JPH10100432A - インクタンク、インクジェット記録ユニット、およびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクタンク、インクジェット記録ユニット、およびインクジェット記録装置

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JPH10100432A
JPH10100432A JP26047396A JP26047396A JPH10100432A JP H10100432 A JPH10100432 A JP H10100432A JP 26047396 A JP26047396 A JP 26047396A JP 26047396 A JP26047396 A JP 26047396A JP H10100432 A JPH10100432 A JP H10100432A
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ink
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Junichi Yoshida
淳一 吉田
Katsuyuki Fujii
克幸 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクタンクを取り外す際にインクジェット
記録ユニットからのインクタンクの飛び出しを防止し、
インクタンクの着脱を円滑確実に行なうことのできるイ
ンクタンク、インクジェット記録ユニット、インクジェ
ット記録装置を提供する。 【解決手段】 インクタンク1がインクジェット記録ユ
ニット2に装着された状態で、反力発生部材28がイン
クタンク1の底面を常時押し上げており、この力を第1
の突起部11と弾性部材21の係合、および、凸部13
の斜面14と突出部23の当接で受けている。インクタ
ンク1を凸部13の上方でユーザが押圧すると、インク
タンク1は回動し、弾性部材21と第1の突起部11の
係合がはずれ、インクタンク1はインクジェット記録ユ
ニット2から飛び出そうとするが、第2の突起部12に
弾性部材21が係合し、インクタンク1を停止させて飛
び出しを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを吐出して
記録媒体に記録を行なうインクジェット方式の記録装置
に関するものであり、詳しくは記録用のインクを収容す
るインクタンク、このインクタンクを着脱自在に保持す
るインクジェット記録ユニット、およびこのインクジェ
ット記録ユニットを備えたインクジェット記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置におい
て、インクジェット記録ユニットに対してインクタンク
を着脱自在に位置決めする手段としては、弾性部材をイ
ンクタンクに設けておき、これに対応する係合部分をイ
ンクジェット記録ユニットに設け、両者を係合あるいは
係合の解除により、インクタンクの着脱操作を行なわせ
ている。
【0003】具体的な従来の技術としては、特開平8−
58107号公報に示されているように、インクタンク
に設けられた弾性を有するラッチレバーのラッチ爪と、
インクジェット記録ユニット側に設けられた係合穴との
嵌合により、インクタンクの固定を行ない、ラッチレバ
ーの解除によりインクタンクの取り外しを行なうことが
知られている。
【0004】ところが、この弾性部材を利用したインク
タンクの着脱においては、インクタンクの取り外しの際
に、弾性部材の弾性力が必要以上に働いてしまうことが
あり、その結果インクジェット記録ユニットよりインク
タンクが弾性力によって飛び出してしまうことがあっ
た。さらに使用済みのインクタンクがインクジェット記
録ユニットより飛び出してしまうとインクタンクのイン
ク供給口付近に残存付着していたインクが飛び散り、ユ
ーザや記録装置、記録媒体の汚染等を招くという問題が
あった。
【0005】また、装着時には、ラッチ爪と係合穴との
嵌合を行なわせる際には、ラッチレバーを押下してイン
クタンクを回動させるが、この時の回動の中心軸が定ま
らず、装着時のインクタンクの姿勢が安定しないため、
装着位置が微妙にズレてしまうなどの問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、インクタンクを取り外す際
に不必要にインクタンクを上昇させず、インクジェット
記録ユニットからインクタンクが飛び出すことを防止す
るとともに、インクタンクの着脱をスムースにしかも確
実に行なうことのできるインクタンク、インクジェット
記録ユニット、インクジェット記録装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インクジェット記録ユニットに対して着脱自在に保
持されるインクタンクにおいて、1側面に設けられた第
1の突起部と、該第1の突起部の下に配置された第2の
突起部を有することを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクタンクにおいて、前記第2の突起部の前記第1
の突起部側の面は、インクタンクの底面と平行でないこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、インクジェット
記録ユニットに対して着脱自在に保持されるインクタン
クにおいて、1側面に係止用の斜面が設けられた凸部を
有していることを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のインクタンクを着脱自在に保持するインクジ
ェット記録ユニットにおいて、前記インクタンクの底面
に当接し前記インクタンクの保持状態を開放するように
作用する反力発生部材と、前記インクタンクが装着され
た状態で該インクタンクの前記第1の突起部および前記
第2の突起部が設けられた側面と対向するように形成さ
れ前記第1の突起部または前記第2の突起部と係合する
弾性部材を有することを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のインクジェット記録ユニットにおいて、前記インクタ
ンクは底面にインクを外部に供給するための供給口を有
しており、前記反力発生部材が前記供給口と結合するイ
ンクの液体連通部材を兼ねていることを特徴とするもの
である。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項4に記載
のインクジェット記録ユニットにおいて、前記インクタ
ンクが装着された状態で該インクタンクの前記第1の突
起部および前記第2の突起部が設けられた側面と対向す
る面に、前記インクタンクの前記第1の突起部および前
記第2の突起部の幅よりも広く、かつ前記インクタンク
の幅よりも狭い間隔で、前記弾性部材の両側に複数本の
保護リブを設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項3に記載
のインクタンクを着脱自在に保持するインクジェット記
録ユニットにおいて、前記インクタンクの前記凸部に設
けられた前記斜面に当接する面が曲面で構成された突出
部を有することを特徴とするものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のインクジェット記録ユニットにおいて、前記突出部の
下部に、前記インクタンクの前記凸部の一面に当接する
第1のリブを設け、これと対向する面に前記インクタン
クの前記凸部が設けられた側面と反対側の側面に当接す
る第2のリブを設けたことを特徴とするものである。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項4ないし
8のいずれか1項に記載のインクジェット記録ユニット
において、前記インクタンクを前記インクジェット記録
ユニットに装着した際に前記インクタンクの底面に対し
て傾斜した第3のリブを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項4ない
し9のいずれか1項に記載のインクジェット記録ユニッ
トにおいて、前記インクタンクの前記凸部を有する側面
あるいは前記第1の突起部及び前記第2の突起部を有す
る側面と直交する側面に当接する第4のリブを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項11に記載の発明は、記録媒体の記
録面に沿って往復移動可能に支持されたキャリッジを有
するインクジェット記録装置において、請求項4ないし
10のいずれか1項に記載のインクジェット記録ユニッ
トを有することを特徴とするものである。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のインクジェット記録装置において、前記インクジ
ェット記録ユニットが前記キャリッジと一体化されてい
ることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のインクタンクの
実施の一形態を示す側面図である。図中、1はインクタ
ンク、11は第1の突起部、12は第2の突起部、13
は凸部、14は斜面、15は当接部、16は供給口、1
7は位置規制面、18は取っ手である。
【0020】インクタンク1には、図中の左側面に、第
1の突起部11と第2の突起部12からなる2段突起が
設けられている。第1の突起部11および第2の突起部
12は、それぞれ後述するインクジェット記録ユニット
の弾性部材と係合する。第1の突起部11は、インクタ
ンク1が装着された状態で弾性部材と係合し、インクタ
ンク1の装着状態を維持する。また、第2の突起部12
は、インクタンク1が取り外される際に一旦係合し、イ
ンクタンク1の飛び出しを防ぐ。第2の突起部12は、
このようにインクタンク1が完全には装着されていない
斜めの状態で弾性部材と係合するため、その上部は斜面
となっている。また、係合面を斜面とすることによって
係合部を滑りやすくし、よりスムースに係合を解除する
ことを可能としている。
【0021】第1の突起部11および第2の突起部12
が形成された左側面の反対側である図中の右側面には、
凸部13が設けられている。凸部13は、インクタンク
1が装着された際に後述するインクジェット記録ユニッ
トに設けられたリブと当接し、インクタンク1の装着位
置を決めるためのものである。また、その上部には斜面
14が形成されている。この斜面14と、後述するイン
クジェット記録ユニットに設けられた突出部とが当接
し、インクタンク1の装着時には回動の中心軸となる。
【0022】第1の突起部11および第2の突起部12
の上部には、当接部15が設けられている。この当接部
15はインクタンク1が装着された際に後述するインク
ジェット記録ユニットに設けられたリブと当接し、凸部
13とともにインクタンク1の装着位置を決めるための
ものである。ここでは凸状に形成しているが、平面等で
もよい。
【0023】位置規制面17は、第1の突起部11およ
び第2の突起部12が設けられた側面、および、凸部1
3が設けられた側面と直交する他の2側面であり、図1
における正面の面と、その反対側の面である。この位置
規制面17は、紙面の表裏方向の位置決めを行なうため
に用いられる。
【0024】なお、インクタンク1の底面には、記録ヘ
ッドへインクを供給するための供給口16が設けられて
いる。また、インクタンク1の着脱に便利なように、凸
部13が設けられた側面に取っ手18が設けられてい
る。
【0025】図2は、本発明のインクジェット記録ユニ
ットの実施の一形態における分解斜視図、図3は、同じ
く断面図である。図中、2はインクジェット記録ユニッ
ト、21は弾性部材、22は第1のリブ、23は突出
部、24は第2のリブ、25は保護リブ、26は第3の
リブ、27は第4のリブ、28は反力発生部材、31は
フィルタ、32はジョイントブロック、33はマニホー
ルド、34はヒートシンク、35はフェイスプレート、
36はプリント基板である。ここでは、インクジェット
記録ユニット2に2つのインクタンクを装着可能な構成
を示している。1つのインクタンクは、例えば黒インク
など、単色のインクのみを保持するものであり、もう1
つのインクタンクは複数色のインクを保持できるもので
あって、ここでは3色一体型のインクタンクが装着され
るものとしている。もちろん、1つのインクタンクのみ
が装着される構成や、3つ以上のインクタンクが装着さ
れる構成であってもよい。装着されるそれぞれのインク
タンクについて、以下の構成が備えられる。また、装着
されるインクタンクに収容されているインクの数は1や
3に限らず、2や4以上であってもよい。
【0026】インクジェット記録ユニット2には、第1
のリブ22、突出部23、第2のリブ24、保護リブ2
5、第3のリブ26、第4のリブ27等が形成されてい
る。第1のリブ22は、インクタンク1の凸部13の面
と当接する。また第2のリブ24は、インクタンク1の
当接部15と当接する。これにより、図3における左右
方向のインクタンク1の位置決めを行なう。突出部23
は、インクタンク1の凸部13の上部に設けられた斜面
14と当接する。突出部23の当接面は曲面で構成され
ており、斜面14と線状に接触する。そのため、インク
タンク1を装着する際の回動軸となり、円滑なインクタ
ンク1の回動を実現する。また、インクタンク1が装着
されている間、インクタンク1は反力発生部材28によ
る上方へ向かう力を受けているが、この突出部23とイ
ンクタンク1の凸部13の斜面14との当接と、後述す
る弾性部材21とによって、インクタンク1の装着状態
を維持している。
【0027】第3のリブ26は、インクタンク1が装着
された際に底面と対向する部分に設けられ、図3に示す
ように第1のリブ22側が低くなるように斜めに形成さ
れている。ユーザがインクタンク1を装着する際に、イ
ンクタンク1を斜めに挿入するが、この第3のリブ26
は、インクタンク1の斜めの状態を一定に保つ案内の役
目を果たし、ユーザによるインクタンク1の着脱操作状
態による影響を受けて、ガタツキ等によるインクタンク
の装着不良を起こす危険性を低下させている。また、イ
ンクタンク1を取り外す際には、インクタンク1の取っ
手18が設けられている側を押し込むことにより、イン
クタンク1は第3のリブ26の高い部分を支点にして回
動し、反力発生部材28による上方への力とともにイン
クタンク1の第1の突起部と弾性部材21の係止を解除
することができる。
【0028】第4のリブ27は、インクタンク1が装着
された際に、インクタンク1の位置規制面17に当接
し、インクタンク1の位置を規制して、インクジェット
記録ユニット2に対するインクタンク1のガタツキを防
止する。これにより、インクタンク1の供給口16との
接続部でのインク流路の連通を確実に行なうことができ
る。
【0029】また、インクジェット記録ユニット2には
各インクタンク1に対応して弾性部材21が設けられて
いる。弾性部材21は、その先端部でインクタンク1の
第1の突起部11あるいは第2の突起部12と係合する
ように構成されている。インクタンク1が装着された状
態では、弾性部材21は第1の突起部11と係合し、突
出部23とともにインクタンク1が反力発生部材28か
ら受ける上向きの力に対抗してインクタンク1の装着状
態を維持する。また、インクタンク1を取り外す際に
は、インクタンク1の凸部13が設けられている側を押
し込むことにより、インクタンク1が第3のリブ26の
高い部分を支点にして回動し、反力発生部材28による
上方への力とともにインクタンク1の第1の突起部と弾
性部材21の係止が解除する。しかし、弾性部材21の
弾性力によって、弾性部材21はインクタンク1の第2
の突起部12と係合する。これによって、インクタンク
1を取り外す際のインクタンク1の飛び出しを防止す
る。
【0030】保護リブ25は、弾性部材21の両側に、
インクタンク1の第1の突起部11および第2の突起部
12の幅よりも広く、インクタンク1の幅よりも狭い間
隔で複数本設けられ、弾性部材21と同等以上の高さに
設けられている。インクタンク1の装着時にインクタン
ク1の底面角部が直接弾性部材21に当接するのを防止
し、弾性部材21を角部で引っかけて折れ曲げるなどの
不具合の発生を予防している。
【0031】インクジェット記録ユニット2には、さら
に、フィルタ31、ジョイントブロック32、マニホー
ルド33、ヒートシンク34、フェイスプレート35な
どの組立体である記録ヘッド部や、記録ヘッド部と本体
とを電気的に接続するためのプリント基板36等が装着
される。
【0032】ジョイントブロック32には、インクタン
ク1に収容されているインクの色数に応じて、インクタ
ンク1と接続するためのインク導入部を有している。各
インク導入部には、フィルタ31および反力発生部材2
8が設けられている。反力発生部材28は、インクタン
ク1の供給口16と接合してインクの流路を形成する。
反力発生部材28は、例えば弾性体によって形成するこ
とができる。インクタンク1の装着によってインクタン
ク1の供給口16の周囲の面が反力発生部材28に当接
し、さらに押圧されて反力発生部材28が変形し、密閉
されたインク流路を構成する。結合後は、反力発生部材
28は、その弾性力によってインクタンク1を上方へ押
し上げ、インクタンク1の保持状態を開放するように作
用する。また、フィルタ31は、インクタンク1が取り
外された状態で付着するゴミ等をインク流路内に混入さ
せないために設けられている。また、フィルタ31の微
小孔に形成されるインクのメニスカスによってインクを
保持し、記録ヘッドに設けられたインクを吐出するため
のノズルからのインクの流出を防いでいる。
【0033】マニホールド33には、各色のインクごと
のインク流路となる凹部あるいは壁部となる凸部が形成
されており、ジョイントブロック32と接合されてイン
ク流路が形成される。また、マニホールド33と記録ヘ
ッドを接続することによって、記録ヘッドへのインク流
路が形成される。これらの構成によって、インク導入部
から導入されたインクを記録ヘッドに供給する。
【0034】ヒートシンク34には、記録ヘッドが熱的
に接合され、記録ヘッドで発生する熱を逃がす。また、
ヒートシンク34の表面には、記録ヘッドに電力および
制御信号、記録すべき画像の信号などを供給するための
配線等が設けられている。記録する画像にあわせて発熱
体を駆動するための駆動回路等が設けられることもあ
る。ヒートシンク34上のこれらの配線と記録ヘッド
は、例えばワイヤボンディングなどにより電気的に接続
される。さらに、記録ヘッドを保護するため、フェイス
プレート35が取り付けられる。
【0035】プリント基板36は、インクジェット記録
装置本体からの電力、制御信号、画信号などを各ヒート
シンク34上の配線に中継するために設けられている。
インクジェット記録装置本体とフレキシブルケーブルで
接続するためのコネクタと、各ヒートシンク34上の配
線と接続するための端子を有している。また、記録ヘッ
ドの記録制御を行なうための制御回路が配置されること
もある。
【0036】インクジェット記録ユニット2には、プリ
ント基板36が取り付けられ、さらにそれぞれの記録ヘ
ッド部が取り付けられる。ここで示した、インクジェッ
ト記録ユニット2は、インクジェット記録装置のキャリ
ッジと兼用され、図示しないガイドバーに沿って被記録
媒体上を移動する。あるいは、別体のキャリッジにイン
クジェット記録ユニット2を装着する構成であってもよ
い。また、記録ヘッド部は、着脱自在に構成することが
可能である。
【0037】図4は、本発明のインクジェット記録ユニ
ットに対してインクタンクが装着される前の状態の一例
を示す断面図であり、図5は、同じくインクタンクが装
着された状態の一例を示す断面図、図6は、同じくイン
クタンクを取り外す際の中間係止状態の一例を示す断面
図である。ユーザがインクタンク1をインクジェット記
録ユニット2に装着しようとする際には、インクタンク
1を図4に示すように凸部13側を下げて落とし込む。
このとき、インクタンク1の第1の突起部11や第2の
突起部12が設けられている側の下部は第2のリブ24
や保護リブ25等にぶつかり、インクタンク1は取っ手
18側に侵入方向を規制される。また、インクタンク1
の底面の取っ手18側の部分は第3のリブ26に当接
し、第3のリブ26の傾斜に沿ってインクタンク1は取
っ手18側へと滑り込む。これにより、インクタンク1
の凸部13は、突出部23の下に潜り込む。
【0038】図4に示すようにインクタンク1を落とし
込んだ後、ユーザはインクタンク1の取っ手18とは反
対側を押し込む。これにより、弾性部材21はインクタ
ンク1の第2の突起部12、第1の突起部11の順にこ
れらが設けられている側面を摺動する。このとき、弾性
部材21は保護リブ25によって保護されているので、
インクタンク1の底面に引っかかって破損することはな
い。また、弾性部材21の摺動が良好に行なわれるよう
に、第1の突起部11および第2の突起部12の下部は
なだらかな傾斜面を有している。一方、図4における紙
面の表裏方向のインクタンク1の位置は、インクタンク
1の位置規制面17と第4のリブ27との当接によって
位置決めがなされる。
【0039】インクタンク1を押し込んでゆくと、イン
クタンク1の底面の供給口16の周囲が反力発生部材2
8に当接し、さらに押し込むと反力発生部材28が弾性
変形するとともに供給口16の周囲に密着してインクの
流路を形成する。また、反力発生部材28の弾性変形と
ともに、その弾性力によってインクタンク1は上方へ押
し上げられる向きの力を受けるようになる。いま、イン
クタンク1の第1の突起部11および第2の突起部12
が設けられている側はユーザによって押圧されている
が、インクタンク1の取っ手18が設けられている側は
力が加えられていないため、こちらの側が反力発生部材
28による力によって上方へ押し上げられる。これによ
って凸部13の上部の斜面14と突出部23の曲面とが
線状に当接する。以後、この線状の当接部がインクタン
ク1の回動の中心となる。線状に当接しているので、以
後のインクタンク1の回動はスムースである。
【0040】さらにインクタンク1が押し込まれると、
弾性部材21と第1の突起部11とが係合し、反力発生
部材28による上方への力を、この係合部と、凸部13
の斜面14と突出部23との当接によって受けて、イン
クタンク1を装着状態に保持する。また、当接部15と
第2のリブ24が当接し、さらに凸部13と第1のリブ
22が当接し、図5における左右方向の位置決めがなさ
れる。このようにして、図5に示すようにインクタンク
1がインクジェット記録ユニット2に装着される。イン
クタンク1の装着によって、反力発生部材28はインク
タンク1の底面に密着し、インクタンク1の供給口16
より、反力発生部材28を介してインクをインクジェッ
ト記録ユニット2の記録ヘッドへと導く。
【0041】インクタンク1を取り外す際には、インク
タンク1の取っ手18側を押し下げる。すると、インク
タンク1の底面が第3のリブ26の高い部分に当接する
とともに当接部を軸として回動し、弾性部材21と第1
の突起部11との係合か解除される。すると、反力発生
部材28の弾性力によって、インクタンク1の第1の突
起部11および第2の突起部12が設けられている側が
押し上げられる。弾性部材21は、第1の突起部11と
の係合が解除された後は、その弾性力によってインクタ
ンク1の面に沿って摺動し、第2の突起部12と当接す
る。第2の突起部12の上面は斜めに形成されており、
インクタンク1が斜めに回動した状態で弾性部材21と
係合する。この係合によって、インクジェット記録ユニ
ット2から飛び出そうとするインクタンク1は停止す
る。そのため、反力発生部材28の弾性力によってイン
クタンク1が飛び出すことはない。弾性部材21と第2
の突起部12が係合してインクタンク1が停止した中間
状態を図6に示している。
【0042】弾性部材21と第2の突起部12が係合し
てインクタンク1が停止した後、ユーザがインクタンク
1を持ち上げることにより弾性部材21と第2の突起部
12の係合は解除され、インクタンク1を取り外すこと
ができる。第2の突起部12の係合面は斜面で構成され
ているので、弾性部材21と第2の突起部12の係合部
は滑りやすく、スムースに係合を解除することができ
る。
【0043】上述の各リブは、図面ではいずれも線状の
頂部を有する凸状部として示したが、これに限らず、面
状の頂部を有する凸状部として形成してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、請求項1に記載の発明のようにインクタンク
に第1の突起部および第2の突起部からなる2段突起を
設けておき、請求項4に記載の発明のように、この第1
の突起部および第2の突起部に対向してインクジェット
記録ユニットに弾性部材を設け、第1の突起部あるいは
第2の突起部と係合することによって、インクタンクを
2段階で保持し、またその保持状態の解除を2段階で行
なわせる。これにより、インクタンクを取り外す際に反
力発生部材による作用によって不必要にインクタンクを
上昇させることなく係止し、インクジェット記録ユニッ
トからインクタンクを飛び出させないようにすることが
できる。
【0045】なお、請求項2に記載の発明のように、第
2の突起部の第1の突起部側の面を、インクタンクの底
面と平行でない斜面で構成することによって、インクジ
ェット記録ユニットの弾性部材との係合部が滑りやすく
なり、スムースに係合を解除することが可能となる。ま
た、請求項5に記載の発明のように、反力発生部材に記
録用のインクの連通部材を兼ねさせることにより、少な
い部材によって、インクタンクの装着時にインクタンク
の供給口と記録ヘッド側とを液体連通させることが同時
に可能となる。さらに、請求項6に記載の発明のよう
に、弾性部材の両側に複数本の保護リブを設けたことに
よって、インクタンクの底面による弾性部材の破壊を防
止することができる。
【0046】一方、請求項3に記載の発明のように、イ
ンクタンク側に、係止用の斜面を設けた凸部を形成して
おき、請求項7に記載の発明のように、インクジェット
記録ユニット側にインクタンクの凸部の斜面に当接する
突出部設け、突出部の当接面を曲面で構成することによ
って、当接部は直線状となる。そのため、インクタンク
の着脱の際に、この当接部の直線を軸としてインクタン
クをスムースに回動することができ、着脱が容易にな
る。また、請求項8に記載の発明のように、インクジェ
ット記録ユニットに、インクタンクの凸部と当接する第
1のリブを設け、これと対向する面に前記インクタンク
の前記凸部が設けられた側面と反対側の側面に当接する
第2のリブを設けておくことによって、第1のリブおよ
び第2のリブ間でインクタンクの位置決めを行ない、イ
ンクタンク装着後のインクジェット記録ユニットに対す
るインクタンクのガタツキを防止することが可能とな
り、結果としてインクの供給口部分でのインク流路の接
続を確実に行なうことができる。
【0047】請求項9に記載の発明によれば、インクタ
ンクの底面に対して傾斜した第3のリブを設けたことに
よって、着脱の際に一時的に斜めの状態となるインクタ
ンクの斜めの状態を一定に保つ案内の役目を果たし、ユ
ーザーの着脱操作状態による影響を受けてガタツキ等に
よるインクタンクの装着不良を起こす危険性を低下させ
ることができる。
【0048】請求項10に記載の発明によれば、インク
タンクの凸部を有する側面あるいは第1の突起部及び第
2の突起部を有する側面と直交する側面に当接する第4
のリブを設けたので、インクタンク装着後のインクジェ
ット記録ユニットに対するインクタンクのガタツキをこ
の第4のリブ間方向で防止することが可能となり、結果
としてインクの供給口部分でのインク流路の接続を確実
に行なうことができる。
【0049】請求項11に記載の発明によれば、請求項
4ないし10のいずれか1項に記載のインクジェット記
録ユニットを有するインクジェット記録装置を得ること
ができ、特に請求項12に記載の発明のように、インク
ジェット記録ユニットをキャリッジと一体化することに
よって、インクジェット記録装置の構成を簡素化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクタンクの実施の一形態を示す
側面図である。
【図2】 本発明のインクジェット記録ユニットの実施
の一形態における分解斜視図である。
【図3】 本発明のインクジェット記録ユニットの実施
の一形態における断面図である。
【図4】 本発明のインクジェット記録ユニットに対し
てインクタンクが装着される前の状態の一例を示す断面
図である。
【図5】 本発明のインクジェット記録ユニットに対し
てインクタンクが装着された状態の一例を示す断面図で
ある。
【図6】 本発明のインクジェット記録ユニットからイ
ンクタンクを取り外す際の中間係止状態の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…インクタンク、2…インクジェット記録ユニット、
11…第1の突起部、12…第2の突起部、13…凸
部、14…斜面、15…当接部、16…供給口、17…
位置規制面、18…取っ手、21…弾性部材、22…第
1のリブ、23…突出部、24…第2のリブ、25…保
護リブ、26…第3のリブ、27…第4のリブ、28…
反力発生部材、31…フィルタ、32…ジョイントブロ
ック、33…マニホールド、34…ヒートシンク、35
…フェイスプレート、36…プリント基板。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録ユニットに対して着
    脱自在に保持されるインクタンクにおいて、1側面に設
    けられた第1の突起部と、該第1の突起部の下に配置さ
    れた第2の突起部を有することを特徴とするインクタン
    ク。
  2. 【請求項2】 前記第2の突起部の前記第1の突起部側
    の面は、インクタンクの底面と平行でないことを特徴と
    する請求項1に記載のインクタンク。
  3. 【請求項3】 インクジェット記録ユニットに対して着
    脱自在に保持されるインクタンクにおいて、1側面に係
    止用の斜面が設けられた凸部を有していることを特徴と
    するインクタンク。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のインクタンク
    を着脱自在に保持するインクジェット記録ユニットにお
    いて、前記インクタンクの底面に当接し前記インクタン
    クの保持状態を開放するように作用する反力発生部材
    と、前記インクタンクが装着された状態で該インクタン
    クの前記第1の突起部および前記第2の突起部が設けら
    れた側面と対向するように形成され前記第1の突起部ま
    たは前記第2の突起部と係合する弾性部材を有すること
    を特徴とするインクジェット記録ユニット。
  5. 【請求項5】 前記インクタンクは底面にインクを外部
    に供給するための供給口を有しており、前記反力発生部
    材が前記供給口と結合するインクの液体連通部材を兼ね
    ていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェッ
    ト記録ユニット。
  6. 【請求項6】 前記インクタンクが装着された状態で該
    インクタンクの前記第1の突起部および前記第2の突起
    部が設けられた側面と対向する面に、前記インクタンク
    の前記第1の突起部および前記第2の突起部の幅よりも
    広く、かつ前記インクタンクの幅よりも狭い間隔で、前
    記弾性部材の両側に複数本の保護リブを設けたことを特
    徴とする請求項4に記載のインクジェット記録ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載のインクタンクを着脱自
    在に保持するインクジェット記録ユニットにおいて、前
    記インクタンクの前記凸部に設けられた前記斜面に当接
    する面が曲面で構成された突出部を有することを特徴と
    するインクジェット記録ユニット。
  8. 【請求項8】 前記突出部の下部に、前記インクタンク
    の前記凸部の一面に当接する第1のリブを設け、これと
    対向する面に前記インクタンクの前記凸部が設けられた
    側面と反対側の側面に当接する第2のリブを設けたこと
    を特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録ユニ
    ット。
  9. 【請求項9】 前記インクタンクを前記インクジェット
    記録ユニットに装着した際に前記インクタンクの底面に
    対して傾斜した第3のリブを設けたことを特徴とする請
    求項4ないし8のいずれか1項に記載のインクジェット
    記録ユニット。
  10. 【請求項10】 前記インクタンクの前記凸部を有する
    側面あるいは前記第1の突起部及び前記第2の突起部を
    有する側面と直交する側面に当接する第4のリブを設け
    たことを特徴とする請求項4ないし9のいずれか1項に
    記載のインクジェット記録ユニット。
  11. 【請求項11】 記録媒体の記録面に沿って往復移動可
    能に支持されたキャリッジを有するインクジェット記録
    装置において、請求項4ないし10のいずれか1項に記
    載のインクジェット記録ユニットを有することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 前記インクジェット記録ユニットが前
    記キャリッジと一体化されていることを特徴とする請求
    項11に記載のインクジェット記録装置。
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