JP3217606B2 - 紙幣挿入口の開閉装置 - Google Patents
紙幣挿入口の開閉装置Info
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- JP3217606B2 JP3217606B2 JP19859094A JP19859094A JP3217606B2 JP 3217606 B2 JP3217606 B2 JP 3217606B2 JP 19859094 A JP19859094 A JP 19859094A JP 19859094 A JP19859094 A JP 19859094A JP 3217606 B2 JP3217606 B2 JP 3217606B2
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- hinge shaft
- mask
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
係り、特にマスク扉が待機時に閉じ側に附勢されると共
に、使用時に閉扉状態から完全に180°回動できるよ
うにした紙幣挿入口の開閉装置に関する。
に紙幣の真偽を判別するための紙幣識別機が装備されて
いる。この紙幣識別機の内側には紙幣挿入通路が形成さ
れ、その通路上にはフォトセンサや磁気ヘッドなどの識
別手段が配置され、紙幣挿入通路の入口には、マスク扉
が設けられている。このマスク扉は、待機状態におい
て、閉扉方向にばね附勢され、雨水や塵埃が紙幣挿入口
を通して内部へ侵入し、フォトセンサ−、磁気ヘッド、
搬送ロ−ラなどの識別部材の性能に悪影響を及ぼすこと
を未然に防止している。
従来の紙幣識別機においては、通常時、マスク扉は扉ス
プリングのばね力で閉塞状態にあるが、マスク扉を閉扉
状態から180°回動させると、扉スプリングのばね力
が弱い場合には、スプリングにへたりを生じ、逆に、扉
スプリングのばね力が強い場合には、スプリング自体ま
たは、マスク扉が破損するなどの不具合があった。
スク扉が固定ヒンジ軸回りを90°程度回動した所で、
停止するようになっていたが、利用者にとっては取り扱
いにくく、マスク扉を90°以上開いてマスク扉を破損
させる恐れもあった。そこで、本発明の目的は、上述し
た従来技術が有する問題点を解消し、不使用時には、マ
スク扉が紙幣挿入口を確実に閉塞すると共に、使用時に
は、マスク扉を閉扉状態から180°開放できるように
した紙幣挿入口の開閉装置を提供することにある。
に本発明は、フロントマスクのケース本体に形成された
紙幣の挿入口をマスク扉で覆うようにした紙幣挿入口の
開閉装置において、ケース本体の側に固着された左右一
対の固定ヒンジ軸と、この固定ヒンジ軸に対して平行に
配置され前記マスク扉が装着された可動ヒンジ軸と、マ
スク扉を閉じる方向にばね附勢する扉スプリングとから
なり、上記扉スプリングは、一端をマスク扉の表面に係
止され、可動ヒンジ軸の回りを反時計方向に数回巻装さ
れた第1巻装部と、この第1巻装部に連続して左固定ヒ
ンジ軸の内端部の回りを反時計方向に数回巻装された第
2巻装部と、この第2巻装部に連続して成形された山型
の止め部と、この止め部に連設され、前記右固定ヒンジ
軸の内端部の回りを時計方向に数回巻装された第3巻装
部とを有し、その出口端が可動ヒンジ軸を上から押さえ
るようにしたことを特徴とするものである。
動ヒンジ軸をケ−ス本体側に押し付けるように作用する
と共に、使用時にマスク扉を開放すると、可動ヒンジ軸
がわずかに持ち上げられてマスク扉を無理なく完全に1
80°回動させることができる。
施例について添付の図面を参照して説明する。図1にお
いて、符号1はフロントマスクを示し、このフロントマ
スク1は、図示を省略した自動販売機や両替機の紙幣識
別機の所定位置に取り付けられる。このフロントマスク
1は、ボックス状のケ−ス本体2と、その全周に形成さ
れた取付けフランジ3とを有している。ケ−ス本体2の
内側には、紙幣の挿入口4が形成されている。この紙幣
挿入口4を覆うようにして、ケ−ス本体2の正面壁2a
には、マスク扉5が後述するようにヒンジ結合されてい
る。
され、その上辺の左右2か所にブラケット6,6が形成
され、下辺の中央部には、半円状の指掛け部7が形成さ
れている。これらのブラケット6,6を貫通するように
して一本の可動ヒンジ軸8が設けられている。この可動
ヒンジ軸8に対して平行となるようにして左固定ヒンジ
軸9Aと、右固定ヒンジ軸9Bとが間隔をおいて一直線
状に配置されている。
には、連結ア−ム10A,10Bが一体的に連設され、
連結ア−ム10A,10Bの自由端は可動ヒンジ軸8に
対して遊嵌されている。前記一対の固定ヒンジ軸9A,
9Bはケ−ス本体2の正面壁の取付け溝に収められ、取
付け板11によって、上から押さえられ、ビス12によ
って固着されている。
軸8には扉スプリング14が巻装され、マスク扉5が閉
じる方向にばね附勢されている。すなわち、この扉スプ
リング14は、一端15がマスク扉5の表面に係止さ
れ、可動ヒンジ軸8の回りを反時計方向に数回巻装され
て第1巻装部16とされ、この第1巻装部16に連続し
て左固定ヒンジ軸9Aの内端部の回りを反時計方向に数
回巻装されて第2巻装部17とされ、さらに、この第2
巻装部17に連続して山型の止め部18が形成され、続
いてこの止め部18と連続して、右固定ヒンジ軸9Bの
内端部の回りを時計方向に数回巻装されて第3巻装部1
9とされ、さらにその出口端20が可動ヒンジ軸8を上
から押さえるようになっている。
不使用時には、図2から明らかなように、扉スプリング
14の第3巻装部19の端20が可動ヒンジ軸8をケ−
ス本体2に向って、下方へ押し付けるように作用すると
共に、第1巻装部16の端15がマスク扉5を閉じる方
向に押し付けるから、マスク扉を確実に閉塞することが
できる。また、使用時にマスク扉5を可動ヒンジ軸8の
回りに回動させると、可動ヒンジ軸8がわずかに浮き上
がって、マスク扉5を無理なく完全に180°回動させ
ることができる。
よれば、マスク扉を180°跳ね上げる時に可動ヒンジ
軸がわずかにケ−ス本体より浮き上がるように構成した
ので、マスク扉を閉扉状態から無理なく180度回動さ
せて解放させることができ、この間に扉スプリングには
過大な力が作用せず、確実にマスク扉を開放できるとい
う効果を期待できる。
面図。
図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】フロントマスクのケース本体に形成された
紙幣挿入口をマスク扉で覆うようにした紙幣挿入口の開
閉装置において、ケース本体の側に固着された左右一対
の固定ヒンジ軸と、この固定ヒンジ軸に対して平行に配
置され前記マスク扉が装着された可動ヒンジ軸と、マス
ク扉を閉じる方向にばね附勢する扉スプリングとからな
り、上記扉スプリングは、一端をマスク扉の表面に係止
され、可動ヒンジ軸の回りを反時計方向に数回巻装され
た第1巻装部と、この第1巻装部に連続して左固定ヒン
ジ軸の内端部の回りを反時計方向に数回巻装された第2
巻装部と、この第2巻装部に連続して成形された山型の
止め部と、この止め部に連設され、前記右固定ヒンジ軸
の内端部の回りを時計方向に数回巻装された第3巻装部
とを有し、その出口端が可動ヒンジ軸を上から押さえる
ようにしたことを特徴とする紙幣挿入口の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19859094A JP3217606B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 紙幣挿入口の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19859094A JP3217606B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 紙幣挿入口の開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0863640A JPH0863640A (ja) | 1996-03-08 |
JP3217606B2 true JP3217606B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=16393725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19859094A Expired - Fee Related JP3217606B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 紙幣挿入口の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3217606B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP19859094A patent/JP3217606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0863640A (ja) | 1996-03-08 |
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