JPH0991553A - 防災設備用機器の扉開閉機構 - Google Patents
防災設備用機器の扉開閉機構Info
- Publication number
- JPH0991553A JPH0991553A JP24709295A JP24709295A JPH0991553A JP H0991553 A JPH0991553 A JP H0991553A JP 24709295 A JP24709295 A JP 24709295A JP 24709295 A JP24709295 A JP 24709295A JP H0991553 A JPH0991553 A JP H0991553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- hole
- main body
- fixation
- stay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
- Hinges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防災設備用機器の扉開閉機構において、部品
点数を減少し、溶接作業も不要とし、作業を容易にす
る。 【解決手段】 機器本体側フレーム22の上面および下
面の各端部に一部分が前面に突出する扉固定用ステー6
1を設けるとともに、各扉固定用ステー61および扉2
3の上面および下面の各端部に固定用の孔62,55を
形成し、各孔62,55にリベット部材54を通してリ
ベット部材54により機器本体側フレーム22に扉23
を開閉自在に装着した。
点数を減少し、溶接作業も不要とし、作業を容易にす
る。 【解決手段】 機器本体側フレーム22の上面および下
面の各端部に一部分が前面に突出する扉固定用ステー6
1を設けるとともに、各扉固定用ステー61および扉2
3の上面および下面の各端部に固定用の孔62,55を
形成し、各孔62,55にリベット部材54を通してリ
ベット部材54により機器本体側フレーム22に扉23
を開閉自在に装着した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉自在に設けら
れる扉を有する防災設備用機器の扉開閉機構に関する。
れる扉を有する防災設備用機器の扉開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防災設備用機器としては、例えば
図6に示すようなものが知られている(実開平5−40
994号、参照)。図6は火災受信機を示し、1は金属
板からなる箱状の筐体、2は筐体1に開閉可能に取り付
けられた金属板からなる扉で、中央部よりやや上方に窓
孔が設けられている。
図6に示すようなものが知られている(実開平5−40
994号、参照)。図6は火災受信機を示し、1は金属
板からなる箱状の筐体、2は筐体1に開閉可能に取り付
けられた金属板からなる扉で、中央部よりやや上方に窓
孔が設けられている。
【0003】扉2には操作板3、表示板4および増設用
表示板5が所定の位置に配置され、表示板4および操作
板3の背面にはプリント基板6,7がねじで固定され
る。また、筐体1にはプリント基板8が固定され、プリ
ント基板8には端子台9が搭載されている。10はプリ
ント基板8の保護板である。また、筐体1内には予備電
源12が収納されている。なお、扉2は筐体1に扉開閉
機構としての蝶番11で取付けられている。
表示板5が所定の位置に配置され、表示板4および操作
板3の背面にはプリント基板6,7がねじで固定され
る。また、筐体1にはプリント基板8が固定され、プリ
ント基板8には端子台9が搭載されている。10はプリ
ント基板8の保護板である。また、筐体1内には予備電
源12が収納されている。なお、扉2は筐体1に扉開閉
機構としての蝶番11で取付けられている。
【0004】図7および図8は筐体1に対する扉2の蝶
番11による取付け構造の例を示す図である。図7およ
び図8において、1は筐体であり、筐体1の端面には折
曲部1Aが形成されている。また、筐体1に対して開閉
自在に取り付けられる扉2の端部にも折曲部2Aが形成
されている。
番11による取付け構造の例を示す図である。図7およ
び図8において、1は筐体であり、筐体1の端面には折
曲部1Aが形成されている。また、筐体1に対して開閉
自在に取り付けられる扉2の端部にも折曲部2Aが形成
されている。
【0005】筐体1には回動用部材13が溶接により取
り付けられている。回動用部材13は、筐体1に溶接で
固定される取付部13Aと折曲部1A,2Aを収納する
収納部13Bと軸14が挿入される円筒部13Cにより
構成されている。また、扉2にも回動用部材15が溶接
により取り付けられている。この回動用部材15は扉2
に溶接で固定される取付部15Aと軸14が挿入される
円筒部15Bにより構成されている。図7に示すよう
に、円筒部13C,15Bに軸14を挿入することによ
り、回動用部材13,15を連結して軸14を中心とし
て扉2は筐体1に対して開閉自在に装着される。
り付けられている。回動用部材13は、筐体1に溶接で
固定される取付部13Aと折曲部1A,2Aを収納する
収納部13Bと軸14が挿入される円筒部13Cにより
構成されている。また、扉2にも回動用部材15が溶接
により取り付けられている。この回動用部材15は扉2
に溶接で固定される取付部15Aと軸14が挿入される
円筒部15Bにより構成されている。図7に示すよう
に、円筒部13C,15Bに軸14を挿入することによ
り、回動用部材13,15を連結して軸14を中心とし
て扉2は筐体1に対して開閉自在に装着される。
【0006】なお、この扉開閉機構は、火災受信機から
の移報信号を受信して各種警報情報を表示させる表示盤
等にも使用されている。
の移報信号を受信して各種警報情報を表示させる表示盤
等にも使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災設備用機器の扉開閉機構にあっては、扉
および筐体に回動用部材が1個ずつ、さらにこれらの2
つの回動用部材を連結するための軸が必要となり、扉お
よび筐体に設けた回動用部材は扉と筐体にそれぞれ溶接
されていた。その結果、防災設備用機器の筐体に扉を取
り付ける際に3個の部材が必要となり、部品点数が多く
なり、また溶接するための製造工程も必要となる。さら
に、回動用部材を溶接した際に、回動用部材や筐体1や
扉2が熱により変形することがあり、このような場合に
は回動用部材、筐体1や扉2を熱を加えて成形したり、
ハンマーなどでたたいて規定の形状や寸法に戻すように
しているため、作業も煩雑であった。
うな従来の防災設備用機器の扉開閉機構にあっては、扉
および筐体に回動用部材が1個ずつ、さらにこれらの2
つの回動用部材を連結するための軸が必要となり、扉お
よび筐体に設けた回動用部材は扉と筐体にそれぞれ溶接
されていた。その結果、防災設備用機器の筐体に扉を取
り付ける際に3個の部材が必要となり、部品点数が多く
なり、また溶接するための製造工程も必要となる。さら
に、回動用部材を溶接した際に、回動用部材や筐体1や
扉2が熱により変形することがあり、このような場合に
は回動用部材、筐体1や扉2を熱を加えて成形したり、
ハンマーなどでたたいて規定の形状や寸法に戻すように
しているため、作業も煩雑であった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、部品点数を減少し、溶接作業
による煩わしさを解消し、さらに組付け作業も容易とな
る防災設備用機器の扉開閉機構を提供することを目的と
する。
てなされたものであって、部品点数を減少し、溶接作業
による煩わしさを解消し、さらに組付け作業も容易とな
る防災設備用機器の扉開閉機構を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
機器本体側フレームに開閉自在に取り付けられる扉を有
する防災設備用機器の扉開閉機構を対象とする。このよ
うな扉開閉機構について本発明は、機器本体側フレーム
の上面および下面の各端部に一部分が前面に突出する扉
固定用ステーを設けるとともに、各扉固定用ステーおよ
び扉の上面および下面の各端部に固定用の孔を形成し、
各孔にリベット部材を通してリベット部材により機器本
体側フレームに扉を開閉自在に装着したことを特徴とす
る。
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
機器本体側フレームに開閉自在に取り付けられる扉を有
する防災設備用機器の扉開閉機構を対象とする。このよ
うな扉開閉機構について本発明は、機器本体側フレーム
の上面および下面の各端部に一部分が前面に突出する扉
固定用ステーを設けるとともに、各扉固定用ステーおよ
び扉の上面および下面の各端部に固定用の孔を形成し、
各孔にリベット部材を通してリベット部材により機器本
体側フレームに扉を開閉自在に装着したことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明においては、各扉固定用ステ
ーと扉の上面および下面の間にスペーサ部材を挿入し
た。このように、扉固定用ステーとリベット部材の2つ
の部材により機器本体側フレームに対して扉を開閉自在
に装着することができるので、2つの回動用部材と1つ
の軸の3つの部材を用いていた従来例に比べて部品点数
を減少することができる。また、必要とされる部材の構
成も簡単であるため、コストを低減することができる。
また、溶接作業も不要となり、容易に取り付けできる。
さらに、従来例のように溶接時の熱による筐体等の修正
作業を行うなどの煩雑さがなく、作業が容易である。
ーと扉の上面および下面の間にスペーサ部材を挿入し
た。このように、扉固定用ステーとリベット部材の2つ
の部材により機器本体側フレームに対して扉を開閉自在
に装着することができるので、2つの回動用部材と1つ
の軸の3つの部材を用いていた従来例に比べて部品点数
を減少することができる。また、必要とされる部材の構
成も簡単であるため、コストを低減することができる。
また、溶接作業も不要となり、容易に取り付けできる。
さらに、従来例のように溶接時の熱による筐体等の修正
作業を行うなどの煩雑さがなく、作業が容易である。
【0011】また、扉固定用ステーと扉の上面および下
面の間にスペーサ部材を挿入したので、扉の回転が容易
になる。
面の間にスペーサ部材を挿入したので、扉の回転が容易
になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明を使用した火災受信
機の分解斜視図である。図1において、21は背板、2
2は本体フレーム、23は扉であり、火災受信機24は
これらの背板21、本体フレーム22からなる機器本体
側および扉23により構成される。
機の分解斜視図である。図1において、21は背板、2
2は本体フレーム、23は扉であり、火災受信機24は
これらの背板21、本体フレーム22からなる機器本体
側および扉23により構成される。
【0013】背板21は金属板よりなり、本体フレーム
22に形成された背板接合部25にねじ止め固定され
る。背板21には端子台26などが搭載された回路基板
27,28,29、トランス30、回路基板31を裏面
に装着した操作表示パネル32等が固定される。背板2
1には複数個の支持台33が設けられ、支持台33は回
路基板27,28,29を支持する。36は背板21に
設けられた固定金具であり、固定金具36により操作表
示パネル32の一端部が背板21に固定される。
22に形成された背板接合部25にねじ止め固定され
る。背板21には端子台26などが搭載された回路基板
27,28,29、トランス30、回路基板31を裏面
に装着した操作表示パネル32等が固定される。背板2
1には複数個の支持台33が設けられ、支持台33は回
路基板27,28,29を支持する。36は背板21に
設けられた固定金具であり、固定金具36により操作表
示パネル32の一端部が背板21に固定される。
【0014】また、背板21の上部中央には長孔37が
形成され、長孔37から信号線が引き出されて回路基板
27,28,29等に接続される。また、長孔37の左
右両側の背板21には壁面に火災受信機24を取り付け
るための取付孔38が形成されている。図2に示すよう
に、操作表示パネル32の上部には火災代表灯用などの
表示窓39が形成され、表示窓39の下側には火災など
が発生した地区を表示する地区表示窓40が形成されて
いる。
形成され、長孔37から信号線が引き出されて回路基板
27,28,29等に接続される。また、長孔37の左
右両側の背板21には壁面に火災受信機24を取り付け
るための取付孔38が形成されている。図2に示すよう
に、操作表示パネル32の上部には火災代表灯用などの
表示窓39が形成され、表示窓39の下側には火災など
が発生した地区を表示する地区表示窓40が形成されて
いる。
【0015】地区表示窓40の左下側には音響孔42が
形成され、音響孔42の左側には各種設定状況を示す表
示灯43や各種設定スイッチ45などが設けられてい
る。操作表示パネル32の下部にはメンテナンス用の各
スイッチ46が形成され、各スイッチ46の上側にはス
イッチ操作を表示する表示灯47が形成されている。こ
れらのスイッチ46および表示灯47が設けられた操作
表示パネル32の下側部分には取付板48を介して小扉
49が開閉自在に設けられる。操作表示パネル32には
背板21に取り付けられる取付部50が一体に形成され
ており、取付部50により操作表示パネル32が背板2
1に固定される。
形成され、音響孔42の左側には各種設定状況を示す表
示灯43や各種設定スイッチ45などが設けられてい
る。操作表示パネル32の下部にはメンテナンス用の各
スイッチ46が形成され、各スイッチ46の上側にはス
イッチ操作を表示する表示灯47が形成されている。こ
れらのスイッチ46および表示灯47が設けられた操作
表示パネル32の下側部分には取付板48を介して小扉
49が開閉自在に設けられる。操作表示パネル32には
背板21に取り付けられる取付部50が一体に形成され
ており、取付部50により操作表示パネル32が背板2
1に固定される。
【0016】扉23は金属板よりなり、操作表示パネル
32が表われるパネル表示窓51を有し、また、扉閉止
部52が挿入される挿入孔53を有する。また、扉23
の上面端部にはリベット54が挿入される固定用の孔5
5が形成されている。本体フレーム22は金属板よりな
る上壁56、下壁57および側壁58,59により構成
され、上壁56、下壁57、および側壁58,59には
背板21と接合される背板接合部25が形成されてい
る。また、背板接合部25の反対側の上壁56、下壁5
7および側壁58,59には内側に突出するフランジ部
60がそれぞれ形成されている。
32が表われるパネル表示窓51を有し、また、扉閉止
部52が挿入される挿入孔53を有する。また、扉23
の上面端部にはリベット54が挿入される固定用の孔5
5が形成されている。本体フレーム22は金属板よりな
る上壁56、下壁57および側壁58,59により構成
され、上壁56、下壁57、および側壁58,59には
背板21と接合される背板接合部25が形成されてい
る。また、背板接合部25の反対側の上壁56、下壁5
7および側壁58,59には内側に突出するフランジ部
60がそれぞれ形成されている。
【0017】上壁56および下壁57には前面に一部分
が突出する扉固定用ステー61が固定され、扉固定用ス
テー61の突出部61Aにはリベット54が挿入される
固定用の孔62がそれぞれ形成されている。また、扉固
定用ステー61と扉23の間には扉23の回動を容易に
するためのスペーサ63が挿入される。本体フレーム2
2の上壁56および下壁57に対する扉固定用ステー6
1の固定は、図3に示すように2つのフレーム部材6
4,65からなる。
が突出する扉固定用ステー61が固定され、扉固定用ス
テー61の突出部61Aにはリベット54が挿入される
固定用の孔62がそれぞれ形成されている。また、扉固
定用ステー61と扉23の間には扉23の回動を容易に
するためのスペーサ63が挿入される。本体フレーム2
2の上壁56および下壁57に対する扉固定用ステー6
1の固定は、図3に示すように2つのフレーム部材6
4,65からなる。
【0018】一方のフレーム部材64は、上壁56、側
壁58および下壁57により構成され、上壁56および
下壁57の端部には折曲部66がそれぞれ形成されてい
る。他方のフレーム部材65は、側壁59と側壁59の
上端および下端に一体形成された扉固定用ステー61に
より構成される。フレーム部材64の折曲部66の外側
にフレーム部材65の扉固定用ステー61をリベットな
どで固定することで、本体フレーム22を構成する。扉
固定用ステー61の突出部61Aには扉23が開閉自在
に装着される。
壁58および下壁57により構成され、上壁56および
下壁57の端部には折曲部66がそれぞれ形成されてい
る。他方のフレーム部材65は、側壁59と側壁59の
上端および下端に一体形成された扉固定用ステー61に
より構成される。フレーム部材64の折曲部66の外側
にフレーム部材65の扉固定用ステー61をリベットな
どで固定することで、本体フレーム22を構成する。扉
固定用ステー61の突出部61Aには扉23が開閉自在
に装着される。
【0019】次に、図4は本体フレーム22に対する扉
23の取り付けを説明する説明図である。図4におい
て、本体フレーム22の上壁56の端部には扉固定用ス
テー61が設けられ、扉固定用ステー61には扉23の
上板67の幅よりわずかに小さい突出部61Aが一体に
形成され、突出部61Aには固定用の孔62が形成され
ている。孔62は突出部61Aの外端側に設けてあり、
孔62を軸として扉23が回動するため、扉23が本体
フレーム22に干渉されず、約180°扉23を回動す
ることができるようになっている。扉固定用ステー61
の孔62に対応して扉23の上板67の端部にも固定用
の孔55が形成され、孔62と孔55の間には扉23の
回転を容易にするためのスペーサ63が介装される。リ
ベット54は孔62、スペーサ63および孔55に挿入
され、リベット54により、扉23はフレーム本体22
に対して開閉自在に装着される。なお、扉23の上板6
7の端部には切欠き69が形成され、扉23を回転した
とき、本体フレーム22の側壁59のフランジ部60に
干渉しないようになっている。
23の取り付けを説明する説明図である。図4におい
て、本体フレーム22の上壁56の端部には扉固定用ス
テー61が設けられ、扉固定用ステー61には扉23の
上板67の幅よりわずかに小さい突出部61Aが一体に
形成され、突出部61Aには固定用の孔62が形成され
ている。孔62は突出部61Aの外端側に設けてあり、
孔62を軸として扉23が回動するため、扉23が本体
フレーム22に干渉されず、約180°扉23を回動す
ることができるようになっている。扉固定用ステー61
の孔62に対応して扉23の上板67の端部にも固定用
の孔55が形成され、孔62と孔55の間には扉23の
回転を容易にするためのスペーサ63が介装される。リ
ベット54は孔62、スペーサ63および孔55に挿入
され、リベット54により、扉23はフレーム本体22
に対して開閉自在に装着される。なお、扉23の上板6
7の端部には切欠き69が形成され、扉23を回転した
とき、本体フレーム22の側壁59のフランジ部60に
干渉しないようになっている。
【0020】次に、図5はフレーム本体22に対して扉
23を取り付けた図である。図5において、本体フレー
ム22の上壁56の端部には扉固定用ステー61が設け
られ、扉固定用ステー61の孔62および扉23の上板
67の孔55にはリベット54が挿入される。こうして
リベット54により扉23は本体フレーム22に開閉自
在に装着される。扉23に形成されたパネル表示窓51
には操作表示パネル32が表われている。
23を取り付けた図である。図5において、本体フレー
ム22の上壁56の端部には扉固定用ステー61が設け
られ、扉固定用ステー61の孔62および扉23の上板
67の孔55にはリベット54が挿入される。こうして
リベット54により扉23は本体フレーム22に開閉自
在に装着される。扉23に形成されたパネル表示窓51
には操作表示パネル32が表われている。
【0021】本発明においては、扉固定用ステー61お
よびリベット54の2つの部品が必要であるが、これに
対して従来例においては、2つの回動用部材と軸の3つ
の部品が必要であり、したがって、本発明においては、
部品点数を減少することができる。さらに、本発明にお
いては、リベット止めに失敗してもリベット54を交換
すれば良く、従来例のように熱による成形作業等の修正
作業の煩雑さが解消され、作業が容易になる。
よびリベット54の2つの部品が必要であるが、これに
対して従来例においては、2つの回動用部材と軸の3つ
の部品が必要であり、したがって、本発明においては、
部品点数を減少することができる。さらに、本発明にお
いては、リベット止めに失敗してもリベット54を交換
すれば良く、従来例のように熱による成形作業等の修正
作業の煩雑さが解消され、作業が容易になる。
【0022】なお、本発明の実施の形態にあっては、火
災受信機において説明したが、火災受信機からの移報信
号を受信して各種警報情報を表示させる表示器や中継器
収納容器など本発明を適用できる。
災受信機において説明したが、火災受信機からの移報信
号を受信して各種警報情報を表示させる表示器や中継器
収納容器など本発明を適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、機器本体側フレームに扉固定用ステーを設け、扉固
定用ステーと扉に孔を形成し、孔にリベットを通してリ
ベットにより扉をフレーム本体に開閉自在に装着したた
め、部品点数を減少することができ、溶接作業も必要で
なく容易に取り付けができる。さらに、溶接時の熱によ
る筐体の変形を修正するなどの煩雑さがなく、作業が容
易である。
ば、機器本体側フレームに扉固定用ステーを設け、扉固
定用ステーと扉に孔を形成し、孔にリベットを通してリ
ベットにより扉をフレーム本体に開閉自在に装着したた
め、部品点数を減少することができ、溶接作業も必要で
なく容易に取り付けができる。さらに、溶接時の熱によ
る筐体の変形を修正するなどの煩雑さがなく、作業が容
易である。
【図1】本発明を実施した火災受信機の分解斜視図
【図2】操作表示パネルの斜視図
【図3】本体フレームに対する扉固定用ステーの取り付
けの説明図
けの説明図
【図4】本体フレームに対する扉の取り付けの説明図
【図5】本体フレームに対する扉の取り付けの斜視図
【図6】従来例を示す図
【図7】従来の要部説明図
【図8】従来の扉の取り付けの説明図
21:背板 22:本体フレーム 23:扉 24:火災受信機 32:操作表示パネル 54:リベット 55:孔 61:扉固定用ステー 61A:突出部 62:孔 63:スペーサ 64,65:フレーム部材 67:上板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 和年 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】機器本体側フレームに開閉自在に取り付け
られる扉を有する防災設備用機器の扉開閉機構であっ
て、 前記機器本体側フレームの上面および下面の各端部に一
部分が前面に突出する扉固定用ステーを設けるととも
に、各扉固定用ステーおよび前記扉の上面および下面の
各端部に固定用の孔を形成し、各孔にリベット部材を通
して該リベット部材により前記機器本体側フレームに前
記扉を開閉自在に装着したことを特徴とする防災設備用
機器の扉開閉機構。 - 【請求項2】請求項1記載の防災設備用機器の扉開閉機
構において、 前記各扉固定用ステーと前記扉の上面および下面の間に
スペーサ部材を挿入したことを特徴とする防災設備用機
器の扉開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24709295A JPH0991553A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 防災設備用機器の扉開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24709295A JPH0991553A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 防災設備用機器の扉開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991553A true JPH0991553A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17158317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24709295A Pending JPH0991553A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 防災設備用機器の扉開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101663903B1 (ko) * | 2015-07-03 | 2016-10-07 | 김진성 | 함체 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP24709295A patent/JPH0991553A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101663903B1 (ko) * | 2015-07-03 | 2016-10-07 | 김진성 | 함체 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7521632B2 (en) | Door hinge assembly and enclosure employing the same | |
JPH0991553A (ja) | 防災設備用機器の扉開閉機構 | |
JP3526065B2 (ja) | 液晶モジュールの取付け構造 | |
JP3238905B2 (ja) | 防災監視制御盤 | |
JPH09102093A (ja) | 防災監視制御盤 | |
JPH0991558A (ja) | 防災設備用機器 | |
JPS6011667Y2 (ja) | 壁掛形電子機器筐体 | |
JP3306559B2 (ja) | 防災機器収納箱 | |
JPH0711506Y2 (ja) | 電子機器用筐体 | |
JPH06252567A (ja) | 電子機器筐体 | |
JP2749470B2 (ja) | 表示パネルの取付装置 | |
JPH09161172A (ja) | 防災監視制御盤 | |
JPS5927629Y2 (ja) | 制御機器筐体の開閉装置 | |
JP2003067860A (ja) | 火災受信機 | |
JPH0562080A (ja) | 火災報知装置 | |
JP2780954B2 (ja) | 開閉機構を有する筐体 | |
JP2932055B2 (ja) | 公衆電話機の構造 | |
CN117641786A (zh) | 控制台 | |
JP3284482B2 (ja) | 防災機器収納箱及びその取付方法 | |
JPH05133569A (ja) | 空気調和機の室外ユニツト | |
JP3433361B2 (ja) | 防災機器収納箱 | |
JPH052823Y2 (ja) | ||
JPH1098282A (ja) | 筐体装置 | |
JPH052821Y2 (ja) | ||
JPH0132786Y2 (ja) |