JPH0994491A - 導電性塗料の供給装置 - Google Patents
導電性塗料の供給装置Info
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- JPH0994491A JPH0994491A JP25296795A JP25296795A JPH0994491A JP H0994491 A JPH0994491 A JP H0994491A JP 25296795 A JP25296795 A JP 25296795A JP 25296795 A JP25296795 A JP 25296795A JP H0994491 A JPH0994491 A JP H0994491A
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- couplers
- coupler
- insulating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電性塗料を送給する塗料流路を導通・遮断
する一対のカプラを引き離したときに、その係合端部間
の距離が絶縁距離だけ隔たっていなくても、各カプラ同
士を絶縁状態に維持することができると同時に、その
分、各カプラを係合させるための進退距離を短縮させて
各カプラを精度よく係合させることができるようにし
た。 【解決手段】 各カプラ(9A,9B)は、その係合端部同
士が、所定の絶縁距離隔てられた絶縁位置(Pa, Pb) よ
りも互いに近接した位置に配設されて、少なくとも一方
のカプラ (9A) が他方のカプラ (9B) に対し係脱自在に
連結するように進退され、前記カプラ(9A,9B)を離脱
させた状態で、カプラ(9A,9B)の係合端部を包み込む
ように覆うカップ状の絶縁カバー (12A, 12B) を当該カ
プラ(9A,9B)に対して進退可能に配設した。
する一対のカプラを引き離したときに、その係合端部間
の距離が絶縁距離だけ隔たっていなくても、各カプラ同
士を絶縁状態に維持することができると同時に、その
分、各カプラを係合させるための進退距離を短縮させて
各カプラを精度よく係合させることができるようにし
た。 【解決手段】 各カプラ(9A,9B)は、その係合端部同
士が、所定の絶縁距離隔てられた絶縁位置(Pa, Pb) よ
りも互いに近接した位置に配設されて、少なくとも一方
のカプラ (9A) が他方のカプラ (9B) に対し係脱自在に
連結するように進退され、前記カプラ(9A,9B)を離脱
させた状態で、カプラ(9A,9B)の係合端部を包み込む
ように覆うカップ状の絶縁カバー (12A, 12B) を当該カ
プラ(9A,9B)に対して進退可能に配設した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料ポンプの塗料
流入口から流入された導電性塗料を塗料吐出口から圧し
出して静電塗装機の霧化機構に供給する導電性塗料の供
給装置に関する。
流入口から流入された導電性塗料を塗料吐出口から圧し
出して静電塗装機の霧化機構に供給する導電性塗料の供
給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電塗装は、一般に静電塗装機側に−8
0〜120kVの高電圧を印加すると共に、被塗物側を
アース電位にして、静電塗装機と被塗物との間に静電場
を形成し、静電塗装機から噴霧された塗料粒子を陰極に
帯電させることにより、その反対極である陽極の被塗物
に静電塗着するようにしている。そして、高電圧が印加
された静電塗装機によって、水性塗料やメタリック塗料
などの導電性塗料を塗装する場合には、静電塗装機に印
加した高電圧がリークするのを防止するため、静電塗装
機に接続される塗料供給配管,塗料タンク,塗料ポンプ
などからなる塗料供給系に絶縁対策を施す必要があり、
特に数十色もの塗料を色替して塗装する自動車塗装用の
多色静電塗装装置にあっては各色塗料ごとに夫々その塗
料供給系を絶縁しなければならないという面倒がある。
0〜120kVの高電圧を印加すると共に、被塗物側を
アース電位にして、静電塗装機と被塗物との間に静電場
を形成し、静電塗装機から噴霧された塗料粒子を陰極に
帯電させることにより、その反対極である陽極の被塗物
に静電塗着するようにしている。そして、高電圧が印加
された静電塗装機によって、水性塗料やメタリック塗料
などの導電性塗料を塗装する場合には、静電塗装機に印
加した高電圧がリークするのを防止するため、静電塗装
機に接続される塗料供給配管,塗料タンク,塗料ポンプ
などからなる塗料供給系に絶縁対策を施す必要があり、
特に数十色もの塗料を色替して塗装する自動車塗装用の
多色静電塗装装置にあっては各色塗料ごとに夫々その塗
料供給系を絶縁しなければならないという面倒がある。
【0003】そこで、本出願人は、各色塗料の塗料供給
系に絶縁対策を施す必要のない静電塗装装置を提案した
(実開平4−87755号,実開平4−87756号,
実開平4−87758号,実開平4−87759号,実
開平4−87760号,実開平4−91755号,実開
平4−91756号,実開平6−57444号,実開平
6−60451号,実開平6−60452号,特開平4
−63156号,特開平4−200662号公報参
照)。図4はその概略構成を示すフローシートであっ
て、塗料流入口41から流入された所要量の塗料を塗料
吐出口42から所定の流量で圧し出す塗料ポンプ43が
静電塗装機44に接続されると共に、前記ポンプ43に
対して色替装置45から各色塗料,洗浄液,洗浄エアを
択一的に供給する塗料供給配管46が接続されている。
そして、前記塗料供給配管46の途中には、色替装置4
5側に接続されたカプラ47Aと、静電塗装機44側に
接続されるカプラ47Bが介装され、その先端同士が絶
縁距離だけ隔てられた位置から係脱自在に連結するよう
に、少なくとも一方のカプラ47Aがシリンダ48で進
退可能に配設されている。
系に絶縁対策を施す必要のない静電塗装装置を提案した
(実開平4−87755号,実開平4−87756号,
実開平4−87758号,実開平4−87759号,実
開平4−87760号,実開平4−91755号,実開
平4−91756号,実開平6−57444号,実開平
6−60451号,実開平6−60452号,特開平4
−63156号,特開平4−200662号公報参
照)。図4はその概略構成を示すフローシートであっ
て、塗料流入口41から流入された所要量の塗料を塗料
吐出口42から所定の流量で圧し出す塗料ポンプ43が
静電塗装機44に接続されると共に、前記ポンプ43に
対して色替装置45から各色塗料,洗浄液,洗浄エアを
択一的に供給する塗料供給配管46が接続されている。
そして、前記塗料供給配管46の途中には、色替装置4
5側に接続されたカプラ47Aと、静電塗装機44側に
接続されるカプラ47Bが介装され、その先端同士が絶
縁距離だけ隔てられた位置から係脱自在に連結するよう
に、少なくとも一方のカプラ47Aがシリンダ48で進
退可能に配設されている。
【0004】これによれば、静電塗装機44に高電圧が
印加されない非塗装時にシリンダ48を伸長させ、各カ
プラ47A及び47Bを連結させて塗料ポンプ43内に
塗料を貯留し、静電塗装機44に高電圧が印加される塗
装時にはシリンダ48を収縮させ、各カプラ47A及び
47B同士を離脱させて所定の絶縁距離隔引き離すこと
により塗料供給配管46を分断させ、色替装置45側と
静電塗装機44側が電気的に絶縁した状態で前記ポンプ
43に貯留した塗料を圧し出して塗装を行うようにして
いる。したがって、静電塗装機44からこれに接続され
るカプラ47Bまで絶縁対策を施すだけで足り、各塗料
供給源(図示せず)から色替装置45を介してカプラ4
7Aに至るまでの塗料供給配管46には、特に絶縁対策
を施す必要がない。
印加されない非塗装時にシリンダ48を伸長させ、各カ
プラ47A及び47Bを連結させて塗料ポンプ43内に
塗料を貯留し、静電塗装機44に高電圧が印加される塗
装時にはシリンダ48を収縮させ、各カプラ47A及び
47B同士を離脱させて所定の絶縁距離隔引き離すこと
により塗料供給配管46を分断させ、色替装置45側と
静電塗装機44側が電気的に絶縁した状態で前記ポンプ
43に貯留した塗料を圧し出して塗装を行うようにして
いる。したがって、静電塗装機44からこれに接続され
るカプラ47Bまで絶縁対策を施すだけで足り、各塗料
供給源(図示せず)から色替装置45を介してカプラ4
7Aに至るまでの塗料供給配管46には、特に絶縁対策
を施す必要がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各カプ
ラ47A及び47Bを係脱させて塗料供給配管46に所
定電流値以上の電流が流れない程度に絶縁させるために
は、少なくとも係合端部同士が所定の絶縁距離だけ隔て
られなければならないので、長いストロークで進退させ
なければならず、カプラ47Aを往復させるシリンダ4
8が大型化するという問題がある。また、シリンダ48
のストロークが長くなると、シリンダ48を伸長させた
ときにビストンロッド49の先端に取り付けられたカプ
ラ47Aがブレを生じ、正確に位置決めすることが困難
である。そして、正確に位置決めしようとすれば、より
ストロークの長いシリンダを用いてブレを生じない範囲
で伸縮させなければならないので、シリンダがより大型
化するという問題がある。
ラ47A及び47Bを係脱させて塗料供給配管46に所
定電流値以上の電流が流れない程度に絶縁させるために
は、少なくとも係合端部同士が所定の絶縁距離だけ隔て
られなければならないので、長いストロークで進退させ
なければならず、カプラ47Aを往復させるシリンダ4
8が大型化するという問題がある。また、シリンダ48
のストロークが長くなると、シリンダ48を伸長させた
ときにビストンロッド49の先端に取り付けられたカプ
ラ47Aがブレを生じ、正確に位置決めすることが困難
である。そして、正確に位置決めしようとすれば、より
ストロークの長いシリンダを用いてブレを生じない範囲
で伸縮させなければならないので、シリンダがより大型
化するという問題がある。
【0006】さらに、図5に示すように、静電塗装機4
4のハウジング51内に、回転霧化頭52及びエアモー
タ53からなる機体54や塗料ポンプ43,前記カプラ
47A及び47Bを一体に収納すれば、ハウジング51
の後端部55をアース電位にすることができるが、この
場合に、カプラ47A及び47Bを係脱させるためのス
トロークが長いと静電塗装機44が大型化するという問
題を生ずる。
4のハウジング51内に、回転霧化頭52及びエアモー
タ53からなる機体54や塗料ポンプ43,前記カプラ
47A及び47Bを一体に収納すれば、ハウジング51
の後端部55をアース電位にすることができるが、この
場合に、カプラ47A及び47Bを係脱させるためのス
トロークが長いと静電塗装機44が大型化するという問
題を生ずる。
【0007】すなわち、ハウジング51の後端部55を
自動塗装装置の昇降アームや塗装ロボットのウィービン
グアームに取り付けるために、当該後端部55をアース
電位にしようとすると、静電塗装機44の長さは、少な
くとも機体の長さx+各カプラの長さ(a+b)+絶縁
距離zが必要となり、静電塗装機44の全長が長くなっ
て大型化するという問題があった。そこで、本発明は、
各カプラを引き離したときに、その係合端部間の距離が
絶縁距離だけ隔たっていなくても、各カプラ同士を絶縁
状態に維持することができると同時に、その分、各カプ
ラを係合させるための進退距離を短縮させて各カプラを
精度よく係合させることができ、さらに、静電塗装機内
に配設する場合には当該静電塗装機をコンパクトに設計
できるようにすることを技術的課題としている。
自動塗装装置の昇降アームや塗装ロボットのウィービン
グアームに取り付けるために、当該後端部55をアース
電位にしようとすると、静電塗装機44の長さは、少な
くとも機体の長さx+各カプラの長さ(a+b)+絶縁
距離zが必要となり、静電塗装機44の全長が長くなっ
て大型化するという問題があった。そこで、本発明は、
各カプラを引き離したときに、その係合端部間の距離が
絶縁距離だけ隔たっていなくても、各カプラ同士を絶縁
状態に維持することができると同時に、その分、各カプ
ラを係合させるための進退距離を短縮させて各カプラを
精度よく係合させることができ、さらに、静電塗装機内
に配設する場合には当該静電塗装機をコンパクトに設計
できるようにすることを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、塗料ポンプの塗料流入口から流入された
導電性塗料を塗料吐出口から圧し出して、高電圧が印加
される静電塗装機の霧化機構に供給する導電性塗料の供
給装置において、アースされた塗料供給源から前記塗料
ポンプの塗料流入口に至る塗料流路には、係合時に当該
流路を導通させ、離脱時に当該流路を遮断する一対のカ
プラが介装され、当該各カプラは、その係合端部同士
が、所定の絶縁距離隔てられた絶縁位置よりも互いに近
接した位置に配設されると共に、少なくとも一方のカプ
ラが他方のカプラに対し係脱自在に連結するように進退
され、前記カプラを離脱させた状態で、カプラの係合端
部を包み込むように覆うカップ状の絶縁カバーが当該カ
プラに対して進退可能に配設されたことを特徴とする。
に、本発明は、塗料ポンプの塗料流入口から流入された
導電性塗料を塗料吐出口から圧し出して、高電圧が印加
される静電塗装機の霧化機構に供給する導電性塗料の供
給装置において、アースされた塗料供給源から前記塗料
ポンプの塗料流入口に至る塗料流路には、係合時に当該
流路を導通させ、離脱時に当該流路を遮断する一対のカ
プラが介装され、当該各カプラは、その係合端部同士
が、所定の絶縁距離隔てられた絶縁位置よりも互いに近
接した位置に配設されると共に、少なくとも一方のカプ
ラが他方のカプラに対し係脱自在に連結するように進退
され、前記カプラを離脱させた状態で、カプラの係合端
部を包み込むように覆うカップ状の絶縁カバーが当該カ
プラに対して進退可能に配設されたことを特徴とする。
【0009】これによれば、静電塗装機の霧化機構に高
電圧が印加されない非塗装時に各カプラを係合させて、
塗料供給源から前記塗料ポンプの塗料流入口に至る塗料
流路を導通させ、塗料ポンプ内に導電性塗料を注入す
る。次いで、静電塗装機の霧化機構に高電圧が印加され
る塗装時には、各カプラを離脱させて引き離した後、絶
縁位置の内側に突出している少なくとも一方のカプラに
対してカップ状の絶縁カバーを進出させると、絶縁位置
の内側に突出している部分が包むように覆われる。
電圧が印加されない非塗装時に各カプラを係合させて、
塗料供給源から前記塗料ポンプの塗料流入口に至る塗料
流路を導通させ、塗料ポンプ内に導電性塗料を注入す
る。次いで、静電塗装機の霧化機構に高電圧が印加され
る塗装時には、各カプラを離脱させて引き離した後、絶
縁位置の内側に突出している少なくとも一方のカプラに
対してカップ状の絶縁カバーを進出させると、絶縁位置
の内側に突出している部分が包むように覆われる。
【0010】したがって、各カプラの係合端部が絶縁位
置の内側に突出しても、静電塗装機の霧化機構に印加さ
れた高電圧が、当該カプラを介してアース側に所定の電
流値以上流れてリークすることがない。このとき、各カ
プラは、絶縁位置から内側に突出して設けられているの
で、その突出した長さだけ絶縁距離よりも近づけること
ができ、したがって、シリンダなどの進退機構としてス
トロークの短い小型のものを採用することができ、静電
塗装機内に組み込んだとしても静電塗装機が小型化され
る。また、各カプラを係合させるための進退距離を短く
設定することができるので、各カプラを精度よく係合さ
せることができる。
置の内側に突出しても、静電塗装機の霧化機構に印加さ
れた高電圧が、当該カプラを介してアース側に所定の電
流値以上流れてリークすることがない。このとき、各カ
プラは、絶縁位置から内側に突出して設けられているの
で、その突出した長さだけ絶縁距離よりも近づけること
ができ、したがって、シリンダなどの進退機構としてス
トロークの短い小型のものを採用することができ、静電
塗装機内に組み込んだとしても静電塗装機が小型化され
る。また、各カプラを係合させるための進退距離を短く
設定することができるので、各カプラを精度よく係合さ
せることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態に基づいて具体的に説明する。。図1は本発明に係る
導電性塗料の供給装置の基本構成を示すフローシート、
図2はその要部を示す断面図、図3は本発明装置を静電
塗装機に組み込んだ場合のフローシートである。
態に基づいて具体的に説明する。。図1は本発明に係る
導電性塗料の供給装置の基本構成を示すフローシート、
図2はその要部を示す断面図、図3は本発明装置を静電
塗装機に組み込んだ場合のフローシートである。
【0012】図中1は、塗料ポンプ2の塗料流入口2a
から流入された導電性塗料を塗料吐出口2bから一定流
量で圧し出して、高電圧が印加される静電塗装機3の霧
化機構4に供給する導電性塗料の供給装置であって、ア
ースされた塗料供給源(図示せず)から色替装置5を介
して前記塗料ポンプ2の塗料流入口2aに至る塗料流路
6には、係合時に当該流路6を導通させ、離脱時に当該
流路6を遮断するバルブ7,8を備えた一対のカプラ9
A,9Bが介装されている。 前記霧化機構4は、例え
ばエアモータ4aで回転駆動される回転霧化頭4bから
なる。
から流入された導電性塗料を塗料吐出口2bから一定流
量で圧し出して、高電圧が印加される静電塗装機3の霧
化機構4に供給する導電性塗料の供給装置であって、ア
ースされた塗料供給源(図示せず)から色替装置5を介
して前記塗料ポンプ2の塗料流入口2aに至る塗料流路
6には、係合時に当該流路6を導通させ、離脱時に当該
流路6を遮断するバルブ7,8を備えた一対のカプラ9
A,9Bが介装されている。 前記霧化機構4は、例え
ばエアモータ4aで回転駆動される回転霧化頭4bから
なる。
【0013】各カプラ9A,9Bは、その係合端部同士
が、所定の絶縁距離zだけ隔てられた絶縁位置Pa,P
bよりも互いに近接した位置に配設されると共に、色替
装置5側に接続されたカプラ9Aが、塗料ポンプ2側に
接続されたカプラ9Bに対して進退するシリンダ10の
ピストンロッド11の先端に取り付けられ、ビストンロ
ッド11を伸長させたときにカプラ9A,9B同士が係
合するようになされている。
が、所定の絶縁距離zだけ隔てられた絶縁位置Pa,P
bよりも互いに近接した位置に配設されると共に、色替
装置5側に接続されたカプラ9Aが、塗料ポンプ2側に
接続されたカプラ9Bに対して進退するシリンダ10の
ピストンロッド11の先端に取り付けられ、ビストンロ
ッド11を伸長させたときにカプラ9A,9B同士が係
合するようになされている。
【0014】また、前記カプラ9A及び9Bを引き離し
たときに、前記絶縁位置Pa,Pbの内側に突出してい
るカプラ9A及び9Bの係合端部を包み込むように覆う
カップ状の絶縁カバー12A,12Bが各カプラ9A,
9Bに対して例えばシリンダ13A,13Bにより進退
可能に配設されている。なお、絶縁カバー12A,12
Bは各カプラ9A,9Bの絶縁位置Pa,Pbの内側に
突出している部分を確実に覆うことができるように、少
なくとも突出長さ以上の深さを有する収容凹部14が形
成されている。
たときに、前記絶縁位置Pa,Pbの内側に突出してい
るカプラ9A及び9Bの係合端部を包み込むように覆う
カップ状の絶縁カバー12A,12Bが各カプラ9A,
9Bに対して例えばシリンダ13A,13Bにより進退
可能に配設されている。なお、絶縁カバー12A,12
Bは各カプラ9A,9Bの絶縁位置Pa,Pbの内側に
突出している部分を確実に覆うことができるように、少
なくとも突出長さ以上の深さを有する収容凹部14が形
成されている。
【0015】なお、各カプラ9A,9Bに形成されたバ
ルブ7,8は、図2に示すように、その内部に、塗料の
出入口7a,8aを閉じる弁体7b,8bと、これを閉
成方向に付勢するスプリング7c,8cが配され、弁体
7b,8bには出入口7a,8aから突出する操作突起
7d,8dが設けられて、各カプラ9A,9Bを係合さ
せたときに操作突起7d,8dが互いに押し込まれて出
入口7a,8aが開かれるように形成されいる。
ルブ7,8は、図2に示すように、その内部に、塗料の
出入口7a,8aを閉じる弁体7b,8bと、これを閉
成方向に付勢するスプリング7c,8cが配され、弁体
7b,8bには出入口7a,8aから突出する操作突起
7d,8dが設けられて、各カプラ9A,9Bを係合さ
せたときに操作突起7d,8dが互いに押し込まれて出
入口7a,8aが開かれるように形成されいる。
【0016】また、一方のバルブ7の正面には、他方の
バルブ8と係合したときにその正面に形成された合成樹
脂性のバルブシート8eに密接する環状突起7eが出入
口7aを囲むように形成されている。したがって、各カ
プラ9A,9Bを係合させると、出入口7a,8aが開
いて塗料流路6が導通すると同時に、一方のバルブ7の
正面に形成された管状突起7eが、他方のバルブ8の正
面に形成された合成樹脂性のバルブシート8eに密着さ
れるので、各バルブ7及び8の出入口7a,8aを介し
て塗料が外部に漏洩することがない。
バルブ8と係合したときにその正面に形成された合成樹
脂性のバルブシート8eに密接する環状突起7eが出入
口7aを囲むように形成されている。したがって、各カ
プラ9A,9Bを係合させると、出入口7a,8aが開
いて塗料流路6が導通すると同時に、一方のバルブ7の
正面に形成された管状突起7eが、他方のバルブ8の正
面に形成された合成樹脂性のバルブシート8eに密着さ
れるので、各バルブ7及び8の出入口7a,8aを介し
て塗料が外部に漏洩することがない。
【0017】なお、色替装置5に接続されるカプラ9A
には、バルブ7を覆う洗浄カバー15が形成され、当該
洗浄カバー15には、カプラ9A,9Bが係合した状態
からシリンダ10のピストンロッド11をわずかに後退
させて各カプラ9A,9Bを離脱させたときに、各バル
ブ7,8の隙間に洗浄液を噴射してその正面に付着した
塗料を洗浄する洗浄液噴出口15aと、その洗浄液を排
出するための排出口15bが形成されている。
には、バルブ7を覆う洗浄カバー15が形成され、当該
洗浄カバー15には、カプラ9A,9Bが係合した状態
からシリンダ10のピストンロッド11をわずかに後退
させて各カプラ9A,9Bを離脱させたときに、各バル
ブ7,8の隙間に洗浄液を噴射してその正面に付着した
塗料を洗浄する洗浄液噴出口15aと、その洗浄液を排
出するための排出口15bが形成されている。
【0018】以上が、本発明の一例構成であって、次に
その作用について説明する。まず、静電塗装機3の霧化
機構4に高電圧が印加されない非塗装時に、絶縁カバー
12A,12Bを退避させてシリンダ10のピストンロ
ッド11を伸長させると、各カプラ9A,9B同士が係
合し、当該カプラ9A,9Bに形成されたバルブ7,8
が開き、色替装置5から塗料ポンプ2の塗料流入口2a
に至る塗料流路6が導通されるので、色替装置5から所
望の色の導電性塗料を送給すれば、その導電性塗料は塗
料ポンプ2内に注入される。
その作用について説明する。まず、静電塗装機3の霧化
機構4に高電圧が印加されない非塗装時に、絶縁カバー
12A,12Bを退避させてシリンダ10のピストンロ
ッド11を伸長させると、各カプラ9A,9B同士が係
合し、当該カプラ9A,9Bに形成されたバルブ7,8
が開き、色替装置5から塗料ポンプ2の塗料流入口2a
に至る塗料流路6が導通されるので、色替装置5から所
望の色の導電性塗料を送給すれば、その導電性塗料は塗
料ポンプ2内に注入される。
【0019】次いで、静電塗装機3の霧化機構4に高電
圧が印加される塗装時には、シリンダ10のピストンロ
ッド11を収縮させ、係合していた各カプラ9A,9B
同士を離脱させて引き離すと共に、シリンダ13A,1
3Bを起動させて絶縁カバー12A,12Bを各カプラ
9A,9Bの係合端部に対して進出させると、絶縁距離
隔てられた絶縁位置Pa,Pbの内側に突出した部分が
当該絶縁カバー12A,12Bで覆われる。
圧が印加される塗装時には、シリンダ10のピストンロ
ッド11を収縮させ、係合していた各カプラ9A,9B
同士を離脱させて引き離すと共に、シリンダ13A,1
3Bを起動させて絶縁カバー12A,12Bを各カプラ
9A,9Bの係合端部に対して進出させると、絶縁距離
隔てられた絶縁位置Pa,Pbの内側に突出した部分が
当該絶縁カバー12A,12Bで覆われる。
【0020】このとき、各カプラ9A,9Bはその係合
端部同士が所定の絶縁距離分離れていないが、絶縁位置
Pa,Pbの内側に突出した部分は絶縁カバー12A,
12Bで覆われており、一方の絶縁カバー12Aの開口
端部から他方の絶縁カバー12Bの開口端部に至るまで
が所定の絶縁距離zに選定されている。したがって、高
電圧が霧化機構4を介して塗料ポンプ2やカプラ9Bに
印加されることがあっても、色替装置5に接続されたカ
プラ9A側にリークすることはない。また、各カプラ9
A,9Bは、絶縁位置Pa,Pbから内側に突出して設
けられているので、その突出した長さだけ絶縁距離zよ
りも近づけることができ、したがって、シリンダ10も
ストロークの比較的短い小型のものを使用することがで
き、各カプラ9A,9B同士を精度よく係合させること
ができるだけでなく、静電塗装機1内に組み込んだとし
ても大型化することがない。
端部同士が所定の絶縁距離分離れていないが、絶縁位置
Pa,Pbの内側に突出した部分は絶縁カバー12A,
12Bで覆われており、一方の絶縁カバー12Aの開口
端部から他方の絶縁カバー12Bの開口端部に至るまで
が所定の絶縁距離zに選定されている。したがって、高
電圧が霧化機構4を介して塗料ポンプ2やカプラ9Bに
印加されることがあっても、色替装置5に接続されたカ
プラ9A側にリークすることはない。また、各カプラ9
A,9Bは、絶縁位置Pa,Pbから内側に突出して設
けられているので、その突出した長さだけ絶縁距離zよ
りも近づけることができ、したがって、シリンダ10も
ストロークの比較的短い小型のものを使用することがで
き、各カプラ9A,9B同士を精度よく係合させること
ができるだけでなく、静電塗装機1内に組み込んだとし
ても大型化することがない。
【0021】この状態で、回転霧化頭4bを高速回転さ
せながら、塗料ポンプ2を駆動させて所定の流量で霧化
機構4に対し導電性塗料を押し出せば、塗料が静電霧化
されて被塗物(図示せず)に塗着される。次いで、色替
洗浄を行う場合は、再び絶縁カバー12A,12Bを退
避させてシリンダ10のピストンロッド11を伸長さ
せ、各カプラ9A,9Bを係合させる。そして、色替装
置5から洗浄エア及び洗浄液を供給して塗料流路6や霧
化機構4内に残存する前色塗料を洗浄除去した後、カプ
ラ9Aを僅かに後退させた状態で洗浄カバー15内に洗
浄液を供給して各バルブ7,8の先端面を洗浄する。
せながら、塗料ポンプ2を駆動させて所定の流量で霧化
機構4に対し導電性塗料を押し出せば、塗料が静電霧化
されて被塗物(図示せず)に塗着される。次いで、色替
洗浄を行う場合は、再び絶縁カバー12A,12Bを退
避させてシリンダ10のピストンロッド11を伸長さ
せ、各カプラ9A,9Bを係合させる。そして、色替装
置5から洗浄エア及び洗浄液を供給して塗料流路6や霧
化機構4内に残存する前色塗料を洗浄除去した後、カプ
ラ9Aを僅かに後退させた状態で洗浄カバー15内に洗
浄液を供給して各バルブ7,8の先端面を洗浄する。
【0022】このようにして、洗浄が終了した後、再び
各カプラ9A,9Bを係合させて、今度は色替装置5か
ら次色塗料を供給し、前色塗料と同様の手順で、塗料ポ
ンプ2に一旦貯留した後、カプラ9Aを後退させ、絶縁
カバー12A,12Bを被せた後、塗料ポンプ2から塗
料を圧し出して霧化機構4に供給して、静電霧化させれ
ばよい。
各カプラ9A,9Bを係合させて、今度は色替装置5か
ら次色塗料を供給し、前色塗料と同様の手順で、塗料ポ
ンプ2に一旦貯留した後、カプラ9Aを後退させ、絶縁
カバー12A,12Bを被せた後、塗料ポンプ2から塗
料を圧し出して霧化機構4に供給して、静電霧化させれ
ばよい。
【0023】図3は本発明に係る導電性塗料の供給装置
を静電塗装機に組み込んだ場合を示すフローシートであ
る。なお、図1と共通する部分については同一符号を付
して詳細説明は省略する。本例の静電塗装機21は、ハ
ウジング23の先端側に、回転霧化頭24をエアモータ
25の管状回転軸26に取り付けてなる霧化機構4が配
されており、ハウジング23は、前記霧化機構4が配さ
れる先端側の高電圧印加部Hと、塗装ロボットのウィー
ビングアーム(図示せず)などのアース体に取り付けら
れる後端側のアース部Eとの間が少なくとも所定の絶縁
長さzにわたって絶縁体で形成され、その内部には、霧
化機構4に対して塗料を圧し出す塗料ポンプ2が配設さ
れると共に、塗料供給源(図示せず)から前記色替装置
5を介して供給された塗料を前記塗料ポンプ2内に貯留
させる塗料流路6が形成されている。
を静電塗装機に組み込んだ場合を示すフローシートであ
る。なお、図1と共通する部分については同一符号を付
して詳細説明は省略する。本例の静電塗装機21は、ハ
ウジング23の先端側に、回転霧化頭24をエアモータ
25の管状回転軸26に取り付けてなる霧化機構4が配
されており、ハウジング23は、前記霧化機構4が配さ
れる先端側の高電圧印加部Hと、塗装ロボットのウィー
ビングアーム(図示せず)などのアース体に取り付けら
れる後端側のアース部Eとの間が少なくとも所定の絶縁
長さzにわたって絶縁体で形成され、その内部には、霧
化機構4に対して塗料を圧し出す塗料ポンプ2が配設さ
れると共に、塗料供給源(図示せず)から前記色替装置
5を介して供給された塗料を前記塗料ポンプ2内に貯留
させる塗料流路6が形成されている。
【0024】そして、塗料流路6には、係合時に当該流
路6を導通させ、離脱時に当該流路6を遮断する一対の
カプラ9A,9Bが介装され、一方のカプラ9Bが高電
圧印加部Hに取り付けられると共に、他方のカプラ9A
がアース部Eに取り付けられたシリンダ10のピストン
ロッド11の先端に取り付けられて、前記カプラ9Bに
対して進退されて係脱自在に連結されるように成されて
いる。また、カプラ9Bは、シリンダ10を収縮させた
ときのカプラ9Aの係合端部の位置を基準として,所定
の絶縁距離だけ隔てられた絶縁位置よりもアース部Eに
向かって内側に突出して形成されているので、絶縁位置
よりも内側に突出した部分を覆う絶縁カバー12Bが設
けられてなる。
路6を導通させ、離脱時に当該流路6を遮断する一対の
カプラ9A,9Bが介装され、一方のカプラ9Bが高電
圧印加部Hに取り付けられると共に、他方のカプラ9A
がアース部Eに取り付けられたシリンダ10のピストン
ロッド11の先端に取り付けられて、前記カプラ9Bに
対して進退されて係脱自在に連結されるように成されて
いる。また、カプラ9Bは、シリンダ10を収縮させた
ときのカプラ9Aの係合端部の位置を基準として,所定
の絶縁距離だけ隔てられた絶縁位置よりもアース部Eに
向かって内側に突出して形成されているので、絶縁位置
よりも内側に突出した部分を覆う絶縁カバー12Bが設
けられてなる。
【0025】なお、塗料ポンプ2は、前記高電圧印加部
Hに固定された塗料シリンダ27と、当該シリンダ27
内の塗料を圧し出すピストン28とからなり、その後端
部が高電圧印加部Hからアース部Eに向かって突出して
設けられているため、塗料シリンダ27の後端側がハウ
ジング先端側に向けて開口されたバケット状の絶縁カバ
ー29で覆われてアース部Eとの間で絶縁状態に維持さ
れ、当該ポンプ2を介してアース部Eへ高電圧がリーク
しないようにしている。
Hに固定された塗料シリンダ27と、当該シリンダ27
内の塗料を圧し出すピストン28とからなり、その後端
部が高電圧印加部Hからアース部Eに向かって突出して
設けられているため、塗料シリンダ27の後端側がハウ
ジング先端側に向けて開口されたバケット状の絶縁カバ
ー29で覆われてアース部Eとの間で絶縁状態に維持さ
れ、当該ポンプ2を介してアース部Eへ高電圧がリーク
しないようにしている。
【0026】また、絶縁カバー29は、その底部外側が
アース部Eに固定された電動モータ30の回転軸31に
取り付けられ、その内部には、前記ピストン28のピス
トンロッド29に形成された螺子と螺合してピストン2
8を進退させるボールネジ32が設けられているので、
絶縁カバー29を正逆回転させることにより、塗料吸入
時にはピストン28が後退され、塗料吐出時にはピスト
ン28が進出されて、塗料の注入,圧し出しが行われ
る。
アース部Eに固定された電動モータ30の回転軸31に
取り付けられ、その内部には、前記ピストン28のピス
トンロッド29に形成された螺子と螺合してピストン2
8を進退させるボールネジ32が設けられているので、
絶縁カバー29を正逆回転させることにより、塗料吸入
時にはピストン28が後退され、塗料吐出時にはピスト
ン28が進出されて、塗料の注入,圧し出しが行われ
る。
【0027】これによれば、静電塗装機21の内部にカ
プラ9A,9Bを配しても、当該カプラ9Bは絶縁カバ
ー12Bで覆われているので、カプラ9A,9Bを絶縁
距離隔てなくても、絶縁カバー12Bの開口部から絶縁
距離隔てれば、カプラ9B,9Aを介して高電圧印加部
H側に印加される高電圧が、アース部E側にリークする
ことがなく、したがって、静電塗装機21を小型に形成
することができるだけでなく、カプラ9Aの進退距離を
短縮されて精度よく係合させることができる。なお、い
ずれの実施形態においても、一方のカプラ9Aのみを進
退させる場合について説明したが、他方のカプラ9Bの
みを進退させる場合はもちろんのこと、双方のカプラ9
A,9Bを同時に進退させる場合であってもよい。
プラ9A,9Bを配しても、当該カプラ9Bは絶縁カバ
ー12Bで覆われているので、カプラ9A,9Bを絶縁
距離隔てなくても、絶縁カバー12Bの開口部から絶縁
距離隔てれば、カプラ9B,9Aを介して高電圧印加部
H側に印加される高電圧が、アース部E側にリークする
ことがなく、したがって、静電塗装機21を小型に形成
することができるだけでなく、カプラ9Aの進退距離を
短縮されて精度よく係合させることができる。なお、い
ずれの実施形態においても、一方のカプラ9Aのみを進
退させる場合について説明したが、他方のカプラ9Bの
みを進退させる場合はもちろんのこと、双方のカプラ9
A,9Bを同時に進退させる場合であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
カプラを引き離したときに、その係合端部間の距離が絶
縁距離だけ隔たっていなくても、絶縁位置の内側に突出
した部分がカップ状の絶縁カバーで覆われるので、各カ
プラ同士を絶縁状態に維持することができると同時に、
その分、各カプラを係合させるための進退距離を短縮さ
せて各カプラを精度よく係合させることができ、さら
に、各カプラを静電塗装機内に配設する場合にも当該静
電塗装機をコンパクトに設計することができるという大
変優れた効果を奏する。
カプラを引き離したときに、その係合端部間の距離が絶
縁距離だけ隔たっていなくても、絶縁位置の内側に突出
した部分がカップ状の絶縁カバーで覆われるので、各カ
プラ同士を絶縁状態に維持することができると同時に、
その分、各カプラを係合させるための進退距離を短縮さ
せて各カプラを精度よく係合させることができ、さら
に、各カプラを静電塗装機内に配設する場合にも当該静
電塗装機をコンパクトに設計することができるという大
変優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る導電性塗料の供給装置を示すフロ
ーシート。
ーシート。
【図2】その要部を示す断面図。
【図3】本発明装置を静電塗装機に内蔵した場合を示す
フローシート。
フローシート。
【図4】従来装置を示すフローシート。
【図5】従来装置を示すフローシート。
1・・・供給装置 2・・・塗料ポンプ 2a・・塗料流入口 2b・・塗料吐出口 3・・・静電塗装機 4・・・霧化機構 6・・・塗料流路 9A,9B・・カプラ Pa,Pb・・絶縁位置 12A,12B・・カッ
プ状の絶縁カバー 13A,13B・・シリンダ
プ状の絶縁カバー 13A,13B・・シリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】 塗料ポンプ(2)の塗料流入口(2a)か
ら流入された導電性塗料を塗料吐出口(2b)から圧し出
して、高電圧が印加される静電塗装機(3)の霧化機構
(4)に供給する導電性塗料の供給装置において、 アースされた塗料供給源から前記塗料ポンプ(2)の塗
料流入口(2a)に至る塗料流路(6)には、係合時に当
該流路(6)を導通させ、離脱時に当該流路(6)を遮
断する一対のカプラ(9A,9B)が介装され、当該各カプ
ラ(9A,9B)は、その係合端部同士が、所定の絶縁距離
隔てられた絶縁位置(Pa, Pb) よりも互いに近接した位
置に配設されると共に、少なくとも一方のカプラ (9A)
が他方のカプラ (9B) に対し係脱自在に連結するように
進退され、 前記カプラ(9A,9B)を離脱させた状態で、カプラ(9
A,9B)の係合端部を包み込むように覆うカップ状の絶
縁カバー (12A, 12B) が当該カプラ(9A,9B)に対して
進退可能に配設されたことを特徴とする導電性塗料の供
給装置。 - 【請求項2】 前記一対のカプラ(9A,9B)のうち、い
ずれか一方のカプラ(9B) の係合端部のみが前記絶縁カ
バーで覆われるように形成された請求項1記載の導電性
塗料の供給装置。 - 【請求項3】 前記一対のカプラ(9A,9B)は、その双
方のカプラ(9A,9B)の係合端部が夫々絶縁カバー (12
A, 12B) で覆われるように形成された請求項1記載の導
電性塗料の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25296795A JPH0994491A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 導電性塗料の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25296795A JPH0994491A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 導電性塗料の供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0994491A true JPH0994491A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17244654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25296795A Pending JPH0994491A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 導電性塗料の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0994491A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274250A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | E Tool:Kk | 導電性塗料の複数塗色塗料供給装置 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25296795A patent/JPH0994491A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010274250A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | E Tool:Kk | 導電性塗料の複数塗色塗料供給装置 |
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