JP3472331B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JP3472331B2 JP35266893A JP35266893A JP3472331B2 JP 3472331 B2 JP3472331 B2 JP 3472331B2 JP 35266893 A JP35266893 A JP 35266893A JP 35266893 A JP35266893 A JP 35266893A JP 3472331 B2 JP3472331 B2 JP 3472331B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ加工装置に係り、
特に、レーザ加工運転中に実際の使用時間に基づいて加
工費を算出することができるレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工機によってワークを加工する
際において、加工に要する費用を算出することは、経営
上、管理上において重要なことである。加工に要する費
用とは、レーザ加工機の場合、ワーク種ごとに設定され
るベース料金の他、電気料金、レーザ発振器使用料金、
アシストガス料金等のことであるが、この加工費につい
ては、従来、ワーク毎、各項目毎およびワークの加工途
中においては、作業者の勘や、経験による予測に頼るし
かなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、近年、各種加
工条件や加工プログラムから加工時間を予測して、加工
費を算出する方法が提供されているが、この方法におい
ては加工時間の予測に基づいて加工費を算出しているの
で、正確性に欠けるとともに、加工現場において、レー
ザ発振時間、レーザーパワー、アシストガスの吐出時
間、ガス種、ガス圧等の加工条件や、加工速度を変更す
る場合、対処できなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、レーザ加工運転中に実際の加工条件や運転状態およ
び実時間を基に加工費を容易かつ正確に算出し、表示す
ることができるレーザ加工装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のレーザ加工装置は、ワークにレ
ーザ光を照射して加工を行うレーザ加工機と、このレー
ザ加工機を所定プログラムに基づいて加工運転制御する
加工運転手段と、レーザ加工中に実行されるべき加工条
件を入力する加工条件入力手段と、この加工条件入力手
段によって入力された加工条件を記憶する加工条件記憶
手段と、この加工条件記憶手段に記憶された加工条件を
前記加工運転手段からの指令に基づいて実行する加工条
件実行手段と、ワークの加工費算定基準値を入力する加
工費算定基準値入力手段と、この加工費算定基準値入力
手段によって入力された加工費算定基準値を記憶する加
工費算定基準値記憶手段と、前記加工運転手段による運
転状態と前記加工条件実行手段による実行中の加工条件
とから各々加工運転実時間を算出し、加工費算定基準値
記憶手段に記憶されている前記加工費算定基準値と、前
記加工条件実行手段による実行中の加工条件と、算出し
た加工運転実時間とに基づいて、加工運転中に加工費を
演算する加工費演算手段と、この加工費演算手段による
演算結果を加工運転中において表示可能な加工費表示手
段とを具備してなることを特徴とする。
【0006】請求項2のレーザ加工装置は、請求項1記
載のレーザ加工装置において、加工費演算手段は、加工
完了毎に加工総費用を演算し、加工完了数を基に加工平
均費用を演算することを特徴としている。
【0007】請求項3のレーザ加工装置は、請求項1ま
たは2記載のレーザ加工装置において、加工費表示手段
は、加工完了毎に加工完了数と加工総費用および加工平
均費用を表示可能であることを特徴としている。
【0008】請求項4のレーザ加工装置は、請求項1〜
3のいずれかに記載のレーザ加工装置において、加工費
演算手段によって演算された加工運転中の加工量、加工
完了毎の加工総費用および加工平均費用として演算後の
加工完了数を更新し記憶する加工費記憶手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1〜3のレーザ装置にあって
は、加工運転手段による運転状態と加工条件実行手段に
よる実行中の加工条件とから各々加工運転実時間を算出
し、加工費算定基準値記憶手段に記憶されているワーク
の加工費算定基準値と、実行中の加工条件と、算出した
加工運転実時間とに基づいて、加工運転中の加工費を演
算し、その演算結果を加工費表示手段に加工運転中にお
いて表示することにより、ワーク毎の加工費用およびワ
ークの加工途中における加工費用等を容易かつ正確に算
出、表示する。
【0010】また、本発明の請求項4のレーザ加工装置
にあっては、加工完了毎に現在までのワークの加工数、
加工総費用および加工平均費用をを容易に知ることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のレーザ加工装
置の一実施例について説明する。図1は本実施例のレー
ザ加工装置を示し、レーザ発振器L、ガス供給装置Gを
含むレーザ加工機Mと、これを制御する制御装置11と
から構成されている。図2はこの制御装置11の構成を
示すブロック図である。この図2に示すように、制御装
置11はレーザ加工機Mを所定プログラムに基づいて加
工運転制御する加工運転手段3と、レーザ加工中に実行
されるべき加工条件を入力する加工条件入力手段2と、
この加工条件入力手段2によって入力された加工条件を
記憶する加工条件記憶手段8と、この加工条件記憶手段
8に記憶された加工条件を前記加工運転手段3からの指
令に基づいて実行する加工条件実行手段10と、ワーク
の加工費算定基準値を入力する加工費算定基準値入力手
段1と、この加工費算定基準値入力手段1によって入力
された加工費算定基準値を記憶する加工費算定基準値記
憶手段7と、加工運転手段3による運転状態と加工条件
実行手段10による実行中の加工条件とから各々加工運
転実時間を算出するとともに、加工費算定基準値記憶手
段に記憶されている加工費算定基準値と、加工条件実行
手段10による実行中の加工条件と、算出した加工運転
実時間とに基づいて、加工運転中に加工費を演算する加
工費演算手段4と、この加工費演算手段4による演算結
果を加工運転中において表示可能な加工費表示手段5
と、前記加工費演算手段4によって演算された加工運転
中の加工量、加工完了毎の加工費総費用および加工平均
費用として演算後の加工完了数を更新し記憶する加工費
記憶手段6とによって構成されている。
【0012】前記加工費算定基準値入力手段1は、ワー
ク種ごとに設定されるベース料金の他、電気料金、レー
ザ発振器使用料金、アシストガス料金等の単位時間当り
の単価を入力するもので、通常、操作盤上のテンキー等
によって数値が入力され、この値が加工費算定基準値記
憶手段7に記憶され、この加工費算定基準値記憶手段7
から前記加工費演算手段4に入力されるようになってい
る。前記加工条件入力手段2は、レーザパワー、周波
数、デューティー等のレーザ発振器使用料金算出に使用
される加工条件およびアシストガスのガス種、ガス圧、
ガスの流量を決定するノズル種等のアシストガス料金算
出に使用される加工条件を入力するもので、通常、操作
盤上のキーボード等によって入力され、その入力値が加
工条件記憶手段8に記憶され、この加工条件記憶手段8
から前記加工費演算手段4に、加工条件実行手段10を
介して入力されるようになっている。
【0013】前記加工条件実行手段10は、レーザ加工
機Mのレーザ発振器Lやガス供給装置Gを制御するもの
で、前記加工条件記憶手段8からの加工条件に基づいて
レーザ加工機Mのレーザパワー、周波数、デューティ
ー、アシストガスのガス種、ガス圧等の出力制御を行う
とともに、この実行中の加工条件を加工費算出手段4に
入力するようになっている。また、前記加工運転手段3
は、NC装置を含み、所定の加工プログラムに基づいて
レーザ加工機Mの運転状態を制御するとともに、加工条
件実行手段10にレーザの発振時間、ガスの供給時間等
の信号やデータを指示し、この実際の運転状態の情報が
加工条件とともに加工費演算手段4に入力されるように
なっている。
【0014】前記運転状態の情報の一つとして入力され
る自動運転中信号は、加工費演算手段4に入力され、該
加工費演算手段4によって自動運転累積時間が算出さ
れ、電気料金が算出される。自動運転中の電気料金を算
出する場合、次の処理を一定時間周期で行う。すなわ
ち、自動運転状態フラグにより以下のいずれかの処理を
行う。 運転状態が前回OFFでかつ今回OFFの場合(一時休止中
の場合) 自動運転累積時間の処理は行わない。 運転状態が前回OFFでかつ今回ONの場合(一時休止中
からの運転の場合) 自動運転中ON時刻=現在時刻 とする。 運転状態が前回ONでかつ今回OFFの場合(自動運転中
からの一時休止の場合) 自動運転OFF前累積時間=自動運転累積時間 とする。 運転状態が前回ONでかつ今回OFFの場合(自動運転中
の場合) 自動運転累積時間=現在時刻−自動運転中ON時刻+自動
運転OFF前累積時間 とする。そして、前回の自動運転
状態フラグを更新して同様の処理を行う。このようにし
て自動運転累積時間が求められると、電気料金は、電気
料金=電気料金単価×自動運転累積時間 として算出す
ることができる。
【0015】また、レーザ発振器使用料金を算出する場
合、加工条件実行手段10から加工条件が加工費演算手
段4に入力され、上記と同様にして、次の処理を一定時
間周期で行うことにより料金を算出する。すなわち、レ
ーザビーム状態フラグにより以下のいずれかの処理を行
う。1) レーザビーム状態が前回OFFでかつ今回OFFの
場合(レーザビームOFF中の場合) レーザビームON累積時間の処理は行わない。2) レーザビーム状態が前回OFFでかつ今回ONの場
合(レーザビームOFF中からONの場合) レーザビームON時刻=現在時刻 とする。3) レーザビーム状態が前回ONでかつ今回OFFの場
合(レーザビームON中からOFFの場合) レーザビームOFF前累積時間=レーザビームON累積
時間 とする。4) レーザビーム状態が前回ONでかつ今回OFFの場
合(レーザビームON中の場合) レーザビームON累積時間=現在時刻−レーザビームO
N時刻+レーザビームOFF前累積時間 とする。 そして、前回の自動運転状態フラグを更新して同様の処
理を行う。このようにしてレーザビームON累積時間が
求められると、レーザ発振器使用料金は、レーザ発振器
使用料金=レーザ発振器使用料金単価×レーザビームO
N累積時間として算出することができる。
【0016】さらに、アシストガスのガス圧と時間の積
算を基にガス料金を算出する場合、加工条件実行手段1
から条件が加工費演算手段4に入力され、以下のよう
にして算出される。 (1)まず、ガス吐出チェックを行う。ガスが吐出中で
あれば、前回のガス吐出状態をチェックする。1) 前回ガスが吐出中でなければ、ガス圧の増加開始時
刻=現在時刻、ガスの増加開始圧=現在の圧、経過チャ
ージ=累積チャージ、前回までのガス圧変化=増とし
て、累積チャージ(料金)は、累積チャージ=((現在
時刻−増加開始時刻)×(現在の圧+増加開始圧)×チ
ャージ)/2+経過チャージ として算出することがで
きる。なお、前回のサンプリング時刻=現在時刻、前回
の吐出圧=現在の圧とする。
【0017】一方、前回ガスが吐出中であれば、前回
の吐出圧と現在の吐出圧をチェックする。 (a)前回突出圧<現在の吐出圧であれば、前回までの
変化をチェックする。 (イ)前回までの変化=増であれば、累積チャージは、
累積チャージ=((現在時刻−増加開始時刻)×(現在
の圧+増加開始圧)×チャージ)/2+経過チャージ
として算出することができる。 (ロ)一方、前回までの変化=変化なしであれば、増加
開始圧力=前回の圧力、増加開始時刻=前回のザンプリ
ング時刻、経過チャージ=累積チャージとして、累積チ
ャージは、累積チャージ=((現在時刻−増加開始時
刻)×(現在の圧+増加開始圧)×チャージ)/2+経
過チャージ として算出することができる。なお、前回
のサンプリング時刻=現在の時刻、前回の吐出圧=現在
の圧、前回までのガス圧変化=増とする。 (ハ)また、前回までの変化=減であれば、増加開始圧
力=前回の圧力、増加開始時刻=前回のザンプリング時
刻、経過チャージ=累積チャージとして、累積チャージ
は、累積チャージ=((現在時刻−増加開始時刻)×
(現在の圧+増加開始圧)×チャージ)/2+経過チャ
ージ として算出することができる。なお、前回のサン
プリング時刻=現在の時刻、前回の吐出圧=現在の圧、
前回までのガス圧変化=増とする。
【0018】(b)前回突出圧=現在の吐出圧であれ
ば、前回までの変化をチェックする。 (イ)前回までの変化=増であれば、一致開始圧力=前
回の圧力、一致開始時刻=前回のサンプリング時刻、経
過チャージ=累積チャージとして、累積チャージは、累
積チャージ=(現在時刻−一致開始時刻)×一致開始圧
力×チャージ+経過チャージ として算出することがで
きる。なお、前回のサンプリング時刻=現在の時刻、前
回の吐出圧=現在の圧、前回までのガス圧変化=変化な
しとする。 (ロ)一方、前回までの変化=変化なしであれば、累積
チャージは、累積チャージ=(現在時刻−一致開始時
刻)×一致開始圧力×チャージ+経過チャージ として
算出することができる。なお、前回のサンプリング時刻
=現在の時刻、前回の吐出圧=現在の圧とする。 (ハ)また前回までの変化=減であれば、一致開始圧力
=前回の圧力、一致開始時刻=前回のサンプリング時
刻、経過チャージ=累積チャージとして、累積チャージ
は、累積チャージ=(現在時刻−一致開始時刻)×一致
開始圧力×チャージ+経過チャージ として算出するこ
とができる。なお、前回のサンプリング時刻=現在の時
刻、前回の吐出圧=現在の圧、前回までのガス圧変化=
変化なしとする。
【0019】(c)前回突出圧>現在の吐出圧であれ
ば、前回までの変化をチェックする。 (イ)前回までの変化=増であれば、減少開始圧力=前
回の圧力、減少開始時刻=前回のサンプリング時刻、経
過チャージ=累積チャージとして、累積チャージは、累
積チャージ=((現在時刻−減少開始時刻)×(現在の
圧+減少開始圧)×チャージ)/2+経過チャージ と
して算出することができる。なお、前回のサンプリング
時刻=現在時刻、前回の吐出圧=現在の圧、前回までの
ガス圧変化=減とする。 (ロ)一方、前回までの変化=変化なしであれば、減少
開始圧力=前回の圧力、減少開始時刻=前回のザンプリ
ング時刻、経過チャージ=累積チャージとして、累積チ
ャージは、累積チャージ=((現在時刻−減少開始時
刻)×(現在の圧+減少開始圧)×チャージ)/2+経
過チャージ として算出することができる。なお、前回
のサンプリング時刻=現在の時刻、前回の吐出圧=現在
の圧、前回までのガス圧変化=減とする。 (ハ)また、前回までの変化=減であれば、累積チャー
ジは、累積チャージ=((現在時刻−減少開始時刻)×
(現在の圧+減少開始圧)×チャージ)/2+経過チャ
ージ として算出することができる。なお、前回のサン
プリング時刻=現在の時刻、前回の吐出圧=現在の圧、
前回までのガス圧変化=減とする。
【0020】(2)次に、ガス吐出チェックを行い、ガ
スが吐出中でなければ、前回の吐出圧をチェックする。
前回の突出圧=0であれば、累積チャージは無しとな
り、一方、前回に突出圧があれば、経過チャージ=累積
チャージとして、累積チャージは、累積チャージ=前回
突出圧×(前回のサンプリング時刻−現在時刻)×チャ
ージ/2+経過チャージとして算出することができる。
【0021】上記のようにして、加工費演算手段4によ
って、電気料金、レーザ発振器使用料金、アシストガス
料金が算出され、レーザ加工運転途中におけるワークの
加工費が加工費表示手段5に表示される。また、前記加
工運転手段3からは、レーザ加工機Mによるワークの加
工完了の信号が出力され、加工費演算手段4に入力され
る。そして、加工費演算手段4によって今回加工に要し
た加工費用を算出するとともに、その値をトータルの加
工費用に加算し、このトータル加工費が加工費記憶手段
6に記憶される。また、このトータル加工費は前記加工
費表示手段5に現在の加工費用とともに表示される。
【0022】前記加工費表示手段5の表示画面の一例を
図2に示す。この図に示すように、表示画面には、加工
中プログラムNo、加工中プログラム名称、加工カウン
タが表示されるとともに、自動運転時間および加工時間
についての、現在の時間、これまでに費やした合計時
間、平均時間が表示され、これら時間と、前記加工条
件、およびワーク種ごとに設定されるベース料金(時間
とは無関係に設定される)とによって算出された加工費
用が、現在のワーク加工に費やされている費用と、これ
までのワーク加工に費やされた合計費用と、平均費用と
について表示されるようになっている。したがって、作
業者はこの表示画面をレーザ加工運転途中においてチェ
ックすることによりレーザ加工運転途中の加工費、加工
総費用等を容易に把握することができる。
【0023】また、現在加工しているワークの加工時間
と、これまで加工してきたワークの平均加工時間とを知
ることができるので、これら時間を比較することによっ
て、レーザ加工機Mの異常を知ることもできる。つま
り、ワークの平均加工時間に比べて現在のワークの加工
時間が著しく異なっていれば、レーザ加工機Mのレーザ
パワー、アシストガス等に何等かの異常が生じているこ
とが簡単に判るので、加工を一時中断して異常箇所を補
修することにより不良品の発生を未然に防止することが
できる。また、前記加工費表示手段5の表示画面には、
常時加工量の演算結果を表示させておくこともできる
が、表示指示入力により必要時にのみ表示させるように
してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜3のレーザ加工装置によれば、加工運転手段による運
転状態と加工条件実行手段による実行中の加工条件とか
ら各々加工運転実時間を算出するとともに、加工費算定
基準値記憶手段に記憶されているワークの加工費算定基
準値と、レーザ加工条件と、算出した加工運転実時間と
に基づいて、レーザ加工運転中の加工費を演算し、その
演算結果を加工費表示手段にレーザ加工運転中において
表示することができるので、ワーク毎の加工費用および
ワークの加工途中における加工費用等を容易かつ正確に
算出、表示することができる。また、加工現場において
加工条件やレーザ加工装置の運転状態が変更されても、
それに対して容易に対処することができる。
【0025】さらに、請求項4のレーザ加工装置によれ
ば、加工完了毎に前記加工費演算手段によってワークの
加工数、加工総費用および加工平均費用を演算し、表示
することができるので総加工費用を容易に知ることがで
き、よって経営管理上有益なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置の一実施例を示す概略
構成図である。
【図2】図1におけるレーザ加工装置の制御装置を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施例のレーザ加工装置における加工
費表示手段の表示画面示す図である。
【符号の説明】
1 基準値入力手段 2 加工条件入力手段 3 加工運転手段 4 加工費演算手段 5 加工費表示手段 6 加工費記憶手段 10 加工条件実行手段 11 制御装置 M レーザ加工機

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークにレーザ光を照射して加工を行うレ
    ーザ加工機と、 このレーザ加工機を所定プログラムに基づいて加工運転
    制御する加工運転手段と、 レーザ加工中に実行されるべき加工条件を入力する加工
    条件入力手段と、 この加工条件入力手段によって入力された加工条件を記
    憶する加工条件記憶手段と、 この加工条件記憶手段に記憶された加工条件を前記加工
    運転手段からの指令に基づいて実行する加工条件実行手
    段と、 ワークの加工費算定基準値を入力する加工費算定基準値
    入力手段と、 この加工費算定基準値入力手段によって入力された加工
    費算定基準値を記憶する加工費算定基準値記憶手段と、前記加工運転手段による運転状態と前記加工条件実行手
    段による実行中の加工条件とから各々加工運転実時間を
    算出し、 加工費算定基準値記憶手段に記憶されている前
    記加工費算定基準値と、前記加工条件実行手段による実
    行中の加工条件と、算出した加工運転実時間とに基づい
    て、加工運転中に加工費を演算する加工費演算手段と、 この加工費演算手段による演算結果を加工運転中におい
    て表示可能な加工費表示手段とを具備してなることを特
    徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザ加工装置におい
    て、加工費演算手段は、加工完了毎に加工総費用を演算
    し、加工完了数を基に加工平均費用を演算することを特
    徴とするレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のレーザ加工装置
    において、加工費表示手段は、加工完了毎に加工完了数
    と加工総費用および加工平均費用を表示可能であること
    を特徴とするレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ
    加工装置において、加工費演算手段によって演算された
    加工運転中の加工量、加工完了毎の加工総費用および加
    工平均費用として演算後の加工完了数を更新し記憶する
    加工費記憶手段を備えたことを特徴とする加工費算出装
    置。
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