JPH0992463A - El発光装置 - Google Patents
El発光装置Info
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- JPH0992463A JPH0992463A JP7247561A JP24756195A JPH0992463A JP H0992463 A JPH0992463 A JP H0992463A JP 7247561 A JP7247561 A JP 7247561A JP 24756195 A JP24756195 A JP 24756195A JP H0992463 A JPH0992463 A JP H0992463A
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Abstract
の電気的・機械的接続強度を向上させる。 【解決手段】 EL発光装置は、EL素子Eとフレキシ
ブルプリントケーブルFとを電気的・機械的に接続した
ものからなる。背面電極層5上に形成された銀ペースト
8と一方の導電路10a、電極露出部2a上に形成され
た銀ペースト7と他方の導電路10bとが当接し、両導
電路の上面にあったホットメルト材は、熱加圧よって融
解しかつ排除されて導電路の周囲で固化して両者を接続
している。フレキシブルプリントケーブルFの背面に
は、当該フレキシブルプリントケーブルのEL素子への
貼着周辺まで覆うように貼着された補強シート13が設
けてあり、両者間の接続部における機械的強度を強化さ
せてある。
Description
プリントケーブルを接続してなるEL発光装置に関する
ものである。
が1mm程度のものから数mmまで各種のものがあり、
種々の形状のEL素子がEL発光装置として用いられて
いる。いずれにしても、EL素子は透明電極と背面電極
とによって発光層に電圧を印加して発光させるものであ
るので、これらの両電極と端子ケーブルとを接続する必
要がある。最近のEL素子では、背面側の最外層に防湿
フィルムを設けず、透明電極層を発光層の周囲に露出さ
せ、この透明電極層の露出部と背面電極層とに、フレキ
シブルプリントケーブルを当接して、導電性のホットメ
ルト材を介して熱圧着することにより接続するようにし
たものが提案されている。
には、フレキシブルプリントケーブルに平面的に配設さ
れた隣接端子間を短絡し易く、したがって端子配列ピッ
チを密にできない短所があった。これに対しては、フレ
キシブルプリントケーブルとして絶縁シートの一方の面
に平行導電路を設け、ケーブルの端部から所定の範囲に
ホットメルト層を設けたヒートシール型フレキシブルプ
リントケーブルによって接続することが提案されている
(特公昭63−31904号公報)。このヒートシール
型のフレキシブルプリントケーブルは、平行導電路を相
手方のEL素子等に接続する場合に、相手方の端子電極
をこれらの平行導電路と対向させ、押圧治具を用いて加
熱下に押圧して両者を接合している。この押圧によりこ
れらの導電路と交差する方向に伸びる凹溝が形成される
ように屈曲させ、同時にホットメルト層と溶融して押圧
位置から排除し、平行導電路と電極端子部とを直接的に
当接して電気的に接続するとともに、溶融したホットメ
ルト材が固化し、EL素子とフレキシブルプリントケー
ブルとを物理的に接続されるものである。
けるEL素子とフレキシブルプリントケーブルとの接続
は、ホットメルト材の接着強度のみに依存しており、し
かもEL素子の電極端子部とフレキシブルプリントケー
ブルの平行導電路のうちの接続するべき交差区画のみを
熱圧着するものであるため、外力に対して弱く故障の原
因となる問題があった。さらに、EL素子の電極端子部
にフレキシブルプリントケーブルを当接すると、その部
分のみに突起が生じてしまうことが避けられず、取り扱
い時に、周囲の物体に接触するなどの外力によって剥離
してしまうなどの問題があった。
容易に破損しないように、EL素子とフレキシブルプリ
ントケーブルとの接続強度を強化したEL発光装置を提
供することにある。
めに本発明のEL発光装置は、ベースフィルムの背面側
に透明電極層が形成してあり、この透明電極層の周囲の
部分を透明電極露出部として残し、この露出部以外の透
明電極層の背面に発光層、絶縁層、背面電極層を順次積
層してなるEL素子と、このEL素子の背面側に片面を
当接して熱圧着によって接続してあるフレキシブルプリ
ントケーブルとからなるEL発光装置において、フレキ
シブルプリントケーブルの背面には、当該フレキシブル
プリントケーブルのEL素子への貼着周辺まで覆う補強
シートが貼着してある。
なすEL素子は、図2に示してあるように、実質的に正
方形に形成されたベースフィルム1の背面側に透明電極
層2が形成してある。ベースフィルム1はポリエチレン
テレフタレート(PET)フィルムからなり、0.05
〜0.2mmの厚さを有しているものからなる。また、
透明電極層2はインジウム・ティン・オキサイド(IT
O)を数μmの厚さに蒸着したものからなる。
透明電極露出部2aを残した状態にして発光層3が形成
してある。発光層3は蛍光体である硫化亜鉛(ZnS)
に銅(Cu)をドーブしたものに防湿性の高いフッ素系
樹脂バインダーを混合・撹拌してなる印刷インクを用い
てスクリーン印刷により形成してある。
きさに絶縁層4が形成してある。絶縁層4は、高誘電性
材であるチタン酸バリウム(BaTiO3)の粉末に発
光層3に用いたバインダーと同じバインダーを混合・撹
拌してなる印刷インクを用いてスクリーン印刷により形
成してある。
周囲をこの絶縁層4の周囲よりもやや後退させた大きさ
に形成してある。背面電極層5は、カーボン粉末に発光
層3に用いたバインダーと同じバインダーを混合・撹拌
してなる印刷インクを用いて同じくスクリーン印刷によ
り形成してある。
同じ印刷インクによって印刷してなる電極部6が形成し
てある。電極部6は、透明電極層2を構成するITOが
電気抵抗が比較的大きいものであるため、局部的に接続
するための端子としては導電性が不足するので、これを
補うために導電性の高いカーボン電極層を形成するもの
である。電極部6は背面電極層5を印刷する際に、これ
と一緒に印刷して形成する。電極部6の背面には、接続
端子部を構成する銀ペースト7が形成してある。また、
背面電極層5の背面にも同じく銀ペースト8が周囲から
やや後退した帯状に形成してある。各銀ペースト7,8
はともに後述のフレキシブルプリントケーブルを接続し
たときに導電路と各電極層間との導電性を高くするため
に形成してある。
ントケーブルFについて説明する。図1に示すように、
絶縁性シート9の一方の面(上面)に2条の導電路10
が平行に設けてある。導電路10は、上述したEL素子
の背面電極層5と同様の印刷インクを印刷することによ
り形成してある。絶縁性シート9の導電路形成面には、
格子状にホットメルト層(図示せず。)及び耐熱性樹脂
層(図示せず。)が交互に形成してある。ホットメルト
層は、ポリエステル系の熱可塑性樹脂材を印刷インクと
してスクリーン印刷によって形成してある。ホットメル
ト層は、絶縁性を有するとともに、加熱によって融解し
て接着剤としての働きをする。耐熱性樹脂層は、絶縁性
を有するとともにホットメルト層よりもかなり耐熱性が
高いポリエステル系樹脂材からなる印刷インクを用いて
印刷してある。
形成面をEL素子Eの背面の一部と対向させ、一方の導
電路10aと背面電極層10aの上面の銀ペースト8が
当接し、他方の導電路10bと電極部2a上の銀ペース
ト7とを当接させ両者間に介在しているホットメルト材
を排除して接合してある。これに対し、一方の導電路1
0aと銀ペースト7及び他方の導電路10bと銀ペース
ト8の対向面は耐熱性樹脂層が介在しているので絶縁状
態になっている。
ブルFの接続は、両者を所定位置で対向させ、フレキシ
ブルプリントケーブルFの外方からEL素子E方向に熱
ごてを当て、銀ペースト7,8とフレキシブルプリント
ケーブルFとの対向面を同時に加圧する。すると、ホッ
トメルト層と対向している部分は、熱加圧によって、押
圧されている部分からその周囲に排除され、一方の導電
路10aと銀ペースト8及び他方の導電路10bと銀ペ
ースト7とが当接する。このとき、排除されたホットメ
ルト層のホットメルト剤は、導電路10a,10b及び
銀ベースト7,8の周囲で固化し、強力な接着作用を果
たしている。
ルFの耐熱樹脂層と対向している部分は、このような熱
加圧されてもそのままの状態を維持して、導電路10と
銀ペースト7,8とは非接触状態が維持される。こうし
て、EL素子EはフレキシブルプリントケーブルFを介
して必要な回路と接続される。EL素子Eとフレキシブ
ルプリントケーブルFとの間の機械的な接続は、フレキ
シブルプリントケーブルFのホットメルト層の形成面に
おける導電路を除いた部分によって行われている。
置の電気的及び機械的な接続が安価に得られるが、本発
明では、さらに接続部の機械的強度を向上させるために
EL素子Eに貼られているフレキシブルプリントケーブ
ルの上面及びこれを貼着した周辺まで覆うように補強シ
ート13が設けてある。
トケーブルFが貼られている周囲及びフレキシブルプリ
ントケーブルFの一部と重なるように、補強シート13
を貼付してある状態を示している。補強シート13の貼
付面には、両面粘着テープ14が貼付してあり、台紙を
除去してそのまま補強シート13の粘着テープ貼付面を
所定位置に当接して押圧するだけで貼付工程が終了す
る。補強シート13の貼着により、EL素子Eとフレキ
シブルプリントケーブルFとの接合強度が向上するが、
補強シート13の貼付範囲をEL素子Eの外周から外れ
た部分のフレキシブルプリントケーブル面にも拡張部1
3aを設けておくことによって、フレキシブルプリント
ケーブルに加わる外力による曲げモーメントが作用する
部分も補強されるので、フレキシブルプリントケーブル
の境界部の強度が向上する。
リントケーブルFの周囲、及びフレキシブルプリントケ
ーブルFの全部が重なるように貼付した例を示してい
る。上記した接合部及びフレキシブルプリントケーブル
の境界部の他、フレキシブルプリントケーブル全体の強
度向上を図っている。
ントケーブルとが熱加圧するだけで、極めて簡単な工程
で、電気的・機械的に接続してなるEL発光装置におい
て、フレキシブルプリントケーブルの貼られている周囲
に補強シートを貼着したことにより、EL素子とフレキ
シブルプリントケーブルとの接続強度が向上する。した
がって、EL発光装置の取付け作業中などに両者が剥離
したり、破損したりすることがなくなる。また、補強シ
ートの貼着範囲をフレキシブルプリントケーブルの全体
に拡げれば、外力によるモーメントの作用に対する抵抗
力も大きくなる。
部切欠断面図であり、(b)は背面図である。
は模式的に表わした断面図であり、(b)は背面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ベースフィルムの背面側に透明電極層が
形成してあり、上記透明電極層の周囲の部分を透明電極
露出部として残し、この露出部以外の上記透明電極層の
背面に発光層、絶縁層、背面電極層を順次積層してなる
EL素子と、このEL素子の背面側に片面を当接して熱
圧着によって接続してあるフレキシブルプリントケーブ
ルとからなるEL発光装置において、上記フレキシブル
プリントケーブルの背面には、当該フレキシブルプリン
トケーブルの上記EL素子への貼着周辺まで覆う補強シ
ートが貼着してあることを特徴とするEL発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7247561A JP2824451B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | El発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7247561A JP2824451B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | El発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0992463A true JPH0992463A (ja) | 1997-04-04 |
JP2824451B2 JP2824451B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=17165333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7247561A Expired - Fee Related JP2824451B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | El発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824451B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5942827A (en) * | 1997-04-03 | 1999-08-24 | Interelectric Ag | Electric motor |
WO2003105537A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | 株式会社コンクウェスト | 表示装置 |
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JP2007537576A (ja) * | 2004-05-11 | 2007-12-20 | ワールド・プロパティーズ・インコーポレイテッド | 補強されたリードを有する可撓性elランプ |
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-
1995
- 1995-09-26 JP JP7247561A patent/JP2824451B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2824451B2 (ja) | 1998-11-11 |
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