JPH0991014A - 工作機械の監視方法及びその装置 - Google Patents

工作機械の監視方法及びその装置

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JPH0991014A
JPH0991014A JP7269121A JP26912195A JPH0991014A JP H0991014 A JPH0991014 A JP H0991014A JP 7269121 A JP7269121 A JP 7269121A JP 26912195 A JP26912195 A JP 26912195A JP H0991014 A JPH0991014 A JP H0991014A
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JP
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machine
machine tool
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JP7269121A
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English (en)
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Eiryo Nemoto
英良 根本
Atsushi Tada
敦史 多田
Hideaki Ishii
秀明 石井
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発生の他に機械の現在の稼動状況を作業
者に知らせて、機械の状態を正確且つ詳細に監視する技
術が求められていた。 【解決手段】 工作機械M1 ,M2 ,M3 における運転
状況の内部情報を読み取り、この内部情報をデータ処理
し、このデータ処理で作成された稼動状態の情報及び異
常発生の信号を、前記工作機械から離れた場所のポケッ
トベル6に電話回線5を介して送信し、前記稼動状態及
び異常発生の情報をポケットベル6に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御(NC)
旋盤などNC工作機械(以下、工作機械と記載)の監視
を行う方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NC旋盤やマシニングセンタなどを運転
する時には、これら工作機械を監視する作業者を配置す
ることが多い。作業者が工作機械の傍に常に待機してい
れば、工作機械の運転状況を監視して適切な操作を行っ
たり、工作機械に異常が発生した場合にはそれに素早く
対処して事故が発生することを未然に防いだりして、工
作機械を常に正常な状態に管理することができる。
【0003】しかしながら、作業者は工作機械の運転状
況の監視の他に段取り作業など他の作業を行うので、工
作機械の傍に常時待機することはできず、工作機械から
離れた場所に移動することが多い。また、一人の作業者
が複数台の工作機械の管理をする場合や、工場を無人化
して、工作機械から離れた場所のコントロール室で設備
工場内の工作機械を遠隔管理する場合も多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、作業者が
工作機械から離れた場所にいる時には運転中の工作機械
の監視が不充分になり、工作機械を安全に運転すること
が難しいという課題があった。
【0005】特開平7−23123号公報には、工作機
械に異常が発生した場合に電話回線を介してポケットベ
ルなど受信手段にメッセージ信号を送信するデータオン
ラインシステムが開示されているが、その具体的な構成
は明らかにされていない。また、この公報に示す技術で
は、ポケットベル等を使用してアラームの内容程度を知
らせることはできるが、稼動状態など詳しい機械状態を
知らせることについては開示されていない。
【0006】特開平4−75853号公報には、残り動
作時間や非常停止警報を無線交信により作業者に知らせ
る機械の残り動作時間報知方法及びその装置が開示され
ている。ところが、この公報には複数台の工作機械の監
視についての記載はなく、また、残り動作時間以外の稼
動状態の内容を作業者に知らせることはできない。
【0007】特開昭63−245356号公報及び特開
平2−189603号公報には、工作機械や数値制御装
置の運転状況を電話回線を介して監視する技術が開示さ
れているが、複数台の工作機械における稼動状態及び異
常発生の情報を表示するための具体的な構成は示されて
いない。
【0008】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、稼動状態や異常発生の情報を、工作機械
から離れた場所にある情報受信部に表示することによ
り、工作機械の傍にいなくてもその現在の機械状態を正
確且つ詳細に監視することができる工作機械の監視方法
及びその装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る工作機械の監視方法は、工作機械にお
ける運転状況の内部情報を読み取り、この内部情報をデ
ータ処理し、このデータ処理で作成された稼動状態の情
報及び異常発生の信号を、前記工作機械から離れた場所
の情報受信部に電話回線を介して送信し、前記稼動状態
及び異常発生の情報を情報受信部に表示する。
【0010】前記方法を実現するための監視装置は、工
作機械を制御するとともにこの工作機械の運転状況を読
み取ることができるNC部と、このNC部から読み取っ
た前記運転状況に基づいてデータ処理して前記工作機械
の機械状態を監視する機械監視制御部と、この機械監視
制御部から出力される稼動状態の情報及び異常発生の信
号を送信する情報送信部と、前記工作機械から離れた場
所にあり、前記情報送信部の出力信号を電話回線を介し
て受信して前記稼動状態及び異常発生の情報を表示する
情報受信部とを備えたものである。
【0011】より具体的な監視方法は、1台又は複数台
の工作機械における稼動状態及び異常発生に関する運転
状況を読み取り、読み取られたこの運転状況に基づいて
データ処理して稼動状態の情報及びアラーム情報を作成
し、設定時間毎に出力される前記稼動状態の情報と、異
常発生時に直ちに出力されるアラーム情報とを、作業者
により携帯されたポケットベルに電話回線を介して送信
し、前記工作機械毎の前記稼動状態の情報とアラーム情
報とを、数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せ
で前記ポケットベルに表示する。
【0012】好ましい態様の監視装置は、1台又は複数
台の工作機械を制御するとともにこの工作機械における
稼動状態及び異常発生に関する運転状況を読み取ること
ができるNC部と、このNC部から読み取った前記運転
状況に基づいてデータ処理して前記工作機械の稼動状態
及びアラーム情報を作成して機械状態を監視する機械監
視制御部と、この機械監視制御部から設定時間毎に出力
される前記稼動状態の情報と、異常発生時に直ちに出力
されるアラーム情報とを送信する情報送信部と、作業者
により携帯され、前記情報送信部の出力信号を電話回線
を介して受信して前記稼動状態の情報とアラーム情報と
を数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せで表示
するポケットベルとを備えている。
【0013】前記情報受信部は、ファクシミリ,作業者
が携帯するポケットベル及び携帯電話機からなる群の中
の一つ以上の受信手段であることが好ましい。また、好
ましい前記稼動状態の情報としては、稼動率,ワーク個
数,稼動時間,切削時間,非切削時間,停止時間,主軸
回転時間,アラーム停止時間,通電時間及び衝突時刻か
らなる群の中の一つ以上の情報である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図8を参照して説明する。図1乃至図3は、本発明
に係る工作機械の監視装置の第1,第2及び第3の実施
の形態をそれぞれ示すブロック図である。各実施形態で
は、設備工場内に複数台の工作機械M1 ,M2 ,M3
設置されており、一人又は複数の作業者が、これらNo.
1工作機械M1 , No.2工作機械M2 及びNo.3工作機
械M3 の運転状況を監視する。工作機械M1 ,M2 ,M
3 としては、NC旋盤,マシニングセンタ又はターニン
グセンタなどがある。なお、工作機械は複数台であって
も1台であってもよいが、各実施形態では工作機械が3
台設置された場合を示している。
【0015】工作機械M1 ,M2 ,M3 には、これら工
作機械を制御するNC部N1 ,N2,N3 及びシーケン
ス制御部S1 ,S2 ,S3 等を含むNo.1乃至No.3制
御部C1 ,C2 ,C3 がそれぞれ設けられている。更
に、図示しない自動工具交換装置や自動パレット交換装
置等も設けられていることが多く、これらの装置はシー
ケンス制御部S1 ,S2 ,S3 に接続され、制御部
1 ,C2 ,C3 によって制御される。各工作機械
1 ,M2 ,M3 は、各制御部C1 ,C2 ,C3 によっ
てそれぞれ自動制御されてワーク等の加工を行う。な
お、工作機械を監視する「作業者」には、工作機械を操
作して加工作業等の生産行為を行うオペレータの他、工
作機械の保守管理を行う工作機械メーカ側の担当者等も
含まれる。
【0016】図1に示す第1の実施形態は、工作機械に
異常が発生すると、その旨のアラームを、ポケットベル
などポータブル式通信装置と電話回線とを含む既存の通
信システムを利用することにより作業者に知らせる場合
である。図2に示す第2の実施形態及び図3に示す第3
の実施形態は、前記通信システムを利用して工作機械の
現在の稼動状態及び異常発生を作業者に知らせる場合で
ある。
【0017】図1乃至図3に示すように、本発明におけ
る工作機械の監視方法は、工作機械M1 ,M2 ,M3
おける運転状況の内部情報を読み取り、この内部情報を
用いて稼動時間などを含む機械情報を集計するなどデー
タ処理し、データ処理された稼動状態の情報及び異常発
生の信号を、工作機械M1 ,M2 ,M3 から離れた場所
の情報受信部6,7に電話回線5を介して送信し、前記
稼動状態及び異常発生の情報を情報受信部6,7に表示
している。
【0018】前記方法を実現するための監視装置2は、
工作機械M1 ,M2 ,M3 を制御するとともにこの工作
機械の運転状況を読み取ることができるNC部N1 ,N
2 ,N3 と、NC部N1 ,N2 ,N3 から読み取った前
記運転状況に基づいて集計などデータ処理して工作機械
1 ,M2 ,M3 の機械状態を監視する機械監視制御部
3a,3b,3cと、機械監視制御部3a,3b,3c
から出力される稼動状態の情報及び異常発生の信号を送
信する情報送信部としての電話回線自動通報装置(以
下、通報装置と記載)4(図2ではモデム(MODE
M:変復調装置)4a,4b,4c,図3ではモデム
4)と、工作機械M1 ,M2 ,M3 から離れた場所にあ
り、通報装置4(又は、モデム4,4a,4b,4c)
の出力信号を電話回線5を介して受信して前記稼動状態
及び異常発生の情報を表示する情報受信部6,7とを備
えている。
【0019】図1では、情報受信部として、作業者が携
帯して持ち運び可能なポケットベル6の場合を示してい
るが、ポケットベル6の代わりに携帯電話機(図示せ
ず)であってもよい。図2及び図3では、情報受信部7
として、ポケットベル6(又は、携帯電話機)の他に、
ファクシミリ(FAX)8が設備工場以外のコントロー
ル室や工作機械メーカ側等に設置された場合を示してい
る。なお、作業者が複数の場合には各作業者がポケット
ベル6をそれぞれ携帯している。
【0020】No.1工作機械M1 の制御部C1 は、各種
ワークに対して加工を行うためのNCプログラムを加工
プログラムメモリ(図示せず)に記憶させておき、加工
作業を行う場合には必要なNCプログラムを前記加工プ
ログラムメモリから呼び出して加工動作を制御するNo.
1NC部N1 と、このNo.1NC部N1 の指令に基づい
て工作機械M1 をシーケンス制御するNo.1シーケンス
制御部S1 とを備えている。これと同様にして、No.
2,No.3工作機械M2 ,M3 の制御部C2 ,C3 も、
No.2NC部N2 とNo.2シーケンス制御部S2 ,及び
No.3NC部N3 とNo.3シーケンス制御部S3 を、そ
れぞれ備えている。各NC部N2 ,N3 及びシーケンス
制御部S2 ,S3 は、No.1NC部N1 及びNo.1シー
ケンス制御部S1 と同様の機能をそれぞれ有している。
更に、制御部C1 ,C2 ,C3 は、それぞれ機械監視制
御部3a,3b,3cを備えている。機械監視制御部3
a,3b,3cには、NC部N1 ,N2 ,N3 とシーケ
ンス制御部S1 ,S2 ,S3 がそれぞれ接続されてお
り、異常発生時には機械監視制御部3a,3b,3cに
対してNC部N1 ,N2 ,N3 とシーケンス制御部
1,S2 ,S3 より直ちにアラーム信号が出力され
る。更に、機械監視制御部3a,3b,3cは、NC部
1 ,N2 ,N3 の運転状況を読み取ることができるよ
うになっている。
【0021】図1に示すように、機械監視制御部3a,
3b,3cは、NC部N1 ,N2 ,N3 及びシーケンス
制御部S1 ,S2 ,S3 からのアラーム信号に基づいて
工作機械M1 ,M2 ,M3 に異常が発生したか否かを判別
する異常発生判別部9a,9b,9cをそれぞれ有して
いる。3台の工作機械M1 ,M2 ,M3 のうちどの工作
機械にどのような異常が発生したかという機械状態の情
報が、一台の通報装置4から一つの電話回線5を介し
て、作業者の携帯しているポケットベル6に送信され
る。
【0022】そして、ポケットベル6には、機械番号や
異常の内容などを数字及び文字(かな,英字等)のいず
れか一方又は両方の組合せで直ちに表示する。作業者に
異常の発生を積極的且つ迅速に告知するために、ポケッ
トベル6には呼び出し音や振動を発生する機能が設けら
れている。なお、情報受信部が携帯電話機の場合には、
監視された機械状態の情報を音声信号に変換して知らせ
ることになる。
【0023】図4はポケットベル6に機械状態の情報が
表示された様子を示す外観図、図5はポケットベル6に
表示される機械状態の情報を示す説明図、図6は第1の
実施形態の監視の手順を示すフローチャートである。図
1及び図6に示すように、異常発生判別部9a,9b,
9cは、工作機械M1 ,M2 ,M3 に何らかの異常が発
生したか否か、即ちアラーム信号がNC部N 1 ,N2
3 とシーケンス制御部S1 ,S2 ,S3 から出力され
たか否か、又はアラーム状態となったか否かを判別する
(ステップ101)。何の異常も発生していない場合に
は、フローチャートの先頭に戻り、監視を続行する。例
えば、No.1NC部N1 又はNo.1シーケンス制御部S
1 から異常発生の旨の運転状況信号(アラーム信号)が
No.1機械監視制御部3aに出力された場合、又はNo.
1NC部N1 やNo.1シーケンス制御部S1 がアラーム
状態になったことが読み取られた場合には、No.1機械
監視制御部3aの異常発生判別部9aはNo.1工作機械
1 に異常が発生したと判断する。
【0024】そして、異常発生判別部9aは、No.1工
作機械M1 にどのような異常が発生したか、即ち、衝突
が生じたような緊急事態発生と、潤滑油不足のようなそ
れほど緊急でない異常事態発生とを判別する。次いで、
機械監視制御部3aは、例えば12桁の数字を使ってそ
の組合せにより色々な意味を持たせることにより機械状
態の情報を作成する。図5(A)に示すアラーム情報1
2では、数字の最初の2桁B1 が工作機械の機械番号
(例えば、No.1工作機械M1 の場合には「01」)を
示し、最後の5桁B2 により異常状態の内容(例えば、
「49119」)と表示して、「至急119」即ち緊急
事態発生の意味を持たせている。
【0025】かかる緊急事態発生の場合、No.1工作機
械M1 側ではNC装置のCRT(図示せず)等に異常発
生の旨の表示をするとともに、No.1工作機械M1 を非
常停止するなどしてトラブルの拡大を未然に防止する。
機械監視制御部3aがアラーム情報12を通報装置4に
出力する(ステップ102)と、アラーム情報12は通
報装置4から電話回線5を介してポケットベル6に送信
される。なお、ポケットベル6への最終的な信号の送信
は無線通信により行われる(ステップ103)。
【0026】図4に示すように、ポケットベル6は液晶
又は発光ダイオード等を用いた表示部13にアラーム情
報12を数字(例えば、「01−−−−−4911
9」)で表示することになる(ステップ104)。ポケ
ットベル6での表示の仕方としては、ポケットベル6側
にバッファが複数個(例えば、12個)あり、機械状態
の情報が順番にバッファに記憶されていく。情報がオー
バフローすれば古いものから順に捨てられていく。作業
者は、バッファに蓄積された情報をページングしながら
確認していくことになる。なお、アラーム情報12など
機械状態の情報は、数字による表示が一般的であるが、
数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せで表示す
ることもできる。文字を含んだ表示にすれば、表示され
た情報を一目で理解できるので好ましい。
【0027】次いで、他の工作機械M2 ,M3 等の監視
を行うために、監視状態続行中であるか否かを判断す
る。続行中である場合にはステップ101に戻って、上
述と同様の手順を繰り返してNo.2,No.3工作機械M
2 ,M3 について常時監視を行う。監視を行わない場合
には、監視の手順を終了する(ステップ105)。この
ように、第1の実施形態では、工作機械M1 ,M2 ,M
3 のどれかに異常が発生したら直ちにポケットベル6に
アラーム情報を送信して、作業者に通報している。
【0028】次に、第2,第3の実施形態について説明
する。なお、第1の実施形態と同一又は相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。図2,図3に示す
ように、工作機械の監視方法は、工作機械M1 ,M2
3における稼動状態及び異常発生に関する運転状況を
読み取り、読み取られたこの運転状況に基づいて機械監
視制御部3a,3b,3cでデータ処理して稼動時間な
ど稼動状態の情報及びアラーム情報を作成し、設定時間
毎に出力される前記稼動状態の情報と、異常発生時に直
ちに出力されるアラーム情報12とを、作業者により携
帯されたポケットベル6に電話回線5を介して送信し、
前記工作機械毎の前記稼動状態の情報とアラーム情報と
を、数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せでポ
ケットベル6に表示している。
【0029】この方法を実現するための監視装置2a又
は2bは、工作機械M1 ,M2 ,M 3 を制御するととも
にこれら工作機械における稼動状態及び異常発生に関す
る運転状況を読み取ることができるNC部N1 ,N2
3 と、NC部N1 ,N2 ,N3 から読み取った前記運
転状況に基づいてデータ処理して工作機械M1 ,M2
3 の稼動時間など稼動状態を集計などをするとともに
アラーム情報を作成して機械状態を監視する機械監視制
御部3a,3b,3cと、機械監視制御部3a,3b,
3cから設定時間毎に出力される前記稼動状態の情報
と、異常発生時に直ちに出力されるアラーム情報とを送
信する情報送信部としてのモデム4a,4b,4c(図
3ではモデム4)と、作業者により携帯され、モデム4
a,4b,4c(図3ではモデム4)の出力信号を電話
回線5を介して受信して前記稼動状態の情報とアラーム
情報とを、数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合
せで表示するポケットベル6とを備えている。
【0030】図2に示すように、機械監視制御部3a,
3b,3cは、異常発生判別部9a,9b,9cと、工
作機械M1 ,M2 ,M3 の稼動率を演算する稼動率演算
部22a,22b,22cと、現在までに加工したワー
クの個数をカウント(計数)するワーク個数計数部23
a,23b,23cと、工作機械が自動運転モードで運
転中である時間すなわち稼動時間を集計する稼動時間集
計部24a,24b,24cと、稼動時間のうち実際に
切削を行っている時間(G機能のG01の直線補間、G
02,G03の円弧補間等のプログラム(ブロック)を
実行中の時間)すなわち切削時間を集計する切削時間集
計部25a,25b,25cと、稼動時間中で切削時間
以外の時間である非切削時間を集計する非切削時間集計
部26a,26b,26cとをそれぞれ有している。前
記稼動時間は、時間の積算,又はスタート時間とストッ
プ時間とからの算出値を集計して行っている。前記各時
間の関係式を下記に示す。 稼動時間=切削時間+非切削時間
【0031】また、機械監視制御部3a,3b,3c
は、工作機械に電気が供給されている時間すなわちNC
電源が投入されてから遮断されるまでの通電時間を集計
する通電時間集計部30a,30b,30cと、通電時
間中で稼動時間以外の時間である停止時間を集計する停
止時間集計部27a,27b,27cと、稼動時間中で
主軸が回転している時間(M機能のM03(正転),M
04(逆転)等のプログラム(ブロック)を実行中の時
間)を集計する主軸回転時間集計部28a,28b,2
8cと、自動運転モードで運転中でアラームが発生して
工作機械が休止している時間すなわちアラーム停止時間
を集計するアラーム停止時間集計部29a,29b,2
9cとをそれぞれ有している。前記各時間の関係式を下
記に示す。 通電時間=稼動時間+停止時間
【0032】稼動率や稼動時間等の演算,計数,集計,
記憶などデータ処理は次のようにして行われる。例え
ば、No.1工作機械M1 では、No.1機械監視制御部3
aがNo.1NC部N1 の内部情報を読み取り、時間を集
計している。すなわち、稼動時間であれば、自動運転モ
ード運転中であることをNo.1NC部N1 の内部情報よ
り読み取り、この自動運転モード運転中の時間を積算し
たり、自動運転モード運転中開始時刻と終了時刻とから
自動運転モード運転中の時間を算出し集計することによ
り求められる。このような集計は工作機械毎に行われ
る。更に、機械監視制御部3a,3b,3cは、本出願
人等が特開平6−284764号「サーボモータの位置
制御装置」で開示したような工作機械の衝突を検出する
方法等で衝突が発生したことを検出した時刻を記憶する
衝突時刻記憶部31a,31b,31cも有している。
これら演算部22a乃至22c,計数部23a乃至23
c,集計部24a乃至30c,及び記憶部31a乃至3
1cの各情報が、機械状態出力部36a,36b,36
cに出力される。
【0033】なお、稼動率は次の式により算出される値
であり、稼動時間集計部24a,24b,24cで集計
されている稼動時間と、通電時間集計部30a,30
b,30cにより集計されている通電時間を用いて、稼
動率演算部22a,22b,22cにより演算される。 稼動率=稼動時間/通電時間 また、ワーク個数計数部23a,23b,23cは、ワ
ークの加工のための加工プログラムの実行が完了したこ
とを読み取り、加工が完了する毎に1ずつカウントアッ
プする。機械監視制御部3a,3b,3cと出力時間設
定部21a,21b,21cには、時計(クロック)3
4a,34b,34cから現在時刻の信号が常に出力さ
れている。
【0034】出力時間設定部21a,21b,21c
は、各演算部,計数部,集計部及び記憶部22a乃至3
1cでそれぞれ演算,カウント,集計及び記憶された稼
動状態の情報をポケットベル6に送信する定期出力時間
又はインターバル(例えば、30分毎,1時間毎等)を
設定する機能を有しており、時計34a,34b,34
cの示す現在時刻が定期出力時間に一致した時又は一定
のインターバル(設定時間)毎に稼動状態の情報を送信
すべき旨の指令信号を、機械状態出力部36a,36
b,36cに出力する。
【0035】また、稼動状態の情報のうち、出力する情
報を選択設定できる機能も設けられている。このような
選択設定登録は、次のようにして行われる。まず初め
に、キーボードなど入力部40a,40b,40cの所
定の操作により、図7に示す設定入力画面41をCRT
など表示手段(図示せず)に表示させる。次いで、「F
2/定期出力項目」キー42を押すことにより、定期出
力項目設定画面44に切り替わり、各情報項目毎に
[「有効」…出力する]、[「無効」…出力しない]を
選択設定する。また、「F3/定期出力回数」キー43
を押すことにより、定期出力回数設定画面45に切り替
わり、定期出力回数と定期出力時間を設定することがで
きる。図7に示す設定の一例では、稼動状態の全情報
を、1日2回,即ち12時45分と17時15分に出力
するように設定されている。機械監視制御部3a,3
b,3cと、時計34a,34b,34cと、出力時間
設定部21a,21b,21cと、機械状態出力部36
a,36b,36cと、入力部40a,40b,40c
とによりそれぞれ構成される稼動監視制御部20a,2
0b,20cが、各工作機械M1 ,M2 ,M3 毎に設け
られている。
【0036】図8は、第2,第3の実施形態における監
視の手順を示すフローチャートである。各工作機械にお
いて、例えば、No.1工作機械M1 では機械監視制御部
3aがNo.1NC部N1 の運転状況を読み取り、稼動時
間,通電時間,切削時間,非切削時間,主軸回転時間,
アラーム,停止時間等の機械状態を各集計部で集計する
などデータ処理する(ステップ201)。次いで、異常
発生判別部9a,9b,9cは、NC部N1 ,N2 ,N
3 とシーケンス制御部S1 ,S2 ,S3 より異常発生に
関する情報データが出力されたか否か、又はNo.1NC
部N1 やNo.1シーケンス制御部S1 がアラーム状態に
なったことが読み取られたか否かを判別する(ステップ
202)。異常発生に関するデータが出力されない場
合、又はアラーム状態でない場合には、出力時間設定部
21a,21b,21cに設定された稼動状態情報の出
力時間に一致したか否かを判別し(ステップ203)、
出力時間でない場合にはステップ201に戻る。
【0037】ステップ202で異常発生に関する情報デ
ータが出力された場合には、ステップ204に移行す
る。工作機械側では、例えば、No.1工作機械M1 に異
常が生じた場合、それに直ちに対処して制御(例えば、
非常停止)されて、トラブルの拡大を未然に防止する。
これと同時に、機械監視制御部3a,3b,3cはアラ
ーム情報12をモデム4a,4b,4c(図3ではモデ
ム4)に出力する。アラーム情報12は、例えば図5
(B)に示すように、最初の2桁B1 が機械番号(例え
ば、「01」)を、次の3桁B3 がアラーム情報である
旨の表示(例えば、「000」)を、最後の7桁B4
異常状態の内容を数字で表したアラームの種類をそれぞ
れ示しており、合計12個の数字の組合せでどのような
異常が発生したのかを表示している(ステップ20
4)。
【0038】次いで、モデム4a,4b,4c(又は、
モデム4)から電話回線5を介して、機械状態の情報の
うちのアラーム情報12をポケットベル6に発信し(ス
テップ205)、ポケットベル6に数字(及び/又は文
字)でアラーム情報12を表示する(ステップ20
6)。次いで、まだ監視続行か否かを判別し、監視をす
る場合にはステップ201に戻る(ステップ207)。
【0039】ステップ203で、出力時間設定部21
a,21b,21cからの指令信号により稼動状態情報
の出力時間であると判断した場合には、機械監視制御部
3a,3b,3cは、稼動率演算部22a,22b,2
2cで稼動率を演算する。各演算部22a乃至22c,
計数部23a乃至23c,集計部24a乃至30c,記
憶部31a乃至31cのデータは、予め設定されている
表示例に基づいて、稼動状態情報として一定の設定時間
毎にモデム4a,4b,4c(又は、モデム4)に出力
する(ステップ208)。
【0040】稼動状態情報14は、例えば図5(C)に
示すように、最初の2桁B1 で機械番号(例えば、「0
1」)を、次の3桁B3 で稼動情報番号(例えば、稼動
率は「001」,ワーク個数は「002」等)を、次の
3桁B5 で「時間」を、次の2桁B6 で「分」を、最後
の2桁B7 で「秒」を、それぞれ表示する。このよう
に、12桁の数字の組合せで、現在工作機械M1
2 ,M3 がどのような状態で稼動しているかという稼
動状態情報14を表示している。表1は、各演算部,計
数部,集計部,記憶部22a乃至31cの稼動情報の内
容と、この各内容をそれぞれ固有の番号で示した稼動情
報番号(3桁B3 の位置に表示)とを示している。
【0041】
【表1】
【0042】なお、アラーム情報は上述のように3桁B
3 の位置に「000」の番号により表示する。また、稼
動率の場合には、図5(D)に示すように、最後の3桁
8で稼動率の値を表示し、ワーク個数の場合には、図
5(E)に示すように、最後の4桁B9 でワーク個数を
表示する。
【0043】ステップ208で、稼動状態情報がモデム
4a,4b,4c(又は、モデム4)に出力されると、
モデムから電話回線5を介してポケットベル6とファク
シミリ8に機械状態情報のうちの稼動状態情報が発信さ
れ(ステップ205)、ポケットベル6の表示部13
(図4)に12桁の数字で稼動状態情報14が表示され
るとともに、情報受信部としてのファクシミリ8でもこ
の稼動状態情報14が出力される(ステップ206)。
このように、アラーム情報及び稼動状態の情報からなる
機械状態情報を電話回線5を介してファクシミリ8にも
送信して設定時間毎に出力すれば、工作機械の稼動監視
情報のデータを稼動記録として残すことができるので好
ましい。作業者は、ポケットベル6に表示された数字を
見れば、現在どの工作機械による加工作業がどういう状
態でどこまで進行しているかという稼動状態を容易に確
認することができる。
【0044】表2はポケットベル6での一つの表示例を
示しており、左欄の表示項目に関して、中央欄に示すよ
うにポケットベル6に12桁の数字で稼動状態の情報を
表示しており、その表示の意味する具体的な内容は右欄
に示す通りである。なお、稼動率,ワーク個数及び衝突
時刻の表示のように、数字で表示しない桁を設けた方が
分かりやすい場合には、その桁の箇所を「−」の符号で
表示するのが好ましい。
【0045】
【表2】
【0046】次いで、工作機械の監視を続行するか否か
を判別し(ステップ207)、監視をする場合には、ス
テップ201に戻ってNo.2工作機械M2 について上述
と同様の手順で監視を行い、その後、各工作機械毎に順
次監視を行っていく。ステップ207で、次の工作機械
の監視を行わない場合には一連の監視の手順を終了す
る。
【0047】図3に示す第3の実施形態は第2の実施形
態と略同様であるが、稼動監視制御部20a,20b,
20c,機械状態入出力部36a,36b,36c,モ
デム4,電話回線5の構成及び接続回路が異なってい
る。即ち、図2に示す第2の実施形態では、機械状態出
力部36a,36b,36cとモデム4a,4b,4c
とは一対一で接続されていた。これに対して、図3に示
す第3の実施形態ではモデム4は一台のみ設置されてお
り、機械状態入出力部36a,36b,36cのどれか
一つ、例えばNo.1工作機械M1 用のNo.1機械状態入
出力部36aとモデム4とが接続されている。更に、N
o.1機械状態入出力部36aは、No.2,No.3工作機
械M2 ,M3用のNo.2,No.3機械状態入出力部36
b,36cとデータ通信回線(例えば、RS−232C
回線)46,47でそれぞれ接続されている。すなわ
ち、No.3工作機械M3 の機械情報は、機械状態入出力
部36c,データ通信回線47,機械状態入出力部36
a,モデム4,電話回線5を介して、ポケットベル6や
ファクシミリ8に送信される。
【0048】このように、第2,第3の実施形態では、
いずれかの工作機械に異常が発生した場合には直ちに、
稼動情報については設定時間毎に定期的に、ポケットベ
ル6やファクシミリ8に通報する。
【0049】以上説明した通り、本発明によれば、意味
を持った数字をポケットベル6の表示部13に表示させ
ることにより、作業者が工作機械M1 ,M2 ,M3 の傍
にいなくとも、異常発生の情報だけではなく順調に稼動
している時の稼動情報など機械の現在の運転状況を作業
者に手軽に告知することができる。したがって、作業者
は機械の故障内容の他、機械の切削時間及びワークの出
来高など機械の稼動情報を容易に知ることができる。
【0050】また、本発明によれば、1台又は複数台の
工作機械の機械状態を、機械の傍にいなくても監視する
ことができるので、作業者は安心して機械から離れた場
所での段取り作業など他の作業ができる。また、1人
(又は、複数)の作業者が複数台の工作機械の状態を容
易且つ確実に監視することができる。したがって、業務
の効率化を実現することができる。作業者は、工作機械
の稼動率や稼動時間など稼動情報を機械から離れた場所
で知ることができるので、工場を無人化することも容易
にできる。稼動監視情報を設定時間毎にファクシミリ8
に出力すれば、出力した情報を稼動記録として残すこと
ができる。また、工作機械に異常が発生した場合には、
直ちに作業者にこれを知らせるので、作業者はそれに素
早く対処して適切な操作を行うことができる。したがっ
て、機械の故障による停止時間が極力少なくなり、事故
の発生を未然に防止して工作機械を常に正常な状態に維
持でき、稼動率を向上させることができる。
【0051】なお、図1における機械監視制御部3a,
3b,3cや図2,図3における稼動監視制御部20,
20a,20bと、モデム4a,4b,4c(又は、通
報装置4),NC部N1 ,N2 ,N3 及びシーケンス制
御部S1 ,S2 ,S3 との接続に、光ケーブルを使用す
れば互いに電気的に分離できることになり、工作機械側
の外乱の影響がなくなるので好ましい。なお、各図中同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0052】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
異常の発生や稼動状態の情報を、工作機械から離れた場
所にある情報受信部に表示することにより、工作機械の
傍にいなくてもその現在の機械状態を正確且つ詳細に監
視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図8は本発明に係る実施の形態を示す
図で、図1は第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】第2の実施形態を示すブロック図である。
【図3】第3の実施形態を示すブロック図である。
【図4】ポケットベルに機械状態の情報が表示された様
子を示す外観図である。
【図5】ポケットベルに表示される機械状態の情報を示
す説明図である。
【図6】第1の実施形態の監視の手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】設定入力画面を示す説明図である。
【図8】第2,第3の実施形態の監視の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2,2a,2b 監視装置 3a,3b,3c 機械監視制御部 4 電話回線自動通報装置(情報送信部) 4,4a,4b,4c モデム(情報送信部) 5 電話回線 6 ポケットベル(情報受信部) 7 情報受信部 8 ファクシミリ(情報受信部) 12 アラーム情報 14 稼動状態情報 C1 ,C2 ,C3 制御部 M1 ,M2 ,M3 工作機械 N1 ,N2 ,N3 NC部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/08 G08B 25/10 D 25/10 H04M 11/04 H04M 11/04 G05B 19/18 Q

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械における運転状況の内部情報を
    読み取り、 この内部情報をデータ処理し、 このデータ処理で作成された稼動状態の情報及び異常発
    生の信号を、前記工作機械から離れた場所の情報受信部
    に電話回線を介して送信し、 前記稼動状態及び異常発生の情報を情報受信部に表示す
    ることを特徴とする工作機械の監視方法。
  2. 【請求項2】 1台又は複数台の工作機械における稼動
    状態及び異常発生に関する運転状況を読み取り、 読み取られたこの運転状況に基づいてデータ処理して稼
    動状態の情報及びアラーム情報を作成し、 設定時間毎に出力される前記稼動状態の情報と、異常発
    生時に直ちに出力されるアラーム情報とを、作業者によ
    り携帯されたポケットベルに電話回線を介して送信し、 前記工作機械毎の前記稼動状態の情報とアラーム情報と
    を、数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せで前
    記ポケットベルに表示することを特徴とする工作機械の
    監視方法。
  3. 【請求項3】 工作機械を制御するとともにこの工作機
    械の運転状況を読み取ることができるNC部と、 このNC部から読み取った前記運転状況に基づいてデー
    タ処理して前記工作機械の機械状態を監視する機械監視
    制御部と、 この機械監視制御部から出力される稼動状態の情報及び
    異常発生の信号を送信する情報送信部と、 前記工作機械から離れた場所にあり、前記情報送信部の
    出力信号を電話回線を介して受信して前記稼動状態及び
    異常発生の情報を表示する情報受信部とを備えたことを
    特徴とする工作機械の監視装置。
  4. 【請求項4】 1台又は複数台の工作機械を制御すると
    ともにこの工作機械における稼動状態及び異常発生に関
    する運転状況を読み取ることができるNC部と、 このNC部から読み取った前記運転状況に基づいてデー
    タ処理して前記工作機械の稼動状態及びアラーム情報を
    作成して機械状態を監視する機械監視制御部と、 この機械監視制御部から設定時間毎に出力される前記稼
    動状態の情報と、異常発生時に直ちに出力されるアラー
    ム情報とを送信する情報送信部と、 作業者により携帯され、前記情報送信部の出力信号を電
    話回線を介して受信して前記稼動状態の情報とアラーム
    情報とを数字及び文字のいずれか一方又は両方の組合せ
    で表示するポケットベルとを備えたことを特徴とする工
    作機械の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記情報受信部は、ファクシミリ,作業
    者が携帯するポケットベル及び携帯電話機からなる群の
    中の一つ以上の受信手段であることを特徴とする請求項
    3に記載の工作機械の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記稼動状態の情報は、稼動率,ワーク
    個数,稼動時間,切削時間,非切削時間,停止時間,主
    軸回転時間,アラーム停止時間,通電時間及び衝突時刻
    からなる群の中の一つ以上の情報であることを特徴とす
    る請求項3,4又は5に記載の工作機械の監視装置。
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