JP6089631B2 - 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法 - Google Patents

振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6089631B2
JP6089631B2 JP2012259251A JP2012259251A JP6089631B2 JP 6089631 B2 JP6089631 B2 JP 6089631B2 JP 2012259251 A JP2012259251 A JP 2012259251A JP 2012259251 A JP2012259251 A JP 2012259251A JP 6089631 B2 JP6089631 B2 JP 6089631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
payment
collective
deposit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012259251A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014106746A (ja
Inventor
修一 岩田
修一 岩田
順一 牧野
順一 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012259251A priority Critical patent/JP6089631B2/ja
Publication of JP2014106746A publication Critical patent/JP2014106746A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6089631B2 publication Critical patent/JP6089631B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法に関する。
近日、異なる金融機関の間での為替処理が広く行われている。例えば、金融機関等において依頼人が振込等の為替依頼を行った場合、振込元(仕向け側とも称する。)の金融機関が有するホストコンピュータから、振込先(被仕向け側とも称する。)の金融機関が有するホストコンピュータに振込電文が送信される。そして、被仕向け側の金融機関が有するホストコンピュータにおいて自動入金処理が行われる。
一方、振込電文に不備があり依頼人が指定した口座への入金を実行できない場合、すなわち、振込エラーが発生した場合、被仕向け側のホストコンピュータは、仕向け側の金融機関に対して不備内容を記載した照会電文を送信し、仕向け側の金融機関からの回答電文に従って振込処理を完了させる。
仕向け側の金融機関では、上記の照会電文を受信すると、照会電文の内容に応じて、訂正または資金の組戻しを依頼する回答電文を送信する。例えば、照会電文に記載された不備内容がデータ打電ミスである場合、仕向け側の金融機関は、訂正または資金の組戻しを依頼する回答電文を送信する。一方、仕向け側の金融機関は、照会電文に記載された不備内容が依頼人による記入誤りである場合、依頼人に対して後処理方法(訂正または資金の組戻し)を問い合わせ、依頼人からの回答に従って回答電文を作成する。
ここで、回答電文として組戻依頼が被仕向け側の金融機関に送信された場合、仕向け側の金融機関に資金が戻され、仕向け側の金融機関は、組戻しされた資金を依頼人の口座に入金する。また、回答電文として訂正依頼が被仕向け側の金融機関に送信された場合、被仕向け側の金融機関は、訂正依頼で示される振込先への入金を行う。
為替処理に関連し、下記特許文献1には、振込処理に関する工夫が施されたオンライン口座振替システムが開示されている。
特開2002−63515号公報
上述したように、振込エラーが発生した後の入金処理は取引ごとに行われることが一般的である。しかし、振込エラーの後処理としての入金処理が取引ごとに行われると、記帳量が増加して顧客による取扱いが煩雑になる、金融機関側の負荷が大きくなる、などの問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、振込エラーの後処理の効率化を図ることが可能な、新規かつ改良された振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理する振込情報管理部と、前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認する確認部と、前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理する一括入金処理部と、前記一括入金処理部により行われた一括入金処理の内訳を示す明細情報の出力を制御する出力制御部と、を備える、振込管理システムが提供される。
前記振込管理システムは、前記振込依頼の仕向け側に設けられ、前記一括入金処理部は、前記振込エラーとなった複数の振込依頼の組戻金を依頼人口座に一括して入金してもよい。
前記振込管理システムは、前記振込管理システムは、前記振込依頼の被仕向け側に設けられ、前記振込エラーとなった振込依頼を訂正する電文を仕向け側から受信する受信部をさらに備え、前記確認部は、前記電文による訂正後の入金先が一括入金対象であるか否かを確認し、前記一括入金処理部は、前記確認部により前記電文による訂正後の入金先が一括入金対象であることが確認された場合、入金先が当該訂正後の入金先である複数の振込依頼の資金を訂正後の入金先に一括して入金してもよい。
前記明細情報は、前記複数の振込依頼の各々についての振込先情報または依頼元情報、および振込金額情報を含む、請求項1に記載の振込管理システム。
前記振込管理システムは、顧客情報を記憶する顧客情報記憶部と、前記確認部により前記入金先が一括入金対象であることが確認された振込依頼の情報を記憶する一括入金情報記憶部と、をさらに備え、前記確認部は、前記振込エラーとなった振込依頼の入金先が一括入金対象であるか否かを前記顧客情報記憶部に記憶されている顧客情報を参照して確認してもよい。
前記出力制御部は、さらに、前記一括入金処理部による前記一括入金処理時に発生したエラーを示すエラーリストの出力を制御してもよい。
前記出力制御部は、前記明細情報の出力制御として印刷制御を行なってもよい。
前記出力制御部は、前記明細情報の出力制御として明細情報の送信制御を行なってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理する振込情報管理部と、前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認する確認部と、前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、一括入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理する一括入金処理部と、前記一括入金処理部により行われた一括入金処理の内訳を示す明細情報を作成する明細作成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理することと、前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認することと、前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、一括入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理することと、一括した前記入金処理の内訳を示す明細情報の出力を制御することと、を含む、コンピュータにより実行される振込管理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、振込エラーの後処理の効率化を図ることが可能である。
本発明の実施形態による金融システムの構成を示した説明図である。 振込管理システムおよび自行ホストを備える自行の金融機関が仕向け側である場合の動作例を示したシーケンス図である。 電文の具体例を示した説明図である。 訂正組戻依頼書の具体例を示した説明図である。 振込管理システムおよび自行ホストを備える自行の金融機関が被仕向け側である場合の動作例を示したシーケンス図である。 本実施形態による振込管理システムの構成を示した説明図である。 振込管理システムが仕向け側として機能する場合の動作例を示したシーケンス図である。 資金返却確認画面の具体例を示した説明図である。 一括入金処理画面の具体例を示した説明図である。 組戻金の一括入金の内訳を示す明細リストを示した説明図である。 振込管理システムが被仕向け側として機能する場合の動作例を示したシーケンス図である。 送信データ作成画面の具体例を示した説明図である。 一括入金処理画面の具体例を示した説明図である。 訂正振込金の一括入金の内訳を示す明細リストを示した説明図である。 クライアント端末のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.金融システムの構成>
図1は、本発明の実施形態による金融システムの構成を示した説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による金融システムは、専用ネットワーク12と、公衆網14と、依頼人の電話機/FAX16と、振込管理システム20と、自行ホスト30と、他行システム40と、を備える。
振込管理システム20は、管理サーバ22、クライアント端末23、電話機/FAX25、およびプリンタ27を有する。管理サーバ22は、他行システムから受信される照会電文や訂正電文などの各種電文を蓄積する。クライアント端末23は、オペレータによる操作に従って各種電文の作成を行う情報処理装置である。電話機/FAX25は、依頼人の電話機/FAX16と公衆網14を介して接続される通信手段の一例であり、オペレータは、この電話機/FAX25を用いて依頼人と連絡をとることができる。電話機/FAX25は単体の装置でもよいが、電話/FAXサーバとして、図示しない複数の電話機やFAXを接続し統合、管理するものであってもよい。その場合、電話やFAXの操作は、接続される個別の装置にて行われ、電話/FAXサーバを介して依頼人の電話機/FAX16との通話やFAX送信が行われるようになる。プリンタ27は、取引の明細情報などを出力する出力装置の一例である。
自行ホスト30は、第1の金融機関である自行のホストコンピュータであり、仕向け側として動作する場合、振込電文を振込先の他行システム40に専用ネットワーク12を介して送信する。一方、自行ホスト30は、被仕向け側として動作する場合、他行システム40から受信された振込電文に従って指定口座へ資金を入金する。すなわち、自行ホスト30は、仕向け側および被仕向け側のいずれとしても動作し得る。なお、図1においては自行ホスト30と振込管理システム20が論理的に区分される例を示しているが、振込管理システム20は、自行ホスト30を含む概念であってもよい。
他行システム40は、第2の金融機関である他行のシステムであり、自行ホスト30と専用ネットワーク12を介して接続される。他行システム40は、例えば、自行ホスト30から振込電文が受信された場合、振込電文の内容を確認し、指定口座へ資金を入金する自動入金処理を行う。また、他行システム40は、他行の依頼人からの振込依頼に対応する振込電文を自行ホスト30に送信する。すなわち、他行システム40も、仕向け側および被仕向け側のいずれとしても動作し得る。
<2.金融システムの基本動作>
以上、本発明の実施形態による金融システムの構成を説明した。続いて、図2〜図5を参照し、本発明の実施形態による金融システムにおいて振込エラーが発生した場合の動作を説明する。
(自行が仕向け側である場合)
図2は、振込管理システム20および自行ホスト30を備える自行の金融機関が仕向け側である場合の動作例を示したシーケンス図である。図2に示したように、まず、依頼人により振込依頼が行われると(S302)、自行ホスト30は、他行システム40に対し振込電文を送信する(S304)。なお、振込電文は、図3Aに示すように、例えば被仕向金融機関支店名、仕向金融機関支店名、為替種目、金額、受取人、および依頼人を示す情報を含む。
ここで、他行システム40において振込電文の不備による指定口座への振込エラーが発生すると(S306)、他行システム40は、振込電文の不備内容を記載した照会電文を自行ホスト30に専用ネットワーク12を介して送信し、自行ホスト30は受信した照会電文を振込管理システム20に送信する(S308)。なお、照会電文は、図3Bに示すように、例えば被仕向金融機関支店名、仕向金融機関支店名、為替種目および通信文を示す情報を含む。より詳細には、図3Bには、口座番号(普通)1235467の口座名義人が「ウケトリ ハナヨ」でないので、名義人相違であることを照会する照会電文を示している。
振込管理システム20に送信された照会電文は、振込管理システム20の管理サーバ22に格納されると共に、クライアント端末23に表示され、オペレータが照会電文の内容を確認する(S310)。そして、クライアント端末23のオペレータは、エラー原因が打電ミスであると判定した場合、打電ミスに応じた処理(回答電文の作成、送信)を行う。一方、エラー原因が打電ミスではなく、依頼人の記入内容である場合、クライアント端末23のオペレータは、電話機/FAX25を用い、振込の依頼人に対応内容を確認する(S312)。
さらに、クライアント端末23は、オペレータによる入力に基づいて訂正組戻依頼書を作成し(S314)、電話機/FAX25が、訂正組戻依頼書を依頼人に送信する(S316)。この送信は、クライアント端末23に入力された情報に基づき、クライアント端末23内あるいは他のコンピュータ上にて電子的に作成したFAXイメージによるものであってもよいし、一旦印刷したものを電話機/FAX25で読み取って送信するものであってもよい。なお、訂正組戻依頼書は、図4に示したように、「1.当初振込内容」、および訂正内容を示す「2.依頼内容」の記載欄を含む。また、図4に示した例では、「当社(私)名義口座へ入金」の欄52が選択されており、これは、依頼人が、振込エラーとなった振込資金の自分口座への返却を希望していることを示す。
続いて、依頼人は、受信した訂正組戻依頼書を確認し、署名欄54に氏名および住所などを記入すると、訂正組戻依頼書を振込管理システム20に返信する(S318)。クライアント端末23のオペレータは、依頼人から返信された訂正組戻依頼書に従って組戻しを依頼する回答電文を作成し(S320)、組戻しを依頼する回答電文が自行ホスト30から他行システム40に送信される(S322)。なお、組戻しを依頼する回答電文は、図3Cに示すように、例えば、被仕向金融機関支店名、仕向金融機関支店名、為替種目、および資金返却を依頼する通信文を含む。
他行システム40は、受信した回答電文に従って付替電文を送信し、振込エラーとなった振込依頼の資金の組戻しを行う(S324)。そして、クライアント端末23は、付替電文の内容を表示し(S326)、オペレータにより付替電文の内容が承認されると入金指示を出力する(S328)。自行ホスト30は、入金指示に応じ、他行システム40から組戻しされた資金を依頼人口座へ入金する(S330)。
(自行が被仕向け側である場合)
図5は、振込管理システム20および自行ホスト30を備える自行の金融機関が被仕向け側である場合の動作例を示したシーケンス図である。図5に示したように、まず、依頼人により他行に対して振込依頼が行われると(S402)、他行システム40は、自行ホスト30に対し振込電文を送信する(S404)。
ここで、自行ホスト30において振込電文の不備による指定口座への振込エラーが発生すると(S406)、自行ホスト30は、振込電文の不備内容を記載した照会電文を他行システム40に専用ネットワーク12を介して送信する(S408)。そして、他行と依頼人との間で照会電文に対する対応内容が決定すると(S410)、他行システム40が振込の訂正を依頼する回答電文を送信する(S412)。自行ホスト30は、回答電文による訂正後の指定口座に振込資金を入金する(S414)。
(本実施形態の背景)
上述したように、本実施形態による振込管理システム20および自行ホスト30は、仕向け側として動作する場合には振込エラーとなった振込資金を依頼人口座に入金(返却)し、被仕向け側として動作する場合には振込エラーとなった振込資金を訂正後の指定口座に入金することができる。
しかし、振込エラーの後処理としての入金処理が取引ごとに行われると、記帳量が増加して顧客(特に、大口顧客)による取扱いが煩雑になる、金融機関側の負荷が大きくなる、などの問題がある。
そこで、上記事情を一着眼点にし、振込管理システム20に実装する追加機能を創作するに至った。本実施形態によれば、振込エラーの後処理において顧客満足度を向上することが可能である。以下、このような本実施形態について順次詳細に説明する。
<3.振込管理システムの構成>
図6は、本実施形態による振込管理システム20の構成を示した説明図である。図6に示したように、クライアント端末23は、通信部232、操作入力部234、制御部236、および表示部238を備える。
クライアント端末23の通信部232は、管理サーバ22とのインタフェースであり、例えば、操作入力部234へのオペレータ操作に従って作成された振込電文、回答電文および照会電文などを送信する。
操作入力部234は、マウス、キーボード、およびタッチパネルなどオペレータが情報を入力するための入力手段と、オペレータによる入力に基づいて入力信号を生成し、制御部236に入力信号を出力する入力制御回路などから構成されている。オペレータは、操作入力部234を操作することにより、訂正組戻依頼書への入力や回答電文の内容入力などを行うことができる。
制御部236は、クライアント端末23の動作全般を制御する。例えば、制御部236は、操作入力部234への操作入力に従って振込電文、回答電文および照会電文などの各種電文を作成したり、表示部238に各種電文の内容を表示させたりする。また、制御部236は、振込エラーとなった振込依頼の依頼元が一括入金対象であるか否かを確認する確認部、および後述する一括入金の明細リストをプリンタ27に出力させる出力制御部としての機能を包含する。
表示部238は、制御部236による制御に従った表示を行う。なお、表示部238は、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic light−Emitting Diode)またはCRT(Cathode Ray Tube)などにより構成される表示モジュールであってもよい。
一方、図6に示したように、管理サーバ22は、通信部222、データ処理部224、および記憶部226を備える。
通信部222は、クライアント端末23や自行ホスト30とのインタフェースであり、クライアント端末23や自行ホスト30との間で振込電文、回答電文および照会電文などの各種電文や情報を送受信する。
データ処理部224は、記憶部226へのデータの蓄積や、記憶部226からのデータの検索などのデータ処理を行う。例えば、データ処理部224は、クライアント端末23から要求された顧客の顧客情報を記憶部226から検索し、検索結果を通信部222からクライアント端末23に送信させる。また、データ処理部は、後述する一括入金の明細リストおよびエラーリストの作成機能、および出力制御機能を有してもよい。
記憶部226は、顧客情報DB、電文DB、および一括入金DBなどを記憶する。すなわち、記憶部226は、顧客情報記憶部、電文記憶部および一括入金情報記憶部としての機能を含む。顧客情報DBは、口座番号、暗証番号、氏名、住所、年齢、生年月日、電話番号、職業、家族構成、年収、および預金残高に加え、一括入金対象の顧客であるか否かを示す情報を含む顧客情報を格納するデータベースである。なお、これら顧客情報は、口座開設時に設定されてもよいし、事後的に修正、変更されてもよい。
電文DBは、送受信された振込電文、照会電文、回答電文および付替電文などを格納するデータベースである。一括入金DBは、一括入金対象の入金データを格納するデータベースである。なお、一括入金については以降の動作の説明においてより詳細に説明する。
<3.振込管理システムの動作>
以上、本実施形態による振込管理システム20の構成を説明した。本実施形態による振込管理システム20は、振込エラーとなった振込依頼の訂正後の指定口座、または依頼元が一括入金対象である場合、当該振込依頼の情報を蓄積し、複数の振込依頼の資金を一括して入金する。以下、このような動作を、振込管理システム20が仕向け側として機能する場合と、振込管理システム20が被仕向け側として機能する場合とに分けて説明する。
(振込管理システム20が仕向け側として機能する場合)
図7は、振込管理システム20が仕向け側として機能する場合の動作例を示したシーケンス図である。なお、S322以前の処理は図2を参照して説明した通りであるので、図7での記載を省略している。
クライアント端末23は、図2で説明したS302〜S322の処理を経て付替電文を受信すると(S324)、振込依頼の依頼人が一括入金対象の顧客であるか否かを管理サーバ22に問い合わせ(S342)、管理サーバ22から回答を受信する(S346)。そして、クライアント端末23は、管理サーバ22からの回答内容を含む資金返却確認画面を表示し、オペレータは、依頼人が一括入金対象の顧客である場合には資金返却確認画面において一括入金を選択する(S348)。
ここで、図8を参照して資金返却確認画面の具体例を説明する。図8に示したように、資金返却確認画面60は、付替電文表示61、顧客情報照会ボタン62、顧客情報照会結果表示63、処理選択表示64、および一括入金内容表示65を含む。クライアント端末23は、顧客情報照会ボタン62の選択によりS342の問い合わせを行い、管理サーバ22からの回答結果を顧客情報照会結果表示63に表示する。このため、オペレータは、顧客情報照会結果表示63を参照し、処理選択表示64において、通常の組戻金入金、または一括入金を選択することができる。なお、依頼人が一括入金対象の顧客である場合、自動的に一括入金が選択されてもよい。
図7の動作の説明に戻ると、依頼人が一括入金対象の顧客である場合、クライアント端末23は入金データを管理サーバ22に送信し(S350)、管理サーバ22は、受信した入金データを一括入金DBに蓄積する(S352)。
その後、クライアント端末23が一括入金データの送信を管理サーバ22に要求すると(S354)、管理サーバ22は、一括入金DBに蓄積された複数の入金データ(一括入金データ)をクライアント端末23に送信する(S356)。そして、クライアント端末23は、例えば図9に示す一括入金処理画面70を表示する(S358)。
図9は、一括入金処理画面70の具体例を示した説明図である。図9に示したように、一括入金処理画面70には一括入金データリスト74が含まれ、一括入金データリスト74は、各個別の入金データについて、処理完了日、依頼人名称、依頼人口座情報、振込先名称、金額、振込先銀行、振込先店、振込先口座情報、一括入金の有無、が関連付けられている。ここで、依頼人は、振込エラーとなった振込依頼を行った顧客であり、一括入金先に対応する。また、振込先は、振込エラーとなった振込依頼における振込先である。なお、図9においては複数の入金先に関する入金データが混在する一括入金データリスト74を示しているが、前段にて入金先を特定することにより、特定の入金先に関する入金データのみを表示することも可能である。
クライアント端末23は、この一括入金処理画面70に含まれる一括送信ボタン72がオペレータにより選択されると、同一顧客に関する一括入金の指示を出力し、管理サーバ22は、同一顧客に関する複数の入金データを論理的に関連付けて自行ホスト30に出力する(S362)。
自行ホスト30は、一括入金指示を受信すると、一括入金先である依頼人口座に、振込エラーとなった複数の振込依頼の資金の合計額を一括して入金する(S364)。例えば、自行ホスト30は、論理的に関連付けられた複数の入金データの払出しを順次に行い、払出金の合計額を一括して依頼人口座に入金する。このとき、一括入金を実際に行う自行ホスト30、一括入金の指示を出すクライアント端末23、および管理サーバ22の各々が一括入金処理部の機能を有すると言える。
そして、自行ホスト30は、一括入金の結果を管理サーバ22に通知し(S366)、管理サーバ22は、一括入金の結果に基づき、一括入金の内訳を示す明細情報としての明細リスト、および一括入金時に発生したエラーを示すエラーリストを作成する(S368)。
ここで、図10を参照し、上述した組戻金の一括入金の内訳を示す明細リストの具体例を説明する。図10に示したように、明細リスト50は、入金先の顧客情報51、一括入金明細リスト52、および合計入金額53を含む。入金先の顧客情報51は、依頼人である顧客の顧客名、店番、口座種別および口座番号を含む。一括入金明細リスト52、入金データごとに、振込先名称、振込先銀行、振込先店、振込先口座、および金額を含む。また、合計入金額53は、各入金データに含まれる金額の合計金額であり、一括入金額に相当する。このような明細リスト50によれば、依頼人である顧客は、組戻金の一括入金額だけでなく、組戻金の個別の入金データも把握することが可能である。
続いて、管理サーバ22は、作成した明細リストおよびエラーリストをプリンタ27に送信し、プリンタ27は、明細リストおよびエラーリストを印刷する(S372)。その後、印刷された明細リストは、例えば郵送により依頼人に送付される。
以上説明したように、本実施形態によれば、振込エラーとなった振込依頼の資金を、依頼人の口座に一括して入金することができる。さらに、一括入金の内訳を示す明細リストを顧客に提供することができるので、振込エラー後の後処理における顧客満足度を向上することが可能である。また、取引ごとの入金、および明細表の印刷が不要となるので、金融機関における明細作成業務の効率化も実現できる。
なお、上記では明細リストの出力形態の一例として印刷を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、明細リストは、依頼人へのFAX送信として出力されてもよいし、依頼人へのメール送信として出力されてもよい。
また、上述した一括入金の具体的なタイミングは特に限定されない。例えば、振込管理システム20および自行ホスト30は、新たな振込エラーによる組戻しが発生しなくなる、為替の運用完了後の時間帯に一括入金を行ってもよい。一括入金後に新たな組戻しが発生した場合、振込管理システム20および自行ホスト30は、同日中に再度一括入金を行ってもよいし、翌日分の組戻しと合わせて翌日に一括入金してもよい。また、オペレータの操作を介さず、所定のタイミングで自動的に行うようにしても良い。これは以下に示す振込管理システム20が被仕向け側として機能する場合も同様である。
(振込管理システム20が被仕向け側として機能する場合)
図11は、振込管理システム20が被仕向け側として機能する場合の動作例を示したシーケンス図である。なお、S412以前の処理は図5を参照して説明した通りであるので、図11での記載を省略している。
クライアント端末23は、図5で説明したS402〜S412の処理を経て回答電文を受信すると(S412)、訂正後の振込依頼の振込先が一括入金対象の顧客であるか否かを管理サーバ22に問い合わせ(S442)、管理サーバ22から回答を受信する(S446)。そして、クライアント端末23は、管理サーバ22からの回答内容を含む送信データ作成画面を表示し、オペレータは、訂正後の振込先が一括入金対象の顧客である場合には送信データ作成画面において一括入金を選択する(S448)。
ここで、図12を参照して送信データ作成画面の具体例を説明する。図12に示したように、資金返却確認画面80は、回答電文表示81、顧客情報照会ボタン82、顧客情報照会結果表示83、処理選択表示84、および一括入金内容表示85を含む。クライアント端末23は、顧客情報照会ボタン82の選択によりS442の問い合わせを行い、管理サーバ22からの回答結果を顧客情報照会結果表示83に表示する。このため、オペレータは、顧客情報照会結果表示83を参照し、処理選択表示84において、通常の入金、または一括入金を選択することができる。なお、訂正後の振込先が一括入金対象の顧客である場合、自動的に一括入金が選択されてもよい。
図11の動作の説明に戻ると、訂正後の振込先が一括入金対象の顧客である場合、クライアント端末23は入金データを管理サーバ22に送信し(S450)、管理サーバ22は、受信した入金データを一括入金DBに蓄積する(S452)。
その後、クライアント端末23が一括入金データの送信を管理サーバ22に要求すると(S454)、管理サーバ22は、一括入金DBに蓄積された複数の入金データ(一括入金データ)をクライアント端末23に送信する(S456)。そして、クライアント端末23は、例えば図13に示す一括入金処理画面70を表示する(S458)。
図13は、一括入金処理画面90の具体例を示した説明図である。図13に示したように、一括入金処理画面90には一括入金データリスト94が含まれ、一括入金データリスト74は、個別入金の各々について、処理完了日、指定口座名義、指定口座情報、依頼人名称、金額、依頼元銀行、依頼元点、依頼人口座情報、一括入金の有無、が関連付けられている。ここで、指定口座は、訂正後の振込先であり、一括入金先に対応する。なお、図13においては複数の入金先に関する入金データが混在する一括入金データリスト94を示したが、前段にて入金先を特定することにより、特定の入金先に関する入金データのみを表示することも可能である。
クライアント端末23は、この一括入金処理画面90に含まれる一括送信ボタン92がオペレータにより選択されると、同一顧客に関する一括入金の指示を出力し、管理サーバ22は、同一顧客に関する複数の入金データを論理的に関連付けて自行ホスト30に出力する(S462)。
自行ホスト30は、一括入金指示を受信すると、一括入金先である訂正後の指定口座に、振込エラーとなった複数の振込依頼の資金の合計額を一括して入金する(S464)。例えば、自行ホスト30は、論理的に関連付けられた複数の入金データの払出しを順次に行い、払出金の合計額を一括して訂正後の指定口座に入金する。このとき、一括入金を実際に行う自行ホスト30、一括入金の指示を出すクライアント端末23、および管理サーバ22の各々が一括入金処理部の機能を有すると言える。
そして、自行ホスト30は、一括入金の結果を管理サーバ22に通知し(S466)、管理サーバ22は、一括入金の結果に基づき、一括入金の内訳を示す明細情報としての明細リスト、および一括入金時に発生したエラーを示すエラーリストを作成する(S468)。
ここで、図14を参照し、上述した訂正振込金の一括入金の内訳を示す明細リストの具体例を説明する。図14に示したように、明細リスト56は、入金先の顧客情報57、一括入金明細リスト58、および合計入金額59を含む。入金先の顧客情報57は、振込先である顧客の顧客名、店番、口座種別および口座番号を含む。一括入金明細リスト58、入金データごとに、依頼元名称、依頼元銀行、依頼元店、依頼元口座、および金額を含む。また、合計入金額59は、各入金データに含まれる金額の合計金額であり、一括入金額に相当する。このような明細リスト56によれば、振込先である顧客は、訂正振込金の一括入金額だけでなく、訂正振込金の個別の入金データも把握することが可能である。
続いて、管理サーバ22は、作成した明細リストおよびエラーリストをプリンタ27に送信し、プリンタ27は、明細リストおよびエラーリストを印刷する(S472)。その後、印刷された明細リストは、例えば郵送により依頼人に送付される。
以上説明したように、本実施形態によれば、振込エラーとなった振込依頼の資金を、訂正後の指定口座に一括して入金することができる。さらに、一括入金の内訳を示す明細リストを顧客に提供することができるので、振込エラー後の後処理における顧客満足度を向上することが可能である。また、取引ごとの入金、および明細表の印刷が不要となるので、金融機関における明細作成業務の効率化も実現できる。
なお、上記では明細リストの出力形態の一例として印刷を説明したが、本実施形態はかかる例に限定されない。例えば、明細リストは、依頼人へのFAX送信として出力されても良いし、依頼人へのメール送信として出力されてもよい。
<4.ハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した振込依頼に関する情報処理は、ソフトウェアと、管理サーバ22、クライアント端末23、および自行ホスト30などのハードウェアとの協働により実現される。以下では、代表例として、クライアント端末23のハードウェア構成を説明する。
図15は、クライアント端末23のハードウェア構成を示したブロック図である。クライアント端末23は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、クライアント端末23は、ブリッジ205と、外部バス206と、インタフェース207と、入力装置208と、出力装置210と、ストレージ装置211と、ドライブ212と、ネットワークインタフェース215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってクライアント端末23内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPU201、ROM202、およびRAM203は、CPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続され、図6に示した制御部236の機能を実現する。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。クライアント端末23のユーザは、該入力装置208を操作することにより、クライアント端末23に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。この入力装置208は、図6を参照して説明した操作入力部234に対応する。
出力装置210は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。この表示装置は、図6を参照して説明した表示部238に対応する。さらに、出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。出力装置210は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかるクライアント端末23の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置211は、ハードディスクを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、クライアント端末23に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
ネットワークインタフェース215は、例えば、他の装置に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、ネットワークインタフェース215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。このネットワークインタフェース215は、図6を参照して説明した通信部232に対応する。
なお、上記では図15を参照してクライアント端末23のハードウェア構成について説明したが、管理サーバ22および自行ホスト30などの金融システムを構成する他の装置のハードウェアもクライアント端末23と実質的に同一に、または部分的に同一に構成することが可能である。
<5.むすび>
以上説明したように、本実施形態によれば、仕向け側として機能するシステムにおいて、振込エラーとなった振込依頼の資金を、依頼人の口座に一括して入金することができる。また、被仕向け側として機能するシステムにおいて、振込エラーとなった振込依頼の資金を、訂正後の指定口座に一括して入金することができる。さらに、一括入金の内訳を示す明細リストを顧客に提供することができるので、振込エラー後の後処理における顧客満足度を向上することが可能である。また、取引ごとの入金、および明細表の印刷が不要となるので、金融機関における明細作成業務の効率化も実現できる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、管理サーバ22、クライアント端末23、および自行ホスト30の処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、管理サーバ22、クライアント端末23、および自行ホスト30に内蔵されるCPU201、ROM202およびRAM203などのハードウェアを、上述した管理サーバ22、クライアント端末23、および自行ホスト30の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
12 専用ネットワーク
14 公衆網
20 振込管理システム
22 管理サーバ
23 クライアント端末
25 電話機/FAX
27 プリンタ
30 自行ホスト
40 他行システム
222 通信部
224 データ処理部
226 記憶部
232 通信部
234 操作入力部
236 制御部
238 表示部

Claims (10)

  1. 振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理する振込情報管理部と、
    前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認する確認部と、
    前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理する一括入金処理部と、
    前記一括入金処理部により行われた一括入金処理の内訳を示す明細情報の出力を制御する出力制御部と、
    を備える、振込管理システム。
  2. 前記振込管理システムは、前記振込依頼の仕向け側に設けられ、
    前記一括入金処理部は、前記振込エラーとなった複数の振込依頼の組戻金を依頼人口座に一括して入金する、請求項1に記載の振込管理システム。
  3. 前記振込管理システムは、前記振込依頼の被仕向け側に設けられ、
    前記振込エラーとなった振込依頼を訂正する電文を仕向け側から受信する受信部をさらに備え、
    前記確認部は、前記電文による訂正後の入金先が一括入金対象であるか否かを確認し、
    前記一括入金処理部は、前記確認部により前記電文による訂正後の入金先が一括入金対象であることが確認された場合、入金先が当該訂正後の入金先である複数の振込依頼の資金を訂正後の入金先に一括して入金する、請求項1に記載の振込管理システム。
  4. 前記明細情報は、前記複数の振込依頼の各々についての入金先情報または依頼元情報、および振込金額情報を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の振込管理システム。
  5. 前記振込管理システムは、
    顧客情報を記憶する顧客情報記憶部と、
    前記確認部により前記入金先が一括入金対象であることが確認された振込依頼の情報を記憶する一括入金情報記憶部と、
    をさらに備え、
    前記確認部は、前記振込エラーとなった振込依頼の入金先が一括入金対象であるか否かを前記顧客情報記憶部に記憶されている顧客情報を参照して確認する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の振込管理システム。
  6. 前記出力制御部は、さらに、前記一括入金処理部による前記入金処理時に発生したエラーを示すエラーリストの出力を制御する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の振込管理システム。
  7. 前記出力制御部は、前記明細情報の出力制御として印刷制御を行う、請求項1〜6のいずれか一項に記載の振込管理システム。
  8. 前記出力制御部は、前記明細情報の出力制御として明細情報の送信制御を行う、請求項1〜7のいずれか一項に記載の振込管理システム。
  9. 振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理する振込情報管理部と、
    前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認する確認部と、
    前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理する一括入金処理部と、
    前記一括入金処理部により行われた一括入金処理の内訳を示す明細情報を作成する明細作成部と、
    を備える、情報処理装置。
  10. 振込エラーとなった複数の振込依頼の情報を管理することと、
    前記振込エラーとなった振込依頼が一括入金対象であるか否かを確認することと、
    前記一括入金対象であることが確認された前記振込依頼について、入金先が同一である複数の振込依頼の資金を当該入金先へ一括して入金処理することと、
    一括した前記入金処理の内訳を示す明細情報の出力を制御することと、
    を含む、コンピュータにより実行される振込管理方法。
JP2012259251A 2012-11-28 2012-11-28 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法 Active JP6089631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259251A JP6089631B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259251A JP6089631B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014106746A JP2014106746A (ja) 2014-06-09
JP6089631B2 true JP6089631B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=51028177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259251A Active JP6089631B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6089631B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107862612B (zh) * 2016-12-28 2021-04-27 平安科技(深圳)有限公司 支付故障的处理方法及装置
JP2020035121A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 日本電気株式会社 振込管理装置、振込管理システム、振込管理方法および振込管理プログラム
JP7327770B2 (ja) * 2018-09-07 2023-08-16 日本電気株式会社 振込管理システム、振込管理方法および振込管理プログラム
JP7082076B2 (ja) * 2019-02-26 2022-06-07 株式会社ジェーシービー 送金システム、プログラム、及び情報処理方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4459538B2 (ja) * 2003-02-13 2010-04-28 株式会社日本総合研究所 組戻し対応資金管理システム、組戻し対応資金管理システム用プログラム、及び組戻し対応資金管理システム用プログラムを記録した記録媒体
JP2012053615A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Sumitomo Mitsui Banking Corp 振込先口座実在確認付の一括即時振込システムおよびその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014106746A (ja) 2014-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103339636B (zh) 创建用于认证应用的签名
CN113906460A (zh) 用于经由区块链进行基于智能合约的交换的系统、方法和接口
JP6089631B2 (ja) 振込管理システム、情報処理装置および振込管理方法
KR20200125992A (ko) 다수의 자산 거래소로부터의 통합형 오더 북
JP2016018393A (ja) 送金制御システム、送金制御方法、及びプログラム
JP2008112326A (ja) 決済処理システム、サービス提供サーバ、認証課金サーバ、決済処理方法及びプログラム
CN105580026A (zh) 信息处理装置及访问权限赋予方法
JP5670992B2 (ja) キャッシュマネージメントシステム、プログラム、及び支払代行方法
JP2008225958A (ja) 経費精算処理システム
JP6007751B2 (ja) 組戻処理システムおよび組戻処理方法
US20190080305A1 (en) Information processing apparatus and display method
WO2022270431A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP2002297916A (ja) 為替取引処理方法及びそのシステム
JP5003212B2 (ja) オンライン取引端末、オンライン取引システム
JP2005174033A (ja) クレジットの支払システム
US11593799B2 (en) Message-less B2B transaction processing
TWM584951U (zh) 保險理財電子化系統
JP5011899B2 (ja) 書類発行システム
JP2013164804A (ja) プログラム、電文制御装置および電文制御方法
JP6079169B2 (ja) 振込管理システムおよび振込管理方法
US20220309460A1 (en) Server apparatus, system, and information processing method
JP7079037B1 (ja) 情報処理方法、情報処理装置、情報処理プログラムおよび記録媒体
JP2019144979A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP7378185B1 (ja) 業務管理システム、業務管理方法及びプログラム
US10776055B1 (en) Management apparatus and non-transitory computer readable medium of distributing information related to charging incurred for printing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6089631

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150