JPH0995241A - 自動車用品の取付構造 - Google Patents

自動車用品の取付構造

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JPH0995241A
JPH0995241A JP27716195A JP27716195A JPH0995241A JP H0995241 A JPH0995241 A JP H0995241A JP 27716195 A JP27716195 A JP 27716195A JP 27716195 A JP27716195 A JP 27716195A JP H0995241 A JPH0995241 A JP H0995241A
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JP
Japan
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boss
horn pad
pin
slit
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP27716195A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Yamada
光広 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2部品の間に取付構造を備えた自動車用品の
取り付け作業を容易、かつ、的確にする。 【解決手段】 取付平面2上の一部にボス5を立設し、
取付平面2上の一部に表装するホーンパッド3の裏面に
ボス5に嵌着させる先割れピン4を設け、ボス5の外周
縁の、先割れピン4のスリットの貫通方向kと直交する
方向位置に、ボス5の上面部と同程度の高さに形成さ
れ、かつ、この箇所の半径方向の厚みをスリット幅より
大きくさせたリブ15を設けた。ホーンパッド3を取付平
面2上に当てたとき、ボス5に先割れピン4が整合して
いないときは、リブが侵入を阻止し、スリットがボス5
の周壁にかみ込むこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車を構成する
ステアリングホイール、インストルメントパネル等の表
面に嵌着させる自動車用品の取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルの表面
部に意匠パネルを嵌着させるとき、または、ステアリン
グホイールにホーンパッドを装着するときには、意匠パ
ネルの裏側にピンを設けて対応面にボスを設けて嵌着さ
せるようにしたり、ホーンパッドの裏側にピンを設けて
対応面にボスを設けて嵌着させるようにしたものがある
(実開昭62-38767号公報、実公平2-35580 号公報参
照)。ホーンパッドに形成したピンをステアリングホイ
ールのボスに押し込んで装着するものにあってはばねを
介装したものもある(実開昭63-59068号公報参照)。
【0003】以下、ステアリングホイールを一例として
説明する。図7ないし、図9に示すように、ステアリン
グホイール1の中央部(取付面2)にホーンパッド3が
装着されているものは、ホーンパッド3の裏側に設けた
合成樹脂製の先割れピン4をステアリングホイール1の
中央部4か所に形成されたボス5に嵌合させている。ボ
ス部はPP(ポリプロピレン樹脂)製のステアリングホ
イール1では一体に成形することができる。
【0004】また、図10に示すように、ボス5の内孔に
は係止部6を備え、内孔縁にテーパ7を形成しており、
先割れピン4には係合部8およびスリット9が形成さ
れ、ホーンパッド3を装着するときは先割れピン4が裏
側になるので、テーパ7によって先割れピン4がボス5
に嵌り易いようになっている。また、ステアリングホイ
ール1は概してスポーク10が左右または下部に数本存在
する。このため、図9に示すスポーク10の端面11をホー
ンパッド3のガイドに利用して装着すると作業が簡単に
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホーンパッ
ド3をステアリングホイール1に組み付ける際に、先割
れピン4がボス5に嵌着するときは図11に示すボス5の
切込12によって、ボス5の径が大きくなる。しかしなが
ら、ピン位置が見えないのでホーンパッド3の位置がず
れた場合、図11に示すように、先割れピン4のスリット
9がボス5の肉厚部(周壁の厚み)に臨むことになる。
このまま先割れピン4を押し込むとスリット9にボス肉
厚部が嵌り込み、ホーンパッド3は位置ずれしたまま装
着されてしまうことになる。
【0006】また、スポーク10の端面11を利用してホー
ンパッド3を装着しようとしても、ボス5の肉厚部の距
離だけずれた位置で押し込むと、同様に、スリット9に
ボス肉厚部が嵌り込み、ホーンパッド3は位置ずれした
まま装着されてしまうことになる。
【0007】本発明は、ステアリングホイールとホーン
パッドのように表面に意匠部品等を装着するときの自動
車用品の取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、取付平面上の一部にボスを立設し、該取付
平面上の一部に表装するカバーの裏面に前記ボスに嵌着
させる先割れピンを設け、前記ボスの外周縁の、前記先
割れピンのスリットの貫通方向と直交する方向位置に、
前記ボスの上面部と同程度の高さに形成され、かつ、こ
の箇所の半径方向の厚みを前記スリット幅より大きくさ
せたリブを設けたことを特徴とする。
【0009】すなわち、ステアリングホイールの中心部
のホーンパッドの取付面上にボスを立設し、前記ホーン
パッドの裏側に前記ボスに嵌着させる先割れピンを設
け、前記ボスの外周縁の、前記先割れピンのスリットの
貫通方向と直交する方向位置に、前記ボスの上面部と同
程度の高さに形成され、かつ、この箇所の半径方向の厚
みを前記スリット幅より大きくさせたリブを設けたこと
を特徴とする。
【0010】また、ステアリングホイールの中心部のホ
ーンパッドの取付面上にボスを立設し、前記ホーンパッ
ドの裏側に前記ボスに嵌着させる先割れピンを設け、前
記ホーンパッドの側面に近接対向する端面を備えたスポ
ークを前記ステアリングホイールに設け、前記ボスの外
周縁の前記端面と平行な方向に沿う位置に、前記ボスの
上面部と同程度の高さに形成され、かつ、この箇所の半
径方向の厚みを前記スリット幅より大きくさせたリブを
設けたことを特徴とする
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は先割れピンのスリット幅
よりもボスの肉厚を大きくしようとするものであるが、
ボスの全周の肉厚を大きくすることは生産コストがかか
るので、ボスの肉厚を必要以上に厚くせず、ピンのスリ
ットがボスに嵌り込むことを効果的に防止しようとする
ものである。したがって、ホーンパッド装着時にホーン
パッドの移動方向にボスの肉厚部にスリット幅よりも大
きくなるリブを設ける。
【0012】ここで、ホーンパッドは取付位置が決めら
れ、スポーク端面にガイドされるので、ボス肉厚部のス
ポーク端面に沿った方向位置にリブを形成することで、
先割れピンのスリットはどの向きでも良くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1に示すように、ステアリングホイール1
はその中央部の取付面2の4か所(2か所図示)にボス
5が立設され、ホーンパッド(カバー)3の裏側に先割
れピン4が対応して設けられている。ステアリングホイ
ール1から延びたスポーク10はホーンパッド3の側面に
臨む端面11を形成している。
【0014】ホーンパッド3は、図2ないし図4に示す
ように、表面が凸状に湾曲され、裏側の4か所には支持
台13が形成され、それぞれの支持台13の先端に同方向に
先割れピン4が突出形成されている。先割れピン4に
は、図5に示すように、先端に係合部8が設けられ、ま
た、軸方向に侵入され、かつ、軸に直交する方向に貫通
する(貫通方向K)スリットが形成されている。
【0015】取付面2に形成したボス5の肉厚部(周壁
の厚み)14には、図1および図5に示すように周壁の対
抗する側に2つのリブ15を設けている。この位置の周壁
の厚みAは先割れピン4のスリット9の幅Bより大きく
されている。
【0016】図5において、紙面上、左右方向(K方向
と直交する方向)に先割れピン4を動かしてボス5に整
合させるとき、不整合の位置にあるときは、先割れピン
4の先端の一部がリブ15を含む肉厚部の上面に当接また
は圧接するので、先割れピン4がボス5に侵入すること
はない。
【0017】すなわち、ステアリングホイール1にホー
ンパッド3を装着する場合、リブ15の位置はスリット9
の貫通する方向Kと直交する方向に設ける。ホーンパッ
ド3を位置決めするときは、「スリット9の貫通する方
向Kと直交する方向」、すなわちリブ15が取り付けられ
ている方向にホーンパッド3を移動して位置決めを行
う。このとき、移動方向と直交する方向には、ずれない
ようにされている。このようにすることで、先割れピン
4はボス5の肉厚部14に載り、押し込まれることがな
く、正規の位置でのみ装着できるようになる。また、位
置ずれを気にしないですむので作業も簡単である。
【0018】また、スポーク10の端面11をガイドとして
利用した場合、図1に示すように、ボス5の肉厚部14
に、ガイド(端面11)に沿ってホーンパッド3を動かす
方向の位置にリブ15を設ける。この場合のスリット9の
貫通方向はガイド(端面11)と直交する。ガイド(端面
11)に対してリブ15をこのように取り付けたとき、スリ
ット9の向きはどの方向でも可能になり、ホーンパッド
3の製作が容易になる。また、図5に示すように、リブ
15の高さはボス5の肉厚部15と同じ高さでも良く、図6
に示すように、肉厚部15よりわずかに低くてもスリット
9が噛み合わなければ良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したもので
あるので、ステアリングホイールに設けたボスを成形す
るうえで、リブによって必要な肉厚部だけにしたので、
生産コストを抑えることができ、リブによりカバー(ホ
ーンパッド)を正規な位置に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例の自動車用ステアリングホ
イールとホーンパッドの取付構造を示した斜視図であ
る。
【図2】図1に示すホーンパッドの平面図である。
【図3】図2に示すA−A断面図である。
【図4】図2に示すB−B断面図である。
【図5】実施例のボスおよび先割れピンの嵌合構造を示
す断面図である。
【図6】実施例の他のボスおよび先割れピンの嵌合構造
を示す断面図である。
【図7】従来の自動車用ステアリングホイールを示す平
面図である。
【図8】図7に示すステアリングホイールの側面図であ
る。
【図9】図7に示すステアリングホイールの要部側断面
図である。
【図10】従来のステアリングホイールとホーンパッド
との取付構造を示す側断面図である。
【図11】図10に示す結合構造の状態を説明する側断面
図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 取付平面 3 カバー(ホーンパッド) 4 先割れピン 5 ボス 9 スリット 10 スポーク 11 端面 15 リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付平面上の一部にボスを立設し、該取
    付平面上の一部に表装するカバーの裏面に前記ボスに嵌
    着させる先割れピンを設け、前記ボスの外周縁の、前記
    先割れピンのスリットの貫通方向と直交する方向位置
    に、前記ボスの上面部と同程度の高さに形成され、か
    つ、この箇所の半径方向の厚みを前記スリット幅より大
    きくさせたリブを設けたことを特徴とする自動車用品の
    取付構造。
  2. 【請求項2】 ステアリングホイールの中心部のホーン
    パッドの取付面上にボスを立設し、前記ホーンパッドの
    裏側に前記ボスに嵌着させる先割れピンを設け、前記ボ
    スの外周縁の、前記先割れピンのスリットの貫通方向と
    直交する方向位置に、前記ボスの上面部と同程度の高さ
    に形成され、かつ、この箇所の半径方向の厚みを前記ス
    リット幅より大きくさせたリブを設けたことを特徴とす
    る自動車用品の取付構造。
  3. 【請求項3】 ステアリングホイールの中心部のホーン
    パッドの取付面上にボスを立設し、前記ホーンパッドの
    裏側に前記ボスに嵌着させる先割れピンを設け、前記ホ
    ーンパッドの側面に近接対向する端面を備えたスポーク
    を前記ステアリングホイールに設け、前記ボスの外周縁
    の前記端面と平行な方向に沿う位置に、前記ボスの上面
    部と同程度の高さに形成され、かつ、この箇所の半径方
    向の厚みを前記スリット幅より大きくさせたリブを設け
    たことを特徴とする自動車用品の取付構造。
JP27716195A 1995-09-30 1995-09-30 自動車用品の取付構造 Pending JPH0995241A (ja)

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20040303

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