JP2002220937A - ユニットバスルーム - Google Patents

ユニットバスルーム

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JP2002220937A
JP2002220937A JP2001015127A JP2001015127A JP2002220937A JP 2002220937 A JP2002220937 A JP 2002220937A JP 2001015127 A JP2001015127 A JP 2001015127A JP 2001015127 A JP2001015127 A JP 2001015127A JP 2002220937 A JP2002220937 A JP 2002220937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
door
unit bathroom
bathroom
bathtub
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001015127A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Sueishi
浩行 居石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常の便器を用いても便器前方のスペースを
十分に確保することができるユニットバスルームの提供
を目的とする。 【構成】 浴槽10と便器11を備えたユニットバスル
ーム1の出入口ドア14は、浴槽10の外周のドア側壁
面8よりも室外側へオフセットした位置に便器11と対
向状に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニットバスルーム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ユニットバスルーム
は平面方形状に形成されている場合が多く、従来では出
入口ドアは方形状のユニットバスルームの外周を形成す
る壁面と面一状に設置されているため、ユニットバスル
ーム内に出入口ドアと対向した位置に便器が設置されて
いる場合、狭いユニットバスルームでは、出入口ドアと
便器間の距離を十分に確保することができず、便器の前
方側のスペースが狭くなり、車椅子では入れなかった
り、また、便器を使用する際に足を折り曲げて窮屈な状
態で便器を使用する必要があるという問題点があった。
なお、便器の前方側に十分なスペースを確保しようとす
ると、長さの短い便器を設置する必要があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、通常の便器を用いても
便器の前方側のスペースを十分に確保することができる
ユニットバスルームを提供せんことを目的とし、その第
1の要旨は、浴槽またはシャワー設備と、便器を備えた
ユニットバスルームであって、該ユニットバスルームの
出入口ドアは、前記浴槽またはシャワー設備のドア側壁
面よりも室外側へオフセットした位置に前記便器と対向
状に設けられていることである。また、第2の要旨は、
前記便器の先端と前記出入口ドア間の距離が60cm以上
に設定されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ユニットバスルームの平面構成図であ
り、また図2は、ユニットバスルームのドア側から内部
を見た正面構成図である。
【0005】図において、ユニットバスルーム1は、建
物のスラブ床面2上に複数の高さ調整ボルト3,3,3
を備えた防水パン4が設置されて、この防水パン4の外
周に立設された壁パネルで構成される左壁面5,右壁面
6,背壁面7,ドア側壁面8により、室内が平面視略長
方形状に形成され、室内には、右壁面6側に浴槽10
が、左壁面5側に便器11が出入口ドア14と対向状に
設置され、また、便器11と浴槽10間には手洗器12
が配設されている。
【0006】本例のユニットバスルーム1では、出入口
ドア14が、前記ドア側壁面8よりも室外側へオフセッ
トした位置に設置されたものとなっており、便器11の
前端と出入口ドア14間の距離aが65cm程度に設定さ
れている。このような65cm程度の距離があれば、車椅
子で内部に入り、便器11等を使用することができ、ま
た、便器11を使用する際に十分に前方側のスペースが
確保されて、足をゆったりと伸ばして使用することがで
き、狭いユニットバスルーム1内を広く確保することが
できるものとなる。
【0007】図3において、出入口ドア14の付近を拡
大して示すように、浴槽10の外周を形成するドア側壁
面8の図示左端には、短い短壁パネル13が直交状に室
外側へ向かって建付けられており、左壁面5は、右壁面
6よりも短壁パネル13の長さ分だけ予め長い寸法に設
定されたものとなっている。即ち、短壁パネル13分だ
け室外側へ出入口ドア14が突出して、出入口ドア14
はドア側壁面8と平行状に設置されている。
【0008】なお、出入口ドア14が室外側へ突出して
オフセットした位置に設置されているため、当然この部
分の防水パン4及び天井面9も室外側へオフセットした
形状に形成されており、図4の要部縦断面図で示すよう
に、防水パン4には、ドア側壁面8とほぼ面一状をなす
位置に凹み状に排水溝17が形成されており、その上面
にはグレーチング16が面一状に被せられ、さらに排水
溝17から室外側へ連続して突出されたオフセットした
部分の先端に、出入口ドア14用のドア枠15が建付け
られ、防水パン4のドア枠15の建付け位置の下方に
は、スラブ床面2に立ち上げ形成された段部2a上面と
の間にスペーサー19が嵌め込まれて、防水パン4のド
ア枠15の部分が段部2aで強固に支持されている。な
お、ドア枠15と排水溝17間の防水パン4の下面には
補強フレーム18が配設されて、この部分が補強された
ものとなっている。
【0009】なお、ドア枠15は設置状態で、防水パン
4の上面に貼着される床タイル20とほぼ面一状とな
り、また、室外側の建物床面21ともほぼ面一状となっ
て、段差のない出入口が形成されるように構成されてい
る。従って、防水パン4のオフセットした部分は、スラ
ブ床面2の段部2aとか補強フレーム18で強固に補強
されて強度が確保され、排水溝17が形成されているた
め、ドア枠15を乗り越えて建物床面21側へ漏水する
ことが良好に防がれ、排水は図2に示すように、防水パ
ン4の底面に設けられた排水トラップ37に集められて
外部に排水されるものである。
【0010】なお、本例のユニットバスルーム1におい
ては、高齢者とか身体の不自由な人が良好に使用できる
ように種々の設備が付設されたものとなっている。即
ち、図1及び図2において、前記左壁面5側には、便器
11の使用時に身体を支えることのできるL型手摺り2
3が、ペーパーホルダー22の近傍に設置されており、
また、上方には、タオル掛け24とか、点滴を掛けるこ
とのできる点滴フック25が設けられ、さらにその上方
には、タオルを置くことのできるタオル棚26が設置さ
れている。さらに左壁面5には、蓄尿装置を埋め込んで
設置できるように蓄尿装置用開口5aが予め設けられて
おり、さらには、カップ洗浄装置を設置するためのカッ
プ洗浄装置用開口5bが予め形成されている。
【0011】さらに室内の便器11と手洗器12間に
は、上方へ撥ね上げて収納でき、かつ水平にして使用で
きる撥ね上げ式の手摺り27が背壁面7側に設置されて
いる。また、浴槽10の上方には水栓28が設置され、
水栓28の上方には、スライドバー29が背壁面7に沿
って立設されており、このスライドバー29にはシャワ
ーフック30が上下動可能に設けられて、シャワーフッ
ク30にシャワーヘッド31を掛止して良好な高さ位置
からシャワーを行なえるように構成されている。また、
スライドバー29の側方には点滴フック34が設けら
れ、また、反対側には浴槽10と便器11側を仕切る開
閉可能なカーテン33が設けられており、天井面9には
照明用のランプ32が設けられている。また、左壁面6
側には、浴槽10内で立ち上がる際等に身体を支えるた
めに手摺り36が水平状に設けられており、その下方に
は、小物を置くことのできる小物棚35が設置されてい
る。なお、浴槽10に出入りする際に身体を支えるため
の握りバー38が、ドア側壁面8の内側に設けられてい
る。
【0012】なお、本例では、ドア側壁面8側に浴槽1
0を設置したものを例示しているが、この浴槽10に代
えて、ドア側壁面8側にシャワー設備が設けられている
場合においても、ドア側壁面8よりも室外側へオフセッ
トした位置に出入口ドア14を便器11と対向状に設け
て、便器11の前方側のスペースを広く確保することが
できるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、浴槽またはシャワー設備と、
便器を備えたユニットバスルームであって、ユニットバ
スルームの出入口ドアは、浴槽またはシャワー設備のド
ア側壁面よりも室外側へオフセットした位置に便器と対
向状に設けられていることにより、狭いユニットバスル
ームであっても、通常の便器を設置して、便器前方のス
ペースを十分に取ることができ、ゆったりとした状態で
便器を使用することができるものとなる。
【0014】また、便器の先端と出入口ドア間の距離が
60cm以上に設定されていることにより、便器使用時に
足を十分に伸ばすことができ、また、車椅子に乗ったま
まユニットバスルーム内に入ることも可能となり、通常
の便器を設置しても前方側に十分なスペースを確保する
ことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットバスルームの平面構成図である。
【図2】図1の出入口ドア側から見た内部の正面構成図
である。
【図3】図1の出入口ドア側付近の要部拡大平面構成図
である。
【図4】出入口ドアの建付け状態の要部縦断面拡大構成
図である。
【符号の説明】
1 ユニットバスルーム 2 スラブ床面 2a 段部 4 防水パン 5 左壁面 5a 蓄尿装置用開口 5b カップ洗浄装置用開口 6 右壁面 7 背壁面 8 ドア側壁面 9 天井面 10 浴槽 11 便器 12 手洗器 13 短壁パネル 14 出入口ドア 15 ドア枠 16 グレーチング 17 排水溝 18 補強フレーム 19 スペーサー 21 建物床面 22 ペーパーホルダー 23 L型手摺り 24 タオル掛け 25,34 点滴フック 26 タオル棚 27 撥ね上げ式手摺り 29 スライドバー 30 シャワーフック 31 シャワーヘッド 32 ランプ 33 カーテン 35 小物棚 36 手摺り 38 握りバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽またはシャワー設備と、便器を備え
    たユニットバスルームであって、該ユニットバスルーム
    の出入口ドアは、前記浴槽またはシャワー設備のドア側
    壁面よりも室外側へオフセットした位置に前記便器と対
    向状に設けられていることを特徴とするユニットバスル
    ーム。
  2. 【請求項2】 前記便器の先端と前記出入口ドア間の距
    離が60cm以上に設定されていることを特徴とする請求
    項1に記載のユニットバスルーム。
JP2001015127A 2001-01-23 2001-01-23 ユニットバスルーム Pending JP2002220937A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151097A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 Toto株式会社 ユニットバスルームを備えたホテルルーム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151097A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 Toto株式会社 ユニットバスルームを備えたホテルルーム

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