JPH0226770Y2 - - Google Patents

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JPH0226770Y2
JPH0226770Y2 JP1984048260U JP4826084U JPH0226770Y2 JP H0226770 Y2 JPH0226770 Y2 JP H0226770Y2 JP 1984048260 U JP1984048260 U JP 1984048260U JP 4826084 U JP4826084 U JP 4826084U JP H0226770 Y2 JPH0226770 Y2 JP H0226770Y2
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JP
Japan
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boss
plate spoke
engagement
circumferential groove
plate
Prior art date
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JP1984048260U
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JPS60158963U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は板スポークの係合突片を、ボスの上
端部に設けた係合周溝に回転係合し、更に板スポ
ークとボスとを溶接などして固着した点に特徴を
有するステアリングホイールに係るものである。
従来のステアリングホイールは第9図と第10
図に図示したように板スポーク41のほぼ中央に
挿通孔42を設け、この板スポーク41の挿通孔
42にボス44の上端部を挿通して板スポーク4
1とボス44とを下面から1部分または全部を溶
接48したものであるから、板スポーク41とボ
ス44との溶接48が万一不完全な場合、衝突事
故により運転者がステアリングホイールに撃突し
た際に溶接48が破壊され、第11図々示のよう
に板スポーク41とボス44とが分離されてステ
アリングホイールがはね上つたり、またシヤフト
49側に抜けてしまつたりすることにより運転者
が怪我をするおそれがあるという欠点がある。
この考案は従来のステアリングホイールが有す
る前記の欠点を解消して板スポークとボスとの溶
接などの固着が万一破壊されてもステアリングホ
イールがはね上つたり、シヤフト側に抜けてしま
うことがないようにすることを目的としたもので
ある。
次にこの考案のステアリングホイールを実施例
について図面とともに説明する。
実施例 1 第1図から第4図に図示したように、板スポー
ク1にはボス取付部であるほぼ中央部に相対向し
て2個の係合突片3,3を有する挿通孔2を設け
る。ボス4には上端部に板スポーク1の厚さとほ
ぼ同じ巾の係合周溝5を設けるとともにこの係合
周溝5を構成する上端にボス4の径より小さく挿
通孔2の径と略同一の径を有するフランジ6を設
け、このフランジ6に前記板スポーク1に設けた
係合突片3,3に対応した形状の切欠き部7,7
を相対向して2個設ける。
組み立てに関しては、まず板スポーク1の挿通
孔2の係合突片3,3とボス4のフランジ6の切
欠き部7,7とを合致させて板スポーク1の挿通
孔2にボス4の上端部を係合周溝5まで挿通す
る。次に挿通後の板スポーク1またはボス4を約
90度回転することにより板スポーク1の係合突片
3,3をボス4の係合周溝5に係合し、更に板ス
ポーク1とボス4とを溶接8してステアリングホ
イール9を得る。
この実施例1のステアリングホイール9におい
て、衝突事故により運転者がステアリングホイー
ルに撃突した場合、板スポーク1とボス4とは係
合突片3,3と係合周溝5とにより相互に係合し
ているため溶接8が破壊される危険性はほとんど
なく、また万一溶接8が破壊されたとしても板ス
ポーク1の挿通孔2の係合突片3,3とボス4の
フランジ6の切欠き部7,7とが合致しないかぎ
り板スポーク1がボス4から離脱することはない
ので安全である。
なお、この実施例1のステアリングホイール9
では2個の係合突片3,3と2個の切欠き部7,
7を設けたものについて説明したが、係合突片と
切欠き部はそれぞれ1個でも3個以上でもよい。
また板スポーク1とボス4との固着は溶接の外に
接着剤で固着したり、加締めて固着したりなど適
宜の固着手段でもよい。
実施例 2 第5図に図示したように、板スポーク11には
ボス取付部に相対向して2個の係合突片13,1
3を有する挿通孔12を設ける。
ボス14には上端部に板スポーク11の厚さと
ほぼ同じ巾の係合周溝15を設けるとともにこの
係合周溝15を構成する上端にボス11の径より
小さい径を有するフランジ16を設け、このフラ
ンジ16に前記板スポーク11に設けた係合突片
13,13に対応した形状の切欠き部17,17
を相対向して2個設ける。
組み立てに関しては前記実施例1と同様に挿通
孔12の係合突片13,13とフランジ16の切
欠き部17,17とを合致させて板スポーク11
の挿通孔12にボス14の上端部を係合周溝15
まで挿通し、板スポーク11またはボス14を約
90度回転することにより板スポーク11の係合突
片13,13をボス14の係合周溝15に係合す
る。更に板スポーク11とボス14とを溶接して
ステアリングホイールを得る。
なお、この実施例2のステアリングホイールで
はボス14の係合周溝15としてほぼ同じ巾で、
ほぼ同じ深さの係合周溝について説明したが、こ
の係合周溝の巾または深さをフランジの切欠き部
と切欠き部とのほぼ中央にかけて徐々に巾を狭く
したり、または徐々に深さを浅くしたりすること
により相互に係合した際に板スポークとボスとの
係合をより強固にすることができる。
実施例 3 第6図と第7図に図示したように、板スポーク
21には実施例1と同様に相対向して2個の係合
突片23,23を有する挿通孔22を設ける。
ボス24には上端部に板スポーク21の厚さと
ほぼ同じ巾の係合周溝25を設けるとともにこの
係合周溝25を構成する上端にボス24の径より
小さく挿通孔22の径と略同一の径を有するフラ
ンジ26を設け、このフランジ26に前記板スポ
ーク21に設けた係合突片23,23に対応した
形状の切欠き部27,27を相対向して2個設け
る。更にボス24の切欠き部27と切欠き部27
とのほぼ中央の係合周溝25にストツパー30,
30を設ける。
組み立てに関しては前記実施例1,2と同様に
挿通孔22の係合突片23,23とフランジ26
の切欠き部27,27とを合致させて板スポーク
21の挿通孔22にボス24の上端部を係合周溝
25まで挿通し、板スポーク21またはボス24
を回転することにより板スポーク21の係合突片
23,23は係合周溝25に設けたストツパー3
0,30に当つて所定の位置で停止し、板スポー
ク21の係合突片23,23をボス24の係合周
溝25に係合する。更に板スポーク21とボス2
4とを溶接してステアリングホイール29を得
る。
この実施例3のステアリングホイール29のよ
うに係合周溝25にストツパー30,30を設け
ておくと、板スポーク21とボス24とを所定の
位置に係合することができるのでステアリングホ
イールの位置決めを行うことができる。
なお、ストツパー30はボス24に1体に設け
てもよいし、ボス24に設けた係合周溝25に別
体のストツパー30を溶接などして固着してもよ
い。また第8図に図示したようにボス34の切欠
き部37と切欠き部37とのほぼ中央のフランジ
36を下方の係合周溝35に叩き出して1個のス
トツパー40を設けてもよく、このように叩いて
1個のストツパー40を設けるとストツパー40
の近辺の係合周溝35の巾が狭くなるので係合周
溝35に板スポークの係合突片を強固に係合する
ことができる。
この考案のステアリングホイールは板スポーク
の係合突片をボスの係合周溝に回転係合し、板ス
ポークとボスとを固着したステアリングホイール
であるから、衝突事故により運転者がステアリン
グホイールに撃突した場合でも板スポークとボス
の溶着などの固着が破壊される危険性がほとんど
なく、万一固着が破壊された場合にも板スポーク
の係合突片とボスの係合周溝とは相互に強固に係
合しているために板スポークがボスから離脱する
ことがないので安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の1実施例の平面図、第2図
は第1図の−拡大断面図、第3図は第1図の
−拡大断面図、第4図は係合前の要部拡大斜
視図、第5図は本考案品の別の実施例の係合前の
要部拡大斜視図、第6図は更に別の実施例の要部
拡大平面図、第7図は同じく係合前の要部拡大斜
視図、第8図は更に別の実施例のボスの拡大斜視
図、第9図は従来品の平面図、第10図は第9図
の縦断面図、第11図は第9図の従来品が分離し
た状態の縦断面図である。 1は板スポーク、2は挿通孔、3は係合突片、
4はボス、5は係合周溝、6はフランジ、7は切
欠き部、8は溶接、9はステアリングホイール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板スポークのボス取付部に係合突片を有する挿
    通孔を設け、ボスの上端部の外周に板スポークの
    厚さとほぼ同じ巾の係合周溝を設けるとともに該
    係合周溝を構成する上端にボスの径より小さく前
    記板スポークの挿通孔の径と略同一の径を有する
    フランジを設け、更に該フランジに前記板スポー
    クに設けた係合突片に対応した形状の切欠き部を
    設け、前記板スポークの係合突片を前記切欠き部
    を介して前記ボスの係合周溝に板スポークを係合
    し、更に板スポークとボスとを固着したことを特
    徴とするステアリングホイール。
JP4826084U 1984-04-02 1984-04-02 ステアリングホイ−ル Granted JPS60158963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4826084U JPS60158963U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 ステアリングホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4826084U JPS60158963U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 ステアリングホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158963U JPS60158963U (ja) 1985-10-22
JPH0226770Y2 true JPH0226770Y2 (ja) 1990-07-20

Family

ID=30564348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4826084U Granted JPS60158963U (ja) 1984-04-02 1984-04-02 ステアリングホイ−ル

Country Status (1)

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JP (1) JPS60158963U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516420A (ja) * 1974-07-05 1976-01-20 Hitachi Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516420A (ja) * 1974-07-05 1976-01-20 Hitachi Ltd

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Publication number Publication date
JPS60158963U (ja) 1985-10-22

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