JPH0991489A - 紙葉類入出口のシャッター構造 - Google Patents
紙葉類入出口のシャッター構造Info
- Publication number
- JPH0991489A JPH0991489A JP7249972A JP24997295A JPH0991489A JP H0991489 A JPH0991489 A JP H0991489A JP 7249972 A JP7249972 A JP 7249972A JP 24997295 A JP24997295 A JP 24997295A JP H0991489 A JPH0991489 A JP H0991489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- film
- exit
- entrance
- paper sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙葉類入出口の隙間に誤って紙幣等を挿入し
てしまう問題を無くそうとする課題があった。 【解決手段】 下シャッター5と上シャッター6の端部
を重ねて閉状態とし、下シャッター5と上シャッター6
とが重なりながら開状態となるシャッター構造とし、筐
体3の内壁と下シャッター5の間に弾性体4を配置し
て、下シャッター5の閉状態時に、筐体3の内壁と下シ
ャッター5との間の隙間を埋めた。また、前記閉状態時
に重なった部分の上シャッター6に、フィルムの一端を
自由端にして固着し、そのフィルムの自由端の先端を下
シャッター6に接触させた。
てしまう問題を無くそうとする課題があった。 【解決手段】 下シャッター5と上シャッター6の端部
を重ねて閉状態とし、下シャッター5と上シャッター6
とが重なりながら開状態となるシャッター構造とし、筐
体3の内壁と下シャッター5の間に弾性体4を配置し
て、下シャッター5の閉状態時に、筐体3の内壁と下シ
ャッター5との間の隙間を埋めた。また、前記閉状態時
に重なった部分の上シャッター6に、フィルムの一端を
自由端にして固着し、そのフィルムの自由端の先端を下
シャッター6に接触させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置の入
出金口等の開閉のための紙葉類入出口のシャッター構造
に関する。
出金口等の開閉のための紙葉類入出口のシャッター構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙葉類入出口のシャッター構造
は、自動取引装置等の筐体にシャッターが入り込むこと
で紙葉類入出口の開閉動作をするものが知られていた。
は、自動取引装置等の筐体にシャッターが入り込むこと
で紙葉類入出口の開閉動作をするものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記紙葉類入出口のシ
ャッター構造では、筐体の内壁とシャッターの間に隙間
があった。ところで、自動取引装置等が普及するにつ
れ、多くの人々が自動取引装置を使用するようになって
きている。しかし、自動取引装置等の機械に弱い人がお
り、筐体とシャッターとの間の隙間に紙幣等を挿入して
いまう問題があった。また、誤ってシャッターの上に紙
幣等を置いたまま取引操作を行うと、シャッター上の紙
幣等を筐体内に巻き込んでしまう恐れがあった。
ャッター構造では、筐体の内壁とシャッターの間に隙間
があった。ところで、自動取引装置等が普及するにつ
れ、多くの人々が自動取引装置を使用するようになって
きている。しかし、自動取引装置等の機械に弱い人がお
り、筐体とシャッターとの間の隙間に紙幣等を挿入して
いまう問題があった。また、誤ってシャッターの上に紙
幣等を置いたまま取引操作を行うと、シャッター上の紙
幣等を筐体内に巻き込んでしまう恐れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、自動
取引装置等における紙葉類入出口の開閉動作をするシャ
ッター構造において、筐体の内壁とシャッターの間に弾
性体を配置し、シャッターの閉状態時に、筐体の内壁と
シャッターの間の隙間を埋めるようにした。
取引装置等における紙葉類入出口の開閉動作をするシャ
ッター構造において、筐体の内壁とシャッターの間に弾
性体を配置し、シャッターの閉状態時に、筐体の内壁と
シャッターの間の隙間を埋めるようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の概略説明図、図2は第1の実
施の形態のシャッター構造の説明図、図3は図2のA−
A断面図である。
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は第1の実施の形態の概略説明図、図2は第1の実
施の形態のシャッター構造の説明図、図3は図2のA−
A断面図である。
【0006】図において、1は入出金口で、紙幣等の紙
葉類(以下、紙幣という)を顧客に対して入出金するた
めのものであり、シャッター2が二点鎖線で示すように
筐体3内に移動することにより開閉されるようにしてあ
る。前記シャッター2には、閉状態時に筐体3内で筐体
3の内壁と接触するように弾性体4が取り付けてある。
この弾性体4は、ここでは、円筒形状にしており、図2
及び図3に示すように、シャッター2に穿孔した孔2a
内に、突起部2bへ円筒を通して止め、シャッター2に
3ヶ所固着するようにしてある。
葉類(以下、紙幣という)を顧客に対して入出金するた
めのものであり、シャッター2が二点鎖線で示すように
筐体3内に移動することにより開閉されるようにしてあ
る。前記シャッター2には、閉状態時に筐体3内で筐体
3の内壁と接触するように弾性体4が取り付けてある。
この弾性体4は、ここでは、円筒形状にしており、図2
及び図3に示すように、シャッター2に穿孔した孔2a
内に、突起部2bへ円筒を通して止め、シャッター2に
3ヶ所固着するようにしてある。
【0007】なお、弾性体4は、円筒形状でなくてもよ
く、例えば、立方体のものをシャッター2に接着剤等で
接着するようにしてもよい。また、弾性体4の材質は、
スポンジやゴム等のものであればよい。上記第1の実施
の形態によると、弾性体4を固着したことで、図1に示
すように、シャッター2と筐体3との間の隙間を埋める
ことができるようになり、矢印a方向からの紙幣等の進
入を防ぐことができるようになる。
く、例えば、立方体のものをシャッター2に接着剤等で
接着するようにしてもよい。また、弾性体4の材質は、
スポンジやゴム等のものであればよい。上記第1の実施
の形態によると、弾性体4を固着したことで、図1に示
すように、シャッター2と筐体3との間の隙間を埋める
ことができるようになり、矢印a方向からの紙幣等の進
入を防ぐことができるようになる。
【0008】第2の実施の形態 図4は第2の実施の形態の概略説明図、図5は第2の実
施の形態のシャッター構造の説明図、図6は図5のB−
B断面図である。図において、1は入出金口で、紙幣等
の紙葉類(以下、紙幣という)を顧客に対して入出金す
るためのものであり、下シャッター5及び上シャッター
6が二点鎖線で示すように筐体3内に移動することによ
り開閉されるようにしてある。すなわち、2枚の下シャ
ッター5と上シャッター6の一部分を階段状に重ねて閉
状態となるようにし、下シャッター5と上シャッター6
が重なりながら開状態となるようにしたものである。
施の形態のシャッター構造の説明図、図6は図5のB−
B断面図である。図において、1は入出金口で、紙幣等
の紙葉類(以下、紙幣という)を顧客に対して入出金す
るためのものであり、下シャッター5及び上シャッター
6が二点鎖線で示すように筐体3内に移動することによ
り開閉されるようにしてある。すなわち、2枚の下シャ
ッター5と上シャッター6の一部分を階段状に重ねて閉
状態となるようにし、下シャッター5と上シャッター6
が重なりながら開状態となるようにしたものである。
【0009】前記シャッター5には、閉状態時に筐体3
内で筐体3の内壁と接触するように弾性体4が取り付け
てある。この弾性体4は、図5に示すように、上記第1
の実施の形態と同様に、下シャッター5に穿孔した孔5
a内に、突起部5bへ円筒を通して止め、下シャッター
5に3ヶ所固着するようにしてある。材質等の要素は、
上記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省
略する。
内で筐体3の内壁と接触するように弾性体4が取り付け
てある。この弾性体4は、図5に示すように、上記第1
の実施の形態と同様に、下シャッター5に穿孔した孔5
a内に、突起部5bへ円筒を通して止め、下シャッター
5に3ヶ所固着するようにしてある。材質等の要素は、
上記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省
略する。
【0010】次に、図5に示すような、前記下シャッタ
ー5と上シャッター6との重なった部分Xの構造を説明
する。この部分Xには、図6に示すように、フィルム7
が押さえ板8を介してピン9で上シャッター6側に固着
してある。そして、フィルム7の自由端側を下シャッタ
ー5へ向けて湾曲させて、その自由端側が下シャッター
5と接触するように補助部材10を固着させてある。こ
れにより、矢印b方向からの紙幣の進入を防ぐことがで
きるようになる。
ー5と上シャッター6との重なった部分Xの構造を説明
する。この部分Xには、図6に示すように、フィルム7
が押さえ板8を介してピン9で上シャッター6側に固着
してある。そして、フィルム7の自由端側を下シャッタ
ー5へ向けて湾曲させて、その自由端側が下シャッター
5と接触するように補助部材10を固着させてある。こ
れにより、矢印b方向からの紙幣の進入を防ぐことがで
きるようになる。
【0011】なお、フィルム7が、下シャッター5へ向
けて湾曲させるのであれば、補助部材10は必ず必要で
はなく、例えば、フィルム7を予め湾曲させて成形して
おいてもよい。上記第2の実施の形態によると、上記第
1の実施の形態と同様に、矢印a方向からの紙幣等の進
入を防ぐことができると共に、矢印b方向からの紙幣の
進入を防ぐことができるようになる。
けて湾曲させるのであれば、補助部材10は必ず必要で
はなく、例えば、フィルム7を予め湾曲させて成形して
おいてもよい。上記第2の実施の形態によると、上記第
1の実施の形態と同様に、矢印a方向からの紙幣等の進
入を防ぐことができると共に、矢印b方向からの紙幣の
進入を防ぐことができるようになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙葉類入出
口のシャッター構造によると、紙葉類入出口に紙幣等が
挿入可能な隙間がなくなるため、紙幣等を謝って挿入す
ることがなくなる効果が得られる。
口のシャッター構造によると、紙葉類入出口に紙幣等が
挿入可能な隙間がなくなるため、紙幣等を謝って挿入す
ることがなくなる効果が得られる。
【図1】第1の実施の形態の概略説明図
【図2】第1の実施の形態のシャッター構造の説明図
【図3】A−A断面図
【図4】第2の実施の形態の概略説明図
【図5】第2の実施の形態のシャッター構造の説明図
【図6】B−B断面図
1 入出金口 2 シャッター 3 筐体 4 弾性体 5 下シャッター 6 上シャッター 7 フィルム 8 押さえ板 9 ピン 10 補助部財
Claims (5)
- 【請求項1】 自動取引装置等における紙葉類入出口の
開閉動作をするシャッター構造において、 筐体の内壁とシャッターの間に弾性体を配置し、 シャッターの閉状態時に、筐体の内壁とシャッターの間
の隙間を埋めるようにしたことを特徴とする紙葉類入出
口のシャッター構造。 - 【請求項2】 請求項1において、弾性体はゴムとした
ことを特徴とする紙葉類入出口のシャッター構造。 - 【請求項3】 自動取引装置等の紙葉類入出口の開閉動
作をする紙葉類入出口のシャッター構造において、 2枚の板部材の端部を重ねて閉状態とし、2枚の板部材
が重なりながら開状態となるようにしたシャッターであ
って、 前記閉状態時に重なった部分の一方の板部材に、フィル
ムの一端を自由端にして固着し、そのフィルムの自由端
の先端を他方の板部材に接触させたことを特徴とする紙
葉類入出口のシャッター構造。 - 【請求項4】 請求項2において、フィルムの自由端側
と、フィルムを固着した板部材の間に補助部材を取り付
け、この補助部材の厚みによりフィルムの自由端側を他
方の板部材に接触させるようにしたことを特徴とする紙
葉類入出口のシャッター構造。 - 【請求項5】 自動取引装置等における紙葉類入出口の
開閉動作をするシャッター構造において、 2枚の板部材の端部を重ねて閉状態とし、2枚の板部材
が重なりながら開状態となるようにしたシャッターであ
って、 筐体の内壁とシャッターの間に弾性体を配置して、シャ
ッターの閉状態時に、筐体の内壁とシャッターとの間の
隙間を埋め、 前記閉状態時に重なった部分の一方の板部材に、フィル
ムの一端を自由端にして固着し、そのフィルムの自由端
の先端を他方の板部材に接触させたことを特徴とする紙
葉類入出口のシャッター構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249972A JPH0991489A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 紙葉類入出口のシャッター構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7249972A JPH0991489A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 紙葉類入出口のシャッター構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991489A true JPH0991489A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17200933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7249972A Pending JPH0991489A (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | 紙葉類入出口のシャッター構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0991489A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012088998A (ja) * | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | シャッタ開閉機構および自動取引装置 |
JP2013025342A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙幣取扱装置及びそれを用いた紙幣入金方法 |
JP2013235439A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体入出部及び媒体取引装置 |
WO2015186575A1 (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置 |
-
1995
- 1995-09-27 JP JP7249972A patent/JPH0991489A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012088998A (ja) * | 2010-10-21 | 2012-05-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | シャッタ開閉機構および自動取引装置 |
CN102456245A (zh) * | 2010-10-21 | 2012-05-16 | 冲电气工业株式会社 | 闸门开闭机构及自动交易装置 |
JP2013025342A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙幣取扱装置及びそれを用いた紙幣入金方法 |
JP2013235439A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 媒体入出部及び媒体取引装置 |
WO2015186575A1 (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置 |
JP2015230634A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置 |
CN105279841A (zh) * | 2014-06-06 | 2016-01-27 | 日立欧姆龙金融系统有限公司 | 自动交易装置 |
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