JPH10103392A - ブレーキシューアセンブリおよびその製造方法 - Google Patents

ブレーキシューアセンブリおよびその製造方法

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JPH10103392A
JPH10103392A JP9250472A JP25047297A JPH10103392A JP H10103392 A JPH10103392 A JP H10103392A JP 9250472 A JP9250472 A JP 9250472A JP 25047297 A JP25047297 A JP 25047297A JP H10103392 A JPH10103392 A JP H10103392A
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JP
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web
brake shoe
tabs
table member
web blank
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JP9250472A
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English (en)
Inventor
Christopher Andrew Redgrave
アンドリュー レッドグレーブ クリストファー
Michael Louis Silvasi
ルイス シルベージ マイケル
Steven Thomas Renaud
トーマス レナウド スティーブン
Larry Frank Koscielski
フランク コスシルスキー ラリー
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D69/00Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
    • F16D69/04Attachment of linings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/08Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for internally-engaging brakes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムブレーキのブレーキシューアセンブリ
において、テーブル部材とウェブブランクとの溶接時の
歪みをなくして後加工を不要にする。 【解決手段】 複数のタブが突出された半円形外周縁30
を有する最終形状のウェブブランク22,22′を鋼材から
精密打抜き加工する。タブに対応する複数の開口46を有
するテーブル部材24を鋼材から打抜き加工し、曲げ加工
して半円筒状部分を形成する。ウェブブランク22,22′
のタブを開口46に嵌合させて、ウェブブランク22,22′
とテーブル部材24とを仮付けする。タブを熱間かしめ加
工して開口46に結合させてウェブブランク22,22′とテ
ーブル部材24とを結合させ、摩擦材26を装着してブレー
キシューアセンブリ20を組立てる。熱間かしめ加工を施
す部分が局部に限定されているため、ウェブブランク2
2,22′およびテーブル部材24の熱による歪みが生じな
いので、後加工が不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にモータビ
ークルの回転ドラムブレーキに使用されるブレーキシュ
ーに関するものであり、特に、信頼性およびコスト効果
を改善するその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ドラムブレーキは、日常の乗用車か
らトラックおよび産業用大型オフロード車両まで、一般
的にモータビークルに使用される。回転ドラムブレーキ
機構は、一般的に車輪に固定される回転ドラムと、車両
のサスペンションに支持される支持プレートに取付けら
れる一対のブレーキシューとの2つの主要な摩擦的に協
働する部品を有している。車輪および関連するブレーキ
ドラムを制動するため、ブレーキシューは、アクチュエ
ータによって支持プレートに対して移動されて、ブレー
キシューの外周上の摩擦面をブレーキドラムの円筒表面
に係合させる。その結果、制動力は、ブレーキシューか
らブレーキシューを支持する支持プレートを介して車両
サスペンションへ伝達される。
【0003】摩耗の結果として、ブレーキシューおよび
/またはそれに設けられた摩擦材を定期的に交換する必
要がある。モータビークルでは一般的に多数のブレーキ
シューを必要とし、また、ブレーキシューの定期的な交
換または補修の必要性の結果として、ブレーキシューア
センブリのコストを最小限にすることが高く望まれる。
ブレーキの安全性の観点から、信頼性の改善もまた非常
に望まれる。しかしながら、ブレーキシューは、支持プ
レートおよび関連するブレーキアクチュエータに取付け
るために、正確に形成された表面を有する非常に強い構
造を備えることが要求される。
【0004】ブレーキシューは、一般的にほぼ対称な対
で形成され、各シューは摩擦材で覆われた半円筒状外表
面を有している。摩擦材は、一般的に、関連するブレー
キドラムの輪郭にほぼ一致した半円筒形状に成形された
金属板のテーブル部材上に取付けられている。テーブル
部材の径方向内側には、ウェブ部材が確実に固定され、
ウェブ部材は、一般的に、一対の端部を有する弧状部分
を形成する打抜加工された金属板である。このブレーキ
シューウェブの両端部は、ブレーキアクチュエータおよ
び支持プレートに固定されて静止した支持ピンと協働し
て、要求されたとき、ブレーキアクチュエータが2つの
ブレーキシューを同時に付勢してブレーキドラムに係合
させられるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】大容量(大型)ブレー
キシューの場合、製造工程は、高エネルギ結合工程によ
るウェブとテーブル部材との結合を含む。この工程(一
般的には溶接)は、溶接工程に含まれる熱によって、ウ
ェブおよびテーブル部材のかなりの歪みを引き起こす。
ブレーキの機能に有害なこの歪みをやわらげるため、ブ
レーキシューに再ストライク(コイニング)加工を施す
必要がある。この加工は、ブレーキシューの円筒状外表
面を再成形する。しかしながら、この工程は、ブレーキ
の作動に使用されるシューウェブの第1および第2端部
の配置も変化させる。このため、シューウェブの第1お
よび第2端部を機械加工してシューの外表面に対する正
確な配置点を得る必要がある。加えて、従来の加工方法
では、打抜かれて荒く角ばったウェブではその目的に不
十分であるため、一般的にそれらの端部を機械加工して
仕上表面を得る必要がある。
【0006】本発明の第1の目的は、ブレーキシューア
センブリのアセンブリ後加工工程の必要性を解消し、こ
れによって、ブレーキシューの製造コストを低減するこ
とである。本発明は、ブレーキシューの信頼性および耐
久性を改善して、ブレーキシュー末端使用者に利益を与
えることも意図している。
【0007】また、本発明は、高価な合金鋼の使用、熱
処理前後の成形または余分な成形を必要としないでブレ
ーキシューアセンブリを製造することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明のブ
レーキシューアセンブリは、鋼材から打抜加工によって
第1および第2端部および半円筒状の外側縁部を有する
略弧状の最終形状としたウェブブランクによって成形さ
れる。ウェブブランクの外側縁部には、その径方向外側
に延びる複数の直立タブが設けられている。テーブル部
材は、同様に、鋼材から形成されて、ウェブの半円筒状
縁部に対応する半円筒形状を有し、ウェブブランクの直
立タブに対応する寸法および配置の複数の開口が設けら
れている。このタブおよび開口は、ウェブブランクとテ
ーブル部材との仮付けを容易にして、これらの間の正確
な整合を維持するとともに、恒久的な取付けを形成す
る。テーブル部材とウェブとは、ウェブブランクの複数
のタブとこれに対応するテーブルの開口との複数の結合
部での恒久的な結合によって、恒久的に一体に取付けら
れる。この結合は、時間および温度スケジュール制御を
ともなう熱間かしめ工程を利用して形成されており、そ
の結果、タブ内部のマルテンサイト組織によって結合強
度が増大する。結果的に、結合部は、テーブル部材の半
円筒状の外表面を越えて延出しないので、テーブル部材
の半円筒状外表面の結合後加工の必要性が解消する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、発明の典型的なブレーキ
シューアセンブリ20の分解斜視図を示す。ブレーキシュ
ーアセンブリ20は、一対のウェブブランク22および2
2′、テーブル部材24、摩擦材層26およびファスナ28か
ら構成されている。ウェブブランク22は、半円形外周縁
30を有し、この外周縁30には、その径方向外方へ突出す
る複数のタブ32(直立タブ)が間隔を持って設けられて
いる。
【0010】図示された好適な実施形態では、第1列の
タブ34、中央タブ36および第2列のタブ38の寸法形状が
僅かに異なる3つのタブがある(図3参照)。中央タブ
36は、側面がほぼ長方形である。図3および図4に示さ
れるように、第1および第2列のタブ34,38には、傾斜
面40が設けられている。第1列のタブ34の場合、この傾
斜面40は、各タブのウェブブランク22の第1端部42に最
も近い角に配置されている。第2列のタブ38は、各タブ
のウェブブランク22の第2端部44に最も近い角に傾斜面
40が配設されている。図1および図6に示されるよう
に、タブ32は、テーブル部材24に形成された複数列の長
方形の開口46内に嵌合する寸法になっている。
【0011】一対の間隔をもったウェブブランク22が横
断するように設けられた図示された本発明の実施形態で
は、図6に示すように、これらに対応して横断するよう
に間隔をもった2列の長方形開口46がテーブル部材24に
形成されている。図7に示すように、ウェブブランク22
のタブ32は、開口46に対して適当な寸法および方向とな
っており、これらの開口46内への挿入を容易にしてい
る。傾斜面40は、第1および第2列のタブ34,38に、各
タブの対応の開口への挿入を容易にするように配置され
ている。
【0012】タブ32および開口46は、一旦、仮組みされ
ると、ウェブブランク22とテーブル部材24との恒久的な
結合に先立って、これらを正確に位置決めする。タブ32
および対応する開口46は、あらゆる低熱および低歪処理
によって結合することができる。タブおよび対応する開
口の形状寸法は、図7の溶接を意図したタブ32および開
口46と、図9のかしめを意図したタブ64および開口56と
の比較からわかるように、恒久的な結合の方法によって
僅かに変化する。ウェブとテーブルとの恒久的な結合の
方法にかかわらず、結果として、結合部は、テーブル部
材24によって形成される半円筒状外表面48を越えて突出
することがなく、また、タブの機能は処理方法にかかわ
らず同等である。
【0013】本発明の全ての利益を達成するためには、
ウェブ部材およびテーブル部材の両方がそれらの所望の
最終形状に打抜かれることが好ましい。ここで用いられ
る「最終形状」は、最終的な完成形状と打抜かれた最終
形状との比較においては微妙な誤差を生じても、ほぼ最
終的な完成形状の部材を含むことを認識すべきである。
もちろんタブが変形されて、それによってタブを対応す
るテーブルの開口に結合させる。最終形状においては、
僅かな誤差が生じることになる。同様に、僅かな機械加
工がウェブ部材の端部に存在するが、ウェブおよびテー
ブル部材の「最終形状」という用語の範囲外のものとな
っている。したがって、円筒状外表面48またはウェブブ
ランクの第1および第2端部42,44のいずれにも、いか
なる重要な組立後加工もなく、組立を行うことができ
る。
【0014】ウェブブランクおよびテーブル部材の形状
寸法公差を制御するため、各部品は、精密打抜加工を用
いて成形されており、形状寸法公差は、最終形状の部品
を成形するように厳密に調整されている。この代わり
に、単段精密打抜型、多段順送り打抜加工、ファインブ
ランキング加工または同様の手段を利用して打抜かれた
部品の外周輪郭を注意深く制御することもできる。
【0015】本発明は、広範な種類のブレーキ寸法およ
び容量のブレーキシューの製造に利用できることを認識
すべきである。
【0016】図7に示されるように、一般的なタブ突起
32は、約0.500in(12.7mm) である長さLおよび鋼材の厚
さに対応する幅Wを有している。これに対応する開口46
およびテーブル部材24は、挿入隙間を設けるために、そ
のタブよりも僅かに幅広になっている。側面で0.010in
(0.254mm)の隙間が適当であるが、この寸法は決定的な
ものではなく、過大にならないように設定される。テー
ブル部材24が一旦曲げられると、長さLに沿った隙間が
短縮されて、好ましくは僅かな締まり嵌めとなるように
する。
【0017】ウェブ22およびテーブル部材24は、仮組み
されるとき、治具(図示せず)に配置される。ウェブ22
およびテーブル24が治具に保持されるとともに、複数の
対応するタブ32および開口46は、一体に結合されて恒久
的な結合を形成する。好ましくは、全てのタブが溶接さ
れて一体に結合されるが、ある適用例では、限定数の対
応するタブおよび開口の結合のみを必要としてもよい。
【0018】図7および図8に示される本発明の実施形
態では、タブ32と開口46とは溶接によって結合されい
る。図8において、溶接ナゲット50は、ウェブ22とテー
ブル24とを確実に結合している。溶接ナゲット50の領域
は、完全に局部に制限されており、その結果として、テ
ーブル24およびウェブブランク22の反りおよび歪みが生
じない。溶接ナゲット50は、半円筒状テーブル外周48の
外方に配置されたエネルギ源からタブ32およびその直近
周囲のテーブル材24へのプラズマまたはレーザビーム等
の集中されたエネルギ源によって形成される。
【0019】溶接の完了と共に、ブレーキシュー原形の
組立が終了する。半円筒状外表面並びに支持プレートお
よびブレーキアクチュエータ機構と協働するウェブの第
1および第2端部の溶接後加工を必要とすることがな
い。このとき、ブレーキシュー原形は、そのまま販売す
ることもでき、または、摩擦材を組み付けて完成された
既製品のブレーキシューアセンブリを形成することもで
きる。この場合、ブレーキシュー原形は、まず耐腐食剤
でコーティングされる。摩擦材層26をテーブル24の半円
筒状外表面に現在利用可能なあらゆる方法で取付けるこ
とができる。摩擦材が取付けられると共に、ブレーキシ
ューアセンブリは、モータビークルへの装着の準備がで
きる。
【0020】本発明に係るブレーキシューアセンブリに
摩擦部材を装着して完成品を得るまでの工程を概略的に
示すブロック図を図13に示す。
【0021】これに代わる本発明の第2実施形態が図9
ないし図12に示されている。この第2実施形態では、テ
ーブル54には、図9および図10に示されるように、面取
り端部58および面取り側部60を有する開口56が設けられ
ている。ウェブブランク62には、高さを増大したことを
除いて図7に示されるタブ32と同様のタブ64が設けられ
ている。タブ64は、テーブル部材54の厚さTを越える高
さHを有している。図9および図10に示されるように、
ウェブ62とテーブル54とが一体に仮組みされたとき、タ
ブ64の先端は、図示されるように、テーブル54の円筒状
外表面の上に突出する。
【0022】テーブル54およびウェブ62が一体に仮付け
されて治具に配置されると共に、図10に示す熱間かしめ
工具66(電極)が移動してタブ64の先端に接触し、タブ
64を加熱し始める。タブ64が所望の熱間成形温度に達し
たとき、熱間かしめ工具66は、図12に示される位置まで
伸長されてタブの端部を外側へマッシュルーム形に拡張
し、そして、テーブル54の円筒状外表面に対して、ほぼ
面一に、あるいは僅かに凹むようにする。その結果この
結合は、テーブル54およびウェブ部材62の変形または反
りを生じることなく、図11に示されるように、タブ64と
テーブル54との確実な接着結合を形成する。その結果、
結合された部品は、上述のブレーキシューアセンブリの
ようなブレーキシューアセンブリの原形を形成し、その
まま販売され、または、摩擦材層および耐腐食コーティ
ングを設けることができる。
【0023】これに代わる本発明の第3実施形態が図14
ないし図20に示されている。この第3実施形態では、テ
ーブル70は、図14および図15に示すように、面取り端部
74および面取り側部76を有する1列の開口72を備えてい
る。ウェブブランク78には、図3および図7に示すタブ
32とほぼ同様な複数のタブ82,84,86が設けられてい
る。これらのタブは、3つの一般的な外形を有してお
り、図16に示される略長方形の中央タブ82がウェブブラ
ンク78およびテーブル部材70をほぼ二等分する縦たての
中心線上にある。中心線の両側に配置されたタブ84,86
は、互いにほぼ鏡像の関係になっている。中心線のそれ
ぞれの側に配置されたタブ84,86の外側縁部には、それ
ぞれのウェブブランク端部に向かって傾斜された傾斜面
88,90が設けられている。図17に示されるタブ84は、そ
れぞれ急勾配の傾斜角度θ(=52°)を有するのに対し
て、図18に示される最も外側のタブ86は、より浅い傾斜
角度θ′(=27°)を有している。
【0024】外側縁部におけるタブ86およびタブ84の高
さは、傾斜88および90によって減少されるが、この高さ
は、テーブル厚さの40%〜50%であることが好ましい。
組立中、タブおよびテーブル70が弾性的に撓められてテ
ーブル70とウェブブランク78とが一体に組立てられる。
好ましくは、タブ82,84,86と開口72とは組立てられる
とき僅かに締り嵌めされて、テーブル70とウェブブラン
ク78との間の適当な幾何学的位置、適度な熱伝導率およ
び導電率が維持されるとよい。
【0025】好ましくは、テーブル部材70は、その内径
R′が対応するウェブブランクの半円形外周縁の外径R
よりも僅かに小さくなるように曲げ加工されるとよい。
なお、平坦なテーブル部材をウェブブランクに組付るこ
とによって、ウェブブランクの半円筒状外周縁に合致す
るように曲げることもできる。トラックブレーキに適用
されるテーブル70およびウェブブランク78の代表的な形
状寸法を以下の表1および表2に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】この第3実施形態では、テーブル部材70
は、炭素含有量0.15%未満の熱間圧延鋼、例えば SAE 1
008 鋼またはSAE 1010鋼で成形されるのに対して、ウェ
ブブランク78は、炭素含有量0.15〜0.50%好ましくは0.
18〜0.26%の熱間圧延鋼、例えばSAE 1022鋼で成形され
る。ウェブブランク78にSAE 1022鋼を使用した場合、タ
ブの冶金学的な特性を変化させて、マルテンサイト含有
量を増大させ、これによって金属強度を増大させるため
に、熱間かしめ加工の時間および温度パラメータを注意
深く制御する必要がある。
【0029】図19に示されるように、タブ84がテーブル
70の半円筒状外表面に面一または僅かに低くかしめられ
て結合部が形成される。図19に示されるように、タブ84
のテーブル開口72に結合する両端部に隣接する領域は、
最低限HRC 20(Cスケールロックウェル硬さ20)を有す
るのに対して、ウェブ78の非熱処理部分は、HRB 78(B
スケールロックウェル硬さ78)で形成されている。これ
は、かしめ加工のパラメータが注意深く制御されること
によって得られるSAE 1022鋼が可能な金属硬さおける重
要な変化である。
【0030】第3実施形態に関して記述されるテーブル
部材70およびウェブブランク78に利用する所望の冶金学
的特性を達成するために、熱間かしめ工具電極をテーブ
ル70の外周面の径方向外側に対向させ、ウェブブランク
78およびテーブル70のアセンブリを接地させる。そし
て、熱間かしめ工具電極は、所定のサイクル数で励起さ
れる。本実施形態では、45サイクルすなわち0.75/秒の
電力周期で20,000アンペアの電流が電極にかけられる。
タブ84の抵抗発熱に関連して、かしめ電極に軸方向荷重
がかけられて、図19に示されるようにタブ84が変形され
る。電極への電力の非常に短時間の持続によって、加熱
されるのは全く局部であり、テーブルおよびタブの結合
部から離れた領域は、一旦電力が解消されると結合部を
急速に冷却して焼入するヒートシンクとして作用する。
【0031】結合部において充分なマルテンサイトおよ
びベイナイトを形成するためには、図20に示されるよう
に、ピーク温度、電力および持続時間を所定の包絡線の
中で制御することが重要である。望ましい加工領域が符
号100 で示されている。領域100 は、曲線102 によって
囲まれて、充分な量のオーステナイト組織を生成するの
に必要な最低限の時間を示す。境界線104 は、結晶粒粗
大化(grain coarsening)の上限を決定しており、初期の
溶融および飛散(expulsion) が生じる。境界線106は、
周囲の材料が加熱され、それによってオーステナイトの
マルテンサイトまたはベイナイトへのセルフクエンチ
(self quenching) 変態を不可能にする時間限界を示
す。これらのパラメータは、結合部の形状寸法および材
料の違いによって変化することを認識すべきである。特
定の材料規格およびタブ寸法について結合強度を最大限
に活用するためには、当業者はルーチン実験を実施する
必要があろう。エアジェット冷却をセルフクエンチ効果
に追加して利用することによって、図20において境界曲
線 106が右側へ移動するこも認識すべきである。
【0032】好ましくは、各タブは、0.3 秒ないし1.0
秒の間、さらに好ましくは0.5 秒ないし0.8 秒の間抵抗
加熱される。ピーク温度は、タブにおいて好ましくは21
00°F 以上で、さらに好ましくは2200〜2450°F の間に
達する。
【0033】この工程は、非常に短時間で行われ、ま
た、タブ温度が急速に変化することから、通常の熱処理
におけるように安定した温度に決して到達させないこと
が重要であり、特に困難であることを認識すべきであ
る。電力の導入によって温度が急速に上昇し、電力が消
失された時にピークになる。その後、温度は急速に低下
し始め、そして、さらに、熱エネルギーが周囲のテーブ
ルおよびタブブランクの材料によって吸収されることに
より徐々に低下する。参考のため、図20において、温度
/時間領域108 は通常の高周波焼入を示し、温度/時間
領域 110は炉によるオーステナイト化を達成する通常の
熱処理を示す。
【0034】ここに記述された本発明の形態は、本発明
の好適な実施形態を構成するが、本発明のなし得る全て
の形態を示すことを意図するものではないことは、もち
ろん理解される。明細書中で使用される用語は、限定的
なものではなく説明のための用語であり、本発明の技術
的思想の範囲から逸脱することなく様々に変更できるこ
とも理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るブレーキシューアセ
ンブリの分解斜視図である。
【図2】図1のブレーキシューアセンブリの側面図であ
る。
【図3】図1のブレーキシューアセンブリのウェブブラ
ンクの側面図である。
【図4】図3のウェブブランクのタブを拡大して示す斜
視図である。
【図5】図1のブレーキシューアセンブリのテーブル部
材の側面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った平面図であって、テー
ブル部材が平坦な状態を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るウェブブランクのタ
ブとテーブル部材の開口とが仮付されて一体となった状
態を一部破断して示す拡大斜視図である。
【図8】図7のウェブブランクのタブとテーブル部材の
開口とが溶接されて一体となった状態を一部破断して示
す拡大斜視図である。
【図9】本発明の他の実施形態に係るウェブブランクの
タブとテーブル部材の開口とが仮付されて一体となった
状態を一部破断して示す拡大斜視図である。
【図10】図9の10−10線による縦断面をかしめ工具と
ともに示す図である。
【図11】図9のウェブブランクのタブとテーブル部材
の開口とがかしめ加工によって一体となった状態を一部
破断して示す拡大斜視図である。
【図12】図11の12−12線による縦断面をかしめ工具と
ともに示す図である。
【図13】本発明に係るブレーキシューアセンブリに摩
擦部材を装着して完成品を得るまでの工程を概略的に示
すブロック図である。
【図14】本発明の他の実施形態に係るウェブブランク
およびテーブル部材の組付前の状態を示す側面図であ
る。
【図15】図14のテーブル部材の開口を拡大して示す平
面図である。
【図16】図14のウェブブランクの中央のタブを拡大し
て示す側面図である。
【図17】図14のウェブブランクの端部のタブを拡大し
て示す側面図である。
【図18】図14のウェブブランクにおいて、図17のタブ
と図18のタブとの間のタブを拡大して示す側面図であ
る。
【図19】本発明の実施形態に係るウェブブランクのタ
ブとテーブル部材の開口とが熱間かしめ加工によって一
体となって焼入された状態を拡大して示す縦断面図であ
る。
【図20】本発明の一実施形態に係る熱間かしめ加工に
必要な所望の結合の冶金学的特性を得るための温度およ
び時間パラメータを示す図である。
【符号の説明】
20 ブレーキシューアセンブリ 22,22 ′ウェブブランク 24 テーブル部材 30 半円形外周縁 32 タブ 42 第1端部 44 第2端部 46 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 マイケル ルイス シルベージ アメリカ合衆国,ミシガン 49004,カラ マズー,サンデー コーブ ドライブ 5790 (72)発明者 スティーブン トーマス レナウド カナダ国,オンタリオ エヌ8エヌ 2エ ルエヌ,テクムッシュ,アールアール 1,エルムステッド ロード 417 (72)発明者 ラリー フランク コスシルスキー カナダ国,オンタリオ エヌ9ジェー 2 ジェーアイ,ラセール,ワン オークラン ド クレセント

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向外側に突出する複数のタブ(32)
    が設けられた半円形外周縁(30)を有する最終形状のウェ
    ブブランク(22,22′) を鋼材から精密打抜き加工し、 前記ウェブブランク(22,22′) のタブ(32)を緊密に受入
    れる寸法で該タブに対応する間隔で形成された複数の開
    口(46)を有するテーブル部材(24)を鋼材から精密打抜き
    加工し、 前記テーブル部材(24)を曲げ加工して半円筒状部分を形
    成し、 前記ウェブブランク(22,22′) と前記テーブル部材(24)
    とを組み付け、前記タブ(32)と前記開口(46)とを結合さ
    せて、これらの部品を一体に仮組みし、 前記タブ(32)を抵抗加熱によってオーステナイトを形成
    するのに充分な温度であるが結晶粒粗大化限界温度より
    低い温度に充分短い時間加熱し、結合部がセルフクエン
    チされた結果として前記タブの中にマルテンサイトおよ
    びベイナイト組織が生じて前記結合部の強度および靭性
    が増大するように前記複数のタブ(32)と前記複数の開口
    (46)との対を一体に熱間かしめ加工し、その結果、前記
    結合部が前記テーブル部材(24)の半円筒状外表面(48)か
    らほぼ突出しないようにしたことを特徴とするブレーキ
    シューアセンブリの製造方法。
  2. 【請求項2】 各タブ(32)は、1秒以下の時間、抵抗加
    熱されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシ
    ューアセンブリの製造方法。
  3. 【請求項3】 各タブ(32)は、少なくとも2100°F の温
    度に加熱されることを特徴とする請求項1に記載のブレ
    ーキシューアセンブリの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記タブ(32)は、前記ウェブおよびテー
    ブルのアセンブリを接地し、前記各タブ(32)の先端部を
    半径方向外側から前記テーブル(24)の外周に向けた電極
    に係合させることによって抵抗加熱され、そして、前記
    タブ(32)を介して低電圧大電流を短時間流すことによっ
    て、前記タブを加熱し、また、径方向内側に変形させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のブレーキシューアセ
    ンブリの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記短時間は、 0.3秒ないし 1.0秒の間
    であることを特徴とする請求項4に記載のブレーキシュ
    ーアセンブリの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記短時間は、 0.5秒ないし 0.8秒の間
    であることを特徴とする請求項4に記載のブレーキシュ
    ーアセンブリの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ウェブブランク(22,22′) を成形す
    るために使用される鋼材は、0.15%ないし0.50%の間の
    炭素含有量を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ブレーキシューアセンブリの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記曲げ加工工程中に、前記テーブル部
    材(24)は、内径が前記ウェブブランク(22,22′) の半円
    形外周縁(30)の対応する外径より小さくなるように曲げ
    加工されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ
    シューアセンブリの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記組付工程によって、平坦なテーブル
    部材(24)が組付中に前記ウェブブランクの半径に合致す
    る半径に成形されることを特徴とする請求項1に記載の
    ブレーキシューアセンブリの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ウェブブランク(22,22′) は、縦
    の中心線によって、該ウェブブランクの第1端部(42)お
    よび第2端部(44)にそれぞれ対応する第1部分(34)と第
    2部分(38)とに二等分され、前記第1部分(34)に配置さ
    れた複数のタブは、前記ウェブランクの第1端部(42)に
    向かって傾斜された傾斜面を有し、また、前記ウェブブ
    ランクの第2部分には、前記ウェブブランクの第2端部
    (44)に向かって傾斜された傾斜面を有する複数のタブが
    設けられて、前記テーブル部材(24)の開口(46)内の前記
    タブ(32)の締り嵌めを容易にすることを特徴とする請求
    項1に記載のブレーキシューアセンブリの製造方法。
  11. 【請求項11】 打抜き加工によって鋼材から最終形状
    に成形され、略半円形状で、第1端部(42)と、第2端部
    (44)と、径方向外方へ延びる複数の直立タブ(32)を有す
    る半円形外周縁(30)とを有するウェブブランク(22,2
    2′) と、 打抜き加工によって鋼材から最終形状に成形され、前記
    ウェブブランクの半円形外周縁(30)にほぼ合致する半円
    筒状部分を形成し、前記ウェブブランクのタブ(32)を緊
    密に受入れる寸法および配置で形成された複数の開口を
    有し、組立中に前記ウェブブランクとの仮組みを容易に
    したテーブル部材(24)とを備えたブレーキシューアセン
    ブリ(20)であって、 前記テーブル部材(24)と前記ウェブブランク(22,22′)
    とは、前記タブ(32)を抵抗加熱によってオーステナイト
    を形成するのに充分な温度であるが結晶粒粗大化限界温
    度より低い温度に充分短い時間加熱し、結合部がセルフ
    クエンチされた結果として前記タブの中にマルテンサイ
    トおよびベイナイト組織が生じて前記結合部の強度が増
    大するように前記複数のタブ(32)と前記複数の開口(46)
    との対を一体に熱間かしめ加工することにより、前記ウ
    ェブのタブ(32)と対応するテーブル部材の開口(46)との
    複数の結合部で一体に結合されており、その結果、結合
    後加工を必要とすることなく、前記ウェブブランク(22,
    22′) とテーブル部材(24)とが確実に一体に取付けられ
    て形成されることを特徴とするにブレーキシューアセン
    ブリ。
  12. 【請求項12】 前記ウェブブランク(22,22′) を成形
    するために使用される鋼材は、0.18%ないし0.26%の炭
    素含有量を有する熱間圧延鋼であることを特徴とする請
    求項11に記載のブレーキシューアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記テーブル部材(24)を成形するため
    に使用される鋼材は、0.15%未満の炭素含有量を有する
    熱間圧延鋼であることを特徴とする請求項11に記載のブ
    レーキシューアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記タブ(32)は、熱間かしめ加工中に
    径方向内側に圧縮されて拡張され、該タブが前記テーブ
    ル部材の対応する開口(46)の中に機械的に結合している
    こと特徴とする請求項11に記載のブレーキシューアセン
    ブリ。
  15. 【請求項15】 前記テーブル部材の開口には、面取り
    された外側周縁(60)が設けられて、前記タブが拡張して
    マッシュルーム形ヘッドを形成することができ、ウェブ
    ブランク端部(62)とテーブル部材メンバ(54)とを確実に
    結合するようになっていることを特徴とする請求項14に
    記載のブレーキシューアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記ウェブブランクの複数のタブ(64)
    の先端部には、前記テーブル部材(54)と前記ウェブブラ
    ンク(62)との整合および組付を容易にする傾斜表面が設
    けられていることを特徴とする請求項11に記載のブレー
    キシューアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記ウェブブランク(22,22′) は、縦
    の中心線によって、該ウェブブランクの第1端部(42)お
    よび第2端部(44)にそれぞれ対応する第1部分(34)と第
    2部分(38)とに二等分され、前記第1部分(34)に配置さ
    れた複数のタブは、前記ウェブブランクの第1端部(42)
    に向かって傾斜された傾斜面を有し、また、前記ウェブ
    ブランクの第2部分(38)には、前記ウェブブランクの第
    2端部(44)に向かって傾斜された傾斜面を有する複数の
    タブが設けられていることを特徴とする請求項11に記載
    のブレーキシューアセンブリ。
  18. 【請求項18】 請求項1の製造方法によって製造され
    ることを特徴とするブレーキシューアセンブリ。
  19. 【請求項19】 請求項4の製造方法によって製造され
    ることを特徴とするブレーキシューアセンブリ。
  20. 【請求項20】 請求項7の製造方法によって製造され
    ることを特徴とするブレーキシューアセンブリ。
  21. 【請求項21】 炭素含有量0.18〜0.26%の熱間圧延鋼
    材から打抜き加工によって最終形状に成形され、略半円
    形状で、第1端部(42)と、第2端部(44)と、径方向外方
    へ延びる複数の直立タブ(32)を有する半円形外周縁(30)
    とを有するウェブブランク(22,22′) と、 低炭素鋼材から打抜き加工によって最終形状に成形さ
    れ、前記ウェブブランクの半円形外周縁(30)に沿ってほ
    ぼ合致する半円筒状部分を形成し、前記ウェブブランク
    のタブ(32)を緊密に嵌合させる寸法および配置で形成さ
    れた複数の開口を有して、組立中に前記ウェブブランク
    との仮組みを容易にしたテーブル部材(24)とを備えたブ
    レーキシューアセンブリ(20)であって、 前記テーブル部材(24)と前記ウェブブランク(22,22′)
    とは、前記タブ(32)を抵抗加熱によってオーステナイト
    を形成するように2100°F 以上のピーク温度であるが結
    晶粒粗大化限界温度より低い温度に1.0 秒以下の加熱時
    間で加熱し、結合部がセルフクエンチされた結果として
    前記タブの中にマルテンサイト組織が生じて前記結合部
    の強度が増大するように、前記複数のタブ(32)と前記複
    数の開口(46)との対を一体に熱間かしめ加工することに
    より、前記ウェブのタブ(32)と対応するテーブル部材の
    開口(46)との複数の結合部で一体に結合されており、そ
    の結果、前記ウェブブランク(22,22′) とテーブル部材
    (24)とが確実に一体に取付けられて、重要な結合後加工
    を必要とすることがないことを特徴とするにブレーキシ
    ューアセンブリ。
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