JPH0993525A - 映像編集前処理装置 - Google Patents

映像編集前処理装置

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JPH0993525A
JPH0993525A JP7242632A JP24263295A JPH0993525A JP H0993525 A JPH0993525 A JP H0993525A JP 7242632 A JP7242632 A JP 7242632A JP 24263295 A JP24263295 A JP 24263295A JP H0993525 A JPH0993525 A JP H0993525A
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JP
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video
image
scene change
unit
sequence
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JP7242632A
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Inventor
Setsuyuki Hongo
節之 本郷
Isamu Yoroisawa
勇 鎧沢
Yukinobu Taniguchi
行信 谷口
Akito Akutsu
明人 阿久津
Hiroshi Hamada
洋 浜田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力された映像シーケンスに対し、シーンチ
ェンジの検出により分割した部分シーケンス間の連続性
を直観的に把握できるようにし、後に行われる映像編集
操作を容易にする映像編集前処理装置を提供する。 【解決手段】 シーンテェンジ検出部101で検出した
シーンチェンジのタイムコード情報に基づいて、操作者
が映像格納部104のシーンチェンジ前後の入力映像を
再生する。操作者は、制御部110に対し、シーンチェ
ンジ後の映像のフレームから部分シーケンスのイン点画
像の、シーンチェンジ前の映像のフレームからアウト点
画像の選択を指示する。制御部110は、画像取り込み
部106にそれらの画像の取り込みを命令する。また、
見出し生成部108にイン点画像とアウト点画像からな
る部分シーケンスの見出しの作成を命令し、表示部10
9に表示させる。この見出しにより部分シーケンス間で
の繋がりを明確にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像編集に先立
ち、連続した映像シーケンスを部分シーケンスに分割す
る処理において、部分シーケンス間の連続性を直観的に
把握できるようにし、部分シーケンスのつなぎ合わせ等
の後の映像編集操作を容易にする映像編集前処理装置に
関するものであり、映像編集業、映像制作業、コンピュ
ータグラフィックス制作業、電子出版業など、映像編集
ならびに映像制作に関わる広範囲の産業分野で好適に利
用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像編集前処理装置では、映像が
時間的に急激に変化する部分である所謂シーンチェンジ
を検出し、これを手がかりにシーンチェンジ間をひとつ
の部分シーケンスとして、映像シーケンス全体を複数の
部分シーケンスに分割し、例えばシーンチェンジ直後の
先頭フレーム画像などの単一の画像を、その部分シーケ
ンスの代表画像としていた。後に行われる映像編集作業
では、分割された部分シーケンスを、この代表画像によ
って識別することにより、作業性向上が図られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の映像編集前処理装置による部分シーケンスの先頭フ
レーム画像(イン点画像)に対応する単一の代表画像だ
けでは、後に行われる映像編集操作において2つの部分
シーケンスをつなぎ合わせる場合の、あるいはつなぎ合
わせた場合の部分シーケンス間の連続性が直観的に把握
できないことが、作業性の向上を図る上で大きな問題と
なっていた。
【0004】本発明は、上記従来技術の問題点の解決す
るためになされたものであり、シーンチェンジの検出に
より分割した部分シーケンス間の連続性が直観的に代表
画像によって把握できるようにし、後に行われる映像編
集操作の作業性のより一層の向上を図る映像編集前処理
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、映像が時間的に急激に変化する部分で
あるシーンチェンジを含む映像シーケンスに対して、編
集に先立って連続した映像シーケンスを部分シーケンス
に分割する処理を行う映像編集前処理装置であって、入
力された映像シーケンスに対し映像の急激な変化を監視
してシーンチェンジを検出する手段と、前記入力された
映像シーケンスに対して1フレーム以上の映像を蓄積す
る蓄積手段と、前記検出されたシーンチェンジ前後の前
記蓄積された映像もしくは前記入力された映像シーケン
スからそれぞれ1フレーム以上の任意のフレームを取り
込む取り込み手段と、前記取り込んだフレームを前記分
割した部分シーケンスの先頭代表画像と末尾代表画像に
対応させる手段と、を備えることを特徴とする映像編集
前処理装置を用いる。
【0006】上記の映像編集前処理装置では、前記取り
込み手段において、シーンチェンジの直前のフレームと
前記シーンチェンジの直後にあるフレームを前記シーン
チェンジの検出に伴って取り込むようにするのが、自動
的に先頭代表画像と末尾代表画像を抽出できる点、およ
び構成や操作を簡単化できる点で好適である。
【0007】また、上記の映像編集前処理装置におい
て、前記蓄積手段では、入力された映像シーケンスのす
べての映像を蓄積し、前記蓄積手段に蓄積した映像を逆
方向に再生する逆再生手段を新たに備え、前記取り込み
手段では、切り替えにより前記入力された映像シーケン
スおよび前記逆方向に再生された映像に対しそれぞれシ
ーンチェンジの直後にあるフレームを部分シーケンスの
先頭代表画像および末尾代表画像に対応するフレームと
して前記シーンチェンジの検出に伴って取り込むように
するのが、自動的に先頭代表画像と末尾代表画像を抽出
できる点で好適である。
【0008】本発明では、シーンテェンジの検出手段で
検出されたシーンチェンジ直後のフレーム(近接する直
後以降のフレームを含む)の画像(イン点画像)の取り
込みと対にして、シーンチェンジ直前のフレーム(近接
する直前以前のフレームを含む)の画像、すなわち、部
分シーケンスの末尾フレーム画像(アウト点画像)を抽
出して、シーンチェンジに基づいて分割した映像編集用
の部分シーケンスの見出しとすることにより、部分シー
ケンス間での繋がりを明確にして、後の映像編集作業を
容易にする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例に
ついて、図面を用いて説明する。
【0010】《実施の形態例1》シーンチェンジ前後の
映像から1フレーム以上の任意の画像を取り込む手段を
用いた本発明の第1の実施の形態例を図1のブロック図
に示す。本実施の形態例は、以下の各部で構成される。
【0011】(1)シーンチェンジ検出部 シーンチェンジ検出部101には、外部より入力映像信
号とタイムコードが入力される。このシーンチェンジ検
出部101では、入力映像が時間的に急激に変化する部
分であるところのシーンチェンジを常時監視し、シーン
チェンジを検出すると、その時点のタイムコード情報
を、シーンチェンジ情報格納部102へ出力する。シー
ンチェンジの検出方法としては、例えば、連続する、あ
るいは近接するフレーム間の輝度(カラー映像の場合に
は、R,G,Bそれぞれの輝度)の変化を統計的な処理
によって求め、その値がある閾値より大きい場合にシー
ンチェンジが発生したとする例等が知られている。この
ため、このシーンチェンジ検出部101は、入力映像に
対して1フレーム以上の映像を蓄積する蓄積手段を備え
ている。
【0012】(2)シーンチェンジ情報格納部 シーンチェンジ情報格納部102では、シーンチェンジ
検出部101からのタイムコード情報を格納する。さら
に、格納したタイムコード情報を制御部110へ出力す
る。
【0013】(3)映像取り込み部 映像取り込み部103には、上記シーンチェンジ検出部
101と同じ入力映像信号が入力される。この映像取り
込み部103では、すべての入力映像を取り込んで、映
像データとして映像格納部104へ出力する。
【0014】(4)映像格納部 映像格納部104では、映像取り込み部103からの映
像データを格納する。さらに、格納した映像データを、
映像再生要求により映像再生部105へ出力する。映像
格納部104としては、例えば種々のディスク記録装置
やテープ記録装置が用いられる。
【0015】(5)映像再生部 映像再生部105では、制御部110から発せられるシ
ーンチェンジ前後の1以上の映像再生命令に従って、映
像格納部104に格納されたシーンチェンジ前後の1以
上の映像情報を再生し、表示部109ならびに画像取り
込み部106へ送出する。
【0016】(6)画像取り込み部 画像取り込み部106では、制御部110から画像取り
込み命令が入力されると、映像再生部105から入力さ
れる再生映像から、画像取り込み命令に対して1フレー
ムの静止画像を取り込み、取り込んだ画像データを、画
像格納部107へ出力する。
【0017】(7)画像格納部 画像格納部107では、画像取り込み部106からの画
像データを格納する。この画像格納部107に格納され
る画像データは、シーンチェンジ前後の1以上の画像群
(1枚以上の、イン点画像とアウト点画像)である。さ
らに、画像格納部107は、その格納したシーンチェン
ジ前後の1以上の画像群を、見出し生成部108へ出力
する。
【0018】(8)見出し生成部 見出し生成部108では、制御部110からの見出し生
成命令に従って、画像格納部107に格納された画像群
から構成されるところの、1枚以上の、イン点画像とア
ウト点画像の組からなる見出しを生成し、表示部109
へ出力する。
【0019】(9)表示部 表示部109では、映像再生部105からの再生映像、
見出し生成部108で生成された見出し、ならびに、制
御部110からの操作パネルやボタン情報等を表示す
る。なお、見出しについては表示に代えて、あるいは表
示とともに印刷等により提供してもよい。
【0020】(10)制御部 制御部110では、操作入力部111からの操作情報に
従って、映像再生部105へ映像再生命令ならびにシー
ンチェンジ格納部102に格納されているシーンチェン
ジ情報を送るとともに、操作者の操作に基づいて画像取
り込み部106へ画像取り込み命令を送り、さらに、見
出し生成部108へ見出し生成命令を送る。また、表示
部109へ、操作に必要となる操作パネルやボタン等の
情報を出力する。
【0021】(11)操作入力部 操作入力部111では、マウスやキーボード等の入力デ
バイスから、制御部110に対して操作者による操作情
報を入力する。
【0022】以下、部分シーケンスのイン点画像ならび
にアウト点画像の対からなる見出しの作成操作の例につ
いて、図2の見出しの作成操作画面例を用いて説明す
る。
【0023】表示部109のディスプレイの画面201
には、再生映像表示ウィンドウ202、見出し表示ウィ
ンドウ203、操作パネル204、ならびに、画像選択
ボタン205が表示されている。見出し表示ウィンドウ
203には、各々の部分シーケンス(1〜5)に対応し
ているところの、イン点画像206ならびにアウト点画
像207の対が表示されている。なお、この例では、操
作パネル204に表示されているボタンは7種類で、左
から、逆方向早送り、逆方向再生、逆方向コマ送り、停
止、順方向コマ送り、順方向再生、順方向早送りを、そ
れぞれ表わしている。
【0024】最初に、すべての入力映像を映像格納部1
04に格納すると同時に、その入力映像のシーンチェン
ジをシーンチェンジ検出部101で検出して、シーンチ
ェンジ情報をシーンチェンジ情報格納部102に格納す
る。制御部110は、このシーンチェンジ情報により、
入力された映像シーケンスを部分シーケンスに分割し
て、見出し生成部108を介し表示部109の見出し表
示ウィンドウ203に表示させる。
【0025】映像の再生にあたっては、まず、見出し表
示ウィンドウ203の中から、見出しを付けたい部分シ
ーケンスのイン点画像ウィンドウ206またはアウト点
画像ウィンドウ207を、マウス等を用いて選択する。
この操作により、映像格納部104に格納されている映
像の再生準備が行われる。イン点画像ウィンドウ206
が選択された場合には、シーンチェンジ情報格納部10
2からのタイムコード情報に基づいて、対応する部分シ
ーケンスの最初のフレームの画像を起点として映像再生
を行う準備が行われる。一方、アウト点画像ウィンドウ
207が選択された場合には、シーンチェンジ情報格納
部102からのタイムコード情報に基づいて、対応する
部分シーケンスの最後のフレームの画像を起点として映
像再生を行う準備が行われる。
【0026】次に、操作パネル204の各ボタンをマウ
ス等で操作して再生を行い、操作者が、最適なイン点画
像またはアウト点画像を探す。操作パネル204の操作
により、再生映像の中から、イン点画像またはアウト点
画像を再生映像表示ウィンドウ202に表示した状態で
再生映像を停止させ、マウス等により画像選択ボタン2
05を選択する。この操作により、制御部110から画
像取り込み部106へ画像取り込み命令が送られ、この
命令により取り込まれた画像が、当該シーケンスのイン
点画像またはアウト点画像として、画像格納部107に
格納される。ここでは、あるシーンチェンジ前後で取り
込まれたイン点画像とアウト点画像のうち、アウト点画
像は前の部分シーケンスのアウト点画像として、イン点
画像は次の部分シーケンスのイン点画像に対応付けられ
る。また、これと同時に、見出し生成部108へ見出し
生成命令が送られ、イン点画像またはアウト点画像の対
からなる見出しの表示が行われる。
【0027】以上が、シーンチェンジ前後の映像から1
フレーム以上の任意の画像を取り込む手段を用いた実施
の形態例の説明である。本実施の形態例は、操作者がイ
ン点画像とアウト点画像を最適に選択あるいは変更でき
る点に特徴がある。
【0028】なお、本実施の形態例において、映像入力
中にシーンチェンジを検出し、イン点画像を取り込む処
理を予め行っておくこともできる。これは、図1に示し
たように、シーンチェンジ検出部101においてシーン
チェンジを検出した際に、制御部110が画像取り込み
部106に対して画像取り込み命令を出力し、入力映像
からイン点画像を取り込み機能を付与することによって
実現できる。これでイン点画像を確定してもよいし、必
要な場合には、上記の操作によって操作者がイン点画像
を選択して変更することもできる。
【0029】《実施の形態例2》シーンチェンジ直前お
よび直後にある2フレームの画像を、映像シーケンスの
入力と同時に自動的に取り込む手段を用いた本発明の第
2の実施の形態例を図3のブロック図に示す。本実施の
形態例は以下の各部で構成される。
【0030】(1)シーンチェンジ検出部 シーンチェンジ検出部301には、入力映像信号とタイ
ムコードが外部から入力される。このシーンチェンジ検
出部301では、第1の実施の形態例と同様に入力映像
が時間的に急激に変化する部分であるところのシーンチ
ェンジを常時監視し、シーンチェンジを検出すると、検
出信号を画像取り込み部304へ出力するとともに、そ
の時点のタイムコード情報を、シーンチェンジ情報格納
部302へ出力する。
【0031】(2)シーンチェンジ情報格納部 シーンチェンジ情報格納部302では、シーンチェンジ
検出部301からのタイムコード情報を格納する。さら
に、格納したタイムコード情報を制御部308へ出力す
る。
【0032】(3)映像蓄積部 映像蓄積部303では、1フレーム以上の入力映像を蓄
積する。蓄積された映像は、蓄積フレーム数分の遅延の
後、画像取り込み部304へ出力される。なお、蓄積・
遅延される映像のフレーム数は、シーンチェンジ検出部
301の検出方法が持つ検出遅延フレーム数以上とす
る。ここでは、シーンチェンジ検出部301の検出方法
が持つ検出遅延フレーム数、ならびに、蓄積・遅延され
る映像のフレーム数を1とする。このとき、映像蓄積部
303では、1フレームの入力映像が蓄積され、1フレ
ーム分の遅延の後、画像取り込み部304へ出力され
る。
【0033】(4)画像取り込み部 画像取り込み部304では、シーンチェンジ検出部30
1からシーンチェンジ検出信号が入力されると、映像蓄
積部303より入力される映像から、続けて2フレーム
の画像を取り込み、先に取り込んだ画像データを前の部
分シーケンスのアウト点画像として、また、後に取り込
んだ画像データを次の部分シーケンスのイン点画像とし
て、それぞれ画像格納部305へ出力する。
【0034】(5)画像格納部 画像格納部305では、画像取り込み部304からの画
像データを格納する。さらに、格納した画像群を、見出
し生成部306へ出力する。
【0035】(6)見出し生成部 見出し生成部306では、制御部308からの見出し生
成命令に従って、画像格納部305に格納された画像群
から構成されるところの、1枚以上の、イン点画像とア
ウト点画像の組からなる見出しを生成し、表示部307
へ出力する。
【0036】(7)表示部 表示部307では、見出し生成部306で生成された見
出しを表示する。なお、見出しについては表示に代え
て、あるいは表示とともに印刷等により提供してもよ
い。
【0037】(8)制御部 制御部308では、操作入力部309からの操作情報に
従って、見出し生成部306へ見出し生成命令を送ると
ともに、表示部307へ、操作に必要となる操作パネル
やボタン等の情報を出力する。
【0038】(9)操作入力部 操作入力部309では、マウスやキーボード等の入力デ
バイスから、操作情報を制御部308へ入力する。
【0039】図4は、本実施の形態例におけるイン点画
像とアウト点画像の組からなる見出し表示画面の例であ
る。表示部307のディスプレイの画面401には、イ
ン点画像402ならびにアウト点画像403が1対で表
示されている。なお、見出しの作成に関してイン点画像
やアウト点画像の再生、選択の操作が不要であるため、
本実施の形態例における見出しの表示画面では、図2の
ような操作パネルやボタン等の表示は不要である。
【0040】本実施の形態例では、映像の入力と同時に
イン点画像とアウト点画像の抽出が自動的に行われるの
で、入力映像を蓄積する映像蓄積部303は、少なくと
もシーンチェンジ検出部301の検出方法が持つ検出遅
延フレーム数あればよいため、構成および操作が簡単化
される利点がある。また、イン点画像、アウト点画像と
も1枚を抽出する例を示したがそれぞれ複数枚を抽出し
てもよい。
【0041】《実施の形態例3》シーンチェンジ直後に
ある1フレームの画像を取り込む手段と蓄積した映像を
逆方向に再生する手段を用いた本発明の第3の実施の形
態例を図5のブロック図に示す。本実施の形態例は、以
下の各部で構成される。
【0042】(1)シーンチェンジ検出部 シーンチェンジ検出部501では、入力映像または映像
再生部505からの逆方向の再生映像が時間的に急激に
変化する部分であるところのシーンチェンジを第1の実
施の形態例と同様に常時監視し、シーンチェンジを検出
すると、検出信号を画像取り込み部506へ出力すると
ともに、その時点のタイムコード情報を、シーンチェン
ジ情報格納部502へ出力する。始めに、すべての入力
映像のシーンチェンジを監視し、次に、切り替えスイッ
チSW1による切り替えにより逆方向の再生映像のシー
ンチェンジを監視する。
【0043】(2)シーンチェンジ情報格納部 シーンチェンジ情報格納部502では、シーンチェンジ
検出部501からのタイムコード情報を格納する。さら
に、格納したタイムコード情報を制御部510へ出力す
る。
【0044】(3)映像取り込み部 映像取り込み部503では、すべての入力映像を取り込
んで、映像格納部504へ出力する。
【0045】(4)映像格納部 映像格納部504では、映像取り込み部503からの映
像データを格納する。さらに、格納した映像データを、
映像再生部505へ出力する。
【0046】(5)映像再生部 映像再生部505では、制御部510からの映像再生命
令に従って、映像格納部504に格納された映像情報を
時間的に逆方向に再生し、表示部509、シーンチェン
ジ検出部501、ならびに、画像取り込み部506へ送
出する。
【0047】(6)画像取り込み部 画像取り込み部506では、シーンチェンジ検出部50
1からシーンチェンジ検出信号が入力されると、その直
後の入力映像または映像再生部505からの再生映像か
ら、1フレームの画像を取り込み、取り込んだ画像デー
タを、画像格納部507へ出力する。入力映像からの画
像を取り込むか再生映像からの画像を取り込むかは、前
述の切り替えスイッチSW1による切り替えに従う。
【0048】(7)画像格納部 画像格納部507では、画像取り込み部506からの画
像データを格納する。さらに、格納した画像群を、見出
し生成部508へ出力する。
【0049】(8)見出し生成部 見出し生成部508では、制御部510からの見出し生
成命令に従って、画像格納部507に格納された画像群
から構成されるところの、1対以上の、イン点画像とア
ウト点画像の組からなる見出しを生成し、表示部509
へ出力する。
【0050】(9)表示部 表示部509では、見出し生成部508で生成された見
出しを表示する。なお、見出しについては表示に代え
て、あるいは表示とともに印刷等により提供してもよ
い。
【0051】(10)制御部 制御部510では、操作入力部511からの操作情報に
従って、映像再生部505へ映像再生命令を送るととも
に、見出し生成部508へ見出し生成命令を送る。ま
た、表示部307へ、操作に必要となる操作パネルやボ
タン等の情報を出力する。さらに、制御部510では、
切り替えスイッチSW1の切り替え制御も行う。
【0052】(11)操作入力部 操作入力部511では、マススやキーボード等の入力デ
バイスから、操作情報を制御部510へ入力する。
【0053】図6は、本実施の形態例におけるイン点画
像とアウト点画像の組からなる見出しの表示画面の例で
ある。ディスプレイの画面601には、イン点画像60
2ならびにアウト点画像603が1対で表示されてい
る。なお、見出しの作成に関してイン点画像やアウト点
画像の再生、選択の操作が不要であるため、本実施の形
態例における見出しの表示画面では、図2のような操作
パネルやボタン等の表示は不要である。
【0054】以上が、シーンチェンジ直後にある1フレ
ームの画像を取り込む手段と蓄積した映像を逆方向に再
生する手段を用いた実施の形態例の説明である。本実施
の形態例では、まず、切り替えスイッチSW1を入力映
像信号側に設定して時間的に順方向の入力映像からイン
点画像の検出を行い、映像シーケンスの入力を一通り終
えた後に、切り替えスイッチSW1を映像再生部505
側に切り替え、時間的に逆方向に再生される再生映像か
らアウト点画像の検出を行う。これらのイン点画像およ
びアウト点画像と、部分シーケンスとの対応付けは、制
御部510において、入力映像についてはタイムコード
情報を用い、時間的逆方向の再生映像についてはその開
始タイムコード情報を入力映像の終了タイムコード情報
に対応させることにより入力映像に対する時間的順方向
のタイムコード情報を逆算するなどして行う。
【0055】なお、本実施の形態例において、切り替え
スイッチSW1を入力映像信号側に設定して時間的に順
方向の入力映像からイン点画像の検出を行い、映像シー
ケンスの入力を一通り終えた時点で、シーンチェンジ情
報格納部502に格納されているシーンチェンジのタイ
ムコード情報を利用して、その1フレーム時刻だけ前の
画像を、映像格納部504から画像格納部507へ送
り、格納することによっても実現することが可能であ
る。この場合、映像格納部504から画像格納部507
への画像の転送は、制御部510からのアウト点画像転
送命令に基づいて行われる。この場合の実施の形態例に
必要となる結線は、図5に点線で示されている。また、
以上においては、イン点画像、アウト点画像とも1枚を
抽出する例を示したがそれぞれ複数枚を抽出してもよ
い。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、各部分シーケンスが、イン点画像およびアウト点画
像で表現されので、部分シーケンス間での繋がりが明確
となり、後の映像編集作業が容易になるという効果が期
待できる。
【0057】また、映像の入力と同時にシーンチェンジ
の検出によりイン点画像とアウト点画像を抽出するよう
にした場合には、特に、イン点画像とアウト点画像の抽
出が自動化されるとともに、構成や操作が簡単化される
利点が得られる。
【0058】さらに、映像の入力と同時にシーンチェン
ジの検出によりイン点画像を検出し、その入力映像の蓄
積映像を時間的逆方向に再生してシーンチェンジの検出
によりアウト点画像を抽出するようにした場合には、特
に、イン点画像とアウト点画像の抽出が自動化される利
点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例を示す、シーンチ
ェンジ前後の映像から1フレーム以上の任意の画像を取
り込む手段を用いた映像編集前処理装置のブロック図で
ある。
【図2】上記第1の実施の形態例における見出し作成の
操作画面の例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態例を示す、シーンチ
ェンジ直前および直後にある2フレームの画像を取り込
む手段を用いた映像編集前処理装置のブロック図であ
る。
【図4】上記第2の実施の形態例における見出し表示画
面の例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態例を示す、シーンチ
ェンジ直後にある1フレームの画像を取り込む手段と蓄
積した映像を逆方向に再生する手段を用いた映像編集前
処理装置の例である。
【図6】上記第3の実施の形態例における見出し表示画
面の例を示す図である。
【符号の説明】
101…シーンチェンジ検出部 102…シーンチェンジ情報格納部 103…映像取り込み部 104…映像格納部 105…映像再生部 106…画像取り込み部 107…画像格納部 108…見出し生成部 109…表示部 110…制御部 111…操作入力部 201…ディスプレイ画面 202…再生映像表示ウィンドウ 203…見出し表示ウィンドウ 204…操作パネル 205…画像選択ボタン 206…イン点画像表示ウィンドウ 207…アウト点画像表示ウィンドウ 301…シーンチェンジ検出部 302…シーンチェンジ情報格納部 303…映像蓄積部 304…画像取り込み部 305…画像格納部 306…見出し生成部 307…表示部 308…制御部 309…操作入力部 401…ディスプレイ画面 402…イン点画像表示ウィンドウ 403…アウト点画像表示ウィンドウ 501…シーンチェンジ検出部 502…シーンチェンジ情報格納部 503…映像取り込み部 504…映像格納部 505…映像再生部 506…画像取り込み部 507…画像格納部 508…見出し生成部 509…表示部 510…制御部 511…操作入力部 601…ディスプレイ画面 602…イン点画像表示ウィンドウ 603…アウト点画像表示ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿久津 明人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 浜田 洋 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像が時間的に急激に変化する部分であ
    るシーンチェンジを含む映像シーケンスに対して、編集
    に先立って連続した映像シーケンスを部分シーケンスに
    分割する処理を行う映像編集前処理装置であって、 入力された映像シーケンスに対し映像の急激な変化を監
    視してシーンチェンジを検出する手段と、 前記入力された映像シーケンスに対して1フレーム以上
    の映像を蓄積する蓄積手段と、 前記検出されたシーンチェンジ前後の前記蓄積された映
    像もしくは前記入力された映像シーケンスからそれぞれ
    1フレーム以上の任意のフレームを取り込む取り込み手
    段と、 前記取り込んだフレームを前記分割した部分シーケンス
    の先頭代表画像と末尾代表画像に対応させる手段と、 を備えることを特徴とする映像編集前処理装置。
  2. 【請求項2】 前記取り込み手段では、シーンチェンジ
    の直前のフレームと前記シーンチェンジの直後にあるフ
    レームを前記シーンチェンジの検出に伴って取り込むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の映像編集前処理装置。
  3. 【請求項3】 前記蓄積手段では、入力された映像シー
    ケンスのすべての映像を蓄積し、 前記蓄積手段に蓄積した映像を逆方向に再生する逆再生
    手段を新たに備え、 前記取り込み手段では、切り替えにより前記入力された
    映像シーケンスおよび前記逆方向に再生された映像に対
    しそれぞれシーンチェンジの直後にあるフレームを部分
    シーケンスの先頭代表画像および末尾代表画像に対応す
    るフレームとして前記シーンチェンジの検出に伴って取
    り込むことを特徴とする請求項1に記載の映像編集前処
    理装置。
JP7242632A 1995-09-21 1995-09-21 映像編集前処理装置 Pending JPH0993525A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999022511A1 (fr) * 1997-10-29 1999-05-06 Sony Corporation Procede d'affichage d'image et dispositif d'edition
US7623756B2 (en) 2004-08-13 2009-11-24 Sony Corporation Apparatus, method, and computer program for processing information

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WO1999022511A1 (fr) * 1997-10-29 1999-05-06 Sony Corporation Procede d'affichage d'image et dispositif d'edition
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