JP3526065B2 - 液晶モジュールの取付け構造 - Google Patents
液晶モジュールの取付け構造Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネルを有す
る液晶モジュールが周囲を液晶モジュール枠にて支持さ
れ、箱状のシャーシにおける内部壁の４隅に設けられた
受け部に支持されて取付けられる液晶モジュールの取付
け構造に関するものである。
る液晶モジュールが周囲を液晶モジュール枠にて支持さ
れ、箱状のシャーシにおける内部壁の４隅に設けられた
受け部に支持されて取付けられる液晶モジュールの取付
け構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】液晶モジュール１は、本発明の説明図で
ある図３に示すように、液晶層、ガラス基板、偏光板等
からなるＬＣＤパネル２と、このＬＣＤパネル２の周囲
に信号を伝達させる図示しない電気回路と、ＬＣＤパネ
ル２の下部にアルミ製のベースプレート３を介して設け
られたバックライト機構４と、バックライト５のための
図示しないインバータ回路と、接続端子等の各部品とか
ら構成されている。
ある図３に示すように、液晶層、ガラス基板、偏光板等
からなるＬＣＤパネル２と、このＬＣＤパネル２の周囲
に信号を伝達させる図示しない電気回路と、ＬＣＤパネ
ル２の下部にアルミ製のベースプレート３を介して設け
られたバックライト機構４と、バックライト５のための
図示しないインバータ回路と、接続端子等の各部品とか
ら構成されている。
【０００３】上記の液晶モジュール１は、周囲をベゼル
（Vessel) ６と称する方形の枠体によって支持されてい
る。すなわち、上記のベゼル６には、本発明の説明図で
ある図４（ａ）に示すように、ベゼル６の上面縁から垂
下する側面の一部を切り欠いた爪部７が形成されてお
り、図４（ｂ）に示すように、この爪部７をベースプレ
ート３の下側で内側に折曲することによって、液晶モジ
ュール１とベゼル６とが一体化されている。
（Vessel) ６と称する方形の枠体によって支持されてい
る。すなわち、上記のベゼル６には、本発明の説明図で
ある図４（ａ）に示すように、ベゼル６の上面縁から垂
下する側面の一部を切り欠いた爪部７が形成されてお
り、図４（ｂ）に示すように、この爪部７をベースプレ
ート３の下側で内側に折曲することによって、液晶モジ
ュール１とベゼル６とが一体化されている。
【０００４】上記液晶モジュール１とベゼル６との一体
物は、図８に示すように、板金若しくは樹脂材料からな
る箱状のシャーシユニット８に取付けられるようになっ
ている。すなわち、シャーシユニット８には、内部側壁
の４隅に受け部９…が設けられており、これら受け部９
…に上記の液晶モジュール１とベゼル６との一体物を載
置し、これら受け部９…にてビス１０…で止めることに
よって、液晶モジュール１とベゼル６との一体物がシャ
ーシユニット８に取付けられるようになっている。
物は、図８に示すように、板金若しくは樹脂材料からな
る箱状のシャーシユニット８に取付けられるようになっ
ている。すなわち、シャーシユニット８には、内部側壁
の４隅に受け部９…が設けられており、これら受け部９
…に上記の液晶モジュール１とベゼル６との一体物を載
置し、これら受け部９…にてビス１０…で止めることに
よって、液晶モジュール１とベゼル６との一体物がシャ
ーシユニット８に取付けられるようになっている。
【０００５】なお、シャーシユニット８の内部には、液
晶モジュール１を駆動するための電源回路、操作回路、
コンピュータからの信号を伝達させるための接続端子等
が設置されており、このような構造と機能とをもつユニ
ットを一般に液晶モニターと称している。
晶モジュール１を駆動するための電源回路、操作回路、
コンピュータからの信号を伝達させるための接続端子等
が設置されており、このような構造と機能とをもつユニ
ットを一般に液晶モニターと称している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶モジュールの取付け構造では、ベゼル６がシャ
ーシユニット８に設けられた４隅の受け部９…に支持さ
れているだけであるので、輸送途上や荷扱い時の不注意
等により液晶モニターを落下させた場合に、液晶モジュ
ール１及びベゼル６の一部、すなわち図８において矢印
Ａで示すように、強度的に弱い辺の中央が下向きに撓み
変形することがあるという問題点を有している。すなわ
ち、例えば、１４インチの大型ＬＣＤパネル２からなる
液晶モニターについて落下試験をすると、液晶モジュー
ル１の４隅は比較的強固で変形し難いが、辺の中央付
近、特に長辺の中央付近は、落下時の衝撃荷重が伝達さ
れて変形を受け易い。また、シャーシユニット８の変形
は問題とならないが、液晶モジュール１の変形はＬＣＤ
パネル２の破損を招来することになる。
来の液晶モジュールの取付け構造では、ベゼル６がシャ
ーシユニット８に設けられた４隅の受け部９…に支持さ
れているだけであるので、輸送途上や荷扱い時の不注意
等により液晶モニターを落下させた場合に、液晶モジュ
ール１及びベゼル６の一部、すなわち図８において矢印
Ａで示すように、強度的に弱い辺の中央が下向きに撓み
変形することがあるという問題点を有している。すなわ
ち、例えば、１４インチの大型ＬＣＤパネル２からなる
液晶モニターについて落下試験をすると、液晶モジュー
ル１の４隅は比較的強固で変形し難いが、辺の中央付
近、特に長辺の中央付近は、落下時の衝撃荷重が伝達さ
れて変形を受け易い。また、シャーシユニット８の変形
は問題とならないが、液晶モジュール１の変形はＬＣＤ
パネル２の破損を招来することになる。
【０００７】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、液晶モニターが落下した
場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が生じ
るのを防止し、製品の品質確保を図り得る液晶モジュー
ルの取付け構造を提供することにある。
たものであって、その目的は、液晶モニターが落下した
場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が生じ
るのを防止し、製品の品質確保を図り得る液晶モジュー
ルの取付け構造を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶モジュール
の取付け構造は、上記課題を解決するために、液晶表示
パネルを有する液晶モジュールが周囲を液晶モジュール
枠にて支持されるとともに、液晶モジュール枠の上端縁
から垂下する側面の一部を切り欠いた爪部が形成されて
おり、この爪部を内側に折曲することによって、液晶モ
ジュールと液晶モジュール枠とが一体化され、箱状のシ
ャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受け部にて
取付けられる液晶モジュールの取付け構造において、上
記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記液
晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持する
支持部材が設けられていることを特徴としている。
の取付け構造は、上記課題を解決するために、液晶表示
パネルを有する液晶モジュールが周囲を液晶モジュール
枠にて支持されるとともに、液晶モジュール枠の上端縁
から垂下する側面の一部を切り欠いた爪部が形成されて
おり、この爪部を内側に折曲することによって、液晶モ
ジュールと液晶モジュール枠とが一体化され、箱状のシ
ャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受け部にて
取付けられる液晶モジュールの取付け構造において、上
記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記液
晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持する
支持部材が設けられていることを特徴としている。
【０００９】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記シャーシの両側壁の
上部には、ネジ取付孔が設けられる一方、液晶モジュー
ル枠の側面部にもその位置に対応するようにネジ孔が穿
設され、ネジ孔には、ネジ溝が形成され、上記支持部材
は、シャーシの外側からネジ取付孔を通して液晶モジュ
ール枠のネジ孔に螺合される螺合部材からなることを特
徴としている。
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記シャーシの両側壁の
上部には、ネジ取付孔が設けられる一方、液晶モジュー
ル枠の側面部にもその位置に対応するようにネジ孔が穿
設され、ネジ孔には、ネジ溝が形成され、上記支持部材
は、シャーシの外側からネジ取付孔を通して液晶モジュ
ール枠のネジ孔に螺合される螺合部材からなることを特
徴としている。
【００１０】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まる幅を有して形成され、かつ、
液晶モジュール枠を下側から支持すべくシャーシの内部
側壁に支持固定されて設けられた受け部材からなること
を特徴としている。
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まる幅を有して形成され、かつ、
液晶モジュール枠を下側から支持すべくシャーシの内部
側壁に支持固定されて設けられた受け部材からなること
を特徴としている。
【００１１】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まって配設され、かつ、液晶モジ
ュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁に支持固
定されて設けられる内部突出部材からなることを特徴と
している。
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まって配設され、かつ、液晶モジ
ュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁に支持固
定されて設けられる内部突出部材からなることを特徴と
している。
【００１２】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まって配設され、かつ、液晶モジ
ュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁の一部を
切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部からなる
ことを特徴としている。
造は、上記課題を解決するために、上記記載の液晶モジ
ュールの取付け構造において、上記支持部材は、上記液
晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡
にできるスペースに納まって配設され、かつ、液晶モジ
ュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁の一部を
切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部からなる
ことを特徴としている。
【００１３】
【作用】上記発明の構成によれば、液晶表示パネルを有
する液晶モジュールと液晶モジュール枠との一体物は、
箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受
け部にて４隅が固定されると共に、シャーシの側壁にお
ける辺の略中央部に設けられた支持部材によって、液晶
モジュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央
部が支持される。
する液晶モジュールと液晶モジュール枠との一体物は、
箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受
け部にて４隅が固定されると共に、シャーシの側壁にお
ける辺の略中央部に設けられた支持部材によって、液晶
モジュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央
部が支持される。
【００１４】この結果、液晶モジュール枠と液晶モジュ
ールとの一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶
モジュールをシャーシに取り付けた液晶モニターが落下
した場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が
生じるのを防止することができ、製品の品質確保を図る
ことができる。
ールとの一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶
モジュールをシャーシに取り付けた液晶モニターが落下
した場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が
生じるのを防止することができ、製品の品質確保を図る
ことができる。
【００１５】また、上記発明の構成によれば、液晶モジ
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁を通して液晶モジュール枠に螺合さ
れる螺合部材にて支持固定される。
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁を通して液晶モジュール枠に螺合さ
れる螺合部材にて支持固定される。
【００１６】このため、液晶モジュール枠と液晶モジュ
ールとの一体物を確実にシャーシに取付けることができ
るので、液晶モジュールをシャーシに取り付けた液晶モ
ニターが落下した場合に、液晶モジュールの辺の中央部
に撓み変形が生じるのを防止することができ、製品の品
質確保を図ることができる。
ールとの一体物を確実にシャーシに取付けることができ
るので、液晶モジュールをシャーシに取り付けた液晶モ
ニターが落下した場合に、液晶モジュールの辺の中央部
に撓み変形が生じるのを防止することができ、製品の品
質確保を図ることができる。
【００１７】また、上記発明の構成によれば、液晶モジ
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの内部側壁に支持固定されて設けられた受
け部材によって、液晶モジュール枠の下側から支持され
る。
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの内部側壁に支持固定されて設けられた受
け部材によって、液晶モジュール枠の下側から支持され
る。
【００１８】このため、簡単な構造で容易に支持部材を
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができる。
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００１９】また、上記発明の構成によれば、液晶モジ
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁に支持固定されて設けられた内部突
出部材によって、液晶モジュール枠の下側から支持され
る。
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁に支持固定されて設けられた内部突
出部材によって、液晶モジュール枠の下側から支持され
る。
【００２０】このため、簡単な構造で容易に支持部材を
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができる。
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００２１】また、上記発明の構成によれば、液晶モジ
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁の一部を切り欠き、内側に折曲して
形成した切欠折曲部によって、液晶モジュール枠の下側
から支持される。
ュール枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部
は、シャーシの側壁の一部を切り欠き、内側に折曲して
形成した切欠折曲部によって、液晶モジュール枠の下側
から支持される。
【００２２】したがって、液晶モジュールをシャーシに
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止すること
ができ、製品の品質確保を図ることができる。
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止すること
ができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００２３】また、切欠折曲部は、シャーシを加工して
形成することができるので、部品点数の増加を回避する
ことができ、ひいては、製品コストの増大を防止するこ
とができる。
形成することができるので、部品点数の増加を回避する
ことができ、ひいては、製品コストの増大を防止するこ
とができる。
【００２４】
【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図７に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００２５】本実施例の液晶モジュール１は、図３に示
すように、液晶層、ガラス基板、偏光板等からなる液晶
表示パネルとしてのＬＣＤ(Liquid Crystal Display)パ
ネル２と、このＬＣＤパネル２の周囲に信号を伝達させ
る図示しない電気回路と、ＬＣＤパネル２の下部にアル
ミ製のベースプレート３を介して設けられたバックライ
ト機構４と、バックライト５のための図示しないインバ
ータ回路と、接続端子等の各部品とから構成されてい
る。
すように、液晶層、ガラス基板、偏光板等からなる液晶
表示パネルとしてのＬＣＤ(Liquid Crystal Display)パ
ネル２と、このＬＣＤパネル２の周囲に信号を伝達させ
る図示しない電気回路と、ＬＣＤパネル２の下部にアル
ミ製のベースプレート３を介して設けられたバックライ
ト機構４と、バックライト５のための図示しないインバ
ータ回路と、接続端子等の各部品とから構成されてい
る。
【００２６】上記の液晶モジュール１は、周囲を液晶モ
ジュール枠としてのベゼル（Vessel) ６と称する方形の
枠体によって支持されている。すなわち、上記のベゼル
６には、図４（ａ）に示すように、ベゼル６の上端縁か
ら垂下する側面の一部を切り欠いた爪部７が形成されて
おり、図４（ｂ）に示すように、この爪部７をベースプ
レート３の下側で内側に折曲することによって、液晶モ
ジュール１とベゼル６とが一体化されている。上記の爪
部７は、図１に示すように、ベゼル６の長辺部及び短辺
部の側面にそれぞれ２か所ずつ形成されている。
ジュール枠としてのベゼル（Vessel) ６と称する方形の
枠体によって支持されている。すなわち、上記のベゼル
６には、図４（ａ）に示すように、ベゼル６の上端縁か
ら垂下する側面の一部を切り欠いた爪部７が形成されて
おり、図４（ｂ）に示すように、この爪部７をベースプ
レート３の下側で内側に折曲することによって、液晶モ
ジュール１とベゼル６とが一体化されている。上記の爪
部７は、図１に示すように、ベゼル６の長辺部及び短辺
部の側面にそれぞれ２か所ずつ形成されている。
【００２７】また、上記液晶モジュール１とベゼル６と
の一体物は、板金若しくは樹脂材料からなる箱状のシャ
ーシとしてのシャーシユニット８に取付けられるように
なっている。すなわち、シャーシユニット８には、内部
側壁の４隅に受け部９…が設けられており、これら受け
部９…に上記の液晶モジュール１とベゼル６との一体物
を載置し、これら受け部９…にてビス１０…で止めるこ
とによって、液晶モジュール１とベゼル６との一体物が
シャーシユニット８に取付けられるようになっている。
の一体物は、板金若しくは樹脂材料からなる箱状のシャ
ーシとしてのシャーシユニット８に取付けられるように
なっている。すなわち、シャーシユニット８には、内部
側壁の４隅に受け部９…が設けられており、これら受け
部９…に上記の液晶モジュール１とベゼル６との一体物
を載置し、これら受け部９…にてビス１０…で止めるこ
とによって、液晶モジュール１とベゼル６との一体物が
シャーシユニット８に取付けられるようになっている。
【００２８】さらに、本実施例の液晶モジュール１の取
付け構造は、上記シャーシユニット８の長手方向の両側
面には、ベゼル６にて支持された液晶モジュール１を支
持する支持部材及び螺合部材としてのネジ１１…が設け
られる。
付け構造は、上記シャーシユニット８の長手方向の両側
面には、ベゼル６にて支持された液晶モジュール１を支
持する支持部材及び螺合部材としてのネジ１１…が設け
られる。
【００２９】上記のシャーシユニット８の長手方向の両
側壁の上部には、例えばそれぞれ３か所のネジ取付孔１
２…が設けられる一方、ベゼル６の側面部にもその位置
に対応するようにネジ孔１３…が穿設されている。これ
らネジ孔１３…には、ネジ溝が形成されている。
側壁の上部には、例えばそれぞれ３か所のネジ取付孔１
２…が設けられる一方、ベゼル６の側面部にもその位置
に対応するようにネジ孔１３…が穿設されている。これ
らネジ孔１３…には、ネジ溝が形成されている。
【００３０】そして、図２に示すように、上記ベゼル６
はシャーシユニット８の外側からネジ取付孔１２を通し
てネジ孔１３に螺合されるネジ１１にて支持される。
はシャーシユニット８の外側からネジ取付孔１２を通し
てネジ孔１３に螺合されるネジ１１にて支持される。
【００３１】一方、上記シャーシユニット８の内部に
は、液晶モジュール１を駆動するための電源回路、操作
回路、コンピュータからの信号を伝達させるための接続
端子等が設置されており、このような構造と機能とをも
つユニットを一般に液晶モニターと称している。
は、液晶モジュール１を駆動するための電源回路、操作
回路、コンピュータからの信号を伝達させるための接続
端子等が設置されており、このような構造と機能とをも
つユニットを一般に液晶モニターと称している。
【００３２】このように、本実施例の液晶モジュール１
の取付け構造は、ＬＣＤパネル２を有する液晶モジュー
ル１とベゼル６との一体物は、箱状のシャーシユニット
８における内部側壁の４隅に設けられた受け部９…にて
４隅が固定されると共に、シャーシユニット８の側壁に
おける辺の略中央部に設けられたネジ１１…によって、
ベゼル６と液晶モジュール１との一体物の辺の略中央部
が支持される。
の取付け構造は、ＬＣＤパネル２を有する液晶モジュー
ル１とベゼル６との一体物は、箱状のシャーシユニット
８における内部側壁の４隅に設けられた受け部９…にて
４隅が固定されると共に、シャーシユニット８の側壁に
おける辺の略中央部に設けられたネジ１１…によって、
ベゼル６と液晶モジュール１との一体物の辺の略中央部
が支持される。
【００３３】この結果、ベゼル６と液晶モジュール１と
の一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶モジュ
ール１をシャーシユニット８に取り付けた液晶モニター
が、例えば、輸送途中や荷扱い中に誤って落下した場
合、若しくは大きな衝撃荷重が作用した場合に、液晶モ
ジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止す
ることができ、製品の品質確保を図ることができる。
の一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶モジュ
ール１をシャーシユニット８に取り付けた液晶モニター
が、例えば、輸送途中や荷扱い中に誤って落下した場
合、若しくは大きな衝撃荷重が作用した場合に、液晶モ
ジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止す
ることができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００３４】また、本実施例の液晶モジュールの取付け
構造では、特に、支持部材としてネジ１１…を使用して
いるので、ベゼル６と液晶モジュール１との一体物の辺
の略中央部は、シャーシユニット８の側壁を通してベゼ
ル６に螺合されるこれらネジ１１…にて支持固定され
る。
構造では、特に、支持部材としてネジ１１…を使用して
いるので、ベゼル６と液晶モジュール１との一体物の辺
の略中央部は、シャーシユニット８の側壁を通してベゼ
ル６に螺合されるこれらネジ１１…にて支持固定され
る。
【００３５】このため、ベゼル６と液晶モジュール１と
の一体物を確実にシャーシユニット８に取付けることが
できるので、液晶モジュール１をシャーシユニット８に
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止するこ
とができ、製品の品質確保を図ることができる。
の一体物を確実にシャーシユニット８に取付けることが
できるので、液晶モジュール１をシャーシユニット８に
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止するこ
とができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００３６】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能で
ある。
るものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能で
ある。
【００３７】例えば、上記実施例では、支持部材として
ネジ１１…を使用しているが、特にこれに限定するもの
ではなく、図５に示すように、支持部材である受け部材
としてのＬアングル１４…を使用することも可能であ
る。
ネジ１１…を使用しているが、特にこれに限定するもの
ではなく、図５に示すように、支持部材である受け部材
としてのＬアングル１４…を使用することも可能であ
る。
【００３８】上記のＬアングル１４…は、ベゼル６の側
面の一部を切り欠いた爪部７の折曲跡にできるスペース
に納まる幅を有して形成されており、ベゼル６と液晶モ
ジュール１との一体物をシャーシユニット８に取り付け
たときに、Ｌアングル１４の平板部が液晶モジュール１
のベースプレート３の下面に接触するように、シャーシ
ユニット８の内部側壁の略中央に支持固定されて取付け
られる。
面の一部を切り欠いた爪部７の折曲跡にできるスペース
に納まる幅を有して形成されており、ベゼル６と液晶モ
ジュール１との一体物をシャーシユニット８に取り付け
たときに、Ｌアングル１４の平板部が液晶モジュール１
のベースプレート３の下面に接触するように、シャーシ
ユニット８の内部側壁の略中央に支持固定されて取付け
られる。
【００３９】したがって、液晶モジュール１をシャーシ
ユニット８に取り付けた液晶モニターが落下等した場合
に、ベゼル６を撓み変形させようとする荷重がベースプ
レート３に伝達され、その荷重をＬアングル１４…が支
えるため、ベゼル６を補強したのと同じ働きをする。こ
の結果、液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生
じるのを防止することができ、製品の品質確保を図るこ
とができる。
ユニット８に取り付けた液晶モニターが落下等した場合
に、ベゼル６を撓み変形させようとする荷重がベースプ
レート３に伝達され、その荷重をＬアングル１４…が支
えるため、ベゼル６を補強したのと同じ働きをする。こ
の結果、液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生
じるのを防止することができ、製品の品質確保を図るこ
とができる。
【００４０】また、Ｌアングル１４…は構造及び取付け
が簡単であり、容易に支持部材としての機能を果たすも
のである。
が簡単であり、容易に支持部材としての機能を果たすも
のである。
【００４１】さらに、支持部材は、図６に示すように、
ベゼル６を下側から支持すべくシャーシユニット８の側
壁に支持固定されて設けられる内部突出部材としてのピ
ン１５…にて形成することも可能である。
ベゼル６を下側から支持すべくシャーシユニット８の側
壁に支持固定されて設けられる内部突出部材としてのピ
ン１５…にて形成することも可能である。
【００４２】このピン１５…は、例えば、シャーシユニ
ット８の側壁の外部から内部に向けて貫通して内部に突
出するように設けられている。そして、上記Ｌアングル
１４…と同様に、ベゼル６の側面の一部を切り欠いた爪
部７の折曲跡にできるスペースに納まってベースプレー
ト３の下面に接触するように配設されている。なお、こ
のピン１５…は、必ずしもシャーシユニット８の側壁を
貫通するものでなく、例えば、シャーシユニット８の内
部側壁に取付けたものであってもよい。
ット８の側壁の外部から内部に向けて貫通して内部に突
出するように設けられている。そして、上記Ｌアングル
１４…と同様に、ベゼル６の側面の一部を切り欠いた爪
部７の折曲跡にできるスペースに納まってベースプレー
ト３の下面に接触するように配設されている。なお、こ
のピン１５…は、必ずしもシャーシユニット８の側壁を
貫通するものでなく、例えば、シャーシユニット８の内
部側壁に取付けたものであってもよい。
【００４３】このように、支持部材をピン１５…にて形
成することによって、液晶モニターが落下等した場合
に、ベゼル６に加わる荷重をピン１５…が支えるため、
液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを
防止することができ、製品の品質確保を図ることができ
る。また、ピン１５…も構造及び取付けが簡単であり、
容易に支持部材としての機能を果たす。
成することによって、液晶モニターが落下等した場合
に、ベゼル６に加わる荷重をピン１５…が支えるため、
液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じるのを
防止することができ、製品の品質確保を図ることができ
る。また、ピン１５…も構造及び取付けが簡単であり、
容易に支持部材としての機能を果たす。
【００４４】また、支持部材は、図７に示すように、ベ
ゼル６を下側から支持すべくシャーシユニット８の側壁
の一部を切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部
１６…にて形成することも可能である。
ゼル６を下側から支持すべくシャーシユニット８の側壁
の一部を切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部
１６…にて形成することも可能である。
【００４５】この切欠折曲部１６は、上記Ｌアングル１
４…及びピン１５…と同様に、ベゼル６の側面の一部を
切り欠いた爪部７の折曲跡にできるスペースに納まるよ
うに配設されており、ベゼル６と液晶モジュール１との
一体物をシャーシユニット８に取り付けたときに、切欠
折曲部１６…の上端縁がベースプレート３の下面に接触
するようになっている。
４…及びピン１５…と同様に、ベゼル６の側面の一部を
切り欠いた爪部７の折曲跡にできるスペースに納まるよ
うに配設されており、ベゼル６と液晶モジュール１との
一体物をシャーシユニット８に取り付けたときに、切欠
折曲部１６…の上端縁がベースプレート３の下面に接触
するようになっている。
【００４６】したがって、液晶モジュール１をシャーシ
ユニット８に取り付けた液晶モニターが落下した場合
に、ベゼル６に加わる荷重を切欠折曲部１６…が支える
ため、液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じ
るのを防止することができ、製品の品質確保を図ること
ができる。
ユニット８に取り付けた液晶モニターが落下した場合
に、ベゼル６に加わる荷重を切欠折曲部１６…が支える
ため、液晶モジュール１の辺の中央部に撓み変形が生じ
るのを防止することができ、製品の品質確保を図ること
ができる。
【００４７】また、切欠折曲部１６…は、シャーシユニ
ット８を加工して形成することができるので、構造が簡
単であると共に、部品点数の増加を回避することがで
き、ひいては、製品コストの増大を防止することができ
る。
ット８を加工して形成することができるので、構造が簡
単であると共に、部品点数の増加を回避することがで
き、ひいては、製品コストの増大を防止することができ
る。
【００４８】なお、上述の各実施例においては、全てベ
ゼル６の長辺側の側面に設ける支持部材について説明し
たが、必ずしもこれに限らず、例えば、落下の仕方によ
っては、ベゼル６の短辺側に撓み変形を起こす場合もあ
るので、上記支持部材を短辺側に設けることも可能であ
る。
ゼル６の長辺側の側面に設ける支持部材について説明し
たが、必ずしもこれに限らず、例えば、落下の仕方によ
っては、ベゼル６の短辺側に撓み変形を起こす場合もあ
るので、上記支持部材を短辺側に設けることも可能であ
る。
【００４９】また、ベゼル６における長辺側及び短辺側
の全てに支持部材を設ける必要はなく、液晶モニター落
下による変形の箇所を考慮して、変形に対して効果のあ
る部分にのみ支持部材を設けることも可能である。
の全てに支持部材を設ける必要はなく、液晶モニター落
下による変形の箇所を考慮して、変形に対して効果のあ
る部分にのみ支持部材を設けることも可能である。
【００５０】
【発明の効果】本発明の液晶モジュールの取付け構造
は、以上のように、シャーシの両側壁における辺の略中
央部には、上記液晶モジュールを一体化した液晶モジュ
ール枠を支持する支持部材が設けられている構成であ
る。
は、以上のように、シャーシの両側壁における辺の略中
央部には、上記液晶モジュールを一体化した液晶モジュ
ール枠を支持する支持部材が設けられている構成であ
る。
【００５１】これにより、液晶表示パネルを有する液晶
モジュールと液晶モジュール枠との一体物は、箱状のシ
ャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受け部にて
４隅が固定されると共に、シャーシの側壁における辺の
略中央部に設けられた支持部材によって、液晶モジュー
ル枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部が支持
される。
モジュールと液晶モジュール枠との一体物は、箱状のシ
ャーシにおける内部側壁の４隅に設けられた受け部にて
４隅が固定されると共に、シャーシの側壁における辺の
略中央部に設けられた支持部材によって、液晶モジュー
ル枠と液晶モジュールとの一体物の辺の略中央部が支持
される。
【００５２】この結果、液晶モジュール枠と液晶モジュ
ールとの一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶
モジュールをシャーシに取り付けた液晶モニターが落下
した場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が
生じるのを防止することができ、製品の品質確保を図る
ことができるという効果を奏する。
ールとの一体物の辺の略中央部が補強されるので、液晶
モジュールをシャーシに取り付けた液晶モニターが落下
した場合に、液晶モジュールの辺の中央部に撓み変形が
生じるのを防止することができ、製品の品質確保を図る
ことができるという効果を奏する。
【００５３】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記シャーシの両側壁の上部には、ネジ取付
孔が設けられる一方、液晶モジュール枠の側面部にもそ
の位置に対応するようにネジ孔が穿設され、ネジ孔に
は、ネジ溝が形成され、上記支持部材は、シャーシの外
側からネジ取付孔を通して液晶モジュール枠のネジ孔に
螺合される螺合部材からなる構成である。
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記シャーシの両側壁の上部には、ネジ取付
孔が設けられる一方、液晶モジュール枠の側面部にもそ
の位置に対応するようにネジ孔が穿設され、ネジ孔に
は、ネジ溝が形成され、上記支持部材は、シャーシの外
側からネジ取付孔を通して液晶モジュール枠のネジ孔に
螺合される螺合部材からなる構成である。
【００５４】これにより、液晶モジュール枠と液晶モジ
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁を
通して液晶モジュール枠に螺合される螺合部材にて支持
固定される。
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁を
通して液晶モジュール枠に螺合される螺合部材にて支持
固定される。
【００５５】このため、液晶モジュール枠と液晶モジュ
ールとの一体物を確実にシャーシに取付けることができ
るので、液晶モジュールをシャーシに取り付けた液晶モ
ニターが落下した場合に、液晶モジュールの辺の中央部
に撓み変形が生じるのを防止することができ、製品の品
質確保を図ることができるという効果を奏する。
ールとの一体物を確実にシャーシに取付けることができ
るので、液晶モジュールをシャーシに取り付けた液晶モ
ニターが落下した場合に、液晶モジュールの辺の中央部
に撓み変形が生じるのを防止することができ、製品の品
質確保を図ることができるという効果を奏する。
【００５６】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記液晶モジュール枠の側面の一部を切り欠
いた 爪部の折曲跡にできるスペースに納まる幅を有して
形成され、かつ、液晶モジュール枠を下側から支持すべ
くシャーシの内部側壁に支持固定されて設けられた受け
部材からなる構成である。
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記液晶モジュール枠の側面の一部を切り欠
いた 爪部の折曲跡にできるスペースに納まる幅を有して
形成され、かつ、液晶モジュール枠を下側から支持すべ
くシャーシの内部側壁に支持固定されて設けられた受け
部材からなる構成である。
【００５７】これにより、液晶モジュール枠と液晶モジ
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの内部側
壁に支持固定されて設けられた受け部材によって、液晶
モジュール枠の下側から支持される。
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの内部側
壁に支持固定されて設けられた受け部材によって、液晶
モジュール枠の下側から支持される。
【００５８】このため、簡単な構造で容易に支持部材を
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができるという
効果を奏する。
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができるという
効果を奏する。
【００５９】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記支持部材は、上記液晶モジュール枠の側
面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡にできるスペースに
納まって配設され、かつ、液晶モジュール枠を下側から
支持すべくシャーシの側壁に支持固定されて設けられる
内部突出部材からなる構成である。
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記支持部材は、上記液晶モジュール枠の側
面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡にできるスペースに
納まって配設され、かつ、液晶モジュール枠を下側から
支持すべくシャーシの側壁に支持固定されて設けられる
内部突出部材からなる構成である。
【００６０】これにより、液晶モジュール枠と液晶モジ
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁に
支持固定されて設けられた内部突出部材によって、液晶
モジュール枠の下側から支持される。
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁に
支持固定されて設けられた内部突出部材によって、液晶
モジュール枠の下側から支持される。
【００６１】このため、簡単な構造で容易に支持部材を
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができるという
効果を奏する。
設けることができ、ひいては、液晶モジュールをシャー
シに取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モ
ジュールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止する
ことができ、製品の品質確保を図ることができるという
効果を奏する。
【００６２】また、本発明の液晶モジュールの取付け構
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記支持部材は、上記液晶モジュール枠の側
面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡にできるスペースに
納まって配設され、かつ、液晶モジュール枠を下側から
支持すべくシャーシの側壁の一部を切り欠き、内側に折
曲して形成した切欠折曲部からなる構成である。
造は、以上のように、上記液晶モジュールの取付け構造
において、上記支持部材は、上記液晶モジュール枠の側
面の一部を切り欠いた爪部の折曲跡にできるスペースに
納まって配設され、かつ、液晶モジュール枠を下側から
支持すべくシャーシの側壁の一部を切り欠き、内側に折
曲して形成した切欠折曲部からなる構成である。
【００６３】これにより、液晶モジュール枠と液晶モジ
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁の
一部を切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部に
よって、液晶モジュール枠の下側から支持される。
ュールとの一体物の辺の略中央部は、シャーシの側壁の
一部を切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部に
よって、液晶モジュール枠の下側から支持される。
【００６４】したがって、液晶モジュールをシャーシに
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止すること
ができ、製品の品質確保を図ることができる。
取り付けた液晶モニターが落下した場合に、液晶モジュ
ールの辺の中央部に撓み変形が生じるのを防止すること
ができ、製品の品質確保を図ることができる。
【００６５】また、切欠折曲部は、シャーシを加工して
形成することができるので、部品点数の増加を回避する
ことができ、ひいては、製品コストの増大を防止するこ
とができるという効果を奏する。
形成することができるので、部品点数の増加を回避する
ことができ、ひいては、製品コストの増大を防止するこ
とができるという効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例の液晶モジュールの取付け構
造を示す分解斜視図である。
造を示す分解斜視図である。
【図２】上記液晶モジュールのベゼルにおける辺の略中
央部とシャーシユニットとの取付け構造を詳細に示す断
面図である。
央部とシャーシユニットとの取付け構造を詳細に示す断
面図である。
【図３】上記液晶モジュールの構造を一部切り欠いて示
す模式図である。
す模式図である。
【図４】上記液晶モジュールとベゼルとを一体化する状
況を示す説明図であり、（ａ）は液晶モジュールをベゼ
ルの内部に挿入した状態、（ｂ）はベゼルの側面の爪部
を内側に折曲することにより液晶モジュールを固定して
一体化した状態を示すものである。
況を示す説明図であり、（ａ）は液晶モジュールをベゼ
ルの内部に挿入した状態、（ｂ）はベゼルの側面の爪部
を内側に折曲することにより液晶モジュールを固定して
一体化した状態を示すものである。
【図５】液晶モジュールをＬアングルからなる支持部材
にて支持する液晶モジュールの取付け構造を示す分解斜
視図である。
にて支持する液晶モジュールの取付け構造を示す分解斜
視図である。
【図６】液晶モジュールをピンからなる支持部材にて支
持する液晶モジュールの取付け構造を示す分解斜視図で
ある。
持する液晶モジュールの取付け構造を示す分解斜視図で
ある。
【図７】液晶モジュールをシャーシユニット側壁の切欠
折曲部からなる支持部材にて支持する液晶モジュールの
取付け構造を示す分解斜視図である。
折曲部からなる支持部材にて支持する液晶モジュールの
取付け構造を示す分解斜視図である。
【図８】従来例を示すものであり、液晶モジュールの取
付け構造を示す分解斜視図である。
付け構造を示す分解斜視図である。
１ 液晶モジュール
２ ＬＣＤパネル（液晶表示パネル）
６ ベゼル（液晶モジュール枠）
８ シャーシユニット（シャーシ）
９ 受け部
１１ ネジ（支持部材、螺合部材）
１４ Ｌアングル（支持部材、受け部材）
１５ ピン（支持部材、内部突出部材）
１６ 切欠折曲部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−134900（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−68219（ＪＰ，Ａ)
実開 平２−146624（ＪＰ，Ｕ)
実開 平３−6670（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭57−139981（ＪＰ，Ｕ)
実開 平４−28620（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭63−170824（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭64−29624（ＪＰ，Ｕ)
実開 平３−127321（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭58−182970（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G02F 1/1333
Claims (4)
- 【請求項１】液晶表示パネルを有する液晶モジュールが
周囲を液晶モジュール枠にて支持されるとともに、 液晶モジュール枠の上端縁から垂下する側面の一部を切
り欠いた爪部が形成されており、この爪部を内側に折曲
することによって、液晶モジュールと液晶モジュール枠
とが一体化され、 箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に受け部が設け
られており、これら４隅に液晶モジュールと液晶モジュ
ール枠との一体物を載置し、これら受け部にてネジにて
固定して取付けられる液晶モジュールの取付け構造にお
いて、 上記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記
液晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持す
る支持部材が設けられ、 上記シャーシの長手方向の両側壁の上部には、ネジ取付
孔が設けられる一方、液晶モジュール枠の側面部にもそ
の位置に対応するようにネジ孔が穿設され、ネジ孔に
は、ネジ溝が形成され、 上記支持部材は、シャーシの外側からネジ取付孔を通し
て液晶モジュール枠のネジ孔に螺合される螺合部材から
なること を特徴とする液晶モジュールの取付け構造。 - 【請求項２】液晶表示パネルを有する液晶モジュールが
周囲を液晶モジュール枠にて支持されるとともに、 液晶モジュール枠の上端縁から垂下する側面の一部を切
り欠いた爪部が形成されており、この爪部を内側に折曲
することによって、液晶モジュールと液晶モジュール枠
とが一体化され、 箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に受け部が設け
られており、これら４隅に液晶モジュールと液晶モジュ
ール枠との一体物を載置し、これら受け部にてネジにて
固定して取付けられる液晶モジュールの取付け構造にお
いて、 上記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記
液晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持す
る支持部材が設けられ、 上記支持部材は、 上記液晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の
折曲跡にできるスペースに納まる幅を有して形成され、
かつ、液晶モジュール枠を下側から支持すべくシャーシ
の内部側壁に支持固定されて設けられた受け部材として
のＬアングルにてなり、 上記Ｌアングルの平板部が上記液晶モジュールのベース
プレートの下面に接触するようになっていることを特徴
とする 液晶モジュールの取付け構造。 - 【請求項３】液晶表示パネルを有する液晶モジュールが
周囲を液晶モジュール枠にて支持されるとともに、 液晶モジュール枠の上端縁から垂下する側面の一部を切
り欠いた爪部が形成されており、この爪部を内側に折曲
することによって、液晶モジュールと液晶モジュール枠
とが一体化され、 箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に受け部が設け
られており、これら４隅に液晶モジュールと液晶モジュ
ール枠との一体物を載置し、これら受け部にてネジにて
固定して取付けられる液晶モジュールの取付け構造にお
いて、 上記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記
液晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持す
る支持部材が設けられ、 上記支持部材は、 上記液晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の
折曲跡にできるスペースに納まって配設され、かつ、液
晶モジュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁に
支持固定されて設けられる内部突出部材としてのピンに
てなり、 上記ピンが上記液晶モジュールのベースプレートの下面
に接触するようになっているこ とを特徴とする 液晶モジ
ュールの取付け構造。 - 【請求項４】液晶表示パネルを有する液晶モジュールが
周囲を液晶モジュール枠にて支持されるとともに、 液晶モジュール枠の上端縁から垂下する側面の一部を切
り欠いた爪部が形成されており、この爪部を内側に折曲
することによって、液晶モジュールと液晶モジュール枠
とが一体化され、 箱状のシャーシにおける内部側壁の４隅に受け部が設け
られており、これら４隅に液晶モジュールと液晶モジュ
ール枠との一体物を載置し、これら受け部にてネジにて
固定して取付けられる液晶モジュールの取付け構造にお
いて、 上記シャーシの両側壁における辺の略中央部には、上記
液晶モジュールを一体化した液晶モジュール枠を支持す
る支持部材が設けられ、 上記支持部材は、 上記液晶モジュール枠の側面の一部を切り欠いた爪部の
折曲跡にできるスペースに納まって配設され、かつ、液
晶モジュール枠を下側から支持すべくシャーシの側壁の
一部を切り欠き、内側に折曲して形成した切欠折曲部に
てなり、 上記切欠折曲部の上端縁が、上記液晶モジュールのベー
スプレートの下面に接触するようになっていることを特
徴とする 液晶モジュールの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24235193A JP3526065B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 液晶モジュールの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24235193A JP3526065B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 液晶モジュールの取付け構造 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000295813A Division JP3816321B2 (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0799394A JPH0799394A (ja) | 1995-04-11 |
| JP3526065B2 true JP3526065B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=17087907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24235193A Expired - Fee Related JP3526065B2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 液晶モジュールの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3526065B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
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| US6838810B1 (en) | 1997-03-21 | 2005-01-04 | Chunghwa Picture Tubes, Ltd. | Flat-panel display mounting system for portable computer |
| KR100218581B1 (ko) | 1997-04-08 | 1999-09-01 | 구자홍 | 액정표시장치를 가지는 휴대용 컴퓨터 |
| US7492421B1 (en) * | 1997-07-03 | 2009-02-17 | Lg Display Co., Ltd. | Case for liquid crystal display |
| KR100441842B1 (ko) * | 1997-07-30 | 2004-12-17 | 삼성전자주식회사 | 엘씨디 장치의 엘씨디 모듈 조립구조 |
| KR100570507B1 (ko) * | 1998-11-28 | 2006-09-14 | 삼성전자주식회사 | 타일드 액정표시장치 |
| JP3631663B2 (ja) | 2000-05-26 | 2005-03-23 | Ｎｅｃパーソナルプロダクツ株式会社 | Ｌｃｄパネルの固定構造 |
| KR100741905B1 (ko) * | 2001-06-23 | 2007-07-24 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 몰드프레임에 체결된 바텀 섀시의 이탈 방지 구조 |
| JP4260519B2 (ja) | 2003-03-31 | 2009-04-30 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
| JP2005070569A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Nec Corp | 移動体通信機及びそれに用いるｌｃｄモジュール実装方法 |
| US20120268685A1 (en) * | 2009-11-16 | 2012-10-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP24235193A patent/JP3526065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0799394A (ja) | 1995-04-11 |
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