JPH0995363A - 包装体 - Google Patents

包装体

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JPH0995363A
JPH0995363A JP7253837A JP25383795A JPH0995363A JP H0995363 A JPH0995363 A JP H0995363A JP 7253837 A JP7253837 A JP 7253837A JP 25383795 A JP25383795 A JP 25383795A JP H0995363 A JPH0995363 A JP H0995363A
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井 義 郎 藤
Yuji Sugiyama
山 有 二 杉
Katsumi Kameda
田 克 巳 亀
Satoshi Osone
聡 大曽根
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3216Rigid containers disposed one within the other

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用直前に容器本体内においてデザート用ソ
ースとスポンジ菓子を容易に混合することができる包装
体を提供する。 【解決手段】 フランジ部12を有する容器本体11に
蓋体25が被せられ、容器本体11と蓋体25との間に
シート体20が介在されている。容器本体11内にデザ
ート用ソース31が収納され、蓋体25の収納部26内
にスポンジ菓子32が収納されている。シート体20は
フランジ部12にヒートシールされる第1面21と、ス
ポンジ菓子32を支持する第2面22とからなってい
る。第2面22の他端22bを引張ると、第1面21が
フランジ部12から剥離され、収納部26内のスポンジ
菓子32が容器本体11内に落下して、デザート用ソー
ス31とスポンジ菓子32が混じり合う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデザート食品を収納
した包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばスポンジ菓子等のデザ
ート食品を収納するための包装容器が知られている。こ
のような包装容器は容器本体と、容器本体を覆う蓋体と
からなり、容器本体内にデザート食品が収納される。
【0003】使用に際しては、容器本体から蓋体が取外
され、包装容器内または外部に設けられたソース入袋を
開封して袋内のソース(デザート食品の液体部分)を容
器本体内のデザート食品の固体部分に注いでいる。その
後、使用者はソースが注がれたデザート食品の固体部分
を食べることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
包装容器の容器本体内にデザート食品が収納され、包装
容器内または外部に設けられたソース入袋を開封して袋
内のソースをデザート食品の固体部分に注いでいる。し
かしながら、ソース入袋をいちいち開封して内部のソー
スをデザート食品に注ぐことは煩雑である。
【0005】このような場合、包装容器内のデザート食
品の固体部分に予めソースを注いでおくことも考えられ
るが、デザート食品によっては食べる直前にソースを注
ぐことが必要な場合もある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、使用直前にデザート食品の固体部分と液体
部分を容易かつ簡単に混合することができる包装体を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端が開口す
るとともに、この開口周縁に設けられたフランジ部を有
する容器本体と、この容器本体を覆うとともに、収納部
が形成された蓋体と、前記フランジ部にヒートシールさ
れ容器本体の上端開口を密閉する第1面と、この第1面
に一端が連結され他端がフランジ部から外方へ突出する
第2面とを有するシート体と、前記容器本体に収納され
たデザート食品の液体部分と、前記蓋体の収納部内に収
納され、シート体の第2面により支持されたデザート食
品の固体部分と、を備え、前記第2面の他端を引張るこ
とにより、第2面が第1面上を滑って第1面をフランジ
部から剥離することを特徴とする包装体である。
【0008】本発明によれば、シート体の第2面の他端
を引張ることにより、第2面が第1面上を滑り、第2面
に連結された第1面がフランジ部から剥離される。この
間、蓋体の収納部内に収納されたデザート食品の固体部
分は第2面上において収納部により保持される。第1面
がフランジ部から剥離されると、収納部内のデザート食
品の固体部分はデザート食品の液体部分が収納された容
器本体内に落下する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図4は、本発明に
よる包装体の実施の形態を示す図である。
【0010】図1および図2に示すように、包装容器1
0は上端が開口するとともに、この開口周縁に設けられ
たフランジ部12を有する容器本体11と、この容器本
体11を覆う蓋体25と、容器本体11と蓋体25との
間に介在して設けられてシート体20とを備えている。
【0011】このうち容器本体11のフランジ部12上
には、容器本体11の開口周縁に沿ってヒートシール用
リブ13が設けられ、またフランジ12上の端部には係
合リブ15が突設されている。また容器本体11内の底
部にはデザート用ソース(デザート食品の液体部分)3
1が予め収納されており、さらに容器本体11の底面に
は後述するスポンジ菓子(デザート食品の固体部分)3
2を載置するための載置台14が設けられている。
【0012】一方、蓋体25はスポンジ菓子32を収納
する収納部26と、容器本体11のフランジ部12の外
周に嵌込まれる周縁突部28とを有している。また蓋体
25には下方へ突出する係合突起27が設けられてい
る。そして容器本体11のフランジ部12に蓋体25を
嵌込んだ場合、蓋体25の周縁突部28と係合突起27
との間でフランジ部12の係合リブ15を挟持すること
により、容器本体11に対して蓋体25がずれないよう
になっている。なお、スポンジ菓子32は略三角柱状と
なっており、これに対応して収納部26も略三角筒状と
なっている。さらに載置台14は略三角形状となってい
る。
【0013】また、シート体20はフランジ部12のヒ
ートシール用リブ13にヒートシールされて容器本体1
1の上端開口を密閉する第1面21と、この第1面に一
端22aが連結され他端22bがフランジ部12から外
方へ突出する第2面22とを有している。このようなシ
ート体20において、第2面22の他端22bを外方か
ら引張ることにより、第2面22が第1面21上を滑
り、第1面21をフランジ部12のリブ13から剥離す
るようになっている。
【0014】上述のように、包装容器10は容器本体1
1と、容器本体11を覆う蓋体25と、容器本体11と
蓋体25との間に介在して設けられたシート体20とか
らなっており、さらにこの包装容器10と、容器本体1
1内に収納されたデザート用ソース31と、蓋体25の
収納部26内に収納されたスポンジ菓子32とから包装
体が構成される。
【0015】次に各部の材質について、以下述べる。ま
ず容器本体11は、ポリプロピレン(PP)からなって
いる。また蓋体25は、透明のハイインパクトポリスチ
レン(HIPS)からなっている。
【0016】またシール体20の材質としては、積層フ
ィルムが使用され、その構成は基材層/シーラント層、
又は、基材層/中間層/シーラント層のように積層した
フィルムとなっている。このような構成において、基材
層及び中間層は単層又は二種以上の多層で構成される。
また、上記各層の間には必要に応じて接着層を設けるこ
とができる。
【0017】本発明においては、例えば基材層としてポ
リエチレンテレフタレート(PET)12μ/延伸ナイ
ロン(ON)15μの貼合フィルムを用い、引張り強
度、引裂き強度および耐ピンホール性を向上させる。こ
の場合は、基材層にイージーピールシーラント(東セロ
CMPSO11C)30μを積層し、シール材20の層
構成をPET12μ/ON15μ/イーシーピールシー
ラント30μとする。
【0018】なお、本発明において、シール体20にと
って、最低限不可欠な機能は、容器本体11と適度な強
度でシール可能であること(イージーピール性)と、開
封時に加わる引っ張り方向の力に耐えうること(引張強
度)である。従って、シーラント層のみで上記両方の機
能を保有すれば、シール体20を単層フィルムから構成
してもよい。
【0019】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。
【0020】まず容器本体11内にデザート用ソース3
1が収納され、次に容器本体11のフランジ部12上に
設けられたヒートシール用リブ13にシート体20の第
1面21がヒートシールされる。フランジ部12に対し
てシート体20をヒートシールする作用について図3お
よび図4により説明する。図3および図4に示すよう
に、まず容器本体11上にシート体20用のフィルム2
4が巻体30から繰り出される。
【0021】次に図3に示すように容器本体11のフラ
ンジ部12上に設けられたヒートシール用リブ13に、
フィルム24がヒートシールされる。次にヒートシール
用リブ13にヒートシールされたフィルム24が、切込
線24aに沿って型抜きされ、このようにして第1面2
1と第2面22とからなるシート体20が得られる。こ
の場合、第1面21の形状は、容器本体11のフランジ
部12外周より大きくなっているが、第2面22の形状
はフランジ部12外周と略同一となっている(図3)。
このため、第1面21の形状は、第2面22の形状より
大きくなっている。
【0022】次にシート体20の第2面上にスポンジ菓
子32が載置され、その後容器本体11のフランジ部1
2に蓋体25が嵌込まれる。
【0023】この場合、蓋体25の周縁突部28がフラ
ンジ部12の外周に嵌込まれ、またスポンジ菓子32が
蓋体25の収納部26内に収納される。またフランジ部
12の係合リブ15が周縁突部28と係合突起27との
間で挟持されるとともに、第2面22の他端22bが、
容器本体11のフランジ部12および蓋体25の周縁突
部28の間から外方へ突出している。また第1面21の
周縁は、フランジ部12と周縁突部28との間に狭ま
る。
【0024】このようにして包装容器10内に、デザー
ト用ソース31とスポンジ菓子32とを収納してなる包
装体が得られる。包装容器10のうち容器本体11と蓋
体25は、必要に応じて容器本体11および蓋体25の
端部に設けられた閉止シール(図示せず)により互いに
離れないよう連結保持されている。この場合、閉止シー
ル上に、包装容器10の開封手順を書込んでもよい。
【0025】次に容器本体11のフランジ部12と蓋体
25のうち、係合リブ15側を上下方向から把持し、同
時に第2面22の他端22bを外方へ引張る。この場
合、シート体20の第2面22が、第1面21上を滑る
とともに、第2面22に連結された第1面21がフラン
ジ部12のヒートシール用リブ13から徐々に剥離す
る。
【0026】この間、フランジ部12の係合リブ15が
周縁突部28と係合突起27との間で挟持されるので、
容器本体11に対して蓋体25がずれることはなく、ま
たスポンジ菓子32は蓋体25の収納部26内に収納保
持される。また第1面21の周縁がフランジ部12と周
縁突部28との間に狭持されているので、他端22bを
外方へ引張った場合、第2面22から第1面21側へ引
張力が加わり、このため第1面21の周縁によってフラ
ンジ部12と周縁突部28との間の嵌合が解除される。
【0027】その後シート体20の第1面21がフラン
ジ部12のヒートシール用リブ13から徐々に剥離し、
シート体20がスポンジ菓子32の下方から第2面22
の他端22b側へ移行すると、スポンジ菓子32は下方
へ落下して容器本体11内の載置台14上に載置され
る。このように、スポンジ菓子32は容器本体11内の
載置台14上に載置されるので、スポンジ菓子32がデ
ザート用ソース31に過度に浸されることはない。
【0028】その後蓋体25を容器本体11から取外
し、容器本体11内のデザート用ソース31をスプーン
等により載置台14上のスポンジ菓子32上に注ぐ。
【0029】次に載置台14上のスポンジ菓子32を食
べることができる。
【0030】以上のように本実施の形態によれば、容器
本体11のフランジ部12と蓋体25とを把持しなが
ら、第2面22の他端22bを外方へ引張るだけで、フ
ランジ部12のヒートシール用リブ13から第1面21
を剥離させることができるとともに、スポンジ菓子32
を予めデザート用ソース31が収納された容器本体11
の載置台14上に載置することができる。このため、容
易にスポンジ菓子32にデザート用ソース31を容器に
注いで食べることができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シート体
の第2面他端を引張るだけで、シート体の第1面を容器
本体のフランジ部から剥離させて、収納部内のデザート
食品の固体部分をデザート食品の液体部分が収納された
容器本体内へ落下させることができる。このため容器本
体内において、デザート食品の固体部分と液体部分を容
易に混ぜ合せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による包装体の実施の形態を示す斜視
図。
【図2】図1に示す包装体の側断面図。
【図3】容器本体にシート体をヒートシールする状態を
示す図。
【図4】シート体を示す平面図。
【符号の説明】
10 包装容器 11 容器本体 12 フランジ部 13 ヒートシール用リブ 14 載置台 15 係合リブ 20 シート体 21 第1面 22 第2面 22a 一端 22b 他端 25 蓋体 26 収納部 27 係合突起 28 周縁突部 31 デザート用ソース 32 スポンジ菓子
フロントページの続き (72)発明者 亀 田 克 巳 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 大曽根 聡 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端が開口するとともに、この開口周縁に
    設けられたフランジ部を有する容器本体と、 この容器本体を覆うとともに、収納部が形成された蓋体
    と、 前記フランジ部にヒートシールされ容器本体の上端開口
    を密閉する第1面と、この第1面に一端が連結され他端
    がフランジ部から外方へ突出する第2面とを有するシー
    ト体と、 前記容器本体に収納されたデザート食品の液体部分と、 前記蓋体の収納部内に収納され、シート体の第2面によ
    り支持されたデザート食品の固体部分と、を備え、 前記第2面の他端を引張ることにより、第2面が第1面
    上を滑って第1面をフランジ部から剥離することを特徴
    とする包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007223642A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Taiki:Kk 化粧料包装体
US8409645B2 (en) 2008-11-18 2013-04-02 Kraft Foods Group Brands Llc Food package for segregating ingredients of a multi-component food product
US8551545B2 (en) 2008-11-18 2013-10-08 Kraft Foods Group Brands Llc Food package for segregating ingredients of a multi-component food product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007223642A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Taiki:Kk 化粧料包装体
US8409645B2 (en) 2008-11-18 2013-04-02 Kraft Foods Group Brands Llc Food package for segregating ingredients of a multi-component food product
US8551545B2 (en) 2008-11-18 2013-10-08 Kraft Foods Group Brands Llc Food package for segregating ingredients of a multi-component food product

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