JPH10101251A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

Info

Publication number
JPH10101251A
JPH10101251A JP8277048A JP27704896A JPH10101251A JP H10101251 A JPH10101251 A JP H10101251A JP 8277048 A JP8277048 A JP 8277048A JP 27704896 A JP27704896 A JP 27704896A JP H10101251 A JPH10101251 A JP H10101251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
document
paper
auxiliary
paper feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8277048A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Nagato
宏泰 長門
Akiyoshi Jiyoudai
明儀 上代
Toru Murakami
亨 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP8277048A priority Critical patent/JPH10101251A/ja
Priority to US08/937,465 priority patent/US6070868A/en
Publication of JPH10101251A publication Critical patent/JPH10101251A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1116Bottom with means for changing geometry
    • B65H2405/11164Rear portion extensible in parallel to transport direction
    • B65H2405/111646Rear portion extensible in parallel to transport direction involving extension members pivotable around an axis parallel to bottom surface and perpendicular to transport direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/30Other features of supports for sheets
    • B65H2405/33Compartmented support
    • B65H2405/332Superposed compartments
    • B65H2405/3321Feed tray superposed to discharge tray

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿トレイの下方に排紙トレイが在り、原稿
トレイが主トレイと補助トレイとで構成されて折り畳み
可能な原稿搬送装置に於いて、原稿トレイから小サイズ
原稿を容易に取り出し得るようにする。主トレイと補助
トレイの境界部の段差や隙間に、排紙トレイへ排出され
る用紙が引っ掛かからないようにする。 【解決手段】 補助トレイ25の裏面に原稿搬送方向に沿
う突条部27が形成されており、折り畳まれた場合には原
稿が突条部27によって浮き上がり、開かれた場合には排
出される原稿の先端が突条部27によって排紙トレイへ案
内される原稿搬送装置。補助トレイの表面に主トレイと
の境界部に突設部29が形成されており、折り畳まれた場
合には排出される原稿の先端が突設部29によって排紙ト
レイへ案内され、開かれた場合には突設部29が主トレイ
21の裏面の対応位置に当接することで開き角度が所定角
度に保持される原稿搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿搬送装置に関
する。特に、給紙トレイ(原稿トレイ)の下方に排紙ト
レイが設けられており、そのさらに下方に原稿台ガラス
(例えば複写機の原稿台ガラス)が位置される原稿搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給紙トレイと排紙トレイとを上下方向に
略重なるように配置することで、給紙トレイが側方へ張
り出さないようにして、狭いスペースに設置できるよう
にした原稿搬送装置が提供されている。かかる原稿搬送
装置では、給紙トレイの原稿を第1Uターン経路を通し
て反転して原稿台に給紙し、該原稿台上で露光走査等の
所定の処理を施した後、給紙時と同じ方向へ搬送して第
2Uターン経路を通して反転して前記給紙トレイの下方
位置の排紙トレイに排出している。
【0003】上述の原稿搬送装置では、給紙トレイと排
紙トレイとが上下方向に略重なるように配置されている
ため、排紙トレイの大部分が給紙トレイに覆われて略隠
されてしまって、排紙トレイ上の原稿を手で取り除き難
いという不具合がある。特に原稿が小サイズの場合に、
その困難さが増大する。このため、給紙トレイの原稿搬
送方向の長さを短くして排紙トレイの一部(第2Uター
ン寄りの部分)を露出させることにより、原稿を取り除
き易くすることが考えられる。しかし、単に給紙トレイ
の長さを短くするのみでは、給紙トレイに大サイズの原
稿を積載することができなくなるという別の不具合が生
ずる。
【0004】このため、給紙トレイを、原稿搬送方向の
所定部分(例えば略中央部分)で折り畳むことができる
ように構成し、小サイズ原稿の場合には上記所定部分で
折り畳むことで排紙トレイを露出して原稿除去を容易と
し、大サイズ原稿の場合には上記所定部分で開くことに
より該大サイズ原稿を積載できるようにした構造が提供
されている。換言すれば、先端側縁部が前記第1Uター
ン経路の入口に連続するように設けられた主トレイと、
該主トレイの後端側縁部に取り付けられて該主トレイの
上面に重ねるように折り畳み可能とされた補助トレイと
によって構成した給紙トレイが提供されている。なお、
先端とは原稿の搬送先の方向をいい、後端とはその逆の
方向をいうものとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】原稿セット時の操作性
や原稿搬送装置の大型化を防止する観点から、給紙トレ
イは肉薄に構成される傾向にある。このため、給紙トレ
イの表面に十分な凹凸を形成することが困難であり、そ
の結果、原稿サイズが給紙トレイより小さい場合には、
給紙トレイが撓み易いこともあって、給紙トレイにセッ
トした原稿を手作業で除去することが難しいという不具
合がある。この不具合を解決するために給紙トレイを細
分割して複数回折り畳むように構成することも考えられ
るが、その場合には、補助トレイの機構が複雑化するば
かりでなく、補助トレイの開閉操作も煩雑化するという
別の不具合が生ずる。
【0006】前述のように、給紙トレイを主トレイと補
助トレイとで構成して折り畳み得るように構成した場
合、折り畳み部分の裏面(下面)に段差や隙間が生じ
て、該段差や隙間に、前記第2Uターン経路を通って排
紙トレイへ排出される用紙の先端が引っ掛かり、折れ曲
がりや座屈、或いは破損等を生ずる場合がある。また、
折れ曲がりや座屈等が生じて排紙トレイ上の原稿が乱れ
た場合には、次に排出されて来る原稿のジャム等のトラ
ブルも生じ易くなる。なお、かかる不具合は、排紙トレ
イへ原稿が排出される際に、上方へカールしている場合
に頻繁に生ずる。
【0007】本発明は、主トレイと補助トレイとに折り
畳み可能に分割された給紙トレイに於いて、給紙トレイ
が薄肉に構成されている場合でも、補助トレイの分割数
を増加させることなく、給紙トレイにセットされた小サ
イズの原稿を手作業で容易に取り出し得るようにするこ
とを目的とする。また、排紙トレイに排出される原稿の
先端が、主トレイと補助トレイとの段差部分に引っ掛か
って折れ曲がりや座屈等のトラブルが生じないようにす
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙トレイの
原稿を第1Uターン経路を通して前記給紙トレイの下方
に位置する原稿台に給紙した後に同方向へ搬送して第2
Uターン経路を通して前記給紙トレイの下方で且つ前記
原稿台の上方に位置する排紙トレイに回収する原稿搬送
装置に於いて、前記給紙トレイは、先端側縁部が前記第
1Uターン経路の入口に連続するように設けられた主ト
レイと、該主トレイの後端側縁部に取り付けられて該主
トレイの上面に重ねるように折り畳み可能である補助ト
レイとを有し、前記補助トレイの裏面には原稿搬送方向
に沿う突条部(1又は2以上の突条部)が形成され、前
記補助トレイが折り畳まれた場合には該補助トレイの裏
面上に載置される原稿が該裏面から前記突条部によって
浮き上がり、前記補助トレイが開かれた場合には前記第
2Uターン経路から排出される原稿の先端が前記突条部
によって前記排紙トレイへ案内される、原稿搬送装置で
ある。
【0009】また、本発明は、給紙トレイの原稿を第1
Uターン経路を通して前記給紙トレイの下方に位置する
原稿台に給紙した後、同方向へ搬送して第2Uターン経
路を通して前記給紙トレイの下方で且つ前記原稿台の上
方に位置する排紙トレイに回収する原稿搬送装置に於い
て、前記給紙トレイは、先端側縁部が前記第1Uターン
経路の入口に連続するように設けられた主トレイと、該
主トレイの後端側縁部に取り付けられて該主トレイの上
面に重ねるように折り畳み可能である補助トレイとを有
し、前記補助トレイの表面には該補助トレイが前記主ト
レイに取り付けられる側の端部に突設部が形成され、前
記補助トレイが折り畳まれた場合には前記第2Uターン
経路から排出される原稿の先端が前記突設部によって前
記排紙トレイへ案内され、前記補助トレイが開かれた場
合には前記突設部が主トレイの裏面の対応位置に当接す
ることで該補助トレイの開き角度が所定角度に保持され
る原稿搬送装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の具
体的な実施の形態を説明する。 (1)全体構成 図1は用紙給送装置の全体構成を示し、(a)は上面
図、(b)は正面図である。図示の用紙給送装置は、い
わゆる原稿自動給送装置(ADF:Auto Document Fied
er)である。即ち、原稿トレイ20に画像面を上向きにし
て積載された原稿中から最下層の原稿を給紙ローラ34
(第1給紙ローラ;図3参照)により順に捌き出して、
第1Uターン経路を構成するガイド31等により案内し
て、中間ローラ32(図3参照)を介して用紙給送装置の
直下に在る不図示の原稿台ガラス(例えば複写機の原稿
台ガラス)上に位置決めして停止させる。次に、該原稿
台ガラス上に於いて露光走査(所定の処理)が終了する
と、上述の給送時と同じ方向(原稿台ガラス上を図中左
方へ移動する方向)へ搬送し、該搬送方向の終端寄り
(図中左寄り)の位置にガイド33等を用いて構成されて
いる第2Uターン経路を通して、排紙トレイ35上に排出
するものである。
【0011】ここで、排紙トレイ35は、用紙給送装置の
上面部であって第2Uターン経路の出口33a に続く位置
(図の左方寄りの位置)に設けられている。この排紙ト
レイ35の位置は、また、原稿トレイ20の下方の位置でも
ある。このように、原稿トレイ20の下方に排紙トレイ35
を設け、その下方に原稿台ガラス(所定の処理を施すた
めの部材)を位置せしめるとともに、前述の第1及び第
2Uターン経路を通して原稿を反転して給送するように
構成することで、原稿トレイ20が本原稿自動給送装置本
体の側方から張り出すことを防止している。即ち、狭い
位置であっても本原稿自動給送装置を設置できるように
構成している。
【0012】(2)手差し給紙機構 図2の(a)は図1の原稿給送装置の初段の機構を構成
する給紙装置の手差し給紙機構の付近を示す斜視図であ
り、(b)は(a)の要部を詳細に示す斜視図である。
また、図3は手差し給紙機構の構造を示す縦断面図であ
り、(a)は開閉扉11が閉じた状態、(b)は開いた状
態を示す。また、図4は手差し給紙機構の用紙ストッパ
17の付近を示し、(a)は開閉扉11が閉じて用紙ストッ
パ17が上方位置に在る場合を示す縦断面図、(b)は開
閉扉11が開いて用紙ストッパ17が下方へ押し下げられて
いる場合を示す縦断面図、(c)は用紙ストッパ17の付
勢機構を模式的に示す斜視図である。
【0013】図2〜図4に示す給紙装置は、通常の給紙
機構(原稿トレイ20の原稿を第1Uターン経路(以上、
図1参照)を介して中間ローラ32に送る機構)の他に、
手差し給紙機構を有する。手差し給紙機構は、手差しト
レイとして兼用される開閉扉11と、原稿給送装置本体内
に水平に軸支された手差し給紙ローラ(第2給紙ロー
ラ)12a,12b と、該手差し給紙ローラ12a,12b の直前位
置に設けられた用紙センサ19とを有する。この手差し給
紙機構では、普段は原稿給送装置の送り込み側の側壁を
構成している開閉扉11を、その下縁部11a の付近を回動
の軸芯として外側に開いて略水平とすることにより、手
差しトレイ11として使用する。この手差しトレイ11の上
面に用紙をセットすると、該セットした用紙の先端が前
記用紙センサ19により検出され、これにより制御手段が
手差し給紙駆動ローラ12b を駆動して、手差しトレイ11
上の用紙の給紙を実行させる。
【0014】本給紙装置では、前記開閉扉11を、前記手
差し給紙従動ローラ12a と同軸に軸支している。これ
は、前記手差しトレイ11にセットした用紙の先端を、手
差し給紙ローラ12a,12b のニップに確実に当接させて、
給紙動作を確実に実行させるためである。即ち、開閉扉
11と手差し給紙従動ローラ12a とを同軸にすると、手差
し給紙ローラ12a,12b のニップが手差しトレイ11の用紙
送り出し先の近傍に位置するようになり、その結果、該
手差しトレイ11にセットした用紙の先端が、手差し給紙
ローラ12a,12b のニップに当接し易くなるためである。
なお、12c は手差し給紙ローラカバーである。
【0015】また、本給紙装置では、開閉扉11と手差し
給紙従動ローラ12a とを上述の如く同軸に構成している
ため、開閉扉11の両端下縁部11a に丸みをつけるととも
に中央下縁部11b の下方に遊びを設けている。これは、
開閉扉11の開閉動作の全過程中に渡って、開閉扉11の両
端下縁部11a や中央下縁部11b が、用紙給送装置の下部
枠体13の上面と係合しないようにして、開閉動作に支障
をきたさないようにするためである。
【0016】また、本給紙装置では、開閉扉11の両端下
縁部11b の下方に上述の如く遊びを設けた結果、開閉扉
11の閉状態に於いて、該開閉扉11の両端下縁部11b と用
紙給送装置の下枠体13の上面13a の対応部分との間に微
小な間隙15が存在する。この間隙15は、用紙を受け入れ
るのに十分な厚さを有する。このため、該間隙15に誤っ
て用紙を供給して用紙センサ19により検出されてしまう
ことがないように、本給紙装置では、用紙センサ19の直
前位置に、用紙ストッパ17を設けている。ここで、直前
位置とは、用紙搬送方向での手前側の近傍位置をいう。
【0017】用紙ストッパ17は、図4に示すように、コ
イルスプリング16により上方へ付勢されている。即ち、
下端部を用紙給送装置本体の下枠体13に取り付けられた
コイルスプリング16の上端部が、用紙ストッパ17の脚部
17a の下端部17b に取り付けられており、該脚部17a の
下端から下方へ延設された突出部17c が、コイルスプリ
ング16内に進入されている。
【0018】一方、開閉扉11の外面(開状態での下面)
には、図2に示すように、押下部11c が設けられてい
る。この押下部11c は、開閉扉11が開かれる際に用紙ス
トッパ17の上端部17d に当接して用紙ストッパ17をコイ
ルスプリング16の付勢力に抗して押し下げるための部位
である。なお、押下部11c としては、開閉扉11の外面を
そのまま用いることもできる。
【0019】このように構成されているため、開閉扉11
が開かれて手差し給紙トレイとして使用される場合に
は、用紙ストッパ17は、開閉扉11の外面の押下部11c に
より下方へ押し下げられて、図4の(b)に示す退避状
態となる。また、開閉扉11が閉じられて用紙給送装置本
体の側壁となる場合には、用紙ストッパ17は、コイルス
プリング16の付勢力で押し上げられて、図4の(a)に
示す状態、即ち、前記隙間15からの用紙の進入を防止し
て、用紙が用紙センサ19のレバーを倒してしまうことを
防止する状態となる。
【0020】(3)原稿トレイ20 図5の(a)は図1の原稿給送装置の用紙トレイ20を示
す斜視図、(b)は用紙トレイ20の主トレイ21の上面に
補助トレイ25が折り畳まれた様子を示す要部斜視図であ
る。また、図6は図5の用紙トレイ20を示す縦断面図で
あり、(a)は補助トレイ25を開いた状態、(b)は
(a)の要部拡大図、(c)は閉じた状態を各々示す。
また、図7は図5の用紙トレイ20の要部を示す縦断面図
であり、(a)は補助トレイ25を閉じた状態、(b)は
開いた状態を示す。また、(c)は主トレイ21の幅方向
中央部分(斜線部)の先端部が(a)や(b)より短く
形成された場合に於いて補助トレイ25を開いた状態を示
す。
【0021】図5〜図7に示す原稿トレイ20は、主トレ
イ21と、該主トレイ21の後端側縁部21a 付近に於いて該
主トレイ21に対して折り畳み可能に取り付けられている
補助トレイ25とを有する。このように、主トレイ21と補
助トレイ25とに原稿トレイ20を分割して構成することに
より、折り畳み時の原稿トレイ20の面積を小さくするこ
とができるため、その下方位置の排紙トレイ35内の原稿
を、手で取り出し易くなるという効果がある。なお、上
記に於いて、先端とは原稿の搬送先の方向(図中、右
方)をいい、後端とはその逆の方向(図中、左方)をい
う。
【0022】上記主トレイ21は、先端側縁部21b が前記
ガイド31等で構成される第1Uターン経路の入口31a に
連続するようにして、原稿搬送装置本体に一体に取り付
けられている。この主トレイ21は、先端側は上記第1U
ターン経路の入口31a と略同等の幅に形成されている
が、後端寄りの部位は、斜め部21c を経て徐々に幅狭と
なるように形成されている。
【0023】補助トレイ25は、主トレイ21の後端側縁部
21a の幅方向両端から各々突出された突出ピン21d,21d
を、補助トレイ25の対応位置に各々設けられた受孔板25
d,25d に挿入することにより、該受孔板25d,25d と上記
突出ピン21d,21d とを介して主トレイ21によって回動可
能に軸支されており、これにより、主トレイ21の上面側
に折り畳み可能とされている。
【0024】補助トレイ25の回動可能角度、即ち、最大
開き角度は、補助トレイ25の表面(補助トレイ25を開い
た場合に上方を向く面)の先端側縁部に幅方向に一列に
配列されている複数個のリブ(突設部)29,29,,,が、主
トレイ21の裏面の後端側縁部の対応部位に設けられてい
る突条部21e に、図6の(b)や図7の(b)に示すよ
うに当接することによって規制される。本原稿トレイ20
の場合、補助トレイ25の最大開き角度が165°となる
ように、上記リブ29,29,,,と上記突条部21e とが設けら
れている。なお、リブ29の個数は幅方向の略中央部に1
個のみ設ける場合や、幅方向両端に各々1個づつ設ける
場合や、3個以上を好ましくは等間隔に設ける場合を当
然に含み、任意であり、また、幅方向に延びる1個の突
条部によってリブ29を代替することも可能である。
【0025】補助トレイ25が折り畳まれた場合、上記リ
ブ29,29,,,は、前記第2Uターン経路の出口33a から排
出される原稿の先端を案内して、前記排紙トレイ35へ確
実に回収する機能を奏する。即ち、原稿の先端が上方に
カールするように第2Uターン経路の出口33a から排出
された場合でも、該原稿先端は、リブ29,29,,,の下面に
当接することによって下方へ向きを変えるため、確実に
排紙トレイ35へ回収される。この機能は、リブ29,29,,,
が、前述の主トレイ21の裏面の後端側縁部の突条部21e
や、主トレイ21と補助トレイ25との連結部付近に生じ得
る隙間(主トレイ21や補助トレイ25の形状によっては、
補助トレイ25が折り畳まれた状態で隙間が生ずる;図7
の(c)参照)の前方に位置しており、これらを原稿先
端から隠しているために、可能となるものである。
【0026】また、補助トレイ25の裏面(補助トレイ25
を閉じた場合に上方を向く面)の幅方向略中央部には、
原稿搬送方向に沿うリブ(突条部)27が形成されてい
る。このリブ27は、補助トレイ25が折り畳まれて主トレ
イ21と一体で用いられる場合には、該補助トレイ25の裏
面上に積載される原稿を、該裏面の他の部位(リブ27以
外の部位)から浮き上がらせる機能を奏する。このた
め、トレイ21,25 の上に積載された原稿を手で取り出し
難い場合でも、上記浮き上がりで生じた隙間に指を入れ
ることで、容易に取り出すことができるという効果があ
る。
【0027】また、補助トレイ25が開かれた場合には、
前記第2Uターン経路の出口33a から排出される原稿の
先端を案内して、前記排紙トレイ35へ確実に回収する機
能を奏する。即ち、原稿の先端が上方にカールするよう
に第2Uターン経路の出口33a から排出された場合で
も、リブ29,29,,,の場合と同様に、該原稿先端はリブ27
の下面に当接することにより下方へ向きを変えるため、
確実に排紙トレイ35へ回収される。さらに、リブ27は突
条に形成されているため、原稿先端を案内する際の原稿
との接触面積が、リブ27が無い場合よりも小さくなる。
このため、摩擦抵抗も小さくなって、上述の回収がより
容易になるという効果がある。
【0028】
【発明の効果】本発明では、補助トレイの裏面に原稿搬
送方向に沿う1又は2以上の突条部が形成されており、
補助トレイが折り畳まれた場合にはその裏面上に載置さ
れる原稿が該裏面から前記突条部によって浮き上がるた
め、小サイズの原稿であっても給紙トレイから手作業で
容易に取り出すことができる。また、補助トレイが開か
れた場合には第2Uターン経路から排出される原稿の先
端が前記突条部によって排紙トレイへ案内されるため、
原稿が主トレイと補助トレイとの境界部の段差や隙間に
引っ掛かって折れ曲がったり座屈したりすることを防止
できる。
【0029】また、本発明では、補助トレイの表面に該
補助トレイが主トレイに取り付けられる側の端部に突設
部が形成されており、補助トレイが折り畳まれた場合に
は前記第2Uターン経路から排出される原稿の先端が前
記突設部によって前記排紙トレイへ案内されるため、原
稿が主トレイと補助トレイとの境界部の段差や隙間に引
っ掛かって折れ曲がったり座屈したりすることを防止で
きる。また、補助トレイが開かれた場合には前記突設部
が主トレイの裏面の対応位置に当接することにより該補
助トレイの開き角度を所定角度に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙給送装置の上面図(a)と、正面図
(b)。
【図2】図1の用紙給送装置の初段の機構を構成する給
紙装置の一部分の概略を示す斜視図(a)と、その要部
を示す斜視図(b)。
【図3】図2の給紙装置の要部縦断面図であり、(a)
は開閉扉11の閉状態、(b)は開状態を各々示す。
【図4】図2の給紙装置の用紙ストッパ17の動作説明図
であり、(a)は用紙ストッパ17が上方位置にある場
合、(b)は下方位置に押し下げられた場合、(c)は
用紙ストッパ17の付勢機構を各々示す。
【図5】図1の用紙給送装置の用紙トレイ20を示す斜視
図(a)と、用紙トレイ20の主トレイ21の上面に補助ト
レイ25が折り畳まれた様子を示す要部斜視図(b)。
【図6】図5の用紙トレイ20を示す縦断面図であり、
(a)は補助トレイ25を開いた状態、(b)は(a)の
要部拡大図、(c)は閉じた状態を各々示す。
【図7】図5の用紙トレイ20の要部を示す縦断面図であ
り、(a)は補助トレイ25を閉じた状態、(b)は開い
た状態を示す。また、(c)は主トレイ21の幅方向中央
部分(斜線部)の先端部が(a)や(b)より短く形成
された場合に於いて補助トレイ25を開いた状態を示す。
【符号の説明】
11 開閉扉 13 用紙給送装置本体の下枠体 15 隙間 17 用紙ストッパ 20 用紙トレイ(原稿トレイ) 21 主トレイ 25 補助トレイ 27 リブ 29 リブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙トレイの原稿を第1Uターン経路を
    通して前記給紙トレイの下方に位置する原稿台に給紙し
    た後、同方向へ搬送して第2Uターン経路を通して前記
    給紙トレイの下方で且つ前記原稿台の上方に位置する排
    紙トレイに回収する原稿搬送装置に於いて、 前記給紙トレイは、先端側縁部が前記第1Uターン経路
    の入口に連続するように設けられた主トレイと、該主ト
    レイの後端側縁部に取り付けられて該主トレイの上面に
    重ねるように折り畳み可能である補助トレイとを有し、 前記補助トレイの裏面には原稿搬送方向に沿う突条部が
    形成され、 前記補助トレイが折り畳まれた場合には該補助トレイの
    裏面上に載置される原稿が該裏面から前記突条部によっ
    て浮き上がり、 前記補助トレイが開かれた場合には前記第2Uターン経
    路から排出される原稿の先端が前記突条部によって前記
    排紙トレイへ案内される、 原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 給紙トレイの原稿を第1Uターン経路を
    通して前記給紙トレイの下方に位置する原稿台に給紙し
    た後、同方向へ搬送して第2Uターン経路を通して前記
    給紙トレイの下方で且つ前記原稿台の上方に位置する排
    紙トレイに回収する原稿搬送装置に於いて、 前記給紙トレイは、先端側縁部が前記第1Uターン経路
    の入口に連続するように設けられた主トレイと、該主ト
    レイの後端側縁部に取り付けられて該主トレイの上面に
    重ねるように折り畳み可能である補助トレイとを有し、 前記補助トレイの表面には該補助トレイが前記主トレイ
    に取り付けられる側の端部に突設部が形成され、 前記補助トレイが折り畳まれた場合には前記第2Uター
    ン経路から排出される原稿の先端が前記突設部によって
    前記排紙トレイへ案内され、 前記補助トレイが開かれた場合には前記突設部が主トレ
    イの裏面の対応位置に当接することで該補助トレイの開
    き角度が所定角度に保持される、 原稿搬送装置。
JP8277048A 1996-09-27 1996-09-27 原稿搬送装置 Pending JPH10101251A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8277048A JPH10101251A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 原稿搬送装置
US08/937,465 US6070868A (en) 1996-09-27 1997-09-25 Space saving document transport device having extendable feed tray

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8277048A JPH10101251A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 原稿搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10101251A true JPH10101251A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17578068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8277048A Pending JPH10101251A (ja) 1996-09-27 1996-09-27 原稿搬送装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6070868A (ja)
JP (1) JPH10101251A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104555501A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 虹光精密工业股份有限公司 馈纸式事务机

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000128367A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Matsushita Graphic Communication Systems Inc 給紙トレーおよびこれを備えた画像記録装置
JP2001072309A (ja) * 1999-09-01 2001-03-21 Fujitsu Ltd 像形成装置及び媒体排出装置
JP3077841U (ja) * 2000-11-21 2001-06-08 船井電機株式会社 給紙装置および用紙トレイ
JP3713469B2 (ja) * 2002-03-28 2005-11-09 ニスカ株式会社 シート送り装置及び画像読取装置
US7641190B2 (en) * 2002-07-12 2010-01-05 Oki Data Corporation Medium tray and image recording apparatus using the same
JP4117222B2 (ja) 2003-06-10 2008-07-16 株式会社沖データ 媒体スタッカ装置及び印刷装置
JP2005187118A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4417281B2 (ja) * 2005-03-18 2010-02-17 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US7431279B2 (en) * 2005-06-30 2008-10-07 Budelsky Stephen A Media support for an imaging apparatus
JP4900929B2 (ja) * 2006-09-14 2012-03-21 キヤノン電子株式会社 排紙トレイ、シート材搬送装置、画像読取装置、画像形成装置
US20090025753A1 (en) * 2007-07-24 2009-01-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic Apparatus And Contamination Removal Or Prevention Method
JP5579587B2 (ja) * 2010-12-16 2014-08-27 ブラザー工業株式会社 画像読取装置
JP6589427B2 (ja) 2014-09-30 2019-10-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US9527318B2 (en) * 2014-09-30 2016-12-27 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332569A (en) * 1976-09-08 1978-03-27 Hitachi Ltd Automatic paper feeder
JPS60244719A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給紙カセツト
JPH0617175B2 (ja) * 1985-07-19 1994-03-09 キヤノン株式会社 カツトシ−ト供給装置
JP2766764B2 (ja) * 1992-05-19 1998-06-18 キヤノン株式会社 給送装置
JP3202315B2 (ja) * 1992-03-31 2001-08-27 株式会社リコー シート使用装置のトレイ
US5367370A (en) * 1992-06-11 1994-11-22 Mita Industrial Co., Ltd. Mounting apparatus for a document-placing table on an image forming machine document feeder
JPH069066A (ja) * 1992-06-24 1994-01-18 Ricoh Co Ltd シート使用装置の給紙トレイ
JPH0632467A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Ricoh Co Ltd 用紙カセット
JPH0680294A (ja) * 1992-08-31 1994-03-22 Minolta Camera Co Ltd 被記録媒体の搬送装置
US5832356A (en) * 1995-10-20 1998-11-03 Mita Industrial Co., Ltd. Automatic paper feeder with a tray and tray driver that rotates the tray based upon operating conditions of the feeder

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104555501A (zh) * 2013-10-14 2015-04-29 虹光精密工业股份有限公司 馈纸式事务机

Also Published As

Publication number Publication date
US6070868A (en) 2000-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4447764B2 (ja) シート給送装置及びこれを備えた画像読取装置
JPH10101251A (ja) 原稿搬送装置
US6695303B2 (en) Paper feeder for an image forming apparatus
JP3366597B2 (ja) 用紙後端規制部材
JP7214506B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US5377966A (en) Automatic document feeder
US7406293B2 (en) Sheet post-process apparatus and waiting tray
JP3337978B2 (ja) 用紙搬送装置
JP3810864B2 (ja) 給紙装置
JPH10101250A (ja) 給紙装置
JPH06219581A (ja) シート供給装置
KR200172313Y1 (ko) 전자사진프로세서의수동급지카세트장치
JPH08290835A (ja) 自動原稿送り装置およびそれを備えた画像形成装置
JP3332710B2 (ja) シート集積装置及び画像形成装置
JP3621301B2 (ja) 給紙装置
JPH11143156A (ja) 画像形成装置
JP3963725B2 (ja) 原稿搬送装置及び複合機
JP3291267B2 (ja) 用紙搬送装置
JPH023184B2 (ja)
JPH10198096A (ja) ロール紙ユニット及びそれを備えた画像形成装置
JPH0242679Y2 (ja)
JP3629202B2 (ja) シート送り装置及び画像読取装置
JP2004196463A (ja) プリンタ
JP5039102B2 (ja) 画像形成装置
JP2832913B2 (ja) 自動原稿搬送装置