JPH1139407A - 帳票作成システム - Google Patents

帳票作成システム

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JPH1139407A
JPH1139407A JP18984097A JP18984097A JPH1139407A JP H1139407 A JPH1139407 A JP H1139407A JP 18984097 A JP18984097 A JP 18984097A JP 18984097 A JP18984097 A JP 18984097A JP H1139407 A JPH1139407 A JP H1139407A
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vertical axis
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JP18984097A
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Nobuhiro Izuno
信博 伊豆野
Keiji Kakinuma
敬二 柿沼
Tetsuro Taira
哲朗 平
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NIKKO RES CENTER KK
Original Assignee
NIKKO RES CENTER KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 出力したい帳票を高速かつ確実に出力す
る。 【解決手段】 複数の金融機関からの運用報告データを
受け取るクライアント機2と、前記運用報告データに基
づく帳票を出力する帳票作成装置を有する帳票作成シ
ステムであって、前記横軸見出しテーブル7から、1つ
の横軸見出しレコードを選択し、前記縦軸見出しテーブ
ル8から、1つの縦軸見出しレコードを選択し、前記横
軸見出しレコードの選択に基づいて、これに対応する横
軸対応運用テーブル(三次データ15中のテーブル)を
特定、特定された横軸対応運用テーブルから、前記横
軸見出しレコード中の横軸項目フィールド及び選択され
た縦軸見出しレコード中の縦軸項目フィールドとによっ
て特定されるデータを含むレコードセットを生成し、前
記横軸見出しレコードを横軸見出しとし、前記縦軸見出
しレコードを縦軸見出しとして、前記レコードセットを
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の金融機関
から受け取った運用報告に基づき、所望の帳票を生成す
る帳票生成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムの普及に伴い、企
業においては、コンピュータ処理により業務の管理を行
うことが一般的となってきている。このようなシステム
のうち、資産管理を行うシステムとしては、例えば、資
産管理システム、資産分析システム、資産評価システ
ム、資産負債総合管理システム等が挙げられる。これら
のシステムは、金融機関から運用データを受け取り、そ
のデータから帳票を作成する処理を主な機能としてい
る。
【0003】従来これらのシステムにおける帳票出力の
プロセスは、いずれも、出力したい帳票をメニューから
選択する形式であった。このような方法によると、作成
する帳票の種類が多数に昇る場合、次のような問題点が
ある。
【0004】すなわち、システム開発サイドの観点から
は、多数の画面の1つ1つをオプションとして作成しな
ければならないということがある。例えば200種類も
の帳票を必要とする場合には、200個のオプション
(選択手段)とそれに対応する200種類の画面(出力
フォーム)を作り込まなければならない。
【0005】一方、システムの利用者の観点からは、実
際にどのような帳票が出力されるのか、オプションを選
択し処理を実行してみるまで分からないということがあ
る。例えば個々に帳票名称が割り当てられたオプション
ボタンが200個ある場合、どの帳票名称を選択すると
どのような帳票が出力されるかが非常に分かりずらい。
したがって、実際に200種類もの帳票の中から出力し
たい情報にたどりつくには、トライアンドエラーを繰り
返さざるを得ないということがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の装
置においては、多数の帳票フォームを処理するために
は、膨大な多くのコンピュータ資源を消費しなければな
らず、その分処理能率が低下するし、機能も限定される
ということがあった。
【0007】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、少ないコンピュータ資源で、出力し
たい帳票が高速かつ確実に出力できる帳票作成システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、複数の金融機関からの運用報告データ
を受け取るクライアント機と、前記運用報告データに基
づく帳票を出力する帳票作成装置とを有する帳票作成シ
ステムであって、前記帳票作成装置は、複数の金融機関
から受け取った運用報告データを金融機関、運用商品毎
に運用報告データデータベースに格納する手段と、帳票
の横軸見出しに対応する横軸見出しレコードを含む横軸
見出しテーブルを格納する手段と、帳票の縦軸見出しに
対応する縦軸見出しレコードを含む縦軸見出しテーブル
を格納する手段と、前記運用報告データデータベースか
ら前記横軸見出しテーブルに格納された各横軸見出しレ
コードに対応する横軸対応運用報告データテーブルを生
成する手段と、前記各横軸対応運用報告データテーブル
内に、各横軸見出しレコードに対応する横軸見出しフィ
ールドデータを格納する横軸項目フィールド格納手段
と、前記各横軸対応運用データテーブル内に、前記運用
報告データから取り出され、前記縦軸見出しレコードに
含まれる縦軸見出しフィールドに関連つけられたフィー
ルドデータを格納する縦軸項目フィールド格納手段と、
前記横軸見出しテーブルから、1つの横軸見出しレコー
ドを選択する手段と、前記縦軸見出しテーブルから、1
つの縦軸見出しレコードを選択する手段と、前記横軸見
出しレコードの選択に基づいて、これに対応する横軸対
応運用テーブルを特定する手段と、特定された横軸対応
運用テーブルから、前記横軸見出しレコード中の横軸項
目フィールド及び選択された縦軸見出しレコード中の縦
軸項目フィールドとによって特定されるデータを含むレ
コードセットを生成する手段と、前記横軸見出しレコー
ドを横軸見出しとし、前記縦軸見出しレコードを縦軸見
出しとして、前記レコードセットを表示し、帳票フォー
ムに出力する手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0009】なお、この発明の要旨は、一方の軸を基準
として運用報告データを帳票作成ようのデータに生成す
ることであるから、上記とは逆に、縦軸見出しテーブル
内の各レコードに基づいて縦軸対応運用報告テーブルを
生成して、各テーブル内に横軸見出しテーブル内のレコ
ードに関連付けられた運用報告データを格納するように
しても良い。
【0010】また、複数のクライアント機に接続された
ホスト機を設け、このホスト機に、少なくとも、前記運
用報告データデータベースに基づいて、横軸対応運用報
告データテーブルを生成する前記手段と、前記各横軸対
応運用報告データテーブル内に、横軸見出しフィールド
データを格納する前記横軸項目フィールド格納手段と、
前記各横軸対応運用データテーブル内に、縦軸見出しフ
ィールドに関連つけられたフィールドデータを格納する
前記縦軸項目フィールド格納手段とことを設けておく様
にしてもよい。
【0011】このような構成によれば、1つのホスト装
置でデータ処理を集中的に行えるから、複数のクライア
ント機が存在する場合、各クライアント機に対する負荷
が軽減される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この実施形態のシステ
ム構成を示す概略構成図である。図中1は、各企業から
資金運用を委託された金融機関システムであり、各金融
機関はクライアントへの運用報告データを保持してい
る。
【0013】この発明のシステムは、前記金融機関シス
テム1に接続され、前記運用報告データに基づいた帳票
を作成するためのクライアント機2と、このクライアン
ト機2を通して受け取った資金運用データ10を帳票作
成可能なデータベースに加工してクライアント機2に供
給するホスト機3とからなる。
【0014】前記金融機関システム1は、クライアント
の運用データを管理しており、運用報告データ10を前
記クライアント装置2に適宜供給する。クライアント装
置2は、受け取った運用報告データ10を金融機関、商
品毎に蓄積し、運用報告データDB格納部4に格納す
る。なお、運用報告データ10は、この図に示すよう
に、クライアント機2に対し、オンラインで入力される
ようになっていることが好ましいが、MO、FD、手作
業で入力しても構わない。
【0015】また、このクライアント機2は、帳票作成
基礎DB格納部5を有しており、このDB内には、帳票
を表示するための帳票フォーム6と、帳票の横軸見出し
に対応する横軸見出しレコードを格納する横軸見出しテ
ーブル7と、帳票の縦軸見出しに対応する縦軸見出しレ
コードを格納する縦軸見出しテーブル8とが設けられて
いる。
【0016】そして、このクライアント機2の処理部9
は、まず、前記運用報告データDB格納部4内に格納さ
れたデータ10をそのまま前記ホスト機3に送信する。
また、このクライアント機2の処理部9は、これとは別
のタイミングで、予め前記横軸見出しテーブル7と縦軸
見出しテーブル8とをホスト機3に受け渡しておく。
【0017】ホスト機3は、これらのデータ10、7、
8を基礎データDB格納部11内に格納する。そして、
このホスト機3の処理部12に設けられた二次データD
B生成部17は、これらのデータ10、7、8を一次デ
ータベースとして計算用の二次データ(DB)13を生
成して二次データDB格納部14に格納する。ついで、
三次データDB生成部18は、前記一次データベース1
0、7、8及び二次データベース13とから帳票作成用
の三次データ15を生成して三次データDB格納部16
内に格納する。
【0018】以下、三次データ(DB)15の生成につ
いて詳しく説明する。図2は、一次データベース(運用
報告データ10)、二次データ13及び三次データ15
の概略関係を示すブロック図である。
【0019】まず、前記運用報告データ10は、前述し
たように、金融機関から受け取ったままの金融機関・運
用商品毎のデータであり、例えば、資産運用状況報告フ
ァイル20、銘柄別残高ファイル21、銘柄別取引ファ
イル22、銘柄別属性ファイル23、合同運用ファンド
属性残高ファイル24から構成される。
【0020】ここで、資産運用状況報告ファイル20
は、図4(a)に示すように20種類のデータフィール
ドを有するレコードから構成される。このレコード中、
委託先区分コード及び委託先コードは、委託先を特定す
るためのフィールドであり、例えば、委託先区分コード
としては信託銀行(年金信託)、投資顧問(年金特
金)、生命保険会社(一般勘定)などの商品の別を識別
するためのコード、委託先コードとしては具体的に金融
機関を特定するためのコードが格納される。また、資産
コードには、資産の区別、例えば、債券、株券等の別を
示すコードが格納される。
【0021】すなわち、この資産運用状況ファイル20
は、金融機関、資産別の資産運用状況を格納するファイ
ルである。また、銘柄別残高ファイル21は、図4
(b)に示すように22種類のデータフィールドを有す
るレコードから構成される。この銘柄別残高ファイル2
1は、株式や債券など固別銘柄毎に残高情報等を格納す
るファイルである。
【0022】銘柄別取引ファイル22は、図5(a)に
示すように39種類のデータフィールドを有するレコー
ドから構成される。このファイル22は、固別銘柄毎に
設けられ、各銘柄の取引状況を格納するファイルであ
る。
【0023】さらに、銘柄別属性ファイル23は、図5
(b)に示すように41種類のデータフィールドを有す
るレコードから構成される。銘柄別属性ファイル23
は、各銘柄毎に設けられ、この銘柄の時価採用市場、発
行日、償還日、発行単価等の属性が格納されるファイル
である。
【0024】一方、合同運用ファンド属性ファイル24
は、図6〜図11に25〜39で示す15種のレコード
から構成される。詳しい説明は省略するが、この合同運
用ファンド属性ファイル24は、個別銘柄の集合体であ
る「ファンド」の属性情報が格納されたファイルと定義
付けできる。
【0025】すなわち、一次データとしての運用報告デ
ータ10においては、運用機関毎の複数商品のデータが
個別銘柄又は合同運用ファンドの属性の形で格納されて
いる。前記ホスト機3は、この運用報告データ10とし
て格納された不揃いなデータから、横軸見出しテーブル
7及び縦軸見出しテーブル8内のレコードに基づき、横
軸・縦軸処理による帳票作成が可能な三次データ15を
生成する。
【0026】なお、この実施形態においては、三次デー
タ15の生成を容易にするために、前述した二次データ
13を生成する。例えば、三次データ15に含まれるデ
ータフィールド中には、後で図12を参照して説明する
ように「月中平均残高」、「総利回り」、「総合利回
り」、「修正利回り」等が含まれるが、これを計算する
ために先ず、「月中残高積数」を求める必要がある。そ
こで、三次データ15の生成を迅速に行うため、このよ
うな予備計算データを格納する二次データ13が必要と
なるのである。
【0027】この二次データ13は、例えば、図2に示
すように、残高積数ファイル41、資産別運用状況ファ
イル42、資産別運用実績ファイル43、有価証券投資
状況ファイル44から構成され、各ファイル41〜44
のフィールド構成は、それぞれ図12(a)〜(d)に
示すようになっている。
【0028】ここで、残高積数ファイル41を例に取っ
て説明する。残高積数ファイル41は、図12(a)に
示すように、月中残高積数フィールドと月中日数フィー
ルドを有している。月中残高積数は、一次運用報告デー
タ10の銘柄残高ファイル21及び銘柄取引ファイル2
2より、計算対象銘柄について、該当月の日々の残高を
足し合わせたものである。また、月中日数とは、当該月
の実日数である。
【0029】そして、三次データ15の生成において、
前記月中平均残高は、前記月中残高積数を月中日数で除
算することにより算出される。前記「総利回り」は、収
益受入金を月中平均残高で除算することにより求めら
れ、「総合利回りは、総合収益を月中平均残高で除算す
ることで求められる。また、「修正利回り」は、総合収
益を、月中平均残高+前月末未収収益+前月末評価収益
で除算することで求められるようになっている。
【0030】したがって、上述した二次データ13を予
め計算し保有しておくことで、三次データ15の生成が
迅速に行えまた、コンピュータ資源の節約にもつながる
のである。
【0031】次に、前記横軸見出しテーブル7及び縦軸
見出しテーブル8に基づく三次データ15の生成につい
て詳しく説明する。まず、前記横軸見出しテーブルは、
図13(a)に示すレコードを含む。各レコードは、
「資産別一覧」、「運用規制別一覧」他、20種類の横
軸名称で識別されるようになっている。
【0032】このホスト機3の三次データ生成部18
は、前記一次データ10(運用報告データ10)と二次
データ13とから、この図および図2に示すように、三
次データ15として各横軸名称に対応する20種類のテ
ーブル(横軸対応運用報告テーブル)45〜64を生成
する。
【0033】図14(a)は、各横軸対応運用報告テー
ブルに含まれる三次データのフォーマットを示すもので
ある。各テーブルは、この図に示すように例えば23種
類のフィールドから構成されている。これらのフィール
ド中、9番目のフィールドのみが各テーブル毎に異なっ
ていて、各テーブルが対応する横軸見出しテーブル7内
のフィールドデータが格納されるようになっている。
【0034】例えば、このテーブルが横軸見出しレコー
ドの「資産別一覧」レコードに対応する場合には、前記
9番目のフィールドには、図14(b)の右欄に示すフ
ィールドデータ「資産区分」が格納される。この実施形
態では、「資産区分」は、図13(c)に示すように、
「短期資産」、「国内債券」、「国内CB」、「国内株
式」、「外国債券」及び「外国株式」の各フィールドデ
ータからなる。
【0035】また、図14(a)中、その他のフィール
ドには、縦軸見出しテーブル8の各レコード(レコード
内のフィールド)に関連付けられたデータが格納される
ようになっている。縦軸見出しテーブル8は、図13
(b)に示すレコードを含むものであり、この実施形態
では、「資産全体」、「商品別一覧」他、10種類のレ
コードからなる。
【0036】各レコードのフィールドは、クライアント
が運用を委託している金融機関や商品の種類によって異
なるのであるが、例えば、図13(b)の3番目の「商
品別詳細」レコードは、図15に示すように、「資産全
体」、「年金信託」、「年金指定単」、「年金特金」、
「一般勘定」、「第1特約」、「第2特約」等のフィー
ルドを有する。
【0037】この「商品別詳細」レコードの各フィール
ドは、例えば図14(a)の三次データのフィールド
中、「商品」フィールド、「委託先別種別」フィールド
に関連つけられていて、帳票作成時には当該フィールド
に格納されたデータを取り出せるようになっている。
【0038】このホスト機3の処理部12は、このよう
に構成された三次データ(横軸対応運用報告データ)1
5を、クライアント機2にダウンロードする。クライア
ント機2は、受け取った三次データ15を図1に示す三
次データDB格納部67に格納する。
【0039】次に、このクライアント機2における帳票
作成プロセスについて説明する。まず、前記帳票作成基
礎DB格納部5には、前述したように帳票フォーム6が
格納されている。この帳票フォーム6は、例えば図15
に示すように作成されている。
【0040】このフォーム6は、横軸見出しコンボボッ
クス69と、縦軸見出しコンボボックス68と、帳票を
表示する帳票表示ウインドウ70と、帳票に表示する単
位を指定するための単位指定部71とを主なコントロー
ル要素として構成されている。
【0041】横軸見出しコンボボックス69では、図1
3(a)に示した20種類の横軸名称を選択することが
でき、縦軸見出しコンボボックス68では図13(b)
に示した10種類の縦軸名称を選択することができるよ
うになっている。そして、このコンボボックス68、6
9への入力値は、図1に示す横軸見出しレコード選択部
72及び縦軸見出しレコード選択部73で処理され、前
記三次データ15から帳票作成に使用されるレコードセ
ットを生成するようになっている。
【0042】すなわち、先ず、横軸名称の選択に基づ
き、前記横軸見出しレコード選択部72は、図2に示す
三次データ15中から選択された横軸見出しに対応する
テーブル(45〜64)を特定する。例えば、横軸見出
しとして「資産別一覧」が選択されたならば、資産別一
覧テーブル45を取り出す。
【0043】そして、前述したように、このテーブル4
5に含まれる第9番目のフィールドデータ(図14
(b)の右欄に示す「資産区分」)を前記横軸見出しテ
ーブル7内のフィールドデータ(「短期資産」、「国内
債券」、「国内CB」、「国内株式」、「外国債券」及
び「外国株式」の各フィールドデータよりなる)で参照
する。
【0044】この場合において、縦軸見出しとして図1
3(b)より「資産全体」を選択した場合には、帳票表
示ウインドウ70に表示されるフォームは、図13
(c)のようになる。すなわち、このクライアント機2
の制御部は、全委託先の全商品(資産全体)の合計が、
「短期資産」、「国内債券」、「国内CB」、「国内株
式」、「外国債券」及び「外国株式」毎に集計して成る
レコードセットを生成する。
【0045】また、同じ横軸見出しで、縦軸に「商品別
詳細」を選択した場合には、図15の表示ウインドウ7
0に示すように集計されてなるレコードセットが表示さ
れる。この図においては、集計単位として「時価残高
(円)」が選択されているので、委託先の各商品毎の時
価残高が、資産別一覧テーブル45から取り出されてな
るレコードセットが生成される。なお、前記フォーム6
において、表作成スイッチ74がクリックされること
で、前記制御部は、前記帳票表示ウインド70に当該レ
コードセットを表示する。
【0046】以上の帳票作成プロセスをフローチャート
に表すと、図3に示すステップS1〜S5のようにな
る。また、この実施形態においては、ステップS6にお
いて、選択した横軸・縦軸見出しの組合せを「画面登
録」することができる。この画面登録は図15に示すフ
ォーム6中、入力情報保存スイッチ75をクリックする
ことで行うことができる。なお、以前に画面登録をした
帳票を出力したい場合には、ステップS7に示すよう
に、横軸・縦軸見出し選択の各ステップをスキップする
ことが可能である。
【0047】また、このフォーム6において、印刷スイ
ッチ76を押すことで、帳票の印刷が行え、表保存スイ
ッチ77を押すことで表データの保存を行えるようにな
っている。また、この帳票出力データに基づきグラフを
作成した場合には、スイッチ78をクリックすることで
グラフウィザードが立ち上がりグラフの生成を行うよう
になっている。
【0048】以上説明した構成によれば、以下の効果を
得ることができる。第1に、このような構成によれば、
数多くの帳票の中から作成したい帳票を、容易にかつビ
ジュアルに選択できる。
【0049】すなわち、従来の帳票作成システムにおい
ては、200種類もの帳票を、名称のみで選択しなけれ
ば成らなかったため、出力される帳票のイメージが掴み
づらく、所望の帳票にたどり着くにはトライアンドエラ
ーを繰り返す必要があった。
【0050】しかし、この発明によれば、横軸・縦軸の
指定により帳票表示データを具体的に指定することがで
きるので、イメージが掴みやすく、迅速に目的の帳票に
たどり着ける効果がある。
【0051】すなわち、図15において、縦軸見出しコ
ンボボックス68で軸を選択する毎に帳票表示ウインド
ウ70に、選択した軸の表示項目が直ちに表示される。
また、横軸見出しコンボボックス69で軸を選択する毎
に帳票表示ウインドウ70に選択した軸の表示項目が直
ちに表示される。従って、計算処理を行う前に表示され
る画面を特定することが可能になる。
【0052】第2に、帳票毎に異なる画面を用意する必
要がないため、コンピュータ資源を大幅に節約すること
ができる効果がある。すなわち、従来のシステムにおい
ては、例えば200種類もの帳票画面をディスクに記憶
・保持・更新する必要があったため、ディスクやメモリ
などのコンピュータ資源を多く必要としていた。
【0053】しかし、この発明によれば、記憶する帳票
フォームは一つで良く、また、縦軸・横軸見出しテーブ
ルを更新するのみで全ての帳票フォームのメンテナンス
を行える。
【0054】なお、この発明は、上記一実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。例えば、上記一実施形態では、複数
のクライアント機2に対する三次データの生成を、1つ
のホスト機で集中的に行うことにより、各クライアント
機2の負担を軽減するシステムであったが、ホスト機と
クライアント機とを一体的に設けるようにようにしても
良い。このような構成においては、運用報告データ、横
軸・縦軸見出しテーブル等の受け渡しが不要になる。ま
た、上記一実施形態では、前記ホスト機は、運用報告デ
ータをクライアント機を通して受け取っていたが、直接
受け取り処理するようにしても良い。
【0055】
【発明の効果】第1に、このような構成によれば、数多
くの帳票の中から作成したい帳票を、容易にかつビジュ
アルに選択できる。すなわち、従来の帳票作成システム
においては、200種類もの帳票を、名称のみで選択し
なければ成らなかったため、出力される帳票のイメージ
が掴みづらく、所望の帳票にたどり着くにはトライアン
ドエラーを繰り返す必要があった。
【0056】しかし、この発明によれば、横軸・縦軸の
指定により帳票表示データを具体的に指定することがで
きるので、イメージが掴みやすく、迅速に目的の帳票に
たどり着ける効果がある。
【0057】第2に、帳票毎に異なる画面を用意する必
要がないから、コンピュータ資源を大幅に節約すること
ができる効果がある。すなわち、従来のシステムにおい
ては、例えば200種類もの帳票画面をディスクに記憶
・保持・更新する必要があったため、ディスクやメモリ
などのコンピュータ資源を多く必要としていた。
【0058】しかし、この発明によれば、記憶する帳票
フォームは一つで良く、また、縦軸・横軸見出しテーブ
ルを更新するのみで全ての帳票フォームのメンテナンス
を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る帳票作成システム
を示す概略構成図。
【図2】同じく、データベース構成を示すブロック図。
【図3】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図4】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図5】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図6】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図7】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図8】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図9】同じく、一次データ(運用報告データ)の構成
を示す図。
【図10】同じく、一次データ(運用報告データ)の構
成を示す図。
【図11】同じく、一次データ(運用報告データ)の構
成を示す図。
【図12】同じく、二次データ(運用報告データ)の構
成を示す図。
【図13】同じく、(a)は横軸見出しテーブルの構成
を示す構成図、(b)は縦軸見出しテーブルの構成を示
す図、(c)は横軸と縦軸見出しの選択の一例を示す
図。
【図14】同じく、三次データ(横軸見出し対応運用報
告データ)の構成を示す構成図。
【図15】同じく、帳票出力フォームを示す画面図。
【符号の説明】
1…金融機関システム 2…クライアント機(帳票作成装置) 3…ホスト機(帳票作成装置)
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の金融機関からの運用報告データを
    受け取るクライアント機と、前記運用報告データに基づ
    く帳票を出力する帳票作成装置とを有する帳票作成シス
    テムであって、 前記帳票作成装置は、 複数の金融機関から受け取った運用報告データを金融機
    関、運用商品毎に運用報告データデータベースに格納す
    る手段と、 帳票の横軸見出しに対応する横軸見出しレコードを含む
    横軸見出しテーブルを格納する手段と、 帳票の縦軸見出しに対応する縦軸見出しレコードを含む
    縦軸見出しテーブルを格納する手段と前記運用報告デー
    タデータベースから前記横軸見出しテーブルに格納され
    た各横軸見出しレコードに対応する横軸対応運用報告デ
    ータテーブルを生成する手段と、 前記各横軸対応運用報告データテーブル内に、各横軸見
    出しレコードに対応する横軸見出しフィールドデータを
    格納する横軸項目フィールド格納手段と、 前記各横軸対応運用データテーブル内に、前記運用報告
    データから取り出され、前記縦軸見出しレコードに含ま
    れる縦軸見出しフィールドに関連つけられたフィールド
    データを格納する縦軸項目フィールド格納手段と前記横
    軸見出しテーブルから、1つの横軸見出しレコードを選
    択する手段と、 前記縦軸見出しテーブルから、1つの縦軸見出しレコー
    ドを選択する手段と、 前記横軸見出しレコードの選択に基づいて、これに対応
    する横軸対応運用テーブルを特定する手段と、 特定された横軸対応運用テーブルから、前記横軸見出し
    レコード中の横軸項目フィールド及び選択された縦軸見
    出しレコード中の縦軸項目フィールドとによって特定さ
    れるデータを含むレコードセットを生成する手段と、 前記横軸見出しレコードを横軸見出しとし、前記縦軸見
    出しレコードを縦軸見出しとして、前記レコードセット
    を表示し、帳票フォームに出力する手段とを有すること
    を特徴とする帳票作成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の帳票作成システムは、 さらに、複数のクライアント機に接続されたホスト機を
    有し、 このホスト機は、少なくとも、 前記運用報告データデータベースに基づいて、横軸対応
    運用報告データテーブルを生成する前記手段と、 前記各横軸対応運用報告データテーブル内に、横軸見出
    しフィールドデータを格納する前記横軸項目フィールド
    格納手段と、 前記各横軸対応運用データテーブル内に、縦軸見出しフ
    ィールドに関連つけられたフィールドデータを格納する
    前記縦軸項目フィールド格納手段とことを特徴とする帳
    票作成システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002007399A (ja) * 2000-04-17 2002-01-11 Toyota Motor Corp 資産情報管理方法及び管理システム及び資産情報管理用識別子データベース及び資産情報管理用識別子のデータ構造
JP2002215900A (ja) * 2001-01-15 2002-08-02 Ikuo Oneda 事業法人財務部門支援型の有価証券一元管理システム
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JP6369766B1 (ja) * 2017-03-27 2018-08-08 株式会社三井住友銀行 スケジュール帳票出力方法、及び帳票出力プログラム

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