JPH0999965A - 液体注出キャップ - Google Patents
液体注出キャップInfo
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- JPH0999965A JPH0999965A JP7282508A JP28250895A JPH0999965A JP H0999965 A JPH0999965 A JP H0999965A JP 7282508 A JP7282508 A JP 7282508A JP 28250895 A JP28250895 A JP 28250895A JP H0999965 A JPH0999965 A JP H0999965A
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- Japan
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- cap
- cylinder
- curved
- tubular portion
- cylindrical portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 醤油差し等の液体注出キャップは、容器体内
への液体補充のためのキャップ着脱の際、キャップ内面
に付着していた液体が容器体口頸部外面を伝って流下
し、容器体外面を汚すことがあったので、該欠点を除去
すると共に液体注出時の液切れをよくした。 【解決手段】 液体注出キャップをキャップ本体1と補
助キャップ10とで形成して、キャップ本体1を容器体口
頸部へ嵌合させると共に、補助キャップ10の頂壁から垂
下する円筒部12をキャップ本体の注出筒5内面へ着脱自
在に嵌合させ、かつ上記円筒部の前後両部を第1切欠き
14,14すると共に、該第1切欠き上方から、上記注出筒
5上端から上外方へ突出する第1弯曲筒部5a一部を底面
とするノズル16,16を突設した。
への液体補充のためのキャップ着脱の際、キャップ内面
に付着していた液体が容器体口頸部外面を伝って流下
し、容器体外面を汚すことがあったので、該欠点を除去
すると共に液体注出時の液切れをよくした。 【解決手段】 液体注出キャップをキャップ本体1と補
助キャップ10とで形成して、キャップ本体1を容器体口
頸部へ嵌合させると共に、補助キャップ10の頂壁から垂
下する円筒部12をキャップ本体の注出筒5内面へ着脱自
在に嵌合させ、かつ上記円筒部の前後両部を第1切欠き
14,14すると共に、該第1切欠き上方から、上記注出筒
5上端から上外方へ突出する第1弯曲筒部5a一部を底面
とするノズル16,16を突設した。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、例えば醤油注出用
として用いる液体注出キャップに関する。
として用いる液体注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平4−74649号公報が示
すように、頂板下面外周部から容器体口頸部外面嵌合用
の周壁を垂下すると共に、該周壁嵌合状態において、容
器体口頸部上端が形成する容器体口部上方の頂板部分を
下面開口の凹部に形成し、かつ該凹部を形成する内周壁
面上端の前後両部から頂板外周壁面の前後両部へノズル
孔を穿設したキャップが一般に使用されている。
すように、頂板下面外周部から容器体口頸部外面嵌合用
の周壁を垂下すると共に、該周壁嵌合状態において、容
器体口頸部上端が形成する容器体口部上方の頂板部分を
下面開口の凹部に形成し、かつ該凹部を形成する内周壁
面上端の前後両部から頂板外周壁面の前後両部へノズル
孔を穿設したキャップが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のキャップ
は、通常容器体口頸部の上端面と対向する、キャップ頂
板下面部分にパッキングを取付けておき、容器体口頸部
へ上記キャップを嵌合させたとき、パッキングが凹部外
周の頂板下面部分と容器体口頸部上端面との間をシール
するよう設けている。よってそのパッキング部分を通っ
て容器体内液体が容器体口頸部外面とキャップ周壁との
間に入り、更に容器体胴部外面に沿って垂下して、手を
汚したり容器体を載置した食卓を汚すようなことはない
筈であるが、実際にはそれ等の欠点が生じている。
は、通常容器体口頸部の上端面と対向する、キャップ頂
板下面部分にパッキングを取付けておき、容器体口頸部
へ上記キャップを嵌合させたとき、パッキングが凹部外
周の頂板下面部分と容器体口頸部上端面との間をシール
するよう設けている。よってそのパッキング部分を通っ
て容器体内液体が容器体口頸部外面とキャップ周壁との
間に入り、更に容器体胴部外面に沿って垂下して、手を
汚したり容器体を載置した食卓を汚すようなことはない
筈であるが、実際にはそれ等の欠点が生じている。
【0004】上記欠点は次のように考えることが出来よ
う。即ち、上記キャップを嵌合させた容器体を傾けて液
体注出すると、該液体注出後に毛細管現象によって上記
パッキングと該パッキングを面接触させたキャップ頂板
下面部分との間、ないしはパッキングと容器体口頸部の
上端面との間に僅か乍ら注出用液体が貯えられ、すると
容器体内への液体補充に際してのキャップ取り外しの際
に、上記パッキングとキャップ頂板下面との間等に貯っ
ていた液体がキャップ周壁内面に流下してキャップ再嵌
合により容器体口頸部外面にも付着し、このようなキャ
ップ着脱が反復されて、その口頸部外面と該外面へ嵌合
させたキャップ周壁の内面との間に貯った液体が増大
し、その結果容器体胴部外面に沿い流下することで、上
記欠点を来す。
う。即ち、上記キャップを嵌合させた容器体を傾けて液
体注出すると、該液体注出後に毛細管現象によって上記
パッキングと該パッキングを面接触させたキャップ頂板
下面部分との間、ないしはパッキングと容器体口頸部の
上端面との間に僅か乍ら注出用液体が貯えられ、すると
容器体内への液体補充に際してのキャップ取り外しの際
に、上記パッキングとキャップ頂板下面との間等に貯っ
ていた液体がキャップ周壁内面に流下してキャップ再嵌
合により容器体口頸部外面にも付着し、このようなキャ
ップ着脱が反復されて、その口頸部外面と該外面へ嵌合
させたキャップ周壁の内面との間に貯った液体が増大
し、その結果容器体胴部外面に沿い流下することで、上
記欠点を来す。
【0005】請求項1が示す本発明はキャップ本体と補
助キャップとでキャップを形成して、容器体口頸部に嵌
合させるキャップ本体の着脱は行わずに、補助キャップ
だけを着脱して液体補充を行うことで、注出後両キャッ
プ間に残った液体はそのまま滴下等してキャップ本体周
壁と該周壁を嵌合する容器体口頸部外面との間へ入るこ
とがないよう設けたものであり、請求項2、3、4、5
および6が示す発明は、それ等目的を有すると共に、補
助キャップの着脱を容易とし、或いはそれ等両キャップ
が形成するノズル孔からの液切れをよくしたものであ
り、請求項7が示す発明は、更にそれ等目的を有すると
共にそれ等両キャップが形成するキャップを容器体口頸
部に嵌合させた状態で輸送時の液洩れを防止できるよう
設けたものである。
助キャップとでキャップを形成して、容器体口頸部に嵌
合させるキャップ本体の着脱は行わずに、補助キャップ
だけを着脱して液体補充を行うことで、注出後両キャッ
プ間に残った液体はそのまま滴下等してキャップ本体周
壁と該周壁を嵌合する容器体口頸部外面との間へ入るこ
とがないよう設けたものであり、請求項2、3、4、5
および6が示す発明は、それ等目的を有すると共に、補
助キャップの着脱を容易とし、或いはそれ等両キャップ
が形成するノズル孔からの液切れをよくしたものであ
り、請求項7が示す発明は、更にそれ等目的を有すると
共にそれ等両キャップが形成するキャップを容器体口頸
部に嵌合させた状態で輸送時の液洩れを防止できるよう
設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段として容器体
口頸部に嵌合させる装着筒に下方筒部を一体に付設し
て、横断面円形の注出筒5を垂直に起立し、該注出筒上
部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒部5aとしたキャップ
本体1と、上記注出筒5の垂直筒部5b内面へ、頂壁11外
周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌合させると共
に、該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部5aの上内面に
下外面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ突設し、かつ
上記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、14とすると共
に、該第1切欠きの少くとも上外方に位置する第2弯曲
筒部13の弯曲壁部分を、断面逆溝形状に隆起した補助キ
ャップ10とで形成した。
口頸部に嵌合させる装着筒に下方筒部を一体に付設し
て、横断面円形の注出筒5を垂直に起立し、該注出筒上
部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒部5aとしたキャップ
本体1と、上記注出筒5の垂直筒部5b内面へ、頂壁11外
周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌合させると共
に、該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部5aの上内面に
下外面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ突設し、かつ
上記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、14とすると共
に、該第1切欠きの少くとも上外方に位置する第2弯曲
筒部13の弯曲壁部分を、断面逆溝形状に隆起した補助キ
ャップ10とで形成した。
【0007】第2の手段として、上記第1の手段を具備
すると共に断面逆溝形状に隆起した部分を除く第2弯曲
筒部13外縁から、第1弯曲筒部5aの上外縁との間に間隙
をおいて、補助キャップ把持用の筒状部23を垂下した。
すると共に断面逆溝形状に隆起した部分を除く第2弯曲
筒部13外縁から、第1弯曲筒部5aの上外縁との間に間隙
をおいて、補助キャップ把持用の筒状部23を垂下した。
【0008】第3の手段として、上記第1、又は第2の
手段を具備すると共に円筒部12の下半を小外径部12a と
して、該小外径部外面と注出筒5内面との間に下端面開
口の小間隙を設けた。
手段を具備すると共に円筒部12の下半を小外径部12a と
して、該小外径部外面と注出筒5内面との間に下端面開
口の小間隙を設けた。
【0009】第4の手段として、上記第1又は第2の手
段を具備すると共に円筒部12前後両部の第1切欠き14、
14の左右両側外縁部を薄く第2切欠きすることで、該第
2切欠きとこれ等第2切欠きに対向する垂直筒部5bの内
壁面とで、第1切欠き14、14側と、垂直筒部5bおよび円
筒部12下面側との両方向へ開口する第1巾狭溝17、17を
形成した。
段を具備すると共に円筒部12前後両部の第1切欠き14、
14の左右両側外縁部を薄く第2切欠きすることで、該第
2切欠きとこれ等第2切欠きに対向する垂直筒部5bの内
壁面とで、第1切欠き14、14側と、垂直筒部5bおよび円
筒部12下面側との両方向へ開口する第1巾狭溝17、17を
形成した。
【0010】第5の手段として、上記第4の手段を有す
ると共に、容器体口頸部に嵌合させる装着筒に下方筒部
を一体に付設して、横断面円形の注出筒5を垂直に起立
し、該注出筒上部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒部5a
としたキャップ本体1と、上記注出筒5の垂直筒部5b内
面へ、頂壁11外周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌
合させると共に、該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部
5aの上内面に下外面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ
突設し、かつ上記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、
14とすると共に、該第1切欠き部の少くとも上外方に位
置する第2弯曲筒部13の弯曲壁部分を、断面逆溝形状に
隆起した補助キャップ10とで形成した。
ると共に、容器体口頸部に嵌合させる装着筒に下方筒部
を一体に付設して、横断面円形の注出筒5を垂直に起立
し、該注出筒上部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒部5a
としたキャップ本体1と、上記注出筒5の垂直筒部5b内
面へ、頂壁11外周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌
合させると共に、該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部
5aの上内面に下外面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ
突設し、かつ上記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、
14とすると共に、該第1切欠き部の少くとも上外方に位
置する第2弯曲筒部13の弯曲壁部分を、断面逆溝形状に
隆起した補助キャップ10とで形成した。
【0011】第6の手段として、上記第1、第2、第
3、第4又は第5の手段を有すると共に、第1弯曲筒部
5a先端部よりも第2弯曲筒部13先端部を長く上外方へ突
出すると共に第1弯曲筒部5a先端面5cを断面半円状に形
成して、第2弯曲筒部13の下外面と、該下外面に接する
第1弯曲筒部5a上内面の先端部分および上記先端面5cの
内方側部分とで、該第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿っ
て、V字形状空隙部24を周設した。
3、第4又は第5の手段を有すると共に、第1弯曲筒部
5a先端部よりも第2弯曲筒部13先端部を長く上外方へ突
出すると共に第1弯曲筒部5a先端面5cを断面半円状に形
成して、第2弯曲筒部13の下外面と、該下外面に接する
第1弯曲筒部5a上内面の先端部分および上記先端面5cの
内方側部分とで、該第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿っ
て、V字形状空隙部24を周設した。
【0012】第7の手段として、上記第1、第2、第
3、第4、第5又は第6の手段を有すると共に注出筒5
下端面を底板25で閉塞して、該底板外周部に肉薄破断線
26を周設すると共に、該肉薄破断線が囲む底板部分の側
方一部から、補助キャップ10内に位置させてプルリング
27付き連結棒28を起立させた。
3、第4、第5又は第6の手段を有すると共に注出筒5
下端面を底板25で閉塞して、該底板外周部に肉薄破断線
26を周設すると共に、該肉薄破断線が囲む底板部分の側
方一部から、補助キャップ10内に位置させてプルリング
27付き連結棒28を起立させた。
【0013】
【発明の実施の形態】まず図1から図3が示す第1実施
形態について説明すると、1はキャップ本体で、頂板2
外周から容器体口頸部3外面へ螺合させる周壁4を垂下
し、又その頂板2を大きく開口し、かつ該開口周縁に下
方筒部を連結させて注出筒5を垂直に起立し、該注出筒
上部を上外方へ弯曲させて、第1弯曲筒部5aとしてい
る。注出筒5はその下端部を頂板2下方へ垂設してお
り、該垂設部分と周壁4上端部間には、上面を頂板2下
面へ接してパッキング6を嵌合させ、周壁上部内面に周
設した係合突条7でパッキング外周部下面を係合させて
いる。
形態について説明すると、1はキャップ本体で、頂板2
外周から容器体口頸部3外面へ螺合させる周壁4を垂下
し、又その頂板2を大きく開口し、かつ該開口周縁に下
方筒部を連結させて注出筒5を垂直に起立し、該注出筒
上部を上外方へ弯曲させて、第1弯曲筒部5aとしてい
る。注出筒5はその下端部を頂板2下方へ垂設してお
り、該垂設部分と周壁4上端部間には、上面を頂板2下
面へ接してパッキング6を嵌合させ、周壁上部内面に周
設した係合突条7でパッキング外周部下面を係合させて
いる。
【0014】上記注出筒5内へは補助キャップ10を着脱
自在に嵌合させている。該補助キャップは、上記注出筒
の垂直筒部5b内面へ、頂壁11外周から垂下する円筒部12
を着脱自在に嵌合させると共に、該円筒部上端から、上
記第1弯曲筒部5aの上内面に外周面を接して第2弯曲筒
部13を上外方へ突出し、かつ上記円筒部12の前後両部を
第1切欠き14、14すると共に、それ等両第1切欠き部の
前後上方に位置する頂壁11および第2弯曲筒部13の壁部
を、断面逆溝形状に隆起して該逆溝形状隆起部15、15の
下内方と該下内方に対面する第1弯曲筒部5aの壁部とで
ノズル孔16を形成している。その逆溝形状隆起部15の外
端部は図示のように第2弯曲筒部13の先端外周部から更
に突出させることで液体注出を容易に行うことが出来
る。
自在に嵌合させている。該補助キャップは、上記注出筒
の垂直筒部5b内面へ、頂壁11外周から垂下する円筒部12
を着脱自在に嵌合させると共に、該円筒部上端から、上
記第1弯曲筒部5aの上内面に外周面を接して第2弯曲筒
部13を上外方へ突出し、かつ上記円筒部12の前後両部を
第1切欠き14、14すると共に、それ等両第1切欠き部の
前後上方に位置する頂壁11および第2弯曲筒部13の壁部
を、断面逆溝形状に隆起して該逆溝形状隆起部15、15の
下内方と該下内方に対面する第1弯曲筒部5aの壁部とで
ノズル孔16を形成している。その逆溝形状隆起部15の外
端部は図示のように第2弯曲筒部13の先端外周部から更
に突出させることで液体注出を容易に行うことが出来
る。
【0015】上記第1切欠き14、14の左右両側外縁部は
図示のように薄く第2切欠きするとよく、このように第
2切欠きすることで、これ等第2切欠きとこれ等第2切
欠きに対向する注出筒垂直筒部5bの内壁面とで第1巾狭
溝17、17を形成することが出来る。尚図示例では、円筒
部12の下端外面にも第3切欠きを設けている。上記第1
巾狭溝17、17は第1切欠き14、14側と、垂直筒部5bおよ
び円筒部12下面側との両方向へ開口し、第3切欠きが垂
直筒部5bの下端部内面との間で形成する第2巾狭溝18も
同様である。それ等第1、第2巾狭溝17、18は、共にノ
ズル孔16の底面を形成する第1弯曲筒部5a上面部分に、
液体注出の際残った液体を毛細管現象により引き戻す作
用をなし、ノズル孔からの液切れを向上させる。
図示のように薄く第2切欠きするとよく、このように第
2切欠きすることで、これ等第2切欠きとこれ等第2切
欠きに対向する注出筒垂直筒部5bの内壁面とで第1巾狭
溝17、17を形成することが出来る。尚図示例では、円筒
部12の下端外面にも第3切欠きを設けている。上記第1
巾狭溝17、17は第1切欠き14、14側と、垂直筒部5bおよ
び円筒部12下面側との両方向へ開口し、第3切欠きが垂
直筒部5bの下端部内面との間で形成する第2巾狭溝18も
同様である。それ等第1、第2巾狭溝17、18は、共にノ
ズル孔16の底面を形成する第1弯曲筒部5a上面部分に、
液体注出の際残った液体を毛細管現象により引き戻す作
用をなし、ノズル孔からの液切れを向上させる。
【0016】既述第2弯曲筒部13は、その先端部を第1
弯曲筒部5aの先端部よりも長く上外方へ突出させ、又第
1弯曲筒部5a先端面5cを断面半円状に形成して、第2弯
曲筒部13の下外面と、該下外面に接する第1弯曲筒部5a
上内面の先端部分および上記先端面5cの内方側部分と
で、該第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿って、V字形状
の空隙部24を周設している。該空隙部24は、毛細管現象
によりノズル孔16、16の底部上端、つまり第1弯曲筒部
5a先端面の、特に左右両側部に液体注出後も残った液体
をその空隙部24内へ引き戻すことで、液体注出の液切れ
を更に向上させ、かつ第1弯曲筒部5a外壁面を伝ってそ
の付着液体が垂れることを防止する。尚該空隙部24内に
引き戻された液体は、次回の液体注出時に共に注出され
る。
弯曲筒部5aの先端部よりも長く上外方へ突出させ、又第
1弯曲筒部5a先端面5cを断面半円状に形成して、第2弯
曲筒部13の下外面と、該下外面に接する第1弯曲筒部5a
上内面の先端部分および上記先端面5cの内方側部分と
で、該第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿って、V字形状
の空隙部24を周設している。該空隙部24は、毛細管現象
によりノズル孔16、16の底部上端、つまり第1弯曲筒部
5a先端面の、特に左右両側部に液体注出後も残った液体
をその空隙部24内へ引き戻すことで、液体注出の液切れ
を更に向上させ、かつ第1弯曲筒部5a外壁面を伝ってそ
の付着液体が垂れることを防止する。尚該空隙部24内に
引き戻された液体は、次回の液体注出時に共に注出され
る。
【0017】注出筒5と円筒部12とは、左右両部にそれ
ぞれ設けた螺合機構19、19で螺合させている。該螺合は
通常の螺合で形成してもよいが、図示例では円筒部12外
面に溝20、20を横設してその一端を円筒部下端に開口21
させ、かつ溝下縁をその開口端側から溝他端側へ斜めに
上昇させ、又キャップ本体の垂直筒部5b内面には、注出
筒5内への円筒部12嵌合により上記開口21を通って溝20
内へ入り、該状態から補助キャップ10を回動させること
で上記溝下縁に沿って溝他端側へ移動し、該移動途中で
溝下縁に圧接する係合突条22を付設している。
ぞれ設けた螺合機構19、19で螺合させている。該螺合は
通常の螺合で形成してもよいが、図示例では円筒部12外
面に溝20、20を横設してその一端を円筒部下端に開口21
させ、かつ溝下縁をその開口端側から溝他端側へ斜めに
上昇させ、又キャップ本体の垂直筒部5b内面には、注出
筒5内への円筒部12嵌合により上記開口21を通って溝20
内へ入り、該状態から補助キャップ10を回動させること
で上記溝下縁に沿って溝他端側へ移動し、該移動途中で
溝下縁に圧接する係合突条22を付設している。
【0018】上記キャップ本体1と補助キャップ10と
は、共に適宜合成樹脂材で一体成形する。容器体は硝子
製が一般的であるが合成樹脂製でもよい。
は、共に適宜合成樹脂材で一体成形する。容器体は硝子
製が一般的であるが合成樹脂製でもよい。
【0019】図4から図6は第2実施形態を示す。該実
施形態は、キャップ本体の注出筒5下端面を底板25で閉
塞して、該底板外周部に肉薄破断線26を周設すると共
に、該肉薄破断線が囲む底板部分の側方一部から、補助
キャップ10内に位置させてプルリング27付き連結棒28を
起立する。
施形態は、キャップ本体の注出筒5下端面を底板25で閉
塞して、該底板外周部に肉薄破断線26を周設すると共
に、該肉薄破断線が囲む底板部分の側方一部から、補助
キャップ10内に位置させてプルリング27付き連結棒28を
起立する。
【0020】キャップ本体1は、第1実施形態の場合と
同様に、頂板外周から容器体口頸部嵌合用周壁を垂下
し、又その頂板を開口して該開口周壁を下方筒部に連結
して注出筒を起立することで形成してもよいが、第2実
施形態では注出筒5下端面を閉塞する底板25の外周部下
面から、容器体口頸部内面へ嵌着させる内筒31を垂下
し、その内筒31と上記外筒30下部とで容器体口頸部に装
着可能としている。この場合肉薄破断線26は、内筒が囲
む底板部分の外周部に穿設することとなる。
同様に、頂板外周から容器体口頸部嵌合用周壁を垂下
し、又その頂板を開口して該開口周壁を下方筒部に連結
して注出筒を起立することで形成してもよいが、第2実
施形態では注出筒5下端面を閉塞する底板25の外周部下
面から、容器体口頸部内面へ嵌着させる内筒31を垂下
し、その内筒31と上記外筒30下部とで容器体口頸部に装
着可能としている。この場合肉薄破断線26は、内筒が囲
む底板部分の外周部に穿設することとなる。
【0021】この場合内筒31付設部分としての底板外周
部分25a が、プルリング27引上げによる肉薄破断線26囲
成の底板部分除去後も、補助キャップ10の円筒部12下方
に残ることとなり、すると液体注出により第1切欠き14
内へ吸戻された液体が、第1実施形態の場合のようにそ
のまま下方へ滴下できないこととなり、そのため液体吸
戻し効果が減少することとなる。よって該第2実施形態
にあっては、円筒部12下半を小外径部12a とすることで
その下半外面と注出筒5内面との間に下端面開口の小間
隙17a を設け、該小間隙が液体を吸戻すよう設けた。尚
円筒部12下半を小外径としたため、螺合機構19,19を円
筒部下半および垂直筒部5bの各左右対向面に付設した螺
条32,32で形成した。
部分25a が、プルリング27引上げによる肉薄破断線26囲
成の底板部分除去後も、補助キャップ10の円筒部12下方
に残ることとなり、すると液体注出により第1切欠き14
内へ吸戻された液体が、第1実施形態の場合のようにそ
のまま下方へ滴下できないこととなり、そのため液体吸
戻し効果が減少することとなる。よって該第2実施形態
にあっては、円筒部12下半を小外径部12a とすることで
その下半外面と注出筒5内面との間に下端面開口の小間
隙17a を設け、該小間隙が液体を吸戻すよう設けた。尚
円筒部12下半を小外径としたため、螺合機構19,19を円
筒部下半および垂直筒部5bの各左右対向面に付設した螺
条32,32で形成した。
【0022】補助キャップ10は、断面逆溝形状に隆起し
た部分を除く第2弯曲筒部13外縁から、第1弯曲筒部5a
の上外縁との間に間隙をおいて、補助キャップ把持用の
筒状部23を垂下した。上記構成とするため、頂壁11は円
筒部および第1弯曲筒部5aに対して比較的高い位置に設
けた。
た部分を除く第2弯曲筒部13外縁から、第1弯曲筒部5a
の上外縁との間に間隙をおいて、補助キャップ把持用の
筒状部23を垂下した。上記構成とするため、頂壁11は円
筒部および第1弯曲筒部5aに対して比較的高い位置に設
けた。
【0023】既述第1実施形態の補助キャップ10も第2
実施形態のように、上記補助キャップ把持用の筒状部23
を垂下することが出来る。
実施形態のように、上記補助キャップ把持用の筒状部23
を垂下することが出来る。
【0024】図7から図10は第3実施形態を示す。該
実施形態は第2実施形態とほぼ同様であるが、既述筒状
部23を有せず、又注出筒5の第1弯曲筒部5aの上部外周
下面から、下筒部を容器体口頸部外面へ嵌着させる外筒
30を垂下すると共に、注出筒5下端面を閉塞する底板25
の外周部下面から、容器体口頸部内面へ嵌着させる内筒
31を垂下し、図10が示すようにその内筒31と上記外筒
30下部とで容器体口頸部を装着可能としている。
実施形態は第2実施形態とほぼ同様であるが、既述筒状
部23を有せず、又注出筒5の第1弯曲筒部5aの上部外周
下面から、下筒部を容器体口頸部外面へ嵌着させる外筒
30を垂下すると共に、注出筒5下端面を閉塞する底板25
の外周部下面から、容器体口頸部内面へ嵌着させる内筒
31を垂下し、図10が示すようにその内筒31と上記外筒
30下部とで容器体口頸部を装着可能としている。
【0025】既述第1実施形態のキャップ本体の場合
も、注出筒5の垂直筒部5bを長く下方まで垂下して口頸
部内面へ嵌着させる内筒となし、又周壁内面の螺条に代
えて口頸部外面へ嵌合させる突条を周設してもよい。
も、注出筒5の垂直筒部5bを長く下方まで垂下して口頸
部内面へ嵌着させる内筒となし、又周壁内面の螺条に代
えて口頸部外面へ嵌合させる突条を周設してもよい。
【0026】尚既述各実施形態において、キャップ本体
1および補助キャップ10は、それぞれ合成樹脂材で一体
成形している。
1および補助キャップ10は、それぞれ合成樹脂材で一体
成形している。
【0027】
【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、請求項
1発明の場合は、容器体口頸部に嵌合させる装着筒から
注出筒5を起立するキャップ本体1と、該キャップ本体
へ着脱自在に嵌合させる補助キャップ10とで形成して、
容器体内への液体補充等は補助キャップを取外して行え
るよう設けたから、容器体口頸部へ嵌合させるキャップ
本体の着脱は当初容器体内へ液体充填する際にだけで行
い、その後は全く行う必要がなく、従ってキャップ本体
着脱に基因する、既述従来例の液洩れを防止することが
出来、又注出筒5上部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒
部5aとすると共に、その注出筒の垂直筒部5b内面へ、頂
壁11外周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌合させ、
かつ該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部5aの上内面に
外周面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ突出し、又上
記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、14すると共に該
第1切欠きの少くとも上外方に位置する弯曲壁部分を、
断面逆溝形状に隆起した補助キャップ10を設けたから、
ノズル孔16、16はキャップ本体の注出筒5と、補助キャ
ップ10の円筒部12前後の第1切欠き14、14および逆溝形
状隆起部15、15との間で形成されることとなり、よって
従来のように頂板にノズル孔を穿設してキャップを一体
成形する場合に比べてキャップの形成が容易でしかもノ
ズル孔の底面は逆溝形状隆起部15、15下方の第1弯曲筒
部5aの弯曲壁部が形成することとなるため、液体注出時
の液切れをよくすることが出来る。
1発明の場合は、容器体口頸部に嵌合させる装着筒から
注出筒5を起立するキャップ本体1と、該キャップ本体
へ着脱自在に嵌合させる補助キャップ10とで形成して、
容器体内への液体補充等は補助キャップを取外して行え
るよう設けたから、容器体口頸部へ嵌合させるキャップ
本体の着脱は当初容器体内へ液体充填する際にだけで行
い、その後は全く行う必要がなく、従ってキャップ本体
着脱に基因する、既述従来例の液洩れを防止することが
出来、又注出筒5上部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒
部5aとすると共に、その注出筒の垂直筒部5b内面へ、頂
壁11外周から垂下する円筒部12を着脱自在に嵌合させ、
かつ該円筒部上端から、上記第1弯曲筒部5aの上内面に
外周面を接して第2弯曲筒部13を上外方へ突出し、又上
記円筒部12の前後両部を第1切欠き14、14すると共に該
第1切欠きの少くとも上外方に位置する弯曲壁部分を、
断面逆溝形状に隆起した補助キャップ10を設けたから、
ノズル孔16、16はキャップ本体の注出筒5と、補助キャ
ップ10の円筒部12前後の第1切欠き14、14および逆溝形
状隆起部15、15との間で形成されることとなり、よって
従来のように頂板にノズル孔を穿設してキャップを一体
成形する場合に比べてキャップの形成が容易でしかもノ
ズル孔の底面は逆溝形状隆起部15、15下方の第1弯曲筒
部5aの弯曲壁部が形成することとなるため、液体注出時
の液切れをよくすることが出来る。
【0028】請求項2の発明は、上記効果を有すると共
に、断面逆溝形状に隆起した部分を除く第2弯曲筒部13
外縁から補助キャップ把持用の筒状部23を垂下したから
キャップ本体1に対する補助キャップ10の着脱が容易で
ある。
に、断面逆溝形状に隆起した部分を除く第2弯曲筒部13
外縁から補助キャップ把持用の筒状部23を垂下したから
キャップ本体1に対する補助キャップ10の着脱が容易で
ある。
【0029】請求項3から請求項5発明は上記効果を有
すると共に、円筒部12下半を小外径部12a として、該小
外径部外面と注出筒5内面との間に下端面開口の小間隙
を設けたり、又第1切欠き14,14の左右両側外縁部を薄
く切欠きして第1巾狭溝17,17を形成し、又更に円筒部
12の下部外縁へ第2巾狭溝18,18を設けることで、それ
等小間隙および各溝がノズル孔16,16内面に残った付着
液体を引戻すこととなり、よって液切れを向上させるこ
とが出来る。
すると共に、円筒部12下半を小外径部12a として、該小
外径部外面と注出筒5内面との間に下端面開口の小間隙
を設けたり、又第1切欠き14,14の左右両側外縁部を薄
く切欠きして第1巾狭溝17,17を形成し、又更に円筒部
12の下部外縁へ第2巾狭溝18,18を設けることで、それ
等小間隙および各溝がノズル孔16,16内面に残った付着
液体を引戻すこととなり、よって液切れを向上させるこ
とが出来る。
【0030】請求項6発明は、上記各効果の一部ないし
全部を有すると共に、第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿
って、V字形状空隙部24が周設されるよう設けたから、
該空隙部24が、毛細管現象でノズル孔16、16の底部上
端、つまり第1弯曲筒部5a先端面5cの、特に左右両側部
に残った液体も引戻すこととなり、液切れが更に向上す
ることとなり、しかも第1弯曲筒部5a外壁面を伝って、
その付着液体が垂れることを防止することが出来る。
全部を有すると共に、第1弯曲筒部5aの先端部周面に沿
って、V字形状空隙部24が周設されるよう設けたから、
該空隙部24が、毛細管現象でノズル孔16、16の底部上
端、つまり第1弯曲筒部5a先端面5cの、特に左右両側部
に残った液体も引戻すこととなり、液切れが更に向上す
ることとなり、しかも第1弯曲筒部5a外壁面を伝って、
その付着液体が垂れることを防止することが出来る。
【0031】請求項7の発明は、既述各効果の一部ない
し全部を有するほか、注出筒5下端面を底板25で閉塞
し、かつ該底板外周部に肉薄破断線26を周設すると共
に、該肉薄破断線26が囲む底板部分の側方一部から、補
助キャップ10内に位置させてプルリング27付きの連結棒
28を起立させたから、該キャップを嵌合させた容器体輸
送時の液洩れを防止でき、しかも消費者がそのプルリン
グ引上げにより底板25を開口することとなるため、キャ
ップ嵌合を抜出し不能とすることで、いわゆるバージン
シール的効果も得ることが出来る。
し全部を有するほか、注出筒5下端面を底板25で閉塞
し、かつ該底板外周部に肉薄破断線26を周設すると共
に、該肉薄破断線26が囲む底板部分の側方一部から、補
助キャップ10内に位置させてプルリング27付きの連結棒
28を起立させたから、該キャップを嵌合させた容器体輸
送時の液洩れを防止でき、しかも消費者がそのプルリン
グ引上げにより底板25を開口することとなるため、キャ
ップ嵌合を抜出し不能とすることで、いわゆるバージン
シール的効果も得ることが出来る。
【図1】 本発明キャップの縦断面図である。
【図2】 そのキャップの平面図である。
【図3】 そのキャップを、図1と異なる部分で断面と
した半断面図である。
した半断面図である。
【図4】 第2実施形態キャップの半断面図である。
【図5】 第2実施形態キャップの平面図である。
【図6】 図4と異なる部分で断面とした第2実施形態
キャップの半断面図である。
キャップの半断面図である。
【図7】 第3実施形態キャップの断面図である。
【図8】 第3実施形態キャップの平面図である。
【図9】 図7と異る部分で断面とした第3実施形態キ
ャップの半断面図である。
ャップの半断面図である。
【図10】 図3実施形態キャップを容器体口頸部に嵌
合させた状態で示す、一部切欠いた側面図である。
合させた状態で示す、一部切欠いた側面図である。
1…キャップ本体 5…注出筒 5a…第1弯曲筒部 10…補助キャップ 12…円筒部 13…第2弯曲筒部 14…第1切欠き 16…ノズル孔
Claims (7)
- 【請求項1】 容器体口頸部に嵌合させる装着筒に下方
筒部を一体に付設して、横断面円形の注出筒5を垂直に
起立し、該注出筒上部を上外方へ弯曲させて第1弯曲筒
部5aとしたキャップ本体1と、上記注出筒5の垂直筒部
5b内面へ、頂壁11外周から垂下する円筒部12を着脱自在
に嵌合させると共に、該円筒部上端から、上記第1弯曲
筒部5aの上内面に下外面を接して第2弯曲筒部13を上外
方へ突設し、かつ上記円筒部12の前後両部を第1切欠き
14、14とすると共に、該第1切欠きの少くとも上外方に
位置する第2弯曲筒部13の弯曲壁部分を、断面逆溝形状
に隆起した補助キャップ10とで形成したことを特徴とす
る液体注出キャップ。 - 【請求項2】 断面逆溝形状に隆起した部分を除く第2
弯曲筒部13外縁から、第1弯曲筒部5aの上外縁との間に
間隙をおいて、補助キャップ把持用の筒状部23を垂下し
たことを特徴とする、請求項1記載の液体注出キャッ
プ。 - 【請求項3】 円筒部12の下半を小外径部12a として、
該小外径部外面と注出筒5内面との間に下端面開口の小
間隙17a を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の液体注出キャップ。 - 【請求項4】 円筒部12前後両部の第1切欠き14、14の
左右両側外縁部を薄く第2切欠きすることで、該第2切
欠きとこれ等第2切欠きに対向する垂直筒部5bの内壁面
とで、第1切欠き14、14側と、垂直筒部5bおよび円筒部
12下面側との両方向へ開口する第1巾狭溝17、17を形成
したことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の液
体注出キャップ。 - 【請求項5】 円筒部12の下部外面を第3切欠きするこ
とで、該第3切欠きと垂直筒部5bの下部内面とで、第1
巾狭溝17、17と、垂直筒部5bおよび円筒部12の下面側と
に開口する第2巾狭溝18、18を形成したことを特徴とす
る、請求項4記載の液体注出キャップ。 - 【請求項6】 第1弯曲筒部5a先端部よりも第2弯曲筒
部13先端部を長く上外方へ突出すると共に第1弯曲筒部
5a先端面5cを断面半円状に形成して、第2弯曲筒部13の
下外面と、該下外面に接する第1弯曲筒部5a上内面の先
端部分および上記先端面5cの内方側部分とで、該第1弯
曲筒部5aの先端部周面に沿って、V字形状空隙部24を周
設したことを特徴とする、請求項1、2、3、4又は請
求項5記載の液体注出キャップ。 - 【請求項7】 注出筒5下端面を底板25で閉塞して、該
底板外周部に肉薄破断線26を周設すると共に、該肉薄破
断線が囲む底板部分の側方一部から、補助キャップ10内
に位置させてプルリング27付き連結棒28を起立させたこ
とを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は請求項
6記載の液体注出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7282508A JPH0999965A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 液体注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7282508A JPH0999965A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 液体注出キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0999965A true JPH0999965A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17653364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7282508A Pending JPH0999965A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 液体注出キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0999965A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008114924A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Hyon Be Ahn | 容器用キャップ |
CN103863682A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-06-18 | 李清意 | 一种塑料瓶盖 |
JP2018177229A (ja) * | 2015-09-16 | 2018-11-15 | 竹本容器株式会社 | 注液容器用キャップ |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7282508A patent/JPH0999965A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008114924A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Hyon Be Ahn | 容器用キャップ |
CN103863682A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-06-18 | 李清意 | 一种塑料瓶盖 |
CN103863682B (zh) * | 2013-12-13 | 2015-10-28 | 李清意 | 一种塑料瓶盖 |
JP2018177229A (ja) * | 2015-09-16 | 2018-11-15 | 竹本容器株式会社 | 注液容器用キャップ |
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