JPH10100896A - リニア式シャトルシステム - Google Patents

リニア式シャトルシステム

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JPH10100896A
JPH10100896A JP24579996A JP24579996A JPH10100896A JP H10100896 A JPH10100896 A JP H10100896A JP 24579996 A JP24579996 A JP 24579996A JP 24579996 A JP24579996 A JP 24579996A JP H10100896 A JPH10100896 A JP H10100896A
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JP
Japan
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vehicle
guide
proximity switch
detected
track
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24579996A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takahashi
晋 高橋
Shinichi Fushimi
真一 伏見
Freedman Darin
ダリン・フリードマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
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Publication of JPH10100896A publication Critical patent/JPH10100896A/ja
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリエンコーダや近接スイッチを備えた
リニア式シャトルシステムを提供すること。 【解決手段】 ロータリエンコーダ25,26をガイド
タイヤ7,8に設け、また近接スイッチ31を一方のガ
イドタイヤ7に設けるとともに被検出板30を駅舎内の
一方のガイドレール9に設け、また被検出板33を他方
のガイドタイヤ8に設けるとともに近接スイッチ32を
他方のガイドレール10に設け、近接スイッチ31およ
び被検出板30によって車両のドアゾーンを検出するよ
うにし、近接スイッチ32および被検出板33によって
車両の位置を検出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行速度,
走行距離,ドアゾーンを検出するセンサを備えたリニア
式シャトルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】高度化,複雑化した都市空間、例えば空
港内,ビジネスパーク,ショッピングセンター,リゾー
ト施設等においては、低騒音,低振動であって、安全性
を備えた短距離用の交通機関が求められている。このよ
うな要望に応えたものとして、図6に示すようにリニア
モータ式エレベータを水平方向に応用したリニアシャト
ルがある。
【0003】リニアシャトルの車台101には、軌道を
走行させるための車輪が設けられておらず、代わりに車
両を軌道から浮上させるための空気パッド102が設け
られている。空気パッド102から軌道に空気を噴出す
ると、車両は浮上して軌道との間に薄い空気膜が形成さ
れ、この車両は水平方向に滑らかに走行可能となる。
【0004】そこで、車両はリニアモータによって走行
させることとしている。すなわち、車台101の底面に
リニアモータの一次側(図示せず)を設け、軌道にはリ
ニアモータの二次側103を設けている。車台101の
両側端には、車両を軌道に沿って走行させるためのガイ
ドタイヤ104が設けられている。このガイドタイヤ1
04は軌道の側端に設けられたガイドレール(図示せ
ず)上を転動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両の運転
を管理,制御するためには、車両の走行速度や走行距離
の情報、また現在位置やドアゾーンの情報等が必要であ
る。そのために、車両には走行速度、走行距離を検出す
るためのロータリエンコーダや現在位置,ドアゾーンを
検出するための近接スイッチが必要であった。
【0006】本発明は、ロータリエンコーダや近接スイ
ッチを備えた、リニア式シャトルシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、空気パッドによって浮上
させられる車両と、この浮上する車両を走行させるリニ
アモータと、車両を案内するために軌道両側端に設けら
れた一対のガイドレールと、車両の両側部に設けられて
ガイドレール上を転動する一対のガイドタイヤと、車両
の走行速度および走行距離を検出するためのロータリエ
ンコーダと、第1,第2近接スイッチおよびこれに検出
される第1,第2被検出板とを備え、ロータリエンコー
ダをガイドタイヤに設け、また第1近接スイッチを一方
のガイドタイヤに設けるとともに第1被検出板を駅舎内
の一方のガイドレールに設け、また第2被検出板を他方
のガイドタイヤに設けるとともに第2近接スイッチを他
方のガイドレールに設け、第1近接スイッチおよび第1
被検出板によって車両のドアゾーンを検出するように
し、第2近接スイッチおよび第2被検出板によって車両
の位置を検出するようにした構成としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1ないし図5は本発明に係るリニア式シャト
ルシステムの一実施例を示す図である。
【0009】図5において、符号1はリニアシャトルの
車両であり、このリニアシャトルの車両1は軽合金属製
の車台2にガラス繊維強化プラスチック(FRP)製の
車体3を設けたものである。このため車両1は従来の交
通機関に用いられている車両に比べて非常に軽くなって
いる。そこで、車台2に設けられた空気パッド4から軌
道5へ向けて空気が噴出されると、軽い車両1は軌道5
から浮上させられる。
【0010】車台2の底面側には、リニアモータの一次
側6aが設けられ、軌道5にはリニアモータの二次側6
bが設けられている。車両1が軌道5から浮上して、こ
の車両1と軌道5との間に薄い空気膜が形成されたとき
に、前記リニアモータ6a,6bが駆動されると、車両
1は水平方向に滑らかに走行する。
【0011】図1に示すように、車台2の左右両側部に
は、ガイドタイヤ7,8が水平方向に向けて設けられて
おり、このガイドタイヤ7,8は軌道5の両端に配設さ
れたガイドレール9,10に接触している。車両1が走
行するときには、ガイドタイヤ7,8はガイドレール
9,10上を転動し、このガイドレール9,10によっ
て車両1は案内される。
【0012】図2および図3に示すように、車台2の左
右両側部にはそれぞれ水平方向に支持アーム11,12
が設けられており、この支持アーム11,12には水平
方向に揺動可能な揺動アーム13,14が取り付けられ
ている。揺動アーム13,14の先端には、水平方向を
向いたガイドタイヤ7,8が支軸15,16を介して設
けられている。ガイドタイヤ7,8は、軌道5の両端に
配設されたH型鋼からなるガイドレール9,10の内側
部9a,10aに接触している。
【0013】また、揺動アーム13,14の先端には、
支持ブラケット17,18を介して補助ローラ19,2
0が取り付けられ、この補助ローラ19,20はガイド
タイヤ17,18がパンクしたときに、安全のためにガ
イドレール9,10の内側部9a,10aに接触するよ
うなっている。支持ブラケット17,18と車台2の左
右両側部との間には、圧縮スプリングを有するアブソー
バ21,22が設けられ、このアブソーバ21,22は
ガイドタイヤ7,8をガイドレール9,10に常時接触
するように押圧している。
【0014】また、揺動アーム13,14には補助ブラ
ケット23,24を介してロータリエンコーダ25,2
6が設けられ、このロータリエンコーダ25,26とガ
イドタイヤ7,8との間にはベルト27,28が掛けら
れている。車両1が走行すると、ガイドタイヤ7,8は
ガイドレール9,10上を転動するが、このときの回転
がベルト27,28を介してロータリエンコーダ25,
26に伝達され、ロータリエンコーダ25,26は車両
1の走行速度や走行距離を検出する。
【0015】ガイドレール9の外側部9bには、ブラケ
ット29を介して金属製の被検出板30が水平方向に取
り付けられている。また、支持ブラケット17には近接
スイッチ31が取り付けられ、この近接スイッチ31は
被検出板30に近づくとこれを検出し、この検出した信
号は車両1内に設けられたコントローラ(図示せず)へ
出力される。
【0016】ガイドレール10の外側部10bには近接
スイッチ32が設けられ、この近接スイッチ32は支持
ブラケット18に設けられた金属製の被検出板33に近
づくとこれを検出し、検出した信号はシャトルシステム
全体を管理する指令室のメインコントローラ(図示せ
ず)へ出力される。
【0017】図4に示すように、ガイドレール9側の被
検出板30は駅舎34内に車両1のドアゾーンを示すた
めに設けられており、車両1側の近接スイッチ31によ
ってこの被検出板30を検出すると、この信号が車両の
コントローラへ出力される。車両1のコントローラは車
両1がドアゾーン位置にあると判断して、車両1のドア
(図示せず)を開けさせる。
【0018】また、ガイドレール10側の複数の近接ス
イッチ32は、駅舎34内および軌道5の一定距離の地
点に設けられており、駅舎34内の近接スイッチ32が
車両1側の被検出板33を検出すると、この信号は指令
室のメインコントローラへ出力され、このメインコント
ローラは車両1が駅舎34内に位置していることを確認
する。次に、軌道5の一定距離の地点に設けられた近接
スイッチ32が車両側の被検出板33を検出すると、メ
インコントローラは車両1の現在位置を確認する。
【0019】ガイドタイヤ7,8側に設けられているロ
ータリエンコーダ25,26によって、車両1の走行速
度や走行距離を検出しているが、このロータリエンコー
ダ25,26で検出した前記走行速度や走行距離は誤差
が生じるために、前記近接スイッチ31,32からの情
報によってこれを補正している。
【0020】一方、近接スイッチ31,32が被検出板
30,33を検出するには、この被検出板30,33と
近接スイッチ31,32との間を約25mm以内にしな
ければならない。ここで、ガイドタイヤ7,8は、車両
1が軌道5を真直ぐに走行中や、分岐点を曲がるときに
も、ガイドレール9,10に常に接触しているものであ
る。このため、ガイドタイヤ7,8とガイドレール9,
10との間は、車両1がどの地点を走行していても常に
一定の間隔に保持されていることになる。ここで、近接
スイッチ31,被検出板33はガイドタイヤ7,8側
に、また近接スイッチ32,被検出板30はガイドレー
ル9,10側に設けられているので、近接スイッチ3
1,32と被検出板30,33との間は常時約25mm
以内に保持されている。したがって、車両1が軌道5の
どの地点を走行していても、近接スイッチ31,32は
被検出板30,33を確実に検出することができる。
【0021】また、ロータリエンコーダ25,26はガ
イドタイヤ7,8に設けたので、このロータリエンコー
ダ25,26を作動させるための回転部材を他に設ける
必要はない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータリエンコーダをガイドタイヤに設け、また第1近
接スイッチを一方のガイドタイヤに設けるとともに第1
被検出板を駅舎内の一方のガイドレールに設け、また第
2被検出板を他方のガイドタイヤに設けるとともに第2
近接スイッチを他方のガイドレールに設け、第1近接ス
イッチおよび第1被検出板によって車両のドアゾーンを
検出するようにし、第2近接スイッチおよび第2被検出
板によって車両の位置を検出するようにしたので、車両
が軌道のどの地点を走行していても、第1,第2近接ス
イッチは第1,第2被検出板を確実に検出することがで
きる。また、ロータリエンコーダを作動させるための回
転部材を他に設ける必要はないので、コストの低減を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニア式シャトルシステムの一実
施例を示す平面図。
【図2】図1中A矢視側部分平面図。
【図3】図1中A矢視側部分正面図。
【図4】軌道や駅舎を示す概略平面図。
【図5】この車両の斜視図。
【図6】従来の車両の斜視図。
【符号の説明】 1…車両、2…車台、3…車体、4…空気パッド、5…
軌道、7,8…ガイドタイヤ、9,10…ガイドレー
ル、25,26…ロータリエンコーダ、21,32…近
接スイッチ、30,33…被検出板。
フロントページの続き (72)発明者 伏見 真一 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内 (72)発明者 ダリン・フリードマン 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気パッドによって浮上させられる車両
    と、この浮上する車両を走行させるリニアモータと、車
    両を案内するために軌道両側端に設けられた一対のガイ
    ドレールと、車両の両側部に設けられてガイドレール上
    を転動する一対のガイドタイヤと、車両の走行速度およ
    び走行距離を検出するためのロータリエンコーダと、第
    1,第2近接スイッチおよびこれに検出される第1,第
    2被検出板とを備え、ロータリエンコーダをガイドタイ
    ヤに設け、また第1近接スイッチを一方のガイドタイヤ
    に設けるとともに第1被検出板を駅舎内の一方のガイド
    レールに設け、また第2被検出板を他方のガイドタイヤ
    に設けるとともに第2近接スイッチを他方のガイドレー
    ルに設け、第1近接スイッチおよび第1被検出板によっ
    て車両のドアゾーンを検出するようにし、第2近接スイ
    ッチおよび第2被検出板によって車両の位置を検出する
    ようにしたことを特徴とするリニア式シャトルシステ
    ム。
JP24579996A 1996-09-18 1996-09-18 リニア式シャトルシステム Withdrawn JPH10100896A (ja)

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JP24579996A JPH10100896A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 リニア式シャトルシステム

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JPH10100896A true JPH10100896A (ja) 1998-04-21

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JP24579996A Withdrawn JPH10100896A (ja) 1996-09-18 1996-09-18 リニア式シャトルシステム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031202