JPH0997296A - ファームバンキング端末システム - Google Patents

ファームバンキング端末システム

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Publication number
JPH0997296A
JPH0997296A JP25415595A JP25415595A JPH0997296A JP H0997296 A JPH0997296 A JP H0997296A JP 25415595 A JP25415595 A JP 25415595A JP 25415595 A JP25415595 A JP 25415595A JP H0997296 A JPH0997296 A JP H0997296A
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JP
Japan
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data
personal computer
banking
banking terminal
bank
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Application number
JP25415595A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Kubo
保 進 一 郎 久
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0997296A publication Critical patent/JPH0997296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファームバンキング操作を簡単且つ迅速に行
なうことができ、しかもメンテナンスが容易なファーム
バンキング端末システムを提供すること。 【解決手段】 ファームバンキング端末システムとし
て、センター13のホストコンピュータに送信するデー
タを作成するパーソナルコンピュータ11と、通信回線
15を通してホストコンピュータに接続され、データを
パーソナルコンピュータから受信してホストコンピュー
タに送信するファームバンキング端末機12を備えた。
パーソナルコンピュータによって簡単且つ迅速に給与計
算等の複雑な会計処理を行ないバンキング処理用データ
を作成し、このバンキング処理用データをファームバン
キング端末機へ転送することにより、ホストコンピュー
タに送信したり或いはホストコンピュータからのデータ
を受信したりすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作が簡単であ
り、しかもメンテナンスを容易におこなうことが可能な
ファームバンキング端末システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行における振込、送金等の資金
移動、或いは残高照会などの操作を銀行のホストコンピ
ュータを使ってオンラインにより行なうファームバンキ
ングシステムが広く使われている。このようなファーム
バンキングに、用いられる端末システムの従来例を図1
2に示す。この図に示された端末システムはパーソナル
コンピュータによって構築されているものであり、図1
2において符号1はパーソナルコンピュータ、2はパー
ソナルコンピュータ1と銀行のホストコンピュータ3と
の間に接続され両コンピュータ1、3間で送受されるデ
ータを変調および復調するモデムである。パーソナルコ
ンピュータ1とモデム2とはRS232Cケーブル4に
よって接続され、RS232C通信ソフトによってデー
タ送受信処理が実行される。モデム2とホストコンピュ
ータ3とは電話回線5等の通信回線を介して接続されて
いる。銀行のホストコンピュータ3は全銀プロトコル通
信ソフトにしたがって処理が実行される。したがって、
パーソナルコンピュータ1には、ホストコンピュータ3
との間でデータの送受ができるよう全銀プロトコル通信
ソフトが組み込まれている。そして、例えば銀行振込を
行なうときのファームバンキング処理に当たっては、パ
ーソナルコンピュータ1から振込先や金額等のデータを
入力して全銀フォーマットの振込データを作成し、この
データをモデム2を経由してホストコンピュータ3へ送
信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファームバンキング端末システムでは、図12に示
すように、各メーカのパーソナルコンピュータ1ごとに
通信ソフトを開発する必要があり、非常に多くの開発を
行なわなければならない。また、送信手段がパーソナル
コンピュータ1に装備されていないものもあり、このよ
うな場合、パーソナルコンピュータ1で作成した振込デ
ータをユーザ自身でフロッピーディスク等に記憶させて
銀行へ持ち込まなければならない、という不具合があっ
た。
【0004】また、上記従来例とは別に、ファームバン
キング端末機をユーザが設置し、このファームバンキン
グ端末機を使ってファームバンキング処理操作を行なう
という方法もあるが、給与計算等のソフトは専門知識が
多様化されており、複雑な会計処理を行なうため、高速
なコンピュータと大容量のメモリを必要とする。ファー
ムバンキングサービスを専門とするファームバンキング
端末機では、給与計算等の計算処理を行ない、またファ
ームバンキングサービスを行なうことは、ハード構成上
不可能である。また、給与計算等のソフトは、毎年メン
テナンス業務(地方税や健康保険料の変更)が発生し、
メーカではファームバンキング端末機をサポートして行
くのが難しくなるという不具合があった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ファームバンキング操作を簡単且つ迅
速に行なうことができ、しかもメンテナンスが容易なフ
ァームバンキング端末システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ファームバンキング端末システムとし
て、銀行のホストコンピュータに送信するバンキング処
理用データを作成するパーソナルコンピュータと、通信
回線を通して銀行のホストコンピュータに接続され、バ
ンキング処理用データをパーソナルコンピュータから受
信して銀行のホストコンピュータに送信するファームバ
ンキング端末機とを備えたことを要旨とする。
【0007】したがって、本発明によれば、パーソナル
コンピュータによって簡単に、しかも比較的短時間で給
与計算等の複雑な会計処理を行ないバンキング処理用デ
ータを作成することができる。また、このバンキング処
理用データをファームバンキング端末機へ転送すること
により、銀行のホストコンピュータに送信したり或いは
ホストコンピュータからのデータを受信したりすること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、銀行のホストコンピュータに送信するバンキング処
理用データを作成するパーソナルコンピュータと、通信
回線を通して銀行のホストコンピュータに接続され、バ
ンキング処理用データをパーソナルコンピュータから受
信して銀行のホストコンピュータに送信するファームバ
ンキング端末機とを備えたものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載のファームバンキング端末システムにおいて、フ
ァームバンキング端末機とパーソナルコンピュータとは
RS232Cケーブルによって接続され相互間でこのR
S232Cケーブルを通してデータの送受を行なうよう
にしたものである。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、銀行の
ホストコンピュータに送信するバンキング処理用データ
を作成するパーソナルコンピュータと、通信回線を通し
て銀行のホストコンピュータに接続され、パーソナルコ
ンピュータにより作成されたバンキング処理用データを
読み込んで銀行のホストコンピュータに送信するファー
ムバンキング端末機とを備えたものである。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載のファームバンキング端末システムにおいて、フ
ァームバンキング端末機とパーソナルコンピュータとの
間ではデータを記録する記憶媒体を介在させることによ
ってデータの送受を行なうようにしたものである。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1乃至4のいずれかに記載のファームバンキング端末シ
ステムにおいて、パーソナルコンピュータは全銀フォー
マットのバンキング処理用データを作成可能であり、フ
ァームバンキング端末機は前記全銀フォーマットのバン
キング処理用データを、全銀プロトコルにしたがい通信
回線を通して銀行センターのコンピュータに送信するよ
うにしたものである。
【0013】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態によるファームバンキング端末システムの構
成を示すブロック図である。図1において、符号11は
パーソナルコンピュータ、12はパーソナルコンピュー
タ11と銀行センター13(銀行センターA、B、C、
………、と複数ある)に設置された各ホストコンピュー
タとの間に接続されバンキング処理用データを全銀フォ
ーマットに組成するファームバンキング端末機である。
パーソナルコンピュータ11とファームバンキング端末
機12とはRS232Cケーブル14によって接続さ
れ、RS232C通信ソフトによってデータ送受信(す
なわちデータ転送)処理が実行される。ファームバンキ
ング端末機12と複数の銀行センター13とは電話網1
5等の通信網を介して接続されている。銀行センター1
3のホストコンピュータは全銀プロトコル通信ソフトに
したがって処理が実行される。またファームバンキング
端末機12にはあらかじめ全銀プロトコル通信ソフトが
組み込まれており、銀行センター13のホストコンピュ
ータとの間で全銀フォーマットのバンキング処理用デー
タを送受する。そして、例えば銀行振込を行なうときの
ファームバンキング処理に当たっては、パーソナルコン
ピュータ11に振込先や金額等のデータを入力して全銀
フォーマットにしたがった振込データ(パソコンデー
タ)を作成し、このデータをファームバンキング端末機
12へ転送する。ファームバンキング端末機12は上記
振込データを全銀フォーマットの振込データに組成して
振込依頼コマンドを銀行センター13のホストコンピュ
ータへ送信する。
【0014】ここでファームバンキング端末機12につ
いて説明する。図2は本発明において使用されるファー
ムバンキング端末機12の一構成例を示すブロック図で
ある。このファームバンキング端末機12は、各種動作
プログラムおよび伝送データが格納されるメモリ16
と、このファームバンキング端末機12への動作コマン
ドが入力される操作手段としてのタッチパネル17と、
ファームバンキング端末機12の動作内容が表示される
表示ディスプレイ装置18と、フロッピーディスクに対
するデータの書き込み、読み出しを行なうフロッピーデ
ィスクドライブ装置19と、電話網15との間の通信動
作をコントロールする通信制御装置20と、パーソナル
コンピュータ11との間におけるデータの転送動作をコ
ントロールするRS232C通信部21と、これら各種
機能部の動作を監視しコントロールする中央制御部とし
てのCPU22とから構成されている。23、24はフ
ロッピーディスクドライブ装置19にセットされてデー
タの読み出し或いは書き込みが行なわれるフロッピーデ
ィスクを表す。このうち23はシステムフロッピーディ
スクで、データ伝送のシステムプログラムが格納されて
いる。また、24はデータフロッピーディスクで、銀行
センター13のホストコンピュータに送信するバンキン
グ処理用データおよび銀行センター13のホストコンピ
ュータから受信したデータが格納されている。
【0015】メモリ16には全銀プロトコル通信ソフト
やバンキング処理用データおよびデータ伝送のためのシ
ステムプログラム等、各種のデータが格納される。これ
らのデータの幾つかは上記フロッピーディスク23、2
4からフロッピーディスクドライブ装置19を通して格
納される。
【0016】次に上記第1の実施の形態の動作について
図3に示すフロー図に基づいて説明する。図3のフロー
図はファームバンキング処理操作のうち、総合振込、給
与振込等のサービスを受けるに当たってのバンキング処
理用データすなわち振込データを送受信する処理動作手
順を示すものである。この振込データ送信処理に先立っ
て、まず、一般データ伝送の業務用フロッピーディスク
がファームバンキング端末機12のフロッピーディスク
ドライブ装置19に挿入され、その後電源が投入され
る。一方、パーソナルコンピュータ11により全銀フォ
ーマットにしたがった振込データが作成される。
【0017】上記振込データが作成されると、次に振込
データの送信処理動作が開始され、処理ステップ(以下
単にステップという)31において、送受信ファイルの
設定が行なわれる。この送受信ファイルの設定処理で
は、ファームバンキング端末機12のタッチパネル17
より送受信ファイル設定が選択されると、CPU22は
この送受信ファイル設定モードにおいて、「センターT
EL」、「サービス」、「送受信ファイル名」に情報を
登録する。「センターTEL」とは、銀行センター13
のホストコンピュータに接続する電話番号を表す。「サ
ービス」とはサービスが受けられるファームバンキング
の業務種別を表し、この業務種別としては給与振込、賞
与振込、総合振込、口座振替請求、口座振替処理結果等
がある。これらの業務種別のうち、給与振込、賞与振
込、総合振込、口座振替請求はパーソナルコンピュータ
11側から銀行センター13のホストコンピュータ側へ
バンキング処理用データを送信するサービス(送信サー
ビス)に属し、また45:口座振替処理結果は銀行セン
ター13のホストコンピュータ側からパーソナルコンピ
ュータ11側へデータを送信するサービス(受信サービ
ス)に属する。「送受信ファイル名」とはパーソナルコ
ンピュータ11で作成したファイル名或いは口座振替処
理結果 サービスで受信したデータを格納するファイル
名を表す。
【0018】これらの送受信ファイルの設定処理におけ
る各動作が行なわれると、次に、ステップ32において
サービス選択処理が行なわれる。この処理においては、
ファームバンキング端末機12のタッチパネル17か
ら、受けるサービスは送信サービスであるのか、或いは
受信サービスであるのかが選択される。このサービス選
択処理において送信サービスが選択されると、CPU2
2は、ステップ33においてファームバンキング端末機
12で「送受信ファイル設定」に登録された送受信ファ
イルから今回送信するファイルを選択し、次いでRS2
32Cケーブル14を通してパーソナルコンピュータ1
1の記憶装置にそのファイルが存在するか否かをチェッ
クする。このチェック処理においてパーソナルコンピュ
ータ11の記憶装置に該当するファイルが存在する場合
は、ステップ34においてパーソナルコンピュータ11
にある全銀フォーマットのバンキング処理用データをR
S232Cケーブル14を通してファームバンキング端
末機12のメモリ16に転送する。この処理におけるデ
ータの流れを図1中D1で表す。
【0019】次に、ステップ35においてデータ送信実
行処理が行なわれる。この処理においては、CPU22
は、通信制御装置20を起動させて「センターTEL」
の電話番号に発呼を行ない全銀プロトコルにしたがい、
対応する銀行センター13のホストコンピュータに接続
してバンキング処理用データを送信し、その後一連のデ
ータ送信処理動作を終了する。一方、ステップ33にお
いて、パーソナルコンピュータ11の記憶装置に該当す
るファイルが存在しないと判断された場合は、以後の処
理は行なわずにデータ送信処理動作を終了する。
【0020】また、ステップ32において受信サービス
が選択されると、CPU22は、ステップ36において
ファームバンキング端末機12で「送受信ファイル設
定」に登録された受信ファイル名を選択し、次いでRS
232Cケーブル14を通してパーソナルコンピュータ
11の記憶装置に送受信ファイル設定で指定したファイ
ル名で空のファイルを作成する。そしてCPU22はこ
の受信ファイル選択がなされたか否かをチェックする。
そして、このチェック処理において受信ファイル選択が
なされた場合は、ステップ37においてデータ受信実行
処理が行なわれる。この処理においては、CPU22
は、通信制御装置20を起動させて「センターTEL」
の電話番号に発呼を行ない全銀プロトコルにしたがい、
対応する銀行センター13のホストコンピュータに接続
してデータを受信し、受信データをファームバンキング
端末機12のメモリ16に全銀フォーマットで書き込
む。次に、ステップ38においてファームバンキング端
末機12のメモリ16にある全銀フォーマットの受信デ
ータをRS232Cケーブル14を通してパーソナルコ
ンピュータ11へ転送し、その記憶装置に送受信ファイ
ル設定で指定したファイル名でデータを書き込む。この
処理におけるデータの流れを図1中D2で表す。その後
一連のデータ送信処理動作を終了する。一方、ステップ
36において、受信ファイル選択がなされなかった場合
は、以後の処理は行なわずにデータ受信処理動作を終了
する。
【0021】(実施の形態2)図4は、本発明の第2の
実施の形態によるファームバンキング端末システムの構
成を示すブロック図である。この実施の形態において用
いられる機器は上記第1の実施の形態において用いられ
た機器と同じであるから同一の部分には同一の符号を付
することにより重複した説明を省略する。図4におい
て、符号11はパーソナルコンピュータ、12ファーム
バンキング端末機、13はそれぞれホストコンピュータ
が設置された銀行センター、15は電話網であり、これ
らの機能部は本実施の形態のファームバンキング端末シ
ステムの基本構成をなす。
【0022】しかし、上記第1の実施の形態と異なり、
パーソナルコンピュータ11とファームバンキング端末
機12とはRS232Cケーブル14によって接続され
ておらず、両部材11、12の間はデータを格納するデ
ータフロッピーディスク24を介在させてある。そし
て、パーソナルコンピュータ11とファームバンキング
端末機12の間では、一方のデータをフロッピーディス
ク24に書き込みして他方で読み出すことによりデータ
の送受を行なう。なお、パーソナルコンピュータ11に
おいては、例えば銀行振込を行なうときのファームバン
キング処理に当たり、振込先や金額等のデータを入力し
て全銀フォーマットにしたがった振込データ(パソコン
データ)を作成する点は前記第1の実施の形態と同じで
ある。そして、この振込データをデータフロッピーディ
スク24に記録した後、ファームバンキング端末機12
で読み出しを行なう。また、本実施の形態におけるファ
ームバンキング端末機12の構成は図2に示したものと
同様である。
【0023】次に上記第2の実施の形態の動作について
図5に示すフロー図に基づいて説明する。図5のフロー
図はファームバンキング処理操作のうち、総合振込、給
与振込等のサービスを受けるに当たってのバンキング処
理用データすなわち振込データを送受信する処理動作手
順を示すものである。この振込データ送信処理に先立っ
て、まず、一般データ伝送の業務用フロッピーディスク
がファームバンキング端末機12のフロッピーディスク
ドライブ装置19に挿入され、その後電源が投入され
る。一方、パーソナルコンピュータ11により全銀フォ
ーマットにしたがった振込データが作成される。
【0024】上記振込データが作成されると、次に振込
データの送信処理動作が開始され、処理ステップ41に
おいて、送受信ファイルの設定が行なわれる。この送受
信ファイルの設定処理では、ファームバンキング端末機
12のタッチパネル17より送受信ファイル設定が選択
されると、CPU22はこの送受信ファイル設定モード
において、「センターTEL」、「サービス」、「送受
信ファイル名」に情報を登録する。これらの送受信ファ
イルの設定処理における各動作が行なわれると、次に、
ステップ42においてサービス選択処理、すなわち受け
るサービスは送信サービスであるのか、或いは受信サー
ビスであるのかの選択処理が行なわれる。このサービス
選択処理において送信サービスが選択されると、CPU
22は、ステップ43において送信データフロッピーデ
ィスクの挿入指示を行なう。この指示にしたがって、フ
ァームバンキング端末機12ではフロッピーディスクド
ライブ装置19から一般データ伝送の業務用のシステム
フロッピーディスク23が取り出され、パーソナルコン
ピュータ11において作成された全銀フォーマットの振
込データが格納されているデータフロッピーディスク2
4がセットされる。
【0025】次にステップ44において送信ファイル選
択の処理が行なわれ、ファームバンキング端末機12で
「送受信ファイル設定」に登録された送受信ファイル名
とデータフロッピーディスク24に格納されている送信
ファイル名が一致しているかチェックする。両方のファ
イル名が一致すればデータフロッピーディスク24に区
々の有されている全銀フォーマットの振込データが読み
込み可能となる。したがって、上記のように両方のファ
イル名が一致している場合は、ステップ45において送
信ファイル読み込みが行なわれ、ファームバンキング端
末機12のフロッピーディスクドライブ装置19より、
ステップ44において読み込み可能となったファイルが
全銀フォーマットと一致しているかチェックして一致し
ていれば全銀フォーマットの振込データがメモリ16に
読み込まれる。次にステップ46においてデータ送信実
行処理が行なわれる。この処理においては、CPU22
は、通信制御装置20を起動させて「センターTEL」
の電話番号に発呼を行ない全銀プロトコルにしたがい、
対応する銀行センター13のホストコンピュータに接続
してバンキング処理用データを送信する。
【0026】バンキング処理用データが全て送信される
と、CPU22は、ステップ47において業務用フロッ
ピーディスクの挿入指示を行なう。この指示にしたがっ
て、ファームバンキング端末機12ではフロッピーディ
スクドライブ装置19からデータフロッピーディスク2
4が取り出され、一般データ伝送の業務用のシステムフ
ロッピーディスク23がセットされ、その後一連のデー
タ送信処理動作を終了する。以上の処理手順により図4
中「振込データ送信」の流れに示す全銀フォーマットの
振込データが送信される。
【0027】一方、ステップ44において、「送受信フ
ァイル設定」に登録された送受信ファイル名とデータフ
ロッピーディスク24に格納されている送信ファイル名
が一致していないと判断された場合は、以後の処理は行
なわずにデータ送信処理動作を終了する。
【0028】また、ステップ42において受信サービス
が選択されると、CPU22は、ステップ48において
受信データフロッピーディスクの挿入指示を行なう。こ
の指示にしたがって、ファームバンキング端末機12で
はフロッピーディスクドライブ装置19から一般データ
伝送の業務用のシステムフロッピーディスク23が取り
出され、受信データを格納するデータフロッピーディス
ク24がセットされる。次にステップ49において受信
ファイル選択の処理が行なわれ、ファームバンキング端
末機12で「送受信ファイル設定」に登録された送受信
ファイル名をデータフロッピーディスク24に受信ファ
イル名として書き込みがなされ、CPU22はこのファ
イル名の書き込みがなされたか否かチェックする。そし
て、受信ファイル名としての書き込みがなされた場合
は、ステップ50においてデータ受信実行処理が行なわ
れる。この処理においては、CPU22は、通信制御装
置20を起動させて「センターTEL」の電話番号に発
呼を行ない全銀プロトコルにしたがい、対応する銀行セ
ンター13のホストコンピュータに接続してデータを受
信し、データフロッピーディスク24に受信データを全
銀フォーマットで書き込む。全てのデータが受信される
と、CPU22は、先に説明したステップ47に移行し
業務用フロッピーディスクの挿入指示を行なう。この指
示にしたがって、ファームバンキング端末機12ではフ
ロッピーディスクドライブ装置19からデータフロッピ
ーディスク24が取り出され、一般データ伝送の業務用
のシステムフロッピーディスク23がセットされ、その
後一連のデータ受信(照会結果の受信)処理動作を終了
する。以上の処理手順により図4中「データ受信」の流
れに示す全銀フォーマットのデータが受信される。
【0029】一方、ステップ49において、「送受信フ
ァイル設定」に登録された送受信ファイル名をデータフ
ロッピーディスク24に受信ファイル名として書き込み
がなされていないと判断された場合は、以後の処理は行
なわずにデータ受信処理動作を終了する。
【0030】図6は全銀プロトコルにしたがったファー
ムバンキング端末機12と銀行センター13のホストコ
ンピュータ間における送信モードのバンキング処理用デ
ータの送信処理手順を表す伝送シーケンス図である。こ
の送信モードにおいては、まずファームバンキング端末
機12である端末側からダイヤル操作が行なわれると、
この端末側から開局要求電文が送出される。これに対し
てセンター側からは開局回答電文が返送される。次に端
末側からは通信の開始要求が送出され、これに対してセ
ンター側からは通信開始の回答電文が返送される。以上
の処理により全銀フォーマットのデータ(例えば振込デ
ータ)が端末側から送出され、このデータが送出された
後に通信終了の要求電文が送出される。これに対してセ
ンター側からは通信終了の回答電文が返送される。この
通信終了の回答電文を受信すると、端末側から閉局要求
電文が送出される。これに対してセンター側からは閉局
回答電文が返送されこれらの電文に基づいて端末側、セ
ンター側の双方で通信回線の切断処理が行なわれる。
【0031】図7は全銀プロトコルにしたがったファー
ムバンキング端末機12と銀行センター13のホストコ
ンピュータ間における受信モードのデータの受信処理手
順を表す伝送シーケンス図である。この受信モードにお
いては、まず端末側からダイヤル操作が行なわれると、
この端末側から開局要求電文が送出される。これに対し
てセンター側からは開局回答電文が返送される。次に端
末側からは通信の開始要求が送出され、これに対してセ
ンター側からは通信開始の回答電文が返送される。以上
の処理により全銀フォーマットのデータ(例えば振込デ
ータ)がセンター側から送出され、このデータが送出さ
れた後に通信終了の要求電文がセンター側から送出され
る。これに対して端末側からは通信終了の回答電文が返
送される。端末側はこの通信終了の回答電文を送信した
後直ちに閉局要求電文を送出する。これに対してセンタ
ー側からは閉局回答電文が返送されこれらの電文に基づ
いて端末側、センター側の双方で通信回線の切断処理が
行なわれる。
【0032】図8および図9は全銀フォーマットのデー
タの一例として、送信モードにおいて用いられる口座振
替全銀フォーマットを示す図である。この口座振替全銀
フォーマットは、ヘッダーレコード55と、データレコ
ード56と、トレーラ・レコード57と、エンド・レコ
ード58とのそれぞれから構成されている。図8にはヘ
ッダーレコード55とデータレコード56とが示され、
図9にはトレーラ・レコード57とエンド・レコード5
8とが示されている。ヘッダーレコード55は、種別コ
ード、委託者コード、取引銀行名、取引支店名、預金種
目、口座番号、顧客番号、振替処理コード等の項目およ
び各項目の内容のデータが展開されている。データレコ
ード56は、引落銀行名、引落支店名、預金種目、口座
番号等の項目および各項目の内容のデータが展開されて
いる。トレーラ・レコード57は合計件数、合計金額、
振替済件数、振替不能件数、等の項目および各項目の内
容のデータが展開されている。エンド・レコード58
は、データ区分およびダミーの項目および各項目の内容
のデータが展開されている。
【0033】図10および図11は全銀フォーマットの
データの一例として、受信モードにおいて用いられる口
座振替全銀フォーマットを示す図である。この口座振替
全銀フォーマットは、ヘッダーレコード71と、データ
レコード72と、トレーラ・レコード73と、エンド・
レコード74とのそれぞれから構成されている。図10
にはヘッダーレコード71とデータレコード72とが示
され、図11にはトレーラ・レコード73とエンド・レ
コード74とが示されている。ヘッダーレコード71
は、種別コード、委託者コード、取引銀行名、取引支店
名、預金種目、口座番号等の項目および各項目の内容の
データが展開されており、各項目名および内容は受信モ
ードで用いられるヘッダーレコード55と同じデータ構
成をしている。データレコード72は、引落銀行名、引
落支店名、預金種目、口座番号、顧客番号、振替結果等
の項目および各項目の内容のデータが展開されており、
受信モードで用いられるデータレコード56とは、振替
処理コードに代えて「振替結果」がデータとして含まれ
ている点が異なっている。トレーラ・レコード73は、
合計件数、合計金額、振替済件数、振替不能件数、等の
項目および各項目の内容のデータが展開されており、各
項目名および内容は受信モードで用いられるトレーラ・
レコード57と同じデータ構成をしている。エンド・レ
コード74は、データ区分およびダミーの項目および各
項目の内容のデータが展開されており、各項目名および
内容は受信モードで用いられるエンド・レコード58と
同じデータ構成をしている。そして、以上のような全銀
フォーマットのデータを送受することによりファームバ
ンキング処理操作が行なわれる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファームバンキング端末システムとして、銀行のホスト
コンピュータに送信するバンキング処理用データを作成
するパーソナルコンピュータと、通信回線を通して銀行
のホストコンピュータに接続され、バンキング処理用デ
ータをパーソナルコンピュータから受信して銀行のホス
トコンピュータに送信するファームバンキング端末機と
を備えたため、パーソナルコンピュータによって簡単
に、しかも比較的短時間で給与計算等の複雑な会計処理
を行ないバンキング処理用データを作成することができ
る。また、このバンキング処理用データをファームバン
キング端末機へ転送することにより、銀行のホストコン
ピュータに送信したり或いはホストコンピュータからの
データを受信したりすることができるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるファームバ
ンキング端末システムの構成を1す概略ブロック図
【図2】本発明のファームバンキング端末システムにお
いて用いられるファームバンキング端末機の構成例を示
すブロック図
【図3】前記第1の実施の形態におけるファームバンキ
ング処理操作に際してのデータの送受信処理動作手順を
示すフロー図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるファームバ
ンキング端末システムの構成を示す概略ブロック図
【図5】前記第2の実施の形態におけるファームバンキ
ング処理操作に際してのデータの送受信処理動作手順を
示すフロー図
【図6】全銀プロトコルにしたがったファームバンキン
グ端末機と銀行のホストコンピュータ間における送信モ
ードのバンキング処理用データの送信処理手順を表す伝
送シーケンス図
【図7】全銀プロトコルにしたがったファームバンキン
グ端末機と銀行のホストコンピュータ間における受信モ
ードのバンキング処理用データの送信処理手順を表す伝
送シーケンス図
【図8】送信モードで用いられる口座振替全銀フォーマ
ット(一部)を示す図
【図9】送信モードで用いられる口座振替全銀フォーマ
ット(残りの部分)を示す図
【図10】受信モードで用いられる口座振替全銀フォー
マット(一部)を示す図
【図11】受信モードで用いられる口座振替全銀フォー
マット(残りの部分)を示す図
【図12】従来のファームバンキング端末システムのブ
ロック図
【符号の説明】
11 パーソナルコンピュータ 12 ファームバンキング端末機 13 銀行センター 15 電話網(通信回線)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀行のホストコンピュータに送信するバ
    ンキング処理用データを作成するパーソナルコンピュー
    タと、通信回線を通して銀行のホストコンピュータに接
    続され、バンキング処理用データをパーソナルコンピュ
    ータから受信して銀行のホストコンピュータに送信する
    ファームバンキング端末機とを備えたファームバンキン
    グ端末システム。
  2. 【請求項2】 ファームバンキング端末機とパーソナル
    コンピュータとはRS232Cケーブルによって接続さ
    れ相互間でこのRS232Cケーブルを通してデータの
    送受を行なうことを特徴とする請求項1記載のファーム
    バンキング端末システム。
  3. 【請求項3】 銀行のホストコンピュータに送信するバ
    ンキング処理用データを作成するパーソナルコンピュー
    タと、通信回線を通して銀行のホストコンピュータに接
    続され、パーソナルコンピュータにより作成されたバン
    キング処理用データを読み込んで銀行のホストコンピュ
    ータに送信するファームバンキング端末機とを備えたフ
    ァームバンキング端末システム。
  4. 【請求項4】 ファームバンキング端末機とパーソナル
    コンピュータとの間ではデータを記録する記憶媒体を介
    在させることによってデータの送受を行なうことを特徴
    とする請求項3記載のファームバンキング端末システ
    ム。
  5. 【請求項5】 パーソナルコンピュータは全銀フォーマ
    ットのバンキング処理用データを作成可能であり、ファ
    ームバンキング端末機は前記全銀フォーマットのバンキ
    ング処理用データを、全銀プロトコルにしたがい通信回
    線を通して銀行センターのコンピュータに送信すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のファー
    ムバンキング端末システム。
JP25415595A 1995-09-29 1995-09-29 ファームバンキング端末システム Pending JPH0997296A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002304532A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Japan Net Bank Ltd 商品購入代金の決済システム及びその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002304532A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Japan Net Bank Ltd 商品購入代金の決済システム及びその方法

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Effective date: 20031216