JPH0993269A - 共通線式通信装置 - Google Patents

共通線式通信装置

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JPH0993269A
JPH0993269A JP24590995A JP24590995A JPH0993269A JP H0993269 A JPH0993269 A JP H0993269A JP 24590995 A JP24590995 A JP 24590995A JP 24590995 A JP24590995 A JP 24590995A JP H0993269 A JPH0993269 A JP H0993269A
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JP
Japan
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controller
terminal
phase modulation
circuit
cpu
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Withdrawn
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JP24590995A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kanematsu
秀年 兼松
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】制御機が端末へ優先送信できるようにする。 【解決手段】制御機MAは、端末へ送信される下りデー
タf0を発生するための信号源12、下りデータを変調
した位相変調信号fを生成する制御機位相変調回路2、
端末幹線インターフェース9から、端末からの変調され
た上りデータf1〜f16を復調する制御機復調回路11
を介して接続され上りデータを受信して上りデータに応
じた処理を行なう制御機CPU1を有し、制御機位相変
調回路と制御機幹線インターフェース3の間に制御機位
相変調回路からの出力レベルを制御機CPUにより送信
時毎に可変できる出力レベル可変回路10を介在させ、
端末は、上りデータを変調した位相変調信号f'を生成
する端末位相変調回路8、制御機からの位相変調信号を
復調する端末復調回路7を介して接続され下りデータを
受信して下りデータに応じた処理を行なう端末CPU6
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は共通線式通信装置
に係り、特に制御機が端末へ優先送信できるようにした
共通線式通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図3に示すような共通線式通
信装置が提案されている。このような共通線式通信装置
において、制御機MA'は共通線幹線L'を介して複数の
端末SM1'〜SM16'に接続されている(ここでは、端
末が16個接続されていると想定する)。
【0003】制御機MA'は、端子T100を介し共通線幹
線L'に接続された制御機幹線インターフェース33
と、リセットスイッチ35とリセット検出回路34で構
成された信号源42と、信号源42のリセット検出回路
34と接続された制御機CPU31と、制御機幹線イン
ターフェース33と制御機CPU31の間に接続された
リセットデータを位相変調する制御機位相変調回路32
および端末から受信した上り位相変調信号f101を復調
する制御機復調回路41とが備えられている。
【0004】端末SM1'は、端子T101を介し共通線幹
線L'に接続された端末幹線インターフェース39と、
端末幹線インターフェース39と接続要求信号を送信す
る端末CPU36の間に接続され、制御機MA'から受
信した下り位相変調信号f100を復調する端末復調回路
37および接続要求信号を位相変調する端末位相変調回
路38とが備えられている。
【0005】なお、以上の説明は端末SM1'の構成につ
いて説明したが、その他の端末SM2'〜SM16'の構成
についても同様であるので、その他の端末SM2'〜SM
16'の説明は省略する。このように構成された共通線式
通信装置において、制御機MA'からシステムリセット
をかける場合、リセットスイッチ35を押下することで
リセット検出回路34がリセット検出し、これにより制
御機CPU31は制御機幹線インターフェース33、制
御機復調回路41を介し共通線幹線L'に信号が無いか
キャリアセンスをする。もし共通線幹線L'が空いてい
るならば、制御機CPU31から出力されるリセットデ
ータを制御機位相変調回路32で位相変調して制御機イ
ンターフェース33、端子T100を介して下り位相変調
信号f100として端末SM1'〜SM16'に出力する。例え
ば端末SM1'では、この下り位相変調信号f100を端子
101、端末幹線インターフェース39を介して受信
し、端末復調回路37で復調し、端末CPU36に伝送
される。端末CPU36では、受信したデータがリセッ
トデータの場合は端末SM1'をリセットする。
【0006】また、端末SM1から出力される上り位相
変調信号f101は、他の端末と通信するために端末CP
U36からの接続要求信号を端末位相変調回路38で位
相変調して端末幹線インターフェース39、端子T100
を介して共通線幹線L'に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような共通線式通
信装置では、制御機が端末のリセットを行うためにリセ
ットデータを下り位相変調信号として出力する場合、複
数の端末が信号を送信しようとしている時などでは信号
が衝突し易く、キャリアセンスしていると制御機からの
出力を送信するのに時間がかかる事がある。特に動作状
態に異常があった場合は、すぐにシステムをリセットす
る必要があるが、共通線幹線が空くまで送信をすること
ができない。また、キャリアセンス等の処理を行い衝突
回避を図っても、同様にキャリアセンスしている端末が
有ると結局衝突してしまい、信号を送信できないという
難点があった。
【0008】本発明はこのような難点を解決するために
制御機の送信出力レベルを端末の送信出力レベルより大
きくすることにより、優先的に端末へ送信することがで
きる共通線式通信装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明による共通線式通信装置は、制御機、複数
の端末をそれぞれの制御機幹線インターフェース、端末
幹線インターフェースを介し共通線幹線を経由して接続
し、制御機は、端末へ送信される下りデータを発生する
ための信号源と、制御機幹線インターフェースに、下り
データを変調した位相変調信号を生成する制御機位相変
調回路を介して接続され、端末幹線インターフェースか
ら、端末からの変調された上りデータを復調する制御機
復調回路を介して接続され上りデータを受信して上りデ
ータに応じた処理を行なう制御機CPUとを有し、制御
機位相変調回路と制御機幹線インターフェースとの間に
制御機位相変調回路からの出力レベルを制御機CPUに
より送信時毎に可変できる出力レベル可変回路を介在さ
せ、端末のそれぞれは、端末幹線インターフェースに、
上りデータを変調した位相変調信号を生成する端末位相
変調回路を介して接続され、端末幹線インターフェース
から、制御機からの位相変調信号を復調する端末復調回
路を介して接続され下りデータを受信して下りデータに
応じた処理を行なう端末CPUを有する。
【0010】制御機位相変調回路と制御機幹線インター
フェースとの間に出力レベル可変回路を介在させること
により、制御機の送信出力レベルを端末の送信出力レベ
ルより大きくし、優先的に端末へ送信させることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による共通線式通信
装置の好ましい一実施例に示す図面を参照して詳述す
る。図1に示すように本発明による共通線式通信装置
は、制御機MA、複数の端末SM1〜SM16がそれぞれ
の制御機幹線インターフェース3、端末幹線インターフ
ェース9を介し共通線幹線Lを経由して接続されている
(ここでは、端末が16個接続されていると想定す
る)。
【0012】制御機MAは、端末SM1〜SM16へ送信
される下りリセットデータf0を発生するためのリセッ
ト検出回路4およびリセットスイッチ5で構成された信
号源12と、制御機幹線インターフェース3に、下りリ
セットデータf0を変調した位相変調信号fを生成する
制御機位相変調回路2を介して接続され、端末幹線イン
ターフェース9から、端末SM1〜SM16からの変調さ
れた上りデータf1〜f16を復調する制御機復調回路1
1を介して接続され、上りデータf1〜f16を受信して
上りデータf1〜f16に応じた処理を行なう制御機CP
U1とを有し、制御機位相変調回路2と制御機幹線イン
ターフェース3との間に制御機位相変調回路2からの出
力レベルを制御機CPU1により送信時毎に可変できる
出力レベル可変回路10を介在させた。
【0013】端末SM1は、端末幹線インターフェース
9に、上りデータf1を変調した位相変調信号f'を生成
する端末位相変調回路8を介して接続され、端末幹線イ
ンターフェース9から、制御機MAからの位相変調信号
を復調する端末復調回路7を介して接続され、下りリセ
ットデータf0を受信して下りリセットデータf0に応じ
た処理を行なう端末CPU6を有する。
【0014】なお、以上の説明は端末SM1の構成につ
いて説明したが、その他の端末SM2〜SM16の構成に
ついても同様であるので、その他の端末SM2〜SM16
の説明は省略する。このように構成された共通線式通信
装置において、制御機MAからシステムリセットをかけ
る場合、リセットスイッチ5を押下することでリセット
検出回路4がリセット検出し、これにより制御機CPU
1は制御機幹線インターフェース3、制御機復調回路1
1を介し共通線幹線Lに信号が無いかキャリアセンスす
る。もし共通線幹線Lが空いているならば、制御機CP
U1はリセットデータを制御機位相変調回路2で位相変
調し、出力レベル可変回路10で送信レベルを上げて制
御機幹線インターフェース3、端子T0、共通線幹線L
を介してある下り位相変調信号fとして端末SM1〜S
16に出力する。この時、制御機MAに上りデータf1
を出力するために端末SM1も同様にキャリアセンスし
ていたとすると、端末SM1は端末CPU6からの上り
データf1を端末位相変調回路8で位相変調し、端末幹
線インターフェース9より上り位相変調信号f'を共通
線幹線Lに出力するので、各端末SM1〜SM16は制御
機MAの下り位相変調信号fと端末SM1の上り位相変
調信号f'の合成信号を受信することになる。この受信
信号のキャリアは、振幅レベルの大きい方の周波数にな
る。ここでは振幅レベルがf>f'なので端末SM1〜S
16の端末復調回路7では下り位相変調信号fを復調す
ることができる。
【0015】この復調原理を図2に示す合成波のベクト
ル図を用いて説明する。 今2つの位相変調信号f、f'
が衝突した場合、衝突した位相変調信号は合成波V
(t)となり、位相は振幅レベルの大きい下り位相変調
信号fに従うことになる。下り位相変調信号f=A0
osω0t、上り位相変調信号f'=A1cosω1tにお
いて、A0>A1、ω0≫(ω1−ω0)のとき合成波V
(t)は、 V(t)=A0cosω0t+A1cosω1t ={A0 2+A1 2+2A01cos(ω1−ω0)t}1/2 ×cos(ω0t+tan-1ψ) =Acos(ωt+tan-1ψ) (但し、A={A0 2+A1 2+2A01cos(ω1
ω0)t}1/2、ω=ω0)と表わせる。位相変調信号は
二値信号なので、上り位相変調信号f'の位相成分をω
HとωLで表わすことができる。この時の合成波をそれ
ぞれVH(t)、VL(t)とすると、VH(t)はωH
の同心円周上にあり、VL(t)も同様にωLの同心円
周上にあるので、VH(t)とVL(t)が共に交差する
ことの無い位相ωMを考えた時、このωMよりも位相が
進んでいるか遅れているかでVH(t)かVL(t)かを
判別することができる。この判別した結果により復調が
できる。従って端末SM1〜SM16の端末CPUは、受
信したデータがリセットデータの場合はリセットする。
【0016】以上の実施例に用いた端末は各種センサも
しくはインターホン子機等としても同様の効果を奏す
る。また、上記実施例の端末に設けた出力レベル可変増
幅回路はCPUで制御されるが、この制御にCPUに代
えて制御回路を設けても同様の効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
共通線式通信装置によれば、制御機の送信出力レベルを
端末の送信出力レベルより大きくすることにより、優先
的に端末へ送信することができ、送信に再送等で時間が
かからなくなる。またリセットデータに依らず、優先的
な信号送信手段となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共通線式通信装置の一実施例を示
すシステム図。
【図2】本発明における合成波のベクトル図。
【図3】従来の共通線式通信装置のシステム図。
【符号の説明】
MA・・・・・・制御機 SM1〜SM16・・・・・・複数の端末 1・・・・・・制御機CPU 2・・・・・・制御機位相変調回路 3・・・・・・制御機幹線インターフェース 6・・・・・・端末CPU 7・・・・・・端末復調回路 8・・・・・・端末位相変調回路 9・・・・・・端末幹線インターフェース 10・・・・・・出力レベル可変回路 11・・・・・・制御機復調回路 12・・・・・・信号源 L・・・・・・共通線幹線 f0・・・・・・下りデータ(下りリセットデータ) f・・・・・・位相変調信号(下り位相変調信号) f1〜f16・・・・・・上りデータ f'・・・・・・位相変調信号(上り位相変調信号)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御機(MA)、複数の端末(SM1〜S
    16)をそれぞれの制御機幹線インターフェース
    (3)、端末幹線インターフェース(9)を介し共通線
    幹線(L)を経由して接続し、 前記制御機は、前記端末へ送信される下りデータ
    (f0)を発生するための信号源(12)と、前記制御
    機幹線インターフェースに、前記下りデータを変調した
    位相変調信号(f)を生成する制御機位相変調回路
    (2)を介して接続され、前記端末幹線インターフェー
    スから、前記端末からの変調された上りデータ(f1〜
    16)を復調する制御機復調回路(11)を介して接続
    され前記上りデータを受信して前記上りデータに応じた
    処理を行なう制御機CPU(1)とを有し、 前記制御機位相変調回路と前記制御機幹線インターフェ
    ースとの間に前記制御機位相変調回路からの出力レベル
    を前記制御機CPUにより送信時毎に可変できる出力レ
    ベル可変回路(10)を介在させ、 前記端末のそれぞれは、前記端末幹線インターフェース
    に、前記上りデータを変調した位相変調信号(f')を
    生成する端末位相変調回路(8)を介して接続され、前
    記端末幹線インターフェースから、前記制御機からの前
    記位相変調信号を復調する端末復調回路(7)を介して
    接続され前記下りデータを受信して前記下りデータに応
    じた処理を行なう端末CPU(6)を有することを特徴
    とする共通線式通信装置。
JP24590995A 1995-09-25 1995-09-25 共通線式通信装置 Withdrawn JPH0993269A (ja)

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JP24590995A JPH0993269A (ja) 1995-09-25 1995-09-25 共通線式通信装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021203