JP2012517901A - プレス硬化金属コンポーネントの製造方法 - Google Patents

プレス硬化金属コンポーネントの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術の欠点を解消できるプレス硬化金属コンポーネントの包括的製造方法および鋼または鋼合金からなるプレス硬化金属コンポーネントを提供することにある。
【解決手段】本発明は、ブランク(2)または半成品(30、40、50、60)が成形工具(12)内でプレス硬化されるプレス硬化金属コンポーネントの製造方法に関し、本発明の方法では、ブランク(2)または半成品(30、40、50、60)が薄い壁厚の部分領域(4、36)を有し、 薄い壁厚の部分領域(4、36)がプレス硬化されていない。また本発明は、特に自動車用の鋼または鋼合金で作られたプレス硬化金属コンポーネントに関し、本発明のプレス硬化金属コンポーネントは、少なくとも1つの部分領域(4、36)がプレス硬化されておらず、プレス硬化されていない少なくとも1つの部分領域(4、36)が、プレス硬化されている部分領域と比較して薄い壁厚を有している。
【選択図】図1b

Description

本発明は、ブランクまたは半成品を成形工具内でプレス硬化する、鋼または鋼合金で作られたプレス硬化金属コンポーネントの製造方法に関する。また本発明は、少なくとも一部領域がプレス硬化されていない、より詳しくは自動車用の鋼または鋼合金で作られたプレス硬化金属コンポーネントに関する。
自動車のボディまたはハウジングを作るには、通常、高い硬度を有するコンポーネンツが必要とされる。鋼または鋼合金で作られるコンポーネンツの場合には、プレス硬化法により非常に高い強度および非常に高い硬度を達成できる。この方法では、ブランクまたは半成品が、オーステナイト化温度より高い温度の工具内で熱間成形され、次にこの工具内で急冷される。熱間成形中に呈するコンポーネントのオーステナイト構造は、急冷過程で、高い強度および硬度を有するマルテンサイト構造に変換される。車両のボディまたはハウジングに期待される応力によっては、或るコンポーネンツは、連続的な硬度をもたず、比較的低い硬度または高い破断伸びをもつ領域が必要になる。これは、特に、比較的低い硬度を有する領域ではコンポーネンツがプレス硬化されないようにすることで達成される。
下記特許文献1から、このようなコンポーネンツを製造する一方法が知られており、この方法では、プレス硬化に使用されるダイが、製造すべきコンポーネントの低い硬度をもたせるべき領域に表面凹部を有している。したがって、プレス硬化中に、ブランクが凹部の領域においてダイに接触することはなく、ダイとブランクとの間にはエアギャップが形成される。このようにして、この領域ではブランクが比較的ゆっくりと冷却されるため、コンポーネントがプレス硬化された後、この領域での硬度、したがって強度は低いものとなる。
しかしながら、上記方法は、凹部が設けられたダイを作るのに費用が嵩むという欠点を有している。また、基本的には同じであるが低い硬度の種々の領域を有するという点のみが異なっているコンポーネンツを作るには、当該コンポーネンツ専用のダイを用いて各コンポーネントを作る必要がある。これは、このようなコンポーネンツの製造コストを大幅に増大させてしまう。また、ダイの凹部はコンポーネントに変形を生じさせることがあり、このため、この方法でコンポーネントを正確に形成することは困難であり、場合によっては不可能でもある。
国際公開第2006/038868(A1)号パンフレット
上記従来技術に鑑みて、本発明の目的は、従来技術の欠点を解消できるプレス硬化金属コンポーネントの包括的製造方法および鋼または鋼合金からなるプレス硬化金属コンポーネントを提供することにある。
本発明によれば、上記目的は、ブランクまたは半成品が薄い壁厚の部分領域を有しかつこの薄い壁厚の部分領域がプレス硬化されないことを特徴とする包括的方法により達成される。
薄い壁厚のため、ブランクまたは半成品が、対応部分領域において成形工具の壁に直接接触することがなく、このためブランクまたは半成品の部分領域と工具の壁との間にエアギャップが形成される。コンポーネントがこのプレス硬化法で冷却されるとき、ブランクまたは半成品から工具への熱伝達がエアギャップを介して低減され、このため冷却速度は必然的にゆっくりしたものとなる。かくしてコンポーネントは、これらの領域ではプレス硬化されない。これから得られる特別な結論は、これらの部分領域にはマルテンサイト構造がごく僅かに形成されるか、全く形成されず、したがってこれらの領域の硬度が低くかつ破断伸び値が大きいことである。
この方法の長所は、このように、慣用のプレス硬化工具を用いて低い硬度または大きい破断伸びをもつ部分領域を有するコンポーネントを作ることができるという事実に基づいている。したがって、特に、プレス硬化すべきではない部分領域において、工具を特別な方法で形成する必要がない。このため、製造コストが大幅に低減される。
本発明の方法の好ましい実施形態では、薄い厚さの部分領域は、ブランクまたは半成品を、プレス硬化する前にスタンピングすることにより形成される。スタンピング作業は、特に簡単な方法で凹部を形成する。したがって、この目的のため、大きい領域のスタンピングに特に有利なスタンプダイまたはスタンピングローラを用いることができる。
本発明の方法の他の好ましい実施形態によれば、壁厚を増大させるパッチを備えたブランクをプレス硬化することにより、壁厚の特にフレキシブルな低減を達成できる。ブランクの壁厚は、プレス硬化の前にパッチをブランクに付けることにより、非常にフレキシブルな方法で変えることができる。この点に関し、パッチは、ブランクとの材料一体化方法で結合するのが好ましい。
本発明の方法の他の好ましい実施形態は、複合金属シートがプレス硬化され、複合金属シートは少なくとも2つのブランクからなり、1つのブランクは薄い壁厚の部分領域を設けるための凹部を備えている構成により提供される。慣用のブランクに比べ、複合金属シートは、例えば個々のブランクについて異なる材料を選択することによりフレキシブルな態様で複合金属シートの機械的特性を得ることができる点で有利である。また、複合金属シートの一方のブランクに凹部を作る方法に関連しても有利である。なぜならば、これは複合金属シートの他方のブランクから別々に行うことができるからである。かくして、例えば、異なる複合金属シートの場合でも、凹部を備えた同じブランクのそれぞれの部分を使用して、このブランクを多くの用途のストックのために作ることができる。
本発明の他の実施形態では、「注文仕様のブランク(tailored blank、Tailored Blank(英、独訳))」、「注文仕様のストリップ」または「注文仕様の圧延ブランク」がプレス硬化される。
「注文仕様のブランク」は、単一ブランクを作る結合方法により一体溶接された個々のブランクである。この方法により、例えば同じ材料であるが異なるシート厚のブランクまたは同じまたは異なるシート厚の異なる材料のブランクが1つのブランクに溶接される。「注文仕様のストリップ」は、ストリップ形状のブランクからなる「注文仕様のブランク」である。
本発明の方法には注文仕様のブランクまたは注文仕様のストリップを使用するのが有利である。なぜならば、この態様では、複雑な形状および種々の材料特性をもつコンポーネンツを作ることができるからである。また、部分領域の壁厚は、非常に簡単かつフレキシブルな方法で低減できる。
注文仕様のブランクは、スタンピングを備えていない少なくとも1つのブランクおよびスタンピングを備えた少なくとも1つのブランクを有するのが好ましい。或いは、注文仕様のブランクは、異なる厚さの少なくとも2つのスタンピングされたブランクで構成される。
いわゆる「注文仕様の圧延ブランク」の場合には、材料をその長さに亘って異なる厚さに圧延するのにフレキシブル圧延法が使用される。これにより、連続的な材料遷移部を有するワークの厚さを低減させ、コンポーネントのプレス硬化されない部分領域への遷移部に硬い縁部が形成されることを回避できる。この点に関し、予めスタンピングされた出発材料からなる注文仕様の圧延ブランクをプレス硬化するのが好ましい。
本発明の目的はまた、本発明により、特に自動車用の鋼または鋼合金で作られた包括的なプレス硬化金属コンポーネントであって、少なくとも1つのプレス硬化されない部分領域が、プレス硬化された部分領域と比較して薄い壁厚を有していることを特徴とするプレス硬化金属コンポーネントにより達成される。この金属コンポーネントは、本発明による方法により作るのが好ましい。
薄い壁厚のため、対応部分領域が、金属コンポーネントのプレス硬化作業後にプレス硬化されないことが容易に達成される。この形式の金属コンポーネンツは、例えば自動車のボディまたはハウジングに有利に使用される。なぜならば、この形式の金属コンポーネンツは、これらの自動車部品に要求される種々の材料特性を満たしかつコスト有効性に優れた態様で作ることができるからである。
他の実施形態によれば、金属コンポーネントは、このプレス硬化されていない部分領域が負荷に適応した態様で配置される点で、負荷条件にフレキシブルに適合できる。この点に関し、薄い壁厚の部分領域のみが、製造に必要な工具を適合させる必要なく配置されるので、このようなコンポーネントは簡単かつ経済的な方法で作ることができる。この点に関し、金属コンポーネントのプレス硬化されない部分領域は、金属コンポーネントが大きい破断伸びを必要とする領域に配置されるのが好ましい。
他の実施形態では、金属コンポーネントをマンガン−ホウ素鋼、好ましくはタイプ22MnB5の鋼で形成することにより、特に高い硬度および強度をもつ金属コンポーネントを得ることができる。
プレス硬化金属コンポーネントの他の実施形態では、薄い壁厚の部分領域がスタンピングにより形成される。この方法では、薄い壁厚の部分領域を特に簡単に作ることができ、かつフレキシブルな態様で配置できる。
プレス硬化金属コンポーネントの他の好ましい実施形態は、スタンピングを線条(strips、streifenfoermig(英、独訳))の形態に構成することにより得ることができる。これは、金属コンポーネントにより比較的低い硬度の縁部、例えば所望の曲り縁部を得る場合に特に有利である。
他の実施形態では、スタンピングを点状または矩形にすることにより、より均一な硬度分布を達成できる。用語「点状スタンピング(punctiform stamping、punktfoermigen Verpraegung(英、独訳))」とは、例えば円形スタンピングを意味するものと理解されたい。また広くは、小さいアスペクト比をもつスタンピングをも意味する。
プレス硬化金属コンポーネントの他の実施形態では、スタンピングは同様に形成されおよび/またはプレス硬化されない部分領域内に均一に分散されている。これにより、均一な平均硬度を有する領域を達成できる。また、同様なスタンピングまたは均一に分散されたスタンピングの形成がより簡単かつ経済的になる。したがって、金属コンポーネントを製造するための半成品を、例えばスタンピングローラを用いて、プレス硬化前にスタンピングすることができる。
しかしながら、互いに似ていないスタンピングまたは均一に分散されていないスタンピングによっても、金属コンポーネントの非常にフレキシブルな平均硬度特性を達成でき、このようにして、例えば平均硬度勾配を得ることができる。
他の好ましい実施形態では、金属コンポーネントが、その実質的に全面に亘ってスタンピングを有することにより、プレス硬化されたコンポーネントとプレス硬化されないコンポーネントとの間の全体的平均硬度をもつプレス硬化されたコンポーネントが得られる。
他の実施形態では、金属コンポーネントのプレス硬化された部分領域に、壁厚を増大させるパッチを設けることにより、薄い壁厚の部分領域の特にフレキシブルな構造が得られる。プレス硬化前にパッチを設けることにより、或る領域の壁厚が増大され、これにより、残りの領域の壁厚が小さくなる。この場合、金属コンポーネントは、パッチとプレス硬化工具との直接接触により、パッチの領域が大きくプレス硬化される。
金属コンポーネントが複合金属シートから作られ、該複合金属シートが少なくとも2つのブランクからなり、1つのブランクが、薄い壁厚の部分領域を形成するための凹部および/またはスタンピングを有している構成により、プレス硬化された金属コンポーネントの他の実施形態を得ることができる。これは、凹部および/またはスタンピングを備えたブランクを別々に作ることができるので有利である。また、ブランクに異なる材料を選択することにより、金属コンポーネントの材料特性に大きい影響を与えることができる。
金属コンポーネントを、「注文仕様のブランク」、「注文仕様のストリップ」または「注文仕様の圧延ブランク」から作ることにより、特に複合プレス硬化金属コンポーネンツを特にフレキシブルで経済的に作ることができる。注文仕様のブランクまたは注文仕様のストリップの場合には、特に、異なる鋼のブランクを使用できる。
また、異なるシート厚の少なくとも2つのスタンピングされたブランクからなる注文仕様のブランクから金属コンポーネントを作り、または異なるシート厚の結合されたブランクからなる注文仕様のブランクまたは注文仕様のストリップから金属コンポーネントを作ることも好ましい。
更に、予めスタンピングされた出発材料からなる注文仕様の圧延ブランクから、金属コンポーネントを作ることも好ましい。
また、本発明の他の特徴および長所は、例示実施形態についての以下の説明から推測できるであろう。この点に関しては添付図面を参照されたい。
本発明による方法の一例示実施形態を示す図面である。 本発明による方法の一例示実施形態を示す図面である。 本発明による方法の一例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネンツの例示実施形態を製造するための薄い壁厚の部分領域を備えた半成品の実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネンツの例示実施形態を製造するための薄い壁厚の部分領域を備えた半成品の実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネンツの例示実施形態を製造するための薄い壁厚の部分領域を備えた半成品の実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネンツの例示実施形態を製造するための薄い壁厚の部分領域を備えた半成品の実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの他の例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの他の例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの他の例示実施形態を示す図面である。 本発明による金属コンポーネントの他の例示実施形態を示す図面である。
図1a〜図1cは、本発明による方法の一例示実施形態を示すものである。図1aは、部分領域4に薄い壁厚を有するブランク2を示す。ブランク2の壁厚は、ブランク2の上面8へのスタンピング6により薄くされている。したがって、ブランク2は、その上面8に隆起部10を有している。ブランク2は、鋼または鋼合金、好ましくはマンガン−ホウ素鋼、より詳しくはタイプ22MnB5の鋼からなる。スタンピング6は、スタンピングローラによりブランク2に形成でき、例えば図1bには、上方ダイ14および下方ダイ16を備えたプレス硬化工具12が示されている。上方ダイ14の内面18および下方ダイ16の内面20は、作るべきコンポーネントの輪郭に適合している。コンポーネント22を作るため、上方ダイ14および下方ダイ16は移動されて開かれる。次に、上方ダイ14と下方ダイ16との間にブランク2が配置され、次に上方ダイおよび下方ダイ16が再び移動され閉じられる。この移動中、ブランク2が、好ましくはオーステナイト化温度より高い温度で熱間成形される。熱間成形過程の終時に、隆起部10が上方ダイ14の内面18に直接接触する。一方、ブランク2は、スタンピング6により薄くされた壁厚の部分領域4が上方ダイ14の内面18から或る距離を隔てている。この結果、スタンピング6の領域では、ブランク2と上方ダイ14の内面18との間にそれぞれのエアギャップ24が形成される。形成されたブランク2は、工具12内で焼入れされ、硬化される。隆起部10と上方ダイ14の内面18との直接接触により、ブランク2はこの領域が非常に迅速に冷却され、この領域で材料のマルテンサイト化が生じる。薄い壁厚の部分領域4では、エアギャップ24により冷却はよりゆっくりと行われ、このため、これらの領域ではマルテンサイト化が極く僅かに生じるか、全く生じない。冷却過程の終時に、上方ダイ14および下方ダイ16が再び開かれ、ブランク2から形成されかつプレス硬化されたコンポーネント22が取出される。完成されたコンポーネント22が図1cに示されている。隆起部10の領域では高い硬度を有し、一方部分領域4での硬度は低い。部分領域4は高い破断伸び値を呈する。薄い壁厚の部分領域4が、図1cに示すようにコンポーネント22の全体に亘って均一に分散されている場合には、コンポーネントは、完全にプレス硬化されたコンポーネントの硬度と全くプレス硬化されていないコンポーネントの硬度との間の平均硬度を有するものが作られる。
図2a〜図2dには、薄い壁厚の部分領域を備えた半成品の例示実施形態が示されている。図2aに示す半成品30は、パッチ34が取付けられたブランク32を有している。パッチ34は、ブランク32との材料一体化方法で結合するのが好ましい。パッチ34は半成品30の壁厚を局部的に増大させ、これにより、パッチ34を備えた領域と比較して薄い壁厚を有する部分領域36がパッチ34同士の間に形成される。半成品30のプレス硬化中、パッチ34は工具に直接接触し、部分領域36にはエアギャップが形成される。パッチ34を使用することの長所は、非常に簡単かつフレキシブルな態様で半成品30の壁厚を変えることができることである。
図2bには、複合金属シートとして構成された半成品40が示されている。半成品40は第1ブランク42および第2ブランク44を有し、該第2ブランク44は、第1ブランク42上に配置されかつ好ましくは材料一体化方法で第1ブランク42に結合される。第2ブランク44はスタンピング46を有し、これにより、半成品40の壁厚はスタンピング46の領域で低減されている。スタンピング46は、例えば第2ブランク44が第1ブランク42に結合される前に、第2ブランク44に形成できる。これにより例えば、ストックとして第2ブランク44を作り、これらをスタンピングし、かつ必要に応じて、プレス硬化されていない部分領域を有する第1ブランク42に第2ブランク44を取付けることができる。また、第1ブランク42および第2ブランク44に異なる材料を用いることにより、得られる半成品40の材料特性にフレキシブルな態様で影響を与えることができる。
図2cに示す半成品50も、第1ブランク52および第2ブランク54から複合金属シートとして作られる。図2bに示した半成品40とは異なり、半成品50の第2ブランク54はいかなるスタンピングも有していないが、第2ブランク54を貫通する凹部56を有している。凹部56は、例えばドリル孔の形態で形成できる。或いは、凹部56は第2ブランク54をスタンピングすることにより形成できる。第2ブランク54として、鋼または鋼合金で作られた慣用の穿孔シートを使用するのが好ましい。なぜならば、これは特に経済的であり、したがって、薄い壁厚を有する半成品50の領域を簡単かつ有利な方法で得ることができるからである。
半成品またはブランクは、片面に凹部またはスタンピングを設けることにより薄い壁厚の部分領域を形成することに限定されるものではない。かくして、図2dに示す半成品60は、両面にスタンピング64が形成されたブランク62を有している。この方法では、熱間成形された半成品60が、薄い厚さの部分領域において、上方ダイと下方ダイに対して両面にエアギャップを有している。この構成は、上方ダイおよび下方ダイの両方が、プレス硬化中に能動的に冷却されるときに特に有利である。したがって、これらの部分領域では特にゆっくりした冷却過程が可能であり、このため材料がこの領域内で実質的にマルテンサイト構造をもたないものとなる。
図3aおよび図3bには、プレス硬化された金属コンポーネントの2つの例示実施形態が示されている。図3aに示す金属コンポーネント70は、局部的にスタンピングされたブランクから作られている。かくして、金属コンポーネント70は、第1領域72および第2領域74を有している。第1領域72には、プレス硬化前に矩形の凹部76が形成される。第2領域74には、このような凹部は全く形成されていない。プレス硬化加工中、金属コンポーネント70は、最初に、例えば図1aに示したブランク2から図3aに示す形状に熱間成形され、次に工具内で急冷された。金属コンポーネント70は、第2領域74ではその全表面が工具の表面と直接接触するが、第1領域72は矩形スタンピング76内にエアギャップを有し、このためコンポーネント70はこれらのスタンピング領域がプレス硬化されることはない。したがって、コンポーネント70の第2領域74は完全にプレス硬化され、このため高い硬度を有している。一方、コンポーネント70の第1領域72は、プレス硬化されない部分領域である凹部76が存在するため平均的に低い硬度を有している。低い平均硬度を有するこのような領域は、負荷に適応した態様で配置されるのが好ましい。かくして、この配置は、高い破断伸び値が要求される領域において特に有利である。
図3bに示す金属コンポーネント80は、複合金属シートとして構成されている点で、図3aの金属コンポーネント70とは異なっている。金属コンポーネント80の第1領域82および第2領域84は互いに別々にプレス硬化され、次に、結合加工によりシーム86に沿って一体に結合される。
コンポーネンツ70、80のスタンピング76、88は矩形に限定されるものではなく、他の任意の形状、例えば円形、多角形または線条にすることもできる。
図4aは、局部的にスタンピングされたブランクから作られたプレス硬化金属コンポーネント90の他の例示実施形態を示すものである。図3aに示したコンポーネント70と同様に、コンポーネント90はスタンピング94を備えた第1領域92と、スタンピングを備えていない第2領域96とを有している。したがって、コンポーネント90は、スタンピング94(この場合には、線条で形成されている)の領域がプレス硬化されず、このため第1領域92は第2領域96と比較して低い平均硬度を有している。図4bに示す金属コンポーネント100は、異なるシート厚を有する注文仕様のブランクまたは注文仕様のストリップから作られている点で図4aの金属コンポーネント90とは異なっている。金属コンポーネント100を作るため、注文仕様のブランク102および同じ厚さの2つの注文仕様のストリップ104、106並びにより小さい厚さの2つの注文仕様のストリップ108、110を一体に結合して半成品を作り、次にプレス硬化する。プレス硬化加工中、薄い壁厚の注文仕様のストリップ108、110の領域において、半成品と工具との間にそれぞれエアギャップが形成される。この結果、金属コンポーネント100は、小さい厚さの注文仕様のストリップ108、110の領域ではプレス硬化されない。
図5aおよび図5bには、プレス硬化される金属コンポーネントの他の例示実施形態が示されている。図5bに示す金属コンポーネント111は、下方の金属コンポーネント112および上方の金属コンポーネント114からなる。下方の金属コンポーネント112および上方の金属コンポーネント114は同じ構造を有し、プレス硬化法で互いに独立して作られる。2つの金属コンポーネンツ112、114の各金属コンポーネントの一方の面にはハニカム状凹部が形成されており、これらはプレス硬化中に工具とは直接接触しない。したがって、金属コンポーネンツ112、114は、これらの領域がプレス硬化されない。プレス硬化後、金属コンポーネンツ112、114は、互いに対面する意図した面が一体結合(好ましくは溶接により一体結合)される。金属コンポーネント112、114のスタンピングにより、得られる複合金属シート111は、完全にプレス硬化される複合金属シートよりも低い平均硬度を有する。金属コンポーネンツ112、114はこれらのスタンピングされた面が一体に結合されるので、複合金属シート111は、滑らかな外表面118、120を呈する。
最初に金属コンポーネンツ112、114が、これらの凹部が設けられた面により一体結合されかつ次にプレス硬化される1つの使用方法(図示せず)を考えることもできるであろう。この場合、適当であれば、対応する成形を行うこともできる。この例では、シート間のギャップ力が、完全にプレス硬化された複合金属シートと比較して低い平均硬度を形成する。
当業者ならば、本発明は説明した例示実施形態に限定されるものではないこと、より詳しくは、例示実施形態の全ての組合せも可能であることが明白であろう。プレス硬化金属コンポーネンツの特性は、一般に、ブランク、半成品または完成金属コンポーネンツが、1種類以上の一般的な金属コーティングまたは非金属コーティングにより被覆することにより改善される。全ての複合金属シート、注文仕様のブランクおよびストリップについて、原則的に種々のシート材料を使用できる。
2 ブランク
4 部分領域
6 スタンピング
10 隆起部
12 プレス硬化工具
14 上方ダイ
16 下方ダイ
22 コンポーネント

Claims (17)

  1. ブランク(2)または半成品(30、40、50、60)が成形工具(12)内でプレス硬化される、鋼または鋼合金で作られたプレス硬化金属コンポーネントの製造方法において、
    ブランク(2)または半成品(30、40、50、60)が薄い壁厚の部分領域(4、36)を有し、
    薄い壁厚の部分領域(4、36)がプレス硬化されていないことを特徴とする製造方法。
  2. 薄い壁厚の部分領域(4、36)は、プレス硬化前にブランク(2)または半成品(30、40、50、60)をスタンピングすることにより形成されることを特徴とする請求項1記載の製造方法。
  3. 壁厚を増大させるパッチ(34)を備えたブランク(2)がプレス硬化されることを特徴とする請求項1または2記載の製造方法。
  4. 異なる壁厚を有する複数のブランクからなるブランク(2)がプレス硬化されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の製造方法。
  5. 複合金属シート(40、50)がプレス硬化され、前記複合金属シート(40、50)が少なくとも2つのブランク(42、44、52、54)からなり、1つのブランク(44、54)は薄い壁厚の部分領域を形成する凹部(46、56)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の製造方法。
  6. 「注文仕様のブランク」、「注文仕様のストリップ」または「注文仕様の圧延ブランク」がプレス硬化されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の製造方法。
  7. 特に自動車用の鋼または鋼合金で作られ、好ましくは請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法により製造されるプレス硬化金属コンポーネントであって、少なくとも1つの部分領域(4、36)がプレス硬化されていないプレス硬化金属コンポーネントにおいて、
    プレス硬化されていない少なくとも1つの部分領域(4、36)が、プレス硬化されている部分領域と比較して薄い壁厚を有していることを特徴とするプレス硬化金属コンポーネント。
  8. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)のプレス硬化されていない部分領域(4、36)が、負荷に適応した態様で配置されていることを特徴とする請求項7記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  9. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)は、マンガン−ホウ素鋼、好ましくはタイプ22MnB5の鋼からなることを特徴とする請求項7または8記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  10. 薄い壁厚の部分領域(4、36)がスタンピング(46、64、76、94)により形成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  11. スタンピング(94)は線条の形態に構成されていることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  12. スタンピング(46、64、76)は点状または矩形であることを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  13. スタンピング(46、64、76、94)は同様に形成されおよび/またはプレス硬化されない部分領域内に均一に分散されていることを特徴とする請求項7〜12のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  14. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)は、その実質的に全面に亘ってスタンピング(46、64、76、94)を有していることを特徴とする請求項7〜13のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  15. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)のプレス硬化された部分領域は、壁厚を増大させるパッチ(34)により形成されていることを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  16. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)が複合金属シート(40、50)から作られ、該複合金属シート(40、50)は少なくとも2つのブランク(42、44、52、54)からなり、1つのブランク(44、54)が、薄い壁厚の部分領域を形成するための凹部(56)および/またはスタンピング(46)を有していることを特徴とする請求項7〜15のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
  17. 金属コンポーネント(22、70、80、90、100、111)が、「注文仕様のブランク」、「注文仕様のストリップ」または「注文仕様の圧延ブランク」から作られることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載のプレス硬化金属コンポーネント。
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