JPH10103847A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH10103847A
JPH10103847A JP25461496A JP25461496A JPH10103847A JP H10103847 A JPH10103847 A JP H10103847A JP 25461496 A JP25461496 A JP 25461496A JP 25461496 A JP25461496 A JP 25461496A JP H10103847 A JPH10103847 A JP H10103847A
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heater
glass tube
lower cover
wire
cooler
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JP25461496A
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Hidenao Suzuki
秀直 鈴木
Hiroaki Yokouchi
宏明 横内
Noriyuki Suda
憲行 須田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の冷蔵庫においてはヒータ下側カバーは
ヒータ下面に複数穴が開口した板金部品により構成され
ているので、ヒータ下側カバーの穴が開口している部分
からは下側へのヒータの熱放射はあるが、トイのヒータ
下側カバーに穴が開口していない部分の投影範囲では熱
の放射はヒータ下側カバーに反射されて、トイ上の除霜
が効果的に行われないであるとか冷却器に送られる空気
に対して下側カバーが風路抵抗になるという問題点があ
った。 【解決手段】 この発明は以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、ヒータ下側カバーを従来の板
金部品で製作するのではなく、ワイヤの組立加工や曲げ
加工により垂れ下がるヒータ線を受けとめられる様な形
状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の冷却器室内
と除霜水の排水経路の除霜をおこなうために取り付けら
れたガラス管霜取ヒータとガラス管霜取ヒータ周囲の部
品構成や部品形状による霜取装置の改善に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特公平5−63713号公
報に示された従来の冷蔵庫であり、図において、1は冷
蔵庫本体で、3は冷蔵室や冷凍室から戻ってくる空気の
吸込み口である。6は冷却器5の下部に設置されたガラ
ス管霜取ヒータであり、両端にゴムキャップを備えてい
る。9はヒータ天井カバーで板金で製作され、ガラス管
霜取ヒータ6と冷却器5の間に設置され冷却器5からの
除霜水が直接ガラス管霜取ヒータ6に滴下されないよう
にしている。14は板金で製作されたヒータ下側カバー
であり、ガラス管霜取ヒータ6とトイ12の間に位置し
ゴムキャップに固定されることで冷蔵庫本体1と電気的
に絶縁されるので事故などによりガラス管霜取ヒータ6
のガラス管が破損しヒータ線が接地する事による感電な
どを防止できる。さらにガラス管霜取ヒータから下方へ
の放熱を行うためにヒータ下側カバーには底面に穴を開
口成形されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫は以上の
ように構成されているので、ヒータ下側カバー14の穴
が開口している部分からは下側へのヒータ6の熱放射は
あるが、トイのヒータ下側カバー14に穴が開口してい
ない部分の投影範囲では熱の放射はヒータ下側カバー1
4に反射されて、トイ上の除霜が効果的に行われない、
また冷却器5に送られる空気に対してヒータ下側カバー
14が風路抵抗になるという問題点があった。
【0004】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、ヒータ下側の除霜が効率的に行
え、また冷蔵室や冷凍室から冷却器に送られる空気を遮
るものがほとんど無く冷却器室内の空気の流れを円滑に
できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の冷蔵庫は、冷
却器底部と除霜水を排水するための桶部品との間に設置
されたガラス管霜取ヒータと、ガラス管霜取ヒータと排
水トイ部品の間に設けられ、ガラス管霜取ヒータ両端の
ゴムキャップに取り付けたワイヤを加工したヒータ下側
カバーとを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の冷蔵庫は、請求項1記載のもの
において、ワイヤを梯子状に加工したヒータ下側カバー
を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の冷蔵庫は、請求項1記載のもの
において、ヒータ下側カバーをワイヤの曲げ加工により
連続した波形状に成形し、ガラス管霜取ヒータと冷却器
の間に位置するヒータ天井カバーをガラス管霜取ヒータ
下部まで延長した先端を鉤形状に加工して波形状ワイヤ
を上下方向で係合、鉤形状上にガラス管霜取ヒータの軸
方向の少なくとも1ケ所に設けられたワイヤ径より大き
い穴にワイヤ端を通して固定、ヒータ天井カバーの縦辺
のヒータ前後には複数個穴が開口し、ヒータ天井カバー
をガラス管霜取ヒータ両端の絶縁体部品の上部に固定し
たことを特徴とする。
【0008】請求項4の冷蔵庫は、請求項3記載のもの
において、ヒータカバーをワイヤの曲げ加工により連続
したクランク形状に加工したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1による冷
蔵庫の冷却室周囲を示す側面断面図、図2は同正面断面
図、図3は同正面図、図4は同冷蔵庫の動作を示す図、
図5は同要部斜視図である。図において、1は冷蔵庫本
体、2は冷凍室、3は冷蔵室や冷凍室2からの戻り空気
22の吸込み口である。戻り空気22は冷凍室背後の冷
却器室4に縦置に設置された冷却器5を通過して冷却さ
れる。6は冷却器5の下方に設置されたガラス管霜取ヒ
ータであり、両端にゴムキャップ7を備えている。8は
ゴムキャップ7の取付部品で高分子材料や板金加工によ
り形成され、ガラス管霜取ヒータ6を冷蔵庫本体1に取
り付けている。
【0010】9はヒータ天井カバーで板金で製作され、
ガラス管霜取ヒータ6と冷却器5の間に冷却器5からガ
ラス管霜取ヒータ6が隠れるように設置され冷却器5か
らの除霜水が直接ガラス管霜取ヒータ6に滴下しないよ
うにしている。ヒータ天井カバー9はヒータ軸方向両端
のバーリング穴10にゴムキャップ上方の円ボス11を
通して固定される。円ボス11は根元からバーリング1
0の高さよりも高いところでバーリング径よりも若干太
くして抜けにくくし、また先端は細く成形し、バーリン
グ穴10への挿入を容易にする。12は板金を加工した
り、プラスチックに金属箔を貼り付けるなどして製作さ
れたトイで冷却器5からの除霜水を集め、冷却器室4か
ら排水孔13を通して排水している。
【0011】14はヒータ下側カバーでワイヤを梯子状
に加工してガラス管霜取ヒータ6とトイ12の間に配置
する。梯子のピッチはヒータのガラス管が破損しヒータ
線が垂れ下がった時に、トイ12に接地しないピッチに
する。梯子の横辺はヒータ側に折り返し、折り返し幅は
ガラス管霜取ヒータ6よりも若干広くし、先端はガラス
管霜取ヒータ6の軸中心よりも上側まで伸びるようにす
ることでヒータ線が垂れ下がった時にヒータ下側カバー
14から落ちないようにする。
【0012】また、ヒータ下側カバー14の左右のゴム
キャップ間を渡す2本の部材は2つのゴムキャップ間の
ピッチでクランク状に曲げることでヒータ軸方向の位置
決めを容易にする。ヒータ下側カバー14は図3に示す
ようにガラス管霜取ヒータ両端のゴムキャップ下端に開
口した穴15に挿入して固定する。ゴムキャップ7はゴ
ムの弾性によりたわむので左右のゴムキャップ間の距離
より長いヒータ下側カバーでも容易に挿入できる。
【0013】次に動作について説明する。図4において
ヒータ下側カバー14はワイヤで製作されるのでガラス
管霜取ヒータの下方へ放熱21をほとんど遮らないと同
時に、冷蔵室や冷凍室から冷却器に送られる空気22に
対して殆ど抵抗にならない。
【0014】実施の形態2.なお実施の形態1ではヒー
タ下側カバー14はワイヤを梯子状に加工したが、ワイ
ヤを連続した波形状に加工してもよく、この場合の実施
の形態を以下に示す。図6はこの発明の実施の形態2に
よる冷蔵庫のガラス管霜取ヒータの周囲を示す斜視図で
ある。図において、14はワイヤを連続した波形状に曲
げたヒータ下側カバーである。9はヒータ天井カバーで
ありヒータ6の前後で折り曲げヒータ6を囲うように門
型にし、ヒータ6の下方まで伸ばして先端を鉤形状16
に曲げている。ヒータ下側カバーは前記鉤形状16に係
合し、上下方向の固定を行う。門型の下方に開口してい
る長さ17はヒータ下側カバーの波形状の振幅18と同
じか若干小さくする。これは天井カバー9の弾性で下側
カバー14の固定をより確実にするためである。門形状
の縦辺には周囲への放熱の為の複数穴19を開口してい
る。ヒータ軸方向両端に設けられた下側カバー14のワ
イヤ径より大きい穴20に、ヒータ下側カバーの端を通
している。下側カバー14を取り付けたヒータ天井カバ
ー9はガラス管霜取ヒータ6両端のゴムキャップ7の上
部に突き出た円ボス11に固定されている。
【0015】実施の形態3.なお実施の形態2ではヒー
タ下側カバー14はワイヤを波形状に加工したものを示
したが、図7のようにワイヤを連続したクランク形状に
加工したものをヒータ下側カバーとして用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜4に係る発明
によれば、ヒータ下側カバーをワイヤの加工で形成した
ので、ヒータの下側への放熱を遮るものがほとんど無い
ので、ヒータ下側の除霜が効率的に行えるという効果が
ある。また冷蔵室や冷凍室から冷却器に送られる空気を
遮るものがほとんど無いので冷却器室内の空気の流れを
円滑にする効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷却器
室周囲を示す側断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷却器
室周囲を示す正面断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の冷却器
室周囲を示す正面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の動作を
示す側面断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による冷蔵庫の要部を
示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態2による冷蔵庫のガラス
管霜取ヒータの周囲を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態3による冷蔵庫のガラス
管霜取ヒータの周囲を示す斜視図である。
【図8】 従来の冷蔵庫の冷却器室周囲を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、2 冷凍室、3 吸込み口、4 冷却
器室、5 冷却器、6ガラス管霜取ヒータ、7 ゴムキ
ャップ、8 取付部品、9 ヒータ天井カバー、10
バーリング穴、11 円ボス、12 トイ、13 排水
孔、14 ヒータ下側カバー、15 ゴムキャップ穴、
16 鉤形状、17 ヒータ天井カバーの開口幅、18
ヒータ下側カバー波形状の振幅、19 穴、20
穴、21ヒータ下方への熱放射、22 戻り空気。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却器底部と除霜水を排水するための桶
    部品との間に設置されたガラス管霜取ヒータと、 前記ガラス管霜取ヒータと排水トイ部品の間に設けら
    れ、前記ガラス管霜取ヒータ両端のゴムキャップに取り
    付けたワイヤを加工したヒータ下側カバーと、を備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 ワイヤを梯子状に加工したヒータ下側カ
    バーを備えたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ下側カバーをワイヤの曲げ加
    工により連続した波形状に成形し、 前記ガラス管霜取ヒータと前記冷却器の間に位置するヒ
    ータ天井カバーを前記ガラス管霜取ヒータ下部まで延長
    した先端を鉤形状に加工して波形状ワイヤを上下方向で
    係合、鉤形状上に前記ガラス管霜取ヒータの軸方向の少
    なくとも1ケ所に設けられたワイヤ径より大きい穴にワ
    イヤ端を通して固定、前記ヒータ天井カバーの縦辺のヒ
    ータ前後には複数個穴が開口し、前記ヒータ天井カバー
    を前記ガラス管霜取ヒータ両端の絶縁体部品の上部に固
    定したことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記ヒータカバーをワイヤの曲げ加工に
    より連続したクランク形状に加工したことを特徴とする
    請求項3記載の冷蔵庫。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006112638A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Hitachi Home & Life Solutions Inc 冷蔵庫
CN103453718A (zh) * 2012-05-28 2013-12-18 松下电器产业株式会社 冰箱
JP2020003198A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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