JPH0993431A - パノラマ画像合成装置 - Google Patents
パノラマ画像合成装置Info
- Publication number
- JPH0993431A JPH0993431A JP7270729A JP27072995A JPH0993431A JP H0993431 A JPH0993431 A JP H0993431A JP 7270729 A JP7270729 A JP 7270729A JP 27072995 A JP27072995 A JP 27072995A JP H0993431 A JPH0993431 A JP H0993431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- images
- synthesizing
- processing
- panoramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
合成することが可能なパノラマ画像合成装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 電子カメラ307で撮影された画像は汎
用インターフェース306を介してコンピュータ本体3
01のHDにコピーされ、ディスプレー302に表示さ
れる。また、本装置は、画像合成に係る画像の対応点抽
出処理が終わって画像のオーバーラップ範囲が求められ
た後に、文字主体の原稿画像なのか、通常の自然画なの
かの判別を行う。次に、この判別結果に基づいてシーム
レス処理のやり方を変えて合成処理を実行する。
Description
バーラップしている複数の画像を合成し、一つの合成画
像を作成するパノラマ画像合成装置に関する。
ている複数の画像をコンピュータ上で合成し、一つの合
成画像を作成するという処理を、一般的にパノラマ合成
と呼ぶ。これは、ワイドな画像を撮影して一枚の画像に
したい、という要求からの処理といえる。また、電子カ
メラにおいては、銀塩カメラやスキャナと比較した短所
として、解像度の低さ(画素数の少なさ)が指摘されて
いるが、そのため、この電子カメラで撮影された画像に
とってパノラマ合成は、ワイドな画像を撮るということ
だけでなく、高解像度な画像を撮る手段としても重要で
ある。具体的には、一枚の紙の原稿や雑誌等を複数に分
けて撮影し、スキャナ並みの高解像度データを取得した
り、また風景を複数に分割してワイドで高解像度に撮影
したりすることに威力を発揮する。
なぎ目を消し去る処理は重要であり、できあがった合成
画像の品位に大きく影響する。一般的な手法としては、
図38に示すようなつなぎ目を消し去る処理(以降、
「シームレス処理」という。)が行われる。すなわち、
オーバーラップする部分において、画素の位置に応じて
徐々に合成比率を変えて、真ん中の位置で双方の画像が
50%づつになるように加算する。オーバーラップが大
きいときは、図40に示すように所定の幅で、シームレ
ス処理を行う。
画において有効であり、つなぎ目のない品位の高い画像
が得られる。
ような従来の技術においては、以下のような問題があっ
た。
像間で対応点を抽出する方法を用いてオーバーラップし
た画像の合成位置を決めていくが、このときに合成位置
には誤差が多少含まれる。すなわち、対応点の抽出のと
きの最小の抽出精度は1画素であり、それ以下の精度は
保証できず、よって、画素の合成位置としては、1画素
未満のずれが生じる。
には、レンズの周辺部に位置する部分の画像は、画像の
多少の歪みが生じており、この理由においてもずれは含
まれる。
は、紙の白と文字の黒とのコントラストがはっきりして
いる。この原稿を合成し、かつしシームレス処理を施す
と、図25に示すようにシームレス処理を施した部分の
文字はお互いが透けて見え、かつ文字のコントラストは
高いため、そのずれが顕著に見えてしまう。但し、自然
画の場合は、文字画像に比べてコントラストは低く、ま
た、なめらかにつながっている方が好ましいためシーム
レス処理は有効である。しかし、原稿等の文字があるも
のについては、前述のように逆効果を生む場合も多い。
るためになされたものであり、簡素な構成でありながら
複数の画像を良好に合成することが可能なパノラマ画像
合成装置を提供することを目的とする。
に本発明は、互いに重複した画像領域を有する複数の画
像を合成し、画角の広い一つの合成画像を作成するパノ
ラマ画像合成装置において、前記重複した画像領域の画
像が文字を主体とする画像か否かを判別する判別手段
と、この判別結果に応じて異なる画像処理を行った後、
前記画像合成を行う合成手段とを有することを特徴とす
る。
を主体としない画像だと判別した場合には前記重複した
画像領域の画像にシームレス処理を施し、文字を主体と
する画像だと判別した場合にはシームレス処理を施さな
いで前記画像合成を行うようにしてもよい。また、前記
判別手段は、前記重複した画像領域の画像が文字を主体
とする画像か否かを前記重複した画像領域における画像
の輝度分布を基に判別するようにしてもよい。
を有する複数の画像を合成し、画角の広い一つの合成画
像を作成するパノラマ画像合成装置において、前記複数
の画像をつなぎ合わせる境界部分に対してぼかし処理を
加えて前記画像合成を行う合成手段を有することをも特
徴とする。
域を有する複数の画像を合成し、画角の広い一つの合成
画像を作成するとともに、この合成画像を指定されたプ
リンタにより印字するパノラマ画像合成装置において、
前記プリンタとして誤差拡散法で印字する2値プリンタ
が指定された場合には、前記重複した画像領域における
画像の輝度が最も高いラインを境界にして前記画像合成
を行う合成手段を有したことをも特徴とする。
を参照して詳細に説明する。
第1の実施の形態を説明する。
置をパーソナルコンピュータに適用した例を示す概略外
観図である。
ータ本体301を有し、これに各々接続される、パノラ
マ合成に係る画像を含む各種データを表示するディスプ
レー302と、マウス303と、キーボード305と、
さらに、電子カメラ307とを具備して構成されてい
る。
ティングデバイスであり、マウスボタン304を備えて
いるものである。
た画像に関する情報を記録する内蔵メモリを有し、さら
に、双方向パラレルインターフェースやSCSIインタ
ーフェース等の、高速で画像転送可能な汎用インターフ
ェース306によってコンピュータ本体301に接続さ
れるものである。そして、電子カメラ307は、通常の
撮影時とは別にパノラマ合成に係る画像を撮影する場合
には、パノラマ画像撮影モードにセットするようになっ
ている。
本装置の構成を示すブロック図である。
ア509と、このハードウェア509の上で動作するオ
ペレーティングシステム(OS)505と、このOS5
05の上で動作するアプリケーションソフトウェア50
4とを有して構成されている。尚、ハードウェア509
とOS505を構成するブロックのうち構成要件として
当然含まれるが本発明の実施の形態例を説明する上で直
接必要としないブロックに関しては図示していない。そ
のような図示していないブロックの例としては、ハード
ウェア509においてはCPU、メモリ、OS505に
おいてはメモリ管理システム等がある。
システム506と、描画管理システム507と、ファイ
ルシステム508とを具備している。
リケーションソフトウェア504がハードウェア509
を意識せずにユーザーの入力を受け取ることができるよ
うにする機能を有している。
ョンソフトウェア504がハードウェア509を意識せ
ずに描画が行えるようにする機能を有している。
ョンソフトフェア504がハードウェア509を意識せ
ずにファイルの入出力が行えるようにする機能があるも
のである。
インターフェース510と、マウスインターフェース5
12と、ビデオインターフェース513と、ディスクI
Oインターフェース514と、ファイルやデータを物理
的に格納するハードディスク(HD)515と、双方向
パラレルインターフェース又はSCSIインターフェー
ス等の汎用インターフェース306とを具備している。
14は、ファイルシステム508がHD515の読み書
きを行うためのものである。
理システム507がディスプレー302に描画を行うた
めのものである。
力デバイス管理システム506がキーボード305の入
力を受け取るためのものである。
バイス管理システム506がマウス303からの入力を
受け取ることができるようにするためのものである。
ラ307をコンピュータ本体301に接続するものであ
り、これにより電子カメラ307が入力デバイス管理シ
ステム506を通して、画像データ等のやりとりを行う
ことができるようになっているものである。
4は、データ管理手段502及びデータ表示手段503
を有した画像データ管理システム501と、パノラマ画
像合成手段517とを具備している。
ータを属性情報もしくはユーザの入力によるキーワード
等で管理するためのものである。
画像データを、その属性情報もしくはユーザの入力によ
るキーワード等で検索し表示するものである。
像データ管理システム501を介してパノラマ撮影モー
ドで撮影した画像を受け取り、後述する3種類の合成モ
ード(フルオート合成、オート合成及びセミオート合
成)でパノラマ画像合成処理を行うものであり、さらに
合成した結果の画像を画像データ管理システム501へ
登録するようになっている。
複した画像領域の画像が文字を主体とする画像か否かを
判別する判別手段としての機能を実現するものであり、
さらに、この判別結果に応じて異なる画像処理を行った
後、前記画像合成を行う合成手段としての機能を実現す
るようになっている。
17は、判別結果により、文字主体と判断されたときに
は、シームレス処理を行わないで、図3のように合成を
行うものである。すなわち、オーバーラップ位置の真ん
中のライン2601を境に画像を貼り合わせるようにな
っている。この手法により、貼り合わせた文字部分で若
干のずれは生じるが、従来例の図40に示したようなシ
ームレス処理での結果と比べ、ずれている箇所の量は減
るのでより品質の高い合成画像となる。尚、文字主体の
ものでないときには、通常のシームレス処理を行うよう
になっている。
17は、合成する画像が文字主体のものであるのかどう
かの判別を行うが、この合成する画像が文字主体のもの
であるのかどうかの判別は、画像の輝度のヒストグラム
をとって判別するようになっている。すなわち、図4及
び図5に示すような輝度分布により判断し、例えば図5
のように輝度分布が全体に分布しているようであれば自
然画と判断するものである。ここで、輝度のヒストグラ
ムをとる範囲は画像がオーバーラップする範囲でよく、
画像全体に渡ってやる必要はないので処理の高速化が図
れる。
格納される、電子カメラ307が撮影した画像に関する
情報、すなわち画像データ及び属性情報のデータ構造を
図6を用いて説明する。
ラ307で画像を撮影する際に、ユーザは“パノラマ画
像撮影モード”に電子カメラ307をセットしてから撮
影を行うが、この撮影モードにすることにより、内蔵メ
モリに記録される撮影された画像の属性情報中に、1セ
ットのパノラマ画像を示す識別子が自動的に記録される
ようになっている。
管理テーブル81が置かれ、画像データ格納領域82
と、属性情報格納領域83とを有し、撮影された画像ご
とに対応する画像データと、属性情報が参照されるよう
になっている。
像データ82a及び82bが電子カメラ307独自のフ
ォーマットデータ(ネィティブデータ)か、又はJPE
G等の汎用フォーマットデータかのいずれかで格納され
ており、ユーザは撮影状況に応じてこれらのどちらかを
選択して格納することができるようになっている。尚、
ネィティブデータとは、例えば、CCDからの出力を単
にA/Dして得られたデータ等であり、一般的に、記録
に要する時間は短いがデータサイズを大きくできるよう
になっているものである。また、JPEGデータとは、
ネィティブデータとは異なり記録に要する時間はかかる
が、データサイズを小さくすることができるものであ
る。
てファイル名84a及び84bと、ファイルタイプ85
a及び85bと、撮影日時86a及び86bと、撮影モ
ード87a及び87bとが記録されるようになってい
る。
電子カメラ307が自動的に付けるユニークなファイル
名である。
ティブデータフォーマットなのか、JPEGフォーマッ
トなのか、あるいは電子カメラ307がサポートする他
の汎用フォーマットなのかを示すものである。
307内部のカレンダー及びタイマーにより計時された
シャッターボタンが押された時点の日時と時間が記録さ
れるものである。
ラ307の有する数種類の撮影モードのうち、撮影時に
選択されている撮影モードを示すものであり、これが
“パノラマ撮影モード”の場合は、さらに識別子88a
及び88bが付加されるようになっている。
撮影モードにセットしたときにセットされるユニークな
番号であるモードID89a及び89bと、そのモード
での何枚目かを示す枚数情報90a及び90bが格納さ
れるものである。よってパノラマ撮影モードにおいて同
じモードID89a及び89bを持つ複数の画像が1セ
ットであるということになる。尚、図6の例では、風景
を左右2枚の画像として撮影しているので、モードID
89a及び89bとは同じIDモードとなっている。
307内に画像データ及び属性情報が格納されるが、さ
らに、電子カメラ307をコンピュータ本体301に接
続して、内蔵メモリ中にある画像+属性情報を、HD5
15にコピーするようになっている。
れたデータをコンピュータにコピーする手段について述
べる。
D515へコピーするときの画面を示したものである。
1によりディスプレー302に表示されるものであり、
ウインドウ91及びウインドウ92が表示されるように
なっている。
ばれる電子カメラ307内の内蔵メモリのデータが表示
されるようになっており、画像データの縮小画像(サム
ネール画像)94と、属性情報表示領域95とが表示さ
れるようになっている。また、ウインドウ91は、ユー
ザーにより画像が選択された場合には、選択されたこと
を表示する枠93が表示されるようになっている。
ファイル名、ファイルタイプ等が表示されるようになっ
ている。尚、この属性情報のうちどこまで表示するか
は、ユーザ指定で変更できるようになっている。
するユーザの画像データベースの一部であるユーザカタ
ログと呼ばれるデータが表示されるようになっている。
また、ウインドウ92は、ユーザがウインドウ91中か
ら画像を選択して、Drag&Dropの操作を行うと
コピーが行われるようになっている。
307内にデータは残る)、移動なのか(電子カメラ3
07内のデータは消去される)は、ユーザの指定でどち
らにでも切り替えられるようになっている。また、この
コピー操作の最中に、画像データ管理システム501に
よりネィティブデータを、所定の汎用フォーマットに変
換し、さらにパノラマ画像管理手段517によりパノラ
マ撮影モードで撮影された画像があれば、それらの合成
が必要に応じて行われるようになっている。
タがユーザカタログにおいて、どのようなデータ構造を
有しているかを述べる。
ザカタログ上でのデータ構造を示すものである。
ム501により、内部に格納している画像データについ
て、固有のID番号を付けて管理されるようになってい
る。すなわち、ID番号にリンクされている画像デー
タ、属性情報との対応がとられ、これにより管理の基本
が確率されている。
個数を持つことができるが、この一個のユーザカタログ
ごとに、図8に示すようにカタログテーブル1100が
用意されるようになっている。
には、このカタログに属する画像のデータID1101
と、属するグループのグループID1102が保持され
るようになっている。
属性テーブル1103とリンクするようになっているも
のである。
本的にカタログテーブル1100と同じであり、このグ
ループに属する画像のデータID1105、又はこのグ
ループに属するグループIDを持つものである。尚、カ
タログテーブル1100との違いは、頭にグループ属性
データ1104を持つところが異なる。
ープ名1106、作成日時1107及びグループタイプ
1110が格納されるものである。
意の名前がつくようになっており、パノラマ画像のセッ
トとしてグループが作られたときは、このグループ名は
デフォルトで“パノラマ画像”と付けられるようになっ
ている。
たときの日時が格納されているものである。
した場合は“ユーザ作成”、パノラマ画像のセットとし
てグループが作られたときは、“パノラマ撮影”という
情報が入るようになっているものである。但し、パノラ
マ画像のときは、さらに識別子とリンクし、モードID
89aが納められるようになっている。
の画像データ、属性情報は前述の図6の画像管理テーブ
ル81と同じような構造で格納されるようになってい
る。すなわち、これらは、データ管理テーブル1108
から参照されるようになっており、さらに、データ管理
テーブル1108内でデータID1109にリンクされ
て、各画像データ、属性情報との対応がとられるように
なっている。
カタログ内の画像データをユーザが複数の画像をひとつ
のグループとしてカテゴリー分けをする機能を有するよ
うになっている。すなわち、これにより、ひとつのユー
ザカタログ内を階層化してデータを管理できるようにな
っているものである。
パノラマ画像合成処理に係る3種類の合成モードについ
て説明する。
ータ本体301に接続して、内蔵メモリ中にある画像+
属性情報を、HD515にコピーする際に、画像データ
管理システム501により、この属性情報がチェックさ
れるようになっている。ここで、ユーザカタログの属性
情報中にパノラマ画像撮影モードでの識別子が存在する
ものから、自動的に1セットの画像を抽出し、次に、パ
ノラマ画像作成の処理に入るようになっている。但し、
本発明では画像合成処理の合成モードを複数持っている
ので、次に挙げる合成モードの選択を行う。
完全自動で合成を行うフルオート合成と、3枚以上のと
きに、画像の上下左右の相対位置だけをユーザに指定し
てもらうオート合成と、そして、これらフルオート合
成、又はオート合成のチェック段階で対応点が十分求め
られなかったとき、又はユーザが対応点の検出に要する
時間を省いてより短い時間で合成処理を行いたいとき
に、ユーザがだいたいのオーバーラップ位置を指定する
ことで合成が行われるセミオート合成とからなってい
る。
の1セットが抽出されて、それが2枚だったときに選択
されるモードである。このフルオート合成では、2枚の
画像の合成位置としては、図9乃至図12に示すように
上下左右の4通りが考えられるので、この4つの場合の
オーバーラップした部分の対応点を求める処理を行い、
所定のレベル以上一致している対応点が最も多く求まっ
たところを、正しい合成位置として合成するようになっ
ている。尚、この合成モードでは、ユーザの操作として
は、画像を電子カメラ307からコンピュータ中へコピ
ーする操作だけで、あとはパノラマ合成手段517が自
動でやってくれることになる。また、特殊な用途以外
は、通常、2枚合成がほとんどと考えられるので、この
合成処理が行われる場合が最も多い。さらに、本実施の
形態においては、対応点を求める処理を行うときに、4
つのいずれの場合も、所定のレベル以上一致している対
応点の数が所定の量以下のときは、確実性が低いといえ
るので、このときは、フルオート合成処理を打ち切り、
セミオート合成処理に移行するようになっている。
抽出されて、それが3枚以上だったときに選択されるモ
ードである。そして、このオート合成では、1セットの
画像を図13及び14に示すようなユーザーインターフ
ェースとしてのウインドウに表示するようになってい
る。このウインドウには、まず画面上にパノラマ画像の
グループに属する画像全てがウインドウに入る大きさに
リサイズされて表示され、これをユーザが見て、正しい
順番にDragして上下、左右の位置関係のみを指示
し、並べ替えるようになっている。例えば、図14の例
では、ウインドウ1401の下に位置している画像が本
当は一番右になるので、左側にDragすると、その位
置から、横に3つ並ぶパノラマであることをパノラマ画
像合成手段517が検知する。そしてウインドウに入り
きるように再度リサイズされてウインドウ1402のよ
うに表示される。すなわち、各画像の対応点を求める対
応点抽出処理は、ユーザの指示を元に行うようになって
いる。尚、本実施の形態においては、パノラマ画像合成
手段517によりオート合成での対応点抽出処理の際
に、所定のレベル以上一致している対応点の数が所定の
量以上のときは、正しい合成位置として合成するように
なっており、そうでなければ、確実性が低いのでオート
合成処理を打ち切り、セミオート合成処理に移行するよ
うになっている。
ート合成処理において対応点抽出の確実性が低かったと
き、又はユーザーが対応点抽出に要する時間を節約して
より早く合成結果を得たい場合に選択されるモードであ
る。そして、このセミオート合成では、ユーザは図15
及び図16に示すようなユーザーインターフェースとし
てのウインドウに表示された画像をdragして、オー
バーラップのだいたいの位置を指定するようになってい
る。すなわち、このセミオート合成では、各画像の対応
点を求める対応点抽出処理は、ユーザにより指定された
位置情報を元に、オート合成処理でのときより、ずっと
狭い範囲で対応点抽出処理を行うようになっており、こ
の結果から、最も一致する位置を求め、さらに合成処理
を行うようになっている。例えば、図16の例では、ウ
インドウ1801に示すように、まず画面上にパノラマ
画像のグループに属する画像全てがウインドウ1801
に入る大きさにリサイズされて表示され、これをユーザ
が見て、ウインドウ1802に示すようにだいたいのオ
ーバーラップ位置を合わせて重ね合わせるようになって
いる。重ね合うところは、画素単位でビットごとにAN
D演算をして表示するので、重なった部分は両方の画像
が透けて見えるようになっている。そしてウインドウに
入りきるように再度リサイズされて表示される。尚、こ
のウインドウ上におけるセミオート合成での操作は、基
本的にオート合成での操作と同一であり、ユーザの負担
は少ない。違いは、マウス等のポインティングデバイス
で画像をDragして離した位置を、位置関係の情報だ
けを使って、並べ替えて表示する(オート合成処理)の
と位置の情報をそのまま使ってオーバーラップして表示
する(セミオート合成処理)点だけである。また、Dr
ag中にも先のAND演算で透けて見えるため、だいた
いの位置を容易に合わすことができるようになってい
る。
ても、対応点抽出処理が終わって画像のオーバーラップ
範囲が求められた後に、文字主体の原稿画像なのか、通
常の自然画なのかの判別を行い、次に、この判別結果に
基づいて後述するようにシームレス処理のやり方を変え
て合成処理を実行するようになっている。また、オート
合成及びセミオート合成では、上記のように、ユーザは
対応点抽出のための操作を行うが、どちらも画像をdr
agするだけの操作であり、これは最も単純で、かつ共
通の操作であるので、ユーザの負担は小さい。また、セ
ミオート合成のとき、画像をdragしてだいたいの位
置に合わせるだけなので、従来例のポイントを明示的に
指定する操作よりもずっと簡単で楽である。
23乃至図31のフローチャートに従って本実施の形態
の動作を説明する。
ュータ内へコピーする際の動作について説明する。
ンピュータ内へコピーする際に行う処理のフローチャー
トである。尚、図23のフローチャートにおいて、特に
断りのない限りは画像データ管理システム501がその
処理動作を行うようになっている。
全てに対して処理を行うため、全ての画像に対して処理
が終わっているかどうかを判断する(S1000)。処
理が終わっているならば、後述のステップS1009へ
処理を進め、まだ終わっていなければ次のステップS1
001へ処理を進める。
データとそれに付随した属性情報を取得する(S100
1)。属性情報内のファイルタイプ85a及び85bか
ら、この画像データがネィティブデータかどうかを判断
する(S1002)。ネィティブデータでなければ、後
述のステップS1004に処理を進める。また、ネィテ
ィブデータであれば、デフォルトとして決まっている汎
用フォーマット(JPEGやTIFF等)にネィティブ
データを変換する(S1003)。そして、変換が終わ
ったらファイルタイプ85a及び85bも更新する。
パノラマ撮影モードで撮影された画像であるかをチェッ
クする(S1004)。パノラマ画像でない場合は、通
常の画像データとして登録する(S1008)。具体的
には図8でのデータ管理テーブル1108に固有のデー
タIDを付けて登録し、そのデータIDをカタログテー
ブル1100に登録する。
画像用のグループがすでに作成済みかどうかをチェック
する(S1005)。これは図8のカタログテーブルを
たどっていって、グループIDのモードID89aが、
画像のモードID89aと同じかどうかを見ることによ
って行われる。
を作成する(S1006)。これは、カタログテーブル
1100に新たにグループID1102を登録し、グル
ープ名1106、作成日時1107、グループタイプ1
110を作成する。グループタイプ1110には“パノ
ラマ撮影”と記録され、画像の属性情報中のモードID
89aが納められる。
データIDを付けて、管理テーブル1108に登録し、
データID1105に登録する(S1007)。
の一連の処理をコピーする画像全てに対して行う。全て
の画像に対して処理が終わったならば、今までコピーし
たものの中で、パノラマ画像のグループが作られたかど
うかをチェックし(S1009)、もし作られてあれ
ば、パノラマ画像合成手段517により、グループ内の
画像を用いて後述するパノラマ画像合成処理を行う(S
1010)。なければこれにて処理を終了する。
ノラマ画像合成処理についての説明をする。
チャートを示すものである。尚、図24のフローチャー
トにおいては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手
段517がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、グループ内の画像が2枚か、2枚より多い
かをチェックする(S1200)。2枚のときは、後述
するフルオート合成処理に入る(S1202)。2枚よ
り多いときは、後述するオート合成処理に入る(S12
01)。このステップS1201、S1202でのそれ
ぞれの処理が終わると、その合成処理の結果が成功か失
敗かをチェックする(S1203、S1204)。この
成功か失敗かの判断は、画像同士の対応するポイントを
十分見つけられたかどうかで判断する。よって合成処理
全体の中では早い段階で判断を下すので、結果が失敗で
もユーザがその結果を得るまで待つ時間は短くて済む。
そして成功であれば処理は終了で、失敗であれば、後述
するセミオート合成処理を行った後(S1205)、処
理を終了する。
ルオート合成処理についての説明をする。
トを示すものである。尚、図25のフローチャートにお
いては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手段51
7がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、ユーザが並べ替えた位置関係の情報を取得
する(S1301)。次に、一致する対応点を見つける
のにサーチする範囲、すなわちマッチング範囲を設定す
る(S1302)。尚、パノラマ画像として撮影すると
きのルールとして、最小10%、最大50%オーバーラ
ップさせることと、それに直角する方向のずれをそれぞ
れ5%以下と決めると、図17に示すように、必ずオー
バーラップする範囲は図17の左画像1501の斜線エ
リア1504に示す範囲となる。また、オーバーラップ
している可能性のある範囲は右画像1502の斜線エリ
ア1505に示す範囲となる。今、斜線エリア1504
のエリア中にあるポイント1503に示すポイントは上
記のルールに従うと、斜線エリア1505のエリア中の
サーチ範囲1506に示すエリア中に対応する点がある
ことになる。後述する対応点抽出処理では、このエリア
に対してマッチングするかどうかを見ていくことにな
る。
1302で、以上のサーチする範囲設定に用いるパラメ
ータをセットすると、次に対応点を抽出する処理を行う
(S1303)。尚、この対応点抽出処理の詳細につい
ては後述する。対応点抽出処理が終わると、求まった対
応点の数が所定値(N個)以上かどうかを判断し(S1
304)、所定値以下のときは、十分対応点を自動で見
つけることができなかったので、セミオート合成処理へ
進む。所定値より多かったときは、合成パラメータ設定
処理へ進む(S1305)。この合成パラメータ設定処
理では、合成の際に用いる移動、拡大(縮小)、回転の
パラメータを、先の対応点の座標から求める。尚、この
詳細は後述する。最後に、これらパラメータをもとに画
像合成処理を行う(S1306)。この詳細も後述す
る。
ルオート合成処理についての説明をする。
ャートを示すものである。尚、図26のフローチャート
においては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手段
517がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、マッチング範囲設定を行うが(S160
1)、これは前記ステップS1302と処理は同一であ
る。
ート合成処理の場合、枚数は2枚に限定しているので、
考えられる位置関係は、画像1と画像2が、上下、下
上、左右、右左の4通りである。そこで、この4つの場
合について対応点抽出処理をして、それぞれ対応点とし
て抽出できた数、これらの平均一致レベルを保持する。
これらの処理が、ステップS1602からS1609ま
での処理である。
個)以上の対応点を抽出できたものがあるかをチェック
する(S1610)。もし一つもなければセミオート合
成処理へ進む。もしあれば、その中で、平均一致レベル
の最もよいものを真の位置関係であるとする(S161
1)。尚、通常の画像では、対応点が所定値以上の場合
は4つのうちの一つだけになるはずだが、例えば、原稿
等を分割して撮った場合似たような字が並んでいて、正
しくない位置関係のときでも所定値以上を対応点として
抽出してしまう場合があり得る。そこで、このステップ
S1611で、最もフィットしているもの(平均一致レ
ベルが最も高いもの)を選択するようにする。
の合成パラメータ処理(S1612)、画像合成処理
(S1613)へと進むが、これは前記ステップS13
05、S1306と同一処理であり、詳細は後述する。
ミオート合成処理についての説明をする。ここでの処理
はオート合成処理のときとほとんど同一である。
ャートを示すものである。尚、図27のフローチャート
においては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手段
517がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、画像のユーザが合わせたオーバーラップ位
置情報を取得する(S1701)。そしてマッチング範
囲を設定するが(S1702)、ここでの範囲は、所定
の範囲(想定されるユーザの合わせた位置の誤差範囲+
マージン)となる。よって、オート合成処理の時の範囲
よりはずっと狭い範囲となり、計算時間の短縮と精度の
向上が図られる。
の対応点抽出処理(S1703)、合成パラメータ設定
処理(S1704)、画像合成処理(S1705)へと
進むが、これらはいずれもオート合成処理のときと同一
である。
る。
概要を述べる。
の画像2枚のときの例を示す。画像の枚数が2枚より大
きいときは、2枚の合成を何回か繰り返せばよいので処
理としては基本的に同じである。
レートを設定する範囲2005は、縦90%横10%の
範囲に設定する。また、サーチする範囲は、対応する点
が存在する可能性の範囲ということで、縦100%、横
50%の範囲2006に設定される。画像中のテンプレ
ート設定範囲2005のエリアから、エッジが所定値以
上強い点を探し、そこを中心として縦、横n画素の矩形
をテンプレート画像2003として切り出す。このテン
プレート画像2003を、サーチ範囲2004上に置い
て、画素単位でその差分をとる。この合計が最小となる
ところを、サーチ範囲2004上を1画素ずつずらして
求める。サーチ範囲上を全てサーチした結果の最小値
が、所定値以下であれば、そのポイント同士(x,y)
と(x′,y′)を対応点のペアとして保持する。
が、これを図28のフローチャートに沿ってもう一度説
明する。
トを示すものである。尚、図28のフローチャートにお
いては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手段51
7がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、エッジ抽出画像を作成する(S190
1)。そして、このエッジ抽出画像中のテンプレートを
設定する範囲2005から、エッジが所定値以上強いポ
イントを探す(S1902)。そして、そのポイントが
あれば、そのポイントから縦横±n画素ずつの矩形で画
像を切り出しテンプレート画像とする(S1903)。
のサーチ範囲を設定する(S1904)。そして、サー
チ範囲中の画像と、テンプレート画像を重ね合わせ、画
素単位で、画素値の差が絶対値をとりその合計を求める
(S1905)。
小値かどうかをチェックし(S1906)、そうであれ
ば、そのサーチ範囲中のポイントの座標と、その最小値
を保持する(S1907)。以上をサーチ範囲全てに繰
り返し、最も一致する(最小の差分を持つ)点を見つけ
だす。
ェックし(S1908)、その結果求められた最小値が
十分小さな値であるか(確かな対応点か)を、所定値L
と比較して判断する(S1909)。所定値Lより小さ
かった場合は、対応点のリストにテンプレート画像を切
り出したポイントの座標(x,y)と、最小値が求めら
れたポイントの座標(x′,y′)と、その最小値の値
を登録する(S1910)。
行い(S1911)、終了したら対応点のリスト中の全
ての最小値からその平均値を求め、これを一致レベル値
として保持する(S1912)。以上で対応点抽出処理
を終了する。
明する。画像を2枚としたときに(2枚以上の合成の場
合も、2枚の合成の繰り返しなので、まずは2枚で考え
てよい)、そのずれは、x,y方向の並進、回転、及び
拡大率の差で表すことができる。よって対応する点
(x,y)、(x′,y′)は以下のように表せる。
mは倍率を示す。よってパラメータA、B、C及びDを
求めることによりこの座標変換を表すことができる。先
の対応点抽出処理では、対応点(x,y)、(x′,
y′)の複数の組を取得した。これを最小自乗法を用い
てパラメータA、B、C及びDを求める。
+Ay+D)−y′}2 ]→min の条件で、
すことができる。
ことにより、パラメータA、B、C及びDを算出する。
を示すものである。尚、図29のフローチャートにおい
ては、特に断りのない限りパノラマ画像合成手段517
がその処理動作を行うようになっている。
7は、まず、オーバーラップ範囲と、つなぎ合わせるラ
インの設定、及びシームレス処理を行う際の範囲設定を
行う(S2901)。
は、上で求めた数式、 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D を使用する。
像3004が640×480ドットの画像とすると、座
標(639,0)と(639,479)を上数式(x,
y)に代入して得られた(x1′,y1′)、(x
2′,y2′)が、右の画像3005のオーバーラップ
範囲となる。ここから、オーバーラップ範囲3002が
左画像の座標位置として求まり、この範囲の真ん中のラ
イン3001が、つなぎ合わせるラインとして求められ
る。シームレス処理を行う際の範囲は、オーバーラップ
範囲の中央からあらかじめ設定された所定幅の領域30
03を求めて設定する。このときオーバーラップ範囲の
幅が所定幅より狭いときは、オーバーラップ範囲の幅を
もって領域3003とする。
のかを判別するヒストグラム処理を行う(S290
2)。
素について輝度のヒストグラムを作成する。このとき、
両方の画像に対して実行しても同じ結果がでるだけなの
で、片方の画像(例えば左側の画像)のみに対してでよ
い。よって、ヒストグラム設定範囲は狭く、かつ片方の
画像だけなので、ヒストグラム処理に要する時間はごく
短くて済む。
グラムを用いた、文字主体の画像なのか、自然画像なの
かを判別する図を示す。これらの図に示すように、ヒス
トグラムの輝度の軸を大きく3分割し、各々のレンジa
1、a2、a3の総度数b1、b2、b3を求める。そ
して、b1がしきい値th1より大きく(文字と思われ
る部分を一定量以上含んでいて)、b2がしきい値th
2より小さく(文字でも紙でもないと思われる明るさの
ものが一定量より少なく)、b3がしいき値th3より
大きい(紙と思われる部分を一定量以上含んでいる)場
合に、文字画像と判断し、それ以外は自然画像と判断す
る。
ストグラム処理を終えると、次に、これにより文字画像
かどうか判別し(S2903)、この判別結果によっ
て、シームレス処理を含まない合成処理(S290
4)、又はシームレス処理を含む合成処理を行い(S2
905)、処理を終了する。
ス処理を含まない画像合成処理について説明する。
含まない画像合成処理の概要を述べる。
が左画像2101、右画像2102の場合、左画像21
01の2倍の大きさを合成画像領域2103として確保
する。この合成画像領域2103に、まず左画像210
1をつなぎ合わせのライン3001までの領域をそのま
まコピーしてくる。
ついて、数式 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D により、対応する(x′,y′)を求める。そして右画
像の(x′,y′)の画素を(x,y)にコピーする。
これを合成画像領域2103の残りの領域全てに対して
行う。
合成処理のフローチャートを示すものである。尚、図3
0のフローチャートにおいては、特に断りのない限りパ
ノラマ画像合成手段517がその処理動作を行うように
なっている。
2倍の領域を合成画像領域として確保する(S220
1)。そして、第1の画像のライン3001より左側の
領域をこの合成画像領域に単純にコピーする(S220
2)。
ついて、数式 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D により、対応する(x′,y′)を求める(S220
3)。そして、(x′,y′)は第2の画像(図22で
の右画像)内にあるかどうかをチェックし(S220
4)、なければ、後述のステップS2206へ処理を進
め、あれば、(x′,y′)の画素を(x,y)にコピ
ーする(S2205)。
2205までの処理を合成画像の残りの領域全てに対し
て繰り返し行ったかどうかを判断し(S2206)、全
領域に対して行ったならばこれにて処理は終了する。
ス処理を含む画像合成処理について説明する。
処理のフローチャートを示すものである。尚、図31の
フローチャートにおいては、特に断りのない限りパノラ
マ画像合成手段517がその処理動作を行うようになっ
ている。
第1の画像(図22での左画像)の2倍の領域を合成画
像領域として確保する(S3201)。次に、シームレ
ス処理を行う範囲3003よりも左側の領域を合成画像
領域に単純にコピーする(S3202)。
3)。すなわち、まず数式 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D により、対応する座標を求め、両方の画像の対応する画
素p1、p2を求める。そして、 合成画素p3=(1−a)*p1+a*p2 a=シームレス範囲内での画素のx方向の位置/シーム
レス範囲の幅により、シームレス処理を行う。
えると、次に、第2の画像の残りの領域を合成画像領域
にコピーし(S3204)、処理を終了する。尚、この
やり方は、図30のステップS2203からS2206
までの処理と同一である。以上で、最終的なパノラマ合
成画像を作成することができる。
ば、パノラマ合成処理に先だって、合成する画像が文字
主体のものであるのかどうかを判別し、文字主体と判断
されたときにはシームレス処理は行わないことにより、
文字における2重写しの問題を解決することができ、パ
ノラマ合成画像における、つなぎ目が目立ってしまうと
いう問題が解決できる。
第2の実施の形態を説明する。
のときのつなぎ合わせのラインを、オーバーラップ範囲
の中で最も特徴点の少ない(輝度の高い)ラインに設定
する方法について説明する。
作は、基本的に第1の実施の形態と同様であり、図19
での3001のつなぎ合わせのラインを求めるところだ
けが異なる。よってここでは、第1の実施の形態とは異
なる部分についてのみ説明する。
段517により、貼り合わせの位置を真ん中のラインに
したが、本実施の形態では図32に示すように、オーバ
ーラップの中の取り得る貼り合わせの幅2802のう
ち、最も、特徴点の少ないライン2801をさがし、そ
こで貼り合わせを行うようになっている。これにより、
さらにつなぎ目の目立たない合成処理を行うことができ
る。
処理のフローチャートを示す。尚、このフローチャート
では、左右の合成の場合として説明する。但し、上下の
場合も同様に考えてよい。
7は、まず、最大値を保持する変数maxを0に初期化
する(S3301)。そして、図19の3002で示す
オーバーラップ範囲の最も左側から、縦のラインに属す
る全ての画素を取得する(S3302)。
umに代入する(S3303)。尚ここで、画像は文字
画像であるから、紙は白かあるいは明るい他の色で、文
字は黒かあるいは暗い他の色であると言える。そこで、
ライン毎に画素の総和を求め、その中で最も大きい値の
ラインが、最も文字を分断することが少ないと言える。
また、ライン毎に文字エッジの個数を調べるため、例え
ば3×3のフィルタを通して、計算して決定してもよい
が、先の文字画像という特徴を利用した単純な加算の方
が処理時間が短くてよい。
いかどうか判断し(S3304)、変数Sumが変数m
axより大きければ、文字の部分が少ないということに
なり、変数Sumを変数maxに代入して保持する(S
3305)。またラインの位置posも保持する。
順次行うと、保持している位置posが最も文字の部分
が少ないラインということになる。この位置のラインを
図19でのライン3001として設定し、以降の処理を
続けていく。
オーバーラップの中の取り得る貼り合わせの幅のうち、
最も、特徴点の少ないラインをさがし、そこで貼り合わ
せを行う。これにより、さらにつなぎ目の目立たない合
成処理を行うことができる。
第3の実施の形態を説明する。
ームレス処理とは違う別の手段として、合成は貼り合わ
せを行い、その貼り合わせた境界部分に沿ってぼかし処
理を加えつなぎ目を消すという手法について説明する。
作は、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、図2
9で示す輝度ヒストグラムの判定部分が不要となり、ま
た図19で示す合成処理の内容のみが異なっている。よ
ってここでは、第1の実施の形態とは異なる部分につい
てのみ説明する。
マ画像合成手段517により、図34、図35に示すよ
うに行う。
すように、第1の画像3503はそのまま全てを合成画
像の一部として用い、その端部分3501に対してぼか
し処理を加えるようになっている。さらに、ぼかし処理
のフィルタとしては、例えば図35に示すような3×3
のマトリクス3502を用いて行うようになっている。
る。
理のフローチャートを示す。
7は、まず、第1の画像(図34での左画像)の2倍の
領域を合成画像領域として確保する(S3401)。そ
して、第1の画像をこの合成画像領域に単純にコピーす
る(S3402)。
ついて、数式 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D により、対応する(x′,y′)を求める(S340
3)。そして、(x′,y′)は第2の画像(図34で
の右画像)内にあるかどうかをチェックし(S340
4)、なければ、後述のステップS3402へ処理を進
め、あれば(x′,y′)の画素を(x,y)にコピー
する(S3405)。
3405までの処理を合成画像の残りの領域全てに対し
て繰り返し行ったかどうかを判断し(S3406)、行
ってなければ、合成画像の残りの領域全てに対して処理
を繰り返すために、前記ステップS3403に処理を戻
す。
して行ったと判断したならば、第1の画像の端部分(図
34での3501)に対して3502のフィルタをかけ
てぼかし処理を行い(S3407)、これにて処理は終
了する。
のシームレス処理とは違う別の手段として、合成は貼り
合わせを行い、その貼り合わせた部分に沿ってぼかし処
理を加えつなぎ目を消すという手法を採ることで、先の
シームレス処理に比べて若干のつなぎ目は残るが、処理
時間が短時間で済む利点がある。また、文字主体の画
像、自然画像という判別も不要となるという効果が得ら
れる。
第4の実施の形態を説明する。
画像を後でプリントする場合に、使用者が印画するプリ
ンタを前もって指定する手段を持ち、指定されたプリン
タがインクジェットプリンタ(BJ)やレーザービーム
プリンタ(LBP)といった誤差拡散法で印字する2値
の出力を行うプリンタ(2値プリタ)の場合は、濃度の
低いライン(輝度の高いライン)で画像の貼り合わせを
行うという方法について説明する。
作は、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、上述
のようにプリンタとして誤差拡散法で印字する2値プリ
ンタが指定された場合には、重複した画像領域における
画像の輝度が最も高いラインを境界にして画像合成を行
うことを特徴とするものであり、これに関する処理の内
容が異なっている。よってここでは、第1の実施の形態
とは異なる部分についてのみ説明する。
ートを示す。
用者にプリンタが設定されているかチェックし(S36
01)、それが2値プリンタかチェックする(S360
2)。
を行う(S3603)。プリンタが指定されていない、
もしくは2値プリンタでなければ第1の実施の形態の処
理を行う(S3604)。
は第1の実施の形態と同じであるが、図29に示す、文
字画像か自然画像かの判別が不要となる。そして、図1
9でのつなぎ合わせライン3001を求めるところから
異なる。
チャートをも示す図であり、画像がオーバーラップして
いる範囲から最も明るいラインを求める際のパノラマ画
像合成手段517による処理動作を示すものである。但
し、このフローチャートでは、左右の合成の場合として
説明する。また、上下の場合も同様に考えてよい。
大値を保持する変数maxを0に初期化する(S330
1)。そして、図19で示すオーバーラップ範囲300
2の最も左側から、縦のラインに属する全ての画素を取
得する(S3302)。これらの画素値の総和を求め変
数Sumに代入する(S3303)。Sumがmaxよ
り大きいかどうか判断し(S3304)、Sumがma
xより大きければ、より明るいラインということにな
り、値Sumをmaxに代入して保持する(S330
5)。また、ラインの位置posも保持する。以上をオ
ーバーラップ範囲の最も右側まで順次行うと、保持して
いる位置posが最も明るいラインということになる。
この位置のラインを図19でのライン3001として設
定する。
実際の合成処理を行う際の処理動作を説明する。図30
は、本実施の形態での処理のフローチャートをも示す図
である。
7は、まず、第1の画像(図22での左画像)の2倍の
領域を合成画像領域として確保する(S2201)。そ
して、第1の画像のライン3001より左側の領域をこ
の合成画像領域に単純にコピーする(S2202)。合
成画像の残りの領域(x,y)について、数式 x′=Ax+By+C y′=−Bx+Ay+D から、対応する(x′,y′)を求める(S220
3)。
2での右画像)内にあるかどうかをチェックし(S22
04)、あれば(x′,y′)の画素を(x,y)にコ
ピーする(S2205)。以上を合成画像の残りの領域
全てに対して繰り返し、処理は終了する。
合成画像をプリントする場合のプリンタを指定する手段
を持ち、使用者に指定されたプリンタが、BJや、LB
P等の2値の出力を行う2値プリンタの場合は、つなぎ
合わせるラインを、最も輝度の高いライン(最も濃度の
低いライン)にする。これにより、2値プリンタの場
合、誤差拡散法で出力するのが一般的であり、このと
き、濃度の低いところは、最も印字ドットが拡散するの
で、つなぎ目が目立たないという効果を生む。また、現
在のオフィスやホームにおけるプリンタのほとんどが前
記BJやLBP等の2値プリンタであり、さらに、使用
者がプリンタを明示的に使用した場合のほとんどにおい
て、この処理を適用できると考えられる。
述した構成としたことにより、重複した画像領域の画像
が文字を主体とする画像か否かを判別し、この判別結果
に応じて異なる画像処理を行った後、画像合成を行うこ
とにより、パノラマ合成画像におけるつなぎ目が目立っ
てしまうという問題が解決でき、良好な画像合成が可能
となる。
手段として、複数の画像をつなぎ合わせる境界部分に対
してぼかし処理を加えて画像合成を行うことにより、ぼ
かした部分の解像度はやや落ちるが、つなぎ目が目立た
ない高速な処理を実現できる。
て誤差拡散法で印字する2値プリンタが指定された場合
には、重複した画像領域における画像の輝度が最も高い
ラインを境界にして画像合成を行うことにより、プリン
トの際に、濃度の低いところは、最も印字ドットが拡散
し、これにより、つなぎ目が目立たないという効果を得
ることができる。
図である。
である。
である。
構造を示す図である。
面を示す図である。
タ構造である。
画像の組み合わせを示す図である。
の画像の組み合わせを示す図である。
の画像の組み合わせを示す図である。
の画像の組み合わせを示す図である。
示す図である。
示す図である。
スを示す図である。
スを示す図である。
る。
チング範囲を示す図である。
の設定を示す図である。
のヒストグラムを示す図である。
のヒストグラムを示す図である。
行う処理のフローチャートである。
チャートである。
る。
る。
動作を示すフローチャートである。
フローチャートである。
す図である。
求める際のフローチャートである。
ある。
る。
ートである。
ーチャートである。
処理を説明する図である。
す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに重複した画像領域を有する複数の
画像を合成し、画角の広い一つの合成画像を作成するパ
ノラマ画像合成装置において、前記重複した画像領域の
画像が文字を主体とする画像か否かを判別する判別手段
と、この判別結果に応じて異なる画像処理を行った後、
前記画像合成を行う合成手段とを有することを特徴とす
るパノラマ画像合成装置。 - 【請求項2】 互いに重複した画像領域を有する複数の
画像を合成し、画角の広い一つの合成画像を作成するパ
ノラマ画像合成装置において、前記複数の画像をつなぎ
合わせる境界部分に対してぼかし処理を加えて前記画像
合成を行う合成手段を有することを特徴とするパノラマ
画像合成装置。 - 【請求項3】 互いに重複した画像領域を有する複数の
画像を合成し、画角の広い一つの合成画像を作成すると
ともに、この合成画像を指定されたプリンタにより印字
するパノラマ画像合成装置において、 前記プリンタとして誤差拡散法で印字する2値プリンタ
が指定された場合には、前記重複した画像領域における
画像の輝度が最も高いラインを境界にして前記画像合成
を行う合成手段を有したことを特徴とするパノラマ画像
合成装置。 - 【請求項4】 前記重複した画像領域の画像が文字を主
体とする画像か否かを判別する判別手段を有し、前記合
成手段は、前記プリンタとして誤差拡散法で印字する2
値プリンタが指定されなかった場合には、前記判別手段
の判別結果に応じて異なる画像処理を行った後、前記画
像合成を行うことを特徴とする請求項3記載のパノラマ
画像合成装置。 - 【請求項5】 前記合成手段は、前記判別手段が文字を
主体としない画像だと判別した場合には前記重複した画
像領域の画像にシームレス処理を施し、文字を主体とす
る画像だと判別した場合にはシームレス処理を施さない
で前記画像合成を行うことを特徴とする請求項1又は4
記載のパノラマ画像合成装置。 - 【請求項6】 前記判別手段は、前記重複した画像領域
の画像が文字を主体とする画像か否かを前記重複した画
像領域における画像の輝度分布を基に判別することを特
徴とする請求項1、4又は5記載のパノラマ画像合成装
置。 - 【請求項7】 前記合成手段は、前記判別手段が文字を
主体とする画像だと判別した場合には前記重複した画像
領域の画像にシームレス処理を施さず、前記重複した画
像領域における画像の輝度が最も高いラインを境界にし
て前記画像合成を行うことを特徴とする請求項1、4、
5又は6記載のパノラマ画像合成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27072995A JP3530653B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | パノラマ画像合成装置 |
US08/719,716 US6549681B1 (en) | 1995-09-26 | 1996-09-25 | Image synthesization method |
US10/347,317 US7085435B2 (en) | 1995-09-26 | 2003-01-21 | Image synthesization method |
US11/407,362 US7366360B2 (en) | 1995-09-26 | 2006-04-20 | Image synthesization method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27072995A JP3530653B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | パノラマ画像合成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993431A true JPH0993431A (ja) | 1997-04-04 |
JP3530653B2 JP3530653B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=17490150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27072995A Expired - Fee Related JP3530653B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | パノラマ画像合成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3530653B2 (ja) |
Cited By (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11196261A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-07-21 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JPH11205675A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体 |
JPH11205674A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000022934A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2000215317A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-08-04 | Sony Corp | 画像処理方法及び画像処理装置 |
JP2000295460A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Canon Inc | 画像処理方法及び装置、印刷システム、印刷方法及び装置 |
JP2000312287A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Telecommunication Advancement Organization Of Japan | パノラマ画像作成方法 |
JP2001211415A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Olympus Optical Co Ltd | 撮影装置 |
JP2001333327A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタルカメラおよび画像処理方法 |
JP2003216944A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Fujitsu Ltd | 画像結合装置 |
JP2003533797A (ja) * | 2000-05-16 | 2003-11-11 | アドビ システムズ, インコーポレイテッド | パノラマ画像を形成するための画像のマージ |
JP2004104464A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Sony Corp | デジタルスチルカメラおよび画像の補正方法。 |
WO2004051575A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Seiko Epson Corporation | 特徴領域抽出装置、特徴領域抽出方法および特徴領域抽出プログラム |
JP2006162255A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Shimadzu Corp | X線像の合成方法及びx線分析装置 |
JP2006287808A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Sony Corp | 画像合成装置及び方法、並びに記録媒体 |
US7324135B2 (en) | 2002-10-15 | 2008-01-29 | Seiko Epson Corporation | Panoramic composition of multiple image data |
JP2008295107A (ja) * | 2000-03-14 | 2008-12-04 | Fujifilm Corp | デジタルカメラおよび画像処理方法 |
WO2009040872A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 画像合成装置及び方法 |
WO2009040871A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 画像合成装置及び方法 |
US7889929B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-02-15 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, computer readable medium storing program and data signal embedded with the program |
JP2011066535A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute | 画像合成装置及び画像合成方法 |
JP2012134662A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | 撮影装置 |
US8570609B2 (en) | 2009-07-16 | 2013-10-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing device with image dilation processing, image processing system, image processing method and computer readable medium |
KR20150066952A (ko) * | 2013-12-09 | 2015-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 전자 기기 및 전자 기기의 제어 방법 |
JP2016041202A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 株式会社東芝 | 電気掃除機および画像表示方法 |
JP2016128990A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像補正装置、画像補正システム、画像補正方法、及び画像補正プログラム |
JP6120037B1 (ja) * | 2016-11-30 | 2017-04-26 | 国際航業株式会社 | 点検装置、及び点検方法 |
WO2019003796A1 (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | 富士フイルム株式会社 | 画像合成方法、画像合成装置、及び記録媒体 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP27072995A patent/JP3530653B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11196261A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-07-21 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JPH11205675A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体 |
JPH11205674A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Olympus Optical Co Ltd | 画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000022934A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2000215317A (ja) * | 1998-11-16 | 2000-08-04 | Sony Corp | 画像処理方法及び画像処理装置 |
JP2000295460A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-10-20 | Canon Inc | 画像処理方法及び装置、印刷システム、印刷方法及び装置 |
JP2000312287A (ja) * | 1999-04-27 | 2000-11-07 | Telecommunication Advancement Organization Of Japan | パノラマ画像作成方法 |
JP2001211415A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Olympus Optical Co Ltd | 撮影装置 |
JP2008295107A (ja) * | 2000-03-14 | 2008-12-04 | Fujifilm Corp | デジタルカメラおよび画像処理方法 |
JP2001333327A (ja) * | 2000-03-14 | 2001-11-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | デジタルカメラおよび画像処理方法 |
JP4750835B2 (ja) * | 2000-03-14 | 2011-08-17 | 富士フイルム株式会社 | デジタルカメラおよび画像処理方法 |
JP2003533797A (ja) * | 2000-05-16 | 2003-11-11 | アドビ システムズ, インコーポレイテッド | パノラマ画像を形成するための画像のマージ |
JP2003216944A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Fujitsu Ltd | 画像結合装置 |
JP2004104464A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Sony Corp | デジタルスチルカメラおよび画像の補正方法。 |
US7324135B2 (en) | 2002-10-15 | 2008-01-29 | Seiko Epson Corporation | Panoramic composition of multiple image data |
WO2004051575A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2004-06-17 | Seiko Epson Corporation | 特徴領域抽出装置、特徴領域抽出方法および特徴領域抽出プログラム |
CN100369066C (zh) * | 2002-12-05 | 2008-02-13 | 精工爱普生株式会社 | 特征区域提取装置和特征区域提取方法 |
JP2006162255A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Shimadzu Corp | X線像の合成方法及びx線分析装置 |
JP2006287808A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Sony Corp | 画像合成装置及び方法、並びに記録媒体 |
JP4556745B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2010-10-06 | ソニー株式会社 | 画像合成装置及び方法、並びに記録媒体 |
US7889929B2 (en) | 2006-03-03 | 2011-02-15 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, computer readable medium storing program and data signal embedded with the program |
WO2009040872A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 画像合成装置及び方法 |
US8483510B2 (en) | 2007-09-25 | 2013-07-09 | Fujitsu Limited | Image merge device and method |
WO2009040871A1 (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-02 | Fujitsu Limited | 画像合成装置及び方法 |
JP4783461B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2011-09-28 | 富士通株式会社 | 画像合成装置及び方法 |
JP4830023B2 (ja) * | 2007-09-25 | 2011-12-07 | 富士通株式会社 | 画像合成装置及び方法 |
US8774495B2 (en) | 2007-09-25 | 2014-07-08 | Fujitsu Limited | Image synthesizing apparatus and method of synthesizing images |
US8570609B2 (en) | 2009-07-16 | 2013-10-29 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing device with image dilation processing, image processing system, image processing method and computer readable medium |
JP2011066535A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute | 画像合成装置及び画像合成方法 |
JP2012134662A (ja) * | 2010-12-20 | 2012-07-12 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | 撮影装置 |
KR20150066952A (ko) * | 2013-12-09 | 2015-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 전자 기기 및 전자 기기의 제어 방법 |
JP2016041202A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 株式会社東芝 | 電気掃除機および画像表示方法 |
JP2016128990A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像補正装置、画像補正システム、画像補正方法、及び画像補正プログラム |
JP6120037B1 (ja) * | 2016-11-30 | 2017-04-26 | 国際航業株式会社 | 点検装置、及び点検方法 |
JP2018090982A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 国際航業株式会社 | 点検装置、及び点検方法 |
WO2019003796A1 (ja) * | 2017-06-28 | 2019-01-03 | 富士フイルム株式会社 | 画像合成方法、画像合成装置、及び記録媒体 |
US11423511B2 (en) | 2017-06-28 | 2022-08-23 | Fujifilm Corporation | Image composition method, image composition device, and recording medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3530653B2 (ja) | 2004-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3530653B2 (ja) | パノラマ画像合成装置 | |
US7366360B2 (en) | Image synthesization method | |
US6636648B2 (en) | Albuming method with automatic page layout | |
US8692849B2 (en) | Method and apparatus for layer-based panorama adjustment and editing | |
EP2549438B1 (en) | Apparatus and program for selecting photographic images | |
US6229566B1 (en) | Electronic photography system | |
US7765480B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and a computer-readable storage medium containing a computer program for image processing recorded thereon | |
US20050219665A1 (en) | Apparatus, method, and program for editing images | |
JP5478999B2 (ja) | 撮影装置 | |
US6973453B2 (en) | Image collection enhancement method and apparatus | |
Evening | The Adobe Photoshop Lightroom 5 Book: The Complete Guide for Photographers | |
JP5024028B2 (ja) | 画像変換装置、画像提供システム、撮影編集装置、画像変換方法、画像変換プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 | |
JP5213506B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP6765978B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP3974105B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JPH11212992A (ja) | 画像ファイリングシステムおよび画像ファイリングシステムを制御するプログラムを記録した記録媒体 | |
JP3832894B2 (ja) | 画像合成装置 | |
JP2000066787A (ja) | データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムを記録した媒体 | |
JP3241243B2 (ja) | パノラマ画像合成システム及びパノラマ画像合成方法 | |
JP2000206608A (ja) | 写真撮影方法および写真撮影システム | |
JP3302236B2 (ja) | パノラマ画像合成装置とパノラマ画像の作成方法 | |
JP3760050B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
Evening | Adobe Photoshop Lightroom CC/Lightroom 6 Book: The Complete Guide for Photographers, The | |
KR102622908B1 (ko) | 실물 사진앨범 원형 보존과 공유를 위한 디지털화 방법 | |
JP4403957B2 (ja) | 画像合成装置、画像合成方法およびコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |