JP3311417B2 - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JP3311417B2
JP3311417B2 JP05853193A JP5853193A JP3311417B2 JP 3311417 B2 JP3311417 B2 JP 3311417B2 JP 05853193 A JP05853193 A JP 05853193A JP 5853193 A JP5853193 A JP 5853193A JP 3311417 B2 JP3311417 B2 JP 3311417B2
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エンリ・ヘラルド・ヴィリィエム・ピエルソン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は濾過装置、詳しくは無端
フィルターベルト、該ベルトの実質的に水平状の上走行
部及び戻り下走行部を案内する案内手段、上記ベルトの
上走行部に濾過すべきスラリーを供給する供給手段、上
記ベルトの上走行部の下部に配置され、該上走行部上の
スラリーから液体を吸収して該上走行部に脱水したフィ
ルターケーキを残存せしめるように作用する真空手段及
び上記ベルトの上走行部及び下走行部を交番状に歩進さ
せることにより該ベルトの上走行部を上流端部から下流
端部に向って走行させる前進手段を備え、該前進手段が
上走行部の下流端部に設けた往復案内部材、該ベルトの
下走行部に作用するように設けた一方向手段及び緊張手
段により構成された、無端フィルターベルト形式の濾過
装置に関する。
【0002】
【技術背景】上記形式の濾過装置は、本発明の発明者と
同一の発明者による先の英国特許出願第2030465
号明細書に開示されている。
【0003】又、上記発明者による先の英国特許出願第
2092905号明細書に詳細に記載されている改良装
置は、更に無端フィルターベルトの上走行部上に形成さ
れフィルターケーキから液体を絞り出す圧縮手段を具備
している。該圧縮手段は無端ベルトの上走行部の下部に
配置され、膨張可能な袋によりベルト及びその上のフィ
ルターケーキを上方に押し上げて該ベルトの上部に配置
された加圧プレートに接触するように押し当てられるよ
うにした、排水グリッド形態とされる。更に又、本発明
と同一の発明者による先の英国特許出願第209076
4号明細書には、無端フィルターベルトの上走行部に形
成されたフィルターケーキに真空手段からの再循環され
る洗浄液を含む洗浄液を供給する手段と該ベルトの下走
行部の表面部に洗浄液のジェット流を向かわせて該下走
行部を洗浄する手段とが開示されている。
【0004】上記形式の装置は流動体から固体を分離す
る幾つかの機器を備えている。例えば、液体と固体の混
合体から溶解性固体を分離するために使用される。この
具体例として、例えば、サトウビート又はサトウキビか
ら砂糖を抽出するとか、又はコーヒーとかリグニンとか
染料の抽出に使用される。従来、例えば詳細に上述した
形式の濾過装置を用いて溶解性固体を液相から分離する
以前に、溶解性固体に含まれる固体は溶剤中で解体さ
れ、撹拌され、さもなくば所定の時間、反応させられ
る。
【0005】一般に、溶解性固体の抽出及び/又は不溶
解性残渣固体の純度を改善するために、市販されている
製品に応じて更に補給される同一の溶剤又は他の洗浄溶
剤により不溶解性固体の“洗浄”が行われる。
【0006】現在の商戦下にあって、経済性、効率及び
環境への悪影響の低減化を要求する認識が高まるにつれ
て固体が溶解性又は不溶解性のいずれであるかに拘わら
ず、市販製品の生産率及び純度を改良することが益々要
望されている。上記形式の濾過装置において、主も要望
されることは、最少量の溶剤又は洗浄溶液でもって大量
の溶解性固体を抽出できるようにすることである。更
に、ベルトの非走行時における洗浄操作が該ベルトの濾
過能率及び走行を阻害することなく、出来るだけ効率的
に行い、しかもその洗浄操作における溶剤又は洗浄溶液
の使用量は最小のものにする必要がある。
【0007】従来の洗浄方法は、既に述べたように、洗
浄溶液の高圧ジェットを使用するものである。しかしな
がら、溶剤の洗浄作用はその圧力に比例するものである
から、これまでは、溶剤使用量は他のファクターよりも
専ら要求される圧力レベルによって決められていた。し
たがって、フィルターケーキの洗浄及びそれに続くベル
トの洗浄に対し大量の洗浄溶剤を使用しなければならな
かった。また、その後の該洗浄溶剤から抽出される溶解
性又は不溶解性固体量は少量であること自体が問題であ
った。
【0008】
【本発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、上
述下形式の濾過装置において溶剤からの溶解性又は不溶
解性固体の抽出効率を高めるとともに所定量の固体の抽
出に使用される洗浄液量を従来形式のものにおいて要求
されていたよりも著しく低減させることにある。
【0009】
【課題の解決手段の構成】本発明によれば、上述した形
式の濾過装置であって、無端フィルターベルトの上走行
部に付着したフィルターケーキを洗浄するために該上走
行部の各連続区分領域に洗浄溶剤を供給するベルト洗浄
手段、上記上走行部の各区分領域の上部に配置され、そ
れぞれ、多数の孔が明けられた穿孔プレート部材及び各
領域のフィルターケーキの圧縮時に該穿孔プレート部材
を介してガスを供給する手段を有し、上走行部に付着し
たフィルターケーキに押圧力を印加する、複数の圧縮手
段、及び上記無端フィルターベルトの下走行部で該ベル
トを洗浄するとともに該下走行部の洗浄部から洗浄溶剤
を収集して上記圧縮手段の少なくとも1つに回収した洗
浄溶剤を再循環させてフィルターケーキに洗浄液を供給
するようにした洗浄手段により構成される。
【0010】
【実施例】本発明を、好ましい実施例の代表的なものを
示す添付図面とともに詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、本発明の濾過装置は、
作動時気密封止可能としたハウジング50内に装着され
た無端フィルターベルト10により構成される。該無端
フィルターベルト10は一連のローラー12、14、1
6、18の回りを通過するように案内されるとともにガ
イド棒20の下部を一緒に引きずられるように装着さ
れ、ガイド棒20とローラー12間に実質的に水平に延
びる上走行部30と戻り下走行部40を形成している。
使用時、図1に示すように、上走行部30は右側部から
左側部に向かって移動する一方、下走行部20は左側部
から右側部に向かって移動し、ガイド棒20の配置は上
走行部20の上流端部であり、ローラー12の配置は上
走行部の下流端部である。
【0012】図3及び図4に示すように、無端フィルタ
ーベルト10における上走行部30の下流端部で揺動ア
ーム22間に装着されたローラー12は主駆動ローラー
とされる。アーム22はハウジング50の側壁を介して
延びる回転シャフト24に取り付けて吊り下げられてい
る。シャフト24が回転すると、アーム部材22がガイ
ドローラー12を伴って図1に示すように実線で示す位
置から破線で示す位置に揺動し、図1における右側部か
ら左側部に向けて無端フィルターベルト10の上走行部
30を歩進させる。下走行部40におけるガイドローラ
ー14はモーター26によりベルト駆動されて断続的に
駆動される第2駆動ローラーを構成している。また、ガ
イドローラー14の一端部に装着されたラチェット28
とそれと組み合わされた爪32とで構成された一方向機
構部を有する。該爪32はラチェット28と協働して図
1における右側部から左側部に向う方向にのみ無端フィ
ルターベルト10の下走行部40を移動可能とする。こ
のようにして、主駆動ローラー12が揺動されて破線で
示す位置に移動すると、下走行部40のベルト部材を些
かも後進させることなく上走行部30が前方に歩進す
る。ローラー16はばね力で付勢されるテンションロー
ラーであり、ローラー14と18間のベルト湾曲部で前
後に往復運動して該ベルトの弛みを引き締めて主駆動ロ
ーラー12の往復運動時のベルト張力が維持される。
【0013】上記装置の作用において、無端フィルター
ベルト10の上走行部30は主駆動ローラー12の揺動
により破線位置に断続的に前進させられる。上走行部3
0の交番される静止位相時、下走行部40は左側部から
右側部に引っ張られ、主駆動ローラー12が無抵抗状に
実線位置に引き戻される。主駆動ローラー12が破線位
置に移動したとき、テンションローラー16がばね部材
34のばね抗力により付勢される。上走行部30の交番
されるベルト移動時、第2駆動ローラー14が下走行部
40を介して該ベルトを引っ張るとテンションローラー
16は移動してばね部材34の作用により再び湾曲部を
増大させる。テンションローラー16は図示しない軌道
内に配置された一端部を実質的に水平又は傾斜状に移動
させるようにしてもよい。ばね部材34はガスばね又は
空気圧シリンダーで構成したものであってもよい。な
お、その他の適当なばね手段を用いるようにしてもよ
い。
【0014】無端フィルターベルト10の上走行部30
の下部に複数の真空トレイが配置される。図示の実施例
においては、15個の真空トレイ(以下真空ボックスと
もいう)V1〜V15が設けられる。この真空トレイの
設置数は変更してもよい。これら真空トレイV1〜V1
5は当該技術における周知の方法で図示しない1つ又は
複数の吸引ポンプに接続される。
【0015】上走行部30の上流端部において、ガイド
棒20に隣接してスラリー供給ステーションSが設けら
れる。このステーションSにおいて、分離すべき固体及
び液体から成るスラリー又は懸濁液が無端フィルターベ
ルト10の上走行部30の上面に供給される。これは供
給パイプもしくは流出せき又はその他、上走行部30の
上流端領域でスラリー層を供給可能とした適当な供給手
段により行われる。
【0016】本明細書において、分離又は濾過処理を
“脱水処理”とも言うが、除去すべき水は母液及び/又
は洗浄溶液ではなく、ほとんど純粋な水である。
【0017】スラリー供給ステーションSにおけるベル
ト下流端部で、複数の洗浄溶剤供給手段、好ましくはノ
ズル形態とした供給手段により上走行部30に洗浄溶剤
が供給される。図示した実施例においては、5つの洗浄
溶剤供給手段W1〜W5が設けられ、上走行部30の下
流端部に近接した供給手段W5は幾つかのノズルで構成
される。
【0018】又、無端フィルターベルト10の上走行部
30の上部に複数の圧縮機が配置される。図示の実施例
において、6つの圧縮機P1、P6が設けられる。圧縮
機P1はスラリー供給ステーションSと上流端洗浄溶剤
供給ノズルW1間に配置される。その他の圧縮機P2〜
P5はそれぞれ連続した洗浄溶剤供給ノズルW1〜W5
より下流側に間隔をもって離れた位置に配置され、よっ
て上走行部30が断続的に前進するに応じて該上走行部
30の上に形成された各フィルターケーキが通過すると
き、該フィルターケーキへの洗浄溶剤の供給と該フィル
ターケーキの圧縮が交互に行われる。
【0019】各真空トレイV1〜V15はそれぞれ出口
を有し、幾つかの隣接した真空トレイのグループがそれ
ぞれ共通の出口パイプ41〜45と接続される。この場
合、ベルトにおける洗浄溶剤の供給領域の下方の各真空
トレイと上走行部30の下流端に向って連続した各圧縮
機の下方の真空トレイとが共通の流出パイプに接続され
る。上記実施例においては、スラリー供給ステーション
S、第1洗浄溶剤供給手段W1及び先頭の2つの圧縮機
P1、P2のそれぞれ下方の真空トレイV1〜V6が共
通の出口パイプ41に接続され、2番目の洗浄溶剤供給
手段W2及びそれに後続する圧縮機P3のそれぞれ下方
の真空トレイV7及びV8が共通に出口パイプ42に接
続され、洗浄溶剤供給手段W3及びそれに後続する圧縮
機P4のそれぞれ下方の真空トレイV9及びV10が共
通の出口パイプ43に接続され、4番目の洗浄溶剤供給
手段W4及びそれに後続する圧縮機P5のそれぞれ下方
の真空トレイV11及びV12が共通に出口パイプ44
に接続され、5番目の洗浄溶剤供給手段W5及びそれに
後続する圧縮機P6のそれぞれ下方の真空トレイV13
〜V15が共通に出口パイプ45に接続される。いずれ
においても、各圧縮機P1〜P6はそれぞれ洗浄溶剤を
供給する以前にフィルターケーキから最大限に自由水蒸
気を除去し、前述の真空接続機構部は抽出液が連続的に
混合されるのを防止する。これは装置全体の液抽出効率
を最大としかつ抽出され又は濾過された液のうちのある
部分を再循環するようにした上記装置全体における洗浄
溶剤量を最小なものとするのために重要なことである。
例えば、図示の実施例において、出口パイプ45は上走
行部30の下流端部での最終の洗浄及び圧縮ステージに
おいて抽出された洗浄溶剤を上流側の隣接洗浄溶剤供給
ノズルW4に再循環させる一方、該出口パイプ45と同
様に、出口パイプ44及び43はそれぞれ洗浄溶剤が抽
出されるベルト領域より上流側で直接隣接した洗浄溶剤
供給ノズルW3及びW2に洗浄溶剤を再循環させる。
【0020】無端フィルターベルト10の上走行部30
における主駆動ローラー12に隣接した下流端部で、脱
水されたフィルターケーキが当該ベルトから単なる落下
方式で又は図示しないドクターブレードによる援助のも
とで放出される。
【0021】下走行部40において、無端フィルターベ
ルト10はベルト洗浄箱46を通過し、該ベルト洗浄箱
46にはベルト10の上下部にそれぞれ配置された高圧
スプレーノズル47、48が該ベルトの両面に向けて洗
浄液を噴射させて該ベルト10の多孔織布に付着したあ
らゆる固体物質又は固体粒状物質を完全に脱着させて洗
浄する。ベルト洗浄箱46を通過した後、該ベルト10
は図示しない複数の吸着ノズル上を通過し、これら吸着
ノズルにより該ベルト10のその後の走行に備えて該ベ
ルト10から水分を吸い取って乾燥させる。
【0022】図示するように、ベルト洗浄箱46から流
出したベルト洗浄液はパイプライン49を介して上走行
部30の先頭及び最後部の洗浄領域、すなわちノズルW
1及びW5に再循環させられる。該再循環させられたベ
ルト洗浄液量の約80%がノズルW5を流通し、残りの
約20%がノズルW1を流通する。この配分はパイプラ
イン49におけるノズルW5を越えた位置に設けられた
ニードルバルブ又は該位置に設けられた適当に管径を小
くした部分により行われる。
【0023】図示した向流再循環系路、すなわち、そこ
ではフィルターケーキの移動方向と逆方向に洗浄液が再
循環させられる系路部において、清洗浄液はノズル4
7、48からのみベルト洗浄箱46に供給され、該系路
から抽出された洗浄液は走行部の上流端部の先頭から8
番目の真空トレイと接続されたパイプライン41、42
を介してのみ除去される。洗浄液の供給量は注意深く調
節され、ノズル47、48の動作は簡単に言えば、無端
フィルターベルト10の動きと同期したものとされ、よ
って洗浄液の使用量が最小とされる一方、不溶解性固体
及び洗浄液中における溶解性固体の分別効率が最大とさ
れる。
【0024】上記装置全体の構成部分の配置の概略構成
を示すために簡略化した図1の概略構成図からは明らか
ではないが、パイプライン41〜45はそれぞれ洗浄液
受容器を含み、該各洗浄液受容器は吸引ポンプと接続さ
れる。その一例の洗浄液受容器60を図9に示す。
【0025】図9に示すように、洗浄液受容器60は閉
鎖容器とされ、該閉鎖容器は各真空トレイから洗浄液を
受け取る入り口61を有し、その下端部に(上記パイプ
ライン41、42においては収集用に、好ましくは更に
処理用の)上流部の各洗浄液ノズルに洗浄液を供給すべ
く再循環させるための出口62を有し、さらにその上端
部に、上述したような吸引ポンプ等の真空部材と永久接
続されたポート63及び玉コック65と接続したバルブ
R1を装着したもう1つのポート64を有する。出口6
2は常時作動状態とされるポンプ66と接続され、該ポ
ンプ66は流出パイプ67に接続される。逆止バルブR
2は上記バルブR1と接続された分枝パイプ68を越え
て上記パイプ67と接続される。作動時、洗浄液が入り
口61に流入し、その流入量が適当量であれば、ポンプ
66により排出される。一方、該ポンプ66の汲出し速
度が該洗浄液の流入流量を上回ると、玉コック65が下
降してバルブR1を開とする。これによりポンプ66の
排出側が真空状態とされ、逆止バルブR2が閉じ、よっ
て濾過洗浄液の汲出しに代り、受容器内の洗浄液レベル
が再び上昇するまで洗浄液が分枝パイプ68を介して戻
され、よって玉コック65が上昇してバルブR1を閉じ
る。実際上、バルブR1は開閉動作を行うというよりは
むしろ僅かに開状態を保持して分枝パイプ68から洗浄
液が十分に戻るようにして該受容器60内の液面レベル
を一定に保持するようにされる。このようにして、一定
流量をもって上流部の各ノズル及び収集パイプへの洗浄
液の送出が行われ、該送出液の単位時間当たりの流出量
は該洗浄液の流入流量にのみ応じて変化する。このよう
にして、洗浄液を再循環させる場合に重要な要件であ
る、流出液及び流入液の平衡が自動的に達成される。
【0026】また、各パイプライン41〜45には、洗
浄液の流入方向における受容器の上流部に、それぞれ図
示しないバルブ装置が配置され(例えば本発明と同一の
発明者による英国特許第2203521号明細書の記
載)、これにより各パイプライン及びそれらと接続され
た真空トレイはいずれも上記受容器とされ、そこから真
空又は大気と接続可能とされる。このようにして、上記
バルブ装置をスイッチ操作することにより選択した真空
トレイを真空又は大気と接続することがでる。
【0027】また、パイプライン49には図示しないポ
ンプが設けられ、ベルト洗浄箱46から供給手段W1、
W2に洗浄液を送給するようになっている。場合によっ
ては、好ましくは、乾燥運転ができるダイヤフラムポン
プとされ、幾つかのステージにおいてその汲出し流量は
ベルト洗浄箱46からの流入流量を上回るようにされ
る。洗浄液はベルト洗浄箱46から調節バルブまたは単
に制限開口を介して放出される。上記パイプライン49
に、図9におけるポンプ66を構成する前述のポンプに
沿って、図9に示すものと同様のもので真空とは接続さ
れない受容器を設けてノズルW1及びW5における洗浄
液流量が十分なものとなるようにすると有利である。
【0028】真空トレイV1〜V15としては、図8に
示す形式のものが好ましい。この真空トレイに関し、図
8においては符号Vを付して示される真空トレイは、傾
斜側壁部70、71と底壁部73からある間隔をもって
トレイ基部に嵌合わされたグリッド72とにより所定の
断面積を有するように形成されるとともに該底壁部73
に出口部74が形成される。図示するように、無端フィ
ルターベルト10又はむしろ該ベルト10の一短小部分
が真空トレイVを被覆するとともに傾斜側壁部70及び
71間にわたって延びている。両側壁部70及び71を
傾斜させることにより移動時における上記ベルトの捕
捉、すなわち該ベルト配列の維持を容易とし、また該ベ
ルトの上面から液体又は固体の漏出が防止される。
【0029】図3〜図5にしたがって、主駆動ローラー
12を往復運動させる方法及びその他の案内ローラー1
4〜18を気密ハウジング50に装着する方法を説明す
る。主駆動ローラー12は両補助揺動アーム36によっ
て往復運動させられる。各揺動アーム36はシャフト2
4のハウジング50から外部に突出した部分に固定され
るとともに該ハウジング50の両側外部に固定された空
気圧ラム38により揺動される。案内ローラー14〜1
8の両端部がハウジング50の両外側部に装着されたベ
アリング25にジャーナル軸受けされる。各ベアリング
25はガスケット29を介して取り付けられたフランジ
付カバー27により封止される。
【0030】図6及び図7に、図1の装置において圧縮
機P1〜P6として使用された形式の圧縮機の一例を示
す。図6及び図7において、フィルターベルトFの下方
に示される真空トレイ52は図8に示すものとは異なっ
た形式のものである。この例示の圧縮機はフィルターベ
ルト10の上部に配置された固定装着プレート53と、
該ベルト10の下部に固定されるとともに上表面部に複
数のチャンネル59を有する真空トレイ52の直ぐ下に
固定された配列支持プレート54とで構成される。可動
加圧プレート55は穿孔前壁部56を有し、ばね力を負
荷された支柱58を介して該前壁部56を上記ベルト1
0と対面させるとともに当該加圧プレート55と上記固
定プレート53間に膨張素子57を介在させて装着され
る。使用時、図7から明らかなように、膨張素子57は
可動加圧プレート55の押し下げを付勢してベルト10
上に形成されたフィルターケーキFを圧縮する。これと
同時に、空気等の圧縮ガスが加圧プレート55に形成さ
れたチャンバーに供給され、前壁部56の各貫通孔を通
して放出される。このようにしてガスを供給することに
よりフィルターケーキFの脱水、さらには、該ケーキF
を構成する固体粒子間に捕獲された液体の霧化を促進す
ることができる。一方、上記圧縮操作は、もし該圧縮操
作がなければ液体が逃れることができようが、脱出フィ
ルターケーキ内の液体流通路を閉鎖するので、必ずしも
脱水率を高められるとはいえず、フィルターケーキの圧
縮と同時に該ケーキにガスを吹き付けることにより脱水
率を25%改善できることが分かった。
【0031】上記装置の作動時、ハウジング50を気密
状態にしようとするならば、回転バルブ又は回転シール
を用いて図1の左手側下部に示す包囲壁部の開口部を閉
鎖自在とする一方、該開口部を介して断続的に上走行部
30の下流端部から落下したフィルターケーキを通過さ
せるようにする。このような回転バルブ又は回転シール
に代えて、一連の3つのバルブを用い、縦続的に順次2
つのバルブを閉とするとともに1つのバルブを開とし、
該開いたバルブを介してフィルターケーキを通過させる
ようにしてもよい。このようにして、ハウジング50内
の圧力が維持される。
【0032】上記構成の装置の一連の動作は以下のとお
りである:既に説明したように、1分間に数回の割合で
上走行部30を前進運動させるために、アーム38が作
動し、主駆動ローラー12を揺動させて破線位置に前進
させる。例えば、上走行部30は1分間当たり5〜15
回の前進運動を行う。その前進運動時間は数秒間で行わ
れ、それに続いて該上走行部30は数秒間静止し、その
間に、該上走行部30が再び前進させられるまでに下走
行部40がモーター26を介して引き出される。上走行
部30は、例えば、長さ5〜15mとされ、上述したよ
うにベルトの所定部分を断続的に上流端部から下流端部
まで移送するのに約2〜10分間程度を要する。
【0033】一方、上記無端フィルターベルト10は、
上述したよりも低速で、例えば、1分間当たり数回とす
る代わりに、3分間に1回又はそれ以下の速度で移送
し、その場合、ベルトの所定部分を上走行部30に伝送
して完全にサイクルを実行するのにかなりの長い時間を
要することになる。
【0034】上走行部30の静止位相時、位置Sでスラ
リーが供給され、真空トレイV1〜V15が真空部と接
続され、圧縮機P1〜P6が図7に示す作動状態とさ
れ、したがってフィルターケーキの下流側に連続する部
分が活発に脱水される。更には、ハウジング50を閉鎖
してその内部の気圧が幾らかに高められる。
【0035】上走行部30を1歩進させるまでにスラリ
ーの供給が停止され、真空トレイV1〜V15による吸
引圧が前述したようにパイプライン41〜45をそれぞ
れバルブ装置を介して大気圧に接続することにより解除
され、圧縮機P1〜P6の各加圧プレート55が図6に
示す位置に上昇させられる。また、ハウジング50が加
圧状態であれば、その圧力が換気により解除される。こ
れら一連の操作は1つ又はそれ以上のタイマーによって
制御される。該各タイマーは空気圧ラム38が作動する
毎に自動的にセット又はリセットされる。好ましくは、
上記ベルトは1歩進する毎に上走行部30を介して真空
トレイV1〜V15の1つの長さに応じた距離を引張ら
れるようにする。上走行部30が静止する毎に、スラリ
ー供給動作の停止、真空圧及び圧縮力の印加が上記タイ
マーによる制御にしたがって繰り返し行われる。
【0036】上走行部30の静止位相時、一旦スラリー
供給が再開されると、第2駆動ローラー14は主駆動ロ
ーラー12を実線で示す位置まで引き戻され、これと同
時に下走行部40がベルト洗浄箱46を通して引っ張ら
れる。ノズル47及び48は上記第2駆動ローラー14
の作動と同期して切り替えられ、該洗浄箱46を介して
該ベルト10を引き下げる速度が調節され、洗浄が有効
に行われるようにされる。該ベルト10の所定部分が洗
浄箱46を通過させられると直ぐにノズル47及び48
が再びスイッチオフされる。
【0037】上述したように、洗浄ノズル47及び48
からスプレーされた洗浄液は収集され、パイプライン4
9を介して上走行部30に対する第1番目及び最後部の
ノズルW1及びW8に洗浄液が再循環される。
【0038】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、該実施例は本発明を説明するための一例に過
ぎない。
【0039】図2は、処理しようとする物質に応じて、
図1に示すようにスプレーノズル47及び48を備えた
洗浄箱46に代えて又はそれに加えて適用することがで
きる、もう1つのベルト洗浄方法を示す。図示するよう
に、ベルトの下走行部がローラー91〜94を介してソ
ーキング槽146を通過するとともに主駆動ローラー1
2が破線位置に向かって揺動する際、それらローラー9
1〜94のうち先頭のローラー91に装着されたラチェ
ット95及び爪96をもって代表的に示される一方向機
構部を介して下走行部が右側から左側に逆戻りするのを
阻止しながら案内される。単独で用いる場合には、洗浄
液又は洗浄溶剤はソーキング槽146にのみ供給され、
漸次排出されるとともに図1に示されると同様の方法で
パイプライン149を介して再循環させられる。ベルト
洗浄箱46と組み合わせて用いる場合には、洗浄液は個
別に洗浄箱46及びソーキング槽146に供給され、そ
れら(46、146)のうちいずれか一方又はその両者
から再循環させられる。このようにして、ソーキング槽
146で使用される溶剤はベルト洗浄箱46で使用され
る洗浄溶剤と同様のもの又は上走行部上のフィルターケ
ーキ洗浄用のものとされる。
【0040】図2の装置におけるその他の構成部分は図
1におけるものと同様のもので同一符号を付す。
【0041】何はともあれ、本発明によれば、ベルト洗
浄液の再循環が行われる限り、少なくとも1つの洗浄ス
テージにおいて上走行部におけるフィルターケーキを洗
浄する清洗浄液の供給に支障を来さない。
【0042】上記構成の装置の構成部分は種々に変形可
能であり、その一例を以下に説明する。主駆動ローラー
12はフィルターベルトの下部で枢軸に装着される揺動
可能なアーム部材により往復運動させるか又は空気圧も
しくは油圧シリンダーのラムに直接連結して往復運動さ
せるようにしてもよい。装置を包囲するハウジングは必
ずしも気密状にする必要はない。圧縮機は、図示したよ
うな膨張素子ではなく、例えば油圧もしくは空気圧ラム
とかその他ベローズもしくはダイヤフラム等により駆動
される加圧プレートを有するものとしてもよい。下走行
部を緊張する手段は、ベルトの弛み部で垂直方向に往復
運動可能とし、かつ、たとえ主駆動ローラーを前方に勢
いよく押し出せない場合でも、下走行部に第2駆動手段
を要することなく、該下走行部を牽引するに十分な重量
を有するローラー部材とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の濾過装置の概略側
面図である。
【図2】本発明の変形例であって、図1の装置の左側部
分に対応する、ベルト洗浄部の部分拡大図である。
【図3】図2の装置におけるIII−III線断面図である。
【図4】上記装置における主駆動ローラーを往復運動さ
せる駆動機構部の部分側面図である。
【図5】無端フィルターベルトの案内ローラーの両端部
の支持機構部の部分断面図である。
【図6】非作動時加圧プレートが上昇位置にある圧縮機
の断面図である。
【図7】図6の圧縮機の作動時、加圧プレートが下降位
置にある圧縮機の断面図である。
【図8】図1の装置に適用できる真空トレイの拡大断面
図である。
【図9】図1の装置における各真空トレイと連結したパ
イプラインと接続された受容器の概略構成図である。
【符号の説明】
10 無端フィルターベルト 12 主駆動ローラー 14、18 ガイドローラー 16 テンションローラー 20 ガイド棒 22 アーム 24 シャフト 25 ベアリング 26 モーター 27 フランジ付カバー 28 ラチェット 29 ガスケット 30 無端フィルターベルトの上走行部 32 爪 34 ばね部材 36 揺動アーム 38 空気圧ラム 40 無端フィルターベルトの下走行部 41〜45 パイプライン 46 ベルト洗浄箱 47、48 洗浄ノズル 49 パイプライン 50 ハウジング 55 可動加圧プレート 57 膨張素子 58 支柱 59 チャンネル 60 洗浄液受容器 65 玉コック 66 ポンプ 68 分枝パイプ 70、71 傾斜側壁部 72 グリッド 73 底壁部 74 出口部 91〜94 ローラー 95 ラチェット 96 爪 146 ソーキング槽 60 無端フィルターベルトの下走行部 61、62、63 ガイドローラー、 74 F フィルターケーキ P1〜P6 圧縮機 S スラリー供給ステーション V1〜V15 真空トレイ W1〜W5 洗浄ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 29/96 B01D 33/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端フィルターベルト;上記無端フィル
    ターベルトが水平状の上走行部及び下走行部を形成する
    ように該フィルターベルトを案内する案内手段;上記無
    端フィルターベルトの上走行部に濾過すべきスラリーを
    供給する第1供給手段;上記無端フィルターベルトの上
    走行部の下部に配置され、該上走行部上のスラリーから
    該フィルターベルト部分を通して液体を吸着し、該フィ
    ルターベルト部分にフィルターケーキを残留させるよう
    に作用する、真空手段;上記無端フィルターベルトの上
    走行部の連続区分領域に洗浄液を供給し、該上走行部の
    連続区分領域に付着したフィルターケーキを洗浄する、
    複数の第2供給手段;上記無端フィルターベルトの上走
    行部の下流端部に配置した往復運動案内部材並びに上記
    下走行部で作用するように設けられた一方向機構部材及
    び緊張部材から成り、上記上走行部及び下走行部を交番
    状に歩進させることにより該上走行部を上流端から下流
    端に向けて移動させる、送り手段;上記下走行部のフィ
    ルターベルト部分を洗浄するとともに該フィルターベル
    ト部分から洗浄液を収集して上記複数の第2供給手段に
    再循環させる、ベルト洗浄手段;及び、 上記上走行部の上部に間隔をもって配置される圧縮機で
    あって、それぞれ穿孔加圧プレート及び該穿孔加圧プレ
    ートを介してフィルターケーキ圧縮時にガスを供給する
    手段を有し、上記無端フィルターベルトの上走行部の連
    続区分領域にそれぞれ上記第2供給手段から洗浄液を供
    給しつつ該上走行部の連続した各区分領域に残留したフ
    ィルターケーキを圧縮する、複数の圧縮手段により構成
    した、濾過装置。
  2. 【請求項2】 無端フィルターベルトの下走行部のベル
    ト洗浄部から上走行部の少なくとも2つのベルト洗浄区
    分領域に洗浄液を再循環させ、それら洗浄区分領域のう
    ち1つは該上走行部の上流端に向って送られるものであ
    り、もう1つは該上走行部の下流端に向って送られるも
    のである、第1項記載の濾過装置。
  3. 【請求項3】 無端フィルターベルトの下走行部のベル
    ト洗浄部から上走行部の下流端部に再循環される洗浄液
    流量が該上走行部の上流端部に再循環される洗浄液流量
    より大きい、第2項記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】 無端フィルターベルトの下走行部のベル
    ト洗浄部から再循環される洗浄液のうち、約80容量%
    が上走行部の下流端部に再循環され、約20容量%が該
    上走行部の上流端部に再循環される、第3項記載の濾過
    装置。
  5. 【請求項5】 再循環される洗浄液が第2供給手段に再
    循環洗浄液を送給するパイプラインに設けられたニード
    ルバルブを介して無端フィルターベルトの上走行部にお
    ける上流端部及び下流端部へ配分される、第3項記載の
    濾過装置。
  6. 【請求項6】 無端フィルターベルトの下走行部のベル
    ト洗浄部から再循環される洗浄液が上走行部の上流端部
    及び下流端部に対し洗浄液を供給する第2供給手段の再
    循環洗浄液供給用パイプラインに形成された異なった管
    径部分を介して配分される、第3項記載の濾過装置。
  7. 【請求項7】 無端フィルターベルトの上走行部の下流
    端部に向って配置された、少なくとも幾つかの真空手段
    に吸出された洗浄液がそれら真空手段より更に上流側の
    フィルターベルト部分に洗浄液を供給する第2供給手段
    に再循環される、第1項記載の濾過装置。
  8. 【請求項8】 真空手段が複数の個別の出口部を有する
    真空トレイにより構成され、無端フィルターベルトの上
    走行部において各第2供給手段により洗浄液を供給され
    る各区分領域の下部に配置されるとともに該上走行部の
    下流端部に向かって配列された各圧縮手段の下部に配置
    された1つ又は複数の真空トレイが共通に排出流路と接
    続され、これにより逐次抽出された洗浄液が再循環又は
    その他の用途に備えて個別に収集されるようにした、第
    7項記載の濾過装置。
  9. 【請求項9】 無端フィルターベルトの上走行部の下流
    端部に配置された往復運動案内手段が揺動可能なアーム
    部材に装着された、第1項記載の濾過装置。
  10. 【請求項10】 気密ハウジングが設けられ、該ハウジ
    ング内に無端フィルターベルト、ベルト案内手段、該ベ
    ルトに組み合わされた第1及び第2供給手段、真空手
    段、送り手段、洗浄手段及び圧縮手段を収容させた、第
    1項記載の濾過装置。
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