JPH099337A - 無線通信装置の管理システム - Google Patents

無線通信装置の管理システム

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JPH099337A
JPH099337A JP7155802A JP15580295A JPH099337A JP H099337 A JPH099337 A JP H099337A JP 7155802 A JP7155802 A JP 7155802A JP 15580295 A JP15580295 A JP 15580295A JP H099337 A JPH099337 A JP H099337A
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JP
Japan
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wireless communication
communication device
information
group
wireless
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Withdrawn
Application number
JP7155802A
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English (en)
Inventor
Toshinori Furusawa
俊則 古澤
Yasuhiro Mizuta
康弘 水田
Hidehiko Sato
秀彦 佐藤
Yasuo Maeda
康夫 前田
Fumikiyo Kikukawa
文清 菊川
Kazuhiro Muraoka
和裕 村岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は無線通信装置の管理システムに関
し、無線通信装置の位置登録及び呼び出しを効率よく行
なうことができる無線通信装置の管理システムを提供す
ることを目的としている。 【構成】 交換機に複数の無線基地局が接続され、これ
ら無線基地局と複数の無線通信装置がコードレスで通信
を行なうシステムにおいて、前記複数の無線通信装置の
それぞれに、グループ情報を格納するグループ情報格納
手段を設け、該グループ情報に基づいて無線通信装置の
位置登録と呼び出しを行なうように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信装置の管理シス
テムに関し、更に詳しくは複数の無線基地局を持つ通信
システムにおける無線通信装置の位置登録及び呼び出し
方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図37は従来システムの構成概念図であ
る。図において、1は通話路の切り替えを行なう交換機
(NW)、2は主記憶装置に記憶されている制御プログ
ラムを実行し、該交換機の通話路切り替え制御を行なう
中央処理装置(CC)、3は該中央処理装置2と接続さ
れ、加入者情報等を記憶する主記憶装置(MM)であ
る。4は交換機1と接続される複数の無線基地局、5は
該無線基地局4を介してコードレスで通信を行なう無線
通信装置(無線移動端末装置)である。
【0003】このように構成された無線通信システムに
おいて、ある無線通信装置5が発呼すると、この発呼情
報は最寄りの無線基地局4を介して交換機1に送られ、
該交換機1は通信相手先の無線通信装置が位置登録され
ている無線基地局4と接続する。該無線基地局4は、該
当する無線通信装置5を呼び出す。これにより、無線通
信装置5同志の間に通話路が形成され、互いに通話が可
能となる。
【0004】この種のシステムでは、従来、無線通信装
置を呼び出す場合には、無線通信装置の呼び出しに際し
て端末識別番号を無線基地局4から送信し、予め登録さ
れている端末識別番号と一致した唯一の無線通信装置の
み呼び出しを行なっていた。
【0005】また、移動可能な無線通信装置において
は、物理的な位置が可変であることから、グループ化さ
れることがなく、グループ化される場合においても、予
め交換機内にどのグループにどの無線通信装置が対応し
ているかを記憶していた。
【0006】また、グループ化された複数の無線通信装
置を持つ通信システムにおいては、システムが規定して
いる任意のエリアを予め任意の登録手段を用いて通信可
能範囲として登録し、当該無線通信装置それぞれについ
て通信可能範囲の識別情報の登録を行なっていた。
【0007】また、グループ化された複数の無線通信装
置において、それぞれの無線通信装置の位置登録時にグ
ループ内に属する他の無線通信装置の位置情報の通知を
行なっていなかった。
【0008】また、従来の無線による無線通信装置と複
数の無線基地局から構成される通信システムにおいて、
無線通信装置は、同一通信システム内であれば、どの無
線基地局を利用しても通話可能としている。このため、
無線通信装置対応に利用できる無線基地局を指定して、
無線通信装置毎に利用可否を判定する機能がないため、
無線通信装置毎に利用可能な無線基地局を選択すること
ができなかった。
【0009】また、従来の無線による無線通信装置と、
複数の無線基地局から構成される同一の通信システムに
おいて、同一通信システム内の無線基地局と正常な通信
が行われていない場合、当該無線通信装置に対して通信
範囲外であることを通知していた。ところが、無線通信
装置が通信範囲外に移動したことは、その無線通信装置
に対して発信操作を行わなければ通知されず、また発信
操作者以外には通知されなかった。
【0010】また、従来の無線通信システムにおいて、
任意の無線通信装置の現在地を知るためには、当該無線
通信装置の取扱い者と通話を行ない、直接現在地を聞く
方法をとっていた。ところが、当該無線通信装置の取扱
い者が応答できない状態や、応答できた場合でも現在地
が分からない場合には、現在地を聞くことができないた
め、当該無線通信装置の現在地を知る方法がなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】複数の無線通信装置を
呼び出す場合、発信側の要求に従い交換機において発信
側の要求するグループに予め登録された無線通信装置の
端末識別番号を順次複数の無線基地局を通して通信して
いたため、交換機に負荷がかかると共に、数多くの無線
通信装置を呼び出す場合には、順次無線通信装置を呼び
出すため、タイムラグが発生していた。
【0012】また、予めグループ情報と無線通信装置の
端末識別番号との対応を交換機に登録しておくことが必
要であったため、通話者の移動によりグループを変更し
たい場合に、その都度登録操作を行なう必要があった。
【0013】また、グループ化された複数の無線通信装
置を持つ通信システムにおいては、当該無線通信装置そ
れぞれについて通信可能範囲の識別情報の登録を行なっ
ていたため、交換機に負荷がかかるという問題があっ
た。
【0014】また、グループ化された複数の無線通信装
置において、それぞれの無線通信装置の位置登録時に、
グループ内に属する他の無線通信装置の位置情報の通知
を行なっていなかったため、当該無線通信装置の端末識
別番号を順次複数の無線基地局を通して通信を行ない、
当該無線通信装置の位置確認を行なう必要があるため、
交換機に負荷がかかるという問題があった。
【0015】また、従来の無線通信システムにおいて
は、無線通信装置毎に利用可能な無線基地局を選択する
ことができないため、通信システム運用管理者が無線通
信装置毎の利用範囲を限定することができないという問
題があった。
【0016】また、従来の無線通信システムにおいて
は、無線通信装置が通信範囲外へ移動したことを知るに
は、発信操作を行なうことが必要なため、発信操作を行
なう時間が無駄になるという問題があった。また、複数
の無線通信装置によりグループを構成した場合、グルー
プ内の無線通信装置が通信範囲外に移動したことを、同
じグループ内の無線通信装置がリアルタイムに知る方法
がないため、グループ内の通信が円滑に運用できないと
いう問題があった。
【0017】また、従来の無線通信システムで、任意の
無線通信装置の現在地を知るためには、当該無線通信装
置の取扱い者と通話が必要であるため、両者の通話を行
なう時間が必要となるという問題があった。また、当該
無線通信装置の取扱い者が応答できない状態である時、
又は応答できた場合でも現在地が分からない場合には、
速やかに当該無線通信装置の現在地を知ることができな
いという問題があった。
【0018】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、無線通信装置の位置登録及び呼び出しを
効率よく行なうことができる無線通信装置の管理システ
ムを提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図37と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図に示すシステムは、交換機1に複数の無線
基地局4が接続され、これら無線基地局4と複数の無線
通信装置5がコードレスで通信を行なうシステムを構成
している。図において、1は通話路の切り替えを行なう
交換機(NW)、2は該交換機1の通話路切り替え制御
を行なう中央処理装置(CC)、3は該中央処理装置2
と接続され、加入者情報等の各種情報を記憶する主記憶
装置(MM)である。4は交換機1と接続される複数の
無線基地局、5は該無線基地局4を介してコードレスで
通信を行なう無線通信装置(無線移動端末装置)であ
る。10は各無線通信装置5内に設けられた、グループ
情報を格納するグループ情報格納手段である。
【0020】この場合において、前記無線通信装置5か
ら発信する時、グループ情報を交換機1に通知し、該交
換機1は通知されたグループ情報を無線通信装置5の呼
び出し対象情報として使用し、同一グループ情報を持つ
無線通信装置5全てを呼び出すことが、タイムラグなし
に特定グループの無線通信装置を呼び出す上で好まし
い。
【0021】また、グループ情報を付加情報として呼び
出しを受けた無線通信装置5がグループ情報を登録して
いない場合、オペレータが応答を行った時にそのグルー
プ情報を内部のグループ情報格納手段に記憶する記憶手
段を設けることが、該当無線通信装置を登録操作を行な
うことなく特定のグループへの登録を行なう上で好まし
い。
【0022】また、グループをマスタとなる無線通信装
置5とスレーブとなる無線通信装置5に分け、マスタと
なる無線通信装置5が位置登録若しくは発信すると、交
換機1で通信範囲を認識し、交換機1が規定しているエ
リアと同一若しくは異なる通信可能範囲を規定し、その
範囲をスレーブとなる無線通信装置5の通信可能範囲と
して登録する登録手段を設けることが、スレーブとなる
無線通信装置の位置登録を同時に行なう上で好ましい。
【0023】また、グループのマスタとなる無線通信装
置5が位置登録を行った時点で、スレーブとなる無線通
信装置5に対してその通信範囲内で自動的に位置確認を
行なう位置確認手段と、位置確認結果を判断する判断手
段と、マスタとなる無線通信装置に通知する通知手段を
設けることが、スレーブとなる無線通信装置の位置情報
の確認を容易に行なう上で好ましい。
【0024】また、グループ化された複数の無線通信装
置5において、グループ内の任意の無線通信装置5に対
して通信範囲を指定する通信範囲指定手段を設け、通信
範囲を無線通信範囲の位置とは別に登録することが、任
意の無線基地局を指定して無線通信装置毎に通信範囲を
限定する上で好ましい。
【0025】また、任意の無線通信装置5が通信範囲外
に移動した時に、グループ内の無線通信装置5にその旨
を通知する通知手段を設けることが、発信操作を行なう
ことなく、どの無線通信装置が通信不可能範囲に移動し
たかを知る上で好ましい。
【0026】更に、交換機1内に各無線通信装置5の位
置を管理する位置管理手段と、任意の無線通信装置5か
らの要求により、同一グループ内の各無線通信装置5の
位置を要求無線通信装置5に通知する通知手段を設け、
各無線通信装置5には位置情報を受信して表示する表示
手段を設けることが、任意の無線通信装置5の現在地を
相手と通話せずに速やかに知る上で好ましい。
【0027】
【作用】各無線通信装置5内に、グループ情報を格納す
るグループ情報格納手段10を設けた。これにより、各
無線通信装置5は同一グループに属する無線通信装置5
の情報を交換機1に頼ることなく知ることができ、無線
通信装置5の位置登録及び呼び出しを効率よく行なうこ
とができる。
【0028】この場合において、前記無線通信装置5か
ら発信する時、グループ情報を交換機1に通知し、該交
換機1は通知されたグループ情報を無線通信装置5の呼
び出し対象情報として使用し、同一グループ情報を持つ
無線通信装置5全てを呼び出すことにより、タイムラグ
なしに特定グループの無線通信装置を呼び出すことがで
きる。
【0029】また、グループ情報を付加情報として呼び
出しを受けた無線通信装置5がグループ情報を登録して
いない場合、オペレータが応答を行った時にそのグルー
プ情報を内部のグループ情報格納手段に記憶する記憶手
段を設けることにより、該当無線通信装置を登録操作を
行なうことなく特定のグループへの登録を行なうことが
できる。
【0030】また、グループをマスタとなる無線通信装
置5とスレーブとなる無線通信装置5に分け、マスタと
なる無線通信装置5が位置登録若しくは発信すると、交
換機1で通信範囲を認識し、交換機1が規定しているエ
リアと同一若しくは異なる通信可能範囲を規定し、その
範囲をスレーブとなる無線通信装置5の通信可能範囲と
して登録する登録手段を設けることにより、スレーブと
なる無線通信装置の位置登録を同時に行なうことができ
る。
【0031】また、グループのマスタとなる無線通信装
置5が位置登録を行った時点で、スレーブとなる無線通
信装置5に対してその通信範囲内で自動的に位置確認を
行なう位置確認手段と、位置確認結果を判断する判断手
段と、マスタとなる無線通信装置に通知する通知手段を
設けることにより、スレーブとなる無線通信装置の位置
情報の確認を容易に行なうことができる。
【0032】また、グループ化された複数の無線通信装
置5において、グループ内の任意の無線通信装置5に対
して通信範囲を指定する通信範囲指定手段を設け、通信
範囲を無線通信範囲の位置とは別に登録することによ
り、任意の無線基地局を指定して無線通信装置毎に通信
範囲を限定することができる。
【0033】また、任意の無線通信装置5が通信範囲外
に移動した時に、グループ内の無線通信装置5にその旨
を通知する通知手段を設けることにより、発信操作を行
なうことなく、どの無線通信装置が通信不可能範囲に移
動したかを知ることができる。
【0034】更に、交換機1内に各無線通信装置5の位
置を管理する位置管理手段と、任意の無線通信装置5か
らの要求により、同一グループ内の各無線通信装置5の
位置を要求無線通信装置5に通知する通知手段を設け、
各無線通信装置5には位置情報を受信して表示する表示
手段を設けることにより、任意の無線通信装置5の現在
地を相手と通話せずに速やかに知ることができる。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の無線通信装置の一実施例を
示す構成ブロック図である。図1と同一のものは、同一
の符号を付して示す。図において、32はアンテナ37
と接続される無線回線インタフェース、32は通話路、
33は送受話器である。20は無線回線インタフェース
31及び通話路32と接続され、各種の制御を行なう制
御装置(CPU)である。該制御装置20は、無線回線
インタフェース31と接続される回線制御部21と、通
話路32と接続される通話路制御部22と、記憶部と接
続される通信情報制御部23と、入出力制御部24より
構成されている。
【0036】34は各種情報を表示する表示器、35は
該無線通信装置を操作するテンキー等の操作部、36は
IDカード等の読み込みを行なう磁気カード読取装置で
ある。これら表示器34と操作部35と磁気カード読取
装置36は、CPU20の入出力制御部24と接続され
ている。
【0037】30は各種情報を記憶する記憶部で、第1
の記憶部30Aと第2の記憶部30Bより構成されてい
る。第1の記憶部30Aは、グループ情報を記憶するグ
ループ情報記憶部41と、無線通信装置がマスタとスレ
ーブに分けられる時、マスタ/スレーブ情報を記憶する
マスタ/スレーブ情報記憶部42とで構成される。第2
の記憶部30Bには、該無線通信装置の端末番号を記憶
する端末認識番号記憶部43が設けられている。第1の
記憶部30Aとしては例えばRAM(書き換え可能なメ
モリ)が用いられ、第2の記憶部30BとしてROM
(読み出し専用メモリ)が用いられる。これら第1及び
第2の記憶部30A,30Bは、CPU(制御装置)2
0の通信情報制御部23と接続されている。そして、グ
ループ情報記憶部41と、マスタ/スレーブ情報記憶部
42と、端末認識番号記憶部43とで、図1のグループ
情報格納手段10を構成している。
【0038】図3は本発明の交換機部分の一実施例を示
す構成ブロック図である。図1と同一のものは、同一の
符号を付して示す。図において、交換機1には、複数の
無線基地局4(基地局A,B,C)が接続されている。
これら、無線基地局4は、それぞれ自己の管理する通信
範囲を持っている。これら、無線基地局4は無線通信装
置5と無線(コードレス)により、通信を行なう。図で
は、無線基地局C内に、無線通信装置aとbとが設けら
れ、無線通信装置aがマスタに、無線通信装置bがスレ
ーブに設定されている例を示している。
【0039】主記憶装置3は、中央処理装置(CC)2
を介して交換機1と接続されている。主記憶装置3にお
いて、50は受信したダイヤル数字を分析する数字分析
部、51は無線通信装置5を制御する通信装置制御部、
52は無線通信装置5の制御データを記憶する無線通信
装置制御データ記憶部、53はそれぞれの無線基地局4
の通信エリアを制御する通信エリア制御部、54は通信
エリアの制御データを記憶するエリア制御データ記憶
部、55はグループ化された無線通信装置5をグループ
毎に管理する通信装置グループ管理制御部、56はグル
ープの管理データが記憶されるグループ管理データ記憶
部である。
【0040】図4はグループ管理データの構成例を示す
図である。無線通信装置5がグループA,グループB,
…,グループXとグループ化されていた場合、それぞれ
のグループに属する無線通信装置5の認識番号(内線番
号)が記憶されている。そして、例えば無線通信装置a
の属するグループAの無線通信装置認識番号b,cを求
める場合に使用するものである。
【0041】このように、本発明によれば、各無線通信
装置5内に、グループ情報を格納するグループ情報格納
手段10を設けた。これにより、各無線通信装置5は同
一グループに属する無線通信装置5の情報を交換機1に
頼ることなく知ることができ、無線通信装置5の位置登
録及び呼び出しを効率よく行なうことができる。このよ
うに構成された本発明システムの動作を説明すれば、以
下のとおりである。
【0042】先ず、複数の無線通信装置5のグループ情
報設定方法及びグループ呼び出し方法について説明す
る。図5は無線通信装置のグループ情報設定時の動作を
示すフローチャートである。CPU20内の入出力制御
部24で操作部35を監視し、グループ情報の登録操作
を検出した場合、グループ登録であるかどうかチェック
する(S1)。入力されたキーが“#”の場合はグルー
プ情報登録である。この場合には、入力情報受信準備に
入る(S2)。
【0043】そして、操作部35若しくは磁気カード読
取装置36からの情報の入力があるかどうかチェックす
る(S3)。入力がある場合には、終了操作であるかど
うかチェックし(S4)、終了を示す“#”キーが入力
されたら、CPU20は、通信情報制御部23を介して
グループ情報記憶部41にグループ情報を格納する(S
5)。終了でない場合には、入力情報を記憶部30Aに
一時蓄積し(S9)、ステップS3に戻る。ステップS
3において、一定期間入力がない場合でタイムアウトし
た場合には、CPU20は表示器34にその旨をアラー
ム表示する(S7)。
【0044】また、入出力制御部24で“*”キーが押
されたことを検知し、グループ情報の解除操作を検出し
た場合には、通信情報制御部23を介してグループ情報
記憶部41に記憶されているグループ情報を消去する
(S6)。ステップS1において、入力された情報がそ
の他の情報であった場合には、CPU20は通常処理を
行なう。ステップS4において、押されたキーが条件登
録を示す“*”キーであった場合には、CPU20は操
作部35より入力された付加情報を記憶部30Aに一時
蓄積し(S8)、ステップS3に戻る。
【0045】なお、操作部35より入力されたグループ
情報と端末番号が不一致の場合、呼び出し有無条件を登
録することができるようになっている。そして、該操作
部35からこの操作が行われた場合には、グループ情報
記憶部41に呼び出し有無条件を格納する。
【0046】次に、発信側の無線通信装置5の呼び出し
時の動作を図6と図7を用いて説明する。図6は無線通
信装置側の動作を、図7は交換機1側の動作を示す。入
出力制御部24で操作部35を監視し、グループ呼び出
し操作があるかどうかチェックする(S1)。グループ
呼び出しを検出した場合、操作部35からグループ情報
入力があるかどうかチェックする(S2)。ある場合に
は、その情報を通信情報制御部23に通知する。若しこ
の場合、一定時間内に操作部35からグループ情報の入
力がない場合には、通信情報制御部23は、グループ情
報記憶部41からグループ情報を読み出す(S3)。
【0047】グループ情報を取得した通信情報制御部2
3では、回線制御部21を起動し、無線回線インタフェ
ース31を通じて、無線基地局4へ呼び出し要求と付加
情報としてグループ情報を送信する(S4)。無線基地
局4では、呼び出し要求とグループ情報を交換機1に転
送し、図7において、該交換機1ではこの情報を受信す
ると(S1)、付加情報を抽出し(S2)、グループ情
報があるかどうかチェックする(S3)。グループ情報
がある場合には、グループ情報を付加して制御チャネル
により通常の無線通信装置5の呼び出し処理を行なう
(S4)。ない場合には、通常の呼び出し処理を行な
う。
【0048】このように、本発明によれば、前記無線通
信装置5から発信する時、グループ情報を交換機1に通
知し、該交換機1は通知されたグループ情報を無線通信
装置5の呼び出し対象情報として使用し、同一グループ
情報を持つ無線通信装置5全てを呼び出すことにより、
タイムラグなしに特定グループの無線通信装置を呼び出
すことができる。
【0049】次に、着信側無線通信装置5の応答時の動
作について、図8のフローチャートを参照しつつ説明す
る。着信側無線通信装置5では、交換機1から無線基地
局4を経由して制御チャネルにより呼び出された場合
(S1)、無線回線インタフェース31を通じて回線制
御部21から通信情報制御部23に呼び出し情報を通知
する。該通信情報制御部23では、通知された呼び出し
情報を判定し、グループ情報があるかどうかチェックす
る(S2)。グループ情報がある場合には、グループ情
報記憶部41に記憶されているグループ情報を抽出し
(S9)、受信されたグループ情報とグループ番号を比
較する(S10)。
【0050】グループ番号が一致した場合、入出力制御
部24及び通話路制御部22を介して通常の呼び出し開
始処理を行なう。グループ情報がない場合、若しくはグ
ループ情報が不一致の場合には、呼び出し対象となる無
線通信装置認識番号(端末番号)について、端末認識番
号記憶部43に記憶されている端末番号情報を抽出して
(S3)、この端末番号情報と受信した情報(通常操作
による呼び出し電話番号)と比較する(S4)。一致し
た場合には入出力制御部24及び通話路制御部22を介
して通常の呼び出し開始処理を行なう。
【0051】上記呼び出し処理の中で、グループ情報が
不一致若しくはグループ情報がない場合でかつ呼び出し
対象となる無線通信装置認識番号も不一致の場合には、
通信情報制御部23は、グループ情報記憶部41に記憶
されている呼び出し有無条件を抽出して(S5)、呼び
出し条件の判定を行なう(S6)。無条件応答有りの場
合には、入出力制御部24及び通話路制御部22を介し
て呼び出し処理を開始する(S7)。
【0052】呼び出し有無条件の判定で、呼び出し無し
の場合には、通信情報制御部23は、以降の呼び出し処
理を中止し、無線通信装置5を空き状態へと遷移させ
る。呼び出し処理を開始した場合には、入出力制御部2
4で操作部35での応答操作を一定時間監視し、一定時
間内に応答操作があった場合には、通信情報制御部23
に応答したことを通知し、一定時間内に応答操作がなか
った場合には通信情報制御部23に不応答を通知する。
【0053】通信情報制御部23では、入出力制御部2
4で応答を検出したという情報が通知された場合、既に
受信しているグループ情報をグループ情報記憶部41に
書き込み、回線制御部21、無線回線インタフェース3
1を通じて交換機1に応答したことを通知する(S
8)。更に、回線制御部21、通話路制御部22を介し
て無線回線インタフェース31と通話路32を接続して
通信状態とする。
【0054】このように、本発明によれば、グループ情
報を付加情報として呼び出しを受けた無線通信装置5が
グループ情報を登録していない場合、オペレータが応答
を行った時にそのグループ情報を内部のグループ情報格
納手段に記憶する記憶手段を設けることにより、該当無
線通信装置を登録操作を行なうことなく特定のグループ
への登録を行なうことができる。
【0055】次に、複数の無線通信装置5の識別情報設
定方法呼び出し方法について説明する。図9は無線通信
装置のマスタ/スレーブ情報設定時の動作を示すフロー
チャートである。入出力制御部24で操作部35を監視
し、マスタ/スレーブ情報の登録操作が行われたかどう
かをチェックする(S1)。入力されたキーが“#”の
場合はグループ情報登録である。マスタ/スレーブ情報
登録を検出した場合、入力情報受信準備に入る(S
2)。そして、操作部35若しくは磁気カード読取装置
36からの情報の入力があるかどうかチェックする(S
3)。
【0056】入力がある場合には、終了操作が行われた
かどうかチェックし(S4)、終了を示す“#”キーが
入力されたら、CPU20は、通信情報制御部23を介
してマスタ/スレーブ情報記憶部42にマスタ/スレー
ブ情報を格納する(S5)。終了でない場合には、入力
情報を記憶部30Aに一時蓄積し(S9)、ステップS
3に戻る。ステップS3において、一定期間入力がない
場合でタイムアウトした場合には、CPU20は表示器
34にその旨をアラーム表示する(S7)。
【0057】また、入出力制御部24で、“*”キーを
検出した場合、マスタ/スレーブ情報の解除操作である
ので、この場合には、通信情報制御部23を介してマス
タ/スレーブ情報記憶部42に記憶されているマスタ/
スレーブ情報を消去する(S6)。ステップS1におい
て、入力された情報がその他の情報であった場合には、
CPU20は通常処理を行なう。
【0058】なお、操作部35より入力されたマスタ/
スレーブ情報と端末番号が不一致の場合の呼び出し有無
条件を登録することができるようになっている。そし
て、操作部35から該操作が行われた場合には、マスタ
/スレーブ情報記憶部42に呼び出し有無条件を格納す
る。ステップS4において、“*”キーが押されて、条
件登録であった場合には、CPU20は操作部35から
入力した付加情報を記憶部30Aに一時蓄積し(S
8)、ステップS3に戻る。
【0059】次に、発信側の無線通信装置5の呼び出し
応答時の動作を図10と図11を用いて説明する。図1
0は無線通信装置側の呼び出し時の動作を、図11は交
換機1側の呼び出し時の動作を示す。入出力制御部24
で操作部35を監視し、マスタ/スレーブ情報呼び出し
操作があるかどうかチェックする(S1)。マスタ/ス
レーブ情報呼び出しを検出した場合、マスタ/スレーブ
情報の入力があるかどうかチェックする(S2)。ある
場合には、その情報を通信情報制御部23に通知する。
【0060】若しこの場合、一定時間内に操作部35か
らマスタ/スレーブ情報の入力がない場合には、通信情
報制御部23は、マスタ/スレーブ情報記憶部42から
マスタ/スレーブ情報を読み出す(S3)。このように
して、マスタ/スレーブ情報を取得した通信情報制御部
23では、回線制御部21を起動し、無線回線インタフ
ェース31を通じて、無線基地局4へ呼び出し要求と付
加情報としてマスタ/スレーブ情報を送信する(S
4)。
【0061】無線基地局4では、受信した呼び出し要求
とマスタ/スレーブ情報を交換機1に転送し、図11に
おいて、該交換機1ではこの情報を受信すると(S
1)、付加情報を抽出し(S2)、マスタ/スレーブ情
報があるかどうかチェックする(S3)。マスタ/スレ
ーブ情報がある場合には、マスタ/スレーブ情報を付加
して制御チャネルにより通常の無線通信装置5の呼び出
し処理を行なう(S4)。ない場合には、通常の呼び出
し処理を行なう。
【0062】次に、着信側無線通信装置5の応答時の動
作について、図12のフローチャートを参照しつつ説明
する。着信側無線通信装置5では、交換機1から無線基
地局4を経由して制御チャネルにより呼び出された場合
(S1)、無線回線インタフェース31を通じて回線制
御部21から通信情報制御部23に呼び出し情報を通知
する。該通信情報制御部23では、通知された呼び出し
情報を判定し(S2)、マスタ/スレーブ情報がある場
合には、マスタ/スレーブ情報記憶部42に記憶されて
いるマスタ/スレーブ情報を抽出し(S9)、受信され
たマスタ/スレーブ情報と比較する(S10)。
【0063】マスタ/スレーブ情報が一致した場合、入
出力制御部24及び通話路制御部22を介して通常の呼
び出し処理を行なう。マスタ/スレーブ情報がない場
合、若しくはマスタ/スレーブ情報が不一致の場合に
は、呼び出し対象となる無線通信装置認識番号(端末番
号)について、端末認識番号記憶部43に記憶されてい
る端末番号情報を抽出して(S3)、この端末番号情報
と受信した情報と比較する(S4)。端末番号が一致し
た場合には入出力制御部24及び通話路制御部22を介
して通常の呼び出し開始処理を行なう。
【0064】上記呼び出し処理の中で、マスタ/スレー
ブ情報が不一致若しくはマスタ/スレーブ情報がない場
合でかつ呼び出し対象となる無線通信装置認識番号も不
一致の場合には、通信情報制御部23は、マスタ/スレ
ーブ情報記憶部42に記憶されている呼び出し有無条件
を抽出して(S5)、呼び出し条件の判定を行なう(S
6)。呼び出し有りの場合には、入出力制御部24及び
通話路制御部22を介して呼び出し処理を開始する(S
7)。
【0065】呼び出し有無条件の判定で、呼び出し無し
の場合には、通信情報制御部23は、以降の呼び出し処
理を中止し、無線通信装置5を空き状態へと遷移させ
る。呼び出し処理を開始した場合には、入出力制御部2
4で操作部35での応答操作を一定時間監視し、一定時
間内に応答操作があった場合には、通信情報制御部23
に応答したことを通知し、一定時間内に応答操作がなか
った場合には通信情報制御部23に不応答を通知する。
【0066】通信情報制御部23では、入出力制御部2
4で応答を検出したという情報が通知された場合、既に
受信しているマスタ/スレーブ情報をマスタ/スレーブ
情報記憶部42に書き込み、回線制御部21、無線回線
インタフェース31を通じて交換機1に応答したことを
通知する(S8)。更に、回線制御部21、通話路制御
部22を介して無線回線インタフェース31と通話路3
2を接続して通信状態とする。
【0067】このように、本発明によれば、グループの
マスタとなる無線通信装置5が位置登録を行った時点
で、スレーブとなる無線通信装置5に対してその通信範
囲内で自動的に位置確認を行なう位置確認手段と、位置
確認結果を判断する判断手段と、マスタとなる無線通信
装置に通知する通知手段を設けることにより、スレーブ
となる無線通信装置の位置情報の確認を容易に行なうこ
とができる。
【0068】次に、複数の無線通信装置5の通信可能範
囲の登録方法について説明する。図3において、無線通
信装置aと無線通信装置bは無線基地局Cの通信範囲に
位置するものであり、無線通信装置aをマスタ側とし、
無線通信装置bをスレーブ側として位置登録を行なうも
のとする。今、無線通信装置aから「位置登録特番若し
くは発呼」を行なうことにより、無線通信装置aの最寄
りの無線基地局Cにて無線通信装置aのダイヤル信号若
しくは発呼信号を受信する。受信した数字は数字分析部
50に送出される。該数字分析部50は、位置登録特番
若しくは発呼信号を分析し、通信装置制御部51を起動
する。
【0069】該通信装置制御部51は、通信装置制御デ
ータ記憶部52より無線通信装置aの端末番号を読み出
し、通信エリア制御部53に送出する。該通信エリア制
御部53は、無線通信装置aの端末番号を分析し、エリ
ア制御データ記憶部54に無線通信装置aの位置登録情
報を書き込む。次に、通信装置制御部51を起動し、通
信装置制御データ記憶部52より無線通信装置a(マス
タ側)の端末番号を抽出し、この端末番号を基に無線通
信装置b(スレーブ側)の端末番号を抽出し、通信エリ
ア制御部53に送る。
【0070】該通信エリア制御部53は、送られてきた
無線通信装置bの端末番号を無線基地局A,無線基地局
B,無線基地局Cへ送出する。無線基地局A〜Cは、無
線通信装置bに対して発呼を行ない、当該無線基地局内
に無線通信装置bがいるかどうかの確認を行なう。次
に、当該無線基地局4が交換機1に対して無線通信装置
bの位置登録情報を送出する。交換機1は、通信エリア
制御部53へ無線通信装置bの位置登録情報を送出す
る。該通信エリア制御部53は、エリア制御データ記憶
部54に無線通信装置bの位置登録情報を書き込む。
【0071】上記無線通信装置bの呼び出し処理の中
で、無線基地局A〜Cにおいて返信がない場合、若しく
はタイムアウトが発生した場合、無線基地局A〜Cは交
換機1に対して無線通信装置bの位置確認ができなかっ
た旨を通知する。該交換機1は、通信エリア制御部53
を起動する。該通信エリア制御部53は、エリア制御デ
ータ記憶部54に無線通信装置bの位置情報を書き込
む。
【0072】このように、本発明によれば、グループを
マスタとなる無線通信装置5とスレーブとなる無線通信
装置5に分け、マスタとなる無線通信装置5が位置登録
若しくは発信すると、交換機1で通信範囲を認識し、交
換機1が規定しているエリアと同一若しくは異なる通信
可能範囲を規定し、その範囲をスレーブとなる無線通信
装置5の通信可能範囲として登録する登録手段を設ける
ことにより、スレーブとなる無線通信装置の位置登録を
同時に行なうことができる。
【0073】図13は本発明の位置登録動作を示すシー
ケンス図である。各無線通信装置と各無線基地局/交換
機(以下システムと略す)との間でのシーケンスを示
す。無線通信装置5から登録特番ダイヤル又は発呼によ
り登録操作を行なう。この結果、無線通信装置5からシ
ステムに対して位置登録要求が発行される。この時の転
送情報はダイヤル数字である。
【0074】システム側では、主記憶装置3内の数字分
析部50(図3参照)が、無線通信装置5からの特番を
分析し、登録要求であることを決定した場合、通信エリ
ア制御部53を起動する。この時、数字分析部50から
通信エリア制御部53に転送情報として、無線通信装置
5の認識番号と無線基地局番号が通知される。
【0075】通信エリア制御部53は、エリア制御デー
タ記憶部54に無線通信装置から送られてきた情報を対
応させて書き込む。ここで、書き込まれるエリア制御デ
ータは、無線基地局番号(ID)と、無線通信装置認識
番号(ID)である。次に、システムでは、各無線通信
装置5に対して発呼要求を発行する。この時の転送情報
は、ダイヤル数字である。
【0076】無線通信装置5側では、表示器34に着信
表示を行なう。次に、無線通信装置5から自動発信して
システムに返信要求を発行する。この時、転送される情
報は、返信信号と、自無線通信装置の認識番号と、無線
基地局番号である。システム側の通信エリア制御部53
は、返信された無線通信装置の認識番号と、返信を受信
した無線基地局番号をエリア制御データ記憶部54に書
き込む。
【0077】なお、システム側でタイムアウトが発生し
た場合には、通信エリア制御部53を起動して、通信エ
リア制御部53がエリア制御データ記憶部54にその旨
を書き込む。これにより、無線通信装置5の位置登録を
効率よく行なうことができる。
【0078】図14は本発明の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。図3と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、5は無線通信装置、4は各無線通
信装置5からの信号を受信し、或いは無線通信装置5に
信号を送信する無線基地局であり、図では無線基地局
X,Y,Zを示す。1は各無線基地局4への信号又は各
無線基地局4からの信号を適切な装置に接続する交換機
(NW)、2は主記憶装置3に蓄積している制御プログ
ラムを実行する中央処理装置(CC)である。
【0079】主記憶装置(MM)3において、50は無
線通信装置5から送られてくるダイヤル数字を分析し処
理を決定する数字分析部、53は各無線基地局対応に通
信可能な無線通信装置を管理する通信エリア制御部、5
4はエリア制御データ(制限対象無線基地局番号,無線
通信装置認識番号)を記憶するエリア制御データ記憶部
である。このように構成されたシステムを用いて、図1
5,図16に示すシーケンス図を説明すれば、以下のと
おりである。
【0080】通信範囲の登録を行なう場合、無線通信装
置5から「登録特番+制限対象無線通信装置の認識番号
+制限対象無線基地局番号」をダイヤルする。このダイ
ヤル数字は、無線基地局4を経由して交換機1の主記憶
装置3内の数字分析部50に送られる。該数字分析部5
0は、無線通信装置5からの特番を分析し、登録要求で
あることを決定した場合、通信エリア制御部53を起動
する。この時の転送情報は、制限対象無線通信装置の認
識番号と制限対象無線基地局番号である。
【0081】通信エリア制御部53は、無線通信装置5
から送られてきたデータを対応させてエリア制御データ
記憶部54に書き込む。この時、エリア制御データ記憶
部54に書き込まれるデータは、制限対象無線基地局番
号と制限対象無線通信装置認識番号である。
【0082】次に、制限範囲内で無線通信装置5が発呼
した場合、この発呼要求はシステム側に送られる。この
時の転送情報は、発呼信号と自無線通信装置の認識番号
である。システム側では、この発呼要求を受けると、通
信エリア制御部53がエリア制御データ記憶部54を検
索して、既に登録されている場合、当該無線通信装置の
発呼を無効として発呼信号を受け付けないようにする。
次に、制限範囲外で無線通信装置5が発呼した場合、こ
の発呼要求はシステム側に送られる。この時の転送情報
は、発呼信号と自無線通信装置の認識番号である。シス
テム側では、この発呼要求を受けると、通信エリア制御
部53がエリア制御データ記憶部54を検索して、登録
されていない場合、当該無線通信装置の発呼を有効とし
て発呼信号を処理する。
【0083】このように、本発明よれば、グループ化さ
れた複数の無線通信装置5において、グループ内の任意
の無線通信装置5に対して通信範囲を指定する通信範囲
指定手段を設け、通信範囲を無線通信範囲の位置とは別
に登録することにより、任意の無線基地局を指定して無
線通信装置毎に通信範囲を限定することができる。
【0084】図17は本発明の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。図14と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図に示すシステムでは、無線基地局4として
X,Y,Z局の3つの局が示されている。そして、それ
ぞれの無線基地局4が通信範囲(通信エリア)を持って
いる。無線基地局Zには、無線通信装置5として無線通
信装置Aと無線通信装置Bとが示されている。このよう
に構成されたシステムの動作を図18,図19に示すシ
ーケンス図を用いて説明すれば、以下のとおりである。
【0085】例えば、無線通信装置Aより無線通信装置
Bの通信範囲を無線基地局Yと無線基地局Zの通信エリ
アに限定するものとする。この場合、無線通信装置Aよ
り「登録特番+無線通信装置Bの認識番号+無線基地局
X」をダイヤルする。この登録要求は、無線基地局Z/
交換機1に送信される。この時、送信される情報は、登
録特番と、無線通信装置Bの認識番号と、無線基地局X
の認識番号である。
【0086】無線基地局Zで受信された情報は、交換機
1に送られる。交換機1では、数字分析部50が無線通
信装置Aからの特番を分析し、登録要求であることを決
定し、通信エリア制御部53を起動する。通信エリア制
御部53は、エリア制御データ記憶部54に無線基地局
Xに対して無線通信装置Bの認識番号を書き込み、無線
基地局Xの通信範囲では、無線通信装置Bの発呼を受け
付けないことを登録する。
【0087】この状態で、無線通信装置Bが無線基地局
Xの通信範囲で発呼したものとする。この発呼要求で転
送される情報は、発呼信号と自無線通信装置Bの認識番
号である。この発呼要求は無線基地局Xで受信され、該
無線基地局Xは発呼信号に含まれる無線通信装置Bの認
識番号と無線基地局Xの番号を交換機1に送る。交換機
1では、この情報を通信エリア制御部53で受ける。そ
して、該通信エリア制御部53は、発呼した無線通信装
置Bの認識番号と発呼を受信した無線基地局Xの番号
で、エリア制御データ記憶部54に記憶されている無線
基地局Xの情報を検索し、無線基地局Xにおける無線通
信装置Bの通信可否を判断する。
【0088】この場合、無線基地局Xには、無線通信装
置Bの発呼は不可であることが登録されているので、通
信エリア制御部53は無線通信装置Bの発呼信号を無効
にする。これにより、無線通信装置Bからの発呼信号
は、無線基地局Xの通信範囲では受け付けられないこと
になり、通信範囲は限定される。
【0089】次に、無線通信装置Bが無線基地局Yの通
信範囲内で発呼したものとする。この発呼要求は、無線
基地局Yから交換機1に転送される。交換機1では、通
信エリア制御部53がこの情報を受信する。そして、発
呼した無線通信装置Bの認識番号と発呼を受信した無線
基地局Bの番号で、エリア制御データ記憶部54を検索
する。無線基地局Yでは、無線通信装置Bの発呼が不可
であることが登録されていないため、無線通信装置Bか
らの無線基地局Yに対する発呼を可能として処理する。
【0090】このように、本発明によれば、グループ化
された複数の無線通信装置5において、グループ内の任
意の無線通信装置5に対して通信範囲を指定する通信範
囲指定手段を設け、通信範囲を無線通信範囲の位置とは
別に登録することにより、任意の無線基地局を指定して
無線通信装置毎に通信範囲を限定することができる。
【0091】上述の実施例では、任意の無線通信装置A
から登録する場合について説明したが、本発明はこれに
限るものではなく、無線通信装置からではなく、専用の
登録装置から登録するようにしてもよい。
【0092】図20は本発明の交換機部分の他の実施例
を示す構成ブロック図、図21は本発明の無線通信装置
の他の実施例を示す構成ブロックである。図2,図3と
同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、
4は各無線通信装置5への信号の送出又は無線通信装置
5からの信号の受信を行なう無線基地局であり、図では
無線基地局X〜無線基地局Zの3局が接続されている。
【0093】1は各無線基地局4への信号又は各無線基
地局4からの信号を適切な装置に接続する交換機、2は
主記憶装置3に蓄積している各種データの参照及び制御
部を起動する中央処理装置(CC)である。5は無線通
信装置であり、図では通信装置A〜通信装置Cまでの3
台が示されている場合を示す。
【0094】主記憶装置3において、53は通信エリア
を制御する通信エリア制御部、54はエリアデータを記
憶するエリアデータ記憶部である。エリア制御データ記
憶部54には、各無線基地局4対応に通信可能な無線通
信装置5を記憶しており、通信エリア制御部53は、無
線通信装置5からの位置確認応答信号により起動され、
通信範囲外に無線通信装置5が位置する場合に、範囲外
移動通知制御部58を起動する。
【0095】55は無線通信装置のグループ管理を行な
う通信装置グループ管理制御部、56はグループ管理デ
ータを記憶するグループ管理データ記憶部である。該グ
ループ管理データ記憶部56は、複数の無線通信装置5
により構成されるグループを記憶している。57は、定
められた周期で自動的に起動され、各無線通信装置5に
対して位置確認信号を送信制御する通信装置自動発信制
御部である。58は、通信エリア制御部53からの情報
を基に、定められた無線通信装置5の表示器34のラン
プの点灯制御を行なう範囲外移動通知制御部である。
【0096】無線通信装置5において、31は無線基地
局4との間の信号の送受を行なう無線回線インタフェー
ス、32は無線回線インタフェース31と接続される通
話路、33は該通話路32と接続される送受話器であ
る。20は記憶部30に蓄積している制御部の起動を行
なう中央処理装置である。記憶部30において、45は
交換機1からのランプの点灯又は消灯信号に従い、表示
器34の点灯制御を行なう表示器制御部、34は表示器
で、その構成は図22に示すように、グループ内の無線
通信装置5の数に対応した数のランプが設けられてい
る。図では、34a〜34cまでの3台が設けられた例
を示すが、これに限るものではない。
【0097】44は交換機1からの位置確認信号により
起動され、端末認識番号記憶部43に蓄積されている無
線通信装置認識番号を無線基地局4に送信する自動応答
制御部、43はグループ内の無線通信装置5毎にその認
識番号が記憶される端末認識番号記憶部である。このよ
うに構成された本実施例の動作を図23,図24に示す
シーケンス図を用いて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0098】交換機1の通信装置自動発信制御部57
は、周期的に起動され、各無線通信装置5に対して位置
確認信号を各無線基地局4より送信する。各無線通信装
置5は、位置確認信号を受信すると、自動応答制御部4
4を起動し、端末認識番号記憶部43に蓄積されている
無線通信装置認識番号を読み出して交換機1に送信す
る。この時、送信される情報は、自無線通信装置の認識
番号である。
【0099】交換機1では、各無線通信装置5から受信
した無線通信装置認識番号と、当該信号を受信した無線
基地局番号を通信エリア制御部53に送る。該通信エリ
ア制御部53は、エリア制御データ記憶部54に蓄積さ
れているデータを基に、当該無線通信装置5が無線基地
局対応に登録された通信不可範囲に位置していないかど
うか判定する。通信可能範囲の場合には、処理を終了す
る。
【0100】当該無線通信装置5が通信不可範囲に位置
している場合、通信エリア制御部53は範囲外移動通知
制御部58を起動する。該範囲外移動通知制御部58
は、グループ管理データ記憶部56を検索し、当該無線
通信装置5の所属グループ内の全ての無線通信装置認識
番号を読み出し、所属グループ内の全ての無線通信装置
5に対して表示器34内の当該無線通信装置5に対応し
たランプの点灯を指示するランプ点灯信号を送信する。
【0101】表示器34は、図22に示すようにグルー
プ内の無線通信装置5の数だけのランプが設けられてい
る。図では、34a〜34cまでの3台設けられている
例を示しているが、これに限るものではない。
【0102】ランプ点灯信号を受信したグループ内の無
線通信装置5は、表示器制御部45がこの情報を受け
て、表示器34の該当するランプを点灯する。従って、
任意の無線通信装置5が通信不可範囲に移動した場合、
当該無線通信装置5の所属しているグループ内の全ての
無線通信装置5にどの無線通信装置が通信不可範囲に移
動したかを知ることができるため、発信操作を行わずに
リアルタイムにどの無線通信装置が通信不可範囲に移動
したかを知ることができる。
【0103】図25は本発明の交換機部分の他の実施例
を示す構成ブロック図、図26は本発明の無線通信装置
の他の実施例を示す構成ブロック図である。図2,図
3,図21,図22と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。図において、4は各無線通信装置5への信号の
送出又は無線通信装置5からの信号の受信を行なう無線
基地局であり、図では無線基地局X〜無線基地局Zの3
局が接続されている。
【0104】1は各無線基地局4への信号又は各無線基
地局4からの信号を適切な装置に接続する交換機、2は
主記憶装置3に蓄積している各種データの参照及び制御
部を起動する中央処理装置(CC)である。5は無線通
信装置であり、図では通信装置A〜通信装置Cまでの3
台が示されている場合を示す。
【0105】主記憶装置3において、57は定められた
周期で自動的に起動され、各無線通信装置5に対して位
置確認信号を送信する通信装置自動発信制御部、59は
無線通信装置5からの応答信号(無線通信装置認識番
号)と当該信号を受信した無線通信装置5の番号を位置
記憶データ記憶部61に記憶する位置管理部である。
【0106】50は無線通信装置5がダイヤルした数字
を分析し、処理を決定する数字分析部、60は数字分析
部50からの処理要求に対して位置記憶データ記憶部6
1に蓄積されている位置情報を読み出して、位置情報の
要求をした無線通信装置5に情報を提供する位置通知制
御部、61は位置データを記憶する位置記憶データ記憶
部である。
【0107】無線通信装置5において、31は無線基地
局4との間で情報の送受を行なう無線回線インタフェー
ス、35はテンキー等よりなる操作部、32は無線回線
インタフェース31と接続される通話路、33は該通話
路32と接続される送受話器である。20は記憶部30
に蓄積している制御部の起動と、接続された各機器を制
御する中央処理装置である。45は、交換機1からのラ
ンプ点灯信号又は消灯信号に従い、表示器34のランプ
の点灯制御を行なう表示器制御部である。
【0108】表示器34のランプは、図22に示すよう
に配列されているが、ここでは各無線通信装置5ではな
く、各無線基地局対応に設けられている。44は交換機
1からの位置確認信号により起動され、端末認識番号記
憶部43に蓄積されている無線通信装置認識番号を無線
基地局4に送信する自動応答制御部である。このように
構成された本実施例の動作を、図27,図28に示すシ
ーケンス図を用いて説明すれば、以下のとおりである。
【0109】交換機の主記憶装置3内の通信装置自動発
信制御部57は、周期的に起動され、各無線通信装置5
に対して位置確認信号を各無線基地局4より送信する。
各無線通信装置5は、位置確認信号を受信すると、自動
応答制御部44を起動し、端末認識番号記憶部43に蓄
積されている無線通信装置の認識番号を読み出し、交換
機1に送信する。この時、送信される信号は、自無線通
信装置の認識番号である。
【0110】交換機1では、受信した各無線通信装置5
からの無線通信装置認識番号と当該信号を受信した無線
基地局番号を位置管理部59に送る。該位置管理部59
は、送られた情報から無線通信装置認識番号と、該信号
を受信した無線基地局番号とを対応させて位置記憶デー
タ記憶部61に書き込み、無線通信装置5がどの無線基
地局4の通信範囲に位置しているかを登録する。
【0111】次に、任意の無線通信装置5から位置表示
要求を行なう場合、無線通信装置5から「位置表示要求
特番+位置表示をする無線通信装置認識番号」をダイヤ
ルすることにより、このダイヤル数字は最寄りの無線基
地局4より交換機1の数字分析部50に送られる。この
時の送信される情報は、ダイヤル数字と自無線通信装置
の認識番号である。該数字分析部50は、位置表示要求
特番を解析し、位置通知制御部60を起動する。この
時、位置通知制御部60に転送される情報は、表示要求
した無線通信装置の認識番号と、表示する無線通信装置
の認識番号である。
【0112】該位置通知制御部60は、位置記憶データ
記憶部61を位置表示する無線通信装置認識番号にて検
索し、当該無線通信装置5が位置している無線基地局番
号を読み出す。そして、読み出した無線基地局番号に対
応したランプを点灯するためにランプ点灯信号を作成
し、位置表示要求を行った無線通信装置5に送信する。
この時送信される情報は、ランプ点灯指示情報である。
ランプ点灯信号を受信した無線通信装置5は、表示器制
御部45にて点灯するランプを決定し、表示器24の対
応する無線基地局4のランプを点灯する。これにより、
オペレータは、任意の無線通信装置5の現在地を相手と
通話せずに速やかに知ることができる。
【0113】このように、本発明によれば、交換機1内
に各無線通信装置5の位置を管理する位置管理手段と、
任意の無線通信装置5からの要求により、同一グループ
内の各無線通信装置5の位置を要求無線通信装置5に通
知する通知手段を設け、各無線通信装置5には位置情報
を受信して表示する表示手段を設けることにより、任意
の無線通信装置5の現在地を相手と通話せずに速やかに
知ることができる。
【0114】図29は本発明の交換機部分の他の実施例
を示す構成ブロック図、図30は本発明の無線通信装置
の一実施例を示す外観構成図である。図2,図3,図2
0と同一のものは、同一の符号を付して示す。図の実施
例では、無線基地局4が無線基地局X〜無線基地局Zの
3局設けられており、無線通信装置5は無線通信装置A
〜無線通信装置Cの3台がそれぞれ示されている。破線
で囲った部分は、それぞれの無線基地局4の通信範囲で
ある。図のグループ管理データ記憶部56の登録情報よ
り明らかなように、無線通信装置A〜無線通信装置Cは
同一グループに属している。更に、エリア制御データ記
憶部54の登録情報より明らかなように、当該グループ
の全無線通信装置は、無線基地局Xの通信範囲では通信
不可の登録がされている。
【0115】図30において、37はアンテナ、34は
表示器で、それぞれ無線通信装置A〜無線通信装置Cに
対応したランプが設けられている。つまり、ランプAは
無線通信装置Aに、ランプBは無線通信装置Bに、ラン
プCは無線通信装置Cに対応している。35はテンキー
等よりなる操作部、33aは送話部、33bは受話部で
ある。該無線通信装置5の内部回路は、図26のそれと
同じであるものとする。このように構成されたシステム
の動作を、図31,図32のシーケンス図で説明する。
本発明の運用条件は、以下のとおりである。
【0116】 無線通信装置A,B,Cは同一グルー
プに属している。 無線通信装置A,B,Cは無線基地局Xの通信範囲
では通信不可である。 無線通信装置A,Cは無線基地局Zの通信範囲に位
置している。
【0117】 無線通信装置Bは、無線基地局Xの通
信範囲に位置している。 各無線基地局4は、交換機1の通信装置自動発信制御部
57から周期的に起動される位置確認信号を無線通信装
置5に送信している。各無線通信装置5では、自動応答
制御部44が各無線通信装置の認識番号を交換機1に送
信する。この各無線通信装置5の認識番号は、交換機1
の通信エリア制御部53で受信される。該通信エリア制
御部53は、各無線通信装置5から送られてきた無線通
信装置認識番号と、信号を受信した無線基地局番号にて
エリア制御データ記憶部54を検索し、通信不可範囲に
各無線通信装置5が位置していないかどうかを判定す
る。
【0118】判定結果は、図中に示すように、無線通信
装置Aは無線基地局Zに位置しているので通信可能範
囲、無線通信装置Bは無線基地局Xに位置しているの
で、通信不可範囲、無線通信装置Cは無線基地局Zに位
置しているので、通信可能範囲である。通信エリア制御
部53は、通信可能範囲に位置している無線通信装置A
とCについては処理を終了する。通信不可範囲に位置し
ている無線通信装置Bについては処理を続行する。
【0119】次に、通信エリア制御部53は、範囲外移
動通知制御部58を起動する。該範囲外移動通知制御部
58は、グループ管理データ記憶部56を検索し、無線
通信装置Bの所属しているグループ内の全無線通信装置
5の認識番号を読み出す。読み出した認識番号は、図に
示すように、無線通信装置A,無線通信装置B,無線通
信装置Cである。該範囲外移動通知制御部58は、無線
通信装置5へグループ内の各無線通信装置に対して表示
器34へのランプ点灯を指示する信号を送出する。この
ランプ点灯信号は、無線通信装置A〜Cの表示器34に
対して無線通信装置Bに該当するランプの点灯を指示す
るものである。
【0120】無線通信装置A〜Cでは、このランプ点灯
信号を表示器制御部45が受信し、無線通信装置Aで
は、表示器34に定められた無線通信装置Bに該当する
ランプ(図30のランプB)の点灯を行なう。無線通信
装置Bでは、表示器34に定められた無線通信装置B
(自装置)に該当するランプ(図30のランプB)の点
灯を行ない、無線通信装置Cでは、表示器34に定めら
れた無線通信装置Bに該当するランプ(図30のB)の
点灯を行なう。
【0121】これにより、各無線通信装置5は、発信操
作を行なうことなくグループ内の無線通信装置Bが通信
不可範囲に位置していることを知ることができる。ま
た、無線通信装置Bが通信不可範囲から通信可能範囲に
移動した場合、交換機1は無線通信装置Bが通信可能範
囲に位置していることを判断し、無線通信装置A〜Cの
表示器34のBランプを消灯させる。従って、各無線通
信装置5は、グループ内の無線通信装置Bが通信可能範
囲に戻ったことを知ることができる。
【0122】上述の実施例では、事前に登録された通信
不可範囲に移動した場合、グループ内の各無線通信装置
に通知する場合を例にとったが、無線通信装置の電源断
による通信不可状態又は全無線基地局4の通信範囲より
外れた場合の通信不可の状態もグループ内の全無線通信
装置5に通知するようにすることもできる。
【0123】図33は本発明の交換機部分の他の実施例
を示す構成ブロック図、図34は本発明の無線通信装置
の一実施例を示す外観構成図である。図2,図3,図2
5と同一のものは、同一の符号を付して示す。図の実施
例では、無線基地局4が無線基地局X〜無線基地局Zの
3局設けられており、無線通信装置5は無線通信装置A
〜無線通信装置Cの3台がそれぞれ示されている。破線
で囲った部分は、それぞれの無線基地局4の通信範囲で
ある。
【0124】図34において、37はアンテナ、34は
表示器で、それぞれ無線基地局X〜無線基地局Zに対応
したランプが設けられている。つまり、ランプXは無線
基地局Xに、ランプYは無線基地局Yに、ランプZは無
線通信装置Zに対応している。35はテンキー等よりな
る操作部、33aは送話部、33bは受話部である。操
作部35において、35aは発呼/終話ボタンである。
該無線通信装置5の内部回路は、図26のそれと同じで
るものとする。このように構成されたシステムの動作
を、図35,図36のシーケンス図で説明する。本発明
の運用条件は、以下のとおりである。
【0125】 無線通信装置Aは、無線基地局Xの通
信範囲に位置している。 無線通信装置Bは、無線基地局Yの通信範囲に位置
している。 無線通信装置Cは、無線基地局Zの通信範囲に位置
している。 無線通信装置Aの取扱い者は、無線通信装置Cの位
置表示要求を行なう。
【0126】交換機1内の通信装置自動発信制御部57
は、周期的に起動され、各無線通信装置5に対して位置
確認信号を送信する。各無線通信装置5では、自動応答
制御部44がこの位置確認要求を受けて、端末認識番号
記憶部43より、自無線通信装置の認識番号を読み出
す。そして、自動応答制御部44は、自無線通信装置の
認識番号を交換機1に位置応答信号として送信する。こ
の時の、転送情報は自無線通信装置の認識番号である。
【0127】交換機1では、位置管理部59が各無線通
信装置5から送られてきた無線通信装置の認識番号と、
当該信号を受信した無線基地局番号を対応させて、位置
記憶データ記憶部61に書き込む。この時、書き込まれ
る内容は、図に示すように、無線通信装置Aが基地局X
に位置,無線通信装置Bが無線基地局Yに位置,無線通
信装置Cが無線基地局Zに位置となる。
【0128】ここで、無線通信装置Aの取扱い者が無線
通信装置Cの位置を知りたい時、操作部35から「位置
表示要求特番+無線通信装置Cの認識番号」をダイヤル
する。この時、交換機1に転送される情報は、ダイヤル
数字(位置表示要求特番と無線通信装置Cの認識番号)
と、無線通信装置Aの認識番号である。
【0129】交換機1側では、数字分析部50が、無線
通信装置Aからの特番を分析し、位置表示要求であるこ
とを決定し、位置通知制御部60を起動する。この時、
位置通知制御部60に転送される情報は、無線通信装置
Aの認識番号と、無線通信装置Cの認識番号である。位
置通知制御部60は、位置記憶データ記憶部61を検索
し、無線通信装置Cの認識番号に対応した無線基地局Z
の番号を読み出す。
【0130】この時の、位置記憶データの内容は、図に
示すように、無線通信装置Aが無線基地局Xに、無線通
信装置Bが無線基地局Yに、無線通信装置Cが無線基地
局Zにそれぞれ位置している。そして、無線基地局Zに
対応するランプの点灯を指示するランプ点灯信号を作成
し、表示要求無線通信装置に送る。位置表示要求無線通
信装置Aでは、送られてきたランプ点灯信号を表示器制
御部45が受信し、表示器34のZランプを点灯する。
【0131】この実施例によれば、無線通信装置Aの取
扱い者は、無線通信装置Cが無線基地局Zの通信範囲に
位置していることを相手と通話せずに認識することがで
きる。
【0132】上述の実施例では、無線通信装置1台の位
置を表示する場合を例にとったが、無線通信装置に表示
する無線通信装置毎にランプを設けることにより、一度
に複数台の位置を表示させることができる。
【0133】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各無線通信装置内に、グループ情報を格納する
グループ情報格納手段を設けることにより、各無線通信
装置5は同一グループに属する無線通信装置5の情報を
交換機1に頼ることなく知ることができ、無線通信装置
の位置登録及び呼び出しを効率よく行なうことができ
る。
【0134】この場合において、前記無線通信装置から
発信する時、グループ情報を交換機に通知し、該交換機
は通知されたグループ情報を無線通信装置の呼び出し対
象情報として使用し、同一グループ情報を持つ無線通信
装置全てを呼び出すことにより、タイムラグなしに特定
グループの無線通信装置を呼び出すことができる。
【0135】即ち、複数の無線通信装置を呼び出す場
合、操作者は呼び出す先の無線通信装置の持つ認識番号
を覚えることなく、1回の呼び出し操作によって複数の
無線通信装置御同時に呼び出すことが可能となり、無線
通信装置操作者に対して効率的な通信サービスを提供す
ることができる。また、複数の無線通信装置でグループ
を組む場合、無線通信装置自体から登録・解除操作が可
能であり、交換機で意識することなく呼び出しが行なえ
るため、状況に応じたフレキシブルな通信サービスを提
供することができる。
【0136】また、グループ情報を付加情報として呼び
出しを受けた無線通信装置がグループ情報を登録してい
ない場合、オペレータが応答を行った時にそのグループ
情報を内部のグループ情報格納手段に記憶する記憶手段
を設けることにより、該当無線通信装置を登録操作を行
なうことなく特定のグループへの登録を行なうことがで
きる。
【0137】即ち、特定のグループに属したい時に、特
定のグループを指定した一斉呼び出しに応答するだけで
グループに所属することが可能となり、以降該グループ
での呼び出し対象となることができるため、無線通信装
置の操作者や交換機の管理者による複雑なグループ登録
操作をなくし、簡便で高度なサービスを提供することが
できる。
【0138】また、グループをマスタとなる無線通信装
置とスレーブとなる無線通信装置に分け、マスタとなる
無線通信装置が位置登録若しくは発信すると、交換機で
通信範囲を認識し、交換機が規定しているエリアと同一
若しくは異なる通信可能範囲を規定し、その範囲をスレ
ーブとなる無線通信装置の通信可能範囲として登録する
登録手段を設けることにより、スレーブとなる無線通信
装置の位置登録を同時に行なうことができる。
【0139】即ち、複数の無線通信装置の位置登録を行
なう場合に、マスタとなる無線通信装置の位置登録の一
連の操作を行なうことで、スレーブとなる無線通信装置
の位置登録の情報まで登録することが可能となり、効率
的な通信サービスを提供することができる。
【0140】また、グループのマスタとなる無線通信装
置が位置登録を行った時点で、スレーブとなる無線通信
装置に対してその通信範囲内で自動的に位置確認を行な
う位置確認手段と、位置確認結果を判断する判断手段
と、マスタとなる無線通信装置に通知する通知手段を設
けることにより、スレーブとなる無線通信装置の位置情
報の確認を容易に行なうことができる。
【0141】即ち、複数の無線通信装置の位置登録を行
なう場合に、マスタとなる無線通信装置の位置登録の一
連の操作を行なうことで、スレーブとなる無線通信装置
の位置登録の情報まで登録することが可能となる。ま
た、この時点でスレーブとなる無線通信装置の位置を自
動的に認識することにより、当該スレーブ無線通信装置
が範囲内又は範囲外の通知が可能となり、効率的な通信
サービスを提供することができる。
【0142】また、グループ化された複数の無線通信装
置において、グループ内の任意の無線通信装置に対して
通信範囲を指定する通信範囲指定手段を設け、通信範囲
を無線通信範囲の位置とは別に登録することにより、任
意の無線基地局を指定して無線通信装置毎に通信範囲を
限定することができる。
【0143】即ち、無線通信装置毎に通信範囲を決める
ことができるため、例えば通信利用者の少ない無線基地
局では、無線基地局の回線数を少なくすることができ
る。また、通信利用者も自分が利用するエリアを選択す
ることにより、それに応じた利用料金を支払うといった
利用方法を生み出すことができ、通信システムの性能向
上の寄与することができる。
【0144】また、任意の無線通信装置が通信範囲外に
移動した時に、グループ内の無線通信装置5にその旨を
通知する通知手段を設けることにより、発信操作を行な
うことなく、どの無線通信装置が通信不可能範囲に移動
したかを知ることができる。
【0145】即ち、無線通信装置の通信範囲外への移動
又は通信範囲内への帰還したことを、発信操作を行わず
にリアルタイムに知ることが可能となる。また、グルー
プを構成することにより、グループ内の各無線通信装置
に対して通信可否を知ることができるため、グループ内
の通信が円滑に運用できる。更に、通信範囲外へ移動し
た操作者自身も通信範囲外に位置していることをリアル
タイムに知ることができ、通信システムの性能向上に寄
与することができる。
【0146】更に、交換機内に各無線通信装置の位置を
管理する位置管理手段と、任意の無線通信装置からの要
求により、同一グループ内の各無線通信装置の位置を要
求無線通信装置に通知する通知手段を設け、各無線通信
装置には位置情報を受信して表示する表示手段を設ける
ことにより、任意の無線通信装置の現在地を相手と通話
せずに速やかに知ることができる。
【0147】即ち、任意の無線通信装置より他の無線通
信装置の位置を知りたい場合、相手と通話することな
く、自無線通信装置からの操作のみで位置表示するた
め、相手が応答できない時、相手自身が位置を分からな
い場合でも、相手位置を把握することができる。このた
め、相手と通話することなく、時間を省くことができ、
通信システムの性能向上に寄与することができる。
【0148】このように、本発明によれば、無線通信装
置の位置登録及び呼び出しを効率よく行なうことができ
る無線通信装置の管理システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の無線通信装置の一実施例を示す構成ブ
ロック図である。
【図3】本発明の交換機部分の一実施例を示す構成ブロ
ック図である。
【図4】グループ管理データの構成例を示す図である。
【図5】無線通信装置のグループ情報設定時の動作を示
すフローチャートである。
【図6】無線通信装置の呼び出し時の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】無線通信装置の呼び出し時の動作を示すフロー
チャートである。
【図8】無線通信装置の応答時の動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】無線通信装置のマスタ/スレーブ情報設定時の
動作を示すフローチャートである。
【図10】無線通信装置の呼び出し時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】無線通信装置の呼び出し時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】無線通信装置の応答時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】位置登録の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図15】本発明の一実施例の動作を示すシーケンス図
である。
【図16】本発明の一実施例の動作を示すシーケンス図
である。
【図17】本発明の他の実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【図18】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図19】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図20】本発明の交換機部分の他の実施例を示す構成
ブロック図である。
【図21】本発明の無線通信装置の他の実施例を示す構
成ブロック図である。
【図22】表示器の構成例を示す図である。
【図23】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図24】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図25】本発明の交換機部分の他の実施例を示す構成
ブロック図である。
【図26】本発明の無線通信装置の他の実施例を示す構
成ブロック図である。
【図27】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図28】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図29】本発明の交換機部分の他の実施例を示す構成
ブロック図である。
【図30】無線通信装置の一実施例を示す外観構成図で
ある。
【図31】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図32】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図33】本発明の交換機部分の他の実施例を示す構成
ブロック図である。
【図34】無線通信装置の他の実施例を示す外観構成図
である。
【図35】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図36】本発明の他の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図37】従来システムの構成概念図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 中央処理装置 3 主記憶装置 4 無線基地局 5 無線通信装置 10 グループ情報格納手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 秀彦 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 前田 康夫 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 菊川 文清 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内 (72)発明者 村岡 和裕 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番4 号 富士通九州通信システム株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機に複数の無線基地局が接続され、
    これら無線基地局と複数の無線通信装置がコードレスで
    通信を行なうシステムにおいて、 前記複数の無線通信装置のそれぞれに、グループ情報を
    格納するグループ情報格納手段を設け、 該グループ情報に基づいて無線通信装置の位置登録と呼
    び出しを行なうことを特徴とする無線通信装置の管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記無線通信装置から発信する時、グル
    ープ情報を交換機に通知し、 該交換機は通知されたグループ情報を無線通信装置の呼
    び出し対象情報として使用し、同一グループ情報を持つ
    無線通信装置全てを呼び出すことを特徴とする請求項1
    記載の無線通信装置の管理システム。
  3. 【請求項3】 グループ情報を付加情報として呼び出し
    を受けた無線通信装置がグループ情報を登録していない
    場合、オペレータが応答を行った時にそのグループ情報
    を内部のグループ情報格納手段に記憶する記憶手段を設
    けることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置の管
    理システム。
  4. 【請求項4】 グループをマスタとなる無線通信装置と
    スレーブとなる無線通信装置に分け、 マスタとなる無線通信装置が位置登録若しくは発信する
    と、交換機で通信範囲を認識し、 交換機が規定しているエリアと同一若しくは異なる通信
    可能範囲を規定し、その範囲をスレーブとなる無線通信
    装置の通信可能範囲として登録する登録手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の無線通信装置の管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 グループのマスタとなる無線通信装置が
    位置登録を行った時点で、 スレーブとなる無線通信装置に対してその通信範囲内で
    自動的に位置確認を行なう位置確認手段と、 位置確認結果を判断する判断手段と、 マスタとなる無線通信装置に通知する通知手段とを設け
    ることを特徴とする請求項4記載の無線通信装置の管理
    システム。
  6. 【請求項6】 グループ化された複数の無線通信装置に
    おいて、グループ内の任意の無線通信装置に対して通信
    範囲を指定する通信範囲指定手段を設け、 通信範囲を無線通信範囲の位置とは別に登録することを
    特徴とする請求項1記載の無線通信装置の管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 任意の無線通信装置が通信範囲外に移動
    した時に、グループ内の無線通信装置にその旨を通知す
    る通知手段を設けることを特徴とする請求項1記載の無
    線通信装置の管理システム。
  8. 【請求項8】 交換機内に各無線通信装置の位置を管理
    する位置管理手段と、 任意の無線通信装置からの要求により、同一グループ内
    の各無線通信装置の位置を要求無線通信装置に通知する
    通知手段を設け、 各無線通信装置には位置情報を受信して表示する表示手
    段を設けることを特徴とする請求項1記載の無線通信装
    置の管理システム。
JP7155802A 1995-06-22 1995-06-22 無線通信装置の管理システム Withdrawn JPH099337A (ja)

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