JPH0994561A - 泡剤の回収方法および装置 - Google Patents

泡剤の回収方法および装置

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JPH0994561A
JPH0994561A JP25232195A JP25232195A JPH0994561A JP H0994561 A JPH0994561 A JP H0994561A JP 25232195 A JP25232195 A JP 25232195A JP 25232195 A JP25232195 A JP 25232195A JP H0994561 A JPH0994561 A JP H0994561A
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foam
foaming agent
foaming
defoaming
bubbles
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JP25232195A
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English (en)
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Norihiko Tomioka
憲彦 富岡
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Minoru Ieda
穂 家田
Akira Ishikawa
明 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IEDA SANGYO KK
Toyota Motor Corp
Original Assignee
IEDA SANGYO KK
Toyota Motor Corp
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 泡剤の回収において容積小、濃度管理可能に
する。 【解決手段】 泡2を消泡装置1にて消泡した後、回収
またはリサイクルする泡剤の回収方法。泡2を消泡する
消泡装置1を有する泡剤の回収装置。消泡装置1として
は、泡2を吸収性材料に接触させるもの、泡2を霧化ノ
ズルで微粒化するもの、泡2を速度をもたせて流出させ
てプレートに衝突させるもの、泡2に遠心力を与えて崩
壊指せるもの、ドライアイスの微粒子を泡2に吹きつけ
るもの、泡2を加熱乾燥したフィルターに通すもの、泡
2を入れた容器内の圧力を変動させるもの、泡をいった
ん雪化して微粒化するもの、等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、泡剤の回収方法お
よび装置に関し、たとえば鋳型を潤滑または冷却した後
の、泡状化された離型剤、冷却剤を回収する方法、装置
に適用される。
【0002】
【従来の技術】鋳型に離型剤を塗布する場合、水残りを
防止し、均一に塗布するために、離型剤を泡状化して型
面に塗布し、必要に応じてエアーブローする方法が本出
願人により提案された(特願平7−140552号)。
余剰離型剤は回収されて再利用されることが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、余剰離型剤は
その大部分が泡状態にあるため、その回収、サイクルに
はつぎの問題がある。まず、リサイクル時、起泡状態で
の濃度管理が困難である。離型剤の濃度が最適に制御さ
れていなければ、離型抵抗が増し製品にカジリ等の鋳造
欠陥が発生する。また、起泡剤の濃度が最適に制御され
ていなければ、液残り、水残り等の鋳造欠陥が発生す
る。また、液状態でなければ起泡装置に安定的に供給で
きず、その結果、金型への充填性が悪くなったり、付着
ムラを生じたりする。また、保存時においても、液状態
に対して起泡状態は7〜20倍の体積になるから、大き
なタンクが必要となる。本発明の目的は、泡剤を液状に
して回収できる泡の回収方法とその装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 泡を消泡装置に導く工程と、泡を消泡装置にて
破壊する工程と、消泡された液を回収する工程と、から
なる泡剤の回収方法。 (2) 回収された液を起泡装置に送り起泡装置にて泡
状化して泡を再利用する工程、をさらに有する(1)記
載の泡剤の回収方法。 (3) 泡が鋳型の離型剤、冷却剤の少なくとも一方か
らなる(1)または(2)記載の泡剤の回収方法。 (4) 泡を消泡装置に送る泡送り手段と、泡を消泡す
る消泡装置と、を有する泡剤の回収装置。 (5) 回収された液を泡状化する起泡装置、をさらに
有する(4)記載の泡剤の回収装置。 (6) 消泡装置が、泡と接触可能に設けられた吸水性
材料と、該吸水性材料を絞る絞り装置と、からなる
(4)または(5)記載の泡剤の回収装置。 (7) 消泡装置が、泡を霧化して流出させる霧化ノズ
ルからなる(4)または(5)記載の泡剤の回収装置。 (8) 消泡装置が、泡を速度をもって流出させる泡流
出ノズルと、泡流出ノズルの下流側に泡流出ノズルに対
向させて設けた泡破壊用プレートと、からなる(4)ま
たは(5)記載の泡剤の回収装置。 (9) 消泡装置が、内部に泡を入れて回転し遠心力で
泡を破壊する回転装置からなる(4)または(5)記載
の泡剤の回収装置。 (10) 消泡装置が、昇華性または揮発性をもつ材料
の微粒子を泡に吹きつける微粒子吹付け装置からなる
(4)または(5)記載の泡剤の回収装置。 (11) 消泡装置が、加熱乾燥された微細孔をもつ、
フィルター、メッシュ、多孔板の何れか一つからなる
(4)または(5)記載の泡剤の回収装置。 (12) フィルター、メッシュ、多孔板の何れか1つ
を通過する泡の圧送速度を制御可能な制御器がさらに設
けられている(11)記載の泡剤の回収装置。 (13) 消泡装置が、泡を入れる容器と、該容器内の
圧力を変化させる圧力変化手段と、からなる(4)また
は(5)記載の泡剤の回収装置。 (14) 圧力変化手段が容器内の圧力を上げて泡のサ
イズを小にし液化する手段からなる(13)記載の泡剤
の回収装置。 (15) 圧力変化手段が容器内の圧力を下げて泡のサ
イズを大にし泡を崩壊させる手段からなる(13)記載
の泡剤の回収装置。 (16) 消泡装置が、泡を霧化する霧化ノズルと、霧
化された微粒子を凍らせる冷却手段と、凍った微粒子を
衝突させる壁と、からなる(4)または(5)記載の泡
剤の回収装置。 (17) 消泡装置が、泡を泡のままで流出させる泡流
出ノズルと、流出された泡を凍らせる冷却手段と、凍っ
た泡を衝突させる壁と、からなる(4)または(5)記
載の泡剤の回収装置。
【0005】(1)、(4)では、泡を消泡装置にて消
泡した後回収するので、容積小で済む。(2)、(5)
では、液状にした泡剤を起泡装置に送り起泡するので、
起泡装置に安定的に送ることができ、かつ濃度管理が容
易になって最適な濃度の泡を生成できる。(3)では、
泡剤が離型成分と発泡成分と水分とを含む離型剤である
場合と、発泡成分と水分とを含む冷却剤である場合とを
含む。ただし、泡剤は、離型剤、冷却剤以外であっても
よい。(6)〜(17)は消泡装置の具体例である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明実施例の方法、装
置を説明する。本発明にわたって共通する部分には、本
発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。ま
ず、本発明の全実施例にわたって共通な部分を、たとえ
ば図1〜図3を参照して説明する。泡剤は、鋳型の型面
に塗布される離型剤(離型成分と発泡成分と水分を含
む)であっても、冷却剤(発泡成分と水分を含む)であ
っても、それ以外であってもよい。以下の説明では泡剤
が離型剤からなる場合を例にとって説明する。
【0007】図1に示すように、本発明実施例の泡剤の
回収装置は、泡2を消泡装置に送る泡送り手段と、泡を
消泡する消泡装置1とを有する。また、泡剤の回収装置
は、液状の泡剤3(回収された液状の泡剤の場合を含
む)を起泡する起泡装置4と、起泡された泡を泡が適用
される対象物5(離型剤の場合は鋳型)に向って送る泡
送り手段を有する。図示例の場合は起泡装置4が、泡を
鋳型5に向って送る泡送り手段を兼ねるとともに、鋳型
5からのまたは鋳型5をバイパスした泡2を消泡装置に
送る泡送り手段を兼ねている。起泡装置4は、たとえば
メッシュとその下流に設けたスタテックミキサーとメッ
シュの上流からメッシュに向って圧縮空気を送るコンプ
レッサ(泡送り手段となるもの)とメッシュに向って液
状の泡剤(たとえば、離型剤)を流す口と、を備えたも
の等が使用できる。
【0008】図1に示すように、起泡装置4は泡剤適用
対象物5(たとえば、鋳型)に通路6を介して接続され
ており、泡剤適用対象物5(鋳型)は消泡装置1に通路
7を介して接続されている。また通路6と通路7を泡剤
適用対象物5(鋳型)をバイパスして接続する通路8が
設けられていて、通路8の通路6、7との分岐部には、
必要に応じて切替弁10、11が設けられてもよい。
【0009】消泡装置1は消泡されて液状となった泡剤
3を集める泡剤収集部12と接続または連通されてお
り、泡剤収集部12は通路13を介して回収容器(図示
せず)に連通している。通路13の途中に分岐部があ
り、この分岐部は通路14を介して起泡装置4に接続さ
れている。液状となった泡剤3を起泡装置4側に流せ
ば、液状泡剤3を再び起泡させて再利用でき、泡剤のリ
サイクル装置を兼ねた回収装置となる。消泡装置1の入
口には電磁弁15が、消泡装置1の出口には電磁弁16
が設けられている。また、泡剤収集部12には泡内のエ
アを抜くエア抜き通路17が設けられており、泡剤収集
部12のエア抜き通路17への出口には電磁弁18が設
けられている。また、通路13と通路14との分岐部に
は液状泡剤3の流れを回収容器側かと起泡装置4側かと
の間に切替える切替弁19が設けられている。
【0010】上記装置を用いて本発明実施例の泡剤の回
収方法の共通部分はつぎのように実行される。まず、泡
剤適用対象物5から出た泡2またはバイパス通路8を通
った泡2は電磁弁15が開、電磁弁16が閉の状態で、
泡送り手段(図1の場合は、起泡装置)4の泡送り力に
よって消泡装置1に導かれる。そして、泡2は消泡装置
1によって消泡され、液状の泡剤3となる。ついで、液
状となった泡剤3は、電磁弁15が閉、電磁弁16が開
の状態で泡剤収集部12に集められ、泡のエアは電磁弁
18を開にして抜かれる。ついで、切替弁19を回収側
にして液状の泡剤3を回収する。
【0011】上記方法において、切替弁19を起泡装置
4側に切替えると、液状泡剤3は起泡装置4に流れ、そ
こで再び起泡されて泡剤適用対象物5へと送り出され
る。これによって、泡剤が回収されるだけでなく、リサ
イクルされる。
【0012】上記共通部分の装置、方法による作用高価
はつぎの通りである。まず、泡2が消泡装置1によって
消泡されて液状にして回収またはリサイクルされ得る。
そのため、回収容器が、泡の状態で回収する場合に比べ
て1/7〜1/20の体積で済む。また、リサイクル時
に、液状泡剤3を確実に起泡装置4に送ることができる
(泡の状態で送ると圧縮空気のみが通り抜けて泡、液を
送らない現象が生じる)。また、液状にした後は、離型
成分、発泡成分、水分の濃度を管理することが可能にな
り、濃度管理が容易になる(泡のままの状態で濃度管理
する技術は従来存在しない)。濃度管理の結果、鋳造品
のカジリ、液残り、水残りを防止でき、泡剤の泡剤適用
対象物5への充填性がよくなり、付着ムラも抑制でき
る。
【0013】つぎに本発明の各実施例に特有な部分を説
明する。本発明の第1実施例においては、図1〜図3に
示されているように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適
用対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置
の圧送力かシリンダー21の吸引力を利用している。し
たがって、泡剤の回収装置は、離型剤の回収装置からな
る。消泡装置1は、シリンダー21およびピストン22
を有し、ピストン22の泡2と接する側の面は吸水性材
料23からなっている。吸水性材料23は吸水性の良い
紙、スポンジ、綿(材料は木綿、樹脂等)等からなり、
主に水分を吸収し、離型成分をほとんど吸収しないもの
を用いる。泡2は、吸水性材料23に触れると水分を吸
収されて表面張力のバランスを失い、崩壊して、液状と
なる。
【0014】本発明の第1実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、図1に示すように、電磁
弁15が開、電磁弁16が閉の状態で、起泡装置4によ
る圧送力かまたはシリンダー21の吸引力かを利用し
て、金型5の余剰泡またはバイパス通路8を通った泡2
を、消泡装置1のシリンダー21内に入れる。泡2は吸
水性材料23に触れてつぎつぎと崩壊し、そのうち水分
は吸水性材料23に吸収される。ついで、図2に示すよ
うに、電磁弁15を閉、電磁弁16を開にして、ピスト
ン22を圧縮側に動かし、吸水性材料23が絞られない
位置まで動かして、シリンダー21内の液状離型剤3の
離型成分、発泡成分が濃いもの(水分は吸水性材料23
に吸収されているため)を、泡剤収集部としてのリザー
ブタンク12に集める。この時、電磁弁18は開となっ
ているので、泡内のエアは通路17を通して排出され
る。リザーブタンク12内の液状泡剤3は切替弁9を回
収側にして通路13を介して回収、保存される。液状泡
剤3をリサイクルするときは切替弁9を起泡装置4側に
して起泡装置4に流し、再び起泡させて金型5に送って
離型剤として再利用する。ついで、図3に示すように、
ピストン22をさらに圧縮側に移動し、吸水性材料23
に吸収していた水分を絞り出してリザーブタンク12に
落下させ、通路13を介して排出する。水分を離型成分
と分けて排出するようにしたのは、水分は腐りやすいた
め、それを捨てるためである。その後は、再び図1の状
態に戻る。本発明の第1実施例の特有の効果は、離型成
分、発泡成分と、水分とを、分けて回収できるので、水
の腐敗に対処することができることである。
【0015】本発明の第2実施例においては、図4〜図
6に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用対
象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の圧
送力を利用している。消泡装置1は、内面に吸水性材料
24が張られた袋25と、袋25を絞る絞り手段26
と、からなる。吸水性材料24は吸水性の良い紙、スポ
ンジ、綿(木綿または樹脂綿等)等からなる。絞り手段
26は、たとえば袋25をねじって絞る装置からなる。
泡2は、吸水性材料24に触れると表面張力のバランス
を失って崩壊して、液状となる。
【0016】本発明の第2実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、図4に示すように、電磁
弁15が開、電磁弁16が閉の状態で、起泡装置4の圧
送力を利用して、泡2を消泡装置1の袋25内に入れ
る。泡2は吸水性材料24に触れて崩壊し、そのうち水
分は吸水性材料24に吸収される。ついで、図5に示す
ように、電磁弁15を閉、電磁弁16を開にして、絞り
手段26を作動させて吸水性材料24を絞らない程度に
袋25を絞って内部の液状泡剤3の離型成分、発泡成分
を泡剤収集部12に集める。泡剤収集部12内の液状泡
剤3は切替弁9を回収側にして通路13を介して回収、
保存される。液状泡剤3をリサイクルするときは、切替
弁9を起泡装置4側にして起泡装置4に流し、再び起泡
させて金型5に送って離型剤として再利用する。つい
で、図6に示すように、絞り手段26をさらに作動させ
て吸収性材料24を絞るように袋25を絞り、吸収性材
料24に吸収しておいた水分を絞り出し、通路13を介
して排出する。その後は、再び図4の状態に戻る。本発
明の第2実施例の特有の効果は、離型成分、発泡成分
と、水分とを、分けて回収できるので、水の腐敗に対処
することができることである。
【0017】本発明の第3実施例においては、図7に示
すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用対象物5
は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の圧送力を
利用している。消泡装置1は、泡2との接触面側に吸水
性材料27が張られたベルト28と、ベルト28を輪転
させる輪転手段29と、吸水性材料27およびベルト2
8を挟み込んで絞るローラー30と、泡2を入れる容器
31と、からなる。輪転手段29は駆動モーター(図示
略)により回転される。吸水性材料27は吸水性の良い
紙、スポンジ、綿(木綿または樹脂綿等)等からなる。
泡2は、吸水性材料27に触れると表面張力のバランス
を失って崩壊して、液状となる。
【0018】本発明の第3実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、起泡装置4の圧送力を利
用して泡2を容器31に入れる。輪転手段29を作動さ
せてベルト28を輪転させ、泡2をベルト28に付着さ
せ吸水性材料27で泡2を破壊しつつ水分を吸収しなが
ら、泡剤3をローラー30へと送る。吸水性材料27が
ローラー30で絞られることにより、吸水性材料27に
付着した離型成分、発泡成分、発泡成分および吸水性材
料27に吸収されていた水分は絞り出され、泡剤収集部
12に収集される。泡剤収集部12に集められた液状泡
剤3は、泡剤収集部12に接続された、図1〜図3に示
した通路13を介して回収、保存されるか、通路14を
介して起泡装置4に送られリサイクルされる。本発明の
第3実施例の特有の効果は、ベルト28を回転させつつ
泡2を消泡するので、連続消泡、連続運転が可能なこと
である。
【0019】本発明の第4実施例においては、図8に示
すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用対象物5
は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の圧送力を
利用している。消泡装置1は、泡2との接触面側に吸水
性材料32が張られた2本のベルト33と、ベルト33
を輪転させる輪転手段34と、吸水性材料32およびベ
ルト33を挟み込んで絞るローラー35と、泡2および
液状泡剤3を入れる容器36と、からなる。2本のベル
ト33は吸水性材料32が張られた面の一部を接触さ
れ、この接触部に泡2を巻き込む方向に輪転される。泡
2は、吸水性材料32に触れると表面張力のバランスを
失って崩壊して、液状となる。
【0020】本発明の第4実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、起泡装置4の圧送力を利
用して泡2を容器36に入れる。輪転手段34を作動さ
せてベルト33を輪転させ、泡2を2本のベルト33の
間に巻き込み、泡2を吸水性材料32に接触させて崩壊
させるとともに2本のベルト33間で挟み込んでつぶし
ながら、ローラー35の部位に送り、ローラー35で、
吸水性材料32およびベルト33を絞って離型成分、発
泡成分、水分を絞り出し、容器36内に落下させる。容
器36は泡剤収集部12に兼用される。容器36に集め
られた液状泡剤3は、図1〜図3に示した通路13と同
じような通路を介して回収され、保存されるか、または
通路14と同じような通路を介して起泡装置4に送ら
れ、再び起泡されて金型5に送られ再利用される。本発
明の第4実施例の特有の効果は、ベルト33を回転させ
つつ泡2を消泡するので、連続消泡、連続運転が可能な
ことである。
【0021】本発明の第5実施例においては、図9、図
10に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用
対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の
圧送力を利用している。消泡装置1は、泡2を霧化して
流出させる霧化ノズル37からなる。霧化ノズル37は
口径2mm以下のノズルで、ノズル内にニードルを有し
ていてもよい。泡2を霧化ノズル37を通して微粒化し
て押し出すために、図9に示すように、消泡装置1は、
シリンダー38やポンプ等の圧送手段をさらに有してい
る。この圧送手段は、図10に示すように起泡装置4の
圧送力によって代替されてもよく、その場合はシリンダ
ー38などの圧送手段は不要である。泡2は霧化ノズル
37を通る時に微粒化し、泡剤収集部12に液状泡剤3
となって溜まる。なお、図9では、金型5および起泡装
置4からの泡2をいったん受ける容器39が消泡装置1
の前段に設けられ、電磁弁15を開にして泡2を容器3
9からシリンダー38内に送るようにしてある。
【0022】本発明の第5実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、図9ではシリンダー38
の圧送力により、図10では起泡装置4の圧送力によ
り、泡2を霧化ノズル37を通して泡剤収集部12内に
押し出す。泡2は霧化ノズル37を通過するときに崩壊
し、微粒化して、液状の状態で泡剤収集部12にたま
る。泡剤収集部12に集められた液状泡剤3は、図1〜
図3に示した通路13と同じような通路を介して回収さ
れ保存されるか、または図9、図10に示す通路14を
介して起泡装置4に送られ、再び起泡されて金型5に送
られ再利用される。本発明の第5実施例の特有の効果
は、霧化ノズル37自体は固定のもので可動部をもたな
いので、作動の信頼性が高く、メンテナンスフリーに近
づけることができることである。
【0023】本発明の第6実施例の泡剤の回収装置は、
図11、図12に示すように、本発明の第5実施例で霧
化ノズル37の下流側に霧化ノズル37に対向させてプ
レート40を設けたものであり、それ以外の部分は本発
明の第5実施例に準じる(図11は図9に準じ、図12
は図10に準じている)。本発明の第6実施例の泡剤の
回収方法では、霧化ノズル37から消泡されて流出した
泡剤の微粒子は、プレート40にあたって液滴となって
下にたまり、液化が促進される。それ以外は本発明の第
5実施例の方法に準じる。本発明の第6実施例の特有の
効果は、離型剤液面に対して霧化ノズル37から噴出エ
アを直接当てると再び泡状化する場合があるが、微粒子
をプレート40にあてることにより霧化ノズル37から
の噴出エアを液面に直接あたらないようにすることがで
き、バブリングを防止できることである。
【0024】本発明の第7実施例においては、図13、
図14に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適
用対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置
の圧送力を利用している。消泡装置1は、泡2を泡のま
まで速度をもって流出させる泡流出ノズル41と、泡流
出ノズル41の下流側に泡流出ノズル41に対向させて
設けた泡破壊用プレート42と、からなる。泡2を速度
をもって泡流出ノズル41から押し出すために、図13
に示すように、消泡装置1は、シリンダー43やポンプ
等の圧送手段をさらに有している。この圧送手段は、図
14に示すように起泡装置4の圧送力によって代替され
てもよく、その場合はシリンダー43などの圧送手段は
不要である。泡2は泡流出ノズル41から速度をもって
流出され、泡破壊用プレート42に衝突して崩壊し、液
状泡剤3となって泡剤収集部12にたまる。なお、図1
3では、金型5および起泡装置4からの泡2をいったん
受ける容器44が消泡装置1の前段に設けられ、電磁弁
15を開にして泡2を容器44からシリンダー43内に
送るようにしてある。
【0025】本発明の第7実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、図13ではシリンダー4
3の圧送力により、図14では起泡装置4の圧送力によ
り、泡2を泡のままで泡流出ノズル41を通して泡剤収
集部12内に流出させ、泡破壊用プレート42に衝突さ
せて、液滴とする。液状となった泡剤3は泡剤収集部1
2にたまる。泡剤収集部12に集められた液状泡剤3
は、図1〜図3に示した通路13と同じような通路を介
して回収され保存されるか、または図13、図14に示
す通路14を介して起泡装置4に送られ、再び起泡され
て金型5に送られ再利用される。本発明の第7実施例の
特有の効果は、泡流出ノズル41自体は固定のもので可
動部をもたないので、作動の信頼性が高く、メンテナン
スフリーに近づけることができることである。
【0026】本発明の第8実施例においては、図15、
図16に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適
用対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置
の圧送力を利用している。消泡装置1は、内部に泡を入
れて回転し遠心力で泡を破壊する回転装置45からな
る。図15では回転装置45は、底に液状泡剤3の出口
46をもった回転する有底円筒47からなり、図16で
は回転装置は下端が開口した回転するスパイラル管48
とこのスパイラル管48を非回転の通路7に回転自在に
連結するカップリング49とからなっている。泡2は回
転装置45に入ると回転装置45と共に回転して泡2の
膜部分が遠心力を与えられて回転装置45の壁に押しつ
けられ、表面張力のバランスが失われて泡2はつぎつぎ
と崩壊し、液状泡剤3となって回転装置45から出、泡
剤収集部12にたまる。
【0027】本発明の第8実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、泡2は起泡装置4の圧送
力によって消泡装置1の回転装置45内に送り込まれ、
そこで遠心力を与えられて回転装置45の壁に押しつけ
られて崩壊し、液状泡剤3となって回転装置45から
出、泡収集部12にたまる。泡剤収集部12に集められ
た液状泡剤3は、図1〜図3に示した通路13と同じよ
うな通路を介して回収され保存されるか、または図1
5、図16に示す通路14を介して起泡装置4に送ら
れ、再び起泡されて金型5に送られ再利用される。本発
明の第8実施例の特有の効果は、回転装置45を連続的
に回転させることにより、連続消泡が可能なことであ
る。
【0028】本発明の第9実施例においては、図17〜
図19に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適
用対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置
の圧送力を利用している。消泡装置1は、昇華性または
水に溶けずに揮発性を有する固体状または液体状の材料
の微粒子を泡2に吹きつける微粒子吹付け装置50から
なる。微粒子吹付け装置50は、たとえばドライアイス
の微粒子51を、ノズル52から、泡剤収集部12の容
器に入れられた泡2に向って吹きつける装置からなる。
昇華または揮発した成分(たとえばドライアイスの昇華
した炭酸ガス)を回収したい場合には、泡剤収集部12
に電磁弁53を介して回収容器54を接続しておく。微
粒子51は泡2にあたって泡の表面張力のバランスが失
わせ、泡2を破壊して液状泡剤3にする。ドライアイス
などからなる微粒子は水にとけることなく液状泡剤3か
ら離脱するので、回収またはリサイクルされる離型剤が
うすめられたりすることがない。
【0029】本発明の第9実施例の泡剤の回収方法(上
記装置の作用でもある)では、電磁弁15が開、電磁弁
16が閉の状態で、泡2は起泡装置4の圧送力によって
図17に示すように泡剤収集部12内に送り込まれる。
ついで、電磁弁15を閉にして、ノズル52からドライ
アイスなどの微粒子51を泡2に吹きつけ、図18に示
すように、消泡し、液状泡剤3にする。ドライアイスが
昇華した炭酸ガスを回収したい場合は、図19に示すよ
うに、電磁弁53を開にして回収容器54側に炭酸ガス
を追い込む。泡剤収集部12に集められた液状泡剤3
は、図1〜図3に示した通路13と同じような通路を介
して回収され保存されるか、または図17に示す通路1
4を介して起泡装置4に送られ、再び起泡されて金型5
に送られ再利用される。本発明の第9実施例の特有の効
果は、微粒子51に水に溶けない材料を用いることによ
って、離型剤成分を変えないで、回収、リサイクルがで
きることである。
【0030】本発明の第10実施例においては、図20
〜図22に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤
適用対象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装
置の圧送力を利用している。消泡装置1は、加熱乾燥さ
れた微細孔をもつ、フィルター、メッシュ、多孔板の何
れか一つからなる手段(図では、フィルター55の場合
が示してあり、以下、フィルター55を例にとって説明
する)と、フィルター55に泡2を圧送する圧送手段
(図では、シリンダー56の場合が示してあり、以下、
シリンダー56を例によって説明する)と、からなる。
消泡装置1の上流には、望ましくはリザーブタンク57
が設けられ、リザーブタンク57には起泡率検知計58
(泡へのエアの混入状態を検知するもの)が設けられて
いる。また、検知計58で検知された起泡率が大である
ならばシリンダー56の作動速度を速く、起泡率が小で
あるならばシリンダー56の作動速度を遅くする制御器
59が設けられている。泡2は加熱乾燥されたフィルタ
ー55を通過するときに消泡する。この場合、圧送速度
が速いと加熱によるフィルター55の乾燥が追いつかず
泡立ってしまい、過剰に加熱すると泡剤3の焼付きが生
じるので、制御器59により圧送速度をコントロールし
ている。
【0031】本発明の第10実施例の泡剤の回収方法
(上記装置の作用でもある)では、起泡装置4の圧送力
により泡2をリザーブタンク57に圧送し(図20)、
そしてさらに消泡装置1のシリンダー56内へと圧送す
る(図21)。ついでシリンダー56を作動して、泡2
を加熱乾燥されたフィルター55に通過せしめる。泡は
泡表面の水分に刺激が加えられ、表面張力のバランスを
崩して消泡され、液状泡剤3となり、シリンダー56内
のフィルター通過側にたまる(この部分が泡剤収集部1
2を兼ねる)。シリンダー56の作動速度は、フィルタ
ー55の加熱、乾燥が保たれるように、制御器59によ
って制御される。泡剤収集部12に集められた液状泡剤
3は、図1〜図3に示した通路13と同じような通路を
介して回収され保存されるか、または図22に示す通路
14を介して起泡装置4に送られ、再び起泡されて金型
5に送られ再利用される。本発明の第10実施例の特有
の効果は、加熱乾燥したフィルター55を用いるので、
バブリングを抑制できることである。
【0032】本発明の第11実施例では、図23〜図2
5、図26〜図28、図29〜図31に示すように、泡
剤3は離型剤からなり、泡剤適用対象物5は金型からな
る。泡送り手段4には起泡装置の圧送力かまたはシリン
ダー60の吸引力を利用している。消泡装置1は、泡2
を入れる容器と該容器内の圧力を変化させる圧力変化手
段とからなる。たとえば、消泡装置1はシリンダー60
からなり、その場合は、圧力変化手段はピストンとその
駆動装置である。消泡装置1はシリンダー以外のもので
あってもよく、たとえば容器とそれに接続されたポンプ
(圧力変化手段)からなっていてもよい。消泡装置1の
圧力変化手段は、容器内の圧力を上げて泡2のサイズを
小にし液状にする手段からなる。
【0033】図23〜図25の例では、消泡装置1はシ
リンダー60からなる。シリンダー60のピストンはシ
リンダー内容積を圧縮する側に働いて泡2のサイズを小
にして液状にし(図24)、表面張力の引張る力よりゆ
っくりの加圧力で緩めて大気圧状態に戻る(図25)。
図26〜図28の例では、消泡装置1はシリンダー60
からなる。ピストンはシリンダー内容積を圧縮する側に
動いて泡2を小にして液状にし、液状泡剤3(離型剤
液)を生成する。ピストンの圧縮状態で液状泡剤3を泡
剤収集部12に流入させ、未液化分から分離させる(図
27)。シリンダー60内の泡のエアは電磁弁61を開
にして放出させる(図28)ことができるようにしてあ
る。図29〜図31の例では、消泡装置1はシリンダー
60からなる。ピストンはシリンダー内容積を圧縮する
側に急速で動く。その時泡2のサイズが急速に小さくな
るが、その動きが急なため表面張力の変化が追いつけず
にバランスを崩して消泡する(図30)。この場合、圧
力を上げておいて、ピストンを急激にシリンダー伸長側
に移動させて泡2を急激に拡張させると、さらに泡2は
崩壊しやすくなり、そのような加圧、減圧の組み合わ
せ、または加圧、減圧の繰り返しの場合も、本実施例は
含むものとする。液化後、ピストンは元の位置に戻され
る(図31)。
【0034】本発明の第11実施例の泡剤の回収方法
(上記装置の作用でもある)を説明する。図23〜図2
5の例では、電磁弁15が開、電磁弁16が閉の状態
で、起泡装置4の圧送力またはシリンダー60の吸引力
を利用して、シリンダー60内に泡2を入れる(図2
3)。ついで、電磁弁15を閉にした後、シリンダー6
0のピストンを圧縮側に移動させてシリンダー60内圧
力を高め、泡2を小さくしていって、液状にする(図2
4)。ついで、表面張力の引張る力よりゆっくりの加圧
力で緩め、シリンダー60内を大気圧に戻す。液化後、
シリンダー60内に集められた液状泡剤3は、電磁弁1
6を開にして、図1〜図3に示した通路13と同じよう
な通路を介して回収され保存されるか、または図25に
示すように通路14を介して起泡装置4に送られ、再び
起泡されて金型5に送られ再利用される。シリンダー内
エアは電磁弁61を開にして放出される。図26〜図2
8の例では、電磁弁15が開、電磁弁16が閉の状態
で、起泡装置4の圧送力またはシリンダー60の吸引力
を利用して、シリンダー60内に泡2を入れる(図2
6)。ついで、電磁弁15を閉にした後、シリンダー6
0のピストンを圧縮側に移動させてシリンダー60内圧
力を高め、泡2を小さくしていって、液状にする(図2
7)。シリンダー内が圧縮状態において、電磁弁16を
開にし、シリンダー60内の液状泡剤3を泡剤収集部1
2に流入させ、分離させる。分離後、電磁弁16を閉に
した後、液状泡剤3は図1〜図3に示した通路13と同
じような通路を介して回収され保存されるか、または図
28に示すように通路14を介して起泡装置4に送ら
れ、再び起泡されて金型5に送られ、再利用される。シ
リンダー内エアは電磁弁61を開にして放出される。図
29〜図31の例では、電磁弁15が開、電磁弁16が
閉の状態で、起泡装置4の圧送力またはシリンダー60
の吸引力を利用して、シリンダー60内に泡2を入れる
(図29)。ついで、電磁弁15を閉にした後、シリン
ダー60のピストンを圧縮側に急速で移動させ、シリン
ダー60内の圧力を急速で高め泡2を液状にする。急速
圧縮のため、泡の表面張力が変化に追いつけずバランス
を崩して泡2は崩壊する。ついで、液状泡剤3は、電磁
弁16を開いて、図1〜図3に示した通路13と同じよ
うな通路を介して回収され保存されるか、または図31
に示すように通路14を介して起泡装置4に送られ、再
び起泡されて金型5に送られ、再利用される。シリンダ
ー内エアは電磁弁61を開にして放出される。本発明の
第11実施例の特有の効果は、消泡装置1の圧力を圧縮
側に変化させて泡2を液状にするものであるから、泡剤
の成分は不変であることである。
【0035】本発明の第12実施例では、図32〜図3
4、図35〜図37に示すように、泡剤3は離型剤から
なり、泡剤適用対象物5は金型からなる。泡送り手段4
には起泡装置の圧送力かまたはシリンダー62の吸引力
を利用している。消泡装置1は、泡2を入れる容器と該
容器内の圧力を変化させる圧力変化手段とからなる。た
とえば、消泡装置1はシリンダー62からなり、その場
合は、圧力変化手段はピストンとその駆動装置である。
消泡装置1はシリンダー以外のものであってもよく、た
とえば容器とそれに接続されたポンプ(圧力変化手段)
からなっていてもよい。消泡装置1の圧力変化手段は、
容器内の圧力を下げて泡2を膨張させ、泡2を崩壊させ
て液状にする手段からなる。
【0036】図32〜図34の例では、消泡装置1はシ
リンダー62からなる。シリンダー62のピストンはシ
リンダー内容積を膨張する側に動いてシリンダー62内
を減圧し、泡2のサイズを大にして崩壊させ、液状にす
る、泡2の崩壊は、膜厚が薄くなって崩壊する場合(こ
の場合は、ピストンはゆっくりとした伸長作動でよ
い)、ピストンが急激に伸長側に移動して表面張力のバ
ランスが失われて崩壊する場合(この場合は、ピストン
の動きが急激であることが必要)、ピストンが急激に伸
長側に移動した後再び元の位置まで戻ることを少なくと
も1回繰り返して表面張力のバランスが失われて崩壊す
る場合(この場合は、ピストンの伸長側への動きとリタ
ーン動との組み合わせが必要)、があるが、本発明実施
例は上記の場合の何れであっても、あるいは何れの組み
合わせであってもよく、そのような場合を含むものとす
る。シリンダー62にはシリンダー内エアを抜く電磁弁
63が設けられている。図35〜図37の例では、図3
2〜図34の例の装置に、さらにシリンダー62内の泡
2に対して気体(温風など)または液体(液状泡剤)を
吹き出して、膨張している泡2に当ててより確実に泡2
を崩壊させるシャワー装置64を追加したもので、その
他の構造は図32〜図34に準じる。シャワー装置64
からの気体、液体の吹き出し力は、ピストンを伸長側に
移動させた時にシリンダー62内に生成される負圧が利
用される(ただし、特別な動力で吹き出させてもよ
い)。
【0037】本発明の第12実施例の泡剤の回収方法
(上記装置の作用でもある)を説明する。図32〜図3
4の例では、電磁弁15が開、電磁弁16が閉の状態
で、起泡装置4の圧送力またはシリンダー62の吸引力
を利用して、シリンダー62内に泡2を入れる(図3
2)。ついで、電磁弁15を閉にした後、シリンダー6
2のピストンをシリンダー膨張側に急激に移動させてシ
リンダー内圧力を減じ、泡2を大きくしていって泡2を
崩壊させ、液状にする(図33)。泡2を崩壊させる場
合、シリンダーを急激に膨張させた後急激にピストンを
元の位置に戻して大気圧まで戻すことを少なくとも1回
繰り返してもよい。シリンダー62内で液状になった泡
剤3は、電磁弁16を開いて、図1〜図3に示した通路
13と同じような通路を介して回収され保存されるか、
または図34に示すように通路14を介して起泡装置4
に送られ、再び起泡されて金型5に送られ再利用され
る。シリンダー内エアは電磁弁63を開にして放出され
る。図35〜図37の例では、シリンダー62が膨張さ
れて泡2のサイズが大きくなった時に、シリンダー62
内の負圧を利用してシャワー装置64から温風または液
状泡剤を吹き出し、泡2をより確実に崩壊させる。それ
以外は図32〜図34の方法と同じ手順で消泡と回収ま
たはリサイクルが実行される。本発明の第12実施例の
特有の効果は、泡2を減圧拡大して崩壊させるか、拡大
された泡に温風、液状泡剤を吹きつけて崩壊させるもの
であるから、回収またはリサイクルされる泡剤3の成分
が不変であることである。
【0038】本発明の第13実施例では、図38、図3
9に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用対
象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の圧
送力かまたはシリンダー65の吸引力を利用している。
消泡装置1は、泡2を霧化して流出させる霧化ノズル6
6と、霧化ノズル66の下流側に設けられた、霧化ノズ
ル66から霧化されて流出された泡剤の微粒子を凍らせ
る冷却装置67と、からなる。泡2を霧化ノズル66を
通して微粒化して押し出すために、図38に示すよう
に、消泡装置1はシリンダー65やポンプ等の圧送手段
をさらに有している。この圧送手段は、図39に示すよ
うに、起泡装置4の圧送力によって代替されてもよく、
その場合はシリンダー65などの圧送手段は不要であ
る。泡2は霧化ノズル66を通る時に微粒化し、冷却装
置67を通るときに雪化して、泡剤収集部12の壁にあ
たって液状泡剤3となってたまる。
【0039】本発明の第13実施例の泡剤の回収方法
(上記装置の作用でもある)では、図38ではシリンダ
ー38の圧送力により、図39では起泡装置4の圧送力
により、泡2を霧化ノズル66に通して崩壊させ、微粒
化して押し出す。押し出された微粒子は冷却装置67を
通過する間に氷になり、泡剤収集部12にたまって溶け
て液状泡剤3となる。いったん氷とされるので、泡剤収
集部12内の液状泡剤3は泡剤収集部内で泡状化するこ
とはない。泡剤収集部12に集められた液状泡剤3は、
図1〜図3に示した通路13と同じような通路を介して
回収され保存されるか、または図38、図39に示す通
路14を介して起泡装置4に送られ、再び起泡されて金
型5に送られ再利用される。本発明の第13実施例の特
有の効果は、霧化した泡剤をいったん凍らせるので、泡
剤収集部12でのバブリングを防止できることである。
【0040】本発明の第14実施例では、図40、図4
1に示すように、泡剤3は離型剤からなり、泡剤適用対
象物5は金型からなる。泡送り手段4には起泡装置の圧
送力かまたはシリンダー68の吸引力を利用している。
消泡装置1は、泡2を泡のままで速度をもって流出させ
る泡流出ノズル69と、泡流出ノズル69の下流側に設
けられた、泡流出ノズル69から流出された泡2を泡2
のまま凍らせる冷却装置70と、からなる。凍った泡は
泡剤収集部12の壁に衝突して崩壊して泡剤収集部12
の底に落下し、そこで溶けて液状泡剤3となる。泡2を
泡流出ノズル70を通して押し出すために、図40に示
すように、消泡装置1は、シリンダー68やポンプ等の
圧送手段をさらに有している。この圧送手段は、図41
に示すように起泡装置4の圧送力によって代替されても
よく、その場合はシリンダー68などの圧送手段は不要
である。
【0041】本発明の第14実施例の泡剤の回収方法
(上記装置の作用でもある)では、図40ではシリンダ
ー68の圧送力により、図41では起泡装置4の圧送力
により、泡2を、泡流出ノズル69から速度をもたせて
押し出し、冷却装置70で泡のまま凍らせ、泡剤収集部
12の壁に勢いをもって衝突させて凍った泡を崩壊さ
せ、微粒化させる。微粒子は泡剤収集部12の底に落下
して、溶けて液状泡剤3となる。いったん氷とされるの
で、泡剤3が泡剤収集部12内で泡状化することはな
い。泡剤収集部12に集められた液状泡剤3は、図1〜
図3に示した通路13と同じような通路を介して回収さ
れ保存されるか、または図40、図41に示す通路14
を介して起泡装置4に送られ、再び起泡されて金型5に
送られ、再利用される。本発明の第14実施例の特有の
効果は、凍った微粒子状態の泡剤を収集するので、泡剤
収集部12でのバブリングを防止することができること
である。
【0042】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、泡を消泡した
後回収するので、回収部の容積が小で済み、その後の泡
剤の濃度管理も可能になる。請求項2の方法によれば、
泡を消泡した後、起泡装置に送って再利用するので、回
収部の容積が小で済み、起泡装置への送りも容易にな
り、濃度管理も可能になる。請求項3の方法によれば、
金型の泡状離型剤、泡状冷却剤の回収、リサイクルに利
用できる。請求項4の装置によれば、消泡装置を設けた
ので、回収部の容積が小で済み、その後の泡剤の濃度管
理も可能になる。請求項5の装置によれば、請求項4に
よる場合と同じ効果が得られる。請求項6の装置によれ
ば、泡剤成分と水分とを分けて回収できる。請求項7の
装置によれば、固定の霧化ノズルを設けたので、作動の
信頼性が高い。請求項8の装置によれば、固定の泡流出
ノズルを設けたので作動の信頼性が高く、泡破壊用プレ
ートを設けたので回収部でのバブリングを防止できる。
請求項9の装置によれば、遠心力を利用して泡を破壊さ
せることができ、回転数を調整して確実に泡を崩壊させ
ることができる。請求項10の装置によれば、泡成分、
泡剤濃度を一定に維持することができる。請求項11の
装置によれば、加熱乾燥したフィルター、メッシュ、多
孔板を有するので、消泡装置でのバブリングを防止でき
る。請求項12の装置によれば、制御器を設けたので、
フィルター、メッシュ、多孔板を常に加圧乾燥状態に保
つことができる。請求項13の装置によれば、圧力変化
手段を設けたので、表面張力のバランスを崩すことがで
き、泡剤の濃度を変えずに消泡することができる。請求
項14の装置によれば、加圧により消泡できる。請求項
15の装置によれば、減圧により消泡できる。請求項1
6の装置によれば、泡を崩壊せしめて微粒子化したもの
を凍らせて回収するので、バブリングを防止できる。請
求項17の装置によれば、泡を凍らせて衝突、微粒子化
したものを回収するので、バブリングを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の装置の消泡前の系統図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例の装置の消泡後の系統図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例の装置の水分絞り出し後の
系統図である。
【図4】本発明の第2実施例の装置の消泡前の系統図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例の装置の消泡後の系統図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例の装置の水分絞り出し後の
系統図である。
【図7】本発明の第3実施例の装置の系統図である。
【図8】本発明の第4実施例の装置の系統図である。
【図9】本発明の第5実施例の装置のシリンダーで泡を
押し出す場合の系統図である。
【図10】本発明の第5実施例の装置の起泡装置の圧送
力で泡を押し出す場合の系統図である。
【図11】本発明の第6実施例の装置のシリンダーで泡
を押し出す場合の系統図である。
【図12】本発明の第6実施例の装置の起泡装置の圧送
力で泡を押し出す場合の系統図である。
【図13】本発明の第7実施例の装置のシリンダーで泡
を押し出す場合の系統図である。
【図14】本発明の第7実施例の装置の起泡装置の圧送
力で泡を押し出す場合の系統図である。
【図15】本発明の第8実施例の装置の容器を回転させ
る場合の系統図である。
【図16】本発明の第8実施例の装置のパイプを回転さ
せる場合の系統図である。
【図17】本発明の第9実施例の装置の消泡前の系統図
である。
【図18】本発明の第9実施例の装置の消泡中の系統図
である。
【図19】本発明の第9実施例の装置の消泡後の系統図
である。
【図20】本発明の第10実施例の装置の起泡率検知中
の系統図である。
【図21】本発明の第10実施例の装置の消泡前の系統
図である。
【図22】本発明の第10実施例の装置の消泡後の系統
図である。
【図23】本発明の第11実施例の一例の装置の消泡前
の系統図である。
【図24】本発明の第11実施例の一例の装置の消泡中
の系統図である。
【図25】本発明の第11実施例の一例の装置のリサイ
クル時の系統図である。
【図26】本発明の第11実施例のもう一例の装置の消
泡前の系統図である。
【図27】本発明の第11実施例のもう一例の装置の消
泡中の系統図である。
【図28】本発明の第11実施例のもう一例の装置のリ
サイクル時の系統図である。
【図29】本発明の第11実施例のさらにもう一例の装
置の消泡前の系統図である。
【図30】本発明の第11実施例のさらにもう一例の装
置の消泡中の系統図である。
【図31】本発明の第11実施例のさらにもう一例の装
置のリサイクル時の系統図である。
【図32】本発明の第12実施例の一例の装置の消泡前
の系統図である。
【図33】本発明の第12実施例の一例の装置の消泡中
の系統図である。
【図34】本発明の第12実施例の一例の装置のリサイ
クル時の系統図である。
【図35】本発明の第12実施例のもう一例の装置の消
泡前の系統図である。
【図36】本発明の第12実施例のもう一例の装置の消
泡中の系統図である。
【図37】本発明の第12実施例のもう一例の装置のシ
ャワー中の系統図である。
【図38】本発明の第13実施例の装置のシリンダーで
泡を押し出す場合の系統図である。
【図39】本発明の第13実施例の装置の起泡装置の圧
送力で泡を押し出す場合の系統図である。
【図40】本発明の第14実施例の装置のシリンダーで
泡を押し出す場合の系統図である。
【図41】本発明の第14実施例の装置の起泡装置の圧
送力で泡を押し出す場合の系統図である。
【符号の説明】
1 消泡装置 2 泡 3 液状泡剤 4 起泡装置 5 泡剤適用対象物 6、7、8、13、14 通路 10、11、19 切替弁 12 泡剤収集部 15、16、18、53、61、63 電磁弁 21、38、43、56、60、62、65、68 シ
リンダー 23、24、27 吸水材料 26 絞り手段 28、33 ベルト 30、35 ローラー 37、66 霧化ノズル 40、42 プレート 41、69 泡流出ノズル 45 回転装置 50 微粒子吹付け装置 51 微粒子 52 ノズル 55 フィルター 58 起泡率検知計 59 制御器 64 シャワー装置 67、70 冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 美紀也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 家田 穂 愛知県名古屋市瑞穂区船原町4の20 株式 会社家田産業内 (72)発明者 石川 明 愛知県名古屋市瑞穂区船原町4の20 株式 会社家田産業内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 泡を消泡装置に導く工程と、 泡を消泡装置にて破壊する工程と、 消泡された液を回収する工程と、からなる泡剤の回収方
    法。
  2. 【請求項2】 回収された液を起泡装置に送り起泡装置
    にて泡状化して泡を再利用する工程、をさらに有する請
    求項1記載の泡剤の回収方法。
  3. 【請求項3】 泡が鋳型の離型剤、冷却剤の少なくとも
    一方からなる請求項1または請求項2記載の泡剤の回収
    方法。
  4. 【請求項4】 泡を消泡装置に送る泡送り手段と、 泡を消泡する消泡装置と、を有する泡剤の回収装置。
  5. 【請求項5】 回収された液を泡状化する起泡装置、を
    さらに有する請求項4記載の泡剤の回収装置。
  6. 【請求項6】 消泡装置が、泡と接触可能に設けられた
    吸水性材料と、該吸水性材料を絞る絞り装置と、からな
    る請求項4または請求項5記載の泡剤の回収装置。
  7. 【請求項7】 消泡装置が、泡を霧化して流出させる霧
    化ノズルからなる請求項4または請求項5記載の泡剤の
    回収装置。
  8. 【請求項8】 消泡装置が、泡を速度をもって流出させ
    る泡流出ノズルと、泡流出ノズルの下流側に泡流出ノズ
    ルに対向させて設けた泡破壊用プレートと、からなる請
    求項4または請求項5記載の泡剤の回収装置。
  9. 【請求項9】 消泡装置が、内部に泡を入れて回転し遠
    心力で泡を破壊する回転装置からなる請求項4または請
    求項5記載の泡剤の回収装置。
  10. 【請求項10】 消泡装置が、昇華性または揮発性をも
    つ材料の微粒子を泡に吹きつける微粒子吹付け装置から
    なる請求項4または請求項5記載の泡剤の回収装置。
  11. 【請求項11】 消泡装置が、加熱乾燥された微細孔を
    もつ、フィルター、メッシュ、多孔板の何れか一つから
    なる請求項4または請求項5記載の泡剤の回収装置。
  12. 【請求項12】 フィルター、メッシュ、多孔板の何れ
    か一つを通過する泡の圧送速度を制御可能な制御器がさ
    らに設けられている請求項11記載の泡剤の回収装置。
  13. 【請求項13】 消泡装置が、泡を入れる容器と、該容
    器内の圧力を変化させる圧力変化手段と、からなる請求
    項4または請求項5記載の泡剤の回収装置。
  14. 【請求項14】 圧力変化手段が容器内の圧力を上げて
    泡のサイズを小にし液化する手段からなる請求項13記
    載の泡剤の回収装置。
  15. 【請求項15】 圧力変化手段が容器内の圧力を下げて
    泡のサイズを大にし泡を崩壊させる手段からなる請求項
    13記載の泡剤の回収装置。
  16. 【請求項16】 消泡装置が、泡を霧化する霧化ノズル
    と、霧化された微粒子を凍らせる冷却手段と、凍った微
    粒子を衝突させる壁と、からなる請求項4または請求項
    5記載の泡剤の回収装置。
  17. 【請求項17】 消泡装置が、泡を泡のままで流出させ
    る泡流出ノズルと、流出された泡を凍らせる冷却手段
    と、凍った泡を衝突させる壁と、からなる請求項4また
    は請求項5記載の泡剤の回収装置。
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