JPH0998912A - トイレユニット - Google Patents

トイレユニット

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JPH0998912A
JPH0998912A JP28661095A JP28661095A JPH0998912A JP H0998912 A JPH0998912 A JP H0998912A JP 28661095 A JP28661095 A JP 28661095A JP 28661095 A JP28661095 A JP 28661095A JP H0998912 A JPH0998912 A JP H0998912A
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JP
Japan
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sink
toilet unit
toilet
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urinal
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JP28661095A
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English (en)
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JP3160702B2 (ja
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Nobuo Aoki
青木  伸夫
Hideji Nakamori
秀二 中森
Hideyuki Yaegashi
秀幸 八重樫
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 病院の病室内に設置して患者及び付添人の労
力を軽減できる使用勝手の良好なトイレユニットの提供
を目的とする。 【構成】 便器6を備えたトイレユニット3内に、尿瓶
24を収納可能な尿瓶収納ボックス20と、尿瓶24を
洗うことのできる流し台17を設置して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トイレユニットの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、入院患者は遠く離れ
た場所に設置されているトイレまで出かけて用を足す必
要があり、また、尿瓶を使用する際にも逐一遠くのトイ
レまで行って尿瓶を洗うことが行なわれており、入院患
者及び付添いの者の使用勝手が悪いという問題点があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、入院患者及び付添いの
者が良好に使用できるトイレユニットを提供せんことを
目的とし、その第1の要旨は、便器を備えたトイレユニ
ット内に、尿瓶を収納可能な尿瓶収納ボックスと、尿瓶
を洗うことのできる流し台を設置したことである。ま
た、第2の要旨は、前記尿瓶収納ボックスは、前記流し
台の上方に配設されていることである。また、第3の要
旨は、前記尿瓶収納ボックスには脱臭口が形成され、該
脱臭口には脱臭ファンが接続されていることである。ま
た、第4の要旨は、前記流し台は、前記尿瓶の長手寸法
よりも深いシンクを備えていることである。また、第5
の要旨は、前記トイレユニットが病院の病室内に設置さ
れていることである。また、第6の要旨は、前記トイレ
ユニットのドアが、該トイレユニット内の光が病室内に
設置されているベッド側に漏れない方向に開くように設
けられていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、病院内の病室の平面配置構成図であり、
病院内の各病室1内には例えば4個のベッド2,2,
2,2が設置されており、この病室1の廊下R側の入口
1aの内側に本例のトイレユニット3が設置されるもの
であり、この病室1内に設置されるトイレユニット3は
図2に平面図で、また図3において側面図で、図4にお
いて正面図で示すように構成されている。
【0005】即ち、図において、トイレユニット3は、
建物壁4a,4b,4cの内側に沿ってパネル5が立設
されて、パネル5に囲まれたトイレ室を形成しており、
前記廊下R側の建物壁4aと隣室側建物壁4bの交差す
る内側にはパイプスペースPSが形成されており、この
部分ではパネル5は90°内側に折曲されて、横コーナ
ーパネル5aと縦コーナーパネル5bにより前記廊下側
建物壁4aと隣室側建物壁4bとの間に方形状のパイプ
スペースPSを良好に形成したものとなっている。
【0006】トイレユニット3内には便器6が設置され
ており、この便器6の後部には便器キャビネット7が立
設され、便器キャビネット7内には上面のカウンターに
覆蓋されてロータンク8が内装されたものとなってお
り、便器キャビネット7の底側には便器6から便器排水
管9が前記パイプスペースPS側へ向かって配管されて
おり、パイプスペースPS内に縦方向に配管されている
排水管10にこの便器排水管9が接続されたものとなっ
ている。また、パイプスペースPS内には給水用の給水
管11が縦方向に配設されている。
【0007】また、便器6の近傍の室内側建物壁4c側
のパネル5にはペーパーホルダー12と手摺り13が設
けられている。また、前記廊下R側建物壁4aの内側の
パネル5の内側にはキャビネット14が立設されてお
り、このキャビネット14の上面は手洗器16を備えた
カウンター15で構成されている。このキャビネット1
4の左側方には流し台17が立設されており、この流し
台17のコーナー部には立ち上げ状に水栓18が設けら
れている。
【0008】この流し台17は図6に拡大斜視図で示す
ように、上面が開放されたシンク19が内装されてお
り、シンク19の底面19aは深く形成されたものとな
っており、シンク19の内部には縦方向で尿瓶24を入
れ込んで内部で尿瓶24を立てたままで洗うことができ
るような深さに構成されている。また、シンク19は尿
瓶24を横方向にしても当接しない十分な幅長に形成さ
れている。即ち、尿瓶24の長手寸法は約300mmであ
るため、このシンク19の深さ及び幅長は300mm以上
に形成されたものとなっている。
【0009】また、流し台17の前面側上部には切欠状
に入口落とし込み部17aが形成されており、前面側か
ら流し台17のシンク19内に尿瓶24を入れやすいよ
うに形成されている。従って、水栓18から水を落下さ
せてシンク19内で尿瓶24を立てたまま洗うことがで
き、洗う時にシンク19は深いために洗い水が飛び散る
ことがなく、そのまま尿瓶24を横向きにして洗い水を
シンク19内に良好に捨てることができ、尿瓶洗浄が極
めて容易に行なえるように構成されている。
【0010】また、この流し台17の上方には尿瓶収納
ボックス20が設置されており、尿瓶収納ボックス20
内には、前記ベッド2の数分、即ち4個分の尿瓶24,
24,24,24をそれぞれ縦方向に入れることができ
るように構成されている。即ち、尿瓶収納ボックス20
内には図5及び図6で示すように、下方側から前方側に
向かって上傾状のフック22,22,22,22がそれ
ぞれ4個立設されており、各フック22にそれぞれ尿瓶
24を図4に示すように差込んで掛止できるように構成
されている。この尿瓶収納ボックス20の底側には上面
が開放した箱状の防水パン21が設けられており、尿瓶
からの落下水をこの防水パン21で受けるように構成さ
れている。また、尿瓶収納ボックス20の底面には排水
口20aが開口されており、この排水口20aには排水
管23の上端部が接続されており、排水管23は図5に
示すように、その下端部を前記流し台17のシンク19
内に臨ませてあり、尿瓶収納ボックス20内の溢れ水等
をこの排水管23を通しシンク19内に流し込むように
構成されている。
【0011】なお、この尿瓶収納ボックス20には開閉
可能に扉20bが設けられており、この扉20bは内部
の尿瓶24を確認できるように半透明な樹脂板等で形成
されたものとなっている。また、この尿瓶収納ボックス
20の側面側には図2及び図3で示すように脱臭口25
aが形成されており、脱臭口25aには脱臭管25が前
記縦コーナーパネル5bを貫通して接続されており、脱
臭管25の他端側には脱臭ファン26が接続されたもの
となっている。この脱臭ファン26は前記パイプスペー
スPS内に隠蔽状に配置しておくことができ、この脱臭
ファン26を作動させて尿瓶収納ボックス20内の臭気
を良好に外部に排出できるように構成されている。
【0012】次に図2及び図3で示すように、前記キャ
ビネット14の外側には建物の仕切壁4dが配置されて
いるが、この建物仕切壁4dの外側に洗面器27が設置
されたものとなっており、洗面器27にはシャワー水栓
28が立設されている。即ち、この洗面器27は、例え
ば見舞い客等が花瓶の水の入れ換え等をする場合に利用
することができ、また、付添人が洗顔等する際にも有効
に使用できるようにトイレユニット3の外側に手洗器1
6とは別個に設置されたものである。また、この洗面器
27の側方には開閉可能にドア29が取り付けられてお
り、このドア29は防音構造で構成されており、ドア2
9は前記室内側建物壁4c側へ開くように構成されてい
る。即ち、トイレユニット3内の光が前記ベッド2側へ
漏れない方向にドア29が開くように構成されており、
夜間等においてベッド2の患者に迷惑が及ばないように
考慮されたものとなっている。また、トイレユニット3
内の照明は、例えば夜間には常時照度の弱い光を発する
電燈を設置しておき、このドア19が閉められて鍵がか
けられた場合に照明光が強くなるような照明設備で構成
しておくことができる。
【0013】なお、本例では、前記尿瓶収納ボックス2
0を流し台17の上方に設置した場合を例示したが、尿
瓶収納ボックス20は流し台17の側方に配置させたも
のであっても良く、尿瓶24を尿瓶収納ボックス20か
ら取る時、及び尿瓶24を流し台17で洗う時に屈まな
くても良い位置に設置して使用勝手を向上させることが
できるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、便器を備えたトイレユニット
内に、尿瓶を収納可能な尿瓶収納ボックスと、尿瓶を洗
うことのできる流し台を設置したことにより、入院患者
用の尿瓶を良好に収納させ、かつ良好に尿瓶を洗うこと
ができ、病院用のトイレユニットとしての使用勝手が良
好なものとなる。また、前記尿瓶収納ボックスは、前記
流し台の上方に配設されていることにより、尿瓶収納ボ
ックスをコンパクトに設置して、尿瓶収納ボックスから
尿瓶を取り出して下方の流し台で良好に洗うことがで
き、使用勝手が向上し、また、尿瓶収納ボックス内の排
水を良好に流し台に流すことも可能となる。また、前記
尿瓶収納ボックスには脱臭口が形成され、該脱臭口には
脱臭ファンが接続されていることにより、尿瓶収納ボッ
クス内で発生する臭気を脱臭ファンを作動させて良好に
外部に排出することができ、尿瓶収納ボックス内の脱臭
を良好に図ることができる。また、前記流し台は、前記
尿瓶の長手寸法よりも深いシンクを備えていることによ
り、流し台内で尿瓶を立てたまま洗うことができ、尿瓶
を洗う作業が容易なものとなる。また、前記トイレユニ
ットが病院の病室内に設置されていることにより、従来
のように遠くのトイレまで行く必要がなく、病室内で用
を足し、また、尿瓶の収納及び洗浄を良好に行なうこと
ができ、患者及び付添人の労力を極めて低減させること
ができる効果を有する。また、前記トイレユニットのド
アが、該トイレユニット内の光が病室内に設置されてい
るベッド側に漏れない方向に開くように設けられている
ことにより、夜間等においてトイレユニットを使用する
場合にも他の患者に迷惑がかかることが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】病院の病室内に設けられたトイレユニットの全
体平面構成図である。
【図2】トイレユニット内の平面配置構成図である。
【図3】図2の側面構成図である。
【図4】図2の正面構成図である。
【図5】尿瓶収納ボックスと流し台の配置状態の断面構
成図である。
【図6】図5の斜視構成図である。
【符号の説明】
1 病室 2 ベッド 3 トイレユニット 4a,4b,4c,4d 建物壁 5 パネル 5a 横コーナーパネル 5b 縦コーナーパネル 6 便器 7 便器キャビネット 14 キャビネット 16 手洗器 17 流し台 17a 入口落とし込み部 18 水栓 19 シンク 20 尿瓶収納ボックス 20a 排水口 20b 扉 21 防水パン 22 フック 23 排水管 24 尿瓶 25 脱臭管 25a 脱臭口 26 脱臭ファン 27 洗面器 28 シャワー水栓 29 ドア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器を備えたトイレユニット内に、尿瓶
    を収納可能な尿瓶収納ボックスと、尿瓶を洗うことので
    きる流し台を設置したことを特徴とするトイレユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記尿瓶収納ボックスは、前記流し台の
    上方に配設されている請求項1に記載のトイレユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記尿瓶収納ボックスには脱臭口が形成
    され、該脱臭口には脱臭ファンが接続されている請求項
    1または請求項2に記載のトイレユニット。
  4. 【請求項4】 前記流し台は、前記尿瓶の長手寸法より
    も深いシンクを備えている請求項1または請求項2また
    は請求項3に記載のトイレユニット。
  5. 【請求項5】 前記請求項1〜請求項4に記載のトイレ
    ユニットが病院の病室内に設置されていることを特徴と
    するトイレユニット。
  6. 【請求項6】 前記トイレユニットのドアが、該トイレ
    ユニット内の光が病室内に設置されているベッド側に漏
    れない方向に開くように設けられている請求項5に記載
    のトイレユニット。
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