JPH0996088A - 床材の製造方法 - Google Patents
床材の製造方法Info
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- JPH0996088A JPH0996088A JP7253685A JP25368595A JPH0996088A JP H0996088 A JPH0996088 A JP H0996088A JP 7253685 A JP7253685 A JP 7253685A JP 25368595 A JP25368595 A JP 25368595A JP H0996088 A JPH0996088 A JP H0996088A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 木質基材上面に接着された塩化ビニールシー
ト上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着するに
あたって、良好な接着強度が得られ且つ単板表面の耐ク
ラック性が向上する床材の製造方法を提供する。 【解決手段】 木質基材１の上面に塩化ビニールシート
３を接合し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式
単板５を熱圧接着するにあたって、塩化ビニールシート
３と湿式単板５との間に不織布４を介在させる。上記塩
化ビニールシート３と不織布４とは一体化して不織布付
き塩化ビニールシート２として使用される。
ト上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着するに
あたって、良好な接着強度が得られ且つ単板表面の耐ク
ラック性が向上する床材の製造方法を提供する。 【解決手段】 木質基材１の上面に塩化ビニールシート
３を接合し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式
単板５を熱圧接着するにあたって、塩化ビニールシート
３と湿式単板５との間に不織布４を介在させる。上記塩
化ビニールシート３と不織布４とは一体化して不織布付
き塩化ビニールシート２として使用される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材の製造方法に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、合板等の木質基材の上面に塩化ビ
ニールシートを介して化粧単板を備えた構成を有する床
材がある。そしてこの種の床材は、木質基材の上面に塩
化ビニールシートを貼着し、その上面に接着剤を用いて
化粧単板を熱圧接着するという製造方法にて製造されて
いる。特に、この種の床材の製造方法において、上記化
粧単板が湿ったままの状態で使用される、いわゆる湿式
単板である場合には、上記接着剤として水性接着剤が用
いられている。
ニールシートを介して化粧単板を備えた構成を有する床
材がある。そしてこの種の床材は、木質基材の上面に塩
化ビニールシートを貼着し、その上面に接着剤を用いて
化粧単板を熱圧接着するという製造方法にて製造されて
いる。特に、この種の床材の製造方法において、上記化
粧単板が湿ったままの状態で使用される、いわゆる湿式
単板である場合には、上記接着剤として水性接着剤が用
いられている。
【０００３】ここで湿式単板とは、湿ったままの状態で
使用される単板のことであり、すなわち、ナラ材等のよ
うに堅い木材からスライス単板を得るにあたっては、そ
のままではスライスできないので煮沸したのちスライス
されるものであり、このとき得られたスライス単板は乾
燥させると収縮して寸法が狂うので湿ったままの湿式単
板として使用される。
使用される単板のことであり、すなわち、ナラ材等のよ
うに堅い木材からスライス単板を得るにあたっては、そ
のままではスライスできないので煮沸したのちスライス
されるものであり、このとき得られたスライス単板は乾
燥させると収縮して寸法が狂うので湿ったままの湿式単
板として使用される。
【０００４】また、湿式単板を接着するのに水性接着剤
を用いる理由は、湿式単板との親和性に優れているから
である。すなわち、非水性接着剤では湿式単板の水分が
妨げとなって良好な接着強度が得られないのに対し、水
性接着剤は湿式単板の内部層に浸透して、アンカー効果
を奏するからである。
を用いる理由は、湿式単板との親和性に優れているから
である。すなわち、非水性接着剤では湿式単板の水分が
妨げとなって良好な接着強度が得られないのに対し、水
性接着剤は湿式単板の内部層に浸透して、アンカー効果
を奏するからである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の床材の製造方法においては、塩化ビニールシ
ートと湿式単板とを熱圧接着する際において水性接着剤
が周辺部から流失し、接着剤不足となって良好な接着強
度が得られなくなるという問題があった。
如き従来の床材の製造方法においては、塩化ビニールシ
ートと湿式単板とを熱圧接着する際において水性接着剤
が周辺部から流失し、接着剤不足となって良好な接着強
度が得られなくなるという問題があった。
【０００６】また、湿式単板が接着される塩化ビニール
シートは熱により軟化するために、湿式単板が乾燥収縮
するのを抑える補強効果が不足して単板表面にクラック
を発生しやすいものであった。
シートは熱により軟化するために、湿式単板が乾燥収縮
するのを抑える補強効果が不足して単板表面にクラック
を発生しやすいものであった。
【０００７】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、木質基材上面に接着された塩化ビニールシート上
面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着するにあた
って、良好な接着強度が得られ且つ単板表面の耐クラッ
ク性が向上する床材の製造方法を提供するものである。
ので、木質基材上面に接着された塩化ビニールシート上
面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着するにあた
って、良好な接着強度が得られ且つ単板表面の耐クラッ
ク性が向上する床材の製造方法を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る床材の製
造方法は、木質基材の上面に塩化ビニールシートを接合
し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱
圧接着するにあたって、塩化ビニールシートと湿式単板
との間に不織布を介在させることを特徴とするものであ
る。
造方法は、木質基材の上面に塩化ビニールシートを接合
し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱
圧接着するにあたって、塩化ビニールシートと湿式単板
との間に不織布を介在させることを特徴とするものであ
る。
【０００９】この床材の製造方法では、塩化ビニールシ
ートの上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着す
る際において、塩化ビニールシートと湿式単板との間に
介在させた不織布が水性接着剤を吸収することにより、
水性接着剤の流失が防止される。そして、この水性接着
剤は水分を含む湿式単板であっても単板内部に浸透して
アンカー効果を奏する。したがって、塩化ビニールシー
トと湿式単板との良好な接着強度が得られる。また、不
織布が補強効果を奏して乾燥による湿式単板の収縮を抑
え、クラック発生が防止される。
ートの上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着す
る際において、塩化ビニールシートと湿式単板との間に
介在させた不織布が水性接着剤を吸収することにより、
水性接着剤の流失が防止される。そして、この水性接着
剤は水分を含む湿式単板であっても単板内部に浸透して
アンカー効果を奏する。したがって、塩化ビニールシー
トと湿式単板との良好な接着強度が得られる。また、不
織布が補強効果を奏して乾燥による湿式単板の収縮を抑
え、クラック発生が防止される。
【００１０】請求項２に係る床材の製造方法は、木質基
材の上面に、塩化ビニールシートの上面に不織布が一体
化した不織布付き塩化ビニールシートを接合し、さらに
その上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着する
ことを特徴とするものである。
材の上面に、塩化ビニールシートの上面に不織布が一体
化した不織布付き塩化ビニールシートを接合し、さらに
その上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱圧接着する
ことを特徴とするものである。
【００１１】この床材の製造方法では、請求項１記載の
床材の製造方法における上記効果に加えて、塩化ビニー
ルシートの上面に不織布が一体化した不織布付き塩化ビ
ニールシートを用いることにより、不織布を積層する手
間が省ける。
床材の製造方法における上記効果に加えて、塩化ビニー
ルシートの上面に不織布が一体化した不織布付き塩化ビ
ニールシートを用いることにより、不織布を積層する手
間が省ける。
【００１２】請求項３に係る床材の製造方法は、請求項
１又は請求項２記載の床材の製造方法において、上記不
織布がポリエステル、ビニロン、レーヨンの繊維からな
るものであって、その単位面積あたりの重量が４０〜１
００ｇ／ｍ2 であることを特徴とするものである。
１又は請求項２記載の床材の製造方法において、上記不
織布がポリエステル、ビニロン、レーヨンの繊維からな
るものであって、その単位面積あたりの重量が４０〜１
００ｇ／ｍ2 であることを特徴とするものである。
【００１３】この床材の製造方法では、良好な強度と耐
熱性と吸湿性とを有するポリエステル、ビニロン、レー
ヨンの繊維からなる不織布を用いることにより、塩化ビ
ニールシートの上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱
圧接着する際における、不織布による水性接着剤の吸収
性と補強効果が良好なものとなる。このとき不織布の単
位面積あたりの重量は４０〜１００ｇ／ｍ2 であること
が好ましく、すなわち、不織布の単位面積あたりの重量
が４０ｇ／ｍ2 未満であると不織布の厚みが薄くなって
補強効果が低下し、湿式単板が乾燥収縮することによる
クラックの発生が十分防止できなくなり、一方１００ｇ
／ｍ2 であると不織布の厚みが厚くなってこの不織布の
層にて層間剥離を起こす危険性が大きくなる。
熱性と吸湿性とを有するポリエステル、ビニロン、レー
ヨンの繊維からなる不織布を用いることにより、塩化ビ
ニールシートの上面に水性接着剤を用いて湿式単板を熱
圧接着する際における、不織布による水性接着剤の吸収
性と補強効果が良好なものとなる。このとき不織布の単
位面積あたりの重量は４０〜１００ｇ／ｍ2 であること
が好ましく、すなわち、不織布の単位面積あたりの重量
が４０ｇ／ｍ2 未満であると不織布の厚みが薄くなって
補強効果が低下し、湿式単板が乾燥収縮することによる
クラックの発生が十分防止できなくなり、一方１００ｇ
／ｍ2 であると不織布の厚みが厚くなってこの不織布の
層にて層間剥離を起こす危険性が大きくなる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図１は、本発明の実施形態に係る床材を示す
断面図である。
説明する。図１は、本発明の実施形態に係る床材を示す
断面図である。
【００１５】該実施形態に係る床材の製造方法は、木質
基材１の上面に、塩化ビニールシート３の上面に不織布
４が一体化した不織布付き塩化ビニールシート２を接合
し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式単板５を
熱圧接着している。
基材１の上面に、塩化ビニールシート３の上面に不織布
４が一体化した不織布付き塩化ビニールシート２を接合
し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式単板５を
熱圧接着している。
【００１６】本発明においては、塩化ビニールシート３
を単独で木質基材１の上面に接合し、その上面に不織布
４を単独で積層するとともに水性接着剤を塗布し、さら
にその上面に湿式単板５を積層してこれらを熱圧接着す
るようにしても構わないが、該実施形態では、塩化ビニ
ールシート３の上面に不織布４が予め一体化した不織布
付き塩化ビニールシート２を用いることで、不織布４を
単独で塩化ビニールシート３上に積層する手間が省かれ
ている。
を単独で木質基材１の上面に接合し、その上面に不織布
４を単独で積層するとともに水性接着剤を塗布し、さら
にその上面に湿式単板５を積層してこれらを熱圧接着す
るようにしても構わないが、該実施形態では、塩化ビニ
ールシート３の上面に不織布４が予め一体化した不織布
付き塩化ビニールシート２を用いることで、不織布４を
単独で塩化ビニールシート３上に積層する手間が省かれ
ている。
【００１７】以下、該実施形態に係る床材の製造方法に
ついて詳しく説明する。木質基材１としては、合板、Ｍ
ＤＦ（中密度繊維板）、パーティクルボードなどが使用
できるものである。この木質基材１上面への不織布付き
塩化ビニールシート２の接合は、ウレタン系接着剤等を
用いて行うことができるもので、この際に加圧等を行っ
てもよいものである。
ついて詳しく説明する。木質基材１としては、合板、Ｍ
ＤＦ（中密度繊維板）、パーティクルボードなどが使用
できるものである。この木質基材１上面への不織布付き
塩化ビニールシート２の接合は、ウレタン系接着剤等を
用いて行うことができるもので、この際に加圧等を行っ
てもよいものである。
【００１８】不織布付き塩化ビニールシート２における
不織布３としては、ポリエステル、ビニロン、レーヨン
等の繊維からなるを使用するとよく、そのとき不織布３
には単位面積当たりの重量が４０〜１００ｇ／ｍ2 の範
囲のものを使用すると好ましい。
不織布３としては、ポリエステル、ビニロン、レーヨン
等の繊維からなるを使用するとよく、そのとき不織布３
には単位面積当たりの重量が４０〜１００ｇ／ｍ2 の範
囲のものを使用すると好ましい。
【００１９】また湿式単板としては、特に素材が限定さ
れるものではなく、例えばナラ材等のスライス単板が例
示される。この湿式単板の接着に用いる水性接着剤とし
ては、例えばＥＶＡ系エマルジョン接着剤、アクリル系
エマルジョン接着剤等が例示される。また熱圧接着の条
件は特に限定されず、各材料が分解や変質等を起こすよ
うな過酷な条件でなければ、所望の条件に設定すること
ができる。
れるものではなく、例えばナラ材等のスライス単板が例
示される。この湿式単板の接着に用いる水性接着剤とし
ては、例えばＥＶＡ系エマルジョン接着剤、アクリル系
エマルジョン接着剤等が例示される。また熱圧接着の条
件は特に限定されず、各材料が分解や変質等を起こすよ
うな過酷な条件でなければ、所望の条件に設定すること
ができる。
【００２０】次に、該実施形態に係る床材の製造方法の
具体例を示す。まず、厚さ１２ｍｍの合板からなる木質
基材１の上面に不織布付き塩化ビニールシート２を接着
剤で加圧接着する。この不織布付き塩化ビニールシート
２における不織布４は単位面積当たりの重量が７０ｇ／
ｃｍ2 のポリエステル繊維からなるものであり、塩化ビ
ニールシート３の厚みは１ｍｍである。また上記接着剤
としてはウレタン系エマルジョン接着剤が用いられてお
り、加圧接着は常温で圧力１〜２ｋｇ／ｍ2 −１時間の
加圧条件下で行われる。
具体例を示す。まず、厚さ１２ｍｍの合板からなる木質
基材１の上面に不織布付き塩化ビニールシート２を接着
剤で加圧接着する。この不織布付き塩化ビニールシート
２における不織布４は単位面積当たりの重量が７０ｇ／
ｃｍ2 のポリエステル繊維からなるものであり、塩化ビ
ニールシート３の厚みは１ｍｍである。また上記接着剤
としてはウレタン系エマルジョン接着剤が用いられてお
り、加圧接着は常温で圧力１〜２ｋｇ／ｍ2 −１時間の
加圧条件下で行われる。
【００２１】さらに、上記不織布付き塩化ビニールシー
ト２の不織布４の上面に水性接着剤としてＥＶＡ系エマ
ルジョン接着剤を１３ｇ／尺2 の量で塗布し、この上に
湿式単板５を載置して、温度１１５℃，圧力６ｋｇ／ｃ
ｍ2 ，時間５０秒の条件で熱圧接着を行う。上記ＥＶＡ
系エマルジョン接着剤の配合は、ＴＡ−２４８（大鹿振
興社製）７０部と、Ｎ−０２（大鹿振興社製）３０部
と、コーンスターチ４０部と、小麦粉４部と、塩化アン
モニウム０．１５部とを水中で混合分散させたものであ
る。
ト２の不織布４の上面に水性接着剤としてＥＶＡ系エマ
ルジョン接着剤を１３ｇ／尺2 の量で塗布し、この上に
湿式単板５を載置して、温度１１５℃，圧力６ｋｇ／ｃ
ｍ2 ，時間５０秒の条件で熱圧接着を行う。上記ＥＶＡ
系エマルジョン接着剤の配合は、ＴＡ−２４８（大鹿振
興社製）７０部と、Ｎ−０２（大鹿振興社製）３０部
と、コーンスターチ４０部と、小麦粉４部と、塩化アン
モニウム０．１５部とを水中で混合分散させたものであ
る。
【００２２】そして、このようにして得られた成形品
は、所望により表面に溝加工や塗装処理を行い、側端部
に実加工を行うことで床材が得られる。
は、所望により表面に溝加工や塗装処理を行い、側端部
に実加工を行うことで床材が得られる。
【００２３】上記の如くして得られた床材は、湿式単板
５が良好な接合強度で接着されており、また、単板表面
にクラックがないものであった。
５が良好な接合強度で接着されており、また、単板表面
にクラックがないものであった。
【００２４】
【発明の効果】請求項１に係る床材の製造方法による
と、塩化ビニールシートの上面に水性接着剤を用いて湿
式単板を熱圧接着する際において、塩化ビニールシート
と湿式単板との間に介在させた不織布が水性接着剤の水
分を吸収することにより、水性接着剤の流失が防止され
る。そして、この水性接着剤は水分を含む湿式単板であ
っても単板内部に浸透してアンカー効果を奏する。した
がって、塩化ビニールシートと湿式単板との良好な接着
強度が得られる。また、不織布が補強効果を奏して乾燥
による湿式単板の収縮を抑え、クラック発生が防止され
る。
と、塩化ビニールシートの上面に水性接着剤を用いて湿
式単板を熱圧接着する際において、塩化ビニールシート
と湿式単板との間に介在させた不織布が水性接着剤の水
分を吸収することにより、水性接着剤の流失が防止され
る。そして、この水性接着剤は水分を含む湿式単板であ
っても単板内部に浸透してアンカー効果を奏する。した
がって、塩化ビニールシートと湿式単板との良好な接着
強度が得られる。また、不織布が補強効果を奏して乾燥
による湿式単板の収縮を抑え、クラック発生が防止され
る。
【００２５】請求項２に係る床材の製造方法によると、
請求項１記載の床材の製造方法における上記効果に加え
て、塩化ビニールシートの上面に不織布が一体化した不
織布付き塩化ビニールシートを用いることにより、不織
布を積層する手間が省ける。
請求項１記載の床材の製造方法における上記効果に加え
て、塩化ビニールシートの上面に不織布が一体化した不
織布付き塩化ビニールシートを用いることにより、不織
布を積層する手間が省ける。
【００２６】請求項３に係る床材の製造方法によると、
請求項１又は請求項２記載の床材の製造方法における上
記効果に加えて、不織布による水性接着剤の吸収性と補
強効果が良好なものとなる。
請求項１又は請求項２記載の床材の製造方法における上
記効果に加えて、不織布による水性接着剤の吸収性と補
強効果が良好なものとなる。
【図１】本発明の実施形態に係る床材の製造方法を示す
分解側面図である。
分解側面図である。
１ 木質基材 ２ 不織布付き塩化ビニールシート ３ 塩化ビニールシート ４ 不織布 ５ 湿式単板
Claims (3)
- 【請求項１】 木質基材の上面に塩化ビニールシートを
接合し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿式単板
を熱圧接着するにあたって、塩化ビニールシートと湿式
単板との間に不織布を介在させることを特徴とする床材
の製造方法。 - 【請求項２】 木質基材の上面に、塩化ビニールシート
の上面に不織布が一体化した不織布付き塩化ビニールシ
ートを接合し、さらにその上面に水性接着剤を用いて湿
式単板を熱圧接着することを特徴とする床材の製造方
法。 - 【請求項３】 上記不織布がポリエステル、ビニロン、
レーヨンの繊維からなるものであって、その単位面積あ
たりの重量が４０〜１００ｇ／ｍ2 であることを特徴と
する請求項１又は請求項２記載の床材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253685A JPH0996088A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 床材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7253685A JPH0996088A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 床材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0996088A true JPH0996088A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17254730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7253685A Pending JPH0996088A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 床材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0996088A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108894467A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-27 | 湖南本安亚大新材料有限公司 | 一种使用水性胶粘接的地板布的铺装方法 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7253685A patent/JPH0996088A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108894467A (zh) * | 2018-06-25 | 2018-11-27 | 湖南本安亚大新材料有限公司 | 一种使用水性胶粘接的地板布的铺装方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |