JPH0132786Y2 - - Google Patents

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JPH0132786Y2
JPH0132786Y2 JP17347782U JP17347782U JPH0132786Y2 JP H0132786 Y2 JPH0132786 Y2 JP H0132786Y2 JP 17347782 U JP17347782 U JP 17347782U JP 17347782 U JP17347782 U JP 17347782U JP H0132786 Y2 JPH0132786 Y2 JP H0132786Y2
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JP
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chassis
holder
front cover
stopper
cover
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JP17347782U
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JPS5977273U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は制御器などの各種電子機器に係り、特
に筐体を効率的に開放することのできる開閉装置
に関する。
従来の電子機器において、筐体を開放するため
には、筐体の裏カバーを外したり、あるいは小型
の機器では、筐体全体をシヤーシから外したりす
る構造になつている。ところが、この従来の構造
のうち、裏カバーを外すものでは、フロントカバ
ーに装備されているスイツチ類などの点検が困難
である。また、筐体全体を外すものでは、部品取
付部が開放されてメンテナンスが楽であるが、そ
の反面、筐体の取外しならびに取付作業が煩雑と
なる欠点があり、前記のいずれの場合においても
メンテナンスが行ないずらい問題点がある。
本考案は、上記従来の問題点に着目してなされ
たものであり、筐体の開閉作業が簡単で、メンテ
ナンスが容易な電子機器筐体の開閉装置を提供す
ることを目的としている。
本考案による電子機器筐体の開閉装置は、電子
機器筐体のロアカバー上に、筐体本体の前面方向
へ摺動するシヤーシを設けて、プリント回路基板
や電源回路などの各種部品をこのシヤーシ上に配
設し且つ、筐体の前面を覆い裏面に操作部品を有
するフロントカバーにホルダを設けて、このホル
ダを前記シヤーシに対して回動自在に取付けると
ともに、ホルダとシヤーシとの間にはフロントカ
バーが閉じられたときに互いに嵌合する凹凸部な
らびにこのときに両者を固定するねじ止め部を設
け且つ、フロントカバーが開かれた状態にてフロ
ントカバーを静止させるストツパをホルダとシヤ
ーシとの間に設けて成るものである。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本考案による電子機器の一例としてエ
ンジンアナライザー装置の筐体を示す正面図、第
2図はその要部を示す側断面図である。
第2図にて一点鎖線で示す符号1は筐体の本体
であり、その前面(操作面側)はフロントカバー
2によつて覆われている。また、本体1とフロン
トカバー2はロアカバー3上に設置されているも
のである。フロントカバー2は樹脂によつて成形
されているものであり、その裏面にはスイツチ類
や表示器などの各種部品が実装され、また、表面
にはスイツチ類を操作するための押釦4a,4b
ならびに各種表示窓5a,5bなどが配列される
ものである。また、ロアカバー3は一点鎖線にて
示す固定スタンド6上に固設されるものである。
さらに、ロアカバー3の上側にはシヤーシ7が設
置されており、電子部品を実装したプリント回路
基板や電源ユニツトなどの各種部品はこのシヤー
シ7上に配設される。
前記フロントカバー2の裏面左側には左ホルダ
8が固設され(第4A図参照)、右側には右ホル
ダ9が固設されている(第4B図参照)。左ホル
ダ8はフロントカバー2の裏面の突起2a,2b
に対して、ねじ10aにて固定され、右ホルダ9
はフロントカバー2の裏面の突起2c,2d,2
eに対して、ねじ10bによつて固定されてい
る。左ホルダ8の下辺には支点穴8a、固定用切
欠8b、突起8c、ならびにストツパ突起8dが
設けられており、右ホルダ9の下辺にも支点穴9
a、固定用切欠9b、突起9c、ならびにストツ
パ突起9dが設けられている。支点穴8aと9
a、固定用切欠8bと9b、突起8cと9c、な
らびにストツパ突起8dと9dは各々対称位置に
配置されている。また、突起8cと9cは紙面の
奥方向へ凸状にプレス成形したものである(突起
9cは第6図参照、突起8cもこれと同じ形状で
ある)。
第5図は前記ロアカバー3とシヤーシ7を示す
斜視図である。ロアカバー3は板金製であり、角
皿形状に成形されている。前記筐体の本体1は、
このロアカバー3の周囲折曲片3a,3bならび
に3cに対してねじ止め固定されるものである。
また、ロアカバー3の底面には4箇所の穴3d,
3e,3fならびに3gが穿設されており、この
各穴3d〜3gに挿入される固定ねじによつて、
ロアカバー3が固定スタンド6上に固定されるよ
うになつている。また、ロアカバー3の上面には
一対のブラケツト11,12が固設されている。
このブラケツト11,12は板金にて断面クラン
ク形状に成形されており、ロアカバー3の上面に
スポツト溶接にて固着されているものである。ブ
ラケツト11の上面には一対の雌ねじ11a,1
1bが形成され、ブラケツト12の上面にも一対
の雌ねじ12a,12bが形成されている。
シヤーシ7はアルミ合金などの板材によつて成
形されているものである。シヤーシ7の底面には
一対の長穴7a,7bと一対の切欠7c,7dが
形成されている。長穴7aにはダブルセムスねじ
13aが挿入されてロアカバー3上の雌ねじ11
bに螺着されている。同様に、長穴7bにダブル
セムスねじ13bが、切欠7cと7dにはダブル
セムスねじ13c,13dが挿入され、各々ロア
カバー3上の雌ねじ11a,12a,12bに螺
着されている。シヤーシ7の側面7eにはウエル
ドナツトによつて形成された雌ねじ14a,14
bが設けられ、また、両雌ねじ14a,14bの
中間には突起8cとの嵌合により、シヤーシ7と
左ホルダ8とをねじ止め固定する際の位置決めの
基準となる支持穴7fが設けられている。シヤー
シ7の反対側の側面7gには、ウエルドナツトに
よる雌ねじ15a,15bならびに突起9cとの
嵌合によりシヤーシ7と右ホルダ9とをねじ止め
固定する際の位置決めの基準となる支持穴7hが
設けられている。14aと15a,14bと15
b,7fと7hは各々対称位置にある。また、雌
ねじ15a,15bのウエルドナツトは側面7g
の内面に位置するので、第5図では図示を省略し
ている。なお、シヤーシ7上に搭載されるプリン
ト回路基板や電源ユニツトの図示も省略する。
フロントカバー2の裏面に固定されている左ホ
ルダ8(第4A図)はシヤーシ7の側面7eの外
側に取付けられ、右ホルダ9(第4B図)は側面
7gの外側に取付ける。第6図はシヤーシ7の側
面7gに右ホルダ9を取付けた状態を示す断面図
である。右ホルダ9の支点穴9aにはダブルセム
スねじ16aを挿入し、シヤーシ7の側面の雌ね
じ(ウエルドナツト)15aに螺着させる。ま
た、右ホルダ9の突起9cを支持穴7hに嵌合さ
せ、且つ右ホルダ9の固定用切欠9bと雌ねじ
(ウエルドナツト)15bをダブルセムスねじ1
6bによつて固定する。同様に左ホルダ8の支点
穴8aと固定用切欠8bはシヤーシ側面7eの雌
ねじ14a,14bに対してダブルセムスねじ
(図示せず)によつて固定し、且つ左ホルダ8の
突起8cは支持穴7fに嵌合させる。
なお、支持穴7fと7hは、突起8c,9cと
嵌合しやすいように、第6図の左右方向に延びる
長穴にしておく方がよい。また、シヤーシ7の側
面7eの端部にはストツパ受け片7iが、側面7
gの端部にはストツパ受け片7jが各々直角に折
曲げ成形されている。
次に、上記構成による本考案の作用ならびに効
果を説明する。
第2図は筐体が閉じた状態を示しており、フロ
ントカバー2が筐体本体1の操作面を覆つてい
る。筐体内部品の点検などを行なうときには、ま
ず、シヤーシ7とロアカバー3を固定している4
本のダブルセムスねじ13a,13b,13c,
13dを弛めて、シヤーシ7ならびにフロントカ
バー2を第3図に示す矢印X方向へスライドさせ
る。シヤーシ7は長穴7a,7bの長さの範囲内
においてロアカバー3上を摺動する。シヤーシ7
をX方向へ完全にスライドさせた後、一旦ダブル
セムスねじ13a,13bを締めて、シヤーシ7
をロアカバー3上に固定する。ダブルセムスねじ
13a〜13dを弛める際には、筐体本体1の裏
面パネルなどの蓋体を外し、ドライバを本体1内
に挿入して行なう。シヤーシ7をX方向へスライ
ドさせた後、右ホルダ9とシヤーシ7を固定して
いるダブルセムスねじ16a,16bを弛め、且
つ左ホルダ8とシヤーシ7を固定しているダブル
セムスねじを弛める。そして、右ホルダ9の支点
穴9aと左ホルダ8の支点穴8aに挿入されてい
るダブルセムスねじ16aを支点としてフロント
カバー2を矢印Y方向へ回動させ、右ホルダ9の
突起9cをシヤーシ7の支持穴7hから外し、且
つ左ホルダ8の突起8cをシヤーシ7の支持穴7
fから外す。フロントカバー2がY方向へ一定角
度回動した後、右ホルダ9のストツパ突起9dが
シヤーシ7のストツパ受け片7jに当接し、左ホ
ルダ8のストツパ突起8dがストツパ受け片7i
に当接してフロントカバー2が第3図の状態にて
静止する。この状態で、シヤーシ7上の各部品の
点検修理や、フロントカバー2の裏面に実装され
ているスイツチ類などの点検修理作業などを、筐
体の操作面側上方(第3図の矢印α方向)からで
きるようになる。
筐体を閉じるときには、ダブルセムスねじ16
aを支点としてフロントカバー2を矢印Yと反対
方向へ回動させて、左右両ホルダ8,9の突起8
cと9cをシヤーシ7の各支持穴7fと7hに嵌
合させる。これによつて、シヤーシ7と左ホルダ
8、右ホルダ9との位置決めがなされる。そし
て、位置決めされた状態にてダブルセムスねじ1
6a,16bを締付けてフロントカバー2とシヤ
ーシ7を固定する。その後、シヤーシ7をロアカ
バー3の内方へスライドさせ、各ダブルセムスね
じ13a〜13dを締付けてシヤーシ7をロアカ
バー3上に固定する。
なお、図示の実施例では、左右両ホルダ8,9
の支点穴8a,9aにダブルセムスねじを挿入し
ているが、このねじの代わりに、シヤーシ7の両
側面7eと7gにピンを固設し、このピンによつ
て前記支点穴8a,9aを支持するようにしても
よい。
以上のように、本考案によれば、各部品を搭載
しているシヤーシを、ロアカバー上にて操作面方
向へ引き出せるようにしたので、簡単な操作にて
筐体内の部品の点検修理が可能になる。また、操
作部品を有するフロントカバーをシヤーシに対し
て回動自在に支持させ、フロントカバーを前方に
完全に開放して、その裏面に実装しているスイツ
チ類などの点検修理ができるようにしたので、ス
イツチ類などの修理が容易に行えるようになる。
特に、フロントカバーが開放された状態にてこの
フロントカバーがシヤーシに対してストツパによ
り静止し、フロントカバーが開放された状態を維
持するようになるため、フロントカバーの開放姿
勢のままで修理作業などが行ないやすくなる。
また、本考案によれば、ホルダとシヤーシとの
間にフロントカバーが閉じられたときに互いに嵌
合する凹凸部を設けこれによつてホルダとシヤー
シとを位置決めできるようにしているため、ホル
ダとシヤーシとのねじ止め固定が容易になり筐体
の閉塞作業が容易に行えるようになる。
また、本考案によればホルダとシヤーシとを固
定するねじを弛める作業が、凹凸部の嵌合によつ
てホルダとシヤーシとが固定された状態にて行え
るようになるため、ねじの弛緩作業が行いやすく
なり、筐体の開放作業が容易に行えるようにな
る。
さらに本考案によれば、操作面方向へ摺動する
シヤーシに対して、回動自在にフロントカバーを
取付け、フロントカバーを開放することによつて
シヤーシ上の各種部品を点検修理できるようにし
ているため筐体全体を外すなどの煩雑な作業が不
要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子機器筐体の正面図、第2図は本考
案による電子機器筐体の開閉装置を示す断面図、
第3図はその開放状態を示す断面図、第4A図、
第4B図はフロントカバーとホルダを示す側面
図、第5図はロアカバーとシヤーシを示す斜視
図、第6図はホルダとシヤーシとの取付け部を示
す断面図である。 1……筐体の本体、2……フロントカバー、3
……ロアカバー、6……固定スタンド、7……シ
ヤーシ、7f,7h……支持穴、7i,7j……
ストツパ受け片、8……左ホルダ、9……右ホル
ダ、8a,9a……支点穴、8b,9b……固定
用切欠き、8c,9c……突起、8d,9d……
ストツパ突起、11,12……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器筐体のロアカバー上に、筐体本体の前
    面方向へ摺動するシヤーシを設けて、プリント回
    路基板や電源回路などの各種部品をこのシヤーシ
    上に配設し且つ、筐体の前面を覆い裏面に操作部
    品を有するフロントカバーにホルダを設けて、こ
    のホルダを前記シヤーシに対して回動自在に取付
    けるとともに、ホルダとシヤーシとの間にはフロ
    ントカバーが閉じられたときに互いに嵌合する凹
    凸部ならびにこのときに両者を固定するねじ止め
    部を設け且つ、フロントカバーが開かれた状態に
    てフロントカバーを静止させるストツパをホルダ
    とシヤーシとの間に設けて成る電子機器筐体の開
    閉装置。
JP17347782U 1982-11-16 1982-11-16 電子機器筐体の開閉装置 Granted JPS5977273U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17347782U JPS5977273U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 電子機器筐体の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17347782U JPS5977273U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 電子機器筐体の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5977273U JPS5977273U (ja) 1984-05-25
JPH0132786Y2 true JPH0132786Y2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=30377904

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17347782U Granted JPS5977273U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 電子機器筐体の開閉装置

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JPS5977273U (ja) 1984-05-25

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