JPH0711506Y2 - 電子機器用筐体 - Google Patents

電子機器用筐体

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JPH0711506Y2
JPH0711506Y2 JP7321690U JP7321690U JPH0711506Y2 JP H0711506 Y2 JPH0711506 Y2 JP H0711506Y2 JP 7321690 U JP7321690 U JP 7321690U JP 7321690 U JP7321690 U JP 7321690U JP H0711506 Y2 JPH0711506 Y2 JP H0711506Y2
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JP
Japan
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opening
plate
cover plate
hinge
bearing
Prior art date
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JP7321690U
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JPH0432572U (ja
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陽 道浦
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はファンユニット等を取付ける電子機器用筐体に
係り、特にファンユニット等の取出し・取付け作業の容
易に行える改良に関する。
<従来の技術> 電子機器では、本出願人の提案に係る実開昭63−149215
号公報に開示されているように、電子回路の動作に起因
する熱を排出するためファンユニットが設けられてい
る。この様なファンユニットには一定の寿命があるとこ
ろから、故障した場合にはファンユニットを交換する必
要がある。
第4図は従来装置を説明する構成斜視図である。図にお
いて、筐体10の正面には略長方形の開口部12が設けられ
ており、開口部12の両短辺には筐体10内側に突出すると
共に軸受穴16を有するヒンジ支持部14が設けられてい
る。扉部20は開口部12を塞ぐもので、両端下部にはヒン
ジ軸部22が設けられている。ファンユニット30は筐体10
の内部に収容されている。
この様な装置においては、ヒンジ支持部14を押し拡げて
ヒンジ軸部22を軸受穴16と係合させて、扉部20を筐体10
に取付けている。ファンユニット30を交換する場合に
は、扉部20を開いて開口部12からファンユニット30を引
き出し、修理し若しくは代用品のファンユニット30をこ
こから差し込み、扉部20を閉じる。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、ヒンジ支持部14を押し拡げる作業はラジ
オペンチを用いるものであり、組み立て作業の効率が低
下する。強度の点から筐体10には鉄やアルミ等の金属材
料よりなる板金を用いている関係で、ヒンジ支持部14に
ヒンジ軸部22を取付けた後は再び元に戻す作業をする必
要があった。
本考案はこのような課題を解決したもので、組み立て作
業が容易でファンユニット交換作業の簡便な電子機器用
筐体を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> このような目的を達成する本考案は、以下の構成要素よ
りなる。筐体10は、略長方形の開口部(12)を有する正
面部(11)、この正面部の内側に当該開口部の幅(
1)よりも僅かに大きな間隔(l2)で取付けられたヒン
ジ支持部(15)、このヒンジ支持部の当該開口部と所定
距離(d1)離れた位置に対に設けられた軸受穴(15
2)、この軸受穴の一方に当該開口部と反対側方向に設
けられた案内穴部(156)を有している。扉部20は、一
方が前記軸受穴の一方に挿入され他方が前記案内穴部を
介して前記軸受穴の他方に挿入されるヒンジ軸部(2
2)、このヒンジ軸部を連結する連結板(23)、前記開
口部と軸受穴との距離と大略同じ幅(d3)を有するクリ
アランス板(24)、前記開口部の高さ(h1)と大略同じ
幅(h3)を有するカバー板(25)を有し、これら連結
板、クリアランス板及びカバー板がクランク状の角度を
なしている。
そして、前記カバー板によって前記開口部を塞ぐ第1の
状態と、前記カバー板をヒンジ軸部を中心に回転して前
記開口部を開く第2の状態とを選択的に保持することを
特徴としている。
<作用> 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。ヒンジ支持部
はヒンジ軸部を軸支するが、取付けは片方は軸支穴、他
方は案内穴部を介して軸支穴にヒンジ軸部を取付けて行
う。カバー板は開口部を塞ぐ状態と、開口部を開いた状
態を選択できる必要があり、ヒンジ軸部を中心に90度程
度回動できるようになっている。これによって、扉部の
筐体に対する取付け作業が簡便になる。
<実施例> 以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す組立状態の斜視図であ
る。図において、正面部11は筐体10に設けられており、
幅1高さh1の略長方形の開口部12が設けられている。
下部ストッパ面122は正面部11の開口部12下側に設けら
れているもので、高さh2になっている。底板13は筐体10
に設けられたもので、ファンの動作を支援するため通気
孔が設けられている。ヒンジ支持部15は底板13に2個対
称に取付けられており、その間隔l2は開口部12の幅1
よりも僅かに大きくなっている。ヒンジ支持部15には開
口部12と距離d1離れた位置に設けられた前方軸受部152
と、距離d2離れた位置に設けられた後方軸受部154があ
る。案内穴部156は前方軸受部152の一方に設けられたも
ので、穴の形状はスリット状でヒンジ軸部22の挿入を可
能ならしめており、傾斜方向は開口部12と逆に向いてい
て、一度組み込まれると構造的に離脱できないようにな
っている(後述するファンユニット保持部32とカバー板
25が当って離脱できなくなる)。案内穴部158はヒンジ
支持部15のうち案内穴部156を有しない側の後方軸受部1
54に設けられたもので、傾斜方向が開口部12を向いてお
り、両方のヒンジ支持部15を同一形状とすると取付け位
置の都合でこの様になる。ファン取付け穴17は底板13に
設けられている。側板18は筐体10に設けられている。
扉部20は板金を折り曲げ加工した形状になっており、断
面はクランク状になっている。ヒンジ軸部22は前方軸受
部152との間でヒンジ結合するもので、前方軸受部152と
係合して回転できる形状になっている。連結板23は両端
にあるヒンジ軸部22を連結する板材である。クリアラン
ス板24は開口部12と前方軸受部152との距離d1と大略同
じ幅d3を有している。カバー板25は開口部12の高さh1と
大略同じ幅h3を有し、カバー板25により開口部12を塞ぎ
得る形状にしている。固定穴26はカバー板25の中央上側
端部近傍に設けられたもので、周囲は凸状になってい
る。
ファンユニット30はここでは2台のファン(図示せず)
を収容する構造になっている。ファンユニット保持部32
は断面略コの字状のケースで、側板33は開口部12の高さ
に見合っており、天井板34にはファン用の円形開口部35
が2個並列に設けられている。ストッパ部36は天井板34
の開口部12側に設けられたもので、扉部20の固定穴26に
見合った位置にある。つば部37は側板33の端に設けられ
たもので、取付け穴38が設けられており、底板13のファ
ン取付け穴17にリベット止めして固定する。ネジ40とリ
テーナ(保持金具)42は、固定穴26とストッパ部36に螺
合されて、両者を固定する。
このように構成された装置の動作を次に説明する。第2
図は扉部20の状態説明図で、(A)は開口部12を塞いだ
状態、(B)は開けた状態を示している。通常の使用状
態では、固定穴26とストッパ部36はネジ40及びリテイナ
42によって螺着され、然してカバー板25は開口部12を塞
いでいる。クリアランス板24は前方軸受部152と開口部1
2の位置違いを吸収している。ファン交換作業などに
は、固定穴26とストッパ部36の結合を解除して、カバー
板25を前方に倒す。この場合、クリアランス板24と下部
ストッパ面122が当接して、カバー板25の必要以上の回
転を防止する。案内穴部156は開口部12に対して逆方向
を向いているので、これらの動作には関与せずヒンジ軸
部22が前方軸受部152から脱落することを防止してい
る。
第3図は実際のファンユニット30を有する装置の構成図
で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図
である。ファンユニット30の周囲には、駆動用の電源回
路50(商用の交流電圧から必要な直流電圧を出力する)
及びノイズフィルタ51が設けられている。正面部11には
接続用の端子部52,53が設けられており、またメンテ用
板54により信号ケーブルを巻き付ける。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば前方軸受部152及
び案内穴部156を有するヒンジ支持部15を底板13に取付
け、扉部20の開閉の軸にしているので、扉部20が簡単に
取付けられると共に一度組立てると外れることがない。
また、形状が簡単なので製造コストが安い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す組立状態の斜視図、第
2図は扉部20の状態説明図、第3図は実際のファンユニ
ット30を有する装置の構成図である。第4図は従来装置
を説明する構成斜視図である。 10…筐体、11…正面部、12…開口部、15…ヒンジ支持
部、152…前方軸受部、156…案内穴部、20…扉部、22…
ヒンジ軸部、23…連結板、24…クリアランス板、25…カ
バー板、30…ファンユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略長方形の開口部(12)を有する正面部
    (11)、この正面部の内側に当該開口部の幅(1)よ
    りも僅かに大きな間隔(l2)で取付けられたヒンジ支持
    部(15)、このヒンジ支持部の当該開口部と所定距離
    (d1)離れた位置に対に設けられた軸受穴(152)、こ
    の軸受穴の一方に当該開口部と反対側方向に設けられた
    案内穴部(156)を有する筐体(10)と、 一方が前記軸受穴の一方に挿入され他方が前記案内穴部
    を介して前記軸受穴の他方に挿入されるヒンジ軸部(2
    2)、このヒンジ軸部を連結する連結板(23)、前記開
    口部と軸受穴との距離と大略同じ幅(d3)を有するクリ
    アランス板(24)、前記開口部の高さ(h1)と大略同じ
    幅(h3)を有するカバー板(25)を有し、これら連結
    板、クリアランス板及びカバー板がクランク状の角度を
    成す扉部(20)と、 を具備し、前記カバー板によって前記開口部を塞ぐ第1
    の状態と、前記カバー板をヒンジ軸部を中心に回転して
    前記開口部を開く第2の状態とを選択的に保持すること
    を特徴とする電子機器用筐体。
JP7321690U 1990-07-10 1990-07-10 電子機器用筐体 Expired - Fee Related JPH0711506Y2 (ja)

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JPH0432572U JPH0432572U (ja) 1992-03-17
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