JPH10104935A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10104935A
JPH10104935A JP8275614A JP27561496A JPH10104935A JP H10104935 A JPH10104935 A JP H10104935A JP 8275614 A JP8275614 A JP 8275614A JP 27561496 A JP27561496 A JP 27561496A JP H10104935 A JPH10104935 A JP H10104935A
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JP
Japan
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toner
image forming
developing
forming apparatus
unit
Prior art date
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JP8275614A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Negishi
広行 根岸
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者がトナーエンド状態の判断が誤判断で
あるか否かを容易に確認でき、かつ、誤判断の場合、速
やかに画像形成装置が使用可能な正常動作状態に戻すこ
とができる。 【解決手段】 現像器に補給するトナーの収容部内のト
ナー残量を直接あるいは間接に検出して残トナーが無く
なるかあるいはある程度少なくなったトナーエンド状態
であると判断した場合にその旨を報知する等のトナーエ
ンド処理を行う画像形成装置において、上記トナー収容
部の少なくとも一部を外部から残トナーを目視可能に構
成するとともに、操作者の操作によって上記トナーエン
ド処理を強制的に解除させる制御(ステップ1,5)を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、潜
像担持体上の潜像を現像する現像器に、トナー収容部に
収容されているトナーを適宜補給しながら画像を形成す
るとともに、該トナー収容部内のトナー残量を直接ある
いは間接に検出して残トナーが無くなるかあるいはある
程度少なくなったトナーエンド状態であると判断した場
合にその旨を報知する等のトナーエンド処理を行う画像
形成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、トナーエン
ド状態か否かの判断を種々の原因で誤る場合がある。こ
の場合には、操作者は上記報知に従ってトナー収容部に
トナーを補充する、あるいは、このトナー収容部が交換
可能なトナー収容器で構成されている場合には、該トナ
ー収容器を交換することになる。しかし、トナーエンド
状態であるという判断自体が誤りでということは、実際
には上記トナー収容部にトナーが残っている状態で、ト
ナーエンド状態と判断したのであるため、このトナー補
充あるいはトナー収容器の交換の直後に、再びトナーエ
ンド状態であると誤って判断するおそれが高い。このよ
うなトナーエンド状態の判断が正常なのか否かはサービ
スマンですら、事前に判断することは困難である。この
ため、画像形成装置の有効な稼働が損なわれてしまうと
いう問題点があった。
【0004】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、操作者がトナーエンド
状態の判断が誤判断であるか否かを容易に確認でき、か
つ、誤判断である場合には、速やかに画像形成装置が使
用可能な正常動作状態に戻すことができる画像形成装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、潜像担持体上の潜像を現像する
現像器に、トナー収容部に収容されているトナーを適宜
補給しながら画像を形成するとともに、該トナー収容部
内のトナー残量を直接あるいは間接に検出して残トナー
が無くなるかあるいはある程度少なくなったトナーエン
ド状態であると判断した場合にその旨を報知する等のト
ナーエンド処理を行う画像形成装置において、上記トナ
ー収容部の少なくとも一部を外部から残トナーを目視可
能に構成するとともに、操作者の操作によって上記トナ
ーエンド処理を強制的に解除させる解除手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記解除手段によって上記トナーエンド処
理が強制的に解除された後のトナーエンド制御の条件
を、トナーエンド状態であると判断しにくいように変更
するトナーエンド制御条件変更手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の画像形成装
置において、上記トナーエンド制御条件変更手段を、操
作者が上記変更度合いを複数の変更度合いから選択でき
るように構成したことを特徴とするものである。
【0008】請求項4の発明は、複数の現像器と、各現
像器にそれぞれ対応した複数のトナー収容部とを備え、
各トナー収容部毎に上記トナー残量の検知を行う請求項
2の画像形成装置において、上記トナーエンド制御条件
変更手段を、いずれかのトナー収容部についての上記ト
ナーエンド処理が上記解除手段によって強制的に解除さ
れた場合に、他のトナー収容部についてのトナーエンド
制御条件も変更するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項5の発明は、複数の現像器と、各現
像器にそれぞれ対応した複数のトナー収容部とを備え、
各トナー収容部毎に上記トナー残量の検知を行う請求項
2の画像形成装置において、上記トナーエンド制御条件
変更手段を、各トナー収容部毎、上記解除手段によって
上記トナーエンド処理が強制的に解除された場合にその
トナー収容部についてのトナーエンド制御条件を変更す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、複数の現像器と、各現
像器にそれぞれ対応した複数のトナー収容部とを備え、
各トナー収容部毎に上記トナー残量の検知を行う請求項
3の画像形成装置において、上記トナーエンド制御条件
変更手段を、選択された上記変更度合いが複数のトナー
収容部の上記トナーエンド制御条件の変更に共通に使用
されるように構成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項1乃至6の発明においては、トナー
エンド制御によりトナー収容部内の残トナーが無くなる
かあるいはある程度少なくなったトナーエンド状態であ
ると判断しその旨が報知された場合、操作者は、内部の
残トナーを外部から目視可能な上記トナー収容部の部分
を介して内部に残トナーが存在するか否かを観察でき
る。この観察の結果、トナー収容部内に十分に残トナー
が存在することが判ったとき、つまり、上記トナーエン
ド状態であるという判断が誤っていたときには、操作者
は、解除手段を用いて上記トナーエンド処理を強制的に
解除させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真式カラー複写機(以下、カラー複写機とい
う)に適用した一実施形態について説明する。まず、図
2を用いて、本実施形態に係るカラー複写機の概略構成
及び動作について説明する。このカラー複写機は、給紙
バンク10と、カラー画像記録装置(以下、プリンタと
いう)11と、カラー画像読取装置12とを有する。こ
れらは例えば図示のようにこの順に床面上に積み上げら
れて使用される。
【0013】プリンタ11において、潜像担持体として
の感光体ドラム13は、図中反時計回りに回転駆動され
ながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ14によ
り一様に帯電された後、レーザ光学装置15により画像
情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。この画像情報は、上記カラー画像読取装置12にお
いて原稿載置ガラス16上の原稿を読み取り、図示しな
い画像処理部でイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の
色情報に分解した単色の画像情報である。感光体ドラム
13上に形成された静電潜像は、後に詳述する回転型現
像装置17により各々所定の現像剤としてのイエロー、
マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、これによ
り感光体ドラム13上に各色画像が形成される。
【0014】感光体ドラム13上に形成された各色画像
は、感光体ドラム13と同期して図中時計回りに回転す
る中間転写ベルト18上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ19によって
順次重ね転写される。中間転写ベルト18上に重ね合わ
されたイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、
プリンタ本体の両面複写兼用自動給紙カセット20、上
記給紙バンク10の3つの給紙カセット21〜23ある
いはプリンタ本体の手差し給紙トレイ24から給紙さ
れ、レジストローラ25を経て転写部へ搬送された転写
紙上に、2次転写チャージャ26により一括転写され
る。転写終了後の転写紙は、搬送ベルト装置27によっ
て定着装置28に送られ、ここでトナー像が定着された
後、排出ローラ29でフルカラープリントとして機外に
排出される。
【0015】なお、中間転写ベルト18上に転写されな
かった感光体ドラム13上のトナーは、感光体クリーナ
30により感光体ドラム13から除去される。また、転
写紙上に転写されなかった中間転写ベルト18上のトナ
ーは、中間転写ベルトクリーナ31により中間転写ベル
ト18から除去される。
【0016】次に、本発明の実施形態に係る回転型現像
装置17について説明する。図1は同現像装置をプリン
タ11本体から取り出し状態を示す斜視図、図3はトナ
ー収容器ユニット部33の内部構造を示す断面図であ
る。
【0017】図1において、回転型現像装置は、内部に
例えば黒、シアン、イエロ及びマゼンタの4色それぞれ
の現像器が形成され、かつプリンタ本体内において中心
軸線回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状
の現像器ユニット部32と、各現像器に一対一で対応し
それぞれ黒、イエロ、マゼンタ、シアンのトナーを収容
したトナー収容器34〜37を保持し、かつ該現像器ユ
ニット部32よりその中心軸線方向の前側にほぼ同軸上
になるように取り付けて現像器ユニット部32と一体化
されたトナー収容器ユニット部33と、これら現像器ユ
ニット部32及びトナー収容器ユニット部33(以下、
リボルバ現像ユニット38という)を担持した状態で上
記中心軸線にほぼ平行なスライドでプリンタ本体の装着
部に脱着可能な収容台39とを備えている。
【0018】上記リボルバ現像ユニット38の現像器ユ
ニット部32は、それぞれ円盤状の前端板と、後端板4
1と、これら前後端板間に設けられた仕切壁とを備えて
いる。上記後端板41はその外周部にリボルバ現像ユニ
ット38回転駆動入力用のリボルバ回転入力歯部が形成
されている。またその背面部中心には先端テーパの中心
軸が固設されている。上記仕切壁42は、先端部がトナ
ー収容器ユニット部に位置しかつ後端部が現像器ユニッ
ト部内まで延在する円筒状の黒トナー収容器34を挿入
可能な中空円筒部と、そのまわりの各現像器に対応する
4つの現像室とが区画されている。各現像室内に現像ロ
ーラなどの所定の現像用の部材、及び、二成分現像剤が
収容されている。
【0019】上記リボルバ現像ユニット38のトナー収
容器ユニット部33は、上記黒トナー収容器34が貫通
し得る貫通孔がその中央に形成された部円盤状のユニッ
ト面板45を有する。この面板の前面部に、各現像器に
1対1で対応するように、各トナー収容器からのトナー
を受け入れるトナー受入れ用ケースが固設され、各ケー
スが各トナー収容器のホルダーになっている。各トナー
受け入れ用ケースの詳細については後に詳述する。
【0020】上記収容台39は、前後それぞれの支持板
46,47と、両支持板に前後端それぞれが固着され、
かつ連結棒やステー部材で補強された側面カバー48と
を備えている。この前支持板に46は、リボルバ現像器
ユニット38の現像器ユニット部32が貫通し得る貫通
孔がその中央に形成され、背面部には上記現像器ユニッ
ト部前端板40を下方から支持するための2つの支持コ
ロが回動自在に取り付けられている。
【0021】一方、プリンタ本体の前側板には、リボル
バ現像ユニット38を担持した状態の収容台39を挿入
可能な挿入孔が形成され、挿入孔より奥側にリボルバ現
像ユニット38をスライド自在に支持案内するための上
下ガイドが設けられている。このガイドに案内されて装
置内に装着された状態で、リボルバ現像ユニット38
は、その現像器ユニット部前端板40のフランジ部が収
容台の前支持板46の2つの支持コロで支持され、か
つ、同ユニット部32の後端板41の中心軸が装置本体
の後側板の挿入孔部で支持されることにより、回転可能
になる。
【0022】なお、図1中、符号100は装置前カバ
ー、符号101は装置前カバーを図示のように開いた状
態で保持するためチェーン、符号102はレジストロー
ラ回転つまみ、符号103は搬送ベルト解除つまみ、符
号104は定着ローラ回転つまみを示す。
【0023】図3は上記トナー収容器ユニット部33の
断面図である。図3において、上記トナー収容器ユニッ
ト部33は、前記ユニット面板45の前面部に、上述の
貫通孔を逃げるように、各現像器に1対1で対応するよ
うに合計4つのトナー受入れ用ケース76,77,7
8,79が取り付けられている。各トナー受入れ用ケー
ス内にはそれぞれ現像剤供給部材としてのトナー補給ロ
ーラ80が設けられている。また、ユニット面板45に
は各現像器の現像室から延在する下搬送スクリュウ62
のための貫通孔も形成されており、各下搬送スクリュウ
62が各貫通孔を介して該ユニット面板45の前面部の
上記各トナー受入れ用ケース76〜79内に延在してい
る。これらトナー補給ローラ80及び下搬送スクリュウ
62の配置は、対応する現像室が現像ポジションに位置
するときに、トナー補給ローラ80が該ケース内への下
搬送スクリュウ62延在部分のほぼ直上に位置するよう
に設定されている。なお、図3は、現像ポジションに黒
現像器がある場合の、トナー収容器ユニット部の断面を
示している。
【0024】上記4つのトナー受入れ用ケース76〜7
9の内、各カラー現像器に対応した3つカラートナー受
入れ用ケース77〜79は、全て同様の形状をしてい
る。すなわち、上記下搬送スクリュウ62のケース内延
在部分とトナー補給ローラ80とを囲み、かつ対応する
現像室が現像ポジションに位置するときにトナー補給ロ
ーラ80の上方になる個所にトナー受入れ口が形成され
た周壁部を有する。このトナー受入れ口の周囲に、カラ
ートナーを収容した各色同一形状のカラートナー収容器
35〜37が、取り付けられるカラートナー収容器取付
部が形成されている。この詳細については後に詳述す
る。また、トナー補給ローラ80と対向するケース内壁
面にはトナー補給ローラ80周面との間をシールするシ
ール部材が取り付けられいる。該シールとトナー補給ロ
ーラ80とでトナー収容器取付部内がトナー収容器側と
現像室側とに仕切られている。
【0025】他方、黒現像器に対応した黒トナー受入れ
用ケース76は、上記カラートナー受入れ用ケース77
〜79にカラートナー収容器35〜37を取り付けた状
態の両者の全体周壁形状とほぼ同一形状の周壁形状をし
ている。カラートナー受入れ用ケース77〜79と同様
の形状をした周壁部分には、カラートナー受入れ用ケー
スと同様にトナー補給ローラ80とケース内壁面との間
をシールするシール部材が設けられている。またカラー
トナー収容器と同様の形状をした周壁部分のリボルバ現
像ユニットの中心線に面した個所には、黒トナー収容器
34のトナー排出口82に対応する形状のトナー受入れ
口が形成されている。このトナー受入れ口は、リボルバ
現像ユニット回転軸に平行な支軸により一端が回動自在
に軸支されたシャッタ83によって内側から塞ぐことが
できる。
【0026】図4は、図3の状態でトナー排出口が上を
向いているカラートナー収容器36を例にとって、これ
に対応するトナー受入れ用ケース78への取り付け構造
を説明するための斜視図である。以下の説明は他のカラ
ートナー収容器及びそれに対応するトナー受入れ用ケー
スについても共通するものである。カラートナー収容器
取付部の両側には、トナー受入口よれも手前側まで延び
た収容器係止用の側片部90,90が設けられ、これら
両側片部の内側面部に、リボルバ現像ユニット回転軸方
向のスライドによってトナー収容器36が脱着可能なよ
うにガイドするガイド部91,91が形成されている。
また、両側片部の前端部下部に、一旦取り付けられたカ
ラートナー収容器36を単に逆向きつまり手前にスライ
ドさせるだけでは取り外せないように、係止するための
切り欠き部92,92が形成されている。
【0027】一方、カラートナー収容器36には、上記
切り欠き部92にはまり込む大きさの突起部93,93
が両側に形成された操作片部94が形成されている。こ
こで、図示のトナー収容器36は、それぞれ樹脂で一体
成形した前側部95と後側部96とを合体させたもので
あり、上記操作片部94は前側部95と一体成形され、
トナー排出口97の縁部98は後側部96と一体成形さ
れたものである。
【0028】上記カラートナー収容器36が上記カラー
トナー収容器取付部にセットされた状態では、上記操作
片部94の突起部93が、カラートナー収容器取付部の
上記側片部90の切り欠き部92にはまり込む。この状
態で、操作片部94を押し下げることにより、その突起
部93を上記切り欠き部92から抜け出させることがで
きる。このように操作片部94を押し下げた状態でカラ
ートナー収容器36を手前に引くことにより、カラート
ナー収容器取り付け部からカラートナー収容器36を取
り外すことができる。新しいカラートナー収容器36を
セットするときは、逆の手順になる。
【0029】図5(a)は同複写機の電装部の概略構成
を示すブロック図、図5(b)は同複写機の操作部にお
ける操作パネルの部分説明図である。図5(a)におい
て、この電装部は、主にCPU200、ROMやRAM
などからなる制御ソフトの記憶部201a及び制御用デ
ータの記憶部201b、I/Oインターフェース20
2,203,204、操作パネルを備えた制御部20
5、各種センサ部206、各種制御対象部207などか
らなる。上記センサ部206には、後述のトナー濃度制
御に用いる光学センサP(図2参照)が含まれる。上記
制御対象部207には、上記トナー補給ローラ80を駆
動するモータの駆動回路が含まれる。
【0030】図5(b)において、上記操作部205の
操作パネルには、テンキー210、プリントスタートボ
タン211、各色の現像器のトナーニアエンド等を表示
するためのトナーニアエンドランプ212、このトナー
ニアエンドランプ212の表示等のトナーニアエンド状
態やトナーエンド状態の処理を操作者が強制的に解除す
る後述のトナーニアエンド等強制解除制御のためにの解
除用操作ボタン213が設けられている。また、図示し
ないが、上記4つの現像器を用いるフルカラーモード、
特定の1又は2の現像器を用いた単色モードなどの複写
モードの選択キーも設けられている。
【0031】本実施形態の複写機では、感光体上に基準
濃度パターンのトナー像(以下、付着パターンという)
を形成し、この付着パターンの画像濃度を検知し、その
画像濃度の変化を現像器内の現像剤のトナー濃度の変化
としてとらえ、該画像濃度の検知結果に基づいて現像器
へのトナー補給を行なうことにより、現像器内の現像剤
のトナー濃度が所定濃度になるように制御している(以
下、この制御をトナー補給制御という)。また、上記画
像濃度の検知結果に基づき、トナー収容器34〜37が
空になって上記トナー補給制御によりトナー補給ローラ
80を回転させても対応する現像器内のトナー濃度が上
昇しないトナーニアエンド状態であるか否かのトナーニ
アエンド検知、及び、これを検知した場合の所定のトナ
ーニアエンド処理(以下、この検知及び処理をトナーニ
アエンド制御という)をおこなっている。更に、トナー
収容器34〜37が空でトナー補給がされないまま現像
を継続することにより、現像器内のトナー濃度が許容で
きない程度に低下したトナーエンドの状態になったか否
かの検知、及び、これを検知した場合の所定のトナーエ
ンド処理(以下、この検知及び処理をトナーエンド制御
という)をおこなっている。そして、本実施形態の複写
機では、回転型現像装置17が黒、シアン、イエロ及び
マゼンタの4色それぞれの現像器及びこれらの現像器に
1対1で対応するトナー収容器34〜37を備えている
ため、各現像器毎に、上記トナ補給制御、トナーニアエ
ンド制御及びトナーエンド制御をおこなっている。
【0032】図6(a)乃至(c)は同複写機のトナー
補給制御、トナーニアエンド制御及びトナーエンド制御
のフローチャートである。このフローチャートは、1つ
の現像器に着目したものである。図6において、コピー
スタートボタン211の押下でコピースタートが指示さ
れる(ステップ1でY)と、メインの画像形成動作制御
により原稿潜像の後に形成された付着パターン用潜像が
現像位置に到達するタイミングを待つ(ステップ2)。
この待っている間に、上記原稿潜像の現像を行う。上記
タイミングになる(ステップ2でY)と、上記回転型現
像装置17で上記付着パターン用潜像を現像して付着パ
ターンを作成する(ステップ3)。
【0033】上記付着パターン用潜像は、帯電チャージ
ャ14によって一様に帯電された感光体ドラム13上
に、レーザ光学装置15によって基準濃度パターンに対
応した所定形状及び光量の光像を照射して形成する。ま
た、この付着パターンの現像は、所定の現像バイアスで
現像する。このため、画像濃度調整等で現像バイアスが
該所定の現像バイアスとは異なるバイアスになった状態
で原稿潜像を現像するときも、上記付着パターンの現像
を際には、上記所定の現像バイアスに切り換える。以上
の付着パターン用潜像の形成条件設定及び現像バイアス
設定により、付着パターン用潜像の感光体上電位と現像
バイアスとの電位差である現像ポテンシャルを固定的な
ポテンシャルし、付着パターンのトナー付着量が主に現
像器のトナー濃度に応じて変化するようにする。
【0034】次に、上記付着パターンのトナー付着量を
求める(ステップ4)。これは、感光体ドラム13の回
転方向において回転型現像装置17より下流側に配設さ
れ、発光ダイオード及びフォトトランジスタで構成され
た反射型光学センサ(以下、光学センサという)P(図
2参照)で上記付着パターンを検知し、この光学センサ
Pの出力から演算によりトナー付着を求めることによっ
て行う。
【0035】次に、トナーニアエンド確定フラグがセッ
トされているか否かを判断する(ステップ5)。このフ
ラグは、各現像器毎に用意され、後述するように、上記
付着パターンの付着量がトナーニアエンドしきい値以下
になっていると判断した場合(ステップ6でY)に、ス
テップB5でセットされ、かつ、トナー収容器の交換検
知制御により対応するトナー収容器が交換されたことを
検知した場合や、後述する例えば図7(a)のトナーニ
アエンド等強制解除制御のトナーニアエンド等解除処理
(図7(a)のステップ5)が行われた場合に、リセッ
トされるものである。
【0036】上記トナー収容器の交換検知制御は、トナ
ーニアエンド状態あるいはトナーエンド状態において、
トナー収容器の有無を検知する例えば光学的なセンサの
出力に基づきトナー収容器の脱着を検出した場合に、上
記付着量パターンを作成・検知し、そのトナー付着量が
上記トナーニアエンドしきい値を越えたときに、このト
ナー付着量の回復が新たなトナー収容器のセットによっ
て生じたものとしてトナー収容器が交換されたと判断す
るものである。
【0037】上記ステップ5で、トナーニアエンド確定
フラグがセットされていないと判断した場合(ステップ
5でN)には、上記付着パターンの付着量がトナーニア
エンドしきい値を越えているか否かでトナーニアエンド
か否かの判定を行う(ステップ6)。この判定でトナー
ニアエンドでないと判定した場合(ステップ6でY)に
は、ニアエンド状態になってからのコピー枚数をカウン
トするためのニアエンドカウンタをクリアし、かつトナ
ー補給動作を行い(ステップ7,8)メインフローに戻
る。
【0038】上記トナー補給動作は、対応するトナー補
給ローラ80駆動用のモータを所定時間だけONする動
作である。これにより、トナー補給ローラ80上方のト
ナー収容器34〜37又は黒トナー受入れ用ケース76
の部分から上記下搬送スクリュウ62が延在しているト
ナー受け用ケース内の現像室側との連通空間内にトナー
が補給される。この連通空間内に補給されたトナーは、
下搬送スクリュウ62で上記現像室内の現像ローラの有
効幅内に搬送され、現像室内の現像剤のトナー濃度を上
昇させる。なお、この複写機における上記下搬送スクリ
ュウは62はトナー補給ローラ80の回転・否回転にか
かわらず、現像器動作中、常時回転駆動されている。
【0039】一方、上記判定でトナーニアエンドである
と判定した場合(ステップ6でN)には、上記ニアエン
ドカウンタをアップし、かつ、アップ後のカウンタの内
容が所定の値N(例えば、3)以上か否かを判断し(ス
テップB1,B2)、N以上でない場合(ステップB2
でN)には、トナー補給動作を行い(ステップ8)メイ
ンフローに戻る。
【0040】以上のトナーニアエンド確定フラグがセッ
トされていない状態で、トナーニアエンドと判定される
(ステップ6でN)コピーが連続してN回繰り替えされ
ると、このN回目に上記ニアエンドカウンタの内容がN
になり、上記ステップB2でYと判断される。すると、
ニアエンドカウンタをクリアし、対応する色のトナーニ
アエンドランプ212の点滅を開始し、上記トナーニア
エンド確定フラグをセットし(ステップB3,B4,B
5)、かつ、かつトナー補給動作を行い(ステップ7,
8)メインフローに戻る。このトナーニアエンド確定フ
ラグのセット及びランプ212の点滅開始が前述のトナ
ーニアエンド処理である。このように、トナーニアエン
ド確定フラグのセットされると、このフラグのセットに
係る現像器を用いたこれ以降のコピーでは、上記ステッ
プ5でトナーニアエンド確定フラグがセットされている
判断される。
【0041】上記ステップ5で、トナーニアエンド確定
フラグがセットされていると判断した場合(ステップ5
でY)には、トナーニアエンド確定フラグがセットされ
ている状態でのコピー枚数をカウントするエンドカウン
タをアップし、かつ、アップ後のカウンタの内容が所定
の値M(例えば、10)以上か否かを判断し(ステップ
A1,A2)、M以上でない場合(ステップA2でN)
には、トナー補給動作を行い(ステップ8)メインフロ
ーに戻る。
【0042】以上のトナーニアエンド確定フラグがセッ
トされている状態で、コピーが連続してM回繰り替えさ
れると、このM回目に上記エンドカウンタの内容がMに
なり、上記ステップA2でYと判断される。すると、ト
ナーエンド処理を実行する(ステップA3)。このトナ
ーエンド処理は、トナーエンドの状態か否かを記録する
ための各現像器毎のトナーエンドフラグをセットし、ト
ナーエンドになった現像器についての上記トナーニアエ
ンドランプ212を連続点灯に切り換え、かつ、トナー
エンドになって現像器を用いる複写モードの選択を受け
付けないようして該現像器を用いたその後の複写動作を
禁止するものである。更に、該現像器を用いた連続コピ
ー中に上記ステップA3に進む場合は、その回のコピー
を終了し次第複写動作を停止するようにしてもよい。
【0043】以上のトナー補給制御、トナーニアエンド
制御及びトナーエンド制御においては、現像器内のトナ
ー濃度を直接検出したり、各トナー収容器内のトナー残
量を直接検出したりするのに代え、感光体上に形成した
付着パターンのトナー付着量を光学センサPを用いて検
出することにより、現像器内のトナー濃度を間接的に検
出したり、各トナー収容器内のトナー残量を間接的に把
握したりするものである。このため、付着パターン用潜
像現像中の現像バイアス電圧の出力ばらつきで、付着パ
ターン用潜像についての固定的な現像ポテンシャルがば
らついてしまったり(電位センサを用いて帯電チャージ
ャの出力制御を行う場合には、電位センサの校正誤差に
より付着パターン用潜像自体の電位もばらつき可能性も
ある)、トナー濃度ではなくトナーの帯電量(Q/M)
の変動で付着パターンのトナー量がばらついてしまった
りすることで、誤ったトナー濃度の検出やトナー収容器
内トナー残量の把握をし、トナーニアエンド等の判定に
誤りが生じる可能性がある。
【0044】このような判定の誤りが生じている場合に
は、例えはトナー収容器35〜37を交換しても、上記
付着パターンの検出結果を用いた上記トナー収容器の交
換検知制御によっては、トナー収容器が交換されたとは
判断されず、上記トナーニアエンド確定フラグ等の制御
データが保持されたまま、トナーニアエンド等の処理状
態が解除されない。例えば上記トナーニアエンドランプ
212は点灯したままになる。
【0045】そこで、本実施形態の複写機では、上記ト
ナーニアエンド等の判定が誤っているか否かを容易に確
認でき、かつ、誤判定であった場合に、速やかに上記ト
ナーニアエンド処理あるいはトナーエンド処理の状態を
解除できるようにしている。
【0046】すなわち、本実施形態の複写機では、トナ
ーニアエンド等の判定が誤っているか否かを容易に確認
できるようにするため、カラートナー収容器36〜の例
えば図4に示す前側部95や、黒トナー収容器の少なく
とも図1に示す装着状態で前面から見える部分を、透明
体で形成している。これにより、セットされたままの状
態で、各トナー収容器の内部のトナー残量を目視でき
る。なお、上記透明体は色付きでもよい。またトナー収
容器全体を透明体で形成してもよい。また、各トナー受
け用ケース76,77,78,79の少なくとも前壁部
も透明体で形成してもよい。
【0047】また、本実施形態の複写機では、上記判定
であった場合に、速やかに上記トナーニアエンド処理あ
るいはトナーエンド処理の状態を解除できるよう、前述
の図5(b)に示す操作パネル上に各現像器毎に解除用
操作ボタン213を設けるとともに、このボタンの押下
により強制的なトナーエンド処理等の解除制御を実行す
るようにしている。図7(a)は同複写機のトナーエン
ド強制解除制御の例のフローチャートである。
【0048】図7(a)において、解除用操作ボタン2
13が押下されトナーエンド等の解除指示がされる(ス
テップ1でY)と、この指示に係る現像器がトナーエン
ドあるいはトナーニアエンドの状態であるか否かを、前
述のトナーニアエンド確定フラグあるいはトナーエンド
フラグがセット状態か否かで判断する(ステップ2)。
これは、トナーニアエンドでもトナーエンドでもない状
態で、誤って解除用操作ボタン213が押下された場合
と区別して処理するためである。ここで、トナーエンド
あるいはトナーニアエンドの状態であると判断する(ス
テップ2でY)と、後述する解除度合い設定のため、解
除度合い入力指示ガイダンス表示し、かつ解除度合い入
力を受け付け(ステップ3,4)、上記現像器について
のトナーニアエンドあるいはトナーエンドの状態を解除
する(ステップ5)。具体的には、上記トナーニアエン
ド確定フラグやトナーエンドフラグをリセットし、上記
トナーニアエンドランプ212の点灯を中止する。更に
トナーエンド状態については、上記現像器を使用した複
写モードの禁止も解除する。そして、後述するように上
記解除度合いの入力に応じて前述のトナーニアエンドし
きい値を調整し(ステップ6)、メインフローに戻る。
【0049】上記解除度合い設定は、上記トナー収容器
内のトナー残量目視の結果、トナーニアエンドやトナー
エンドの誤判定であることを確認して、解除用操作ボタ
ン212を操作し、トナーニアエンド等の状態を解除し
た後の複写で、トナーニアエンド等の誤判定をおこしに
くくするため、上記解除に係る現像器についてのトナー
ニアエンドの判断(図6(a)のステップ6)に用いる
トナーニアエンドしきい値を、少な目のトナー付着量に
対応したものに変更するものである。例えば、通常のト
ナーニアエンドしきい値が、Bkで0.35(mg/平
方cm)、シアン、マゼンタ、イエローで0.25(m
g/平方cm)に対応するものである場合、次の5度合
いのうちのいずれかを操作者が選択して上記しきい値の
変更を行えるようにする。 第nの変更度合い(nは1、2、3、4、5のいずれ
か) Bk =0.35−(0.025*n) シアン =0.25−(0.025*n) マゼンタ=0.25−(0.025*n) イエロー=0.25−(0.025*n)
【0050】図7(a)の制御例では、上記ステップ3
で、この変更度合いの数字nを例えば上記テンキー21
0を用いて入力することを促すガイダンスを、操作パネ
ル上に設けた図示しない液晶ディスプレイ上に表示す
る。そして、上記ステップ4で操作パネル上のテンキー
210を用いた入力を確認し、上記ステップ6で、この
入力された変更度合いに応じて上述のようにトナーニア
エンドしきい値を変更する。この変更したしきい値を、
その後のトナーニアエンドの判断に用いる。この各現像
器毎のトナーニアエンドしきい値は、それぞれ制御デー
タとして上記記憶部に記録される。なお、上記度合いを
変更したくない場合には、例えば変更しないという選択
に対応するテンキー210を押下させるようにする。
【0051】なお、図7(a)の制御例では、上記解除
に伴うトナーニアエンドしきい値の変更を、該解除に係
る現像器毎に行っているが、これに代え、1つの現像器
について上記解除及び上記しきい値の変更が行われた場
合に、他の現像器についても同じ度合いへのトナーニア
エンドしきい値の変更を同時に行ってもよい。この場
合、解除用操作ボタン213を各現像器毎に設ける必要
はない。図5(c)は、単一の解除用操作ボタン214
を設けた場合の操作パネルを示すものである。
【0052】また、図7(a)の制御例では、上記解除
に伴うトナーニアエンドしきい値の変更度合いを、現像
器毎に入力させているが、これに代え、1つの現像器に
ついて上記解除及び上記しきい値の変更が行われた場合
に、他の現像器についての変更にも同じ度合いを使用し
てもよい。この他の現像器についての変更の実施時期
は、上記1つの現像器についての変更と同時でもよい
し、この他の現像器それぞれについて上記解除が行われ
た時点でもよい。
【0053】また、図7(a)の制御例では、上記解除
に伴うトナーニアエンドしきい値の変更の度合いを操作
者が選択できるようにしているが、これに代え、選択者
は上記しきい値を変更するか否かの選択のみ可能で、そ
の変更の度合いは画一的に設定されるようにしてもよ
い。この場合にも、上記トナーニアエンドしきい値の変
更のタイミングを各現像器毎独立にしてもよいし、すべ
て同時にしてもよい。
【0054】また、図7(a)の制御例では、上記解除
に伴うトナーニアエンドしきい値の変更を行うか否かを
操作者が選択できるようにしているが、これに代え、上
記解除が行われた場合には、操作者の意志にかかわらず
度合いの変更を行うようにしてもよい。図7(b)は、
この場合のトナーエンド等強制解除制御の例のフローチ
ャートである。図7(a)におけるステップ3及び4が
省略された点、及び、トナーニアエンドしきい値の調整
ステップ6‘で、全ての現像器についての上記しきい値
の変更を行う点以外は、図7(a)の制御と同様であ
る。
【0055】また、図7(a)の制御例では、トナーニ
アエンド等の誤判定をおこしにくくするため、トナーニ
アエンドしきい値を変更しているが、これに代え、付着
パターンの現像ポテンシャルを、比較的トナー付着量が
多くなるように変更するようにしもよい。その他の、ト
ナーニアエンド等の誤判定をおこしにくくする変更でも
よい。
【0056】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、トナー
収容部内の残トナーを外部から目視で観察できるので、
操作者が、トナーエンド制御による上記トナーエンド状
態であるという判断が誤っているか否かを容易に確認で
きる。しかも、該判断が誤っていたと判ったときには、
操作者による解除手段の操作で上記トナーエンド制御を
強制的に解除することができるので、操作者により容易
に正常動作状態に戻すことができる。
【0057】特に、請求項2の発明によれば、トナーエ
ンド制御条件変更手段により、上記解除手段によって上
記トナーエンド制御が強制的に解除された後のトナーエ
ンド制御の条件を、トナーエンド状態であると判断しに
くいように変更するので、上記トナーエンド制御におけ
る判断の誤りの原因を解消しない段階でも、該原因によ
るトナー制御の判断の誤りが生じにくくすることができ
る。
【0058】また、請求項3の発明によれば、操作者
が、トナーエンド制御条件変更手段を用いて、上記変更
度合いを複数の変更度合いから選択できるので、例え
ば、画像濃度が多少うすくなることがあってもそのまま
装置使用を継続したい場合には、大きな変更度合いを選
択し、逆に、画像濃度がうすくなることがあまり好まし
くない場合には、比較的小さな変更度合いを選択すると
いうように、操作者の要望に応じた対応の幅を拡大する
ことができる。
【0059】また、請求項4の発明によれば、複数の現
像器それぞれ対応した複数のトナー収容部のうちのいず
れかのトナー収容部について、上記解除手段により上記
トナーエンド制御が強制的に解除された場合に、他のト
ナー収容部についてのトナーエンド制御条件も変更する
ので、上記解除に係るトナー収容部でのトナーエンド制
御における判断の誤りと同様の原因で、該他のトナー収
容部についてもトナーエンド制御における判断の誤りが
発生する傾向を抑えることができる。
【0060】請求項5の発明によれば、複数の現像器そ
れぞれ対応した複数のトナー収容部毎、上記解除手段に
よって上記トナーエンド制御が強制的に解除された場合
にそのトナー収容部についてのトナーエンド制御条件を
変更する、つまり、請求項4の発明とは異なり、複数の
トナー収容部間で互いに独立に、上記トナーエンド制御
が強制的に解除されたトナー収容部についてのみトナー
エンド制御条件を変更するので、各トナー収容部につい
て特有の原因でトナーエンド制御における判断の誤りが
発生する場合に、他のトナー収容部についてかえって悪
い結果につながるようなトナーエンド制御条件の変更を
行ってしまうことを防止できる。
【0061】請求項6の発明によれば、複数の現像器そ
れぞれ対応した複数のトナー収容部のうちのいずれかの
トナー収容部について、上記解除手段により上記トナー
エンド制御が強制的に解除され、かつ、上記変更度合い
が選択された場合に、該選択に係る変更度合いを、他の
トナー収容部についてのトナーエンド制御条件の変更に
も使用するので、複数のトナー収容部毎に、上記変更度
合いを選択する操作者の手間を省くことができる。な
お、上記他のトナー収容部についてのトナーエンド制御
条件の変更は、上記いずれかのトナー収容部について、
上記解除手段により上記トナーエンド制御が強制的に解
除され、かつ、上記変更度合いが選択されたときに行っ
てもよいし、上記他のトナー収容部毎、そのトナー収容
部について上記解除手段により上記トナーエンド制御が
強制的に解除されたときに行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の斜視図。
【図2】同複写機の全体構成図。
【図3】同複写機のトナー収容器ユニット部の内部構造
を示す断面図。
【図4】同トナー収容器ユニットの部分斜視図。
【図5】(a)は同複写機の電装部の概略構成を示すブ
ロック図。(b)は同複写機の操作部における操作パネ
ルの部分説明図。(c)は同複写機の変形例に係る操作
パネルの部分説明図。
【図6】(a)乃至(c)は同複写機のトナー補給制
御、トナーニアエンド制御及びトナーエンド制御のフロ
ーチャート。
【図7】(a)及び(b)は、それぞれ同複写機のトナ
ーエンド強制解除制御の例のフローチャート。
【符号の説明】
10 感光体ベルト 34 黒トナー収容器 35〜37 カラートナー収容器 38 リボルバ現像ユニット 212 トナーニアエンドランプ 213 解除操作用ボタン 214 解除操作用ボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体上の潜像を現像する現像器に、
    トナー収容部に収容されているトナーを適宜補給しなが
    ら画像を形成するとともに、該トナー収容部内のトナー
    残量を直接あるいは間接に検出して残トナーが無くなる
    かあるいはある程度少なくなったトナーエンド状態であ
    ると判断した場合にその旨を報知する等のトナーエンド
    処理を行う画像形成装置において、 上記トナー収容部の少なくとも一部を外部から残トナー
    を目視可能に構成するとともに、操作者の操作によって
    上記トナーエンド処理を強制的に解除させる解除手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記解除手段によって上記トナーエンド処理が強制的に
    解除された後のトナーエンド制御の条件を、トナーエン
    ド状態であると判断しにくいように変更するトナーエン
    ド制御条件変更手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】請求項2の画像形成装置において、 上記トナーエンド制御条件変更手段を、操作者が上記変
    更度合いを複数の変更度合いから選択できるように構成
    したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】複数の現像器と、各現像器にそれぞれ対応
    した複数のトナー収容部とを備え、各トナー収容部毎に
    上記トナー残量の検知を行う請求項2の画像形成装置に
    おいて、 上記トナーエンド制御条件変更手段を、いずれかのトナ
    ー収容部についての上記トナーエンド処理が上記解除手
    段によって強制的に解除された場合に、他のトナー収容
    部についてのトナーエンド制御条件も変更するように構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】複数の現像器と、各現像器にそれぞれ対応
    した複数のトナー収容部とを備え、各トナー収容部毎に
    上記トナー残量の検知を行う請求項2の画像形成装置に
    おいて、 上記トナーエンド制御条件変更手段を、各トナー収容部
    毎、上記解除手段によって上記トナーエンド処理が強制
    的に解除された場合にそのトナー収容部についてのトナ
    ーエンド制御条件を変更するように構成したことを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】複数の現像器と、各現像器にそれぞれ対応
    した複数のトナー収容部とを備え、各トナー収容部毎に
    上記トナー残量の検知を行う請求項3の画像形成装置に
    おいて、 上記トナーエンド制御条件変更手段を、選択された上記
    変更度合いが複数のトナー収容部の上記トナーエンド制
    御条件の変更に共通に使用されるように構成したことを
    特徴とする画像形成装置。
JP8275614A 1996-09-25 1996-09-25 画像形成装置 Withdrawn JPH10104935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013867A1 (fr) * 2001-08-07 2003-02-20 Fujitsu Limited Procede, dispositif et systeme de gestion du remplacement de pieces consommables d'appareil gere
JP2005326729A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Fuji Xerox Co Ltd 交換ユニットが装着された画像形成装置
JP2007233330A (ja) * 2006-02-01 2007-09-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びトナーエンド復帰方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005326729A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Fuji Xerox Co Ltd 交換ユニットが装着された画像形成装置
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