JP5034991B2 - 目地部材及び建築物 - Google Patents
目地部材及び建築物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5034991B2 JP5034991B2 JP2008026779A JP2008026779A JP5034991B2 JP 5034991 B2 JP5034991 B2 JP 5034991B2 JP 2008026779 A JP2008026779 A JP 2008026779A JP 2008026779 A JP2008026779 A JP 2008026779A JP 5034991 B2 JP5034991 B2 JP 5034991B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- vertical
- joint member
- joint
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
図11に示す建築物は、コンクリート310と、コンクリート310の壁面に凹設された台形形状の目地305と、複雑な外形形状の目地部材300とを備えている。また、目地部材300は、壁面下地材301と、止水シート302と、透水目地材303とを有している。
図1は、本発明の実施の形態に係る建築物の施工方法によって構築される建築物の躯体の概略的な構成を示す部分拡大断面図である。図2は、図1の線II−IIに沿う建築物躯体の正面図である。図3は、図2の線III−IIIに沿う建築物躯体の断面図である。
この建築物1は、地中から鉛直方向に立設する建築物躯体2を備える。図1や図2に示す建築物躯体2の壁面2aは、建築物躯体2の厚み方向に垂直な面であって、建築物1の外側表面である。
本実施の形態に係る目地部材は、コンクリートの壁面2aの水平方向に沿った水平目地11に配設される水平目地部材30と、2つの水平目地部材30,30間に配設される交差目地部材40と、コンクリートの壁面2aの鉛直方向に沿った鉛直目地10に配設される鉛直目地部材20とから構成されている。交差目地部材40も水平目地11に配設される。ここで、交差目地部材40は、図2に示すように、鉛直目地部材20,20間にも配設される。このため、交差目地部材40は、鉛直目地10にも配設される。そして、鉛直目地部材20及び水平目地部材30は、図2に示すように、交差目地部材40を介してつながった状態で建築物躯体2に埋設される。
図4は、図1に示す水平目地部材30の構成及び外観を示す斜視図である。
まず、水平EVAシート32を、水平目地11に応じた外形形状を有する金型に配置する。続いて、水平切欠部31bに対応する位置に、水平切欠部31bの形状に応じた外形形状(台形形状)を有する棒状部材(図示せず)を配置する。その後、棒状部材と水平EVAシート32との間に、水平基材31を構成するセメント系基材を流入させる。そして、セメント系基材の硬化に伴ってセメント系基材と棒状部材とが互いに固着する前に、棒状部材をセメント系基材から取り出す。このようにすることで、水平切欠部31bが形成された水平目地部材30を容易に準備(製造)することができる。取り出した棒状部材は再利用することができる。
図6は、図1に示す鉛直目地部材20の構成及び外観を示す斜視図である。
2 建築物躯体
2’ 躯体下部
2” 躯体上部
2a 壁面
10 鉛直目地
11 水平目地
20 鉛直目地部材
21 鉛直基材
21a,31a,41a 面
21b,41b’ 鉛直切欠部
21c,31c 端面
22 エチレン酢酸ビニル樹脂系シート(鉛直EVAシート)
30 水平目地部材
31,41 水平基材
31b,41b 水平切欠部
32,42 エチレン酢酸ビニル樹脂系シート(水平EVAシート)
40 交差目地部材
41c,41c’ 側面
100 取付部材
120 締結部材
140 接着部材
200 型枠
Claims (8)
- A コンクリートの壁面の水平方向に沿った水平目地に配設される水平目地部材であって、
前記水平目地に応じた外形形状を有する水平基材と、
前記水平基材の外形形状に沿って前記水平基材に配置されたエチレン酢酸ビニル樹脂系水平シートと、
前記エチレン酢酸ビニル樹脂系水平シートが配置された側とは反対側から前記水平基材に形成された、水平方向に沿った水平切欠部と、
を備えた水平目地部材と、
B 前記コンクリートの壁面の鉛直方向に沿った鉛直目地に配設される鉛直目地部材であって、
前記鉛直目地に応じた外形形状を有する鉛直基材と、
前記鉛直基材の外形形状に沿って前記鉛直基材に配置されたエチレン酢酸ビニル樹脂系鉛直シートと、
前記エチレン酢酸ビニル樹脂系鉛直シートが配置された側とは反対側から前記鉛直基材に形成され、鉛直方向に沿った第1鉛直切欠部と、
を備え、
前記水平目地部材は、
前記水平切欠部と連通するとともに前記第1鉛直切欠部と連通し、鉛直方向に沿った第2鉛直切欠部を備えた交差目地部材を備える、
ことを特徴とする目地部材。 - 前記水平目地部材は、
前記交差目地部材とは別の、他の水平目地部材を備え、
前記他の水平目地部材の前記水平切欠部は、前記交差目地部材の前記水平切欠部と連通する、
ことを特徴とする請求項1に記載の目地部材。 - 前記鉛直基材は前記コンクリート側に曲面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の目地部材。
- 前記水平目地部材の前記水平基材は前記コンクリート側に平面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の目地部材。
- 前記水平目地は、前記コンクリートを鉛直方向において打ち継いだときに形成される水平打継ぎ面に形成され、
前記水平目地部材の前記エチレン酢酸ビニル樹脂系水平シートは、前記水平目地部材の前記水平基材が有する複数の面のうち、前記水平打継ぎ面に対向する1つの面に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の目地部材。 - 前記交差目地部材は、前記鉛直目地部材の鉛直方向上下にある両端面のうちの一方の端面と面接触する平面であって、前記第1鉛直切欠部を前記第2鉛直切欠部に連通させるための平面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の目地部材。
- 前記水平目地部材及び前記鉛直目地部材は、前記コンクリートの壁面と同一平面を構成する面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の目地部材。
- A コンクリートの壁と、
B 前記コンクリートの壁面の水平方向に沿った水平目地に配設される水平目地部材であって、
前記水平目地に応じた外形形状を有する水平基材と、
前記水平基材の外形形状に沿って前記水平基材に配置されたエチレン酢酸ビニル樹脂系水平シートと、
前記エチレン酢酸ビニル樹脂系水平シートが配置された側とは反対側から前記水平基材に形成された、水平方向に沿った水平切欠部と、
を備えた水平目地部材と、
C 前記コンクリートの壁面の鉛直方向に沿った鉛直目地に配設される鉛直目地部材であって、
前記鉛直目地に応じた外形形状を有する鉛直基材と、
前記鉛直基材の外形形状に沿って前記鉛直基材に配置されたエチレン酢酸ビニル樹脂系鉛直シートと、
前記エチレン酢酸ビニル樹脂系鉛直シートが配置された側とは反対側から前記鉛直基材に形成され、鉛直方向に沿った第1鉛直切欠部と、
を備えた鉛直目地部材と、
を備え、
前記水平目地部材は、
前記水平切欠部と連通するとともに前記第1鉛直切欠部と連通し、鉛直方向に沿った第2鉛直切欠部を備えた交差目地部材を備える、
ことを特徴とする建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008026779A JP5034991B2 (ja) | 2008-02-06 | 2008-02-06 | 目地部材及び建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008026779A JP5034991B2 (ja) | 2008-02-06 | 2008-02-06 | 目地部材及び建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009185524A JP2009185524A (ja) | 2009-08-20 |
JP5034991B2 true JP5034991B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=41069030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008026779A Expired - Fee Related JP5034991B2 (ja) | 2008-02-06 | 2008-02-06 | 目地部材及び建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5034991B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6046531B2 (ja) * | 2013-03-21 | 2016-12-14 | 株式会社安藤・間 | 漏水防止方法及び漏水防止構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135613U (ja) * | 1981-02-19 | 1982-08-24 | ||
JPH0266242A (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-06 | Taisei Giken Kogyo Kk | 構築物用目地部材 |
JP5055998B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2012-10-24 | 株式会社大林組 | 目地部材、および建築物 |
-
2008
- 2008-02-06 JP JP2008026779A patent/JP5034991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009185524A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8745943B2 (en) | Composite insulated precast and tilt-up concrete structures | |
US20080104913A1 (en) | Lightweight Concrete Wall Panel With Metallic Studs | |
US20080222986A1 (en) | Exterior wall structure of a building | |
NO325695B1 (no) | Veggkonstruksjon, fremgangsmate for a fremstille en veggkonstruksjon og en formmontasje. | |
JPH1088703A (ja) | 発泡樹脂ブロック及びこれを用いたエクステリア構築物の構築ユニット | |
RU2335604C2 (ru) | Способ формирования многослойной стены | |
JP2010138614A (ja) | 型枠兼用パネル、それを用いたコンクリート壁の施工構造、及びその施工方法 | |
KR101407502B1 (ko) | 모듈러 건축물의 접합구조 및 그 접합시공방법 | |
JP5034991B2 (ja) | 目地部材及び建築物 | |
US10415236B2 (en) | Outer insulation integrated insulating block system easy to dry-finish and a construction method thereby | |
JP4796325B2 (ja) | 発泡性断熱体の型枠部材と改良されたセパレータを用いた鉄筋コンクリート構造物の施工方法 | |
WO2007061276A1 (es) | Sistema constructivo modular para la construcción de muros de concreto reforzado, utilizando cimbra perdible de concreto ligero | |
JP2010185187A (ja) | 外断熱工法および外断熱コンクリート壁 | |
JP5082493B2 (ja) | 防水パネル、および防水パネルを用いた壁の施工方法 | |
CN110284618B (zh) | 一种保温墙施工方法 | |
JP2009167778A (ja) | 外構塀 | |
KR20230046923A (ko) | 콘크리트 구조물의 단면 감소부재와 고정대의 구조 및 그 시공방법 | |
JP2007056485A (ja) | 内装用断熱パネルおよびそれを用いた天井の構築方法 | |
JP5034980B2 (ja) | 建築物の施工方法及び目地部材付き型枠 | |
ITRM20110632A1 (it) | Trave strutturale perfezionata, sistema strutturale utilizzante tale trave perfezionata e metodo di realizzazione. | |
KR20160027360A (ko) | 외단열 콘크리트 구조물의 시공방법 | |
JP2007198120A (ja) | 仕上げ下地材兼用打込型枠及びそれを用いたコンクリート躯体施工方法 | |
KR101456836B1 (ko) | 거푸집 겸용 건축구조물 내외장용 건축재 및 이를 이용한 건축구조물 시공 방법 | |
JP5034981B2 (ja) | 建築物の施工方法及び目地部材付き型枠 | |
JP7213150B2 (ja) | 支柱とコンクリート床版の固定方法及び擁壁の構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |