を押さえるために「20」として情報を保有するよ
うに情報を生成する。
【0042】なお、メモリ11の使用に余裕がある場合
は、取引情報データベース2へのアクセスを軽減するた
め、セルデータ12内に主要な取引データを転写してお
くことも有効である。
【0043】また、セルから取引情報データベース2上
の取引データを特定できるように、注文識別コードを付
加しておく。この様にセルデータ定義手段15によって
定義されたセルデータの例を、図5に示している。
【0044】定義されたセルデータ12は、メモリ11
上で管理されており、取引当事者からの指示内容にもと
づき取引情報データベース2の内容が更新される都度、
リアルタイムで更新される。
【0045】表示データ生成手段16は、取引当事者の
コンピュータ端末4A、4B、4C、……の表示装置に
対して、このセル単位でシート管理された「板」を表示
させるために、表示データを生成する。メモリ11上で
管理されているセルデータ12を参照し、当該セルデー
タ中の位置データに基づいてセル表示位置を決定し、セ
ルデータ中の表示情報をもって表示させる情報とするこ
とができる。具体的な一例としては、メモリ11上のセ
ルデータ12を取引当事者のコンピュータ端末4A、4
B、4C、……に送信し、取引当事者のコンピュータ端
末4A、4B、4C、……において、セル単位で構成さ
れたシート(板)を再現して表示させる方法がある。取引情報選択機能 取引当事者のコンピュータ端末の表示装置に表示されて
いる「板」は、前述したように、「セル」単位で管理さ
れているため、単なる一枚の「表」としての表示情報で
はない。取引当事者は、この「板」=シートの任意のセ
ル位置をポインタ等の選択手段により選択することで、
取引データの特定を行ない、取引データの訂正や削除の
指示につなげることが可能となっている。
【0046】また、後述するように、取引データが表示
されていない領域もセル単位で管理されているため、当
該部分を選択することにより、該当する位置への取引入
力を行なうことが可能となる。 1.注文照会機能 板に表示されている自己の注文情報を選択することによ
り、その内容を照会することができる。自己の注文であ
るか否かは、取引情報データベースの取引当事者識別コ
ードにより識別可能であるため、セルデータ中に取引当
事者によって表示を変えるための識別コードを更に付加
しておき、自己の注文データは、例えば緑でセル表示す
るように表示データを生成するようにしておけばよい。
こうすることにより、例えば、図6において矢印Aで示
すセル部分を緑で表示することで、それが自己取引であ
ることを容易に認識させることができる。取引当事者
は、コンピュータ端末の表示装置における板において、
緑で表示されているセルを選択すると、例えば表示装置
上に新たな情報表示用のウィンドウが開き、詳細な取引
データが表示される。また、好適な一例としては、緑で
表示されているセルにポインタ等の選択手段を重ねる
と、自動的に情報表示用のウィンドウが表示されるよう
にしてもよい 詳細な処理ステップは、次の通りである。まず、取引当
事者が、自己の取引データが表示されているセルを選択
すると、端末上で表示されているシートを管理している
シート管理手段14は、選択されたセルデータの識別コ
ードを抽出する。これは、シート上における選択された
セルの位置情報からセルデータを特定し、当該セルデー
タ中のセル識別コードを抽出してもよいし、画面上でセ
ルを一つのオブジェクトとして管理しておき、当該オブ
ジェクトが選択されることで、直接セルが特定され、当
該セルデータ中のセル識別コードを抽出してもよい。
【0047】抽出されたセル識別コードに基づき、取引
処理サーバ1におけるメモリ11上で管理されているセ
ルデータ12が特定されると、当該セルデータ中の注文
識別コードにより、取引情報データベース2上の注文デ
ータが特定され、当該注文データに基づき照会表示用デ
ータが生成される。生成された表示データは、取引当事
者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に送信さ
れ、当該端末側では、図7に例示するような照会画面が
表示される。
【0048】なお、前述の説明では、取引情報データベ
ース2上の取引データを参照したが、前述したとおり、
セルに主要な取引データを転記している場合には、セル
データ内の当該主要な取引データを参照して、照会画面
に表示させるデータを生成しても良い。 2.新規取引入力機能 取引当事者は、「板」の空白のセル部分を選択すること
により、当該セルに対応する新規の取引データを容易に
入力することが可能となる。これは、図8の矢印Aで示
すセル部分をポインタ等でクリックすることによって行
なわれる。
【0049】取引当事者が、「0.85」のレートで買
い取引を行ないたいと考えた場合、従来技術において
は、画面上の「注文入力ボタン」等を選択して、注文入
力画面を表示して、レート、売りか買いかの種別、金額
等を入力しなければならなかった。しかし、本発明にお
いては、セル管理されているため、画面上の「買い手」
の領域の「0.85」に対応するセル領域を選択する
と、自動的に取引入力画面が表示される。
【0050】この取引入力画面においては、既にレート
と注文種別が入力済みであり、取引当事者は金額を入力
すればよい状態となっている。
【0051】つまり、取引当事者によりセルが選択され
ることにより、シート管理手段14は、選択されたセル
の位置情報を識別する。当該選択されたセルの第1の位
置情報からレートを識別し、第2の位置情報から取引種
別を識別するのである。
【0052】取引入力画面生成手段17は、前記識別さ
れたレートおよび取引種別に基づいて、当該レートおよ
び取引種別を予め設定し、取引当事者のコンピュータ端
末に表示させるための情報を生成する。
【0053】前述した通り、予めレートと取引種別が設
定された取引入力画面が表示され、取引当事者は金額の
みを入力し、取引実行を行なうことで取引指示を完了す
ることができるのである。なお、実際の取引にあたって
は、更に取引の執行条件を入力することが考えられる。 3.新規相対取引入力機能 取引当事者は、板に提示されている他の当事者が行なっ
た取引注文に係るセルをポインタ等で選択することによ
り、当該取引注文の相対取引に相当する新規取引注文を
容易に入力することができる。これは、例えば、図9に
矢印Aで示したセル部分をクリックすることによって行
なわれる。取引当事者が板を見ており、自己が希望する
取引の反対取引(例えば、買いを希望している場合は売
りの取引注文)を発見した場合には、当該反対取引のセ
ルをクリックすることで、自己の希望する取引の入力画
面が表示される。この画面には、既に取引種別、レート
が設定されているので、取引当事者は、必要に応じて執
行条件を入力するだけでよい。なお、金額を修正するこ
とも可能である。
【0054】つまり、取引当事者が反対取引のセルを選
択すると、シート管理手段14は、選択されたセルに既
に取引データが設定されているか否かを判別し、既に設
定されている場合は、当該セルデータを特定する。セル
データの特定は、位置情報による判別でも、オブジェク
ト情報により直接セルデータを判別することも可能であ
る。
【0055】取引入力画面生成手段17は、前記特定さ
れたセルデータから金額に相当するデータを抽出し、ま
た、セルデータ中の取引種別に基づいて、反対の取引種
別を設定する。そして、取引種別および金額がすでに設
定された取引入力画面を表示させるための情報を生成す
るのである。
【0056】反対の取引種別を設定する場合には、セル
データから抽出したデータに基づいて、条件文により判
定させることが最も簡単な方法である。
【0057】図9の例でいえば、取引当事者が、レート
0.86で40億の買いを希望していたときに、板に同
レートで20億の売りが表示されたケースである。取引
当事者は、すぐさま当該セルを選択することで、予め取
引内容が設定された取引入力画面を表示させることがで
きるので、必要に応じて執行条件を入力し、すぐに取引
を執行することが可能となる。
【0058】本発明によれば、従来、取引情報の転記に
より時間を要し、取引機会を逸していたが、予め取引情
報が設定されているため、一瞬を争う取引の執行をすば
やく行なうことができるのである。 4.注文パレット機能 本発明においては、更に、予め取引当事者が所望する取
引内容を定義しておき、当該定義されているセルを板の
セルに重ねることで、取引入力を行なうことができる。
【0059】取引当事者は、予め自己が頻繁に行なう取
引内容(実施例においては金額とする)に関する汎用セ
ルを作成しておくことができる。
【0060】汎用セル設定手段18は、取引当事者から
入力された金額情報に基づき、取引情報が設定された汎
用セルデータを生成する。
【0061】この汎用セルデータは、複数作成すること
が可能であり、汎用セルデータ記憶手段19に記憶され
ている。本実施例においては、取引当事者により設定さ
れた複数の汎用セルデータが、取引パレットと呼ばれる
領域に表示されるよう構成されている。図10は、この
ような取引パレットの一例を示している。この図10に
おいて矢印Aで示すように、取引当事者が、取引パレッ
トから自己が所望する汎用セルを選択し、当該セルを所
望する取引のセルの部分に重ねる(ドラッグ&ドロップ
の方式である)と、取引入力画面が表示される。
【0062】所望する取引のセルが空白であれば、前述
の新規取引機能に加えて、当該汎用セルデータ中の取引
情報(実施例では金額)に基づき、金額までも設定され
た取引入力画面が自動的に表示され、取引当事者は、必
要に応じて修正や執行条件の入力を行ない、取引の執行
を行うだけでよい。
【0063】更に、所望するセルに既に取引情報が存在
する場合には、相対取引の注文とみなし、前記新規相対
取引入力機能に加えて、当該汎用セルデータ中の取引情
報(実施例では金額)に基づき、金額までも設定された
取引入力画面が自動的に表示される。以降の取引執行は
他の場合と同様である。
【0064】この取引パレットにおける汎用セルデータ
に汎用的な執行条件データを記憶させることにより、執
行条件の入力を簡略化することが可能となる。この場
合、取引パレットに表示される執行条件が設定された汎
用セルデータは、個々の執行条件を識別可能な記号等が
表示されており、取引当事者は、当該記号等により所望
する汎用セルデータを選択して、板に表示されている執
行条件を設定または変更したい自己取引のセルに重ねる
ことで、執行条件設定画面が表示されるように構成する
ことも可能である。 5.取引修正・削除機能 本発明においては、セルによる取引情報の管理の応用と
して、取引情報の修正も可能である。つまり、取引当事
者は、板上の自己取引のセルを選択して、当該セルを板
状で移動させることにより、取引内容修正を容易に行な
うことが可能である。
【0065】図11は、このような取引内容の修正の仕
方を例示しており、この例では、0.84のレートで2
0億の買い取引であったものを、同金額で0.88のレ
ートへ変更する場合である。取引当事者が自己の取引を
選択すると、シート管理手段14により、セルデータが
特定される。取引当事者が当該セルを板上で移動させる
と、シート管理手段14は、移動先の第1の位置情報を
識別し、当該第1の位置情報に対応するレートを抽出す
る。そして、移動先の第2の位置情報とあわせて、修正
位置情報を保持しておく。更に、セル識別コードにより
識別されたセルデータ中のレートを、前記抽出したレー
トに置き換えた修正データを生成し、取引当事者のコン
ピュータ端末に表示させる。
【0066】取引当事者が内容を確認し、修正執行をす
ると、前記セル識別コードで特定されたセルのセルデー
タが修正データに置き換えられ、更に、前記修正位置情
報により、当該セルデータの位置情報が置き換えられる
ことにより、セルデータが更新される。そして、取引当
事者のコンピュータ端末においては、シートがリフレッ
シュされ、修正後の位置にセルが表示されることにな
る。
【0067】取引注文の削除にあたっては、取引当事者
は削除の対象となる自己の取引に関するセルをポインタ
等で選択する。すると、前記照会画面が表示され、当該
画面に削除用のボタンを更に用意しておけば、削除の指
示が容易に可能となる。なお、ごみ箱アイコンを用意し
ておき、セルをドラッグして当該ごみ箱アイコンにドロ
ップすることで、削除確認画面を表示させることも可能
である。 6.時価表示機能 シート管理手段14は、取引情報だけでなく、価格また
はレートが表示される部分もセルとして管理している。
例えば、図12において矢印Aで示す、0.85という
レートが表示されている部分がセルとして管理されてい
る。
【0068】お互いに相対する売り注文と買い注文によ
り約定が成立した場合、取引制御手段20は、当該約定
が成立した取引の価格および/またはレートを時価デー
タとして時価データ記録手段21に記録する。
【0069】時価データ提示手段22は、時価データ記
録手段21の時価データを参照し、シート管理手段14
において当該時価データと対応するレートのセルを検出
すると、当該セルの表示方法を他のセルと区別可能なよ
うに変更する。表示方法の変更は、例えば文字のフォン
トや大きさ、色等を変更してもよいし、文字を四角で囲
むようにしてもよいし、セルの背景色を変更するように
してもよい。
【0070】更に、時価移動軌跡提供手段23は、取引
当事者のコンピュータ端末上に表示されている板の横
に、板と同じレートの尺度により、過去の時価の軌跡を
描画することができる。
【0071】時価データ記録手段21には、過去に成立
した取引の価格および/またはレートが記録されている
ため、時価移動軌跡提供手段23は、当該時価データ記
録手段21の時価データを参照することで、例えば、図
13に示すようなグラフを表示させることができる。
【0072】なお、表示させる期間および表示単位は、
自由に設定可能であり、例えば図13では、直近の3時
間の移動軌跡を1時間を単位として表示させるように設
定してある。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、指示入力にかかる投資
家等のキー入力を最小化するとともに、入力の迅速化と
入力ミスを最小化し、投資家等の取引意思に対しその指
示を即応させることができる。
【0074】また、本発明によれば、取引当事者がリア
ルタイムで取引情報を把握することができることに加え
て、セルによる取引情報の管理により、取引情報の入力
の手間を省くことが可能となり、従来は転記により機会
を逸していたような取引にもすばやく対応が可能とな
る。
【0075】別の言い方をすれば、従来は画面上に取引
情報を表示する「板」は、単なる表示情報であり、刻々
と更新される取引データを画面に表示させるという一方
向的な手段でしかなかったが、本発明においては、単な
る表示情報ではなく、セルで構成されるシートという構
造をもたせることにより、表示画面から取引情報の入力
等の情報入力につながると言う双方向的な手段を提供す
るので、取引システム操作性が格段に向上するととも
に、情報入力の誤りもなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による取引支援システムの全体構成を略
示する図である。
【図2】図1の取引支援システムにおける取引処理サー
バの機能の詳細を示すブロック図である。
【図3】図1の取引支援システムにおいて取引当事者端
末に表示される「板」を例示する図である。
【図4】図3に示された「板」と同じものを示している
が、その「板」の各部分の役割を付記した図である。
【図5】図1の取引支援システムにおけるセルデータ定
義手段によって定義されたセルデータの例を示す図であ
る。
【図6】図3に例示したような「板」において自己取引
であることを容易に認識させる一つの手法を説明する図
である。
【図7】図1の取引支援システムにおいて取引当事者端
末に表示される照会画面を例示する図である。
【図8】図3に例示した「板」において新規の取引デー
タを入力する仕方を説明するための図である。
【図9】図3に例示した「板」において取引注文の相対
取引に相当する新規取引注文を行う仕方を説明するため
の図である。
【図10】取引パレットの一例を示す図である。
【図11】取引内容の修正の仕方を例示する図である。
【図12】時価表示機能を説明するための図である。
【図13】時価移動軌跡を示すグラフを表示させる態様
を示す図である。
【符号の説明】
1 取引処理サーバ 2 取引情報データベース 3 管理者端末 4A 取引当事者端末 4B 取引当事者端末 4C 取引当事者端末 5 ネットワーク 11 メモリ 12 セルデータ 13 シート 14 シート管理手段 15 セルデータ定義手段 16 表示データ生成手段 17 取引入力画面生成手段 18 汎用セル設定手段 19 汎用セルデータ記憶手段 20 取引制御手段 21 時価データ記録手段 22 時価データ提示手段 23 時価移動軌跡提供手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC 3/00 651 3/00 651A (72)発明者 山本 真美 東京都港区赤坂2丁目17番51号 日本ユニ シス株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA02 AC01 BA05 CA03 CB09 EA05 EA12 FA03 FA13 FA23 FB43

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融、商品等の取引のための取引支援シ
    ステムにおいて、ネットワークを介して取引当事者端末
    と接続しうる取引処理コンピュータと、取引情報データ
    ベースとを備えており、前記取引処理コンピュータは、
    一つの注文情報を一つのセルとして管理するセルデータ
    および複数の取引当事者からの複数の注文情報をまとめ
    て表示するためのシートを記憶するためのメモリと、前
    記取引情報データベースに入力された取引データに基づ
    いてセルデータを定義するためのセルデータ定義手段
    と、前記セルデータに基づいて前記シートを管理するた
    めのシート管理手段と、前記セル単位で管理されたシー
    トを前記取引当事者端末に表示させるための表示データ
    を生成するための表示データ生成手段とを備えることを
    特徴とする取引支援システム。
  2. 【請求項2】 前記セルデータは、セル識別コード、注
    文識別コード、表示情報、位置情報を含む請求項1に記
    載の取引支援システム。
  3. 【請求項3】 前記セルデータは、取引当事者によって
    表示を変えるための識別コードも含む請求項2に記載の
    取引支援システム。
  4. 【請求項4】 前記メモリに記憶されたセルデータは、
    前記取引情報データベースの対応する内容が更新される
    ことに応答してリアルタイムで更新される請求項1また
    は2または3に記載の取引支援システム。
  5. 【請求項5】 前記セル単位で管理されたシートは、取
    引当事者端末に表示されたシートのセル部分を選択する
    ことにより、取引データの特定、入力、訂正、削除等が
    行えるように構成されている請求項1または2または3
    または4に記載の取引支援システム。
  6. 【請求項6】 前記取引処理コンピュータは、さらに取
    引入力画面生成手段を備え、該取引入力画面生成手段
    は、取引当事者端末に表示されたシートの所定の空白の
    セル部分が選択されることに応答して、自動的に取引入
    力画面を生成する請求項1から5のうちのいずれか1項
    に記載の取引支援システム。
  7. 【請求項7】 前記取引入力画面は、レートと注文種別
    が入力済みのものである請求項6に記載の取引支援シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記シート管理手段と前記取引入力画面
    生成手段とは、協動して新規相対取引入力機能を実行す
    る請求項6または7に記載の取引支援システム。
  9. 【請求項9】 前記取引処理コンピュータは、注文パレ
    ット機能を実行するため、汎用セル設定手段および汎用
    セルデータ記憶手段をさらに備える請求項1から8のう
    ちのいずれか1つに記載の取引支援システム。
  10. 【請求項10】 前記セル単位で管理されたシートは、
    取引当事者端末に表示されたシートのセル部分を選択し
    て他のセル部分へと移動させることにより、取引修正が
    行えるように構成されている請求項1から9のうちのい
    ずれか1項に記載の取引支援システム。
  11. 【請求項11】 前記取引処理コンピュータは、時価表
    示機能を実行するため、時価データ記録手段および時価
    データ提示手段をさらに備える請求項1から10のうち
    のいずれか1項に記載の取引支援システム。
  12. 【請求項12】 前記取引処理コンピュータは、時価移
    動軌跡提供手段をさらに備える請求項11に記載の取引
    支援システム。
  13. 【請求項13】 金融、商品等の取引のための取引支援
    方法であって、複数の端末から取引情報を受ける段階
    と、前記受けた取引情報を取引情報データベースに登録
    する段階と、前記受けた取引情報に基づき当該取引情報
    をメモリ上におけるセルデータとして定義する段階と、
    複数のセルデータに基づき複数の注文情報を一つのシー
    トとして管理する段階と、当該セル単位で管理されたシ
    ートを前記複数の端末に表示させる段階とを有し、一つ
    の前記取引情報は一つの前記セルデータとして管理して
    おり、当該セルデータは、少なくともセル識別コード、
    注文識別コード、表示情報、位置情報を有することを特
    徴とする取引支援方法。
  14. 【請求項14】 前記端末に表示された前記セル単位で
    管理されたシートのセル部分を選択することにより、取
    引データの特定、入力、訂正、削除等を行なう段階を有
    する請求項13に記載の取引支援方法。
  15. 【請求項15】 前記端末に表示されたシートの所定の
    空白のセルが選択されることに応答して、少なくともレ
    ートおよび/または注文種別が予め入力済みの取引入力
    画面を自動的に生成する段階を有する請求項13または
    14に記載の取引支援方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の端末に表示された前記セル
    単位で管理されたシートにおいて、既に取引情報が存在
    するセルが選択された場合には、シートおよび当該選択
    されたセルに基づき、新規相対取引入力を行なう段階を
    有する請求項13または14または15に記載の取引支
    援方法。
  17. 【請求項17】 金融、商品等の取引のための取引支援
    を行なうコンピュータ用ソフトウエアであって、ネット
    ワークを介して複数の取引当事者から注文情報を受ける
    プログラムコードと、当該受けた取引情報を取引情報デ
    ータベースに記録するプログラムコードと、前記取引情
    報データベースに記録された取引データに基づきセルデ
    ータを定義するプログラムコードと、前記セルデータに
    基づき複数の注文情報をまとめてシートとして管理する
    プログラムコードと、当該セル単位で管理されたシート
    を前記複数の端末に表示させるための表示データを生成
    するプログラムコードとを有し、一つの注文情報は一つ
    のセルデータとして管理することを特徴とする取引支援
    ソフトウエア。
  18. 【請求項18】 前記端末に表示された前記セル単位で
    管理されたシートのセル部分を選択することにより、取
    引データの特定、入力、訂正、削除等を行なうプログラ
    ムコードを有する請求項17に記載の取引支援ソフトウ
    エア。
  19. 【請求項19】 前記端末に表示されたシートの所定の
    空白のセルが選択されることに応答して、少なくともレ
    ートおよび/または注文種別が予め入力済みの取引入力
    画面を自動的に生成するプログラムコードを有する請求
    項17または18に記載の取引支援ソフトウエア。
  20. 【請求項20】 前記複数の端末に表示された前記セル
    単位で管理されたシートにおいて、既に取引情報が存在
    するセルが選択された場合には、シートおよび当該選択
    されたセルに基づき、新規相対取引入力を行なうプログ
    ラムコードを有する請求項17または18または19に
    記載の取引支援ソフトウエア。
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