JP3731173B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2321/00Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2321/14Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
    • F25D2321/146Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections

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  • Defrosting Systems (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷気強制循環式の冷蔵庫に係り、さらに詳しくは、霜取り時に発生する水を受ける水受けトレイを備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来の冷気強制循環式冷蔵庫の一例の冷却器室周辺の模式図である。図において1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室、4は冷蔵室2の上部に設けた冷凍室である。6は冷凍室4の奥に設けた仕切り板7によって仕切られた冷却器室で、縦置きに設置された冷却器8、冷却器8などに付着した霜を除霜するガラス管霜取りヒータ10が設けられている。
【0003】
13は例えばステンレス鋼板を曲げ加工し、あるいは合成樹脂成形品に金属箔を貼り付けるなどして形成された樋、30は樋13の排水口13aに接続され、樋13から流れた霜取水を冷蔵庫本体1の底部に設けた蒸発皿31へ排水する排水管である。なお、この排水管30は合成樹脂で形成されており、蒸発皿31との間に若干の間隔を設けて取付けられてその先端開口部は直接外気に触れている。
【0004】
上記のような冷蔵庫において、冷却器8の上方に設けられている送風機(図示せず)により、冷却器室6内の冷気が冷蔵室2内に送られると同時に、排水管30の先端開口部から侵入した冷蔵庫本体1外の外気32(以下暖気という)が、排水管30内を自然に上昇して冷却室6内に侵入し、冷却されている冷却器8及び冷却器室6に着霜する。
【0005】
冷却器8及び冷却器室6に付着した霜は、一定時間ごとに通電されるガラス管霜取りヒータ10の熱により解かされて除霜水となり、樋13をつたわって排水管30に流入し、蒸発皿31に排水される。そして、排水管30には再び冷蔵庫本体1外の暖気32が侵入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の冷蔵庫は上記のように構成されているので、冷蔵庫の扉(図示せず)の開閉に拘わらず、常時冷蔵庫外の暖気32が排水管30を介して冷却器室6内に直接侵入するため、冷却効率を損ねるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、冷却器室への暖気の侵入を阻止して効率的な冷却を行うことのできる冷蔵庫を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、該樋の底部と前記冷却器との間に、底部の幅が前記樋の底部の幅より広く前記排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴が設けられた上樋を前記樋の底部との間に空間部を介して配設したものである。
【0009】
また、上記の上樋の排水口の投影部及びその周辺に断面円弧状の凸部を形成し、該凸部より低い位置に複数の通気穴を設けた。
さらに、上記の通気穴を2〜8個設けると共に、これら通気穴の合計面積を排気口の面積とほぼ等しく形成した。
【0010】
また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、該樋の底部と前記冷却器との間に、底と周壁とからなり、底板を前記排水口の面積より大きい範囲に切り起して前記周壁との間に開口部を形成すると共に、前記底板の排水口の投影部を除く領域に少なくとも1個の通気穴が設けられた上樋を前記樋の底部との間に空間部を介して配設したものである。
【0011】
また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取り水を受ける樋を有し、該樋の排水口及びその周辺上に、前記排水口の面積より大きいほぼ四角形の天板と周壁からなり、前記天板の前記排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴を設けると共に、前記周壁の下端部に周壁通気穴が設けられたほぼ箱状の蓋部材を配設したものである。
【0012】
さらに、上記のほぼ箱状の蓋部材に代えて、下部が前記排水口の面積より大きい四角形で上部がほぼ半球状に形成され、下端部に複数の周壁通気穴が設けられた断面ほぼ円弧状の蓋部材を配設した。
【0013】
また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取水を受ける樋を有し、前記樋の底部と前記冷却器との間に、前記排水口の面積より大きい面積の円板状の傘板及びストッパを有し該傘板の下面に取付けられた支持板とからなり、該支持板を前記排水口に挿入し、該排水口と前記傘板との間に所定の間隔を隔てて立設された傘部材を配設したものである。
さらに、上記の傘板をほぼ半円状に形成し、ストッパを有する支持板と一体に構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の要部を断面で示した模式図、図2は図1のA−A断面図である。
両図において、1は冷蔵庫本体、2は冷蔵室、3は冷蔵室2の扉、4は冷蔵室2の上部に設けた冷凍室、5は冷凍室2の扉である。なお、冷蔵室2は引出しの場合もある。
【0015】
6は冷凍室4の奥に設けた仕切り板7で仕切られた冷却器室で、8は冷却器室6に設置された冷却器、9は冷却器8で冷却された冷却気室6内の冷気を冷蔵室2へ送風する送風機である。10は冷却器8の下方においてヒータ下カバー11に保持され、冷却器8や冷却器室6の除霜を行うガラス管霜取りヒータである。
【0016】
13は底部に排水口13aを有し、ガラス管霜取りヒータ10の下方に設けられて除霜水を受け流す凹状の樋、14は樋13上に設置された上樋、30は樋13の排水口13aに接続され、樋13から流れた除霜水を冷蔵庫本体1の底部に設けた蒸発皿31に排水する排水管である。なお、この排水管30の先端開口部は、蒸発皿31との間に若干の間隔を設けて取付けられており、直接外気に触れている。
【0017】
上樋14は、図3に示すように、例えば、ステンレス鋼板を曲げ加工し、あるいは合成樹脂成形品に金属箔を貼り付けてなり、平坦に形成された底板15の長手方向の両側が斜め上方に延出され、幅側が上方に開いた周壁によってほぼ舟底形に形成されたもので、底板15の幅は樋13の底部の幅より広く、樋13内に設置したときに、樋13の底部と上樋14の底板15との間に空間部13bが形成されるようになっている。
そして、上樋14を樋13内に設置したときの底板15の樋13の排水口13aの直上、すなわち、排水口13aの投影部16を除く領域には、その合計面積が投影部16の面積とほぼ等しい複数(図には4個の場合が示してある)の通気穴17が設けられている。
【0018】
上記のように構成した冷蔵庫においては、送風機9により冷却器室6内の冷気が冷蔵室2内に送られて冷蔵室2内を所定の温度に維持すると共に、排水管30の先端開口部から侵入した暖気が排水管30内を上昇し、冷却器室6の冷気によって冷却されている上樋14に当り、屈曲して通気穴17から冷却器室6内に侵入しようとする。このとき、樋13と上樋14との間の空間部13bに霜が着き、通気穴17あるいは樋13の排水口13aが霜で閉塞され、冷却器室6への暖気32の侵入が阻止される。
【0019】
冷却器8、冷却器室6及び樋13と上樋14に付着し、又は樋13の排水口13b及び通気穴17に付着し、さらにこれらを閉塞した霜は、一定時間ごとに通電されるガラス管霜取りヒータ10の熱により解かされて霜取水となり、樋13から排水管30を通って蒸発皿31へ排水され、以後このサイクルを繰返す。
このように、本実施の形態によれば、冷却器室6への暖気の侵入は阻止されるので、効率的な冷却を行うことができる。
【0020】
ところで、本実施の形態においては、上樋14の底板15に、その合計面積が樋13の排水口13aの面積とほぼ等しい4つの通気穴17を設けた場合を示したが、通気穴17の数をそのままとしてそれぞれの面積を大きくすると、暖気32が屈曲する際に充分冷却されないため、排水口13aや通気穴17を塞ぐだけの霜が付かない。一方、通気穴17の数を多くしてその合計面積を排水口13aの面積とほぼ等しくした場合は、それぞれの通気穴17の面積が小さくなるため、霜取水の排水の際にこれに混入した汚物やヘドロなどにより塞がれて排水できなくなることがある。
このようなことから、通気穴17は、総面積が排水口13aの面積とほぼ等しく、その数を2〜8個程度とすることが望ましい。
【0021】
[実施の形態2]
図4は本発明の実施の形態2の要部を示す断面図である。本実施の形態は、舟底形の上樋14の底板15の中央部、したがって樋13の排水口13aの直上及びその周辺に断面円弧状の凸部15aを形成し、底板15の凸部15aを除く領域、すなわち、凸部15aより低い位置に複数個の通気穴17を設けたものである。
【0022】
上記のように構成した本実施の形態の作用及び効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様であるが、ガラス管霜取りヒータ10への通電によって解けた霜取水は、上樋14の凸部15aの円弧面に沿って流下し、通気穴17から排水管30へ排水されるので、上樋14の底部15に除霜水が溜ることがなく、このため、余分な冷却や除霜をしなくて済む。
【0023】
[実施の形態3]
図5は本発明の実施の形態3の要部を示す断面図、図6は図5の上樋14の斜視図である。本実施の形態は、舟底形の上樋15の四角形の底板15bの長手方向の1辺を除く3辺を切除して切り起し、斜め上方へ延出された周壁15cとの間に開口部18を形成すると共に、底板15bの開口部18と反対側に通気穴17を設けたものである。なお、開口部18の大きさは、底板15bの切り起し角度を変更することにより適宜調整することができる。また、底板15bに1個の通気穴17を設けた場合を示したが、2個以上設けてもよい。
【0024】
上記のように構成した本実施形態においては、排水管30からの暖気が冷却器室6へ侵入しようとすると、樋13及び上樋14、特にその底板15bに冷却されて両者の間に着霜し、開口部18及び通気孔17が閉塞され、冷却器室6への侵入が阻止される。そして、ガラス管霜取りヒータ10への通電により霜が解けて霜取水となり、排水管30から排出される。
このように、本実施の形態によれば、冷却器室6への暖気の侵入が阻止されるので、効率的な冷却を行うことができる。
【0025】
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4の要部を示す断面図、図8は図7のB−B断面図である。本実施の形態は、上樋14をその幅が樋13の底部の幅より広い長方形で平板上の金属板又は合成樹脂板で構成したもので、樋13の排水口13aの投影部16を除く領域には複数の通気穴17が設けられている。
なお、本実施の形態においても、実施の形態2の場合と同様に、樋13の排水口13aの直上及びその周辺に断面円弧状の凸部を形成してもよい。
【0026】
上記のような上樋14は、樋13内に載置収容され、樋13の底部との間に空間13bを形成する。
本実施の形態の作用、効果は実施の形態1,2の場合とほぼ同様であるが、上樋14の構造が簡単で安価であり、その上既存の冷蔵庫の樋にも設置できるので便利である。
【0027】
[実施の形態5]
図9は本発明の実施の形態5の要部を示す断面図、図10は図9の蓋部材の斜視図である。20はほぼ四角形の天板20aと周壁20bとからなるほぼ箱状の蓋部材で、天板20aの樋13の排水口13aに対向する投影部16を除く領域に複数の通気穴17を設けると共に、各周壁20bに周壁通気穴21を設けたものであり、樋13の排水口13a及びその周辺上に設置される。
【0028】
本実施の形態の作用効果も実施の形態1〜4の場合とほぼ同様であるが、実施の形態1〜3に比べて蓋部材20の構造が簡単かつ小形で安価であり、既設の冷蔵庫の樋上にも取付けて容易に冷却効果を向上させることができる。
【0029】
[実施の形態6]
図11は本発明の実施の形態6の要部を示す断面図、図12は図11の箱部材の斜視図である。本実施の形態に係る蓋部材20は、下端部が四角形で上面が半球状に形成され、下端部の各辺に周壁通気穴21が設けられた断面ほぼ円弧状に形成したものである。なお、必要に応じて、上面の投影部16を除く領域に複数の通気穴を設けてもよい。本実施の形態に係る蓋部材20も、実施の形態5の蓋部材20と同様に、樋13の排気口13a及びその周辺上に設置される。
本実施の形態の作用効果は、実施の形態5の場合とほぼ同様であるが、ガラス管霜取りヒータ10への通電によって解けた霜取水は、蓋部材20の上面円弧部に沿って流下し、側穴21から排水されるので、樋13内に霜取水が溜ることがない。
【0030】
[実施の形態7]
図13は本発明の実施の形態7の要部を示す断面図、図14は図13の傘部材の斜視図である。22は傘部材で、樋13の排水口13aの面積とほぼ等しいか、又はこれより大きく、排水口13aを覆う大きさの傘板23と、その幅が排水口13aの径より広く、ストッパ25を介して排水口13aの径とほぼ等しい幅狭に形成されて傘板23に取付けられた平板上の支持板24とからなり、支持板22を排水口13a内に挿入してストッパ25を排水口13aに係止させて立設したものである。このとき、傘部材22の傘板23は樋13の底部と所定の間隔を隔てて設置され、両者の間に空間部13bが形成される。なお、この空間部13bは支持板24のストッパ25の位置を調整することにより、任意の大きさに調整することができる。
【0031】
上記のように構成した本実施の形態においては、排水管30からの暖気が樋13内に侵入しようとすると、樋13及び傘部材22に冷却されて両者の間に霜が付いて排水口13aが閉塞され、冷却器室6内への暖気の侵入が阻止される。そして、ガラス管霜取りヒータ10に通電されると霜が解けて霜取水となり、排水管30から排出される。
このように、本実施の形態によれば、冷却器室6への暖気の侵入を阻止できるので、効率的な冷却を行うことができる。また、構造が簡単で製作が容易のため安価であり、その上既設の冷蔵庫にも容易に設置することができる。
【0032】
[実施の形態8]
図15は本発明の実施の形態8の要部を示す断面図、図16は図15の傘部材の斜視図である。本実施の形態は、ほぼ半円状の傘板23aと、ストッパ25を有する支持板24とを、1枚の金属板を曲げ加工して傘部材22を構成したもので、その作用効果は実施の形態7の場合とほぼ同様である。なお、傘部材22は合成樹脂で一体成形してもよい。
【0033】
【発明の効果】
(1)本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、樋の底部と冷却器との間に、底板の幅が前記樋の底部の幅より広く排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴が設けられた上樋を樋の底部との間に空間部を介して配設し、排水管から侵入した暖気を屈曲させて冷却し、樋及び上樋に着霜させて通気穴を閉塞し、冷却器室への暖気の侵入を阻止するようにしたので、効率的な冷却を行うことができる。
【0034】
(2)上記(1)の上樋の排水口の投影部及びその周辺に断面円弧状の凸部を形成し、この凸部より低い位置に複数の通気穴を設けたので、上記(1)の効果が得られると共に、ガラス管霜取りヒータへの通電によって解けた除霜水は、凸部の上面に沿って通気穴から排水口に流出するので、樋内及び上樋内に溜ることがない。
【0035】
(3)上記(1)又は(2)の通気穴を2〜8個設けると共に、これら通気穴の合計面積を排気口の面積とほぼ等しく形成したので、通気穴が霜により効果的に閉塞され、冷却器室に暖気が侵入したり、ヘドロや汚物により通気穴が塞がれることもない。
【0036】
(4)また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、樋の底部と冷却器との間に、底と周壁とからなり、底部の排水口の面積より大きい範囲を切り起して周壁との間に開口部を形成すると共に、底の排水口の投影部を除く領域に少なくとも1個の通気穴が設けられた上樋を樋の底部との間に空間部を介して配設したので、上記(1)の冷蔵庫と同様の効果を得ることができる。
【0037】
(5)また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取り水を受ける樋を有し、樋の排水口及びその周辺上に、排水口の面積より大きいほぼ四角形の天板と周壁からなり、天板の排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴を設けると共に、周壁の下端部に複数の側部通気穴が設けられたほぼ箱状の蓋部材を配設したので、上記(1)と同様の効果を得ることができる。また、蓋部材は構造が簡単で小形のため製作費が安価であり、さらに、既設の冷蔵庫に設置して冷却効果を高めることができる。
【0038】
(6)上記(5)のほぼ箱状の蓋部材に代えて、下部が排水口の面積より大きい四角形で上部がほぼ半球状に形成され、下端部に複数の側部通気穴が設けられた断面ほぼ円弧状の蓋部材を配設したので、上記(5)と同様の効果を得ることができ、さらに、除霜水は蓋部材の上面に沿って周壁通気穴から排水口に流出するので、樋内に溜ることがない。
【0039】
(7)また、本発明に係る冷蔵庫は、凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取水を受ける樋を有し、樋の底部と冷却器との間に、排水口の面積より大きい面積の円板状の傘板及びストッパを有し傘板の下面に取付けられた支持板とからなり、支持板を排水口に挿入し、排水口と傘板との間に所定の間隔を隔てて立設された傘部材を配設したので、上記(1)と同様の効果が得られる。また、傘部材は構造が簡単で小形のため安価に製作でき、さらに、既設の冷蔵庫にも設置することができる。
【0040】
(8)上記(7)の傘板をほぼ半円状に形成し、ストッパを有する支持板と一体に構成したので、上記(7)の効果が得られるばかりでなく製作がより簡単でコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の要部を断面で示した模式図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 図1の上樋の斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の要部の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3の要部の断面図である。
【図6】 図5の上樋の斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態4の要部の断面図である。
【図8】 図7のB−B断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態5の要部の断面図である。
【図10】 図9の蓋部材の斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態6の要部の断面図である。
【図12】 図11の蓋部材の斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態7の要部の断面図である。
【図14】 図13の傘部材の斜視図である。
【図15】 本発明の実施の形態8の要部の断面図である。
【図16】 図15の傘部材の斜視図である。
【図17】 従来の冷蔵庫の冷却器室周辺の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫本体、6 冷却器室、8 冷却器、10 ガラス管霜取りヒータ、13 樋、13a 排水口、13b 空間部、14 上樋、15,15b 底部、15a 凸部、16 排水口の投影部、17 通気穴、18 開口部、20 蓋部材、21 周壁通気穴、22 傘部材、23,23a 傘板、24 支持板、25 ストッパ、30 排水管、31 水受けトレイ、32 暖気。

Claims (8)

  1. 凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、該樋の底部と前記冷却器との間に、底板の幅が前記樋の底部の幅より広く前記排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴が設けられた上樋を前記樋の底部との間に空間部を介して配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記上樋の排水口の投影部及びその周辺に断面円弧状の凸部を形成し、該凸部より低い位置に複数の通気穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記通気穴を2〜8個設けると共に、これら通気穴の合計面積を排気口の面積とほぼ等しく形成したことを特徴とする請求1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて除霜水を受ける樋を有し、該樋の底部と前記冷却器との間に、底と周壁とからなり、底板の前記排水口の面積より大きい範囲を切り起して前記周壁との間に開口部を形成すると共に、前記板の排水口の投影部を除く領域に少なくとも1個の通気穴が設けられた上樋を前記樋の底部との間に空間部を介して配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取り水を受ける樋を有し、該樋の排水口及びその周辺上に、前記排水口の面積より大きいほぼ四角形の天板と周壁からなり、前記天板の前記排水口の投影部を除く領域に複数の通気穴を設けると共に、前記周壁の下端部に周壁通気穴が設けられたほぼ箱状の蓋部材を配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 前記ほぼ箱状の蓋部材に代えて、下部が前記排水口の面積より大きい四角形で上部がほぼ半球状に形成され、下端部に複数の周壁通気穴が設けられた断面ほぼ円弧状の蓋部材を配設したことを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 凹状で底部に排水口を備え、冷却器の下方に配設されて霜取水を受ける樋を有し、前記樋の底部と前記冷却器との間に、前記排水口の面積より大きい面積の円板状の傘板及びストッパを有し該傘板の下面に取付けられた支持板とからなり、該支持板を前記排水口に挿入し、該排水口と前記傘板との間に所定の間隔を隔てて立設された傘部材を配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  8. 前記傘板をほぼ半円状に形成し、ストッパを有する支持板と一体に構成したことを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
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