JPH10100443A - インクジェット記録装置及び記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及び記録方法

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JPH10100443A
JPH10100443A JP25916296A JP25916296A JPH10100443A JP H10100443 A JPH10100443 A JP H10100443A JP 25916296 A JP25916296 A JP 25916296A JP 25916296 A JP25916296 A JP 25916296A JP H10100443 A JPH10100443 A JP H10100443A
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JP
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ink
ink jet
head
jet head
inkjet
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JP25916296A
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Makoto Akahira
誠 赤平
Satoshi Wada
聡 和田
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Canon Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/08Embodiments of or processes related to ink-jet heads dealing with thermal variations, e.g. cooling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/09Ink jet technology used for manufacturing optical filters

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  • Ink Jet (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッドの温度上昇を極力低減させることができ
るインクジェットプリント装置を提供する。 【解決手段】インクジェットヘッド120a,120b,
120cにより被記録部材に対してインクを吐出して被
記録部材上に記録を行うインクジェット記録装置であっ
て、インクジェットヘッドに対して気体を放出してイン
クジェットを冷却する冷却パイプ122a,122b,1
22cと、インクジェットヘッドがインクを吐出してい
ない状態のときに、冷却パイプによりインクジェットヘ
ッドを冷却させる制御回路とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドにより被記録部材に対してインクを吐出して前記被
記録部材上に記録を行うインクジェット記録装置及びイ
ンクジェット記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの発達、
特に携帯用のパーソナルコンピュータの発達に伴い、液
晶ディスプレイ、とりわけカラー液晶ディスプレイの需
要が増加する傾向にある。しかしながら、更なる普及の
ためには液晶ディスプレイのコストダウンが必要であ
り、特にコスト的に比重の高いカラーフィルタのコスト
ダウンに対する要求が高まっている。従来から、カラー
フィルタの要求特性を満足しつつ上記の要求に応えるべ
く種々の方法が試みられいるが、いまだ全ての要求特性
を満足する方法は確立されていない。以下にそれぞれの
方法を説明する。
【0003】第1の方法は顔料分散法である。この方法
は、基板上に顔料を分散した感光性樹脂層を形成し、こ
れをパターニングすることにより単色のパターンを得
る。さらにこの工程を3回繰り返すことにより、R,
G,Bのカラーフィルタ層を形成する。
【0004】第2の方法は、染色法である。染色法は、
ガラス基板上に染色用の材料である水溶性高分子材料を
塗布し、これをフォトリソグラフィー工程により所望の
形状にパターニングした後、得られたパターンを染色浴
に浸漬して着色されたパターンを得る。これを3回繰り
返すことによりR,G,Bのカラーフィルタ層を得る。
【0005】第3の方法としては電着法がある。この方
法は、基板上に透明電極をパターニングし、顔料、樹
脂、電解液等の入った電着塗装液に浸漬して第1の色を
電着する。この工程を3回繰り返してR,G,Bを塗り
分けた後、樹脂を熱硬化させることにより表色層を形成
するものである。
【0006】第4の方法としては、印刷法がある。この
方法は熱硬化型の樹脂に顔料を分散させ、印刷を3回繰
り返すことによりR,G,Bを塗り分けた後、樹脂を熱
硬化させることにより着色層を形成するものである。ま
た、いずれの方法においても着色層上に保護層を形成す
るのが一般的である。
【0007】これらの方法に共通している点は、R,
G,Bの3色を着色するために同一の工程を3回繰り返
す必要があり、コスト高になることである。また工程が
多いほど歩留まりが低下するという問題点を有してい
る。さらに、電着法においては、形成可能なパターン形
状が限定されるため、現状の技術ではTFT方式のカラ
ー液晶ディスプレイには適用が難しい。また、印刷法
は、解像性、平滑性が悪いためファインピッチのパター
ンは形成が難しい。
【0008】これらの欠点を補うべく、特開昭59−7
5205号公報、特開昭63−235901号公報、特
開昭63−294503号公報、あるいは、特開平1−
217320号公報等には、インクジェット方式を用い
てカラーフィルタを製造する方法が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようなインクジェ
ット方式の1つとして、インクを熱エネルギーにより膜
沸騰させて気泡を生じさせ、その気泡の体積膨張により
インクを押し出して吐出する所謂バブルジェット方式と
呼ばれる方法がある。インクジェットヘッドにこのよう
なバブルジェット方式を用いた場合、発生する熱エネル
ギーによりヘッドの温度が上昇する。このような温度上
昇は、ヘッドを熱膨張させて、インクの吐出ノズルの位
置ズレを引き起こす原因となる。特に最近では、多数の
ノズルを並べた長尺状のヘッドを用い、そのノズルの並
び方向と略直交する方向にヘッドを走査し、一度に多数
の画素列を着色する方法が用いられる様になってきてお
り、ヘッドの長手方向の伸びによるノズルの位置ズレは
重要な問題となってきている。
【0010】また、このような問題は、カラーフィルタ
の製造に限らず、通常のプリント装置などでも発生す
る。
【0011】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、ヘッドの温度上昇を極
力低減させることができるインクジェット記録装置及び
記録方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるインクジェット
記録装置は、インクジェットヘッドにより被記録部材に
対してインクを吐出して前記被記録部材上に記録を行う
インクジェット記録装置であって、前記インクジェット
ヘッドに対して気体を放出して該インクジェットを冷却
する冷却手段と、前記インクジェットヘッドがインクを
吐出していない状態のときに、前記冷却手段により前記
インクジェットヘッドを冷却させる制御手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0013】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記インクジェットヘッドは、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
ー発生体を備えていることを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記インクジェットヘッドの温度を検
出する温度センサをさらに具備し、前記制御手段は、前
記温度センサが前記インクジェットヘッドが所定温度以
上となったことを検出したときに前記インクジェットヘ
ッドのインク吐出動作を停止させ、前記冷却手段により
前記インクジェットヘッドを冷却させることを特徴とし
ている。
【0015】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記インクジェットヘッドの吐出状態
を回復する回復手段をさらに具備し、前記制御手段は、
前記回復手段による吐出回復の動作中に、前記冷却手段
を動作させることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記制御手段は、前記吐出回復の動作
中の前記インクジェットヘッドがキャッピングされてい
る状態において前記冷却手段を動作させることを特徴と
している。
【0017】また、この発明に係わるインクジェット記
録装置において、前記インクジェットヘッドにより、カ
ラーフィルタ基板にインクを吐出して各画素を着色し、
カラーフィルタを製造することを特徴としている。
【0018】また、本発明に係わるインクジェット記録
方法は、インクジェットヘッドにより被記録部材に対し
てインクを吐出して前記被記録部材上に記録を行うイン
クジェット記録方法であって、前記インクジェットヘッ
ドがインクを吐出していない状態のときに、前記インク
ジェットヘッドに対して気体を放出して冷却することを
特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、前記インクジェットヘッドは、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
ー発生体を備えていることを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、前記インクジェットヘッドの温度を検
出する温度センサが前記インクジェットヘッドが所定温
度以上となったことを検出したときに前記インクジェッ
トヘッドのインク吐出動作を停止させ、前記インクジェ
ットヘッドの冷却を行うことを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、前記インクジェットヘッドの吐出状態
を回復する回復手段による吐出回復の動作中に、前記イ
ンクジェットヘッドの冷却を行うことを特徴としてい
る。
【0022】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、前記吐出回復の動作中の前記インクジ
ェットヘッドがキャッピングされている状態において前
記冷却を行うことを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わるインクジェット記
録方法において、前記インクジェットヘッドにより、カ
ラーフィルタ基板にインクを吐出して各画素を着色し、
カラーフィルタを製造することを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0025】本実施形態においては、基板1として一般
にガラス基板が用いられるが、液晶用カラーフィルタと
しての透明性、機械的強度等の必要特性を有するもので
あればガラス基板に限定されるものではない。
【0026】図1は、カラーフィルタの製造工程の例を
示した図である。
【0027】図1(a)は、光透過部7と遮光部である
ブラックマトリクス2を備えたガラス基板1を示す。ま
ず、ブラックマトリクス2の形成された基板1上に光照
射又は光照射と加熱により硬化可能であり且つインク受
容性を有する樹脂組成物を塗布し、必要に応じてプリベ
ークを行って樹脂層3’を形成する(図1(b))。樹
脂層3’の形成には、スピンコート、ロールコート、バ
ーコート、スプレーコート、ディップコート等の塗布方
法を用いることができ、特に限定されるものではない。
【0028】次に、ブラックマトリクス2により遮光さ
れる部分の樹脂層をフォトマスク4’を使用して予めパ
ターン露光を行うことにより樹脂層の一部を硬化させて
インクを吸収しない部位5’(非着色部位)を形成し
(図1(c))、その後インクジェットヘッドを用いて
R、G、Bの各色を一度に着色し(図1(d))、必要
に応じてインクの乾燥を行う。
【0029】パターン露光の際に使用されるフォトマス
ク4’としては、ブラックマトリクスによる遮光部分を
硬化させるための開口部を有するものを使用する。この
際、ブラックマトリクスに接する部分での着色剤の色抜
けを防止するために、比較的多くのインクを付与するこ
とが必要である。そのためにブラックマトリクスの(遮
光)幅よりも狭い開口部を有するマスクを用いることが
好ましい。
【0030】着色に用いるインクとしては、染料系、顔
料系共に用いることが可能であり、また液状インク、ソ
リッドインク共に使用可能である。
【0031】本発明で使用する硬化可能な樹脂組成物と
しては、インク受容性を有し、且つ光照射又は光照射と
加熱の少なくとも一方の処理により硬化し得るものであ
ればいずれでも使用可能であり、樹脂としては例えばア
クリル系樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの
セルロース誘導体あるいはその変性物等が挙げられる。
【0032】これらの樹脂を光あるいは光と熱により架
橋反応を進行させるために光開始剤(架橋剤)を用いる
ことも可能である。光開始剤としては、重クロム酸塩、
ビスアジド化合物、ラジカル系開始剤、カチオン系開始
剤、アニオン系開始剤等が使用可能である。またこれら
の光開始剤を混合して、あるいは他の増感剤と組み合わ
せて使用することもできる。更にオニウム塩などの光酸
発生剤を架橋剤として併用することも可能である。な
お、架橋反応をより進行させるために光照射の後に熱処
理を施してもよい。
【0033】これらの組成物を含む樹脂層は、非常に耐
熱性、耐水性等に優れており、後工程における高温ある
いは洗浄工程に十分耐え得るものである。
【0034】本発明で使用するインクジェット方式とし
ては、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いた
バブルジェットタイプ、あるいは圧電素子を用いたピエ
ゾジェットタイプ等が使用可能であり、着色面積及び着
色パターンは任意に設定することができる。
【0035】また、本例では基板上にブラックマトリク
スが形成された例を示しているが、ブラックマトリクス
は、硬化可能な樹脂組成物層を形成後、あるいは着色後
に樹脂層上に形成されたものであっても特に問題はな
く、その形態は本例に限定されるものではない。また、
その形成方法としては、基板上にスパッタもしくは蒸着
により金属薄膜を形成し、フォトリソ工程によりパター
ニングすることが好ましいが、これに限定されるもので
はない。
【0036】次いで光照射のみ、熱処理のみ、又は光照
射及び熱処理を行って硬化可能な樹脂組成物を硬化させ
(図1(e))、必要に応じて保護層8を形成(図1
(f)する。なお、図中hνは光の強度を示し、熱処理
の場合は、hνの光の代わりに熱を加える。保護層8と
しては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは光熱併用
タイプの第2の樹脂組成物を用いて形成するか、あるい
は無機材料を用いて蒸着またはスパッタによって形成す
ることができ、カラーフィルタとした場合の透明性を有
し、その後のITO形成プロセス、配向膜形成プロセス
等に十分耐えうるものであれば使用可能である。
【0037】図2に、本実施形態によるカラーフィルタ
を組み込んだTFT(Thin Film Transistor)カラー液晶
パネルの断面を示す。なお、その形態は本例に限定され
るものではない。
【0038】カラー液晶パネルは、一般的にカラーフィ
ルタ基板1と対向基板254を合わせこみ、液晶化合物
252を封入することにより形成される。液晶パネルの
一方の基板254の内側に、TFT(Thin Film Transis
tor)(不図示)と透明な画素電極253がマトリックス
状に形成される。また、もう一方の基板1の内側には、
画素電極に対向する位置にRGBの色材が配列するよう
カラーフィルタ10が設置され、その上に透明な対向電
極(共通電極)250が一面に形成される。ブラックマ
トリクス2は、通常カラーフィルタ基板1側に形成され
る。さらに、両基板の面内には配向膜251が形成され
ており、これをラビング処理することにより液晶分子を
一定方向に配列させることができる。また、それぞれの
ガラス基板の外側には偏光板255が接着されており、
液晶化合物252は、これらのガラス基板の間隙(2〜
5μm程度)に充填される。また、バックライトとして
は蛍光灯(不図示)と散乱板(不図示)の組み合わせが
一般的に用いられており、液晶化合物をバックライト光
の透過率を変化させる光シャッターとして機能させるこ
とにより表示を行う。
【0039】次に、図3は、本実施形態のカラーフィル
タ製造装置により製造されたカラーフィルタのカラーパ
ターンの一例を示す図である。夫々R,G,Bのインク
により着色された着色部が一つの画素であり、ほぼ長方
形をしている。一つの画素の長手方向をX方向、X方向
と直角な方向をY方向とすると、一つの画素の大きさ
は、全て同じで、150μm×60μmであり、X方向
のピッチが300μm、Y方向のピッチが100μmで
ある。そして、X方向には同じ色の画素が一直線に配列
され、Y方向には隣り合う画素の色が異なるようにそれ
ぞれの画素が配列されている。また、この図で示すパタ
ーンは、図1(a)の工程で作成されたブラックマトリ
クスのパターンに相当する。
【0040】画素の個数は、X方向に480個、Y方向
に1920個(各色640個)で、図4に示すように、
カラーフィルタの画面の大きさは、144mm×192
mmで、対角線の長さが240mmの9.4インチサイ
ズの液晶パネル用に対応している。
【0041】次に、図5は図4に示したカラーフィルタ
を製造するための製造装置の構成を示した図である。
【0042】図5において、製造装置20は、不図示の
架台上に載置され、図中X方向及びY方向に移動可能な
XYテーブル22と、このXYテーブル22の上方に不
図示の支持部材を介して架台上に固定されたインクジェ
ットヘッドIJHを備えている。XYテーブル22上に
は、既に前述した方法によりブラックマトリクス2及び
樹脂組成物層3が形成されたガラス基板1が載置され
る。インクジェットヘッドIJHには、赤色のインクを
吐出する赤色ヘッド120aと、緑色のインクを吐出す
る緑色ヘッド120bと、青色のインクを吐出する青色
ヘッド120cが具えられており、これらの各ヘッド1
20a,120b,120cは夫々独立にインクを吐出
することができるように構成されている。そして、各ヘ
ッド120a,120b,120cには、図7に示す拡大
図にも示されている様に、夫々のヘッドに空気をあてて
冷却するためのエア噴出パイプ122a,122b,12
2cが配置されている。このエア噴出パイプ122a,
122b,122cから各ヘッドに向けて空気を噴出す
ることにより各ヘッドの冷却を行う。エア噴出パイプ1
22a,122b,122cは、エア噴出ポンプP(図1
1参照)に接続されている。なお、冷却用の空気は、各
ヘッドの側面全体に噴出することが好ましいが、特にイ
ンクジェットヘッドのインクを加熱するヒータの存在す
る位置を重点的に冷却することも有効である。また、各
ヘッド120a,120b,120cには、図11のブロ
ック図に示す様に温度センサ124a,124b,124
cが設けられており、各ヘッドの温度を常時モニター出
来るようになされている。
【0043】また、XYテーブル22の端部には、イン
クジェットヘッドIJHの、回復動作を行うための回復
ユニット30が設けられ、XYテーブル22に対して、
XZ方向に移動可能なように配置されている。
【0044】この回復ユニット30は、インクジェット
ヘッドIJHのノズルのつまりを防止し、また、インク
ジェットヘッドIJHのノズル面についたインク滴や、
ゴミを拭き取って、インクの吐出を常に正常に行なうよ
うにする役割と、ノズル面についたゴミがガラス基板に
着色中に落ちて、不良となることを防止する役割を果た
すもので、詳細は後述する。
【0045】次に、本実施形態の製造方法を適用した場
合のカラーフィルタの着色工程を説明する。
【0046】まず、カラーフィルタ製造装置20のXY
テーブル22上にガラス基板1をセットする。そして、
しかるべく位置決めを行った後、ガラス基板1のカラー
フィルタ形成領域(着色領域)をインクジェットヘッド
IJHの直下に移動させ、インクジェットヘッドIJH
とガラス基板1をXYステージ22により相対的に走査
させながらインクを吐出し、カラーフィルタの各画素の
着色を実行する。この着色の工程において、インクジェ
ットヘッドIJHによる1回の走査が終了してインクの
吐出が終了するごとに、上述したエア噴出パイプ122
a,122b,122cから空気を噴出させて各ヘッド1
20a,120b,120cの冷却を行う。これにより各
ヘッドの温度が上昇してヘッドが膨張し、インク吐出ノ
ズルの位置がずれることを防止できる。また、上記の冷
却動作は、ヘッドに設けられた温度センサ124a,1
24b,124cが、各ヘッドが所定温度以上となった
ことを検出したときにも逐次インクの吐出を停止して行
われる。具体的には、アルミニウム合金製の長さ100
mm程度の長尺状のヘッドでは、ヘッドの温度が1°C
上昇すると、長手方向両端部のノズル間の間隔は2μm
程度長くなる。そして、ノズルのずれは5μm程度以下
に抑えないと画素間の混色が起こる可能性があるので、
上記の所定温度は、例えば2°C〜3°C程度に設定さ
れる。なお、インクの吐出時に冷却を行わないのは、イ
ンクを吐出しているときにヘッドに空気を吹き付ける
と、吹き付けられた空気が僅かながらもヘッドのノズル
面にまわり込み、インクの吐出が乱れたり、ノズル面の
乾燥による不吐出が生じたりするからである。また、1
枚のカラーフィルタを着色し終わるごとに回復ユニット
30によりヘッドの吐出回復が行われるが、ヘッドの冷
却は、この吐出回復の前に行われる。このようにすれ
ば、ヘッドの冷却により空気がノズル面を乾燥させたと
しても、続いて行われる回復動作によりインクの吐出回
復が行われるので、実際のカラーフィルタの着色時にノ
ズルのつまり等に起因するインクの吐出の乱れを防止す
ることが出来る。
【0047】次に、着色時のインクジェットヘッドIJ
Hのうちの赤色(R)のインクを吐出するヘッド120
aとガラス基板1の関係を示したものが図6である。
【0048】図6において、ヘッド120aは、例え
ば、70.5μm間隔でノズル313が並んでおり、こ
れを例えば100μm間隔でR、G、Bの各画素314
が順番に並んだカラーフィルタを着色するのに使用する
場合は、300μm間隔で並ぶ赤色の画素にノズルの位
置を合わせる必要がある。そのため、ヘッド120aの
ノズルを5ノズル置きに使用し、ヘッド120aを走査
方向に対してθ=31.7°傾けて使用する。このよう
にすれば、5ノズル置きのノズルが赤色の画素の真上に
きて、着色を行うことが出来る。このような関係は赤色
のヘッド120aだけでなく、他のヘッド120b,1
20cにも同様にあてはまるものである。
【0049】次に、図7は樹脂組成物層3にインクを吐
出するためのインクジェットヘッドIJHの構造を示す
図である。なお、3つのインクジェットヘッド120
a,120b,120cは夫々同一の構造に構成されてい
るので、図7はそれらのうちの1つを代表して示してい
る。
【0050】図7において、インクジェットヘッドIJ
Hは、インクを加熱するための複数のヒータ102が形
成された基板であるヒータボード104と、このヒータ
ボード104の上にかぶせられる天板106とから概略
構成されている。天板106には、複数のインク吐出口
108が形成されており、吐出口108の後方には、こ
の吐出口108に連結するトンネル状の液路110が形
成されている。各液路110は、隔壁112により隣の
液路と隔絶されている。各液路110は、その後方にお
いて1つのインク液室114に共通に接続されており、
インク液室114にはインク供給口117を介してイン
クが供給され、このインクはインク液室114から夫々
の液路110に供給される。
【0051】ヒータボード104と、天板106とは、
各液路110に対応した位置に各ヒータ102が来る様
に位置合わせされて図7のような状態に組み立てられ
る。図7においては、2つのヒータ102しか示されて
いないが、ヒータ102は、夫々の液路110に対応し
て1つずつ配置されている。そして、図12の様に組み
立てられた状態で、ヒータ102に所定の駆動パルスを
供給すると、ヒータ102上のインクが沸騰して気泡を
形成し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口10
8から押し出されて吐出される。
【0052】次に、図8は回復ユニット30とインクジ
ェットヘッド120a,120b,120の構成を示す斜
視図であり、図9は回復ユニットによるインクジェット
ヘッドの回復動作を示す側断面図であり、図10は回復
ユニットによるインクジェットヘッドのワイピング動作
を示す側断面図である。
【0053】図8乃至図10において、31a,31
b,31cはインクジェットヘッドIJHの、赤色ヘッ
ド120a、緑色ヘッド120b、青色ヘッド120c
にそれぞれ対応したキャップである。キャップ31a,
31b,31cは、インクジェットヘッド120a,1
20b,120cが、ガラス基板1にカラーフィルタの
着色動作を行わない時に、図19に示すようにそれぞれ
対応するインクジェットヘッド120a,120b,12
0cのノズル面をカバーすることによって、インクが吐
出不能になることを防止する。また、一定時間吐出する
ことを休止したインクジェットヘッド120a,120
b,120cが吐出を再開する時、前述したキャップ3
1a,31b,31cを用いた場合であっても、最初の
何発かは、インクの増粘の影響等によって、インクが吐
出しなかったり、まっすぐに吐出しないで曲がって吐出
してしまうといった、不吐出やヨレを発生することがあ
る。その場合一定以上のインクを吐出した後には、正常
状態に戻って、インクはまっすぐに吐出される。ガラス
基板1の着色中にこのようなことが起きてしまうと、画
素をインクで着色できなかったり、正しい位置にインク
が着弾しないこととなり、不良となってしまう。従っ
て、このような現象を避けるために、ガラス基板1を着
色する前にキャップ31a,31b,31c内に一定量の
インクを吐出させる、予備吐出を行う。
【0054】また、この予備吐出の動作は、本実施形態
では、キャップにより行うような構成としたが、それ以
外の部分に予備吐出専用の受け部分を設けて行っても良
い。
【0055】さらに、キャップ31a,31b,31c
は、各インクジェットヘッド120a,120b,120
cにインクを供給する側から、図示しないインク加圧モ
ータによって定期的にインクを加圧あるいは循環させ、
不吐出の原因となるノズル内にたまった泡やゴミをノズ
ル外に強制的に排出して、インクジェットヘッド120
a,120b,120cを常に正常な状態に保つための動
作(加圧回復動作)を行う時に、ノズルからインクを排
出しすぎてしまわないように、キャッピングし、また、
排出されたインクを受ける役割も果たしている。
【0056】32a,32b,32cはノズル面のワイ
ピング動作を行うブレード(ワイピング部材)であり、
例えばスポンジなどのように吸水性のあるものが好まし
い。ブレード32a,32b,32cは、図10に示す
ように、回復系ユニット30内のステージ33のX方向
の動作により、それぞれインクジェットヘッド120
a,120b,120cのノズル面についたインク滴や、
インクを吐出した際に発生するインクミストがノズル面
に付着したものを拭き取るためのものである。
【0057】次に、図11は、本実施形態のカラーフィ
ルタの製造装置の構成を示すブロック図である。
【0058】図11において、製造装置の全体動作を制
御するCPU50には、XYステージ22をXY方向に
駆動するためのX方向駆動モータ56及びY方向駆動モ
ータ58が、Xモータ駆動回路52及びYモータ駆動回
路54を介して接続されている。また、モータ駆動回路
を介して回復系ユニット30内のモータ37,40も接
続されている。
【0059】また、CPU50には、ヘッド駆動回路6
0を介してインクジェットヘッドIJHが接続されてい
る。インクジェットヘッドIJHの各ヘッド120a,
120b,120cには、それらの温度を検出する温度
センサ124a,124b,124cが設けられており、
これらの出力はCPU50に入力される。これらの温度
センサからの信号により、CPU50は各ヘッドの冷却
を行うタイミングを決定する。この決定されたタイミン
グでCPU50は、ポンプ駆動回路を介してエア噴出ポ
ンプPを駆動させ、エア噴出パイプ122a,122b,
122cから空気を噴出させてヘッドを冷却する。
【0060】さらにCPU50には、XYステージ22
の位置を検出するためのXエンコーダ62及びYエンコ
ーダ64が接続されており、XYステージ22の位置情
報が入力される。また、プログラムメモリ66内の制御
プログラムも入力される。CPU50は、この制御プロ
グラムとXエンコーダ62及びYエンコーダ64の位置
情報に基づいて、XYステージ22を移動させ、ガラス
基板1上の所望の格子枠(画素)をインクジェットヘッ
ドIJHの下方にもたらし、その画素内に所望の色のイ
ンクを吐出して着色することによってガラス基板1を着
色して行く。また、ガラス基板1の着色が1枚終了する
毎に、インクジェットヘッドIJHの真下に、XYステ
ージ22の端部に取り付けられた回復系ユニット30を
移動させて、ヘッドの吐出回復動作を行うと共に、モー
タ37,40によりブレード32a,32b,32cを
XZ方向に移動させてワイピング動作を行う。この動作
の前に、前述したヘッドの冷却動作を行う。また、キャ
ップ31a,31b,31cを移動させて、予備吐出動
作を行う。この間に図示しない基板搬送装置により、着
色し終わったガラス基板1と、着色前のガラス基板1を
交換する作業を行う。
【0061】なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能
である。
【0062】例えば、上記実施形態では、カラーフィル
タの製造装置に付いて説明したが、本発明はこれに限定
されることなく、インクジェットヘッドを用いたプリン
タ装置にも適用可能である。
【0063】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0064】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0065】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0066】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0067】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0068】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0069】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0070】以上説明した本発明実施形態においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化す
るものを用いても良く、使用記録信号付与時にインクが
液状をなすものであればよい。
【0071】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インクジェットヘッドに気体を吹き付けて冷却すること
により、インクジェットヘッドの温度上昇を抑制するこ
とが出来る。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルタの製造工程を説明する図であ
る。
【図2】実施形態の製造装置により製造されるカラーフ
ィルタをTFT液晶パネルに組み込んだときの構造を示
す断面図である。
【図3】実施形態の製造装置により製造されるカラーフ
ィルタのパターンを示す図である。
【図4】実施形態の製造装置により製造されるカラーフ
ィルタのTFT液晶パネルに組み込んだ時の表示部のサ
イズを示す図である。
【図5】カラーフィルタの製造装置の構成を示す斜視図
である。
【図6】カラーフィルタを着色するときの、インクジェ
ットヘッドと各画素の関係を示す図である。
【図7】インクジェットヘッドの構造を示す図である。
【図8】実施形態の製造装置の回復系ユニットの構成を
示す斜視図である。
【図9】回復系ユニットがキャッピングしている状態を
示す図である。
【図10】回復系ユニットがワイピングしている状態を
示す図である。
【図11】実施形態の製造装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ブラックマトリクス 3 樹脂組成物 4 マスク 5 親インク化されていない部分 6 親インク化された部分 7 インク 8 保護膜 22 XYステージ 30 回復系ユニット 31 キャップ 31 ブレード 108 吐出ノズル 120a インクジェットヘッド(R) 120b インクジェットヘッド(G) 120c インクジェットヘッド(B) IJH インクジェットヘッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドにより被記録部材
    に対してインクを吐出して前記被記録部材上に記録を行
    うインクジェット記録装置であって、 前記インクジェットヘッドに対して気体を放出して該イ
    ンクジェットを冷却する冷却手段と、 前記インクジェットヘッドがインクを吐出していない状
    態のときに、前記冷却手段により前記インクジェットヘ
    ッドを冷却させる制御手段とを具備することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イン
    クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
    発生体を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクジェットヘッドの温度を検出
    する温度センサをさらに具備し、前記制御手段は、前記
    温度センサが前記インクジェットヘッドが所定温度以上
    となったことを検出したときに前記インクジェットヘッ
    ドのインク吐出動作を停止させ、前記冷却手段により前
    記インクジェットヘッドを冷却させることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクジェットヘッドの吐出状態を
    回復する回復手段をさらに具備し、前記制御手段は、前
    記回復手段による吐出回復の動作中に、前記冷却手段を
    動作させることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記吐出回復の動作中
    の前記インクジェットヘッドがキャッピングされている
    状態において前記冷却手段を動作させることを特徴とす
    る請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インクジェットヘッドにより、カラ
    ーフィルタ基板にインクを吐出して各画素を着色し、カ
    ラーフィルタを製造することを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 インクジェットヘッドにより被記録部材
    に対してインクを吐出して前記被記録部材上に記録を行
    うインクジェット記録方法であって、 前記インクジェットヘッドがインクを吐出していない状
    態のときに、前記インクジェットヘッドに対して気体を
    放出して冷却することを特徴とするインクジェット記録
    方法。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イン
    クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
    発生体を備えていることを特徴とする請求項7に記載の
    インクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 前記インクジェットヘッドの温度を検出
    する温度センサが前記インクジェットヘッドが所定温度
    以上となったことを検出したときに前記インクジェット
    ヘッドのインク吐出動作を停止させ、前記インクジェッ
    トヘッドの冷却を行うことを特徴とする請求項7に記載
    のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 前記インクジェットヘッドの吐出状態
    を回復する回復手段による吐出回復の動作中に、前記イ
    ンクジェットヘッドの冷却を行うことを特徴とする請求
    項7に記載のインクジェット記録方法。
  11. 【請求項11】 前記吐出回復の動作中の前記インクジ
    ェットヘッドがキャッピングされている状態において前
    記冷却を行うことを特徴とする請求項10に記載のイン
    クジェット記録方法。
  12. 【請求項12】 前記インクジェットヘッドにより、カ
    ラーフィルタ基板にインクを吐出して各画素を着色し、
    カラーフィルタを製造することを特徴とする請求項7乃
    至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201383A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Seiko Epson Corp 液滴吐出装置及び液滴吐出ヘッドの冷却方法
CN102836793A (zh) * 2011-06-20 2012-12-26 株式会社东芝 螺旋涂敷装置以及螺旋涂敷方法
JP2015173113A (ja) * 2015-03-27 2015-10-01 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置の作製方法

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