JPH10104289A - 絶縁抵抗検出装置 - Google Patents

絶縁抵抗検出装置

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JPH10104289A
JPH10104289A JP8261942A JP26194296A JPH10104289A JP H10104289 A JPH10104289 A JP H10104289A JP 8261942 A JP8261942 A JP 8261942A JP 26194296 A JP26194296 A JP 26194296A JP H10104289 A JPH10104289 A JP H10104289A
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insulation resistance
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幸二 本橋
Kazuyuki Doge
一幸 道下
Hajime Suzuki
肇 鈴木
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Midori Anzen Co Ltd
East Japan Railway Co
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Midori Anzen Co Ltd
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電源装置に接続された複数のケーブルの
絶縁不良を検出する絶縁抵抗装置において、活線状態の
まま絶縁不良が生じたケーブルを特定して検出する。 【解決手段】 主に、絶縁不良を検出する絶縁抵抗検出
部11と、直流電源装置1から出力される直流電源の直
流分を検出し、この検出結果に基づいて、上記直流電源
の変動分を所定の割合で抑圧するための直流抑圧信号を
形成する直流抑圧部12及びCPU36とからなる絶縁
監視装置を、上記直流電源装置に接続された複数のケー
ブル毎に設ける。そして、上記直流抑圧信号を絶縁抵抗
検出部11の抑圧電流注入用一次巻線18に供給するこ
とにより、上記直流電源の変動分を抑圧しながら各ケー
ブル毎の絶縁状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電車の線路
のポイント切り換えや信号機の点灯制御等を行う車両走
行制御装置や、発電所,変電所等に設けられている直流
電源装置に接続された多数のケーブルの絶縁不良を検出
する絶縁抵抗検出装置に関し、特に、絶縁不良が生じた
ケーブルを、活線状態のまま特定して検出可能とした絶
縁抵抗検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の絶縁抵抗検出装置の一例の要部
は、図4に示すように直流電流が供給される陽極側ケー
ブル100及び陰極側ケーブル101に対して第1,第
2の変流器102,103を設け、該第2の変流器10
3に対して直列に可変抵抗R1を接続すると共に、各変
流器102,103に対して、直列接続した可変抵抗R
2,固定抵抗R3,固定抵抗R4を並列的に接続して構
成されている。また、各変流器102,103の接続中
点と、上記固定抵抗R3,固定抵抗R4の接続中点との
間に周波数f0 Hzの交流電源Eを接続して構成されて
いる。
【0003】このような要部を有する絶縁抵抗検出装置
は、上記陽極側ケーブル100の電流値を「I」,陰極
側ケーブル101の電流値を「−I」,固定抵抗R4に
かかる電圧をV1,可変抵抗R2及び固定抵抗R3にか
かる電圧をV2として、I+(−I)=0のときに、V
1+V2=0となるように上記各可変抵抗R1,R2の
抵抗値を調整していた。
【0004】そして、I+(−I)≠0(絶縁不良発
生)となったときに、上記可変抵抗R2,固定抵抗R3
及び固定抵抗R4にあらわれるV1+V2=2f0 の電
圧出力が直流漏れ電流に相当することから、これを検出
して絶縁抵抗の検出を行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の絶縁抵
抗検出装置は、図5に示すように直流電源装置105に
それぞれ制御リレー106を介して接続される複数の陽
極側ケーブル100に対して陰極側ケーブル101は1
本のみとなっていることが多く、全部のケーブルのいず
れかのケーブルに絶縁不良が生じていることは検出でき
るのであるが、その絶縁不良が生じたケーブルを活線状
態のまま特定して検出することはできなかった。そし
て、絶縁不良を生じたケーブルを特定する場合、装置全
体の電源を切ってから不良ケーブルを探査する必要があ
った。
【0006】具体的には、例えば電気鉄道業の場合、運
行営業中は装置全体の電源を切ることができないため、
装置全体の電源を切るのは、終電から始発までの間の夜
間となる。そして、次の始発までの実質的に約3時間〜
4時間の間に絶縁不良が生じたケーブルを特定して新た
なケーブルに交換等する必要があるが、ケーブルの本数
が多数に及ぶため、該検出までに1週間〜10日以上か
かることも稀なことではなく、電車の安全走行上、好ま
しいことではなかった。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、活線状態で絶縁不良が生じたケーブルを即座
に特定して検出することができるような絶縁抵抗検出装
置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る絶縁抵抗検
出装置は、上述の課題を解決するために直流電源装置に
接続された複数のケーブルに絶縁抵抗検出用の低周波測
定信号を注入する低周波注入手段と、上記低周波注入手
段により注入された各ケーブルの低周波測定信号を検出
し、この検出値に基づいて該各ケーブルの絶縁抵抗値を
検出する絶縁抵抗検出手段と、上記直流電源装置から出
力される直流電源の直流分検出のための交流励磁信号を
形成する交流励磁信号形成手段とを有する構成とする。
【0009】また、これらの手段と共に、上記交流励磁
信号形成手段により形成された交流励磁信号により励磁
され、上記直流電源装置から出力される直流電源の直流
分を検出する直流検出手段と、上記直流検出手段により
検出された上記直流電源の直流分に応じて該直流分の変
動を検出し、この検出結果に基づいて該直流分の変動を
抑圧するための変動抑圧信号を上記絶縁抵抗検出手段の
一次側及び/又は直流検出手段の一次側に供給する変動
分抑圧手段とを有する構成とする。
【0010】このような構成を有する絶縁抵抗検出装置
は、上記交流励磁信号形成手段により形成された交流励
磁信号により直流検出手段を励磁する。これにより、直
流検出手段が上記交流励磁信号に基づいて、上記直流電
源装置から出力される直流電源の直流分を検出する。そ
して、変動抑圧手段が、上記直流検出手段により検出さ
れた上記直流電源の直流分に応じて該直流分の変動を検
出し、この検出結果に基づいて該直流分の変動を抑圧す
るための変動抑圧信号を絶縁抵抗検出手段の一次側に供
給する。
【0011】上記絶縁抵抗検出手段は、各ケーブルに注
入された低周波測定信号を検出し、この検出値に基づい
て該各ケーブルの絶縁抵抗値を検出するのであるが、上
記低周波測定信号を変動抑圧信号を絶縁抵抗検出手段の
一次側に供給することにより、上記直流電源装置から出
力される直流電源の直流分の変動を抑圧することができ
る。このため、直流変動に影響されることなく、各ケー
ブルの絶縁抵抗値を各ケーブル毎(又は、芯線毎)に正
確且つ即座に検出可能とすることができる。
【0012】次に、本発明に係る絶縁抵抗検出装置は、
上述の構成に加え、上記変動分抑圧手段からの変動抑圧
信号に対して、上記直流電源の電圧値を乗算する乗算手
段を有する構成とする。そして、この乗算手段により、
上記変動抑圧信号に対して上記直流電源の電圧値を乗算
処理することにより、該変動抑圧信号を、直流電源の電
圧変動にも対応したものとすることができる。このた
め、直流変動及び電圧変動の両方に対応して上記直流分
の変動を抑圧することができ、各ケーブルの絶縁抵抗値
をさらに正確に検出可能とすることができる。
【0013】次に、本発明に係る絶縁抵抗検出装置は、
上述の構成に加え、上記直流電源装置に接続される負荷
と略同等のインダクタンスを有するコイルを有する構成
とする。そして、このコイルにより、上記変動抑圧信号
の位相を、上記直流電源の位相と同相として上記絶縁抵
抗検出手段の一次側に供給する。これにより、上記変動
抑圧信号により最適なタイミングで上記変動分を抑圧す
ることができ、上記絶縁抵抗値のさらなる検出精度の向
上を図ることができる。
【0014】ここで、上記変動分抑圧手段による上記変
動分の抑圧制御は、いわゆるフェーズ・ロックド・ルー
プ(PLL)的に過去の直流分変動の検出結果に基づい
て上記変動抑圧信号を形成する事後制御となる。このた
め、上記変動抑圧信号により、100%の抑圧を行う
と、抑圧誤差が生じ上記絶縁抵抗値の正確な検出に支障
を来すこととなる。
【0015】このため、本発明に係る絶縁抵抗検出装置
は、上記変動分抑圧手段として、過去の直流分変動の検
出結果に基づいて上記変動抑圧信号を形成する事後制御
となることを考慮した割合で、上記直流分の変動を抑圧
するような値の変動抑圧信号を形成して出力するものを
有する構成となっている。
【0016】具体的には、上記変動分抑圧手段は、上記
変動分を、例えば50%,60%,70%,80%,9
0%等のように100%に満たない抑圧を行うような変
動抑圧信号を形成して出力する。これにより、上記事後
制御による抑圧誤差を是正してリアルタイム制御と略々
同等の抑圧精度を実現することができる。
【0017】なお、このような変動分抑圧の割合は、設
計等に応じて最適な割合に調整すればよいことは勿論で
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る絶縁抵抗検出
装置の好ましい実施の形態のついて、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0019】《全体構成》本発明の実施の形態に係る絶
縁抵抗検出装置は、図1に示すように、全波整流型の直
流電源装置1に接続されそれぞれ絶縁抵抗R+,浮遊容
量C+及び絶縁抵抗R−,浮遊容量C−を有する陽極側
(+)ケーブル2及び陰極側(−)ケーブル3に対して
漏れ電流計測用の計測用電流を注入するための計測用電
源4と、上記陽極側ケーブル2をクランプするように設
けられ、上記計測用電源4により注入された計測用電流
に基づいて漏れ電流を検出する漏れ電流検出部5と、同
じく陽極側ケーブル2をクランプするように設けられ、
該陽極側ケーブル2に流れるリレー負荷電流を検出する
直流電流検出部6とを有している。
【0020】また、当該絶縁抵抗検出装置は、上記漏れ
電流検出部5からの検出出力に基づいて絶縁抵抗値を検
出すると共に、上記直流電流検出部6からの検出出力に
基づいて上記陽極側ケーブル2に流れるリレー負荷電流
の変動分を抑圧制御する計測制御部7を有している。こ
の計測制御部7には、検出した絶縁抵抗値等を表示する
表示部9及び検出した絶縁抵抗値が絶縁不良を示すもの
である場合に警告を行うための表示ランプ10が設けら
れている。
【0021】上記陽極側ケーブル2及び陰極側ケーブル
3に対しては、制御リレー8が並列接続されており、上
記直流電源装置1からのリレー負荷電流により駆動され
るようになっている。
【0022】上記計測用電源4は、周波数が1Hzで電
圧が5Vの計測用電流を出力するようになっており、そ
の一端が、上記陽極側ケーブル2及び陰極側ケーブル3
に対して並列的に接続された抵抗R1及び抵抗R2の接
続中点に接続され、他端が接地接続されている。
【0023】また、陽極側ケーブル2及び陰極側ケーブ
ル3に対しては直列接続された抵抗R3,R4が並列的
に接続されており、該抵抗R3,R4の接続中点から絶
縁劣化による電流(有効成分=抵抗成分)を検出するた
めの基準信号を取り出し上記計測制御部7に供給するよ
うになっている。
【0024】《計測制御部の構成》上記計測制御部7
は、図2に示すように上記漏れ電流検出部5に接続され
た絶縁抵抗検出部11と、上記直流電流検出部6に接続
された直流抑圧部12と、当該計測制御部7全体の制御
を行う中央演算回路(CPU)36とで構成されてい
る。
【0025】上記漏れ電流検出部5は、上記計測用電源
4により陽極側ケーブル2に注入された漏れ電流計測用
の計測用電流を検出する計測用二次巻線13と、上記絶
縁抵抗検出部11から負帰環された、漏れ電流値を零レ
ベルに制御するための負帰環電流が供給される負帰環電
流注入用三次巻線14とで構成されている。
【0026】また、上記直流電流検出部6は、上記リレ
ー負荷電流の直流検出を行うための所定周波数の交流励
磁信号が供給される励磁信号注入用二次巻線16と、こ
の励磁信号注入用二次巻線16により注入された交流励
磁信号を検出する励磁信号検出用三次巻線17とで構成
されている。
【0027】そして、このような漏れ電流検出部5及び
直流電流検出部6には、上記リレー負荷電流の変動分を
抑圧するための抑圧電流を、それぞれ該漏れ電流検出部
5及び直流電流検出部6に供給するための抑圧電流注入
用一次巻線18が設けられている。
【0028】次に、上記絶縁抵抗検出部11は、その入
力端が上記計測用二次巻線13に接続された増幅回路1
9と、上記増幅回路19からの漏れ電流からノイズ成分
を除去するフィルタ20と、上記フィルタ20によりノ
イズ除去された漏れ電流から絶縁劣化による電流である
抵抗成分(上記有効成分=絶縁抵抗R+,絶縁抵抗R
−)を抽出する有効成分抽出回路21と、交流として供
給される上記有効成分抽出回路21からの抵抗成分を直
流化する交流/直流変換回路(AC/DC変換回路)2
3とを有している。
【0029】また、上記絶縁抵抗検出部11は、上記A
C/DC変換回路23により直流化された抵抗成分に対
していわゆる平衡変調処理を施す平衡変調回路25と、
上記平衡変調回路25により平衡変調処理が施された抵
抗成分に積分処理を施して上記CPU36に供給する積
分回路27とを有している。
【0030】また、上記絶縁抵抗検出部11は、上記フ
ィルタ20からの漏れ電流から浮遊容量成分(無効成分
=浮遊容量C+,浮遊容量C−)を抽出する無効成分抽
出回路22と、交流として供給される上記無効成分抽出
回路22からの浮遊容量成分を直流化するAC/DC変
換回路24と、上記AC/DC変換回路24により直流
化された浮遊容量成分に対して平衡変調処理を施す平衡
変調回路26と、上記平衡変調回路26により平衡変調
処理が施された抵抗成分に積分処理を施して上記CPU
36に供給する積分回路28とを有している。
【0031】また、上記抵抗検出部11は、上記平衡変
調回路25から抵抗29を介して供給される抵抗成分
と、上記平衡変調回路26からコンデンサ30を介して
供給される浮遊容量成分とを加算処理する加算回路31
と、上記加算回路31からの加算出力を増幅して上記負
帰環電流注入用三次巻線14に負帰環する増幅回路32
とを有している。
【0032】また、上記抵抗検出部11は、入力端子3
5を介して供給される上記抵抗R3,R4の接続中点か
らのリレー負荷電流から上記計測用電流を抽出すること
により、対地電圧の影響を除去した基準信号を形成する
フィルタ34と、上記フィルタ34からの基準信号の位
相0°及び位相90°のタイミングでそれぞれタイミン
グ信号を形成し、位相0°のタイミング信号を上記有効
成分抽出回路21及び各平衡変調回路25,26に供給
し、位相90°のタイミング信号を上記無効成分抽出回
路22に供給するタイミング発生回路33とを有してい
る。
【0033】このような構成を有する抵抗検出部11
は、上記加算出力を上記負帰環電流注入用三次巻線14
に負帰環することにより、上記抵抗成分及び浮遊容量成
分が常に零となるように自動制御するようになってい
る。そして、上記CPU36が、上記各積分回路27,
28の各積分量をそれぞれ上記抵抗成分及び浮遊容量成
分として検出し、この各積分量と、上記フィルタ34か
らの基準信号とに基づいて所定の演算を行うことによ
り、絶縁抵抗値を検出するようになっている。
【0034】次に、上記直流抑圧部12は、CPU36
からのクロックに応じて所定周波数の交流励磁信号を形
成する発振回路37と、上記発振回路37からの交流励
磁信号を増幅して上記直流電流検出部6の励磁信号注入
用二次巻線16に供給する増幅回路38とを有してい
る。
【0035】また、上記直流抑圧部12は、上記励磁信
号検出用三次巻線17で検出された上記交流励磁信号が
重畳されたリレー負荷電流を抽出するフィルタ39と、
上記フィルタ39により抽出されたリレー負荷電流を直
流化するAC/DC変換回路40と、AC/DC変換回
路40により直流化されたリレー負荷電流をデジタル化
して上記CPU36に供給するA/D変換回路41とを
有している。
【0036】上記CPU36は、上記A/D変換回路4
1からのリレー負荷電流に基づいて、該リレー負荷電流
の変動分を抑圧するための直流抑圧データを形成するよ
うになっている。
【0037】また、上記直流抑圧部12は、上記CPU
36からの直流抑圧データをアナログ化するD/A変換
回路42と、上記D/A変換回路42からの直流抑圧信
号と、陽極側ケーブル2及び陰極側ケーブル3からのリ
レー負荷電圧とを乗算処理する乗算回路43と、上記乗
算回路43からの直流抑圧信号を増幅する増幅回路44
と、上記増幅回路44からの直流抑圧信号と陽極側ケー
ブル2を流れるリレー負荷電流との位相の合わせ込みを
行うコイル45とを有している。
【0038】後に説明するが、このコイル45を介した
直流抑圧信号は、上記漏れ電流検出部5及び上記直流電
流検出部6の抑圧電流注入用一次巻線18に供給される
ようになっており、リレー負荷電流の変動分を抑圧する
ようになっている。
【0039】《動作説明》次に、このような構成を有す
る当該絶縁抵抗検出装置の動作説明をする。
【0040】まず、図1において全波整流型の直流電源
装置1からは、例えば電圧が24Vのリレー負荷電流が
出力されるようになっている。このリレー負荷電流は、
それぞれ絶縁抵抗R+,浮遊容量C+及び絶縁抵抗R
−,浮遊容量C−を有する陽極側ケーブル2及び陰極側
ケーブル3を介して制御リレー8に供給される。これに
より制御リレー8が駆動状態となる。
【0041】上記リレー負荷電流には、計測用電源4か
らの周波数が1Hzで電圧が5Vの測定用低周波信号で
ある上記計測用電流が抵抗R1,R2の接続中点を介し
て重畳されており、上記計測制御部7は、上記漏れ電流
検出部5によりリレー負荷電流を検出し、このリレー負
荷電流から計測用電流を抽出して絶縁抵抗値を検出する
ようになっている。また、上記計測制御部7は、直流電
流検出部6により上記リレー負荷電流の変動分を検出
し、この変動分を所定の割合で抑圧するようになってい
る。
【0042】《抵抗値検出部の動作》すなわち、図2に
おいて上記計測制御部7は、上記陽極側ケーブル2に設
けられた漏れ電流検出部5により、上記計測用電流の重
畳されたリレー負荷電流を検出し、これを増幅回路19
を介してフィルタ20に供給する。上記フィルタ20
は、カットオフ周波数が数Hzに設定されており、上記
リレー負荷電流から商用周波数成分等のノイズ成分を除
去することにより上記1Hzの計測用電流を抽出し、こ
れを有効成分抽出回路21及び無効成分抽出回路22に
供給する。
【0043】ここで、この計測制御部7には、図1に示
すように対地電圧の影響を除去するために直列接続され
た抵抗R3,R4の接続中点から取り出されたリレー負
荷電流が、入力端子35を介してフィルタ34に供給さ
れている。上記フィルタ34のカットオフ周波数は数H
zに設定されており、上記リレー負荷電流から1Hzの
計測用電流を抽出し、これをタイミング発生回路33及
びCPU36に供給する。タイミング発生回路33は、
上記計測用電流の位相0°及び位相90°のタイミング
でそれぞれタイミング信号を形成し、位相0°のタイミ
ング信号を上記有効成分抽出回路21及び各平衡変調回
路25,26に供給すると共に、位相90°のタイミン
グ信号を無効成分抽出回路22に供給する。
【0044】上記有効成分抽出回路21は、上記タイミ
ング発生回路33からの位相0°のタイミング信号に基
づいて、上記計測用電流から抵抗成分(有効分)を抽出
し、これをAC/DC変換回路23に供給する。AC/
DC変換回路23は、交流信号として供給される上記抵
抗成分を直流化し、これを平衡変調回路25に供給す
る。平衡変調回路25は、上記直流化された抵抗成分に
対して、いわゆる平衡変調処理を施すことにより、上記
計測用二次巻線13で検出される抵抗成分と等価なもの
とし、これを積分回路27に供給すると共に、抵抗29
により抵抗分電流に変換して加算回路31に供給する。
【0045】一方、上記無効成分抽出回路22は、上記
タイミング発生回路33からの位相90°のタイミング
信号に基づいて、上記フィルタ20を介して供給される
計測用電流から浮遊容量成分(無効分)を抽出し、これ
をAC/DC変換回路24に供給する。AC/DC変換
回路24は、交流信号として供給される上記浮遊容量成
分を直流化し、これを平衡変調回路26に供給する。平
衡変調回路26は、上記直流化された浮遊容量成分に対
して、いわゆる平衡変調処理を施すことにより、上記計
測用一次巻線13で検出される浮遊容量成分と等価なも
のとし、これを積分回路28に供給すると共に、コンデ
ンサ30により容量性電流に変換して加算回路31に供
給する。
【0046】上記加算回路31は、上記抵抗29を介し
て供給される抵抗分電流と、上記コンデンサ30を介し
て供給される容量性電流とを加算処理することにより、
上記計測用二次巻線13で検出される計測用電流と等価
なものを形成し、これを増幅回路32を介して、上記漏
れ電流検出部5の負帰環電流注入用三次巻線14に負帰
環する。これにより、上記有効成分抽出回路21及び無
効成分抽出回路22で検出される抵抗成分及び浮遊容量
成分が常に零となるように制御することができる。
【0047】次に、上記各積分回路27,28は、それ
ぞれ平衡変調回路25,26からの抵抗成分或いは浮遊
容量成分に積分処理を施し、この各積分電圧を上記CP
U36に供給する。
【0048】ここで、上記フィルタ34からの基準信号
の電圧値は、絶縁状態が良好であるときには5Vの電圧
値を示すのであるが、絶縁不良が発生すると該基準信号
の電圧値は1V以下に落ち込むようになる。上記CPU
36は、上記フィルタ34からの基準信号の検出を行っ
ており、該基準信号の電圧値が1V以下となった場合に
絶縁不良が発生したものと判断し、上記各積分回路2
7,28の各積分電圧の取り込みを行う。そして、上記
取り込んだ各積分電圧に基づいて所定の演算を行い、絶
縁抵抗値の検出を行う。
【0049】《抵抗値検出部の動作による効果》これに
より、制御リレー8を駆動状態としたまま、すなわち、
直流電源装置1からの電源供給動作を停止することなく
各ケーブルが活線状態のままで絶縁不良の検出を行うこ
とができる。また、このような漏れ電流検出部5は、各
陽極側ケーブル2毎にそれぞれ設けられるようになって
いるため、陰極側ケーブル3が各陽極側ケーブル2に共
通のケーブルとなっていても絶縁不良を生じたケーブル
を特定して検出することができる。
【0050】また、上記CPU36は、絶縁不良を検出
すると表示ランプ10を点灯駆動すると共に、該絶縁不
良の発生したケーブルのケーブル番号等を表示部9に表
示制御する。これにより、監視者に対して絶縁不良の発
生及び絶縁不良の発生したケーブルを特定して示唆する
ことができ、当該絶縁抵抗検出装置が設けられたシステ
ム等の早期復旧を可能とすることができる。
【0051】《直流抑圧部の動作》ここで、図3(a)
に示す上記直流電源装置1からの直流電源電圧の変動に
応じて同図(b)に示すリレー負荷電流が変動し、ま
た、上記制御リレー8の励磁時の過渡電流により上記リ
レー負荷電流が変動する。そして、上記リレー負荷電流
が変動すると、上記フィルタ20により抽出される抵抗
成分に、図3(c)に示すような過渡現象が現れ、CP
U36における絶縁抵抗の検出値が安定しない不都合を
生ずる。
【0052】具体的には、例えば上記直流電源電圧が2
4Vで、制御リレー8の抵抗分が200Ωのときに1%
の電源電圧変動が生ずると、そのときの上記リレー負荷
電流の変化分I△は、 I△=(24V×0.01)/200Ω=約1.2mA となる。
【0053】また、上記陽極側ケーブル2の絶縁抵抗R
+を100kΩ,浮遊容量C+を0、陰極側ケーブル3
の絶縁抵抗R−を∞,浮遊容量C−を0、計測用電源4
により各ケーブル2,3に注入される電圧を5Vとする
と、上記フィルタ20で形成される計測用電流の検出値
Igは、 Ig=5V/100kΩ=0.05mA となる。
【0054】このため、0.05mAという小レベルで
検出される計測用電流の検出値に対して、約1.2mA
という大レベルのリレー負荷電流の変化分が悪影響を及
ぼすこととなり、索いては絶縁抵抗の正確な検出に支障
をきたすようになる。
【0055】このようなことから、当該絶縁抵抗検出装
置の計測制御部7には、図2に示すように上記リレー負
荷電流の変動分を抑圧するための直流抑圧部12が設け
られている。
【0056】すなわち、上記CPU36は、所定周波数
のクロックを形成し、これを発振回路37に供給する。
発振回路37は、上記クロックを分周することにより、
直流検出を行うための、例えば250Hzの交流励磁信
号foを形成し、これを増幅回路38に供給する。増幅
回路38は、上記交流励磁信号foを、直流電流検出部
6の略鉄心飽和レベルの電流となるように増幅し、これ
を励磁信号注入用二次巻線16に注入する。
【0057】これにより、上記励磁信号検出用三次巻線
17において、上記交流励磁信号foと、陽極側ケーブ
ル2に流れる直流電流に対応したfoの偶数調波信号が
誘起される。この励磁信号検出用三次巻線17で検出さ
れた交流励磁信号foとfoの偶数調波信号は、フィル
タ39に供給される。
【0058】上記フィルタ39は、上記交流励磁信号f
o及び直流電流に対応したfoの偶数調波信号のうち、
該偶数調波信号のみを抽出し、これをAC/DC回路4
0に供給する。AC/DC回路40は、上記偶数調波信
号を直流化することにより、上記陽極側ケーブル2の現
在の電流値を示す直流検出信号を形成し、これをA/D
変換回路41に供給する。A/D変換回路41は、アナ
ログ信号として供給される上記直流検出信号をデジタル
化することにより直流検出データを形成し、これをCP
U36に供給する。
【0059】上記CPU36は、上記直流検出データが
供給されると、これに基づいて現在の電流値を検出す
る。そして、この検出した電流値に応じて、該電流値の
130%〜70%の値を有する直流抑圧データを形成
し、これをD/A変換回路42に供給する。上記CPU
36は、上記直流検出データに基づいて検出される現在
の電流値が±30%を越える変動を生じた場合に、上記
直流抑圧データの値を更新するようになっている。
【0060】上記直流電源装置1からの直流電圧が変動
しない場合は、リレー負荷電流の変動分を100%抑圧
するような直流抑圧データを形成してもよいのである
が、実際には、上記直流電圧に変動が生ずる。また、上
述のように上記リレー負荷電流の変動分は例えば1.2
mAという大きな値に対して、上記計測用電流の検出値
は0.05mAという小さな値である。また、上記リレ
ー負荷電流の変動分の抑圧制御は、いわゆるフェーズ・
ロックド・ループ(PLL)的な事後制御(生じた変動
を追いかけて抑圧するような制御)となり、過去の直流
検出データに基づいて現在の変動分を抑圧するようにな
るため、当然、抑圧誤差を生ずることとなり、この抑圧
誤差が却って上記小レベルで検出される計測用電流の検
出に支障をきたす矛盾を生ずることとなる。
【0061】このため、上記CPU36は、上記リレー
負荷電流の変動分を100%抑圧する直流抑圧データを
形成するのではなく、上記事後制御においても良好な計
測用電流の検出が可能となるような割合、すなわち、当
該実施の形態においては、上記リレー負荷電流の変動分
の約70%を抑圧する直流抑圧データを形成し、これを
D/A変換回路42に供給する。
【0062】なお、このようなリレー負荷電流の変動分
の抑圧の割合は、当該絶縁抵抗検出装置を設ける機器や
設計等に応じて設定可能であることは勿論である。
【0063】次に、上記D/A変換回路42は、上記C
PU36からの直流抑圧データをアナログ化することに
より直流抑圧信号を形成し、これを乗算回路43に供給
する。乗算回路43には、陽極側ケーブル2及び陰極側
ケーブル3からのリレー負荷電圧が供給されており、乗
算回路43は、このリレー負荷電圧と上記直流抑圧信号
とを乗算処理して増幅回路44に供給する。増幅回路4
4は、上記直流抑圧信号を所定の利得で増幅し、これを
コイル45を介して抑圧電流注入用一次巻線18に供給
する。
【0064】ここで、当該絶縁抵抗検出装置には、上述
のように上記直流電源装置1として全波整流型のものが
設けられているため、上記制御リレー8に設けられてい
るリレーコイルのインダクタンスにより、上記リレー負
荷電流と上記直流抑圧信号との間に位相差が生ずる。こ
のため、上記制御リレー8のコイルと略同等のインダク
タンスを有する上記コイル45が設けられており、この
コイル45を介して上記リレー負荷電流の位相と同相と
した上記直流抑圧信号を、上記抑圧電流注入用一次巻線
18に供給する。
【0065】《直流抑圧部の動作による効果》上記直流
抑圧信号は、上記リレー負荷電流と同相であるが、その
振幅は該リレー負荷電流の振幅に対して逆振幅となって
いる。また、上記直流抑圧信号の振幅値は上記リレー負
荷電流の振幅値に対して約70%の振幅値となってい
る。このため、上記直流抑圧信号を抑圧電流注入用一次
巻線1に供給することにより、上記リレー負荷電流の変
動分の約70%を該直流抑圧信号により相殺して抑圧す
ることができる。
【0066】また、上記直流抑圧信号は、上記乗算回路
43において上記直流電源装置1からのリレー負荷電圧
が供給されているため、上記直流抑圧信号は、上記リレ
ー負荷電圧の変動をも抑圧するものとなっている。この
ため、上記リレー負荷電圧の変動分をも抑圧することが
できる。
【0067】従って、上記励磁信号検出用三次巻線1
7,フィルタ39〜A/D変換回路41及びCPU36
で検出される上記陽極側ケーブル2の現在の電流値を正
確なものとすることができる。また、上記計測用二次巻
線13及び増幅回路19〜CPU36で検出される絶縁
抵抗値を正確なものとすることができる。
【0068】《終文》なお、上述の実施の形態の説明で
は、上記計測用電源4の周波数は1Hzで電圧が5Vの
計測用電流を出力する等のように具体的な数値を上げて
説明したが、これは、ほんの一例であり、本発明の技術
的思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応じて種々の
変更が可能であることは勿論である。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る絶縁抵抗検出装置は、活線
状態のまま絶縁不良が生じたケーブルを特定して検出す
ることができる。
【0070】また、直流電源装置の負荷電流の変動及び
負荷電圧の変動分を抑圧して、正確な絶縁抵抗の検出を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る絶縁抵抗検出装置の
ブロック図である。
【図2】上記実施の形態に係る絶縁抵抗検出装置に設け
られている計測制御部のブロック図である。
【図3】上記リレー負荷電流の変動が絶縁抵抗値の検出
に及ぼす影響を説明するためのタイムチャートである。
【図4】従来の絶縁抵抗検出装置の要部を示す図であ
る。
【図5】従来に絶縁抵抗検出装置のケーブルの接続状態
を示す図である。
【符号の説明】
1…直流電源装置,2…陽極側ケーブル,3…陰極側ケ
ーブル 4…計測用電源,5…漏れ電流検出部,6…直流電流検
出部 7…計測制御部,8…制御リレー,9…表示部,10…
表示ランプ 11…絶縁抵抗検出部,12…直流抑圧部,13…計測
用二次巻線 14…負帰環電流注入用三次巻線,16…励磁信号注入
用二次巻線 17…励磁信号検出用三次巻線,18…抑圧電流注入用
一次巻線 21…有効成分抽出回路,22…無効成分抽出回路 25,26…平衡変調回路,27,28…積分回路,3
1…加算回路 33…タイミング発生回路,36…CPU,37…発振
器,43…乗算器 45…コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 肇 東京都渋谷区広尾五丁目4番3号 ミドリ 安全株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源装置に接続された複数のケーブ
    ルに絶縁抵抗検出用の低周波測定信号を注入する低周波
    注入手段と、 上記低周波注入手段により注入された各ケーブルの低周
    波測定信号を検出し、 この検出値に基づいて該各ケーブルの絶縁抵抗値を検出
    する絶縁抵抗検出手段と、 上記直流電源装置から出力される直流電源の直流分検出
    のための交流励磁信号を形成する交流励磁信号形成手段
    と、 上記交流励磁信号形成手段により形成された交流励磁信
    号により励磁され、上記直流電源装置から出力される直
    流電源の直流分を検出する直流検出手段と、 上記直流検出手段により検出された上記直流電源の直流
    分に応じて該直流分の変動を検出し、この検出結果に基
    づいて該直流分の変動を抑圧するための変動抑圧信号を
    上記絶縁抵抗検出手段の一次側に供給する変動分抑圧手
    段とを有する絶縁抵抗検出装置。
  2. 【請求項2】 上記変動分抑圧手段からの変動抑圧信号
    に対して、上記直流電源の電圧値を乗算する乗算手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の絶縁抵抗検出装
    置。
  3. 【請求項3】 上記直流電源装置に接続される負荷と略
    同等のインダクタンスを有するコイルを有し、 上記変動分抑圧手段は、上記変動抑圧信号を上記コイル
    を介して上記絶縁抵抗検出手段の一次側に供給すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の絶縁抵抗検出
    装置。
  4. 【請求項4】 上記変動分抑圧手段は、過去の直流分変
    動の検出結果に基づいて上記変動抑圧信号を形成する事
    後制御となることを考慮した割合で、上記直流分の変動
    を抑圧するような値の変動抑圧信号を形成して出力する
    ことを特徴とする請求項1,請求項2又は請求項3記載
    の絶縁抵抗検出装置。
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