JPS6233551B2 - - Google Patents

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JPS6233551B2
JPS6233551B2 JP53068422A JP6842278A JPS6233551B2 JP S6233551 B2 JPS6233551 B2 JP S6233551B2 JP 53068422 A JP53068422 A JP 53068422A JP 6842278 A JP6842278 A JP 6842278A JP S6233551 B2 JPS6233551 B2 JP S6233551B2
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JP
Japan
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signal
current
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iron core
receiving device
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Application number
JP53068422A
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English (en)
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JPS54159251A (en
Inventor
Teruo Suzuki
Yoshitoshi Yoshimoto
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発信装置付電力量計から送出される信
号を検出する装置に係り、特に電力量計からの交
流信号のみならず、直流信号をも検出可能とした
電力量検出装置に関する。
大口電力需要家にあつては、電力会社との取引
用として発信装置付電力量計と取引用受量装置
(例えば最大需要電力量)をもつているが、この
外に需要電力の管理用として監視用発信装置付電
力量計と監視用受量装置を備えている場合があ
る。
しかし、この場合に全体の装置が大掛りなもの
となつて経済的な面で不利であり、また取引用受
量装置と監視用受量装置との間で計量差を生じて
しまうことがある。
また、取引用の発信装置付電力量計の需要電力
量に対応する発信パルス信号を用いて直接監視用
受量装置を駆動する装置もある。この場合には監
視用受量装置側から取引用計器を直接人為的に操
作できるので必らずしも好ましい装置とはいえな
い。
そこで、従来は第1図に示すように、環状鉄心
1を備えこれに発信装置付電力量計2と取引用受
量装置3とを結ぶ信号線4を貫通させ、この信号
線4に流れる信号電流に応じた電圧を同様に環状
鉄心1に巻装した巻線5に誘起させている。そし
て、この微小誘起電圧を増幅器6で増幅し、この
増幅器6の出力信号を用いて監視用受量装置7を
駆動している。この装置では、発信装置付電力量
計2で監視用受量装置7を直接駆動させた場合と
ほぼ等価な動作を行なわせることが可能である。
ところが、以上の装置にあつては、信号線4に
流れる電流信号を環状鉄心1を介して巻線5に誘
起電圧を得る方式であるので、信号線4に流れる
電流は交流電流又はリツプルを含む電流でないと
巻線5側に誘起電圧を取り出すことはできない。
つまり、直流信号のような場合には監視用受量装
置7で需要電力の管理ができないことになる。
また、従来、直流電流を測定する手段として、
第2図に示すような環状鉄心を用いた直流変流器
がある(特公昭14−5798号公報)。すなわち、こ
の変流器は、同形同大の2つの環状鉄心21,2
2と、これらの環状鉄心21,22にそれぞれ同
じ巻回数で巻装するとともに互いに逆方向となる
様に直列接続された交流励磁巻線23,24と、
環状鉄心21,22にそれぞれ同じ巻回数で巻装
するとともに互いに同方向となる様に直列接続さ
れた二次巻線25,26とにより構成され、か
つ、前記交流励磁巻線23,24のそれぞれの片
端子27,28に交流電源を接続することによ
り、環状鉄心21,22に各交番毎に実線で示す
反対方向の交流磁束を発生させる。また、環状鉄
心21,22を貫通する被測定直流母線29に流
れる直流電流により環状鉄心21,22に点線で
示す同方向の直流磁束を発生させる。その結果、
二次巻線25,26から印加交流周波数の2倍の
周波数の交流電流が得られ、この交流電流を例え
ば交流電流計30で測定し、前記被測定直流母線
29に流れる直流電流値を見かけ上交流電流値と
して測定するものである。
しかして、この直流変流器は、環状鉄心21,
22のヒステリシス特性の不飽和領域を使用し、
かつ、そのリニアリテイを利用して直流電流に比
例した交流電流を得るもので、主として数百A等
の直流大電流を測定するときに使用される。
ところで、この種の電力量検出装置では発信装
置付電力量計から出力される発信パルスとして直
流パルスと交流パルスがあるが、直流パルスにつ
いては例えば第3図に示す如くオン電流が5m
A、オフ電流が2.5mAで使用する場合が多い
が、かかる直流変流器ではそのような微少電流を
測定し、かつ、オン・オフ電流の電流差の小さい
信号を検出することは精度的あるいは経済的な面
から困難である。また、交流パルスについては10
mA程度のパルス電流が流れるが、この場合にも
かかる直流変流器で検出することが困難である。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもので
あつて、発信装置付電力量計と取引用受量装置と
を結ぶ信号線から非接触で、かつこの信号線に流
れる電力量に比例した微少な直流又は交流の信号
であつても確実に検出する電力量検出装置を提供
するものである。
以下、本発明装置の一実施例について第4図を
参照して説明する。同図において1′は角形ヒス
テリシス特性を有する環状鉄心であつて、これに
は発信装置付電力量計2′と取引用受量装置3′と
を結ぶ信号線4′が貫通されている。この発信装
置付電力量計2′は使用電力量に比例した信号を
出力する。この信号が出力された時、発信装置付
電力量計2′と受量装置3′との間の信号線4′に
電流(交流または直流)が流れる。なお、角形ヒ
ステリシス特性の鉄心1′を用いた理由として
は、電力量に比例した信号が直流信号の場合、信
号線に流れる直流電流は前述した第3図に示すよ
うに非常に微少な電流であり、かつ、オン時とオ
フ時の電流差が非常に小さいことにかんがみ、鉄
心1′のヒステリシス特性において常時、飽和磁
束になる寸前まで励磁し、信号線に電流が流れた
とき飽和領域に移行するようにするために、角形
ヒステリシス特性のものを使用したものである。
この環状鉄心1′には一次巻線10と二次巻線1
1が巻装され、一次巻線10には基本波となる周
波数fの正弦波信号を発生する正弦波発信回路1
2が接続されている。前記二次巻線11にはフイ
ルタ13および増幅回路14を介して監視用受量
装置7′が接続されている。このフイルタ13は
環状鉄心1′に貫通された信号線4′に電流が流れ
ることにより得られる二次巻線11からの周波数
fを基本波とするひずみ波からnf例えば2f成分の
正弦波を通過させる機能を持つている。従つて、
信号線4′に電流が流れていない時、フイルタ1
3の出力は二次巻線11から基本波fが入力され
るために零となる。前記増幅回路14はフイルタ
13の出力を平滑・増幅して出力する機能を持つ
ている。
次に、以上のように構成された装置の作用を説
明する。先ず、信号線4′に電力量に比例した直
流電流が流れている例について第5図を参照して
説明する。今、信号線4′を貫通している環状鉄
心1′の一次巻線10に正弦波発信回路12から
周波数fの正弦波信号が入力されており、この結
果、環状鉄心1′は角形ヒステリシス曲線の飽和
磁束直前まで励振されている。この状態において
発信装置付電力量計2′から使用電力量に比例し
た第5図aに示すような信号例えばリレーのオ
ン・オフ信号が発生されると、信号線4′には第
5図bに示すような電力量に比例した信号電流が
流れ、これにより環状鉄心1′の磁束が飽和領域
に達し、二次巻線11からは周波数fを基本波と
するひずみ波が発生する(第5図c参照)。この
ように信号線4′に流れる直流電流が微少な電流
信号であり、かつ、オン・オフの電流差が小さい
場合でも、角形ヒステリシス特性の環状鉄心1′
を用いることにより、ヒステリシス曲線の常時飽
和磁束直前励振、信号線4′の電流通過時の飽和
領域移行を確実に達成させることができる。
次に、フイルタ13は二次巻線11から得られ
る周波数fを基本波とするひずみ波を受けると、
第5図dに示すようなnf(2f)成分だけを取り出
して出力し増幅回路14に供給する。そこで、こ
の増幅回路14はnf成分信号を平滑・増幅するこ
とにより第5図eのようなパルス信号を得、後続
の監視用受量装置7′に供給する。
次に、鉄心のヒステリシス損について検討す
る。このヒステリシス損は、鉄心の体積、ヒステ
リシス曲線の囲む面積および励磁電流周波数の3
者に比例するが、角形ヒステリシス鉄心1′を用
い場合にはヒステリシス曲線の囲む面積が小さ
く、励磁電流の周波数を適当に選定すれば、ヒス
テリシス損による鉄心の温度上昇を実用上無視で
きる程度に小さく設計することができる。また、
信号線4′に比較的大きな直流電流が流れた場
合、鉄心のヒステリシスによりその影響が残る
と、その後の電流検出感度が変化し好ましくな
い。この点に関し、本装置では信号線4′に流れ
る電流が零の状態のとき、角形ヒステリシス特性
の鉄心1′を飽和直前まで交流励磁するようにし
ているので、信号線4′に比較的大きな直流電流
が流れても、その電流が零に近くなると交流励磁
が一種の消磁作用として働く。その結果、前述し
たようにヒステリシスによる鉄心の磁気特性変化
は極めて小さく、安定した電流検出感度を維持さ
せることができる。そして、監視用受量装置7′
は発信装置付電力量計2′から出力された電力量に
比例した直流信号と等価な信号を受量できる。
次に、信号線4′に電力量に比例する交流信号
が流れる場合について説明する。この場合は交流
信号の周波数より高い周波数fを正弦波発振回路
12から一次巻線10に供給する。この時、信号
線4′に交流の電流信号が流れると環状鉄心1′の
磁束が角形ヒステリシス曲線の飽和領域に入る。
この結果、交流の電流信号は高い周波数fによつ
て周波数fを基本波とする歪んだ波形が二次巻線
11に誘起される。これをフイルタ13で周波数
2fの正弦波として取り出し、後続の増幅回路14
で平滑・増幅した後、監視用受量装置7′に供給
する。従つて、以上の装置は交流信号のみならず
直流信号でも監視用受量装置7′で検出すること
ができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
ないことは言うまでもなく、例えば第6図のよう
な構成にすることも可能である。即ち、2個の環
状鉄心1a′,1b′を備えこれらに信号線4′を貫
通させる。さらに、これら2個の環状鉄心1a′,
1b′に1次巻線10を直列に巻回してこれに正弦
波発振回路12を接続する。また、2個の環状鉄
心1a′,1b′には一次巻線10から誘導する励振
電圧の基本波成分が互いに打ち消し合うように二
次巻線11が直列に巻回されている。なお、2個
の環状鉄心1a′,1b′を貫通する信号線4′はこ
れに流れる直流電流信号によつて二次巻線11に
生ずる励振電圧の2倍周波数成分が互いに強め合
うような相対的位置に設けるものとする。
以上のようにすると、二次巻線11に誘起する
励振電圧の基本波成分を低くでき、二次巻線11
から励磁電圧の2倍周波数成分を検出するフイル
タ13は選択度の低いもので充分である。
また、フイルタ13は2fの周波数を通すものを
使用したがnfの周波数のフイルタでもよく、さら
に環状の鉄心に限定されないことは言うまでもな
い。
以上詳記したように本発明によれば、角形ヒス
テリシスを有する鉄心の一次巻線に周波数fの正
弦波を加えて飽和直前まで磁束を変化させ、鉄心
に貫通する信号線に電力量に比例する直流又は交
流信号を流した時に角形ヒステリシス曲線の飽和
領域に入るようにすれば、二次巻線から周波数f
を基本波とする歪んだ波形を取り出すことができ
る。従つて、これをフイルタにより2f、3f、…の
正弦波信号として抽出するようにすれば、電力量
に比例した微少な交流又は直流の信号であつても
確実に監視用受量装置で検出することができる。
また、監視用の発信装置付電力量計を不要にで
き、かつ、1個の環状鉄心でも交流又は直流信号
を確実に検出でき、価格の低減化および装置のコ
ンパクト化を実現できる。また、角形ヒステリシ
ス特性の鉄心を用いたことにより、鉄心の温度上
昇ひいてはヒステリシス損をほとんど無視するこ
とができ、かつ、信号線に大きな電流が流れても
安定した電流検出感度を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来例を説明するために
示したもので、第1図は従来装置の一例を示す構
成図、第2図は従来の他の例を説明する構成図、
第3図は発信装置付電力量計から出力される直流
パルスの電流状態を示す図、第4図は本発明に係
わる電力量検出装置の一実施例を示す構成図、第
5図は第4図に示す装置の動作を説明する波形
図、第6図は本発明装置の他の実施例を示す構成
図である。 1′,1a′,1b′……環状鉄心、2′……発信装
置付電力量計、3′……取引用受量装置、4′……
信号線、7′……監視用受量装置、10……一次
巻線、11……二次巻線、12……正弦波発振回
路、13……フイルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 角形ヒステリシス特性を有する鉄心と、発信
    装置付電力量計から送出された電力量に比例した
    信号を前記鉄心を貫通する信号線を介して受量す
    る受量装置と、前記鉄心に巻装された一次巻線に
    基本波となる周波数fの正弦波を加えて励振する
    正弦波発信回路と、前記発信装置付電力量計の信
    号出力時に前記鉄心に巻装された二次巻線に現わ
    れる周波数fを基本波とするひずみ波から周波数
    nf成分を取り出すフイルタと、このフイルタの出
    力信号を検出する監視用受量装置とを備えたこと
    を特徴とする電力量検出装置。 2 2個の鉄心を用いた場合、これらの鉄心に一
    次巻線を直列に巻装し、一方、二次巻線は前記一
    次巻線より供給される励振電圧の基本波成分を互
    いに打ち消し合うように直列に巻装したものであ
    る特許請求の範囲第1項記載の電力量検出装置。
JP6842278A 1978-06-07 1978-06-07 Electric energy detector Granted JPS54159251A (en)

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JPS54159251A JPS54159251A (en) 1979-12-15
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JPS61144474U (ja) * 1985-02-28 1986-09-06
WO2006048020A1 (en) * 2004-11-05 2006-05-11 Danfysik A/S Detector circuit for measuring current

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820065U (ja) * 1971-07-15 1973-03-07

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JPS4820065U (ja) * 1971-07-15 1973-03-07

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