JPH11205674A - 画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像合成処理装置および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11205674A
JPH11205674A JP10007839A JP783998A JPH11205674A JP H11205674 A JPH11205674 A JP H11205674A JP 10007839 A JP10007839 A JP 10007839A JP 783998 A JP783998 A JP 783998A JP H11205674 A JPH11205674 A JP H11205674A
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Yasutatsu Ooura
康達 大浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に複数の画像情報を継ぎ合わせて合成
する処理を行うことができる画像合成処理装置等を提供
する。 【解決手段】 パノラマ合成用に撮影された複数の画像
情報とその撮影方向および撮影順序を含む付随情報とを
記録可能な記録媒体2と、同一のアルゴリズムを共通し
て含む幾つかの基本的な画像合成処理ケースを備え、こ
れらの基本ケースに帰着するように上記付随情報に基づ
いて上記複数の画像情報を並び替え、これを上記アルゴ
リズムを用いて所定の順序で自動的に処理することによ
り一画像となるように継ぎ合わせて合成するCPU11
とを備えた画像合成処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像合成処理装置
および画像合成処理プログラムを記録した記録媒体、よ
り詳しくは、一被写体像を構成するべく互いに重複部分
または隣接部分を有して撮影された複数の画像情報を継
ぎ合わせる画像合成処理装置および画像合成処理プログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩カメラにおいては、撮影時にカメラ
の方向をずらしながら同一の被写体を連続的に撮影し、
これらフィルム上に露光された複数の撮影画像からプリ
ントを作成する際に、各画像の重複位置をうまく合わせ
ながら一枚のパノラマプリントを得る技術が知られてい
る。
【0003】このような技術をCCD等の撮像素子を用
いた電子的撮像装置に応用したものが開発されていて、
例えば本出願人が、特願平9−157083号において
提案したものが挙げられる。
【0004】この特願平9−157083号に記載のも
のは、パノラマ撮影により撮影された1組の画像に対応
する画像情報を記録媒体に記録可能な電子的撮像装置で
あって、上記パノラマ撮影における上記電子的撮像装置
の回転方向に対応する情報を設定する回転方向設定手段
と、該回転方向設定手段によって設定された上記回転方
向に対応する情報を上記記録媒体に記録する回転方向記
録手段と、該記録媒体に記録された上記回転方向に対応
する情報に基づいて上記1組のパノラマ画像の配列を制
御する制御手段と、該制御手段により配列されたパノラ
マ画像に対して所定の画像編集を行うための編集情報を
表示する表示手段と、該表示手段に表示された編集情報
に基づいて所定の編集作業を行うための制御手段とを備
えた電子的撮像装置である。
【0005】上述したような電子的撮像装置により、一
被写体像を構成するために互いに重複する部分を有する
ように撮影された複数の画像情報は、該電子的撮像装置
自体で継ぎ合わせを行って一画像を合成しても良いが、
現状では、処理速度や処理プログラムのサイズなどか
ら、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ上で行う
ことが現実的である。
【0006】そこで、ユーザが複雑な操作を行う必要な
く、こうした画像合成を手軽に行うことができる処理装
置や処理プログラムの実現が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子的
撮像装置は、該電子的撮像装置を把持する右手が右とな
るような横位置や、右手が上となるような縦位置、ある
いは右手が下となるような縦位置など様々な姿勢で撮影
が行われ、しかも、各画像をずらす方向も上方向や下方
向、右方向、左方向などの種々の方向があるために、こ
れらの組み合わせに応じた処理をそれぞれ行うと、画像
合成処理プログラムが複雑となって、処理速度の低下や
メモリの不足を招き、また処理装置の価格が上昇してし
まうことになる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、効率的に複数の画像情報を継ぎ合わせて合成する
処理を行うことができる画像合成処理装置および画像合
成処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による画像合成処理装置は、一被写体
像を構成するべく互いに重複部分または隣接部分を有し
て撮影された複数の画像情報とこれらの画像情報の撮影
方向および撮影順序に係る情報を含む付随情報とを記録
可能な記録媒体と、上記付随情報に基づいて所定の順序
で行われる画像合成処理に対応した順序となるように上
記複数の画像情報を並び替える並替手段と、この並替手
段により並び替えられた画像情報を所定の順序で処理す
ることにより一画像となるように継ぎ合わせて合成する
画像合成手段とを備えたものである。
【0010】また、第2の発明による画像合成処理装置
は、上記第1の発明による画像合成処理装置において、
上記撮影方向が、矩形でなる撮影画面の長辺に係る2方
向および短辺に係る2方向である。
【0011】さらに、第3の発明による画像合成処理装
置は、上記第2の発明による画像合成処理装置におい
て、上記画像合成手段が、上記4方向に係る4つの基本
的な画像合成処理ケースを有し、その他の画像合成処理
ケースはこれら4つの基本的な画像合成処理ケースの何
れかに帰着されるものである。
【0012】第4の発明による画像合成処理装置は、上
記第3の発明による画像合成処理装置において、上記画
像合成手段が有する画像合成処理ケースが、上記4方向
に関して、上記撮影画面の長辺が撮影時に横位置となる
1つの場合および撮影画面の長辺が撮影時に縦位置とな
る2つの場合をそれぞれ有することにより、合計12の
画像合成処理ケースを備えており、上記4つの基本的な
画像合成処理ケースを除くその他の8つの画像合成処理
ケースは、上記付随情報中の撮影方向に係る情報が同一
となる上記4つの基本的な画像合成処理ケースの何れか
に各帰着されるものである。
【0013】第5の発明による画像合成処理装置は、上
記第4の発明による画像合成処理装置において、上記4
つの基本的な画像合成処理ケースが、上記4方向中の第
1の方向に撮影された複数の画像情報を所定のアルゴリ
ズムにより順次継ぎ合わせて合成画像とする第1の基本
的な画像合成処理ケースと、上記第1の方向とは反対の
第2の方向に撮影された複数の画像情報を撮影順序の降
順に並べ替えた後に上記所定のアルゴリズムにより順次
継ぎ合わせて合成画像とする第2の基本的な画像合成処
理ケースと、上記第1の方向に直交する第3の方向に撮
影された複数の画像情報を各々一回転方向に90度回転
させた後に上記所定のアルゴリズムにより順次継ぎ合わ
せて合成画像とする第3の基本的な画像合成処理ケース
と、上記第3の方向とは反対の第4の方向に撮影された
複数の画像情報を各々上記第3の基本的な画像合成処理
ケースと同一の回転方向に90度回転させた後に撮影順
序の降順に並べ替え、その後に上記所定のアルゴリズム
により順次継ぎ合わせて合成画像とする第4の基本的な
画像合成処理ケースと、により構成されているものであ
る。
【0014】第6の発明による画像合成処理装置は、上
記第5の発明による画像合成処理装置において、上記4
つの基本的な画像合成処理ケースを除くその他の8つの
画像合成処理ケースが、各帰着される上記第1から第4
の基本的な画像合成処理ケースの何れかを行った後に、
手動による回転操作が可能なものである。
【0015】第7の発明による画像合成処理装置は、上
記第1の発明による画像合成処理装置において、上記並
替手段が、上記画像合成手段による所定順序の画像合成
処理に適合するように上記複数の画像情報を回転させる
機能を有するものである。
【0016】第8の発明による画像合成処理装置は、上
記第1の発明による画像合成処理装置において、上記画
像合成手段による画像合成処理が、上記複数の画像情報
の撮影方向および撮影順序に依らず、同一のアルゴリズ
ムとなる部分を含むものである。
【0017】第9の発明による画像合成処理装置は、上
記第8の発明による画像合成処理装置において、上記ア
ルゴリズムが、一の画像情報と他の画像情報とを継ぎ合
わせて合成画像とし、さらに継ぎ合わせの対象となる他
の画像情報が存在する場合には、該合成画像に継ぎ合わ
せを行うものである。
【0018】第10の発明による画像合成処理プログラ
ムを記録した記録媒体に記録された画像合成処理プログ
ラムは、コンピュータに、一被写体像を構成するべく互
いに重複部分または隣接部分を有して撮影された複数の
画像情報を継ぎ合わせる処理を行わせるものであって、
上記画像情報の撮影方向および撮影順序に係る情報を含
む付随情報に基づいて所定の順序で行われる画像合成処
理に対応した順序となるように上記複数の画像情報を並
び替えさせ、並び替えられた画像情報を所定の順序で処
理することにより一画像となるように継ぎ合わせて合成
させるものである。
【0019】第11の発明による画像合成処理プログラ
ムを記録した記録媒体に記録された画像合成処理プログ
ラムは、コンピュータに、一被写体像を構成するべく互
いに重複部分または隣接部分を有して撮影された複数の
画像情報を継ぎ合わせる処理を行わせるものであって、
上記画像情報の撮影方向および撮影順序に係る情報を含
む付随情報に基づいて所定の順序で行われる画像合成処
理に対応した方向となるように上記複数の画像情報を回
転させ、上記付随情報に基づいて上記画像合成処理に対
応した順序となるように上記複数の画像情報を並び替え
させ、並び替えられた画像情報を所定の順序で処理する
ことにより一画像となるように継ぎ合わせて合成させる
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図23は本発明の一実施
形態を示したものであり、図1は画像合成処理装置が適
用されるシステムの構成を示す図である。
【0021】電子的撮像装置であるデジタルカメラ1
は、内蔵するCCD等の撮像素子により光電変換した画
像のデータを、例えばフラッシュメモリ等でなる着脱自
在の記録媒体2に記録するものである。
【0022】この記録媒体2は、コンピュータとしての
パーソナルコンピュータ3に設けられたリーダ部に装着
されて、記録された画像データが読み込まれるようにな
っている。このパーソナルコンピュータ3には、画像や
その他の処理情報を表示するためのディスプレイ4と、
主として文字入力等を行うためのキーボード5と、上記
ディスプレイ4に表示された画面上の位置を指し示すた
めのマウス6とが接続されている。
【0023】さらに、このパーソナルコンピュータ3に
は、大量の画像データを記録するためのデジタルレコー
ダ7や、画像の印刷を行うためのプリンタ8などが、必
要に応じて接続されるようになっている。
【0024】次に、図2を参照して上記パーソナルコン
ピュータ3の内部構成について説明する。
【0025】このパーソナルコンピュータ3は、画像合
成処理プログラムに従って画像の継ぎ合わせを行うとと
もにその他の各種プログラムに応じて各種の演算や制御
などを行う並替手段であり画像合成手段を兼ねたCPU
11と、このCPU11の作業領域であって上記画像合
成処理プログラムがロードされることにより該画像合成
処理プログラムを記録した記録媒体となるメインメモリ
12と、例えばハードディスクやフロッピーディスク等
でなり上記画像合成処理プログラムを記録した記録媒体
たる内部記録媒体13と、上記デジタルレコーダ7やプ
リンタ8などの各種の外部機器に接続するための外部ポ
ート14と、上記ディスプレイ4を接続するインターフ
ェース(以下、IFと略す)16と、上記キーボード5
やマウス6を接続するIF17と、上記記録媒体2が電
気的に接続されるコネクタ18およびIF15と、を有
して構成されていて、上記CPU11、メインメモリ1
2、内部記録媒体13、外部ポート14、IF15,1
6,17は、バスを介して互いに接続されている。
【0026】次に、図3は上記記録媒体2に記録される
データの構成を示す図である。
【0027】上記デジタルカメラ1により撮影された画
像データは、例えば圧縮等の処理を施した後に、記録媒
体2にファイル単位で記録されるようになっていて、該
記録媒体2にはこれらの画像ファイルの位置を示すファ
イル位置テーブルが設けられている。
【0028】なお、上記記録媒体2は、汎用のものであ
っても良いが、パノラマ撮影用に設けられた専用のもの
であっても良い。
【0029】上記画像ファイルは、画像データ(画像情
報)と、この画像データに係る各種の情報を含んでなる
付随情報たるヘッダ情報とを有して構成されている。
【0030】このヘッダ情報は、画像ファイルのファイ
ル名と、各撮影毎に割り振られるコマ番号と、撮影日時
と、デジタルカメラ1が有する各種の撮影モードの内の
どのモードでそのコマが撮影されたかを示す撮影モード
情報と、後述する識別情報と、上記画像データの概要を
示すインデックス表示等に用いるためのインデックス画
像データと、を含んで構成されている。
【0031】上記識別情報は、互いに重複部分または隣
接部分を有して撮影された複数コマの画像データを継ぎ
合わせてパノラマ画像を構成する際に用いられる情報で
あり、例えば2バイトのデータで構成されている。すな
わち、該識別情報の1バイト目は、上記デジタルカメラ
1による撮影方向、つまり一パノラマ画像を構成する複
数のコマがどの方向に撮影されたかを示す情報が格納さ
れており、該デジタルカメラ1の矩形でなる撮影画面の
長辺側の2方向(左右方向)および短辺側の2方向(上
下方向)の合計4方向の情報が含まれている。具体的に
は、長辺側の右方向のとき「1」、長辺側の左方向のと
き「2」、短辺側の上方向のとき「3」、短辺側の下方
向のとき「4」のデータがそれぞれ記録される。
【0032】次に、上記識別情報の2バイト目は、その
コマの画像データが、複数コマの画像データで構成され
るパノラマ画像において何番目に撮影されたかを示す情
報であり、撮影順序に応じて1から順に割り振られるよ
うになっている。
【0033】なお、各コマがパノラマ画像の一部である
か否かは、この識別情報の有無により判断することがで
きるようになっている。
【0034】図4はパーソナルコンピュータ3により実
行される画像合成処理プログラムのメインルーチンを示
すフローチャートである。
【0035】なお、このメインルーチンや後述するサブ
ルーチンを含む画像合成処理プログラムは、上述したよ
うに、内部記録媒体13に記録されており、実行時には
メインメモリ12にロードされて、上記CPU11によ
り順次処理されるようになっている。そして、該画像合
成処理プログラムは、上記内部記録媒体13に記録可能
なサイズかつ上記メインメモリ12にロード可能なサイ
ズとなるようにプログラミングされたものである。
【0036】この処理は、ユーザがマウス6やキーボー
ド5を操作して、インデックス画像表示の処理を起動す
る(ステップS1)ことにより開始される。すなわち、
内部記録媒体13に記録されている該画像合成処理プロ
グラムがメインメモリ12にロードされて、CPU11
により順次実行される。
【0037】まず、後述するような画像インデックスが
表示されるとともに、継ぎ合わせて画像合成を行う対象
のコマを、その他の単一撮影のコマ等に対して容易に判
別することができるような表示を行う(ステップS
2)。
【0038】そして、ユーザが対象コマの何れかを選択
すると(ステップS3)、上記識別情報に基づいてその
対象コマを含むパノラマ画像を構成する全ての対象コマ
が自動的に検出されて(ステップS4)、上記デジタル
カメラ1による撮影状態に対応した後述するような12
個の各ケースに応じて自動的に画像データを継ぎ合わせ
て一のパノラマ画像を合成する処理を行い(ステップS
5)、継ぎ合わせた結果の画像を表示する(ステップS
6)。
【0039】その後、自動的に継ぎ合わされた画像では
ユーザが満足できない場合には、さらに手動で継ぎ合わ
せる処理を選択することができるようになっていて、こ
の手動処理が選択されたか否かを判断し(ステップS
7)、選択されていない場合にはそのまま、選択された
場合には後述する手動処理を行ってから(ステップS
8)、終了する。
【0040】図5は、上記図4におけるステップS2の
表示判別処理の詳細を示すフローチャートである。
【0041】この表示判別処理が開始されると、画像フ
ァイルを構成するデータの内のヘッダ情報をまず読み込
む(ステップS11)。
【0042】そして、ヘッダ情報内の識別情報の1バイ
ト目が1以上4以下であるか否かを判断することによ
り、その画像データがパノラマ画像を構成するものであ
るかを判断する(ステップS12)。
【0043】ここで識別情報の1バイト目が1以上4以
下である場合には、図6または図7に例示するような表
示を行う(ステップS13)。
【0044】図6は画像の背景(フレーム)の表示色を
変化させる例である。
【0045】画像インデックスの画面21内には、各コ
マを表示する領域22が複数配列されていて、この領域
22内に各コマの画像24が表示され、その周縁はフレ
ーム23となっている。
【0046】この図6の例では、上段の2コマ目および
3コマ目が第1の継ぎ合わせ用画像の組であり、下段の
4コマ目および5コマ目が第2の継ぎ合わせ用画像の組
となっていて、その背景(フレーム)の表示色を変化さ
せることにより、これらの画像がパノラマ画像を構成す
るものである旨を表示している。
【0047】なお、ここでは色彩を変化させているが、
フレームの模様を変化させても良いし、あるいは色彩お
よび模様の双方を変化させて、その他の画像と識別可能
となるようにしても良い。
【0048】また、図7はフレームにマークを表示する
例である。
【0049】この例では、対象となるフレームの例えば
右下にマーク25を表示させることにより、これらの画
像がパノラマ画像を構成するものである旨を表示するよ
うになっている。
【0050】このステップS13が終了するか、あるい
は上記ステップS12において識別情報の1バイト目が
1未満または4より大きいときには、次のコマ(次のヘ
ッダ情報)があるか否かを判定し(ステップS14)、
ある場合には上記ステップS11に戻って次のコマに対
して同様の処理を繰り返す。また、このステップS14
において次のコマがない場合には、この処理を抜ける。
【0051】図8は上記図4のステップS4における対
象画像自動検出の処理を示すフローチャートである。
【0052】この処理は、一パノラマ画像を構成する複
数コマの画像の内の何れが選択されても、全ての処理対
象のコマを適切に判別するものである。
【0053】ユーザが上記キーボード5またはマウス6
により、画像インデックス内から1コマの画像をポイン
トして選択することにより(ステップS21)、この処
理が始まる。
【0054】そして、メニューまたはアイコンなどによ
り、ユーザが継ぎ合わせ処理モードを起動する(ステッ
プS22)。なお、このステップS22と上記ステップ
S21は順序を入れ替えて処理することも可能である。
【0055】まず、ヘッダ情報内の識別情報の1バイト
目が1以上4以下であるか否かを判断することにより、
その画像データがパノラマ画像を構成するものであるか
を確認し(ステップS23)、パノラマ画像を構成する
ものでない場合にはそのままこの処理を抜ける。
【0056】一方、パノラマ画像を構成する画像である
ことが確認された場合には、識別情報の1バイト目を記
憶領域Aに格納し、識別情報の2バイト目を記憶領域B
および記憶領域Cにそれぞれ格納し、コマ番号(画像順
番)を記憶領域Pに格納する(ステップS24)。
【0057】そして、現在のコマを継ぎ合わせ対象画像
として記録してから(ステップS25)、次のコマのヘ
ッダ情報を読み込み(ステップS26)、読み込みが成
功したか否かを判断する(ステップS27)。このステ
ップS27は、次のコマがあるか否かを判定するもので
あり、次のコマがあれば読み込みを行うことができ、現
コマが最終コマで次にはコマがもう存在しない場合に
は、読み込みが不成功となる。
【0058】読み込みが成功した場合には、識別情報の
1バイト目が上記記憶領域Aに格納された値と等しくか
つ識別情報の2バイト目が上記記憶領域Cに格納された
値に1を加算した値と等しいか否かを判定する(ステッ
プS28)。これにより、同一のパノラマ画像を構成す
るコマで、かつ連続する次のコマであるか否かを判断す
る。
【0059】この条件が成立する場合には、上記記憶領
域Cに格納される値をインクリメントし(ステップS2
9)、上記ステップS25に戻る。
【0060】また、上記ステップS27において読み込
みが不成功であるか、あるいは上記ステップS28の条
件が成立しない場合には、記憶領域Bに格納された値を
記憶領域Cにコピーし(ステップS30)、上記記憶領
域Pに格納されているコマ番号よりも一つ小さい値のコ
マ番号のヘッダ情報、つまり1コマ前のコマのヘッダ情
報を読み込む(ステップS31)。
【0061】そして、読み込みが成功したか否かを判断
し(ステップS32)、成功した場合には識別情報の1
バイト目が上記記憶領域Aに格納された値と等しくかつ
識別情報の2バイト目が上記記憶領域Cに格納された値
から1を減算した値と等しいか否かを判定する(ステッ
プS33)。これにより、同一のパノラマ画像を構成す
るコマで、かつ連続する前のコマであるか否かを判断す
る。
【0062】この条件が成立する場合には、上記記憶領
域Cに格納される値をデクリメントし(ステップS3
4)、継ぎ合わせ対象画像として記録して(ステップS
35)、次のコマのヘッダ情報を読み込んで(ステップ
S36)、上記ステップS32に戻る。
【0063】また、上記ステップS32において読み込
みが不成功であるか、あるいは上記ステップS33の条
件が成立しない場合には、記録されている継ぎ合わせ対
象画像の枚数が2以上であるかを判断し(ステップS3
7)、2に達しない場合には画像合成を行うことができ
ないために、その旨のメッセージをダイアログボックス
等によってユーザに表示して(ステップS38)、この
処理を抜ける。
【0064】また、記録されている継ぎ合わせ対象画像
の枚数が2以上である場合には、上記記憶領域Aに格納
されている値に基づいて、後述するような自動継ぎ合わ
せを行うための各ケース毎の処理に分岐する(ステップ
S39)。
【0065】次に、図9は上記各ケースにおいて行われ
る継ぎ合わせ処理の基本的なアルゴリズムを示したもの
であり、図10を参照しながら説明する。
【0066】なお、後で各ケース毎に説明するように、
継ぎ合わせ処理が行われる前の段階において、並替手段
であるCPU11により、パノラマ画像を構成する複数
コマの画像情報が、上記識別情報に基づいて、図10の
最上段に示すように左から右に向かう所定の順序に並べ
替えられるようになっている。
【0067】この継ぎ合わせ処理が始まると、まず、左
から1枚目の画像(図10の画像1)を読み込むととも
に(ステップS41)、その次の右画像(図10の画像
2)を読み込んで(ステップS42)、これら2枚の画
像について継ぎ合わせ演算処理を行い(ステップS4
3)、図10に示すような結果画像1を得る。
【0068】次に、次の右画像はまだあるか否かを判断
し(ステップS44)、ある場合には上記処理した結果
画像1を左画像として(ステップS45)、上記ステッ
プS42に戻り続く右側画像の継ぎ合わせ処理を行う。
【0069】また、上記ステップS44において、右画
像がもうないと判断される場合には、この処理を抜け
る。
【0070】このように、この継ぎ合わせ処理において
は、左側から画像を2枚ずつ順次継ぎ合わせて、最終的
なパノラマ画像を得るようになっている。
【0071】続いて、図11から図22を参照して、上
記図4のステップS5における各ケース毎の自動処理に
ついて説明する。
【0072】図11は、ケース1において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0073】このケース1は、デジタルカメラ1を把持
する右手が右となるような横位置に構えて、被写体を左
側から右側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の右方向に向けて撮影が行われるために識別コード(識
別情報と同じ、以下同様)の1バイト目は1となり、識
別コードの2バイト目は左から右に向かって昇順とな
る。
【0074】従って、このケース1では、図11(B)
に示すように、上記図9に示した継ぎ合わせ処理をその
まま行って(ステップS51)、リターンする。
【0075】次に図12は、ケース2において、(A)
撮影された画像の方向や順序を識別コードとともに示す
図、(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0076】このケース2は、デジタルカメラ1を把持
する右手が右となるような横位置に構えて、被写体を右
側から左側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の左方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は2となり、識別コードの2バイト目は右から
左に向かって昇順となる。
【0077】従って、このケース2では、図12(B)
に示すように、まず識別情報の2バイト目が降順となる
ように画像データを並べ替えて(ステップS52)、そ
の後、上記図9に示した継ぎ合わせ処理を行って(ステ
ップS53)、リターンする。
【0078】図13は、ケース3において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0079】このケース3は、デジタルカメラ1を把持
する右手が下となるような縦位置に構えて、被写体を左
側から右側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における短辺側
の上方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は3となり、識別コードの2バイト目は左から
右に向かって昇順となる。
【0080】従って、このケース3では、図13(B)
に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回りに9
0度回転して(ステップS54)、その後、上記図9に
示した継ぎ合わせ処理を行って(ステップS55)、リ
ターンする。
【0081】図14は、ケース4において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0082】このケース4は、デジタルカメラ1を把持
する右手が下となるような縦位置に構えて、被写体を右
側から左側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における短辺側
の下方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は4となり、識別コードの2バイト目は右から
左に向かって昇順となる。
【0083】従って、このケース4では、図14(B)
に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回りに9
0度回転し(ステップS56)、識別情報の2バイト目
が降順となるように画像データを並べ替えて(ステップ
S57)、その後、上記図9に示した継ぎ合わせ処理を
行い(ステップS58)、リターンする。
【0084】本実施形態では、上記図11から図14ま
でに示したケース1からケース4を基本ケースとして、
その他のケースを変形ケースとし、これらの基本ケース
に帰着させるように処理している。
【0085】図15は、ケース5において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0086】このケース5は、デジタルカメラ1を把持
する右手が上となるような縦位置に構えて、被写体を下
側から上側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の右方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は1となり、識別コードの2バイト目は下から
上に向かって昇順となる。
【0087】従って、このケース5では、図15(B)
に示すように、まず上記図9に示した継ぎ合わせ処理を
行い(ステップS59)、その後、結果画像を反時計回
りに90度回転して(ステップS60)、リターンす
る。ここに、ステップS59の処理は、基本ケースの1
つである上記ケース1処理の内容と同じであり、ステッ
プS60の処理は結果画像を見たユーザが行うことにな
る。
【0088】図16は、ケース6において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0089】このケース6は、デジタルカメラ1を把持
する右手が上となるような縦位置に構えて、被写体を上
側から下側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の左方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は2となり、識別コードの2バイト目は上から
下に向かって昇順となる。
【0090】従って、このケース6では、図16(B)
に示すように、まず識別情報の2バイト目が降順となる
ように画像データを並べ替えて(ステップS61)、上
記図9に示した継ぎ合わせ処理を行い(ステップS6
2)、その後、結果画像を反時計回りに90度回転して
(ステップS63)、リターンする。ここに、ステップ
S61およびステップS62の処理は、基本ケースの1
つである上記ケース2処理の内容と同じであり、ステッ
プS63の処理は結果画像を見たユーザが行うことにな
る。
【0091】図17は、ケース7において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0092】このケース7は、デジタルカメラ1を把持
する右手が下となるような縦位置に構えて、被写体を下
側から上側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の左方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は2となり、識別コードの2バイト目は下から
上に向かって昇順となる。
【0093】従って、このケース7では、図17(B)
に示すように、まず識別情報の2バイト目が降順となる
ように画像データを並べ替えて(ステップS64)、上
記図9に示した継ぎ合わせ処理を行い(ステップS6
5)、その後、結果画像を時計回りに90度回転して
(ステップS66)、リターンする。ここに、ステップ
S64およびステップS65の処理は、基本ケースの1
つである上記ケース2処理の内容と同じであり、ステッ
プS66の処理は結果画像を見たユーザが行うことにな
る。
【0094】図18は、ケース8において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0095】このケース8は、デジタルカメラ1を把持
する右手が下となるような縦位置に構えて、被写体を上
側から下側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における長辺側
の右方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は1となり、識別コードの2バイト目は上から
下に向かって昇順となる。
【0096】従って、このケース8では、図18(B)
に示すように、まず上記図9に示した継ぎ合わせ処理を
行い(ステップS67)、その後、結果画像を時計回り
に90度回転して(ステップS68)、リターンする。
ここに、ステップS67の処理は、基本ケースの1つで
ある上記ケース1処理の内容と同じであり、ステップS
68の処理は結果画像を見たユーザが行うことになる。
【0097】図19は、ケース9において、(A)撮影
された画像の方向や順序を識別コードとともに示す図、
(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0098】このケース9は、デジタルカメラ1を把持
する右手が右となるような横位置に構えて、被写体を下
側から上側に向かって順に複数枚に分けて撮影したとき
の場合である。このときには、撮影画面における短辺側
の上方向に向けて撮影が行われるために識別コードの1
バイト目は3となり、識別コードの2バイト目は下から
上に向かって昇順となる。
【0099】従って、このケース9では、図19(B)
に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回りに9
0度回転し(ステップS69)、上記図9に示した継ぎ
合わせ処理を行い(ステップS70)、その後、結果画
像を反時計回りに90度回転して(ステップS71)、
リターンする。ここに、ステップS69およびステップ
S70の処理は、基本ケースの1つである上記ケース3
処理の内容と同じであり、ステップS71の処理は結果
画像を見たユーザが行うことになる。
【0100】図20は、ケース10において、(A)撮
影された画像の方向や順序を識別コードとともに示す
図、(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0101】このケース10は、デジタルカメラ1を把
持する右手が右となるような横位置に構えて、被写体を
上側から下側に向かって順に複数枚に分けて撮影したと
きの場合である。このときには、撮影画面における短辺
側の下方向に向けて撮影が行われるために識別コードの
1バイト目は4となり、識別コードの2バイト目は上か
ら下に向かって昇順となる。
【0102】従って、このケース10では、図20
(B)に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回
りに90度回転し(ステップS72)、識別情報の2バ
イト目が降順となるように画像データを並べ替えて(ス
テップS73)、上記図9に示した継ぎ合わせ処理を行
い(ステップS74)、その後、結果画像を反時計回り
に90度回転して(ステップS75)リターンする。こ
こに、ステップS72からステップS74の処理は、基
本ケースの1つである上記ケース4処理の内容と同じで
あり、ステップS75の処理は結果画像を見たユーザが
行うことになる。
【0103】図21は、ケース11において、(A)撮
影された画像の方向や順序を識別コードとともに示す
図、(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0104】このケース11は、デジタルカメラ1を把
持する右手が上となるような縦位置に構えて、被写体を
左側から右側に向かって順に複数枚に分けて撮影したと
きの場合である。このときには、撮影画面における短辺
側の下方向に向けて撮影が行われるために識別コードの
1バイト目は4となり、識別コードの2バイト目は左か
ら右に向かって昇順となる。
【0105】従って、このケース11では、図21
(B)に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回
りに90度回転し(ステップS76)、識別情報の2バ
イト目が降順となるように画像データを並べ替えて(ス
テップS77)、上記図9に示した継ぎ合わせ処理を行
い(ステップS78)、その後、結果画像を180度回
転して(ステップS79)、リターンする。ここに、ス
テップS76からステップS78の処理は、基本ケース
の1つである上記ケース4処理の内容と同じであり、ス
テップS79の処理は結果画像を見たユーザが行うこと
になる。
【0106】図22は、ケース12において、(A)撮
影された画像の方向や順序を識別コードとともに示す
図、(B)処理内容を示すフローチャートである。
【0107】このケース12は、デジタルカメラ1を把
持する右手が上となるような縦位置に構えて、被写体を
右側から左側に向かって順に複数枚に分けて撮影したと
きの場合である。このときには、撮影画面における短辺
側の上方向に向けて撮影が行われるために識別コードの
1バイト目は3となり、識別コードの2バイト目は右か
ら左に向かって昇順となる。
【0108】従って、このケース12では、図22
(B)に示すように、まず全ての処理対象画像を時計回
りに90度回転し(ステップS80)、上記図9に示し
た継ぎ合わせ処理を行って(ステップS81)、その
後、結果画像を180度回転して(ステップS82)、
リターンする。ここに、ステップS80およびステップ
S81の処理は、基本ケースの1つである上記ケース3
処理の内容と同じであり、ステップS82の処理は結果
画像を見たユーザが行うことになる。
【0109】上述したように、撮影時の状態は12個に
分別されるが、ユーザの操作による処理部分を除いて
は、全て4つの基本ケースに帰着されることがわかる。
そして、どの基本ケースが適用されるかは、識別コード
の1バイト目の値に応じて、つまり、1バイト目が1で
あればケース1の処理、2であればケース2の処理、3
であればケース3の処理、4であればケース4の処理が
それぞれ自動的に行われることになる。
【0110】さらに、これらの4つの基本ケースの何れ
においても同一のアルゴリズムによる図9の継ぎ合わせ
処理を行っているために、極めてコンパクトで効率の良
い処理プログラムとなっている。
【0111】なお、上述では各ケース処理の内の一部を
ユーザの操作により行っているが、デジタルカメラ1に
重力センサ等を設けてカメラの撮影姿勢を検出するか、
あるいは該デジタルカメラ1に角速度センサ等を設けて
回転角度および回転方向を検出し、検出した情報を画像
ファイルのヘッダ情報として加えるようにすれば、ユー
ザの操作によることなく自動的に行うことも可能とな
る。
【0112】次に、図23は、上記図4のステップS8
における手動処理の内容を主として表示画面の様子によ
り示すフローチャートである。
【0113】上述したような自動処理により継ぎ合わせ
た結果画像32は、上記図4のステップS6において、
画面31内に表示される。この画面31には、さらに、
この結果画像32を見たユーザがその結果に満足した際
に該結果画像32を確定するための継ぎ合わせOKボタ
ン33と、ユーザが満足せず手動による再処理を行う際
に操作する手動ボタン34と、この処理を抜けるための
処理終了ボタン35とが、上記マウス6やキーボード5
等により操作可能に表示されている。
【0114】この状態で上記手動ボタン34を操作する
と(ステップS91)、上記図10に示したような順序
で画像の継ぎ合わせを手動により行うために、まず第1
の画像(画像1)36と第2の画像(画像2)37が画
面31内に表示される。さらに、このときの画面31に
は、これら第1の画像36と第2の画像37の一致させ
る部分を示すための位置合せ用指標36a,37aを指
定するよう促すメッセージ38が表示される。また、こ
の画面31では、上記処理終了ボタン35と、次の処理
に進むための実行ボタン39とが表示されている。
【0115】位置合せ用指標36a,37aを指定した
後に実行ボタン39を操作すると(ステップS92)、
これら位置合せ用指標36a,37aが合致するような
手動継ぎ合わせ処理の演算が上記CPU11により行わ
れる(ステップS93)。
【0116】そして、この継ぎ合わせを行った結果画像
40が画面31に表示されるとともに、さらに続いて継
ぎ合わせを行う対象の画像データ(例えば図中の第3の
画像41)がある場合には、それも表示する。このと
き、画像が長くなって同時に表示することができない場
合には、スライド操作することによって表示位置を変更
することができるスライドバー42が表示されるように
なっている。また、この画面31においては、上記継ぎ
合わせOKボタン33と、処理終了ボタン35が表示さ
れるとともに、ユーザがこの手動による第1の画像36
と第2の画像37の継ぎ合わせ結果が気に入らず、もう
一度継ぎ合わせを行いたい場合に操作する戻るボタン4
3が表示されている。
【0117】この戻るボタン43が操作された場合には
(ステップS94)、上記ステップS92に処理に戻っ
て手動による継ぎ合わせ処理をやり直すことができる。
【0118】このような実施形態によれば、画像ファイ
ルのヘッダ情報として識別情報を設けたために、どの画
像が継ぎ合わせの対象となっているかを判別することが
でき、さらに、該識別情報内の撮影方向や撮影順序の情
報に基づいて、ケース毎に用意されている複数の処理を
選択し、自動的に継ぎ合わせ処理を行うことが可能とな
る。
【0119】また、撮影方向や撮影順序に対応する複数
のケースについて、基本的な幾つかの処理ケースと、そ
の他の処理ケースとに分類して、基本的な処理ケースを
その他の処理ケースの一部にそのまま適用可能としてい
るために、画像合成処理プログラムの軽量化および高速
化を図ることができ、メインメモリや内部記録媒体等を
占有する容量を減少させることができる。
【0120】さらに、継ぎ合わせ処理の基本的なアルゴ
リズムは全て同一のものを用いているために、より一層
の画像合成処理プログラムの軽量化および高速化を図る
ことが可能となる。
【0121】そして、画像合成処理プログラムをプログ
ラミングする際にも、コーディングおよびデバッグを行
う時間を短縮することができ、開発効率が向上する。
【0122】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々の変形や応用が可能であることは勿論であ
る。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の画像合成処理装置によれば、付随情報に基づいて複
数の画像情報を並び替えてから継ぎ合わせて合成が行わ
れるために、効率的な処理を行うことができる。
【0124】また、請求項2による本発明の画像合成処
理装置によれば、撮影画面の長辺に係る2方向および短
辺に係る2方向の撮影方向に基づいて、請求項1に記載
の発明と同様の効果を奏することができる。
【0125】さらに、請求項3による本発明の画像合成
処理装置によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果
を奏するとともに、その他の画像合成処理ケースが4つ
の基本的な画像合成処理ケースに帰着されるために、よ
り効率的な処理を行うことができる。
【0126】請求項4による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、4つの基本的な画像合成処理ケースの何れに
帰着すべきかを、付随情報中の撮影方向に係る情報に基
づいて、容易に判断することができる。
【0127】請求項5による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、4つの基本的な画像合成処理ケースが所定の
アルゴリズムを含みかつそれ以外の部分で各別の処理を
行うようにすることにより、効率的な処理を行うことが
できる。
【0128】請求項6による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項5に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、4つの基本的な画像合成処理ケースを除くそ
の他の8つの画像合成処理ケースについて、手動による
回転操作を可能とすることにより、処理の負荷を軽減す
ることができる。
【0129】請求項7による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、複数の画像情報を回転させることにより、よ
り効率的な処理を可能とすることができる。
【0130】請求項8による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、同一のアルゴリズムとなる部分を含むことに
より、さらに効率的な処理を行うことができる。
【0131】請求項9による本発明の画像合成処理装置
によれば、請求項8に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、画像情報を順次継ぎ合わせることにより、同
一のアルゴリズムを用いる効率的な処理が可能となる。
【0132】請求項10による本発明の画像合成処理プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、コンピュータ
に、付随情報に基づいて複数の画像情報を並び替えさせ
てから継ぎ合わせて合成させることにより、効率的な処
理を行わせることができる。
【0133】請求項11による本発明の画像合成処理プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、コンピュータ
に、付随情報に基づいて複数の画像情報を回転させ並び
替えさせてから継ぎ合わせて合成させることにより、効
率的な処理を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の画像合成処理装置が適用
されるシステムの構成を示す図。
【図2】上記実施形態のパーソナルコンピュータの内部
構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態の記録媒体に記録されるデータの
構成を示す図。
【図4】上記実施形態のパーソナルコンピュータにより
実行される画像合成処理プログラムのメインルーチンを
示すフローチャート。
【図5】上記実施形態における表示判別処理の詳細を示
すフローチャート。
【図6】上記実施形態において、処理対象の画像のフレ
ームの表示色を変化させる例を示す図。
【図7】上記実施形態において、処理対象の画像のフレ
ームにマークを表示させる例を示す図。
【図8】上記実施形態における対象画像自動検出の処理
を示すフローチャート。
【図9】上記実施形態における継ぎ合わせ処理の基本的
なアルゴリズムを示すフローチャート。
【図10】上記図9のアルゴリズムにより継ぎ合わされ
る画像の様子を示す図。
【図11】上記実施形態のケース1処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図12】上記実施形態のケース2処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図13】上記実施形態のケース3処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図14】上記実施形態のケース4処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図15】上記実施形態のケース5処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図16】上記実施形態のケース6処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図17】上記実施形態のケース7処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図18】上記実施形態のケース8処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図19】上記実施形態のケース9処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図20】上記実施形態のケース10処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図21】上記実施形態のケース11処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図22】上記実施形態のケース12処理において、
(A)撮影された画像の方向や順序を識別コードととも
に示す図、(B)処理内容を示すフローチャート。
【図23】上記実施形態における手動処理の内容を主と
して表示画面の様子により示すフローチャート。
【符号の説明】
1…デジタルカメラ 2…記録媒体 3…パーソナルコンピュータ 11…CPU(並替手段、画像合成手段) 12…メインメモリ(画像合成処理プログラムを記録し
た記録媒体) 13…内部記録媒体(画像合成処理プログラムを記録し
た記録媒体)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一被写体像を構成するべく互いに重複部
    分または隣接部分を有して撮影された複数の画像情報
    と、これらの画像情報の撮影方向および撮影順序に係る
    情報を含む付随情報と、を記録可能な記録媒体と、 上記付随情報に基づいて、所定の順序で行われる画像合
    成処理に対応した順序となるように上記複数の画像情報
    を並び替える並替手段と、 この並替手段により並び替えられた画像情報を、所定の
    順序で処理することにより一画像となるように継ぎ合わ
    せて合成する画像合成手段と、 を具備したことを特徴とする画像合成処理装置。
  2. 【請求項2】 上記撮影方向は、矩形でなる撮影画面
    の、長辺に係る2方向および短辺に係る2方向であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像合成処理装置。
  3. 【請求項3】 上記画像合成手段は、上記4方向に係る
    4つの基本的な画像合成処理ケースを有し、その他の画
    像合成処理ケースはこれら4つの基本的な画像合成処理
    ケースの何れかに帰着されるものであることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像合成処理装置。
  4. 【請求項4】 上記画像合成手段が有する画像合成処理
    ケースは、上記4方向に関して、上記撮影画面の長辺が
    撮影時に横位置となる1つの場合および撮影画面の長辺
    が撮影時に縦位置となる2つの場合をそれぞれ有するこ
    とにより、合計12の画像合成処理ケースを備えてお
    り、上記4つの基本的な画像合成処理ケースを除くその
    他の8つの画像合成処理ケースは、上記付随情報中の撮
    影方向に係る情報が同一となる上記4つの基本的な画像
    合成処理ケースの何れかに各帰着されるものであること
    を特徴とする請求項3に記載の画像合成処理装置。
  5. 【請求項5】 上記4つの基本的な画像合成処理ケース
    は、上記4方向中の第1の方向に撮影された複数の画像
    情報を所定のアルゴリズムにより順次継ぎ合わせて合成
    画像とする第1の基本的な画像合成処理ケースと、上記
    第1の方向とは反対の第2の方向に撮影された複数の画
    像情報を撮影順序の降順に並べ替えた後に上記所定のア
    ルゴリズムにより順次継ぎ合わせて合成画像とする第2
    の基本的な画像合成処理ケースと、上記第1の方向に直
    交する第3の方向に撮影された複数の画像情報を各々一
    回転方向に90度回転させた後に上記所定のアルゴリズ
    ムにより順次継ぎ合わせて合成画像とする第3の基本的
    な画像合成処理ケースと、上記第3の方向とは反対の第
    4の方向に撮影された複数の画像情報を各々上記第3の
    基本的な画像合成処理ケースと同一の回転方向に90度
    回転させた後に撮影順序の降順に並べ替え、その後に上
    記所定のアルゴリズムにより順次継ぎ合わせて合成画像
    とする第4の基本的な画像合成処理ケースと、により構
    成されていることを特徴とする請求項4に記載の画像合
    成処理装置。
  6. 【請求項6】 上記4つの基本的な画像合成処理ケース
    を除くその他の8つの画像合成処理ケースは、各帰着さ
    れる上記第1から第4の基本的な画像合成処理ケースの
    何れかを行った後に、手動による回転操作が可能である
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像合成処理装置。
  7. 【請求項7】 上記並替手段は、上記画像合成手段によ
    る所定順序の画像合成処理に適合するように、上記複数
    の画像情報を回転させる機能を有するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の画像合成処理装置。
  8. 【請求項8】 上記画像合成手段による画像合成処理
    は、上記複数の画像情報の撮影方向および撮影順序に依
    らず、同一のアルゴリズムとなる部分を含むものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像合成処理装置。
  9. 【請求項9】 上記アルゴリズムは、一の画像情報と他
    の画像情報とを継ぎ合わせて合成画像とし、さらに継ぎ
    合わせの対象となる他の画像情報が存在する場合には、
    該合成画像に継ぎ合わせを行うものであることを特徴と
    する請求項8に記載の画像合成処理装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、一被写体像を構成す
    るべく互いに重複部分または隣接部分を有して撮影され
    た複数の画像情報を継ぎ合わせる処理を行わせる画像合
    成処理プログラムを記録した記録媒体であって、上記画
    像合成処理プログラムは、コンピュータに、 上記画像情報の撮影方向および撮影順序に係る情報を含
    む付随情報に基づいて、所定の順序で行われる画像合成
    処理に対応した順序となるように上記複数の画像情報を
    並び替えさせ、 並び替えられた画像情報を所定の順序で処理することに
    より一画像となるように継ぎ合わせて合成させるもので
    あることを特徴とする、 画像合成処理プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、一被写体像を構成す
    るべく互いに重複部分または隣接部分を有して撮影され
    た複数の画像情報を継ぎ合わせる処理を行わせる画像合
    成処理プログラムを記録した記録媒体であって、上記画
    像合成処理プログラムは、コンピュータに、 上記画像情報の撮影方向および撮影順序に係る情報を含
    む付随情報に基づいて、所定の順序で行われる画像合成
    処理に対応した方向となるように上記複数の画像情報を
    回転させ、 上記付随情報に基づいて、上記画像合成処理に対応した
    順序となるように上記複数の画像情報を並び替えさせ、 並び替えられた画像情報を所定の順序で処理することに
    より一画像となるように継ぎ合わせて合成させるもので
    あることを特徴とする、画像合成処理プログラムを記録
    した記録媒体。
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