JPH0999900A - 関節型ヘリコプタロータ - Google Patents

関節型ヘリコプタロータ

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JPH0999900A
JPH0999900A JP8147506A JP14750696A JPH0999900A JP H0999900 A JPH0999900 A JP H0999900A JP 8147506 A JP8147506 A JP 8147506A JP 14750696 A JP14750696 A JP 14750696A JP H0999900 A JPH0999900 A JP H0999900A
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pin
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helicopter rotor
radial direction
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パンコッティ サンティーノ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/32Rotors
    • B64C27/37Rotors having articulated joints
    • B64C27/39Rotors having articulated joints with individually articulated blades, i.e. with flapping or drag hinges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/51Damping of blade movements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータの角速度が所定値より低くなったとき
に、ブレードの揺動を所定値以内に維持する揺動制限装
置を備えたロータを提供すること。 【解決手段】 関節型ヘリコプタロータが、中心ハブ
と、ハブから実質的に半径方向に延び、かつ、関節式に
該ハブに連結された複数のブレードと、ハブに対するブ
レードの揺動を制限するための制限装置とを具備する。
制限装置は、ブレードの各々のために、ハブに対して実
質的半径方向に延びる遠心ピン装置、すなわち、実質的
半径方向において互いに対面する着座部とピン集成体と
を具備する遠心ピン装置を具備する。着座部とピン集成
体は互いに係合位置へ、および、係合位置から相対的に
移動可能に構成されており、係合位置において、それら
がブレードの各々のハブに対して横での動作を所定値以
内に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘリコプタのロータ
に関し、特に、各ブレードが、ロータの中心ハブに関節
式に連結されたフォーク部材により前記中心ハブに連結
されている関節型ロータに関する。
【0002】
【従来の技術】上述した形式の関節型ロータでは、各ブ
レードが、ハブに対して関節継手を中心として、揚力の
ためにハブの平面に対して垂直な平面内で鉛直に、か
つ、慣性と空気抵抗のためにハブの平面内で水平に揺動
する。
【0003】上述の形式の周知のロータは、例えば米国
特許第4808075号に開示されているように、通
常、ロータの角速度が所定の値よりも低いときに鉛直お
よび水平方向の揺動角度を相対的な制限値以内に維持す
るために、多数の制限装置が設けられている。
【0004】上記装置の各々は、通常、前記フォーク部
材またはハブに取着され遠心力により正常なアイドル位
置と作動位置との間で動作可能なロッカーアームを具備
している。アイドル位置において、前記ロッカーアーム
はハブまたはフォーク部材の停止面に係合して揺動が制
限され、前記作動位置において、ブレードは自由に揺動
可能となる。
【0005】鉛直方向の揺動を制限する装置、すなわ
ち、前記ハブの平面に対して垂直な平面内の揺動を制限
するための装置に関して、ロッカーアームおよび停止面
の軌跡が一致して、ハブに対して各フォーク部材のピッ
チ変更回転に確実に追従するように、米国特許第480
8075号によれば、ロッカーアームまたは停止面を伝
達部材によりハブに角度以て設けられた回転支持要素に
より各フォーク部材に連結し、かつ、ハブに対して実質
的に半径方向に延びる軸線を中心として回転するように
フォーク部材に取着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的に効果
的な周知の制限装置は、ブレードを連結部材により前記
フォークに、該フォークに対して直角方向に折り曲げら
れるように連結する場合に問題がある。この欠点は、ブ
レードの長さに比例して更に悪化する。すなわち、ブレ
ードを折り畳んだときおよびその後、ブレードの重量お
よびブレードに作用する他の応力(例えば突風)による
による歪みが、回転支持部を夫々のフォークに対して動
作不能とし、そして、前記回転支持要素を前記ハブに連
結する伝達装置を損傷する。
【0007】更に、既述した形式の周知の制限装置は、
ブレードの全ての方向の動作ではなく、鉛直平面内のみ
の動作を制限し、ブレードの水平面内の動作を制限する
ための装置にさらに連結しなければならない。
【0008】本発明の目的は、ロータの角速度が所定値
より低くなったときに、各ブレードの全ての方向の揺動
を相対的に制限された値以内に維持する信頼性の高い揺
動制限装置を備えたロータを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、関節型ヘリコ
プタロータ、すなわち、中心ハブと、前記ハブから実質
的に半径方向に延び、かつ、関節式に該ハブに連結され
た複数のブレードと、前記ハブに対する前記ブレードの
揺動を制限するための制限装置とを具備する関節型ヘリ
コプタロータにおいて、前記制限装置が、前記ブレード
の各々のために、前記ハブに対して前記実質的半径方向
に延びる遠心ピン装置、すなわち、前記実質的半径方向
において互いに対面する前記着座部とピン部とを具備す
る遠心ピン装置を具備して成り、前記2つの部が互いに
係合位置へ、および、係合位置から相対的に移動可能に
構成されており、係合位置において、それらが前記ブレ
ードの各々の前記ハブに対して横での動作を所定値以内
に制限することを特徴とする関節型ヘリコプタロータを
要旨とする。
【0010】好ましい実施形態によれば、前記2つの部
の各々が前記ハブと前記ブレードの各々に一体的に設け
られており、前記各ブレードを前記半径方向に関して少
なくとも1つの直交方向に前記ハブに実質的に剛性に連
結するために、前記ピン部が前記着座部に係合する。
【0011】好ましくは、前記2つの部の1つが、前記
半径方向に関して他方の外側に配設されており、前記外
側の部が弾性手段を備えており、かつ、該弾性手段に対
抗して、前記係合位置から前記半径方向に、前記ブレー
ドが前記ハブに関してあらゆる方向への揺動が可能とな
る解除位置へ、移動可能に設けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、ヘリコプタの
主ロータ1は環状のハブ2を具備している。ハブ2は軸
線3を中心として回転するようにヘリコプタ(図示せ
ず)の駆動軸(図示せず)の頂端部に取着されている。
【0013】ロータ1は、また、複数のブレード4(1
つのみ図示されている)を具備している。ブレード4
は、ハブ2から実質的に半径方向4aに外方に延びてお
り、各々の連結装置5によりハブ2に連結されている。
【0014】ハブ2は、実質的に米国特許第48080
75号に開示された形式のハブであり、本明細書と一体
のものとして同特許を参照するが、好ましくは金属によ
り形成され前記駆動軸に取着された環状の本体6と、好
ましくは金属により形成され複数のスポーク8により本
体6の外周部6に連結された外フレーム7とを具備して
いる。スポーク8は、外フレーム7に、一連の架橋体9
を有している。架橋体9の各々は本体6および隣接した
スポーク8の各対とともに各環状構造体10を形成して
いる。環状構造体10の各々は連結装置5の各々により
ブレード4の各々に連結されている。
【0015】連結装置5の各々は、実質的にU字形状の
フォーク部材11を具備している。フォーク部材11は
その空所を本体6に向けて設けられている。フォーク部
材11はまた上腕12と下腕13とを有している。上腕
12と上腕13は、本体6に対して外側の端部分で基部
材14により連結されている。基部材14は重畳フォー
ク16、17を形成する凹部15を有している。重畳フ
ォーク16、17は本体6に対して矢印4aで示す半径
方向外側に面しており、軸線3に実質的に平行な2つの
貫通孔18(1つのみ図示する)が形成されている。2
つの貫通孔18は、軸線3から等距離に横並びに配置さ
れており、一方の重畳フォーク16または17に形成さ
れた貫通孔は他方の重畳フォーク17または16に形成
された貫通孔と、各々の中心軸が一致するように設けら
れている。
【0016】また、連結部材5の各々は取付部材19を
具備している。取付部材19は、反対向きに一体的に設
けられたフォーク20、21を有している。その空所を
外側に向けたフォーク20は、ブレード4の基端部を受
承している。ブレード4の基端部は、軸線3に実質的に
平行な2つのピン(一方のみ図示されている)によりフ
ォーク20の腕部に連結されている。その空所を本体6
に向けたフォーク21は、2つの腕23を具備してお
り、腕23の各々は重畳フォーク16、17の各々に回
転自在かつ軸線方向に摺動自在に係合しており、かつ、
貫通孔18の中心軸と一致する中心軸を有する一対の孔
24を有している。
【0017】重畳フォーク16、17の2対の貫通孔1
8および上記孔24により2つの孔25(図1には一方
のみ図示されている)が形成される。2つの孔25は、
各々の中心軸26が軸線3と実質的に平行であり、か
つ、軸線3から等距離に横並びに配設されている。取付
部材19を周知の方法にてフォーク11の基部材14に
連結するために、上記2つの孔25には周知の方法にて
動力装置27が配設されている。動力装置27を作動さ
せると、取付部材19およびブレード4が実質的に水平
面内で直角に折り畳まれる。動力装置27は周知のモー
タ28を具備している。モータ28は、基部材14の凹
部15内に支持、固定されており、一方の孔25の両端
部と係合する2つの出力軸29を有している。ブレード
4は、軸線26を中心として直角に折り畳まれる。ま
た、出力29の各々は孔24に嵌合している。動力装置
27は、また、他の孔25を貫通するように嵌め込まれ
た抜去可能なピン(図示せず)を具備している。
【0018】取付部材19および動力装置27は、周知
の方法にて、ブレード4をヘリコプタの胴体(図示せ
ず)に沿って折り畳み、例えば、船舶に搭載する場合な
どコンパクトに格納することが可能となる。
【0019】連結装置5は壁部材30により架橋体9に
連結されている。壁部材30は環状構造体10の中心開
口部を貫通し、2本の貫通するピン(一方のみ図示され
ている)により上腕12と下腕13に連結されている。
【0020】壁部材30は、周知の手段(図示せず)に
よりピッチ変更装置(図示せず)に連結され、軸線3に
対して実質的に半径方向に延びる、ボールジョイント3
3を収納する中心孔32を有している。ボールジョイン
ト33のボール34はハブ2から外方へ延びる連結棒3
5の先端に取着されている。連結棒35は他方端部にフ
ランジ36を有している。フランジ36は、ハブ2の本
体6の外周部に連結されている。
【0021】基部材14に面した壁部材30の表面は、
エラストメリックベアリング38の内側シュー37に当
接している。エラストメリックベアリングの外側シュー
39は、その上下端部においてネジ40によりU字状の
ブラケット42の2つの腕41の先端に連結されてい
る。2つの腕41は基部43により連結されている。ブ
ラケット42は、その空所を軸線3に向け、かつ、その
基部43を架橋体9の外面に連結させるようにして、架
橋体9に取着されている。架橋体9の各々とフォーク1
1の間には、ハブ2が相対的に低回転するとき、また
は、停止しているときに、ブレード4のハブ2に対する
横方向の揺動を制限する制限装置44が配設されてい
る。
【0022】制限装置44は遠心ピン装置45を具備し
ている。遠心ピン装置45は、ブラケット42の基部4
3と、フォーク11内に配設された壁部材46との間に
配設されている。壁部材46は腕12、13および方向
4aに対して実質的に直角に配設されており、両端部に
腕12、13の表面に連結するためのフランジ47を有
している。壁部材46は、2つの孔25の各々の軸線2
6により形成される平面と実質的に平行な平面内に配設
され、かつ、中心孔48が形成されている。
【0023】図1に示す実施形態では、図2、3により
明らかに図示するように、遠心ピン装置45(45aで
指示されている)は、ハブ2に対して固定位置に設けら
れた着座部49と、ハブ2に対して係合位置と、中間位
置と、解除位置との間で移動できるように設けられたピ
ン部またはピン集成体50とを具備している。係合位置
と、中間位置と、解除位置の各位置において、ピン集成
体は着座部49と係合し、部分的に係合し、そして着座
部49との係合が解除される。
【0024】図4に示す実施形態では、図5、6に明ら
かに図示するように、遠心ピン装置45(45bで指示
されている)は、ハブ2に対して固定位置に設けられた
ピン部またはピン集成体51と、ハブ2に対して係合位
置と、中間位置と、解除位置との間で移動できるように
設けられた着座部52とを具備している。係合位置と、
中間位置と、解除位置の各位置において、着座部52は
ピン集成体51と係合し、部分的に係合し、そしてピン
集成体52との係合が解除される。
【0025】図2に詳細に図示するように、遠心ピン装
置45aの着座部49はブラケット42の基部34に形
成されており、円筒状の凹部53を有している。凹部5
3は壁部材46に対面しており、かつ、その中心軸線5
4がハブ2の実質的に半径方向に延びている。基部43
に形成された凹部53の底面には更に円筒形状の凹部5
5が形成されており、該凹部55の中心軸線56は、前
記中心軸線54の下側に実質的に平行に延びている。制
限装置44のピン集成体50は、壁部材46に形成され
た貫通孔48と同軸に挿嵌された円筒状のジャケット5
7と、ジャケット57に軸方向に摺動自在に挿嵌された
円筒状のスリーブ59に形成されたピン58とを具備し
ている。スリーブ59は一方の端部に中空ヘッド60が
形成されている。中空ヘッド60は凹部53の内径より
も小さな直径を有し、かつ、厚さ、すなわち、凹部55
の内側面と、凹部53の内側面との間の最少距離と実質
的に等しく、かつ、この最少距離よりも小さい厚さを有
している。中空ヘッド60は、スリーブ59の内側端部
に設けられた壁部61からブラケット42へ向けて延び
ている。スリーブ59において壁部61の反対側には環
状のフランジ62が設けられている。環状フランジ62
は、ジャケット57の対応する端部にバネ63により付
勢されている。バネ63はスリーブ59と同心に配設さ
れ、かつ、壁部61とカップ状のカバー64との間で圧
縮されている。カバー64は、ブレード4に対面するス
リーブ59の端部を閉鎖するために、壁部材46におい
てブラケット42が対面する面とは反対側の面に取り付
けられている。ヘッド60は、バネ63に対抗して係合
位置から解除位置へ移動することができる。係合位置に
おいて、ヘッド63は凹部53と係合し、解除位置にお
いてヘッド60は凹部53から完全に離脱する。
【0026】遠心ピン装置45aのピン集成体50は、
更に、ピン65と中空の棒部67とを具備している。ピ
ン65は、ヘッド60と同じ長さのヘッド66を有し、
ヘッド60内に摺動自在に挿嵌されている。中空の棒部
67は、壁部61を貫通する軸方向の孔68と摺動自在
に係合し、かつ、中空のスペーサ69が装着されてい
る。中空の棒部66にはバネ70が配設されており、ヘ
ッド66とカバー64との間で圧縮されている。スペー
サ69は、壁部61においてブレード4に対面する面と
共働して、バネ70に対抗するヘッド66の突出位置か
ら後退位置への移動行程を制限する。突出位置におい
て、ヘッド66は凹部55の深さと実質的に等しく、か
つ、同深さより大きくない距離を以てヘッド60から外
に出ている。後退位置において、ヘッド66は完全にヘ
ッド60内に収納され、壁部61に当接している。ヘッ
ド66は、凹部55の内径と実質的に等しく、かつ、同
内径よりも大きくない直径を有している。バネ70はバ
ネ63よりもバネ剛性が低い。
【0027】実際の使用に際して、ハブ2が所定の角速
度よりも高い場合には、ピン58、65に作用する遠心
力は、バネ63、70の弾性力よりも大きく、ピン58
は解除位置にあって、ヘッド60は凹部53から完全に
抜き出され後退位置にあり、ヘッド66がヘッド60に
完全に収納されている。
【0028】ピン58、65が解除または後退位置にあ
るとき、ブレード4は、ジョイント33およびベアリン
グ38に対抗して、ハブ2に関して全ての方向に自由に
揺動することが可能となる。
【0029】ハブ2の角速度が所定の値よりも小さくな
ると、バネ63によりピン58が凹部53と係合する突
出位置へ付勢され、ヘッド60が凹部53内部に横断方
向に移動し、ブレード4のハブ2に対して横での揺動を
著しく制限する。更に、ピン65に作用する遠心力がバ
ネ70によるスラスト力より小さくなっても、ヘッド6
6が、凹部53の底面に当接することによりヘッド60
から外れることが防止される。ロータ1が静止している
間のみ、ヘッド60は凹部53の側面の最も低い位置に
載置され、ヘッド66と凹部55が一直線上に並んでヘ
ッド66が凹部55内へ突出位置に移動することが可能
となり、関節型ロータ1がセミリジッド型ロータに変換
される。実際、遠心ピン装置45aが休止していると、
ブレード4は、ベアリング38により、その軸線を中心
とする回転を除いてハブ2に対して自由に動作すること
ができなくなる。
【0030】従って、遠心ピン装置45aは、それのみ
で、最大の信頼性を以て、ブレード4が該ブレードに対
して直角なあらゆる方向にハブ2に関して揺動すること
を防止するのみではなく、あらゆる天候条件において、
ブレード4を安全に折り畳むのに十分な剛性を与える。
【0031】図4、特に図5に示す実施形態によれば、
遠心ピン装置45bのピン集成体51はブラケット42
の基部43に形成されており突起71を具備している。
突起71は、基部43からブレード4の方向に延びてお
り、ハブ2に関して実質的に半径方向の中心軸線72を
有している。制限装置52の着座部52は、壁部材46
に形成された貫通孔48に同心に挿嵌された円筒形状の
ジャケット73と、ジャケット73を貫通するように同
心状に摺動自在に挿嵌された円筒スリーブ74とを具備
している。スリーブ74は内側の中間壁75を有してい
る。中間壁75によりスリーブ74は2つの凹部76、
77が区画形成される。突起71に対面する凹部76は
円筒面78により形成される(図6)。円筒面78は突
起71よりも大きな直径を有し、頂部に、突起71の直
径と実質的に等しく、かつ、同直径よりも小さくない直
径を有する溝79が形成されている。スリーブ74に
は、ブラケット42に対面する端部に環状のフランジ8
0と、反対側の端部に保持リング81とが形成されてい
る。保持リング81は、バネ82によりジャケット73
の対応する端部に付勢されている。バネ82は凹部77
に収納されており、中間壁75とカップ状のカバー83
との間において圧縮されている。カバー83は、スリー
ブ74のブレード4に対面する端部を閉鎖するために、
ブラケット42が対面する壁部材46の面とは反対の面
に取着さている。スリーブ74は、バネ82に対抗して
係合位置から解除位置へ移動可能に設けられている。係
合位置において、凹部76が突起72を収納し、かつ、
保持リング81がジャケット73の関連する端部と接触
している。解除位置において、突起71は凹部76から
完全に外に出ている。
【0032】着座部52には、また、カウンタウエイト
84が設けられている。カウンタウエイト84は、その
個数を変えることが可能であり、中間壁75から凹部7
7内に延設されたネジ付きの棒部材85に取り付けられ
ている。カウンタウエイト84は、ハブ2の所定の各則
においてスリーブ74に作用する遠心力を調整するため
に、ナット86により棒部材85に固定されている。
【0033】遠心ピン装置45bは遠心ピン装置45a
と実質的に同じ作用をなすので、詳細な説明は省略す
る。2つの制限装置の実質的な違いは、遠心ピン装置4
5aでは、ロータ1が静止している間、ブレード4のハ
ブ2に対して横での揺動が防止されるのに対して、装置
45bでは、ブレード4のハブ2の平面内の揺動が防止
されるが、ハブ2の平面に対して直交する鉛直平面内の
相対的に小さな揺動は許容される点である。これによ
り、ロータ1が静止している間、ブレード4により架橋
タイ9およびハブ2に伝達される応力が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロータの第1の実施形態の略示軸
方向断面図である。
【図2】図1の一部を拡大して詳細に示す断面図であ
る。
【図3】図2の詳細正面図である。
【図4】本発明によるロータの第2の実施形態の略示軸
方向断面図である。
【図5】図4の一部を拡大して詳細に示す断面図であ
る。
【図6】図5の矢視VI-VI に沿う断面図である。
【符号の説明】
2…ハブ 4…ブレード 4a…半径方向 44…制限装置 49…着座部 50…ピン集成体 51…ピン集成体 52…着座部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関節型ヘリコプタロータ、すなわち、中
    心ハブ(2)と、 前記ハブ(2)から実質的に半径方向(4a)に延び、
    かつ、関節式に該ハブに連結された複数のブレード
    (4)と、 前記ハブ(2)に対する前記ブレード(4)の揺動を制
    限するための制限装置(44)とを具備する関節型ヘリ
    コプタロータにおいて、 前記制限装置(44)が、前記ブレード(4)の各々の
    ために、前記ハブ(2)に対して前記実質的半径方向
    (4a)に延びる遠心ピン装置(45)、すなわち、前
    記実質的半径方向(4a)において互いに対面する前記
    着座部(49;52)とピン部(50;51)とを具備
    する遠心ピン装置(45)を具備して成り、 前記2つの部(49、50;51、52)が互いに係合
    位置へ、および、係合位置から相対的に移動可能に構成
    されており、係合位置において、それらが前記ブレード
    (4)の各々の前記ハブ(2)に対して横での動作を所
    定値以内に制限することを特徴とする関節型ヘリコプタ
    ロータ。
  2. 【請求項2】 前記2つの部の各々が前記ハブ(2)と
    前記ブレード(4)の各々に一体的に設けられており、
    前記各ブレード(4)を前記半径方向に関して少なくと
    も1つの直交方向に前記ハブ(2)に実質的に剛性に連
    結するために、前記ピン部(50;51)が前記着座部
    (49;42)に係合することを特徴とする請求項1に
    記載の関節型ヘリコプタロータ。
  3. 【請求項3】 前記2つの部(49、50;51、5
    2)の1つ(50;52)が、前記半径方向(4a)に
    関して他方(49;51)の外側に配設されており、前
    記外側の部(50;52)が弾性手段(63;70、8
    2)を備えており、かつ、該弾性手段(63;70、8
    2)に対抗して、前記係合位置から前記半径方向に(4
    a)に、前記ブレード(4)が前記ハブ(2)に関して
    あらゆる方向への揺動が可能となる解除位置へ、移動可
    能に設けられていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の関節型ヘリコプタロータ。
  4. 【請求項4】 前記関節型ヘリコプタロータが、更に、
    前記ブレードの各々のために、該ブレード(4)を前記
    ハブ(2)に連結するためのフォーク(11)を具備し
    ており、該フォーク(11)が前記ハブ(2)に関して
    上下に配設された2つの腕(12、13)を具備し、前
    記制限装置(44)の各々が前記2つの腕(12、1
    3)の間に配設され、前記相対的に外側の部(50;5
    2)が、前記フォーク(11)と一体に設けられて、前
    記他の部(49、51)が内側に前記ハブ(2)と一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の
    関節型ヘリコプタロータ。
  5. 【請求項5】 前記フォーク(11)の各々が前記2つ
    の腕の間において前記ブレード(4)に関して直角に設
    けられた壁部材(46)を具備し、 前記壁部材が前記外側部(50;52)を支持する請求
    項4に記載の関節型ヘリコプタロータ。
  6. 【請求項6】 前記着座部(49)が前記半径方向(4
    a)に、前記外側部(50)に関して内側の部(49)
    を構成し、前記ハブ(2)において空所を外側に実質的
    に前記半径方向(4a)に向けて横断方向に所定の内部
    寸法にて形成された第1の凹部(53)を具備し、 前記外側部が、前記壁部材(46)を貫通して実質的に
    前記半径方向に摺動自在に挿嵌された第1のピン(5
    8)と、前記第1のピン(58)を前記第1の空所(5
    3)の方向に付勢するための第1の弾性手段(63)を
    具備して成り、 前記第1のピン(58)が前記第1の凹部(53)に対
    向する側に前記第1の凹部の内部寸法よりも小さな横断
    方向の寸法にて形成されたヘッド(60)を有している
    ことを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の
    関節型ヘリコプタロータ。
  7. 【請求項7】 前記内側部(49)が、また、前記第1
    の凹部(53)の底面に形成され所定の断面を有する第
    2の凹部(55)を具備して成り、第1のピン(58)
    の前記ヘッド(60)が中空状に形成されており、 前記外側部(50)が前記第1のピン(58)および前
    記ヘッド(60)に沿って摺動自在に挿嵌された第2の
    ピン(65)と、前記第2のピン(65)を前記第2の
    凹部(55)へ付勢するための第2の弾性手段(70)
    を具備し、前記第2のピン(65)が前記第2の凹部
    (55)に対面した端部に、前記第2の凹部(55)の
    断面と実質的に等しく、かつ、同断面より大きくない断
    面を有する第2のヘッド(66)を具備していることを
    特徴とする請求項6に記載の関節型ヘリコプタロータ。
  8. 【請求項8】 前記第1と第2の弾性手段(63、7
    0)が第1と第2と弾性こわさを有し、第2の弾性こわ
    さが第1の弾性こわさよりも小さいことを特徴とする請
    求項7に記載の関節型ヘリコプタロータ。
  9. 【請求項9】 前記中空ヘッド(60)は、使用に際し
    て、前記ブレード(4)の各々の重量により、前記第1
    の凹部(53)の内側面に接触するように配置されたと
    き、前記第2のピン(65)が前記第2の凹部(55)
    と軸線が一致するように配置される寸法を有している請
    求項7または8に記載の間接型ヘリコプタロータ。
  10. 【請求項10】 前記ピン部(51)が、所定の横断方
    向の寸法を有し、前記ハブに一体的に設けられ実質的に
    前記半径方向(4a)に延びる突起(71)を具備する
    内側部(51)であり、 前記外側部が、前記壁部材(46)に実質的に前記半径
    方向に摺動自在に挿嵌された移動部材(74)と、前記
    移動部材を前記突起部(71)へ付勢するための弾性手
    段(82)とを具備して成り、 前記移動部材(74)が、前記突起(71)に対向した
    端部に軸方向の凹部(76)、すなわち、空所を実質的
    に前記半径方向(4a)に前記突起(71)に向け、前
    記突起(71)の横断方向の寸法よりも大きな横断方向
    の寸法を有する軸方向の凹部(76)を有することを特
    徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の間接型ヘ
    リコプタロータ。
  11. 【請求項11】 前記移動部材(74)が、前記突起
    (71)に対向する端部から外側に広がる環状フランジ
    (80)を有する請求項10に記載の間接型ヘリコプタ
    ロータ。
  12. 【請求項12】 前記凹部(76)が、その頂部に前記
    突起(71)の横断方向の寸法と実質的に等しく、か
    つ、該寸法よりも小さい寸法の溝(79)を有する請求
    項10または11に記載の間接型ヘリコプタロータ。
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