JP2004278666A - ボールスタッド及びそのボールスタッドを使用したボールジョイント並びにボールスタッドの製造方法 - Google Patents

ボールスタッド及びそのボールスタッドを使用したボールジョイント並びにボールスタッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スタッド軸の強度が高く高精度の球面を有するボール備えたボールスタッドおよびその製造方法並びにそのボールスタッドを組み込んだボールジョイントを提供する。
【解決手段】低炭素鋼または中炭素鋼を母材として表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されたボールと、8.8から10.9のねじ強度および0.49から0.68重量%の炭素当量を有したスタッド軸とを備え、前記ボールとスタッド軸とが電気抵抗溶接によって接合されていることを特徴とするボールスタッド。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールスタッドおよびそのボールスタッドを使用したボールジョイント並びにボールスタッドの製造方法に関し、ボールスタッドとそのボールスタッドを使用したボールジョイント並びにその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、特開昭54−27658号公報に開示されているボールスタッドを示している。このボールスタッドは、丸棒に対して鍛造と切削加工を行うことによりスタッド軸とボール部を成形していた。近年、スタッド軸のねじ強度を高くしたボールスタッドが求められているが、スタッド軸とボールとが1本の棒材から加工されているので、スタッド軸のねじ強度を高くすると、必然的にボール部の硬さも硬くなり切削加工が困難になる。また切削工具の寿命も短く生産性が低下している。
【0003】
このため、従来ではスタッド軸とボールを別々に製造した後、溶接により一体化することがなされている。この場合において、耐熱処理硬球を特殊熱処理したボールを使用するものである。
【0004】
しかしながら、熱処理を2回行うのは、コストアップ要因となり易かった。また、ボールジョイントは、相手部品との関係で揺動運動角を大きくしなければならない場合がある。この場合には、ボールを保持するボールシートの開口部を大きくすることも考えられるが、ボールの保持力が低下して、ボールシートからボールが抜け易くなる問題があった。また、スタッド軸のボール側にテーパ加工を行い揺動角を大きくすることもある。この場合は、スタッド軸のボール側を、切削加工してテーパ部を成形するが、揺動角を大きくするために、棒材の径を小さくすると切削量が多くなり、歩留まりや生産性が悪くなる原因となっていた。更に、スタッド軸にフランジを設ける場合は、ボール部分を鍛造により製造した後に、更に鍛造によりフランジ部を形成するが、大きいフランジを鍛造成形するとボールが変形する問題が発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、スタッド軸の強度が高く、かつ高精度の球面を有するボールを備えたボールスタッドおよびその製造方法並びにボールスタットを組み込んだボールジョイントを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、低炭素鋼または中炭素鋼を母材として表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されたボールと、8.8から10.9のねじ強度および0.49から0.68重量%の炭素当量を有したスタッド軸とを備え、前記ボールとスタッド軸とが電気抵抗溶接によって接合されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のボールスタッドにおいて、通電加熱による焼き戻しが行われることによりボール表面における接合部付近の硬さがボールの母材硬さ〜Hv430の範囲として、靭性を付与すると共に切削工具により容易にばりを除去できるようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のボールスタッドにおいて、前記スタッド軸はテーパ部がボール側に形成して揺動角が大きく取れ、ボールの変形なしにダストカバー系止用のフランジがねじ部側に形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、ハウジング内に設けられたボールシートにボールが支承されるボールジョイントに、請求項1乃至3のいずれかに記載のボールスタッドを用いることによりスタッド軸の強度を高くしたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のボールジョイントを、車両懸架用スタビライザに使用することにより、ねじ強度を高めたことを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、低炭素鋼または中炭素鋼を母材とし表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されたボールと、8.8から10.9のねじ強度および0.49から0.68%の炭素当量を有したスタッド軸とを当接させた状態で電気抵抗溶接により接合し、その後、通電加熱により焼き戻しを行うことで、スタッド軸およびスタッド軸とボールの接合部の強度が高く、かつボールの真球度を良好にしたことを特徴とするボールスタッドの製造方法である。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項6記載のボールスタッドの製造方法において、予めテーパ部がボール側に形成され、フランジがねじ部側に形成されたスタッド軸を用いることにより、揺動角を大きくとれるボールスタッドをボールの変形なしに製造できることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明が適用されたボールスタッドおよびそのボールスタッドを使用したボールジョイント並びにボールスタッドの製造方法の好適な実施形態について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1および図2は、本発明の第1実施形態のボールスタッドを示す。
【0015】
図1は、第1実施形態のボールスタッドの平面図である。このボールスタッド1は、スタッド軸2とスタッド軸2に通電加熱溶接されたボール5とから構成される。スタッド軸2は、ボール5に溶接される側の脚部4と反対側のねじ部3とを一体的に有している。
【0016】
スタッド軸2は、従来のスタッド軸よりねじ強度が高いJIS B 1051(炭素鋼および合金鋼製締結用部品の機械的性質−第1部:ボルト、ねじおよび植え込みぼると)で規定されている強度区分中の8.8から10.9のねじ強度を有している。炭素当量とは、炭素以外の元素の影響力を炭素量に換算したもので、JIS G 0203(鉄鋼用語)に下記式で規定されるものである。
炭素当量%=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14
【0017】
ボール5は、低炭素鋼または中炭素鋼を母材として表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されている。本発明中の低炭素鋼とは、重量%で0.035から0.3の炭素および珪素、マンガン、燐、硫黄の中から選ばれる少なくとも1種類の化学成分を含有するものである。そして、脚部4とねじ部3は、電気抵抗溶接により溶接部6で接合されている。
【0018】
図2は、第1実施形態の変形例のボールスタッドを示す。図2において、脚部4はボール5に通電加熱溶接により溶接部6で接合されている。脚部4は、ねじ部3からボール5方向に断面の直径が次第に小さくなるテーパ部7が形成されており、テーパ部7の端面でボール5と溶接される。テーパ部7におけるボール5側の端面は、面積が小さくなっているので、電気抵抗溶接により溶接部6にバリが生じたり、変形が起こり易い。このようなバリまたは変形部は、切削加工により除去し、規定寸法になるように調整される。
【0019】
ボール5は、真球度を向上するために、表面に浸炭している。そのため、電気抵抗溶接した状態では、接合部の表面固さがビッカース硬さ(Hv)で800程度と硬く切削加工が困難である。また、溶接後に大気により冷却され焼が入りもろくなることもある。そこで、溶接部6を通電加熱により600〜650℃に加熱して通電焼き戻しをすることにより、溶接部6の硬さをHv430以下に下げる。これにより、切削加工の寿命を大幅に延ばすことができると共に、靭性を付与することができる。なお、硬さの下限は、熱処理前でかつ浸炭されていないボールの硬さである。
【0020】
図3は、第2実施形態のボールスタッドを示す。図3に示すボールスタッド1には、ねじ部3とテーパ部7の間に半径方向外向きのフランジ8が一体的に設けられている。その他の構成は、図2に示す形態と同様である。
【0021】
図4〜図6は、本発明第3実施形態を示し、図4は、ボールスタッドをボールジョイント10に適用した例である。ボールスタッド1のボール5は、合成樹脂からなり有底筒状をなすボールシート11の内部に回動自在かつ抜け止めされて受容されている。ボールシート11の下部には突起部13が形成され、熱カシメによりハウジング12に固定されている。ハウジング12は、板金をプレス加工して有底筒状に成形されている。ハウジング12の側面には、ロッド14が溶接等により固定されている。ゴム製のダストカバー17は、その一端がフランジ8に係合されており、これによりダストカバー17がねじ部3方向にずれるのを防いでいる。ダストカバー17の他端には、ボールシート11の開口端に形成されたフランジ15およびハウジング12の開口端に半径方向外向きに曲げられたフランジ16の間に挿入されることにより、固定されている。
【0022】
このようなボールジョイント10は、例えば図5に示す自動車のサスペンション機構20に使用される。スタビライザ21は、中空または中実の金属製棒材からなり、車体(図示せず)の幅方向に延びるトーション部22と、トーション部22の両端に連なる左右一対のアーム23を有している。トーション部22はゴムブッシュ24等により車体側に回動自在に支持されている。アーム23の端部23aは、ボールジョイント組立体25を介してサスペンションアーム26に取付けられている。
【0023】
図6は、ボールジョイント組立体25の拡大図である。ボールジョイント組立体25は、ロッド28の両端部に取付けられた第1のボールジョイント29および第2のボールジョイント30からなる。第1のボールジョイント29のねじ部31は、スタビライザのアーム23の端部23aに形成された孔(図示せず)に挿通されナット(図示せず)により固定される。第2のボールジョイント30のねじ部32は、サスペンションアーム26の部材26aに設けられた孔33を貫通し、ナット(図示せず)により部材26aに固定されている。第1のボールジョイント29および第2のボールジョイント30には、自動車がローリングする際に大きな荷重が負荷されるが、強度の高いボールスタッドを使用しているので、破断や変形することがない。また、ボール5は、ボールスタッドとは別に製造するので、切削加工を行う必要がなく、切削工具の寿命が短くなる欠点も解消される。
【0024】
次に、ボールスタッドの製造方法を図7および図8により説明する。図7に示すようにボールスタッドは、線材切断、ねじ部加工、必要に応じてフランジがプレスにより成形される。ボールは、線材を所定長さに切断後、プレス成形、ばり取り、研磨、熱処理、浸炭および研磨工程により製造される。別々に製造されたスタッド軸とボールは、通電加熱手段により溶接および焼き戻し、溶接部のばり取りが行われる。
【0025】
図8に示される通電加熱装置40は、スタッド軸2とボール5の電気抵抗溶接および焼き戻しを行うための加熱装置を兼ねている。予め、ねじ部3およびフランジ8が形成されたスタッド軸2を一方の電極41と接触させる。電極41には、有底円筒状の保持穴42が形成されており、保持穴42の内周面には、ねじ部3と電極41の間で放電するのを防ぐために絶縁材43が設けられている。また、ねじ部3の自由側の端面と保持穴42とは、直接接触しないように空間が設けられている。
【0026】
他方の電極44の表面には、ボール5を保持するための凹部45が形成されている。ボール5を凹部45に設置し、ボール5と脚部4の端面とを接触加圧した状態で通電すると、接触抵抗により脚部4の端面とボール5の接触部46が加熱溶融して溶接される。溶接時に炭素当量0.2%以上の鋼材は抵抗溶接による加熱およびその後の大気による冷却により焼きが入り、焼き割れや溶接部がもろくなる欠点が生じる。そこで溶接部を通電加熱して焼き戻しを行い焼き割れを防ぐと共に靭性を向上させる。また、溶接部にはばりが発生するので、図示しない切削加工等によりばりを除去する。
【0027】
【実施例】
上記の方法により下記の条件でボールスタッドを製造し、その性能を測定した。その結果を下記する。
【0028】
ボールの直径は、Φ16mmでボールスタッド軸は、溶接部の断面の直径がΦ10mmである。フランジの外径はΦ20mmで厚さは3mmである。溶接のために9.4kAの電力で0.4秒間通電した。その後、焼き戻しのために、5.8kAの電力で0.5秒間通電した。このとき、溶接部近傍では、600〜650℃に加熱される。抵抗溶接および通電焼き戻しは、電極の上下から3.92kNの力で加圧しながら行った。
【0029】
このようにして製造したボールスタッドを図9に示す引張り試験機で引張り試験を行った。引張り試験機50は、ボールスタッドのフランジ8を系止する系止部52が設けられた第1のダイ51とボール5を系止する系止部53が設けられた第2のダイ54および第1のダイおよび第2のダイを離間する方向に力を加える駆動部(図示せず)等からなる。引張り試験機50により引張り試験を行った結果を表1に示す。
【表1】
Figure 2004278666
【0030】
表1には、スタッド軸の炭素当量、ボールの材質、ボール表面からの浸炭深さ、真球度、引張り強度および引張り強度の判定結果を示す。表1の真球度欄における「○」は、ボールジョイントの使用に支障が生じないものを示し、「×」は適さないものを示す。ボール表面の浸炭深さが0.1mm未満になると、ボールの加工中に変形部が生じて真球度が低下し、ボールジョイントに使用できない。
【0031】
表中のスタッド軸は、要求品質を満たす8.8から10.9のねじ強度を有している。またNo.10とNo.11の比較からボールの浸炭深さが同じ0.8mmであってもスタッド軸の炭素当量が0.68%であるNo.10の引張り強度が589N/mmであるのに対して、炭素当量が0.86%である11の引張り強度が412N/mmに低下している。このことから、引張り強度は、スタッド軸の炭素当量とボール表面の浸炭深さの両者が関係していることが分かる。
【0032】
図10は、表1のNo.8のボールスタッドを示す。そして、スタッド軸2とボール5の溶接部近傍の表面硬さを硬さ測定位置56に示す線に沿って測定した。結果を図11に示す。電気抵抗溶接および通電加熱焼き戻しの影響を受けない溶接位置から5mm離れたボール表面の硬さがHv800を超えているのに対して、溶接部から1mm離れた場所の表面硬さは、通電過熱焼き戻しによりHv430まで低下しているので、焼き割れを起こすことはない。また、溶接時に発生するばりもほぼ同じ硬さに低下しているので、切削工具によりばりを切削しても、切削工具の耐久性が損なわれることがない。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、引張り強度が高く高精度の球面を有するボールを備えたボールスタッドを安価に提供することができる。また、スタッド軸を細くできるので、ボールの保持力を低下させることなく、ボールジョイントの揺動角を大きくすることができる。
【0034】
また、スタッド軸にフランジを有するボールスタッドをボールが変形することなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のボールスタッドの平面図。
【図2】本発明の第1実施形態のボールスタッドの変形例を示す平面図。
【図3】本発明の第2実施形態のボールスタッドの平面図。
【図4】本発明の第3実施形態のボールジョイントの部分断面図。
【図5】図4のボールジョイントが使用された自動車のサスペンション斜視図。
【図6】図5のボールジョイントの拡大断面図。
【図7】本発明のボールスタッドの製造方法の第1実施形態を示すフローチャート。
【図8】本発明のスタッドとボールの抵抗加熱溶接および焼き戻し機の部分断面図。
【図9】図8に示すボールスタッドの引張り試験を説明する部分断面図。
【図10】本発明のボールスタッドの硬度測定位置を説明する平面図。
【図11】図10の硬度分布を示す図。
【図12】従来のボールスタッドの切削加工を説明する平面図。
【符号の説明】
1 ボールスタッド
2 スタッド軸
3 ねじ部
4 脚部
5 ボール
6 溶接部
7 テーパ部
8 フランジ
10 ボールジョイント
14 ロッド
20 サスペンション機構
21 スタビライザ
22 トーション部
23 アーム
25 ボールジョイント組立体
26 サスペンションアーム
28 ロッド
29 第1のボールジョイント
30 第2のボールジョイント
31,32 ねじ部
40 通電加熱装置
41 第1の電極
42 穴
43 絶縁材
44 第2の電極
45 凹部
50 引張り試験機

Claims (7)

  1. 低炭素鋼または中炭素鋼を母材として表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されたボールと、8.8から10.9のねじ強度および0.49から0.68重量%の炭素当量を有したスタッド軸とを備え、前記ボールとスタッド軸とが電気抵抗溶接によって接合されていることを特徴とするボールスタッド。
  2. 通電加熱による焼き戻しが行われることによりボール表面における接合部付近の硬さがボールの母材硬さ〜Hv430の範囲となっていることを特徴とする請求項1記載のボールスタッド。
  3. 前記スタッド軸はテーパ部がボール側に形成され、フランジ部がねじ部側に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のボールスタッド。
  4. ハウジング内に設けられたボールシートにボールが支承されるボールジョイントであって、請求項1乃至3のいずれかに記載のボールスタッドが用いられていることを特徴とするボールジョイント。
  5. 車両懸架用スタビライザとして使用されることを特徴とする請求項4記載のボールジョイント。
  6. 低炭素鋼または中炭素鋼を母材とし表面から0.1から0.8mmの深さに浸炭されたボールと、8.8から10.9のねじ強度および0.49から0.68%の炭素当量を有したスタッド軸とを当接させた状態で電気抵抗溶接して接合し、その後、通電加熱を行って焼き戻しを行うことを特徴とするボールスタッドの製造方法。
  7. テーパ部がボール側に形成され、フランジ部がねじ部側に形成されたスタッド軸を用いることを特徴とする請求項6記載のボールスタッドの製造方法。
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