JPH10102830A - 外構材 - Google Patents

外構材

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JPH10102830A
JPH10102830A JP26073196A JP26073196A JPH10102830A JP H10102830 A JPH10102830 A JP H10102830A JP 26073196 A JP26073196 A JP 26073196A JP 26073196 A JP26073196 A JP 26073196A JP H10102830 A JPH10102830 A JP H10102830A
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JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb plate
plate
honeycomb
shaped
honeycomb board
Prior art date
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Pending
Application number
JP26073196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sakaguchi
達也 坂口
Osamu Sekiguchi
攻 関口
Kazuma Kato
一馬 加藤
Kiyoshi Iwata
清 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KATAYAMA UNIT KK
Inax Corp
Original Assignee
KATAYAMA UNIT KK
Inax Corp
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Application filed by KATAYAMA UNIT KK, Inax Corp filed Critical KATAYAMA UNIT KK
Priority to JP26073196A priority Critical patent/JPH10102830A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな寸法の平面的広がりを有していても軽
量にできる外構材の提供。 【解決手段】 合成樹脂製のハニカム板状材3と、この
ハニカム板状材3に連結した支柱2とからなること。対
峙するように配置した二枚のハニカム板状材3,3の間
に支柱2を配置したこと。ハニカム板状材3の表面に化
粧材5を貼着したこと。ハニカム板状材5の表面のう
ち、化粧材15を貼着しない部分3aで土圧を受けるよ
うにした花壇構築用であること。ハニカム板状材3が、
その両表面に有底の開口部6を開設したこと。ハニカム
板状材3の開口部6に充填材8を充填し、この充填材8
に連結したボルト8を用いてハニカム板状材3を支柱2
に連結したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、門塀や花壇等の外
構を構築するときに用いる外構材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外構を構築するには、施工現場に
おいて煉瓦やセメントブロツクをモルタル接着剤と鉄筋
とを用いて積み上げる湿式工法がある。この湿式工法
は、工期が長くなる欠点がある。そこで、工場で予め製
造したコンクリート製の分割ユニツトの複数個を施工現
場に搬入し、分割ユニツトどうしを接合する乾式工法が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンクリート製の分割
ユニツトを用いる乾式工法において、現場での施工性の
向上を図るためには、分割ユニツトの寸法を大きなもの
にする必要がある。しかし、大きなコンクリート製の分
割ユニツトは、非常に重たいものとなり、現場における
移動や設置にクレーン又は多くの人手を必要とする。
【0004】そこで、請求項1記載の発明は、大きな寸
法の平面的広がりを有していても軽量にできる外構材の
提供を目的としする。更に、請求項2記載の発明は、軽
量にて剛性の大きな外構材の提供を目的とし、請求項3
記載の発明は、現場における表面仕上げを省略できる外
構材の提供を目的とし、請求項4記載の発明は、花壇構
築に用いる外構材の提供を目的とし、請求項5記載の発
明は、ハニカム板状材それ自体の剛性が大きく且つハニ
カム板状材の表裏面が貫通しない外構材の提供を目的と
し、また請求項6記載の発明は、支柱とハニカム板状材
とを強固に連結した外構材の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、合成樹脂製のハニカム板状材と、このハニカム
板状材に連結した支柱とからなることを特徴とする外構
材である。
【0006】請求項1記載の本発明にあつては、合成樹
脂製のハニカム板状材で平面的広がりを形成できるた
め、大きな平面的広がりがあつたとしてもコンクリート
製のものに比べて軽量にできる。
【0007】請求項2記載の本発明の要旨は、前記ハニ
カム板状材の二枚を対峙するように配置し、二枚のハニ
カム板状材の間に前記支柱を配置した請求項1記載の外
構材である。
【0008】請求項2記載の本発明にあつては、二枚の
ハニカム板状材を対峙してあるため、剛性の大きなもの
となる。
【0009】請求項3記載の本発明の要旨は、前記ハニ
カム板状材の表面に化粧材を貼着した請求項1又は2記
載の外構材である。
【0010】請求項3記載の本発明にあつては、予め化
粧板を貼着してあるため、現場において表面仕上げを行
う必要がない。
【0011】請求項4記載の本発明の要旨は、前記ハニ
カム板状材の表面のうち、前記化粧材を貼着しない部分
で土圧を受けるようにした花壇構築に用いる請求項3記
載の外構材である。
【0012】請求項4記載の本発明にあつては、人目に
付く部分のみに化粧板を貼着することができる。
【0013】請求項5記載の本発明の要旨は、前記ハニ
カム板状材が、その両表面に有底の開口部を開設したも
のである請求項1,2,3又は4記載の外構材である。
【0014】請求項5記載の本発明にあつては、開口部
が有底であるため、ハニカム板状材は、それ自体の剛性
が大きくなると共に両表面が貫通しない。
【0015】請求項6記載の本発明の要旨は、前記ハニ
カム板状材の開口部に充填材を充填し、この充填材に連
結したボルトを用いて前記ハニカム板状材を前記支柱に
連結した請求項1,2,3,4又は5記載の外構材であ
る。
【0016】請求項6記載の本発明にあつては、ボルト
とハニカム板状材とを充填材で強固に連結できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る外構材を図面
に示す実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。
【0018】(第1の実施の形態)図1及び図2は第1
の実施の形態を示すものであり、図1は中間省略した背
面図、図2は図1のA−A線に沿つて拡大断面し且つ中
間省略した平面図である。
【0019】この外構材1は、支柱2,2と、この支柱
2,2に連結した合成樹脂製のハニカム板状材3と、ハ
ニカム板状材3に接着剤で接着した板材4と、板材4に
対して接着剤で接着した化粧材であるタイル5とからな
る。支柱2,2は、その上端どうし及び下方寄りどうし
が、上下の横連結材9,9で連結されている。支柱2及
び横連結材9は、耐食性に優れたステンレス鋼又はアル
ミ板を柱状に折曲げ加工したもの等が用いられる。各支
柱2は、下端に座板10を取付けてある。各座板10に
は、アンカーボルト挿通孔10aを穿設してある。
【0020】上記ハニカム板状材3は両表面に多数の凹
部6が設けられたものであり、この凹部6はハニカム板
状材3の厚み方向に貫通していない。ハニカム板状材3
の素材である合成樹脂は、低いコストで耐候性に優れた
塩化ビニル等が用いられる。ハニカム板状材3は、開口
部6の開口縁部6aが若干窄まつており、板材4に塗布
した接着剤の一部がこの開口縁部6aの裏側に回り込む
ことにより板材4との接着強度を増大させるようにして
ある。ハニカム板状材3は、両表面に開口部6が貫通し
ないため、剛性が大きく且つ表裏を完全に遮断した頑丈
な外構を構築できる。
【0021】前記板材4は、塩化ビニル板、ステンレス
鋼板又はアルミ板等が用いられる。ハニカム板状材3と
板材4との接着、並びに、板材4とタイル5との接着に
用いる接着剤としては、変成シリコン弾性接着剤又はエ
ポキシ系接着剤等が好適である。
【0022】前記支柱2とハニカム板状材3との連結
は、L字状の連結片7が用いられ、連結片7と支柱2と
の連結、並びに、連結片7とハニカム板状材3との連結
は、ボルト8又はタツピングビスが用いられる。ハニカ
ム板状材3の開口部6のうちボルト8が連結する箇所に
は、エポキシ樹脂等の充填材8が充填され、硬化した充
填材8にボルト8を連結してある。外構材1は、充填し
た充填材8でハニカム板状材3と支柱2とを強固に連結
するので、頑丈な外構を構築できる。
【0023】上述の如く構成された外構材1の施工は、
自立させた状態で配置され、各座板10の挿通孔10a
へ挿通したアンカーボルト(図示省略)にナツトを緊締
して行われる。複数枚の外構材1で塀等を構築するとき
には、隣接する外構材1,1の支柱2,2どうしをボル
ト又は連結具(図示省略)で連結して施工する。
【0024】(第2の実施の形態)図3及び図4は第2
の実施の形態を示すものであり、図3は中間省略した側
面断面図、図4は図3のB−B線に沿つて断面し且つ中
間省略した平面図である。
【0025】この外構材11は、対峙するように配置し
二枚の合成樹脂製のハニカム板状材3,3と、ハニカム
板状材3,3の間の両側に配置してハニカム板状材3,
3に連結した支柱2,2と、支柱2,2の上端どうし及
び下方寄りどうしを連結する上下の横連結材9,9と、
表面側となる一方のハニカム板状材3に接着剤で接着し
た板材4と、裏面側となる他方のハニカム板状材3の上
半域に接着剤で接着した板材14と、板材4及び板材1
4に対して接着剤で接着した化粧材であるタイル5,1
5と、板材4の上縁面及びハニカム板状材3,3の上端
面に亘つて接着剤で接着した化粧材である役物タイル1
6とからなる。
【0026】上記支柱2、横連結材9、ハニカム板状材
3、板材4及び接着剤の夫々は、前記第1の実施の形態
と同様のものが用いられる。板材14は、板材4と同様
なものが用いられる。
【0027】前記一方のハニカム板状材3と支柱2との
連結は、前記第1の実施の形態と同様のL字状の連結片
7及びボルト8,8が用いられる。また、他方のハニカ
ム板状材3と支柱2との連結は、接着剤による接着又は
L字状の連結片7及びボルト8,8による連結で行われ
る。
【0028】外構材11は、二枚のハニカム板状材3,
3を対峙してあるため、軽量で且つ剛性の大きなものと
なり、施工性がよい。
【0029】上述の如く構成された外構材11の施工
は、自立させた状態で配置され、各座板10の挿通孔1
0aへ挿通したアンカーボルト(図示省略)にナツトを
緊締して行われる。複数枚の外構材11で花壇を構築す
るときには、隣接する外構材11,11の支柱2,2ど
うしをボルト又は連結具(図示省略)で連結して花壇周
囲を形成し、裏面側のハニカム板状材3の表面のうち、
化粧材であるタイル15を貼着しない部分3aで土圧を
受けるように施工する。外構材11は、ハニカム板状材
3のうち人目に付かない土圧を受ける部分3aにタイル
を貼着しないので、無駄なタイルを用いることがなくコ
ストの低減が図れる。
【0030】(その他の実施の形態)前記外構材1及び
11は、平板状のハニカム板状材3を用いて構成してあ
るが、これに限定するものではなく、図示は省略した
が、彎曲状に形成したハニカム板状材3や平面図状態が
L状に形成したハニカム板状材3を用いて構成すること
も可能である。更に、前記ハニカム板状材3は、両表面
に多数の凹部6が設けられたものに限定するものではな
く、図示は省略しだか、両表面に開口する6角形状等の
貫通孔を多数形成したものを用いることも可能である。
【0031】前記外構材1及び11において、化粧材で
あるタイル5,15,16を省略することも、更にタイ
ル5,15,16及び板材4,14を省略することも可
能である。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の本発明に係る外構材は、
合成樹脂製のハニカム板状材で平面的広がりを形成する
ことができるため、従来のコンクリート製のものに比べ
て軽量にでき、現場における施工コストの低減が図れ
る。
【0033】請求項2記載の本発明に係る外構材は、二
枚のハニカム板状材を対峙してあるため、軽量で且つ剛
性の大きなものとなる。
【0034】請求項3記載の本発明に係る外構材は、予
め化粧板を貼着してあるため、現場において表面仕上げ
を行う必要がなくなり、現場における施工コストの低減
が図れる。
【0035】請求項4記載の本発明に係る外構材は、人
目に付く部分のみに化粧板を貼着することができるた
め、無駄な化粧板を用いることがなくなり、コストの低
減が図れる。
【0036】請求項5記載の本発明に係る外構材は、ハ
ニカム板状材の剛性が大きく且つ両表面に貫通しないた
め、表裏が完全に遮断された頑丈な外構を構築できる。
【0037】請求項6記載の本発明にあつては、支柱と
ハニカム板状材とを強固に連結してあるため、頑丈な外
構を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外構材の第1の実施形態を示すも
のであり、中間省略した背面図である。
【図2】図1のA−A線に沿つて拡大断面し且つ中間省
略した平面図である。
【図3】本発明に係る外構材の第2の実施形態を示すも
のであり、中間省略した側面断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿つて断面し且つ中間省略し
た平面図である。
【符号の説明】
2…支柱 3…ハニカム板状材 5,15…化粧材 6…開口部 8…充填材 8…ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 一馬 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 岩田 清 岐阜県加茂郡八百津町野上1542番地の15 株式会社カタヤマユニット内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のハニカム板状材と、このハ
    ニカム板状材に連結した支柱とからなることを特徴とす
    る外構材。
  2. 【請求項2】 前記ハニカム板状材の二枚を対峙するよ
    うに配置し、二枚のハニカム板状材の間に前記支柱を配
    置した請求項1記載の外構材。
  3. 【請求項3】 前記ハニカム板状材の表面に化粧材を貼
    着した請求項1又は2記載の外構材。
  4. 【請求項4】 前記ハニカム板状材の表面のうち、前記
    化粧材を貼着しない部分で土圧を受けるようにした花壇
    構築に用いる請求項3記載の外構材。
  5. 【請求項5】 前記ハニカム板状材が、その両表面に有
    底の開口部を開設したものである請求項1,2,3又は
    4記載の外構材。
  6. 【請求項6】 前記ハニカム板状材の開口部に充填材を
    充填し、この充填材に連結したボルトを用いて前記ハニ
    カム板状材を前記支柱に連結した請求項1,2,3,4
    又は5記載の外構材。
JP26073196A 1996-10-01 1996-10-01 外構材 Pending JPH10102830A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132061A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 三協立山株式会社 フェンス
CN113756545A (zh) * 2021-09-28 2021-12-07 江苏长青艾德利装饰材料有限公司 A形蜂窝板装饰线条

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