JPH0995320A - 容器等の熱収縮性フイルムによる包装機 - Google Patents

容器等の熱収縮性フイルムによる包装機

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JPH0995320A
JPH0995320A JP27666295A JP27666295A JPH0995320A JP H0995320 A JPH0995320 A JP H0995320A JP 27666295 A JP27666295 A JP 27666295A JP 27666295 A JP27666295 A JP 27666295A JP H0995320 A JPH0995320 A JP H0995320A
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JP
Japan
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steam
heat
tunnel
shrinkable film
boiler
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JP27666295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uchida
博 内田
Toyoo Akisawa
豊穂 秋沢
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K U SYST KK
Original Assignee
K U SYST KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱収縮性フイルムによる包装を蒸気加熱によ
りできる、小型で経済的な機械を提供する。 【解決手段】 一個の機体1内に、加熱蒸気を発生、供
給するボイラ−10、蒸気タンク11、給水タンク12と、蒸
気を噴出する手段6,7を備えたスチ−ムトンネル5と
熱収縮性フイルムを被着する被包装物を載せ、スチ−ム
トンネル5内を通って走行するベルト16を備えたベルト
コンベヤ13とを配設する。また、噴出後の蒸気はラジエ
タ−20に通し、ドレ−ンとして給水タンクに回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の飲料や食品類を
詰めたビン、ボトル等の容器類や肉、魚具等の食品自体
を、熱収縮性フイルムにより被着、包装するための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料や食品を詰めた各種の容器類には、
衛生の保持や新品を保障するために、その口元部分や全
体を透明、半透明の合成樹脂フイルムを熱収縮により被
着、包装することが行われている。また、肉や魚具等の
各種生鮮食品やその冷凍、冷蔵品等も鮮度保持等の目的
から熱収縮性フイルムを使って包装することが行われて
いる。この包装は、従来一般に、容器類や食品類に熱収
縮性フイルムを被せ、それに熱風を吹き付けてフイルム
を収縮、被着させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うな熱風によってフイルムを熱収縮させる方法では、被
包装物が冷たかったり、ぬれていたりすると、フイルム
の収縮が十分行われにくくなるので、そのような品物の
包装では、熱風の温度や吹き付け量を大巾に増大させる
必要があり、装置が大規模化することになる。
【0004】そこで、上記の熱風に代わって熱風より比
熱の大な蒸気を吹付けることもなされているが、それに
は、ボイラ−や蒸気配管等の設備に多額の費用を要する
ことになり、規模の大きな加工場以外では使用できない
といった問題がある。
【0005】本発明は、上記従来の事情にかんがみなさ
れたもので、一個の機体内にボイラ−等の蒸気発生装置
類と被包装物のコンベヤと蒸気吹付け機構を設けること
により、蒸気の吹付けによる品物の熱収縮性フイルムに
よる被着、包装が確実、容易にでき、中小規模の加工場
でも使用することを可能とした、熱収縮性フイルムによ
る容器、食品類の包装装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成について、実施例に対応する図面を参
照して説明すると、本発明は、ボックス状に形成した機
体1内に、加熱蒸気を噴射するスチ−ムパイプ6,6を
備えたスチ−ムトンネル5を設け、該スチ−ムトンネル
5の下部に、スチ−ムトンネル5内を通って走行する搬
送ベルト16を有するベルトコンベヤ13を装架するととも
に、スチ−ムトンネル5の上方に、スチ−ムトンネル5
より出た蒸気よりドレ−ンを回収するラジエタ−20を設
け、また、スチ−ムトンネル5に隣接して、スチ−ムパ
イプ6,6に蒸気を供給するボイラ−10及びボイラ−10
への水の供給と、ラジエタ−20に冷却水を循環供給し、
かつドレ−ンを取り入れる給水タンク12を搭載したこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】熱収縮性フイルム28を被せた被包装物27はベル
トコンベヤ13の一端部上に載せられ、スチ−ムトンネル
5内を通過する。スチ−ムトンネル5内にはボイラ−10
よりの加熱蒸気が、スチ−ムパイプ6の噴出ノズル7,
7より噴射されており、熱収縮性フイルム28はそのトン
ネル5内を通る間に収縮して被包装物27に収縮、被着さ
れる。そして、ベルトコンベヤ13の他端部より取り出さ
れる。使用された蒸気はラジエタ−20により冷却され、
ドレ−ンとなって給水タンク12に回収される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す一部縦断正
面図、図2は同一部縦断側面図である。図1、図2にお
いて、1はボックス状に形成された機体で、その表側半
部には包装関係の装置類が収められ、裏側半部にはボイ
ラ−関連の装置類が収められており、下端には走行用の
車輪2,2と機体1の固定手段3,3が設けられてい
る。
【0009】機体1の表側半部の上下中間部には、機体
1の前後方向に延長する断熱材等によるスチ−ムトンネ
ル5が下側を開放して設けられており、その内壁面に
は、噴出ノズル7,7を隔設したスチ−ムパイプ6,6
の複数本が、上下に間隔をおいて列設されている。そし
て、それらスチ−ムパイプ6,6は、後述するボイラ−
10に付属したスチ−ムタンク11に給送管8を介して接続
されている。また、機体1の前、後壁には、スチ−ムト
ンネル5に対向する位置より下方に長く形成された開口
部4,4が設けられている。
【0010】上記スチ−ムトンネル5の下部には、スチ
−ムトンネル5内より開口部4,4を抜けて機体1の
前、後両端より外方に所要の長さ突出するベルトコンベ
ヤ13が装架されている。すなわち、スチ−ムトンネル5
の下端部内には、機体1の前、後端より相当量外方に突
出するコンベヤフレ−ム14が架設され、その前、後端部
には一対のベルトロ−ラ15,15が設けられ、それらに掛
け回されたエンドレスベルト15が、モ−タ17により図1
の矢印a方向に走行されるようになっており、エンドレ
スベルト16の搬送側にあたる上部はスチ−ムトンネル5
の下部内をその長さ方向に走行されるようになってい
る。
【0011】スチ−ムトンネル5の上面より上方に少し
離れた位置には中央部に通孔19を有する天井隔壁18が設
けられ、その天井隔壁18上には、通孔19と連通したラジ
エタ−20が設置されており、ラジエタ−20の上方には機
体1の天井板22が設けられているとともに、ラジエタ−
20の排気口21と対向して抜孔23が設けられ、その上に換
気扇24が設置されている。そして、ラジエタ−20には冷
却水の供給管25aと戻り管25bの各一端が接続され、そ
れら両管25a,25bの各他端は、後述する給水タンク12
に接続されている。また、ラジエタ−20には、上記給水
タンク12に接続したドレ−ン管26が設けられている。
【0012】機体1の裏側半部には、ボイラ−10と、ボ
イラ−10よりの蒸気を上記スチ−ムパイプ6,6に供給
する蒸気タンク11と、ボイラ−10への水の送入とラジエ
タ−20へ冷却水を循環供給及びラジエタ−20よりのドレ
−ンを取り入れるための給水タンク12とが搭載されてい
る。
【0013】上述の装置において、ボイラ−10で発生し
た蒸気は、蒸気タンクに留められ、それより給送管8,
8を経てスチ−ムパイプ6,6へと送られ、各スチ−ム
ノズル7,7よりスチ−ムトンネル5内に噴出される。
他方、ベルトコンベヤ13は、モ−タ17の駆動によりエン
ドレスベルト16が図1の矢印aのように、スチ−ムトン
ネル5の下部内を通って走行される。その状態で、図1
に示すように、容器等の被包装物27に熱収縮性フイルム
28を被せてエンドレスベルト16の走行基端側に載せれ
ば、被包装物27はスチ−ムトンネル5内を通り移送され
て行くことになる。その際、スチ−ムノズル7,7より
の加熱蒸気の噴射を受けて、熱収縮性フイルム28は収縮
し、被包装物に密に被着され、その被着されたものはス
チ−ムトンネル5から機体1外へと運ばれ、取り出され
るのである。
【0014】スチ−ムトンネル5内に噴出された蒸気
は、その両端から出て上昇し、スチ−ムトンネル5と天
井隔壁18との間隙を通って換気扇24の作用で通孔19より
ラジエタ−20に流入する。そこで供給管より送られた冷
却水により冷されて、水分はドレ−ン管26に集められて
給水タンク12に返送され、空気分は換気扇24より機外へ
と放出される。
【0015】図3は、スチ−ムパイプ6の他の実施例を
示したものである。この例では、各噴出ノズル7は、外
向きに拡がるラッパ状に形成されている。そして、スチ
−ムパイプ6には、各噴出ノズル7,7を設けた個所
に、噴出ノズル7の外端にあたる径大部7aより小径と
した噴出孔31を設けた調節環体30が、スチ−ムパイプ6
の軸方向及び周方向に移動自在に嵌合されており、ネジ
32の締付けにより固定できるようになっている。この実
施例のものは、調節環体30における噴出孔31を噴出ノズ
ル7の内端にある小孔7bとずらせて固定することによ
り、蒸気の噴射方向を自在に変更することができる。
【0016】図4は、ビン等の容器を被包装物27として
そのほぼ全周に熱収縮性フイルム28を被着する状態を示
したもので、被包装物27に筒状の熱収縮性フイルム28を
鎖線で示すように被せて加熱蒸気を吹き付ければ、収縮
して被包装物27のほぼ全面に被着される。図5は、被包
装物27の上部のみに熱収縮性フイルム28を被着する例を
示したもので、この場合は、鎖線で示すように、被包装
物27の肩部より上部に筒状の熱収縮性フイルム28を被せ
て被着させる。
【0017】上記各例のほか、本発明装置により行う熱
収縮性フイルムによる被着、包装は、肉類や魚具類或は
野菜、果物、その他各種食品類等に対して広く適用され
るものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一個の機体の中に、ボイラ−及びその関連装置と、被放
送物の搬送装置と被包装物への蒸気吹き付け装置等、熱
収縮性フイルムによる収縮包装に関する一連の装置類を
配設したので、比熱の高い蒸気による熱収縮性フイルム
の被着、包装が、従来のような大がかりになる配管設備
を要さず、コンパクトな設備、機械により行うことがで
き、特に、中小規模の加工場において経済的に便利に使
用することができる。
【0019】また、本発明の機械は、被包装物をベルト
コンベヤに載せてスチ−ムトンネル内を通ることによっ
て、被包装物への熱収縮性フイルムの蒸気吹き付けによ
る被着、包装が自動的に行えるので、包装作業が簡便で
能率よくできるとともに、熱効率がよく、被包装物が低
温であったりぬれているものであっても、熱収縮性フイ
ルムによる収縮被着包装を確実に行うことができる。
【0020】しかも、機械は全体にコンパクトに形成で
きるとともに、機構上も簡単で安価に製作することがで
き、使用済み蒸気よりのドレ−ン回収も行えることなど
から、ランニングコストも低く、また、安全で作業環境
も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部縦断平面図であ
る。
【図2】同一部縦断側面図である。
【図3】スチ−ムパイプの他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図4】被包装物への熱収縮性フイルムによる包装の一
例を示す説明図である。
【図5】同他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 機体 4 開口部 5 スチ−ムトンネル 6 スチ−ムパイプ 7 噴出ノズル 8 給送管 10 ボイラ− 11 蒸気タンク 12 給水タンク 13 ベルトコンベヤ 14 フレ−ム 15 ベルトロ−ラ 16 エンドレスベルト 18 天井隔壁 19 通孔 20 ラジエタ− 24 換気扇 25a 供給管 25b 戻り管 26 ドレ−ン管 27 被包装物 28 熱収縮性フイルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボックス状に形成した機体内に、加熱蒸気を噴射するス
    チ−ムパイプを備えたスチ−ムトンネルを設け、該スチ
    −ムトンネルの下部に、スチ−ムトンネル内を通って走
    行する搬送ベルトを有するベルトコンベヤを装架すると
    ともに、スチ−ムトンネルの上方に、スチ−ムトンネル
    より出た蒸気よりドレ−ンを回収するラジエタ−を設
    け、また、スチ−ムトンネルに隣接して、スチ−ムパイ
    プに蒸気を供給するボイラ−及びボイラ−への水の供給
    と、ラジエタ−に冷却水を循環供給し、かつドレ−ンを
    取り入れる給水タンクを搭載したことを特徴とする、容
    器等の熱収縮性フイルムによる包装機。
JP27666295A 1995-09-29 1995-09-29 容器等の熱収縮性フイルムによる包装機 Pending JPH0995320A (ja)

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JP (1) JPH0995320A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8051630B2 (en) 2005-04-19 2011-11-08 Multivac Sepp Haggenmueller Gmbh & Co. Kg Device for shrinking packagings
CN108137183A (zh) * 2015-10-19 2018-06-08 株式会社南阳魔术 旋转式热收缩标签纸附着装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8051630B2 (en) 2005-04-19 2011-11-08 Multivac Sepp Haggenmueller Gmbh & Co. Kg Device for shrinking packagings
EP1871673B2 (de) 2005-04-19 2014-08-13 Multivac Sepp Haggenmüller GmbH & Co. KG Vorrichtung zum schrumpfen von verpackungen
CN108137183A (zh) * 2015-10-19 2018-06-08 株式会社南阳魔术 旋转式热收缩标签纸附着装置

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