JP3656039B2 - 取引支援システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融、商品等の取引のための取引支援システム、取引支援方法および取引支援ソフトウエアに関するものであり、特に、この種の取引支援システムにおける取引のための操作性を向上させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金融・商品等の取引においては、投資家・取引者等は新聞、ラジオ、文字放送、インターネットにより提供される情報をたよりに電話によりディラー・ブローカーと呼ばれる仲介者に対して取引の指示、依頼等を行い、当該仲介者が当該取引を実行するという手段がとられていた。
【0003】
これに対し、近年においては、前述の仲介者の役割を果たす、コンピュータ機器を用いた自動取引システムが出現してきている。このような自動取引システムにおいては、投資家・取引者等において、コンピュータ端末を用いて当該自動取引システムに対し取引の指示を行うことができる。公知の事例としては、インターネットによる株式取引がある。株式投資家は、インターネットにより株式の自動取引システムに接続しており、当該取引システムから送信されてくる株価をコンピュータの画面で確認する。当該画面は定期的にリフレッシュされ、最新の株価が反映されるようになっている。投資家が株式投資を希望する場合、当該株価画面を見ながら、別に用意された取引指示用の画面に取引内容を入力し、取引実行ボタンを押す等の方法により取引指示を前記取引システムに送信していた。また、株価画面と取引指示画面を同じ画面に表示しておき、別画面を表示させる手間を省いている例もある。取引指示の取消や訂正については、独立した指示画面に対して、指示内容を夫々入力して、指示実行ボタンを押す等の方法により当該指示を前記取引システムに送信している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来システムにおいては、価格等の情報は情報表示画面に表示され、投資家等は、その情報を見ながら取引指示画面に各種指示情報を入力して指示を行うものであったため、例えば、指示に必要な情報を情報表示画面上から転記しなくてはならず、一瞬の差を争う取引に対して即応できないとか、転記ミスにより誤った指示を行ってしまう場合がありうる等といった欠点があった。更に、自己が行った指示に基づく取引情報ががリフレッシュされた画面に表示され、当該指示を取消、訂正したい場合には、指示を行った際に与えられた指示番号等をメモしておかなければ、訂正・取消を行いたい指示を特定できない等のわずらわしさがあった。
【0005】
本発明の目的は、前述したような従来の技術の問題点を解消しうるような取引支援システムを提供することであり、特に、取引のための操作性を向上させた取引支援システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の基本的概念によれば、取引支援システムは、提供する情報表示画面を単なる情報の表示を行うものとするのでなく、当該表示情報と取引指示入力等の操作を連動させるようにしている。
【0007】
本発明によれば、金融、商品等の取引のための取引支援システムは、ネットワークを介して取引当事者端末と接続しうる取引処理コンピュータと、取引情報データベースとを備えており、前記取引処理コンピュータは、一つの注文情報を一つのセルとして管理するセルデータおよび複数の取引当事者からの複数の注文情報をまとめて表示するためのシートを記憶するためのメモリと、前記取引情報データベースに入力された取引データに基づいてセルデータを定義するためのセルデータ定義手段と、前記セルデータに基づいて前記シートを管理するためのシート管理手段と、前記セル単位で管理されたシートを前記取引当事者端末に表示させるための表示データを生成するための表示データ生成手段と、取引入力画面生成手段とを備え、前記セルデータは、セル識別コード、注文識別コード、表示情報、位置情報を含み、前記セルデータ定義手段は、前記取引情報データベースに入力のあった取引データ中の価格および/またはレート情報に基づいて、前記メモリ上で管理されているシートにおける価格および/またはレートに対応する第1の位置情報を決定し且つ前記取引データ中の取引の種類に基づいて第2の位置情報を決定し、前記シート管理手段は、新規取引の入力において、取引当事者端末に表示されたシートの所定の空白のセル部分が選択されると、該選択されたセル部分の第1の位置情報から価格および/またはレートを識別し、第2の位置情報から取引の種類を識別し、前記取引入力画面作成手段は、前記所定の空白のセル部分が選択されることに応答して、前記識別された価格および/またはレートおよび取引の種類に基づいて、当該価格および/またはレートおよび取引の種類を予め設定し、取引当事者端末に表示させるための情報を生成し、自動的に取引入力画面を生成し、前記シート管理手段は、新規相対取引の入力において、取引当事者端末に表示されたシートの所定のセルが選択されると、該選択されたセルに既に取引データが設定されているか否かを判別し、既に設定されている場合は、当該セルデータを特定し、前記取引入力画面生成手段は、前記特定されたセルデータに基づいて当該セルデータによって特定されている取引データに相対する取引データが入力済みの取引入力画面を表示させるための情報を生成することを特徴とする。
【0009】
本発明の別の実施の形態によれば、前記セルデータは、取引当事者によって表示を変えるための識別コードも含む。
【0010】
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記メモリに記憶されたセルデータは、前記取引情報データベースの対応する内容が更新されることに応答してリアルタイムで更新される。
【0013】
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記取引入力画面は、レートと注文種別が入力済みのものである。
【0016】
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記セル単位で管理されたシートは、取引当事者端末に表示されたシートのセル部分を選択して他のセル部分へと移動させることにより、取引修正が行えるように構成されている。
【0017】
本発明のさらに別の実施の形態によれば、前記取引処理コンピュータは、時価表示機能を実行するため、時価データ記録手段および時価データ提示手段をさらに備え、前記時価データ記録手段は、約定が成立した取引の価格および/またはレートを時価データとして記録し、前記時価データ提示手段は、前記時価データ記録手段の時価データを参照し、前記シート管理手段において当該時価データと対応するレートのセルを検出すると、当該セルの表示方法を他のセルと区別可能なように変更する。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態および実施例について本発明をより詳細に説明する。
【0028】
本発明の一実施例として、無担保コール取引を行うための取引支援システムについて以下説明するが、本発明は、当該無担保コール取引のみならず、通貨、株式、オイルなど、様々な取引システムに同様の構成にて適用が可能なものである。
【0029】
図1は、本発明による取引支援システムの全体構成を略示している。この図1に示されるように、この取引支援システムは、ネットワーク5により取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に接続され、当事者間の取引をリアルタイムおよび/またはバッチ処理にて処理する取引処理サーバ1と取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……から送信される注文データ等の取引指示情報を管理する取引情報データベース2とから構成される。なお、取引処理サーバの管理用として、管理者端末3を接続することも可能である。
【0030】
取引処理サーバ1は、インターネット等のネットワーク5と接続可能に構成されており、その接続方法、ネットワークの種類は問わない。TCP/IPを利用したインターネットによる接続が考えられ、また、より高速で安全性の高い専用回線による接続を行なうことも可能である。また、この取引処理サーバ1は、汎用コンピュータのようなメインフレームで構成することも可能である。
【0031】
この取引支援システムの中枢を担う取引処理サーバ1は、図2に例示されるように、後述するようなセルデータ12およびシート13を記憶しておくためのメモリ11と、中央処理装置を初めとする種々なコンピュータリソースのファンクションによって各々実現されうる、シート管理手段14と、セル定義手段15と、表示データ生成手段16と、取引入力画面生成手段17と、汎用セル設定手段18と、汎用セルデータ記憶手段19と、取引制御手段20と、時価データ記憶手段21と、時価データ提示手段22と、時価移動軌跡提供手段23とを備える。
【0032】
この取引支援システムは、前述したような構成を有したことにより、基本的な機能として、取引情報表示機能を有し、さらに、取引情報選択機能を有する。そして、この取引情報選択機能の中には、注文照会機能、新規取引入力機能、新規相対取引入力機能、注文パレット機能、取引修正・削除機能、時価表示機能等がある。以下、これら各機能について詳述していく。
取引情報表示機能(基本)
本発明による取引支援システムによれば、取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に対して刻々と変化する取引情報をリアルタイムで提供することができる。取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……には、例えば、図3に示すような「板」(シート)と呼ばれる表示形式にて取引情報が表示される。
【0033】
従来技術においては、取引当事者により入力された取引情報は、中央処理装置内で処理された後、単なる表示上のデータとして生成され、所定の表形式にて取引当事者のコンピュータ端末に送信されていた。取引当事者のコンピュータにおいては、単なる情報としての「板」が表示され、この情報を見て、取引当事者は例えば、「新規注文」、「注文訂正」、「注文削除」などのメニューから自己が所望する指示を選ぶと、それぞれの指示に応じたデータの入力画面が表示され、取引当事者は、「板」上の必要な情報を取引指示の入力画面に転記していた。「板」上の文字データが、例えば、テキストデータとしてオペレーティングシステム上で選択可能な場合には、コピー&ペーストの方法により転記するといった方法が考えられるが、この方法は必ずしも可能ではなく、転記する手間がかかることに変わりはない。
【0034】
そこで、本発明においては、取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に表示される「板」を単なる情報の表示ではなく、取引指示に連動させるための表示データとして生成することを特徴とする。
【0035】
「板」は、取引の種類ごと(例えば株の銘柄、商品の種類ごと)に用意されるため、複数存在する。ここでは、一つの板について説明する。「板」には、複数の取引当事者から行なわれた複数の注文情報が表示される。この注文情報は、例えば「売り」「買い」といった相対する取引に分類され、少なくとも取引の価格またはレートごとに並べた表(シート)として管理され、それぞれの注文情報は「セル」という単位で管理されている。
【0036】
ここで、本発明の一つの特徴である「セル」単位での管理について詳述する。図4は、図3に例示した「板」と同じものを示しているが、その「板」の各部分の役割を付記した図である。図4において矢印Aで示したように、この「板」においては、売り手と買い手といった相対する取引に分類している。また、矢印Bで示したように、価格またはレートごとに並べている。同一価格または同一レートの注文情報は、それぞれセルを横に並べる方法で表示データを生成する。さらにまた、矢印Cで示したように、一つの注文情報は、一つの「セル」として管理、表示する。また、矢印Dで示したように、情報が表示されていない場所も「セル」で管理されている。
【0037】
取引当事者端末4A、4B、4C、……を通して取引当事者により入力された取引データは、取引情報データベース2に記録される。この取引データは、少なくとも取引の種類、金額および/またはレート、注文データを識別するための注文識別コード、注文データを入力した取引当事者を識別する取引当事者識別コードを含み、本実施例においては、1つの取引データは取引情報データベース2内で1レコードとして管理されている。
【0038】
取引情報データベース2に取引データが記録されると、メモリ空間11上に「セル」としてのデータ(セルデータ(12))を生成するセル定義の工程に移る。
【0039】
セルデータ定義手段15は、取引情報データベース2に入力のあった取引データ中の価格および/またはレート情報に基づいて、メモリ11上で管理されているシート13における価格および/またはレートに対応する第1の位置情報を決定する。また、注文データ中の取引の種類に基づいて第2の位置情報を決定する。この第2の位置情報の決定にあたっては、例えば、先に入力のあった取引データは、図3において内側から順に、または外側から順に位置決めをするなどと設定しておき、空いているるセル位置を探して位置を決定する。
【0040】
例えば、0.87のレートで、20の売りの取引データ入力があった場合、シート上の0.87の位置を探して第1の位置を決定し、「売り」の種別により、シート上の売り領域であることを識別し、ここでは内側から順に取引データが管理されているので、取引データが未入力である「30」の左側のセル位置を第2の位置と決定する。この位置は、例えばx、yのような管理を行なっても良いし、レート、種別領域、横位置という3つの情報で管理しても良く、その方法は問わない。
【0041】
更に、セルデータ定義手段15は、取引データ中の金額および/またはレートに基づいて、表示画面上に提供する情報を生成する。例えば、注文データの価格が、20億円であった場合、セルにおいてはメモリ消費を押さえるために「20」として情報を保有するように情報を生成する。
【0042】
なお、メモリ11の使用に余裕がある場合は、取引情報データベース2へのアクセスを軽減するため、セルデータ12内に主要な取引データを転写しておくことも有効である。
【0043】
また、セルから取引情報データベース2上の取引データを特定できるように、注文識別コードを付加しておく。この様にセルデータ定義手段15によって定義されたセルデータの例を、図5に示している。
【0044】
定義されたセルデータ12は、メモリ11上で管理されており、取引当事者からの指示内容にもとづき取引情報データベース2の内容が更新される都度、リアルタイムで更新される。
【0045】
表示データ生成手段16は、取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……の表示装置に対して、このセル単位でシート管理された「板」を表示させるために、表示データを生成する。メモリ11上で管理されているセルデータ12を参照し、当該セルデータ中の位置データに基づいてセル表示位置を決定し、セルデータ中の表示情報をもって表示させる情報とすることができる。具体的な一例としては、メモリ11上のセルデータ12を取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に送信し、取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……において、セル単位で構成されたシート(板)を再現して表示させる方法がある。
取引情報選択機能
取引当事者のコンピュータ端末の表示装置に表示されている「板」は、前述したように、「セル」単位で管理されているため、単なる一枚の「表」としての表示情報ではない。取引当事者は、この「板」=シートの任意のセル位置をポインタ等の選択手段により選択することで、取引データの特定を行ない、取引データの訂正や削除の指示につなげることが可能となっている。
【0046】
また、後述するように、取引データが表示されていない領域もセル単位で管理されているため、当該部分を選択することにより、該当する位置への取引入力を行なうことが可能となる。
1.注文照会機能
板に表示されている自己の注文情報を選択することにより、その内容を照会することができる。自己の注文であるか否かは、取引情報データベースの取引当事者識別コードにより識別可能であるため、セルデータ中に取引当事者によって表示を変えるための識別コードを更に付加しておき、自己の注文データは、例えば緑でセル表示するように表示データを生成するようにしておけばよい。こうすることにより、例えば、図6において矢印Aで示すセル部分を緑で表示することで、それが自己取引であることを容易に認識させることができる。取引当事者は、コンピュータ端末の表示装置における板において、緑で表示されているセルを選択すると、例えば表示装置上に新たな情報表示用のウィンドウが開き、詳細な取引データが表示される。また、好適な一例としては、緑で表示されているセルにポインタ等の選択手段を重ねると、自動的に情報表示用のウィンドウが表示されるようにしてもよい
詳細な処理ステップは、次の通りである。まず、取引当事者が、自己の取引データが表示されているセルを選択すると、端末上で表示されているシートを管理しているシート管理手段14は、選択されたセルデータの識別コードを抽出する。これは、シート上における選択されたセルの位置情報からセルデータを特定し、当該セルデータ中のセル識別コードを抽出してもよいし、画面上でセルを一つのオブジェクトとして管理しておき、当該オブジェクトが選択されることで、直接セルが特定され、当該セルデータ中のセル識別コードを抽出してもよい。
【0047】
抽出されたセル識別コードに基づき、取引処理サーバ1におけるメモリ11上で管理されているセルデータ12が特定されると、当該セルデータ中の注文識別コードにより、取引情報データベース2上の注文データが特定され、当該注文データに基づき照会表示用データが生成される。生成された表示データは、取引当事者のコンピュータ端末4A、4B、4C、……に送信され、当該端末側では、図7に例示するような照会画面が表示される。
【0048】
なお、前述の説明では、取引情報データベース2上の取引データを参照したが、前述したとおり、セルに主要な取引データを転記している場合には、セルデータ内の当該主要な取引データを参照して、照会画面に表示させるデータを生成しても良い。
2.新規取引入力機能
取引当事者は、「板」の空白のセル部分を選択することにより、当該セルに対応する新規の取引データを容易に入力することが可能となる。これは、図8の矢印Aで示すセル部分をポインタ等でクリックすることによって行なわれる。
【0049】
取引当事者が、「0.85」のレートで買い取引を行ないたいと考えた場合、従来技術においては、画面上の「注文入力ボタン」等を選択して、注文入力画面を表示して、レート、売りか買いかの種別、金額等を入力しなければならなかった。しかし、本発明においては、セル管理されているため、画面上の「買い手」の領域の「0.85」に対応するセル領域を選択すると、自動的に取引入力画面が表示される。
【0050】
この取引入力画面においては、既にレートと注文種別が入力済みであり、取引当事者は金額を入力すればよい状態となっている。
【0051】
つまり、取引当事者によりセルが選択されることにより、シート管理手段14は、選択されたセルの位置情報を識別する。当該選択されたセルの第1の位置情報からレートを識別し、第2の位置情報から取引種別を識別するのである。
【0052】
取引入力画面生成手段17は、前記識別されたレートおよび取引種別に基づいて、当該レートおよび取引種別を予め設定し、取引当事者のコンピュータ端末に表示させるための情報を生成する。
【0053】
前述した通り、予めレートと取引種別が設定された取引入力画面が表示され、取引当事者は金額のみを入力し、取引実行を行なうことで取引指示を完了することができるのである。なお、実際の取引にあたっては、更に取引の執行条件を入力することが考えられる。
3.新規相対取引入力機能
取引当事者は、板に提示されている他の当事者が行なった取引注文に係るセルをポインタ等で選択することにより、当該取引注文の相対取引に相当する新規取引注文を容易に入力することができる。これは、例えば、図9に矢印Aで示したセル部分をクリックすることによって行なわれる。取引当事者が板を見ており、自己が希望する取引の反対取引(例えば、買いを希望している場合は売りの取引注文)を発見した場合には、当該反対取引のセルをクリックすることで、自己の希望する取引の入力画面が表示される。この画面には、既に取引種別、レートが設定されているので、取引当事者は、必要に応じて執行条件を入力するだけでよい。なお、金額を修正することも可能である。
【0054】
つまり、取引当事者が反対取引のセルを選択すると、シート管理手段14は、選択されたセルに既に取引データが設定されているか否かを判別し、既に設定されている場合は、当該セルデータを特定する。セルデータの特定は、位置情報による判別でも、オブジェクト情報により直接セルデータを判別することも可能である。
【0055】
取引入力画面生成手段17は、前記特定されたセルデータから金額に相当するデータを抽出し、また、セルデータ中の取引種別に基づいて、反対の取引種別を設定する。そして、取引種別および金額がすでに設定された取引入力画面を表示させるための情報を生成するのである。
【0056】
反対の取引種別を設定する場合には、セルデータから抽出したデータに基づいて、条件文により判定させることが最も簡単な方法である。
【0057】
図9の例でいえば、取引当事者が、レート0.86で40億の買いを希望していたときに、板に同レートで20億の売りが表示されたケースである。取引当事者は、すぐさま当該セルを選択することで、予め取引内容が設定された取引入力画面を表示させることができるので、必要に応じて執行条件を入力し、すぐに取引を執行することが可能となる。
【0058】
本発明によれば、従来、取引情報の転記により時間を要し、取引機会を逸していたが、予め取引情報が設定されているため、一瞬を争う取引の執行をすばやく行なうことができるのである。
4.注文パレット機能
本発明においては、更に、予め取引当事者が所望する取引内容を定義しておき、当該定義されているセルを板のセルに重ねることで、取引入力を行なうことができる。
【0059】
取引当事者は、予め自己が頻繁に行なう取引内容(実施例においては金額とする)に関する汎用セルを作成しておくことができる。
【0060】
汎用セル設定手段18は、取引当事者から入力された金額情報に基づき、取引情報が設定された汎用セルデータを生成する。
【0061】
この汎用セルデータは、複数作成することが可能であり、汎用セルデータ記憶手段19に記憶されている。本実施例においては、取引当事者により設定された複数の汎用セルデータが、取引パレットと呼ばれる領域に表示されるよう構成されている。図10は、このような取引パレットの一例を示している。この図10において矢印Aで示すように、取引当事者が、取引パレットから自己が所望する汎用セルを選択し、当該セルを所望する取引のセルの部分に重ねる(ドラッグ&ドロップの方式である)と、取引入力画面が表示される。
【0062】
所望する取引のセルが空白であれば、前述の新規取引機能に加えて、当該汎用セルデータ中の取引情報(実施例では金額)に基づき、金額までも設定された取引入力画面が自動的に表示され、取引当事者は、必要に応じて修正や執行条件の入力を行ない、取引の執行を行うだけでよい。
【0063】
更に、所望するセルに既に取引情報が存在する場合には、相対取引の注文とみなし、前記新規相対取引入力機能に加えて、当該汎用セルデータ中の取引情報(実施例では金額)に基づき、金額までも設定された取引入力画面が自動的に表示される。以降の取引執行は他の場合と同様である。
【0064】
この取引パレットにおける汎用セルデータに汎用的な執行条件データを記憶させることにより、執行条件の入力を簡略化することが可能となる。この場合、取引パレットに表示される執行条件が設定された汎用セルデータは、個々の執行条件を識別可能な記号等が表示されており、取引当事者は、当該記号等により所望する汎用セルデータを選択して、板に表示されている執行条件を設定または変更したい自己取引のセルに重ねることで、執行条件設定画面が表示されるように構成することも可能である。
5.取引修正・削除機能
本発明においては、セルによる取引情報の管理の応用として、取引情報の修正も可能である。つまり、取引当事者は、板上の自己取引のセルを選択して、当該セルを板状で移動させることにより、取引内容修正を容易に行なうことが可能である。
【0065】
図11は、このような取引内容の修正の仕方を例示しており、この例では、0.84のレートで20億の買い取引であったものを、同金額で0.88のレートへ変更する場合である。取引当事者が自己の取引を選択すると、シート管理手段14により、セルデータが特定される。取引当事者が当該セルを板上で移動させると、シート管理手段14は、移動先の第1の位置情報を識別し、当該第1の位置情報に対応するレートを抽出する。そして、移動先の第2の位置情報とあわせて、修正位置情報を保持しておく。更に、セル識別コードにより識別されたセルデータ中のレートを、前記抽出したレートに置き換えた修正データを生成し、取引当事者のコンピュータ端末に表示させる。
【0066】
取引当事者が内容を確認し、修正執行をすると、前記セル識別コードで特定されたセルのセルデータが修正データに置き換えられ、更に、前記修正位置情報により、当該セルデータの位置情報が置き換えられることにより、セルデータが更新される。そして、取引当事者のコンピュータ端末においては、シートがリフレッシュされ、修正後の位置にセルが表示されることになる。
【0067】
取引注文の削除にあたっては、取引当事者は削除の対象となる自己の取引に関するセルをポインタ等で選択する。すると、前記照会画面が表示され、当該画面に削除用のボタンを更に用意しておけば、削除の指示が容易に可能となる。なお、ごみ箱アイコンを用意しておき、セルをドラッグして当該ごみ箱アイコンにドロップすることで、削除確認画面を表示させることも可能である。
6.時価表示機能
シート管理手段14は、取引情報だけでなく、価格またはレートが表示される部分もセルとして管理している。例えば、図12において矢印Aで示す、0.85というレートが表示されている部分がセルとして管理されている。
【0068】
お互いに相対する売り注文と買い注文により約定が成立した場合、取引制御手段20は、当該約定が成立した取引の価格および/またはレートを時価データとして時価データ記録手段21に記録する。
【0069】
時価データ提示手段22は、時価データ記録手段21の時価データを参照し、シート管理手段14において当該時価データと対応するレートのセルを検出すると、当該セルの表示方法を他のセルと区別可能なように変更する。表示方法の変更は、例えば文字のフォントや大きさ、色等を変更してもよいし、文字を四角で囲むようにしてもよいし、セルの背景色を変更するようにしてもよい。
【0070】
更に、時価移動軌跡提供手段23は、取引当事者のコンピュータ端末上に表示されている板の横に、板と同じレートの尺度により、過去の時価の軌跡を描画することができる。
【0071】
時価データ記録手段21には、過去に成立した取引の価格および/またはレートが記録されているため、時価移動軌跡提供手段23は、当該時価データ記録手段21の時価データを参照することで、例えば、図13に示すようなグラフを表示させることができる。
【0072】
なお、表示させる期間および表示単位は、自由に設定可能であり、例えば図13では、直近の3時間の移動軌跡を1時間を単位として表示させるように設定してある。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、指示入力にかかる投資家等のキー入力を最小化するとともに、入力の迅速化と入力ミスを最小化し、投資家等の取引意思に対しその指示を即応させることができる。
【0074】
また、本発明によれば、取引当事者がリアルタイムで取引情報を把握することができることに加えて、セルによる取引情報の管理により、取引情報の入力の手間を省くことが可能となり、従来は転記により機会を逸していたような取引にもすばやく対応が可能となる。
【0075】
別の言い方をすれば、従来は画面上に取引情報を表示する「板」は、単なる表示情報であり、刻々と更新される取引データを画面に表示させるという一方向的な手段でしかなかったが、本発明においては、単なる表示情報ではなく、セルで構成されるシートという構造をもたせることにより、表示画面から取引情報の入力等の情報入力につながると言う双方向的な手段を提供するので、取引システム操作性が格段に向上するとともに、情報入力の誤りもなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による取引支援システムの全体構成を略示する図である。
【図2】図1の取引支援システムにおける取引処理サーバの機能の詳細を示すブロック図である。
【図3】図1の取引支援システムにおいて取引当事者端末に表示される「板」を例示する図である。
【図4】図3に示された「板」と同じものを示しているが、その「板」の各部分の役割を付記した図である。
【図5】図1の取引支援システムにおけるセルデータ定義手段によって定義されたセルデータの例を示す図である。
【図6】図3に例示したような「板」において自己取引であることを容易に認識させる一つの手法を説明する図である。
【図7】図1の取引支援システムにおいて取引当事者端末に表示される照会画面を例示する図である。
【図8】図3に例示した「板」において新規の取引データを入力する仕方を説明するための図である。
【図9】図3に例示した「板」において取引注文の相対取引に相当する新規取引注文を行う仕方を説明するための図である。
【図10】取引パレットの一例を示す図である。
【図11】取引内容の修正の仕方を例示する図である。
【図12】時価表示機能を説明するための図である。
【図13】時価移動軌跡を示すグラフを表示させる態様を示す図である。
【符号の説明】
1 取引処理サーバ
2 取引情報データベース
3 管理者端末
4A 取引当事者端末
4B 取引当事者端末
4C 取引当事者端末
5 ネットワーク
11 メモリ
12 セルデータ
13 シート
14 シート管理手段
15 セルデータ定義手段
16 表示データ生成手段
17 取引入力画面生成手段
18 汎用セル設定手段
19 汎用セルデータ記憶手段
20 取引制御手段
21 時価データ記録手段
22 時価データ提示手段
23 時価移動軌跡提供手段
Claims (5)
- 金融、商品等の取引のための取引支援システムにおいて、ネットワークを介して取引当事者端末と接続しうる取引処理コンピュータと、取引情報データベースとを備えており、前記取引処理コンピュータは、一つの注文情報を一つのセルとして管理するセルデータおよび複数の取引当事者からの複数の注文情報をまとめて表示するためのシートを記憶するためのメモリと、前記取引情報データベースに入力された取引データに基づいてセルデータを定義するためのセルデータ定義手段と、前記セルデータに基づいて前記シートを管理するためのシート管理手段と、前記セル単位で管理されたシートを前記取引当事者端末に表示させるための表示データを生成するための表示データ生成手段と、取引入力画面生成手段とを備え、前記セルデータは、セル識別コード、注文識別コード、表示情報、位置情報を含み、前記セルデータ定義手段は、前記取引情報データベースに入力のあった取引データ中の価格および/またはレート情報に基づいて、前記メモリ上で管理されているシートにおける価格および/またはレートに対応する第1の位置情報を決定し且つ前記取引データ中の取引の種類に基づいて第2の位置情報を決定し、前記シート管理手段は、新規取引の入力において、取引当事者端末に表示されたシートの所定の空白のセル部分が選択されると、該選択されたセル部分の第1の位置情報から価格および/またはレートを識別し、第2の位置情報から取引の種類を識別し、前記取引入力画面作成手段は、前記所定の空白のセル部分が選択されることに応答して、前記識別された価格および/またはレートおよび取引の種類に基づいて、当該価格および/またはレートおよび取引の種類を予め設定し、取引当事者端末に表示させるための情報を生成し、自動的に取引入力画面を生成し、前記シート管理手段は、新規相対取引の入力において、取引当事者端末に表示されたシートの所定のセルが選択されると、該選択されたセルに既に取引データが設定されているか否かを判別し、既に設定されている場合は、当該セルデータを特定し、前記取引入力画面生成手段は、前記特定されたセルデータに基づいて当該セルデータによって特定されている取引データに相対する取引データが入力済みの取引入力画面を表示させるための情報を生成することを特徴とする取引支援システム。
- 前記セルデータは、取引当事者によって表示を変えるための識別コードも含む請求項1に記載の取引支援システム。
- 前記メモリに記憶されたセルデータは、前記取引情報データベースの対応する内容が更新されることに応答してリアルタイムで更新される請求項1または2に記載の取引支援システム。
- 前記セル単位で管理されたシートは、取引当事者端末に表示されたシートのセル部分を選択して他のセル部分へと移動させることにより、取引修正が行えるように構成されている請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の取引支援システム。
- 前記取引処理コンピュータは、時価表示機能を実行するため、時価データ記録手段および時価データ提示手段をさらに備え、前記時価データ記録手段は、約定が成立した取引の価格および/またはレートを時価データとして記録し、前記時価データ提示手段は、前記時価データ記録手段の時価データを参照し、前記シート管理手段において当該時価データと対応するレートのセルを検出すると、当該セルの表示方法を他のセルと区別可能なように変更する請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の取引支援システム。
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