JP2003167982A - 納税補助システム、納税補助方法、納税補助用プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents

納税補助システム、納税補助方法、納税補助用プログラム及び情報記録媒体

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JP2003167982A
JP2003167982A JP2001367600A JP2001367600A JP2003167982A JP 2003167982 A JP2003167982 A JP 2003167982A JP 2001367600 A JP2001367600 A JP 2001367600A JP 2001367600 A JP2001367600 A JP 2001367600A JP 2003167982 A JP2003167982 A JP 2003167982A
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loss
tax
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Masamichi Yokomizo
勝通 横溝
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Daiwa Securities Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 納税者の意図に沿うと共に規則に則った態様
で容易に必要な申告を行うことが可能な納税補助システ
ムを提供する。 【解決手段】 サーバ装置SVと、当該サーバ装置SV
に接続された端末装置Tと、を含む納税補助システムS
であって、サーバ装置SVは、過去における金融商品の
売買に関する履歴情報を蓄積記憶し、金融商品の売買に
おいて発生した利益又は損失のいずれか一方を算出する
際の計算方法であって端末装置Tにおいて選択された計
算方法と、記憶されている履歴情報と、に基づいて当該
一方の算出を行い、この算出結果に基づいて、納めるべ
き税金の明細を算出し、当該算出された税金の明細を納
税の申告様式に対応付けて端末装置Tに出力する。端末
装置Tは、上記計算方法を選択し、サーバ装置SVから
出力されてきた税金の明細を、申告様式に対応付けて出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、納税補助システ
ム、納税補助方法、納税補助用プログラム及び情報記録
媒体の技術分野に属し、例えば、税務署に対して行う青
色申告等の申告における記載内容をその納税者が検討・
確認する際の補助として利用可能な納税補助システム及
び納税補助方法並びに当該納税補助の処理に用いられる
納税補助用プログラム及び当該納税補助用プログラムを
記録した情報記録媒体の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、個人事業者等においては、一年
のうちの予め決められた時期にいわゆる青色申告を行
い、その年に発生した利益又は損失に応じて適切な額の
税を納入することが必要である。そして、その利益又は
損失の中には、株式の売買により生じた利益又は損失も
含まれることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき、従来におい
ては、納税者自身が一年間に発生した利益又は損失の全
てを把握し、それらに基づいて自ら納税額等の申告にお
ける記載事項を検討・確認して納税すること通常であ
り、現在の複雑な税制の下ではその納税額の算出だけを
とっても多大な労力と時間を必要としていた。
【0004】一方、最近においては、いわゆる税制改革
の必要性が指摘されており、その一環として、証券税制
改革法案が政府により策定されたところである。そし
て、当該法案によると、株式譲渡益課税の制度も改正さ
れることとされており、その改正後の制度においては、
例えば株式を所有していた時期と期間により納めるべき
税額が変わってくる場合がある等、上記青色申告等を行
う納税者にとっては税額の算出等において更なる負担が
生じるようになることが予測されている。
【0005】更には、将来的には、現在の申告分離課税
制度から欧米で行われているいわゆる総合課税制度への
一本化も考えられているところであり、株式以外の他の
所得をも併せて納税額を算出することができる体制を構
築する必要がある。
【0006】そこで、本発明は上記の各問題点及び要請
に鑑みて為されたもので、その課題は、納税者の意図に沿
うと共に規則に則った態様で容易に必要な申告を行うこ
とが可能な納税補助システム及び納税補助方法並びに当
該納税補助の処理に用いられる納税補助用プログラム及
び当該納税補助用プログラムを記録した情報記録媒体を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、サーバ装置と、当該サ
ーバ装置に接続された端末装置と、を含む納税補助シス
テムであって、当該サーバ装置は、過去における金融商
品の売買に関する履歴情報を蓄積記憶するデータベース
等の記憶手段と、前記金融商品の売買において発生した
利益又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法で
あって前記端末装置において選択された計算方法と、前
記記憶されている履歴情報と、に基づいて前記一方の算
出を行い、算出結果を出力するCPU等の算出手段と、
前記出力された算出結果に基づいて、納めるべき税金の
明細を算出し、当該算出された明細を納税の申告様式に
対応付けて前記端末装置に出力するインターフェース等
のサーバ出力手段と、を備え、前記端末装置は、前記計
算方法を選択するために用いられる入力部等の選択手段
と、前記出力されてきた明細を、前記申告様式に対応付
けて出力するインターフェース等の端末出力手段と、を
備える。
【0008】よって、金融商品の売買において発生した
利益又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を
選択した上で当該一方を算出し、これに基づいて税金の
明細を算出し、更に当該算出した明細を納税の申告様式
に基づいて出力するので、納税者は当該出力された明細
に基づいて必要な申告を行うことにより、当該納税者の
意図に沿うと共に規則に則った態様で容易に必要な申告
を行うことができる。
【0009】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の納税補助システムにお
いて、前記サーバ装置は、前記履歴情報を前記端末装置
に出力するインターフェース等の履歴出力手段を更に備
えると共に、前記端末装置は、前記出力されてきた履歴
情報のうち、前記一方の算出に用いる履歴情報を選択し
て前記サーバ装置に出力する入力部等の履歴情報選択手
段を更に備え、前記算出手段は、前記選択されて出力さ
れてきた履歴情報と、前記端末装置において選択された
計算方法と、に基づいて、前記一方の算出を行うように
構成される。
【0010】よって、過去の履歴情報のうち納税者が所
望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴情報に基づ
いて利益又は損失を算出できるので、納税者の意図によ
り沿った態様の納税額を算出することができる。
【0011】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項2に記載の納税補助システムにお
いて、選択された前記計算方法は、前記履歴情報毎に前
記一方の算出を行う個別算出方法、キャピタルゲインを
最大化するように前記一方の算出を行うキャピタルゲイ
ン最大化方法、キャピタルロスを最大化するように前記
一方の算出を行うキャピタルロス最大化方法、キャピタ
ルゲインを最小化するように前記一方の算出を行うキャ
ピタルゲイン最小化方法、又は、キャピタルロスを最小
化するように前記一方の算出を行うキャピタルロス最小
化方法、のいずれか一の計算方法であるように構成され
る。
【0012】よって、個別算出方法、キャピタルゲイン
最大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャピタルゲ
イン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法のうちの
いずれか一つを選択して納税額を算出することができる
ので、納税者の欲する態様に合わせて納税額を算出する
ことができる。
【0013】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
納税補助システムに含まれているサーバ装置であるの
で、納税者はサーバ装置から出力されてきた明細に基づ
いて必要な申告を行うことにより、当該納税者の意図に
沿った態様で容易に必要な申告を行うことができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の
納税補助システムに含まれている端末装置であるので、
納税者はサーバ装置から出力されてきた明細に基づいて
必要な申告を行うことにより、当該納税者の意図に沿う
と共に規則に則った態様で容易に必要な申告を行うこと
ができる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、サーバ装置と、当該サーバ装置に接続さ
れた端末装置と、を含む納税補助システムにおいて実行
される納税補助方法であって、過去における金融商品の
売買において発生した利益又は損失のいずれか一方を算
出する際の計算方法を前記端末装置において選択する選
択工程と、過去における前記売買に関する履歴情報であ
って前記サーバ装置内に蓄積記憶されている履歴情報
と、前記選択された計算方法と、に基づいて前記サーバ
装置において前記一方の算出を行う算出工程と、前記算
出された結果に基づき前記サーバ装置において納めるべ
き税金の明細を算出し、当該算出された明細を納税の申
告様式に対応付けて前記端末装置において出力する出力
工程と、を備える。
【0016】よって、金融商品の売買において発生した
利益又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を
端末装置において選択した上で当該一方をサーバ装置に
おいて算出し、これに基づいて税金の明細を算出し、更
に当該算出した明細を納税の申告様式に基づいて端末装
置において出力するので、納税者は当該出力された明細
に基づいて必要な申告を行うことにより、当該納税者の
意図に沿った態様で容易に必要な申告を行うことができ
る。
【0017】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項6に記載の納税補助方法におい
て、前記蓄積記憶されている履歴情報のうち、前記一方
の算出に用いる履歴情報を前記端末装置において選択し
て前記サーバ装置に出力する履歴情報選択工程を更に備
え、前記算出工程においては、前記選択されて出力され
てきた履歴情報と、前記選択された計算方法と、に基づ
いて、前記一方の算出を行うように構成される。
【0018】よって、過去の履歴情報のうち納税者が所
望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴情報に基づ
いて利益又は損失を算出できるので、納税者の意図によ
り沿った態様の納税額を算出することができる。
【0019】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の納税補助方法におい
て、選択された前記計算方法は、前記履歴情報毎に前記
一方の算出を行う個別算出方法、キャピタルゲインを最
大化するように前記一方の算出を行うキャピタルゲイン
最大化方法、キャピタルロスを最大化するように前記一
方の算出を行うキャピタルロス最大化方法、キャピタル
ゲインを最小化するように前記一方の算出を行うキャピ
タルゲイン最小化方法、又は、キャピタルロスを最小化
するように前記一方の算出を行うキャピタルロス最小化
方法、のいずれか一の計算方法であるように構成され
る。
【0020】よって、個別算出方法、キャピタルゲイン
最大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャピタルゲ
イン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法のうちの
いずれか一つを選択して納税額を算出することができる
ので、納税者の欲する態様に合わせて納税額を算出する
ことができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、サーバ装置と、当該サーバ装置に接続さ
れた端末装置と、を含む納税補助システムにおける前記
サーバ装置に含まれるサーバコンピュータを、過去にお
ける金融商品の売買に関する履歴情報を蓄積記憶する記
憶手段、前記金融商品の売買において発生した利益又は
損失のいずれか一方を算出する際の計算方法であって前
記端末装置において選択された計算方法と、前記記憶さ
れている履歴情報と、に基づいて前記一方の算出を行
い、算出結果を出力する算出手段、及び、前記出力され
た算出結果に基づいて、納めるべき税金の明細を算出
し、当該算出された明細を納税の申告様式に対応付けて
前記端末装置に出力するサーバ出力手段、として機能さ
せる。
【0022】よって、金融商品の売買において発生した
利益又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を
選択した上で当該一方を算出し、これに基づいて税金の
明細を算出し、更に当該算出した明細を納税の申告様式
に基づいて出力するようにサーバコンピュータが機能す
るので、納税者は当該出力された明細に基づいて必要な
申告を行うことにより、当該納税者の意図に沿うと共に
規則に則った態様で容易に必要な申告を行うことができ
る。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項9に記載の納税補助用プログラ
ムにおいて、前記サーバコンピュータを、前記履歴情報
を前記端末装置に出力する履歴出力手段として更に機能
させると共に、前記算出手段として機能する前記サーバ
コンピュータを、前記端末装置において蓄積記憶されて
いる前記履歴情報の中から選択されて出力されてきた当
該履歴情報と、前記選択された計算方法と、に基づい
て、前記一方の算出を行うように機能させる。
【0024】よって、過去の履歴情報のうち納税者が所
望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴情報に基づ
いて利益又は損失を算出できるようにサーバコンピュー
タが機能するので、納税者の意図により沿った態様の納
税額を算出することができる。
【0025】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、請求項10に記載の納税補助用プログ
ラムにおいて、選択された前記計算方法は、前記履歴情
報毎に前記一方の算出を行う個別算出方法、キャピタル
ゲインを最大化するように前記一方の算出を行うキャピ
タルゲイン最大化方法、キャピタルロスを最大化するよ
うに前記一方の算出を行うキャピタルロス最大化方法、
キャピタルゲインを最小化するように前記一方の算出を
行うキャピタルゲイン最小化方法、又は、キャピタルロ
スを最小化するように前記一方の算出を行うキャピタル
ロス最小化方法、のいずれか一の計算方法であるように
構成される。
【0026】よって、個別算出方法、キャピタルゲイン
最大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャピタルゲ
イン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法のうちの
いずれか一つを選択して納税額を算出することができる
ようにサーバコンピュータが機能するので、納税者の欲
する態様に合わせて納税額を算出することができる。
【0027】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、請求項9から11のいずれか一項に記
載の納税補助用プログラムが記録されたコンピュータ読
取可能な情報記録媒体である。
【0028】よって、請求項9に記載の納税補助用プロ
グラムが記録されている場合には、これをサーバコンピ
ュータにより読み出して実行することにより、金融商品
の売買において発生した利益又は損失のいずれか一方を
算出する際の計算方法を選択した上で当該一方を算出
し、これに基づいて税金の明細を算出し、更に当該算出
した明細を納税の申告様式に基づいて出力するように当
該サーバコンピュータが機能するので、納税者は当該出
力された明細に基づいて必要な申告を行うことにより、
当該納税者の意図に沿うと共に規則に則った態様で容易
に必要な申告を行うことができる。
【0029】また、請求項10に記載の納税補助用プロ
グラムが記録されている場合には、これをサーバコンピ
ュータにより読み出して実行することにより、過去の履
歴情報のうち納税者が所望する履歴情報を抽出し、その
抽出した履歴情報に基づいて利益又は損失を算出できる
ように当該サーバコンピュータが機能するので、納税者
の意図により沿った態様の納税額を算出することができ
る。
【0030】更に、請求項11に記載の納税補助用プロ
グラムが記録されている場合には、これをサーバコンピ
ュータにより読み出して実行することにより、個別算出
方法、キャピタルゲイン最大化方法、キャピタルロス最
大化方法、キャピタルゲイン最小化方法又はキャピタル
ロス最小化方法のうちのいずれか一つを選択して納税額
を算出することができるように当該サーバコンピュータ
が機能するので、納税者の欲する態様に合わせて納税額
を算出することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0032】なお、以下に説明する実施の形態は、税を
納めるべき納税者に対して種々の情報を提示可能な構成
を有する端末装置と、複数の当該端末装置とネットワー
クにより接続され例えば証券会社内に設置されたサーバ
装置であって各端末装置に対する必要な情報提供等の処
理を実行するサーバ装置と、当該ネットワークと、を含
んで構成され、当該納税者が納めるべき税の額を算出し
て当該納税者に提示することによりその納税を補助する
納税補助システムに対して本発明を適用した場合の実施
の形態である。
【0033】ここで、上記端末装置及びネットワークの
具体的な態様としては、例えば、当該端末装置が納税者
の自宅に設置されているパーソナルコンピュータである
と共に当該ネットワークがサーバ装置と当該パーソナル
コンピュータとを接続するインターネットである場合、
当該ネットワークがサーバ装置が設置されている証券会
社等内の構内回線であると共に当該端末装置が納税者か
らの電話問合せに応対する電話オペレータによる操作用
に設置されている端末装置である場合、又は、当該端末
装置が、サーバ装置が設置されている証券会社等の営業
担当者が所持している携帯型のパーソナルコンピュータ
であると共に当該ネットワークがサーバ装置と当該パー
ソナルコンピュータとを接続する移動体通信網である場
合、等がある。
【0034】次に、実施形態に係る納税補助システムの
構成について、具体的に図1及び図2を用いて説明す
る。なお、図1は当該納税補助システムの概要構成を示
すブロック図であり、図2は当該納税補助システムを構
成する各構成部材の細部構成を示すブロック図である。
【0035】図1に示すように、実施形態の納税補助シ
ステムSは、サーバ装置SVと、上述に例示したような
態様を有するネットワークNTと、当該ネットワークN
Tを介してサーバ装置SVと接続されているn個の端末
装置T1乃至Tnと、により構成されている。
【0036】この構成において、各端末装置T1乃至Tn
は、納税者が所望する納税のための情報をサーバ装置S
Vから取り出すために必要な情報である要求情報が入力
されたとき、その入力された要求情報に対応する端末信
号Stを生成し、ネットワークNTを介してサーバ信号
Ssvとしてサーバ装置SVに伝送する。
【0037】これにより、サーバ装置SVは、当該サー
バ信号Ssvに含まれている要求情報に基づいて、納税者
に提供すべき提供情報を生成し、これを再度サーバ信号
SsvとしてネットワークNTを介して対応する要求情報
を送信した端末装置Tに出力する。
【0038】そして、当該提供情報を受信した端末装置
Tは、それに含まれる情報を納税者に提供する。
【0039】次に、上記サーバ装置SV及び各端末装置
Tの細部構成について、図2を用いて説明する。
【0040】始めに、サーバ装置SVの細部構成につい
て、図2(a)を用いて説明する。
【0041】図2(a)に示すように、実施形態のサー
バ装置SVは、算出手段としてのCPU1と、液晶ディ
スプレイ等よりなるディスプレイ2と、キーボード及び
マウス入力装置等よりなる入力部3と、後述する如き情
報を蓄積記憶する記憶手段としてのデータベース4と、
サーバ出力手段及び履歴出力手段としてのインターフェ
ース5と、により構成されている。
【0042】また、CPU1は、後述する損益計算を主
として行う損益計算部1aと、後述する税金計算処理を
主として行う税金計算部1bと、後述する売買証明書の
作成処理を主として行う売買証明書作成部1cと、によ
り構成されている。
【0043】次に、動作を説明する。
【0044】後述する納税補助処理が実行される場合、
入力部3においては、データベース4内に蓄積されてい
る情報の更新や損益計算部1a等のCPU1内の各構成
部材における処理に伴う必要な命令等が入力され、当該
入力部3からは対応する入力信号Sinが出力される。
【0045】そして、CPU1内の各構成部材は、当該
入力信号Sinに対応した必要な処理を行う。
【0046】これに伴い、入力部3を操作する操作者に
対して提示すべき情報は、表示信号Sdpとしてディスプ
レイ2に出力されて視認可能に表示されると共に、必要
に応じて図示しないプリンタ等により印刷出力される。
【0047】また、上記CPU1内の各構成部材におけ
る処理に用いられる各銘柄の株価等の情報は、予めデー
タベース4内に蓄積記憶されており、データベース信号
Sdbとして必要に応じて当該データベース4から読み出
され、CPU1に出力されて各処理に用いられる。
【0048】一方、インターフェース5は、各端末装置
Tから送信されてくるサーバ信号Ssvに対して必要な入
力インターフェース処理を実行し、処理サーバ信号Sisv
としてCPU1に出力する。
【0049】これにより、CPU1は、上記データベー
ス4内に蓄積記憶されている情報等を用いて、当該サー
バ信号Ssvに含まれている要求情報に対応する処理を実
行し、対応する提供情報を生成して再度処理サーバ信号
Sisvとしてインターフェース5に出力する。
【0050】そして、インターフェース5はCPU1か
ら出力されてきた処理サーバ信号Sisvに対して予め設
定された出力インターフェース処理を実行し、上記サー
バ信号SsvとしてインターネットNTを介して当該要求
情報を出力した端末装置Tに出力する。
【0051】次に、各端末装置Tの細部構成について、
図2(b)を用いて説明する。
【0052】図2(b)に示すように、実施形態の端末
装置Tは、上述したようにパーソナルコンピュータ等と
して構成されており、具体的には、CPU10と、液晶デ
ィスプレイ等よりなるディスプレイ14と、キーボード
及びマウス入力装置等よりなる選択手段及び履歴情報選
択手段としての入力部11と、書換え可能なメモリ12
と、端末出力手段としてのインターフェース15と、プ
リンタ13と、により構成されている。
【0053】次に、動作を説明する。
【0054】後述する納税補助処理が実行される場合、
入力部11においては、納税者又は電話オペレータ或い
は営業担当者の操作により、当該納税処理の補助をサー
バ装置SVに実行させるために必要な情報が入力され、
対応する入力信号SinがCPU10に出力される。
【0055】これにより、CPU10は、当該入力信号
Sinに対応して上記納税処理の補助をサーバ装置SVに
実行させるために必要な処理を行い、上記要求情報を含
む処理端末信号Stiを生成してインターフェース15に
出力する。
【0056】これに伴い、入力部11を操作する操作者
に対して提示すべき情報は、表示信号Sdpとしてディス
プレイ14に出力されて視認可能に表示されると共に、
必要に応じてプリンタ信号Sptとしてプリンタ13に出
力され印刷される。
【0057】一方、インターフェース15は、CPU1
0において生成された上記処理端末信号Stiに対して予
め設定された出力インターフェース処理を施し、上記端
末信号StとしてインターネットNTを介してサーバ装
置SVに出力する。
【0058】他方、インターフェース15は、サーバ装
置SVから送信されてくる端末信号Stに対して必要な
入力インターフェース処理を実行し、処理端末信号Sti
としてCPU10に出力する。
【0059】これにより、CPU10は入力されてきた
端末信号Stに含まれている提供情報に対応する処理を
実行し、当該提供情報内に含まれていた種々の情報をデ
ィスプレイ14による表示又はプリンタ13による印刷
出力により端末装置Tの操作者に対して提示する。
【0060】次に、上記サーバ装置SVにおけるデータ
ベース4内に蓄積記憶されている各種情報について、図
3を用いて説明する。なお、図3は当該各種情報の内容
を例示する図である。
【0061】図3に示すように、データベース4内に蓄
積されている情報としては、サーバ装置SVが設置され
ている証券会社等の顧客としての納税者毎に、各銘柄毎
の購入履歴に関する情報を含む購入履歴データベースI
N(図3(a)参照)と、各銘柄毎の譲渡(売却を含
む。以下、同じ。)の履歴に関する情報を含む譲渡履歴
データベース(図3(b)参照)SLと、各銘柄毎の日
毎の株価に関する情報を含む株価データベース(図3
(c)参照)VLと、各銘柄毎の損益及び対応する納税
額に関する情報を含む損益・納税明細データベース(図
3(d)参照)IODと、が格納されている。
【0062】このとき、各納税者毎の購入履歴データベ
ースINとして具体的には、図3(a)に示すように、各
銘柄毎の口座番号、銘柄名、購入日、購入株数、購入単
価、必要となった購入手数料並びに当該購入した株の内
の譲渡済みの株数が例示する如く含まれている。
【0063】また、各納税者毎の譲渡履歴データベース
SLとして具体的には、図3(b)に示すように、各銘柄
毎の口座番号、銘柄名、譲渡日、譲渡株数、譲渡単価及
び必要となった譲渡手数料が例示する如く含まれてい
る。
【0064】更に、日毎の株価データベースVLとして
具体的には、図3(c)に示すように、各銘柄毎の銘柄名
及び株価が、例示する如く一日単位で含まれている。
【0065】更にまた、各納税者毎の損益・納税明細デ
ータベースIODとして具体的には、図3(d)に示す
ように、譲渡株式分として各銘柄毎の口座番号、銘柄名、
譲渡日、譲渡単価、譲渡株数及び必要となった譲渡手数
料と、これら譲渡株式の基礎となる購入株式を示す各銘
柄毎の購入日、購入単価、購入株数、必要となった購入
手数料等及び取得費と、当該譲渡株式及び対応する購入
株式から後述する損益計算処理により算出された損益の
額と、後述する税金計算処理により算出された税率並び
にその株式の譲渡及び購入に適用される税法上の適用制
度の内容と、が例示する如く含まれている。
【0066】なお、当該データベース4内には、図3に
示す各データベースの他に、その時点で施行されている
税制における各納税算出方法毎の適用要件が蓄積記憶さ
れている。
【0067】次に、上記した構成を有する納税補助シス
テムSにより上記した構成を有するデータベース4内の
各情報を用いて実行される実施形態の納税補助処理につ
いて、図4乃至図20を用いて説明する。
【0068】(I)納税補助処理の全体構成 始めに、実施形態に係る納税補助処理の全体構成につい
て、図4及び図5を用いて説明する。なお、図4は当該
納税補助処理の全体構成を示すフローチャートであり、
図5は当該納税補助処理に用いられる表示例の一つであ
る。
【0069】図4に示すように、実施形態の納税補助処
理においては、納税者を特定するための識別処理が端末
装置Tとサーバ装置SVとの間で実行されると、次に、当
該納税額の算出に当たって参照すべき損益の額の算出に
ついて、その算出の方法が選択される(ステップS1
0)。
【0070】このとき、当該算出方法の選択についてよ
り具体的には、当該納税額は、その納税の対象となる期
間中に行われた株式の売買において発生した損失の額又
は利益の額(すなわち、損益の額)に応じて、その株式
が実際に納税者において保有された期間に対応して適用
される税制に基づいて定められる額である。
【0071】そして、実施形態の納税補助処理において
は、その損益の額に対応して、株式の売買一つ一つを納税
者が選択してその損益の額を調整して税額を算出する個
別選択納税補助処理(以下、単に個別選択と称する)
と、株式の売買により発生したいわゆるキャピタルゲイ
ン(資産譲渡利益。すなわち、株式の値上がりによる利
益)を最大化するように損益の額を調整して税額を算出
するキャピタルゲイン最大化納税補助処理(以下、単に
ゲイン最大化と称する)と、上記キャピタルゲインを最
小化するように損益の額を調整して節税しつつ税額を算
出するキャピタルゲイン最小化納税補助処理(以下、単
にゲイン最小化と称する)と、株式の売買により発生し
たいわゆるキャピタルロス(資産譲渡損失。すなわち、
株式の値下がりによる損失)を最大化するように損益の
額を調整して税額を算出するキャピタルロス最大化納税
補助処理(以下、単にロス最大化と称する)と、上記キ
ャピタルロスを最小化するように損益の額を調整して税
額を算出するキャピタルロス最小化納税補助処理(以
下、単にロス最小化と称する)と、を納税者が選択して
納税額を算出することが可能とされている。
【0072】このため、上記ステップS10の処理にお
いては、図5に示すように、端末装置T内のディスプレイ
14の表示部D上に、納税の対象となる期間を入力する
ための期間入力欄TMと、以後の納税補助処理を行うに
当たっての損益の額の算出方法を選択するためのアイコ
ンB1乃至B5と、が表示される。
【0073】そして、アイコンB1が選択されたときは
以後の納税補助処理における損益の額が上記した個別選
択により算出され、アイコンB2が選択されたときは当
該損益の額が上記したゲイン最大化より算出され、アイ
コンB3が選択されたときは当該損益の額が上記したゲ
イン最小化により算出され、アイコンB4が選択された
ときは当該損益の額が上記したロス最大化により算出さ
れ、アイコンB5が選択されたときは当該損益の額が上
記したロス最小化により算出される。
【0074】損益の算出方法が選択されると、次に、当該
選択された算出方法を示す情報がネットワークNTを介
してサーバ装置SVに伝送され、当該伝送された算出方
法を用いて、サーバ装置SVにより、対象となる期間内
の株式の売買により発生した損益の額が算出され(ステ
ップS20)、更にその算出された額を用いて対応する
税制に基づく納税額がサーバ装置SVにおいて算出され
(ステップS30)、最後に、その算出された損益の額
及び納税額に基づいた納税者向けの税制に対応した売買
証明書がサーバ装置SVにおいて作成されてその内容が
端末装置Tにおいて表示・印刷出力され(ステップS4
0)、一連の納税補助処理を終了する。
【0075】なお、当該納税補助処理において算出され
た損益の額及び納税額については、対応する銘柄毎に上
記損益・納税データベースIOD内に蓄積記憶される。
【0076】(II)個別選択による納税補助処理の実施
形態 次に、損益の額の算出方法として上記個別選択が用いら
れた場合の納税補助処理について、図6乃至図12を用
いて説明する。なお、図6は当該納税補助処理における
損益計算処理の細部を示すフローチャートであり、図7
乃至図10は当該損益計算処理において端末装置Tのデ
ィスプレイ14上に表示される表示例を夫々示す図であ
り、図11は当該納税補助処理における税金(納税額)
の算出処理の細部を示すフローチャートであり、図12
は当該税金計算処理の結果として上記ディスプレイ14
上に表示される表示例を示す図である。
【0077】実施形態の個別選択による納税補助処理に
おいては、図4に示すステップS10において個別選択
が選択されると、次に、対応する損益計算処理が開始され
る(ステップS20)。
【0078】この損益計算処理として具体的には、図6
に示すように、先ず個別選択する売買の対象である銘柄
が選択される(ステップS1)。
【0079】このステップS1の処理においては、サー
バ装置SVは、図4に示すステップS10の処理の際に
行った納税者の識別結果に基づいて当該納税者が納税対
象期間(図5参照)内に株式の譲渡を行った銘柄をデー
タベース4内の譲渡履歴データベースSL内において検
索し、当該検索の結果として当該譲渡が行われた銘柄を
示す情報を端末装置Tに送信する。そして、これによ
り、端末装置T内のディスプレイ14の表示部D上に
は、当該送信されてきた銘柄が、後述する損益計算表の
一部を為す譲渡約定明細表SLLの一部として図7
(a)に例示する如く一覧表示される。
【0080】その後、当該一覧表示がなされている状態
でそのうちの一の銘柄が選択される。なお、図7(a)
は当該譲渡が行われた銘柄としての「A社」が選択され
た状態を示している。
【0081】譲渡が為された銘柄が選択されると、次に、
当該銘柄について納税対象期間内に行われた譲渡の履歴
が、上記譲渡履歴データベースSL内を検索することに
より抽出され、その内容が端末装置Tに送信されて図7
(b)に例示する如く表示部D上に表示される(ステッ
プS2)。
【0082】なお、この譲渡履歴を表示する場合にも、
上記譲渡約定明細表SLLの一部がそのまま用いられ、
表示内容として具体的には、図7(b)に示すように銘
柄、譲渡日(当然ながら、上記納税対象期間内の日付と
なる)及び譲渡株数、譲渡単価が夫々表示される。
【0083】このとき、同じ日に同じ銘柄の一部の株式
が相互に異なる譲渡単価にて譲渡された場合には、図7
(b)において日付「'99.△.▲」の譲渡内容とし
て例示するように、その譲渡単価で譲渡された夫々の株
数が当該譲渡単価と共に表示される。
【0084】そして、譲渡履歴が表示された後には、い
ずれの日付の譲渡取引分について損益の算出を行うかの
選択が実行され、その選択結果がサーバ装置SVに送信
される(ステップS3)。ここで、図7(b)は「'9
9.△.▲」付けの譲渡分が選択された状態を示してい
る。
【0085】損益の額の算出を行う譲渡が選択される
と、次に、上記ステップS1において選択された銘柄につ
いて、当該納税者が過去に購入した当該銘柄の株式の購
入履歴が、上記購入履歴データベースIN内を検索する
ことにより抽出され、更にその内容が端末装置Tに送信
され、後述する損益計算表の一部を為す購入一覧表IN
Lの一部として図8(a)に例示する如く表示部D上に
表示される(ステップS4)。
【0086】このとき、表示内容として具体的には、図
8(a)に示すように銘柄、購入日(購入の場合は上記
納税対象期間は無関係となる)、購入株数、購入単価及
び購入の際に必要となった諸費用の額が、異なる購入単
価又は異なる購入株数毎に夫々表示される。
【0087】そして、購入履歴が表示された後には、上
記ステップS3において指定されている譲渡取引に対し
ていずれの購入取引を対応付けるか(すなわち、いずれ
の購入取引により購入した株式をステップS3において
指定されている譲渡取引により譲渡したこととするか)
の選択が、図8(b)に例示する如く上記購入一覧表I
NLを用いて実行され、その選択結果がサーバ装置SV
に送信される(ステップS5)。ここで、図8(b)
は、「'99.○.○」付けの2000株の購入分と、
「'94.×.○」付けの3000株の購入分と、「'9
3.△.×」付けの2000株の購入分と、「'93.
△.×」付けの1000株の購入分と、が、ステップS
3において指定されている譲渡取引により譲渡されたこ
ととされる状態を示している。
【0088】なお、ステップS5の処理において、一回
の購入取引により購入した株式の一部のみ(すなわち、
例えば、一回の購入取引として購入した2000株のう
ちの1000株のみ)を譲渡したこととする場合には、
その一部のみが選択される。
【0089】上記ステップS3及びS5において、相互
に対応付けるべき譲渡取引と購入取引とが指定される
と、次に、それらを実際に対応付け、当該夫々の対応付
けにより生じる損益の額が、サーバ装置SV内の損益計
算部1aにおいて算出され、その結果が端末装置Tに送
信される(ステップS6)。この損益の額の算出の際に
は、当該算出において相互に対応付けられる譲渡取引と
購入取引との関係が、例えば図9に例示するような対応
表CLとしてディスプレイ14の表示部D上に表示さ
れ、これにより、納税者はどのような対応付けにより損
益の額が算出されているかを把握することができる。
【0090】そして、損益の額の算出が終了すると、表
示部D上には、その損益の額の算出の元となった対応す
る上記譲渡約定明細書SLL及び購入一覧表INLと、
当該損益の算出結果が含まれている損益表IOと、を含
む損益計算表IOLが例えば図10に例示する如く表示
される。なお、当該損益表IOとしては、実際の算出結
果としての損益の額と共に、適用される税制に規定され
ている控除額等(例えば、図10に示すような損失繰越
控除制度適用額等)が、当該損益の額の算出過程におい
て併せて算出されて表示される。
【0091】次に、納税者により、現在表示されている
損益計算表IOLの内容が確認される(ステップS
7)。そして、その内容が納税者の意図する損益の額で
ないときは(ステップS7;NO)対応付ける購入取引
を他のものに変更すべく上記ステップS5に戻って上述
した処理を繰り返す。一方、損益計算表IOLの内容が
納税者の満足すべき内容であるときは(ステップS7;
YES)、次に、全ての譲渡取引について損益の額の算
出が完了しているか否かが納税者に対して確認され(ス
テップS8)、完了しているときはそのまま上記ステッ
プS30に移行する。他方、損益の額を算出すべき他の
譲渡取引があるときは(ステップS8;NO)、上記ス
テップS3に戻り、当該他の譲渡取引に対して上述した
ステップS3乃至S7を繰り返す。
【0092】上述してきた処理により納税者が所望する
損益の額が算出されると、次に、当該算出された損益の
額に対応する納税額が算出される(ステップS30)。
【0093】この税金計算処理として具体的には、図1
1に示すように、先ず上記ステップS20において算出
されている損益の額が、例えば図10に例示する如き態
様で表示される(ステップS31)。
【0094】次に、当該損益の額について、対応する購
入取引の時期と譲渡取引の時期と(すなわち、その損益
の額に対応する株式の保有期間)に基づいて対応する税
制がサーバ装置SVにおいて選択され、更にその選択さ
れた税制に対して現在算出されている損益の額が当て嵌
められる(ステップS32)。このため、サーバ装置S
Vおいては、上述したようにその時に施行されている税
制に対する適用要件がデータベース4内に格納されてお
り、この適用要件と、上記算出されている損益の額及び
対応する株式の保有期間と、がステップS32において
照合され、当て嵌めが行われる。
【0095】そして、当該当て嵌めにより納税額が算出
される(ステップS33)。この納税額の算出において
は、対応する税制における税率と、その税率に適用され
る損益の額と、により具体的にサーバ装置SV内の税金
計算部1bにおいて納税額が算出され、例えば図12に
例示する如き納税明細書TXが端末装置Tのディスプレ
イ14上に表示される。このとき、当該納税明細書TX
においては、銘柄及び購入日毎に適用される税率が表示
され、更にその税率を適用した場合の具体的な納税額等
が表示される。そして、それらの納税額の合算としての
最終的な申告すべき税金の額がサーバ装置SVにおいて
算出され、ディスプレイ14上に併せて表示される。
【0096】次に、納税者により、現在表示されている
納税明細書TXの内容が確認される(ステップS3
4)。そして、その内容が納税者の意図する納税額でな
いときは(ステップS34;NO)、損益の額の算出段
階から対応付ける譲渡取引及び購入取引を他のものに変
更して他の損益の額を算出すべく上記ステップS10に
戻って上述した処理を繰り返す(ステップS35)。こ
の場合には、納税明細書TXと共に表示部Dに表示され
ている戻るアイコンBKが選択されることとなる。
【0097】一方、納税明細書TXの内容が納税者の満
足すべき内容であるときは(ステップS34;YE
S)、次に、対応する売買証明書をサーバ装置SV内の
売買証明書作成部1cにおいて作成すべく上記ステップ
S40に移行する。この場合には、納税明細書TXと共
に表示部Dに表示されている売買証明書作成アイコンR
Sが選択されることとなる。
【0098】そして、最終的に売買証明書が作成されて
納税者に提示されれば(ステップS40)、その段階で
個別選択による納税補助処理が終了する。このとき、当
該納税証明書の提示は、端末装置Tにおけるディスプレ
イ14上における表示又はプリンタ13による印刷出力
により実行される。
【0099】(III)ゲイン最大化による納税補助処理
の実施形態 次に、損益の額の算出方法として上記ゲイン最大化が用
いられた場合の納税補助処理について、図13乃至図1
7を用いて説明する。なお、図13は当該納税補助処理
における損益計算処理の細部を示すフローチャートであ
り、図15及び図16は当該損益計算処理において端末
装置Tのディスプレイ14上に表示される表示例を夫々
示す図であり、図17は対応する税金計算処理の結果と
して上記ディスプレイ14上に表示される表示例を示す
図である。
【0100】また、以下に説明する実施形態において、
上述した個別選択による納税補助処理と同様の動作につ
いては、同様のステップ番号又は部材番号を付して細部
の説明は省略する。
【0101】実施形態のゲイン最大化による納税補助処
理においては、図4に示すステップS10においてゲイ
ン最大化が選択されると、次に、対応する損益計算処理が
開始される(ステップS20)。
【0102】この損益計算処理として具体的には、図1
3に示すように、先ず納税対象期間(図5参照)内に譲
渡された全ての株式の譲渡履歴について、データベース
4内の譲渡履歴データベースSL内を検索し、当該検索
の結果として当該譲渡が行われた全ての銘柄を示す情報
を端末装置Tに送信する。そして、これにより、端末装
置T内のディスプレイ14の表示部D上には、当該送信
されてきた譲渡履歴が、後述する損益計算表の一部を為
す譲渡約定明細表SLLの一部として図14上に例示す
る如く一覧表示される(ステップS41)。このとき、
当該一覧表示される項目としては、図14上に示すよう
に、銘柄、譲渡日、譲渡株数、譲渡単価及び譲渡の際に必
要となった諸費用の額が表示される。
【0103】なお、当該一覧表示が為される場合には、
これと並行して、当該一覧表示されている各銘柄毎に、過
去に行われた全ての株式の購入履歴について、データベ
ース4内の購入履歴データベースIN内が検索され、当
該検索の結果として当該購入された銘柄を示す情報が端
末装置Tに送信される。そして、これにより、端末装置
T内のディスプレイ14の表示部D上には、当該送信さ
れてきた購入履歴が、後述する損益計算表の一部を為す
購入一覧表INLの一部として図14下に例示する如く
一覧表示される。このとき、当該一覧表示される項目と
しては、図14下に示すように、銘柄、購入日、購入株
数、購入単価及び購入の際に必要となった諸費用の額
が、銘柄毎及び購入日毎に表示される。
【0104】納税対象期間内の譲渡履歴及び対応する購
入履歴が全て表示されると、次に、サーバ装置SVの損益
計算部1aにおいて、当該表示されている各履歴に基づ
いて、各銘柄分毎に、納税対象期間内におけるキャピタ
ルゲインを最大化するように対応する購入分が自動選択
される(ステップS42)。そして、対応する購入分が
自動選択されたときは、ディスプレイ14上に現在表示
されている購入一覧表INLにおける「選択」欄に、そ
の旨が、例えば図15に例示する如く表示される。
【0105】上記ステップS42において、相互に対応
付けるべき譲渡取引と購入取引とが選択されると、次
に、それらを実際に対応付け、当該夫々の対応付けによ
り生じる損益の額が、サーバ装置SV内の損益計算部1
aにおいて算出され、その結果が端末装置Tに送信され
る(ステップS43)。この損益の額の算出の際には、
上記個別選択の場合と同様に、当該算出において相互に
対応付けられる譲渡取引と購入取引との関係がディスプ
レイ14の表示部D上に表示され、これにより、納税者
はどのような対応付けにより損益の額が算出されている
かを把握することができる。
【0106】そして、損益の額の算出が終了すると、表
示部D上には、上記個別選択の場合と同様に、その損益
の額の算出の元となった対応する上記譲渡約定明細書S
LL(対応付けた購入分の詳細が追記されている)及び
購入一覧表INLと、当該損益の算出結果が含まれてい
る損益表IOと、を含む損益計算表IOLが例えば図1
6に例示する如く表示される。
【0107】次に、上述してきた処理によりゲイン最大
化により損益の額が算出されると、次に、当該算出され
た損益の額に対応する納税額が算出される(ステップS
30)。
【0108】この税金計算処理として具体的には、上記
個別選択の場合に図11を用いて説明した場合と同様の
処理(図11参照)により行われる。
【0109】そして、ディスプレイ14の表示部D上に
例えば図17に例示する如く表示されている納税額に基
づき、当該納税明細書TXの内容が納税者の満足すべき
内容であるときは(図11ステップS34;YES)、
次に、対応する売買証明書を作成すべく上記ステップS
40に移行する。
【0110】そして、最終的に売買証明書が作成されて
納税者に提示されれば(ステップS40)、その段階で
ゲイン最大化による納税補助処理が終了する。このと
き、当該納税証明書の提示は、端末装置Tにおけるディ
スプレイ14上における表示又はプリンタ13による印
刷出力により実行される。
【0111】(IV)ゲイン最小化による納税補助処理の
実施形態 次に、損益の額の算出方法として上記ゲイン最小化が用
いられた場合の納税補助処理について、図18を用いて
説明する。なお、図18は当該納税補助処理における損
益計算処理の細部を示すフローチャートである。
【0112】また、以下に説明する実施形態において、
上述したゲイン最大化による納税補助処理と同様の動作
については、同様のステップ番号又は部材番号を付して
細部の説明は省略する。
【0113】実施形態のゲイン最小化による納税補助処
理においては、図4に示すステップS10においてゲイ
ン最小化が選択されると、次に、対応する損益計算処理が
開始される(ステップS20)。
【0114】この損益計算処理として具体的には、図1
8に示すように、先ず納税対象期間(図5参照)内に譲
渡された全ての株式の譲渡履歴及び対応する購入履歴に
ついて、データベース4内の譲渡履歴データベースSL
内及び購入履歴データベースIN内を検索し、当該検索
の結果としての譲渡約定明細表SLL及び購入一覧表I
NLを、端末装置Tのディスプレイ14内の表示部D上
に、例えば図14に例示する如く一覧表示する。
【0115】納税対象期間内の譲渡履歴及び対応する購
入履歴が全て表示されると、次に、サーバ装置SVの損益
計算部1aにおいて、当該表示されている各履歴に基づ
いて、各銘柄分毎に、納税対象期間内におけるキャピタ
ルゲインを最小化するように対応する購入分が自動選択
される(ステップS50)。
【0116】上記ステップS50において、相互に対応
付けるべき譲渡取引と購入取引とが選択されると、次
に、それらを実際に対応付け、当該夫々の対応付けによ
り生じる損益の額が、サーバ装置SV内の損益計算部1
aにおいて算出され、その結果が端末装置Tに送信され
る(ステップS43)。
【0117】そして、損益の額の算出が終了すると、表
示部D上には、上記個別選択の場合と同様に、その損益
の額の算出の元となった対応する上記譲渡約定明細書S
LL(対応付けた購入分の詳細が追記されている)及び
購入一覧表INLと、当該損益の算出結果が含まれてい
る損益表IOと、を含む損益計算表IOLが例えば図1
6に例示する如く表示される。
【0118】次に、上述してきた処理によりゲイン最大
化により損益の額が算出されると、次に、当該算出され
た損益の額に対応する納税額が算出される(ステップS
30)。
【0119】この税金計算処理として具体的には、上記
個別選択の場合に図11を用いて説明した場合と同様の
処理(図11参照)により行われる。
【0120】そして、ディスプレイ14の表示部D上に
例えば図17に例示する如く表示されている納税額に基
づき、当該納税明細書TXの内容が納税者の満足すべき
内容であるときは(図11ステップS34;YES)、
次に、対応する売買証明書を作成すべく上記ステップS
40に移行する。
【0121】そして、最終的に売買証明書が作成されて
納税者に提示されれば(ステップS40)、その段階で
個別選択による納税補助処理が終了する。このとき、当
該納税証明書の提示は、端末装置Tにおけるディスプレ
イ14上における表示又はプリンタ13による印刷出力
により実行される。
【0122】(V)ロス最大化による納税補助処理の実
施形態 次に、損益の額の算出方法として上記ロス最大化が用い
られた場合の納税補助処理について、図19を用いて説
明する。なお、図19は当該納税補助処理における損益
計算処理の細部を示すフローチャートである。
【0123】また、以下に説明する実施形態において、
上述したゲイン最大化による納税補助処理と同様の動作
については、同様のステップ番号又は部材番号を付して
細部の説明は省略する。
【0124】実施形態のロス最大化による納税補助処理
においては、図4に示すステップS10においてロス最
大化が選択されると、次に、対応する損益計算処理が開始
される(ステップS20)。
【0125】この損益計算処理として具体的には、図1
9に示すように、先ず納税対象期間(図5参照)内に譲
渡された全ての株式の譲渡履歴及び対応する購入履歴に
ついて、データベース4内の譲渡履歴データベースSL
内及び購入履歴データベースIN内を検索し、当該検索
の結果としての譲渡約定明細表SLL及び購入一覧表I
NLを、端末装置Tのディスプレイ14内の表示部D上
に、例えば図14に例示する如く一覧表示する。
【0126】納税対象期間内の譲渡履歴及び対応する購
入履歴が全て表示されると、次に、サーバ装置SVの損益
計算部1aにおいて、当該表示されている各履歴に基づ
いて、各銘柄分毎に、納税対象期間内におけるキャピタ
ルロスを最大化するように対応する購入分が自動選択さ
れる(ステップS51)。
【0127】上記ステップS51において、相互に対応
付けるべき譲渡取引と購入取引とが選択されると、次
に、それらを実際に対応付け、当該夫々の対応付けによ
り生じる損益の額が、サーバ装置SV内の損益計算部1
aにおいて算出され、その結果が端末装置Tに送信され
る(ステップS43)。
【0128】そして、損益の額の算出が終了すると、表
示部D上には、上記個別選択の場合と同様に、その損益
の額の算出の元となった対応する上記譲渡約定明細書S
LL(対応付けた購入分の詳細が追記されている)及び
購入一覧表INLと、当該損益の算出結果が含まれてい
る損益表IOと、を含む損益計算表IOLが例えば図1
6に例示する如く表示される。
【0129】次に、上述してきた処理によりロス最大化
により損益の額が算出されると、次に、当該算出された
損益の額に対応する納税額が算出される(ステップS3
0)。
【0130】この税金計算処理として具体的には、上記
個別選択の場合に図11を用いて説明した場合と同様の
処理(図11参照)により行われる。
【0131】そして、ディスプレイ14の表示部D上に
例えば図17に示す如く表示されている納税額に基づ
き、当該納税明細書TXの内容が納税者の満足すべき内
容であるときは(図11ステップS34;YES)、次
に、対応する売買証明書を作成すべく上記ステップS4
0に移行する。
【0132】そして、最終的に売買証明書が作成されて
納税者に提示されれば(ステップS40)、その段階で
ロス最大化による納税補助処理が終了する。このとき、
当該納税証明書の提示は、端末装置Tにおけるディスプ
レイ14上における表示又はプリンタ13による印刷出
力により実行される。
【0133】(VI)ロス最小化による納税補助処理の実
施形態 最後に、損益の額の算出方法として上記ロス最小化が用
いられた場合の納税補助処理について、図20を用いて
説明する。なお、図20は当該納税補助処理における損
益計算処理の細部を示すフローチャートである。
【0134】また、以下に説明する実施形態において、
上述したゲイン最大化による納税補助処理と同様の動作
については、同様のステップ番号又は部材番号を付して
細部の説明は省略する。
【0135】実施形態のロス最小化による納税補助処理
においては、図4に示すステップS10においてロス最
小化が選択されると、次に、対応する損益計算処理が開始
される(ステップS20)。
【0136】この損益計算処理として具体的には、図2
0に示すように、先ず納税対象期間(図5参照)内に譲
渡された全ての株式の譲渡履歴及び対応する購入履歴に
ついて、データベース4内の譲渡履歴データベースSL
内及び購入履歴データベースIN内を検索し、当該検索
の結果としての譲渡約定明細表SLL及び購入一覧表I
NLを、端末装置Tのディスプレイ14内の表示部D上
に、例えば図14に例示する如く一覧表示する。
【0137】納税対象期間内の譲渡履歴及び対応する購
入履歴が全て表示されると、次に、サーバ装置SVの損益
計算部1aにおいて、当該表示されている各履歴に基づ
いて、各銘柄分毎に、納税対象期間内におけるキャピタ
ルロスを最小化するように対応する購入分が自動選択さ
れる(ステップS52)。
【0138】上記ステップS52において、相互に対応
付けるべき譲渡取引と購入取引とが選択されると、次
に、それらを実際に対応付け、当該夫々の対応付けによ
り生じる損益の額が、サーバ装置SV内の損益計算部1
aにおいて算出され、その結果が端末装置Tに送信され
る(ステップS43)。
【0139】そして、損益の額の算出が終了すると、表
示部D上には、上記個別選択の場合と同様に、その損益
の額の算出の元となった対応する上記譲渡約定明細書S
LL(対応付けた購入分の詳細が追記されている)及び
購入一覧表INLと、当該損益の算出結果が含まれてい
る損益表IOと、を含む損益計算表IOLが例えば図1
6に例示する如く表示される。
【0140】次に、上述してきた処理によりロス最小化
により損益の額が算出されると、次に、当該算出された
損益の額に対応する納税額が算出される(ステップS3
0)。
【0141】この税金計算処理として具体的には、上記
個別選択の場合に図11を用いて説明した場合と同様の
処理(図11参照)により行われる。
【0142】そして、ディスプレイ14の表示部D上に
例えば図17に例示する如く表示されている納税額に基
づき、当該納税明細書TXの内容が納税者の満足すべき
内容であるときは(図11ステップS34;YES)、
次に、対応する売買証明書を作成すべく上記ステップS
40に移行する。
【0143】そして、最終的に売買証明書が作成されて
納税者に提示されれば(ステップS40)、その段階で
個別選択による納税補助処理が終了する。このとき、当
該納税証明書の提示は、端末装置Tにおけるディスプレ
イ14上における表示又はプリンタ13による印刷出力
により実行される。
【0144】以上説明したように、各実施形態の納税補
助システムの動作によれば、株式の売買において発生し
た利益又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法
を選択した上で当該一方を算出し、これに基づいて税金
の明細を算出し、更に当該算出した明細を税制に則った
申告様式(図12又は図17参照)に基づいて端末装置
Tにおいて表示又は印刷出力するので、納税者は当該出
力された明細に基づいて必要な申告を行うことにより、
当該納税者の意図に沿うと共に規則に則った態様で容易
に必要な申告を行うことができる。
【0145】また、上記個別選択の場合には、過去の履
歴情報のうち納税者が所望する履歴情報を抽出し、その
抽出した履歴情報に基づいて利益又は損失を算出できる
ので、納税者の意図により沿った態様の納税額を算出す
ることができる。
【0146】更に、個別算出方法、キャピタルゲイン最
大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャピタルゲイ
ン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法のうちのい
ずれか一つを選択して納税額を算出することができるの
で、納税者の欲する態様に合わせて納税額を自在に算出
することができる。
【0147】なお、上述してきた実施形態においては、
株式の売買において生じる損失又は利益に基づく損益の
額又は納税額を算出する場合について説明したが、これ
以外の金融商品、例えば、株価指数先物、株価指数オプ
ション、株券オプション、転換社債、新株引受権付社
債、公社債及び外国債の売買において生じる損失又は利
益に基づく損益の額又は納税額を算出する場合に本発明
を適用することも可能である。
【0148】また、図4、図6、図11、図13、図1
8乃至図20に示すフローチャートに対応するプログラ
ムを、例えばフレキシブルディスク等の情報記録媒体に
記憶させておき、或いはインターネット等のネットワー
クを介して配信しておき、これらを一般のマイクロコン
ピュータ等により読み出して実行することにより、当該
一般のマイクロコンピュータ等を実施形態に係るCPU
1又は10として機能させることも可能である。
【0149】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、金融商品の売買において発生した利益又
は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を選択し
た上で当該一方を算出し、これに基づいて税金の明細を
算出し、更に当該算出した明細を納税の申告様式に基づ
いて出力するので、納税者は当該出力された明細に基づ
いて必要な申告を行うことにより、当該納税者の意図に
沿うと共に規則に則った態様で容易に必要な申告を行う
ことができる。
【0150】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、過去の履歴情報のうち納
税者が所望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴情
報に基づいて利益又は損失を算出できるので、納税者の
意図により沿った態様の納税額を算出することができ
る。
【0151】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加えて、個別算出方法、キャピタ
ルゲイン最大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャ
ピタルゲイン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法
のうちのいずれか一つを選択して納税額を算出すること
ができるので、納税者の欲する態様に合わせて納税額を
算出することができる。
【0152】請求項4に記載の発明によれば、納税者は
サーバ装置から出力されてきた明細に基づいて必要な申
告を行うことにより、当該納税者の意図に沿った態様で
容易に必要な申告を行うことができる。
【0153】請求項5に記載の発明によれば、納税者は
サーバ装置から出力されてきた明細に基づいて必要な申
告を行うことにより、当該納税者の意図に沿った態様で
容易に必要な申告を行うことができる。
【0154】請求項6に記載の発明によれば、金融商品
の売買において発生した利益又は損失のいずれか一方を
算出する際の計算方法を端末装置において選択した上で
当該一方をサーバ装置において算出し、これに基づいて
税金の明細を算出し、更に当該算出した明細を納税の申
告様式に基づいて端末装置において出力するので、納税
者は当該出力された明細に基づいて必要な申告を行うこ
とにより、当該納税者の意図に沿うと共に規則に則った
態様で容易に必要な申告を行うことができる。
【0155】請求項7に記載の発明によれば、請求項6
に記載の発明の効果に加えて、過去の履歴情報のうち納
税者が所望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴情
報に基づいて利益又は損失を算出できるので、納税者の
意図により沿った態様の納税額を算出することができ
る。
【0156】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加えて、個別算出方法、キャピタ
ルゲイン最大化方法、キャピタルロス最大化方法、キャ
ピタルゲイン最小化方法又はキャピタルロス最小化方法
のうちのいずれか一つを選択して納税額を算出すること
ができるので、納税者の欲する態様に合わせて納税額を
算出することができる。
【0157】請求項9に記載の発明によれば、金融商品
の売買において発生した利益又は損失のいずれか一方を
算出する際の計算方法を選択した上で当該一方を算出
し、これに基づいて税金の明細を算出し、更に当該算出
した明細を納税の申告様式に基づいて出力するようにサ
ーバコンピュータが機能するので、納税者は当該出力さ
れた明細に基づいて必要な申告を行うことにより、当該
納税者の意図に沿うと共に規則に則った態様で容易に必
要な申告を行うことができる。
【0158】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明の効果に加えて、過去の履歴情報のうち
納税者が所望する履歴情報を抽出し、その抽出した履歴
情報に基づいて利益又は損失を算出できるようにサーバ
コンピュータが機能するので、納税者の意図により沿っ
た態様の納税額を算出することができる。
【0159】請求項11に記載の発明によれば、請求項
10に記載の発明の効果に加えて、個別算出方法、キャ
ピタルゲイン最大化方法、キャピタルロス最大化方法、
キャピタルゲイン最小化方法又はキャピタルロス最小化
方法のうちのいずれか一つを選択して納税額を算出する
ことができるようにサーバコンピュータが機能するの
で、納税者の欲する態様に合わせて納税額を算出するこ
とができる。
【0160】請求項12に記載の発明によれば、請求項
9に記載の納税補助用プログラムが記録されている場合
には、これをサーバコンピュータにより読み出して実行
することにより、金融商品の売買において発生した利益
又は損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を選択
した上で当該一方を算出し、これに基づいて税金の明細
を算出し、更に当該算出した明細を納税の申告様式に基
づいて出力するように当該サーバコンピュータが機能す
るので、納税者は当該出力された明細に基づいて必要な
申告を行うことにより、当該納税者の意図に沿うと共に
規則に則った態様で容易に必要な申告を行うことができ
る。
【0161】また、請求項10に記載の納税補助用プロ
グラムが記録されている場合には、これをサーバコンピ
ュータにより読み出して実行することにより、過去の履
歴情報のうち納税者が所望する履歴情報を抽出し、その
抽出した履歴情報に基づいて利益又は損失を算出できる
ように当該サーバコンピュータが機能するので、納税者
の意図により沿った態様の納税額を算出することができ
る。
【0162】更に、請求項11に記載の納税補助用プロ
グラムが記録されている場合には、これをサーバコンピ
ュータにより読み出して実行することにより、個別算出
方法、キャピタルゲイン最大化方法、キャピタルロス最
大化方法、キャピタルゲイン最小化方法又はキャピタル
ロス最小化方法のうちのいずれか一つを選択して納税額
を算出することができるように当該サーバコンピュータ
が機能するので、納税者の欲する態様に合わせて納税額
を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の納税補助システムの全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】実施形態の納税補助システムの細部構成を示す
ブロック図であり、(a)はサーバ装置の細部構成を示
すブロック図であり、(b)は端末装置の細部構成を示
すブロック図である。
【図3】データベース内の構成を示す図であり、(a)
は購入履歴データベースの内容を示す図であり、(b)
は譲渡履歴データベースの内容を示す図であり、(c)
は株価データベースの内容を示す図であり、(d)は損
益、納税明細データベースの内容を示す図である。
【図4】実施形態の納税補助処理の全体を示すフローチ
ャートである。
【図5】計算方法選択画面の例を示す図である。
【図6】個別選択の場合の損益計算処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】個別選択の場合の損益計算処理における表示画
面例を示す図(I)であり、(a)は銘柄選択時の画面
例を示す図であり、(b)は譲渡分選択時の画面例を示
す図である。
【図8】個別選択の場合の損益計算処理における表示画
面例を示す図(II)であり、(a)は購入履歴表示時の
画面例を示す図であり、(b)は購入分選択時の画面例
を示す図である。
【図9】個別選択の場合の損益計算処理における損益選
択時の表示画面例を示す図である。
【図10】個別選択の場合の損益計算処理における損益
の額の表示時の表示画面例を示す図である。
【図11】実施形態における税金計算処理を示すフロー
チャートである。
【図12】個別選択の場合の納税補助処理における納税
額表示時の表示画面例を示す図である。
【図13】ゲイン最大化の場合の損益計算処理を示すフ
ローチャートである。
【図14】ゲイン最大化の場合の損益計算処理における
表示画面例を示す図(I)である。
【図15】ゲイン最大化の場合の損益計算処理における
表示画面例を示す図(II)である。
【図16】ゲイン最大化の場合の損益計算処理における
表示画面例を示す図(III)である。
【図17】ゲイン最大化の場合の納税補助処理における
納税額表示時の表示画面例を示す図である。
【図18】ゲイン最小化の場合の損益計算処理を示すフ
ローチャートである。
【図19】ロス最大化の場合の損益計算処理を示すフロ
ーチャートである。
【図20】ロス最小化の場合の損益計算処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1、10…CPU 1a…損益計算部 1b…税金計算部 1c…売買証明書作成部 2、14…ディスプレイ 3、11…入力部 4…データベース 5、15…インターフェース 12…メモリ 13…プリンタ S…納税補助システム SV…サーバ装置 NT…ネットワーク T1、T2、Tn…端末装置 IN…購入履歴データベース SL…譲渡履歴データベース VL…株価データベース IOD…損益・納税明細データベース D…表示部 TM…期間入力欄 B1、B2、B3、B4、B5…アイコン BK…戻るアイコン SLL…譲渡約定明細表 INL…購入一覧表 IO…損益表 IOL…損益計算表 TX…納税明細書 RS…売買証明書作成アイコン TD…納税額一覧表 CL…対応表 Ssv…サーバ信号 St…端末信号 Sin…入力信号 Sdp…表示信号 Sdb…データベース信号 Sisv…処理サーバ信号 Sti…処理端末信号 Spt…プリンタ信号

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置と、当該サーバ装置に接続さ
    れた端末装置と、を含む納税補助システムであって、 当該サーバ装置は、 過去における金融商品の売買に関する履歴情報を蓄積記
    憶する記憶手段と、 前記金融商品の売買において発生した利益又は損失のい
    ずれか一方を算出する際の計算方法であって前記端末装
    置において選択された計算方法と、前記記憶されている
    履歴情報と、に基づいて前記一方の算出を行い、算出結
    果を出力する算出手段と、 前記出力された算出結果に基づいて、納めるべき税金の
    明細を算出し、当該算出された明細を納税の申告様式に
    対応付けて前記端末装置に出力するサーバ出力手段と、 を備え、 前記端末装置は、 前記計算方法を選択するために用いられる選択手段と、 前記出力されてきた明細を、前記申告様式に対応付けて
    出力する端末出力手段と、 を備えることを特徴とする納税補助システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の納税補助システムにお
    いて、 前記サーバ装置は、前記履歴情報を前記端末装置に出力
    する履歴出力手段を更に備えると共に、 前記端末装置は、前記出力されてきた履歴情報のうち、
    前記一方の算出に用いる当該履歴情報を選択して前記サ
    ーバ装置に出力する履歴情報選択手段を更に備え、 前記算出手段は、前記選択されて出力されてきた履歴情
    報と、前記端末装置において選択された計算方法と、に
    基づいて、前記一方の算出を行うことを特徴とする納税
    補助システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の納税補助システムにお
    いて、 選択された前記計算方法は、前記履歴情報毎に前記一方
    の算出を行う個別算出方法、キャピタルゲインを最大化
    するように前記一方の算出を行うキャピタルゲイン最大
    化方法、キャピタルロスを最大化するように前記一方の
    算出を行うキャピタルロス最大化方法、キャピタルゲイ
    ンを最小化するように前記一方の算出を行うキャピタル
    ゲイン最小化方法、又は、キャピタルロスを最小化する
    ように前記一方の算出を行うキャピタルロス最小化方
    法、のいずれか一の計算方法であることを特徴とする納
    税補助システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    納税補助システムに含まれていることを特徴とするサー
    バ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれか一項に記載の
    納税補助システムに含まれていることを特徴とする端末
    装置。
  6. 【請求項6】 サーバ装置と、当該サーバ装置に接続さ
    れた端末装置と、を含む納税補助システムにおいて実行
    される納税補助方法であって、 過去における金融商品の売買において発生した利益又は
    損失のいずれか一方を算出する際の計算方法を前記端末
    装置において選択する選択工程と、 過去における前記売買に関する履歴情報であって前記サ
    ーバ装置内に蓄積記憶されている履歴情報と、前記選択
    された計算方法と、に基づいて前記サーバ装置において
    前記一方の算出を行う算出工程と、 前記算出された結果に基づき前記サーバ装置において納
    めるべき税金の明細を算出し、当該算出された明細を納
    税の申告様式に対応付けて前記端末装置において出力す
    る出力工程と、 を備えることを特徴とする納税補助方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の納税補助方法におい
    て、 前記蓄積記憶されている履歴情報のうち、前記一方の算
    出に用いる履歴情報を前記端末装置において選択して前
    記サーバ装置に出力する履歴情報選択工程を更に備え、 前記算出工程においては、前記選択されて出力されてき
    た履歴情報と、前記選択された計算方法と、に基づい
    て、前記一方の算出を行うことを特徴とする納税補助方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の納税補助方法におい
    て、 選択された前記計算方法は、前記履歴情報毎に前記一方
    の算出を行う個別算出方法、キャピタルゲインを最大化
    するように前記一方の算出を行うキャピタルゲイン最大
    化方法、キャピタルロスを最大化するように前記一方の
    算出を行うキャピタルロス最大化方法、キャピタルゲイ
    ンを最小化するように前記一方の算出を行うキャピタル
    ゲイン最小化方法、又は、キャピタルロスを最小化する
    ように前記一方の算出を行うキャピタルロス最小化方
    法、のいずれか一の計算方法であることを特徴とする納
    税補助方法。
  9. 【請求項9】 サーバ装置と、当該サーバ装置に接続さ
    れた端末装置と、を含む納税補助システムにおける前記
    サーバ装置に含まれるサーバコンピュータを、 過去における金融商品の売買に関する履歴情報を蓄積記
    憶する記憶手段、 前記金融商品の売買において発生した利益又は損失のい
    ずれか一方を算出する際の計算方法であって前記端末装
    置において選択された計算方法と、前記記憶されている
    履歴情報と、に基づいて前記一方の算出を行い、算出結
    果を出力する算出手段、及び、 前記出力された算出結果に基づいて、納めるべき税金の
    明細を算出し、当該算出された明細を納税の申告様式に
    対応付けて前記端末装置に出力するサーバ出力手段、 として機能させることを特徴とする納税補助用プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の納税補助用プログラ
    ムにおいて、 前記サーバコンピュータを、前記履歴情報を前記端末装
    置に出力する履歴出力手段として更に機能させると共
    に、 前記算出手段として機能する前記サーバコンピュータ
    を、前記端末装置において蓄積記憶されている前記履歴
    情報の中から選択されて出力されてきた当該履歴情報
    と、前記選択された計算方法と、に基づいて、前記一方
    の算出を行うように機能させることを特徴とする納税補
    助用プログラム。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の納税補助用プログ
    ラムにおいて、 選択された前記計算方法は、前記履歴情報毎に前記一方
    の算出を行う個別算出方法、キャピタルゲインを最大化
    するように前記一方の算出を行うキャピタルゲイン最大
    化方法、キャピタルロスを最大化するように前記一方の
    算出を行うキャピタルロス最大化方法、キャピタルゲイ
    ンを最小化するように前記一方の算出を行うキャピタル
    ゲイン最小化方法、又は、キャピタルロスを最小化する
    ように前記一方の算出を行うキャピタルロス最小化方
    法、のいずれか一の計算方法であることを特徴とする納
    税補助用プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項9から11のいずれか一項に記
    載の納税補助用プログラムが記録されたコンピュータ読
    取可能な情報記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103208155A (zh) * 2012-01-17 2013-07-17 株式会社日立制作所 银行职员支持型窗口受理系统以及窗口处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103208155A (zh) * 2012-01-17 2013-07-17 株式会社日立制作所 银行职员支持型窗口受理系统以及窗口处理方法

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