JPH0990795A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH0990795A JPH0990795A JP7304383A JP30438395A JPH0990795A JP H0990795 A JPH0990795 A JP H0990795A JP 7304383 A JP7304383 A JP 7304383A JP 30438395 A JP30438395 A JP 30438395A JP H0990795 A JPH0990795 A JP H0990795A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- image forming
- printing paper
- hollow cylinder
- forming apparatus
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2064—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
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- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2039—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
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- G03G15/2039—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
- G03G15/2046—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature specially for the influence of heat loss, e.g. due to the contact with the copy material or other roller
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/20—Details of the fixing device or porcess
- G03G2215/2003—Structural features of the fixing device
- G03G2215/2016—Heating belt
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷用紙のサイズや方向などが相違しても、
応答性が高く、また省エネルギを実現できる定着処理を
良好に実行できるようにする。 【解決手段】 画像形成装置であって、その定着手段
は、中空円筒の外面の被膜をヒータの熱線で発熱させる
構造として応答性を向上させ、印刷用紙に対応して定着
に影響する複数の条件を生成し、これら条件に従って定
着手段の動作を制御する。定着動作を制御する印刷用紙
の条件が複数なので、サイズや方向など印刷用紙の各種
要因が相違する場合でも定着処理を良好に実行すること
ができる。定着手段の応答性が良好なので、温度制御を
有効に実行することができる。
応答性が高く、また省エネルギを実現できる定着処理を
良好に実行できるようにする。 【解決手段】 画像形成装置であって、その定着手段
は、中空円筒の外面の被膜をヒータの熱線で発熱させる
構造として応答性を向上させ、印刷用紙に対応して定着
に影響する複数の条件を生成し、これら条件に従って定
着手段の動作を制御する。定着動作を制御する印刷用紙
の条件が複数なので、サイズや方向など印刷用紙の各種
要因が相違する場合でも定着処理を良好に実行すること
ができる。定着手段の応答性が良好なので、温度制御を
有効に実行することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真機構に
より、印刷用紙に転写したトナーを定着手段によって定
着させる画像形成装置に関する。
より、印刷用紙に転写したトナーを定着手段によって定
着させる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電子写真法を利用した各種の画像
形成装置が、レーザプリンタやデジタル複写機などとし
て普及している。このような画像形成装置において、
(1)印刷用紙を給送手段によって給送し、この印刷用
紙に電子写真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙
を定着手段によって加熱すると共に加圧してトナーを定
着させるものが公知である。そしてこのようなものにお
いて加熱効率を高めるために、実開昭64-32567号公報及
び同64-54071号公報に記載されたような画像形成装置が
提案されている。これの定着手段が図9に示されている
ようなものであって、中空円筒19と、この中空円筒19の
内部に配置されて熱線を放射するヒータ21と、中空円筒
19に印刷用紙8を圧接させて給送する圧接給送部材18と
を有し、中空円筒19内には反射板22が設けられてヒータ
21で発生した熱線をこの反射板22によって圧接給送部材
18側に反射させるようにしたものである。
形成装置が、レーザプリンタやデジタル複写機などとし
て普及している。このような画像形成装置において、
(1)印刷用紙を給送手段によって給送し、この印刷用
紙に電子写真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙
を定着手段によって加熱すると共に加圧してトナーを定
着させるものが公知である。そしてこのようなものにお
いて加熱効率を高めるために、実開昭64-32567号公報及
び同64-54071号公報に記載されたような画像形成装置が
提案されている。これの定着手段が図9に示されている
ようなものであって、中空円筒19と、この中空円筒19の
内部に配置されて熱線を放射するヒータ21と、中空円筒
19に印刷用紙8を圧接させて給送する圧接給送部材18と
を有し、中空円筒19内には反射板22が設けられてヒータ
21で発生した熱線をこの反射板22によって圧接給送部材
18側に反射させるようにしたものである。
【0003】前記(1)に記載したような画像形成装置
の外に、(2)複数種類の印刷用紙を選択給送手段によ
って選択的に給送し、この印刷用紙に電子写真機構によ
りトナーを転写し、この印刷用紙を定着手段によって加
熱すると共に加圧してトナーを定着させ、この定着手段
の消費電力を画像形成の待機時には削減する画像形成装
置も公知である。そしてこのようなものにおいては、そ
の定着手段が常温から定着に必要な高温を発生するまで
に時間を要するので、定着動作を迅速に開始するために
は待機時にも電力を供給しておく必要がある。しかし、
これでは定着装置の消費電力が無用に増大するので、現
在では発熱の起動時間が許容される範囲まで待機時の消
費電力を削減することが普及している。
の外に、(2)複数種類の印刷用紙を選択給送手段によ
って選択的に給送し、この印刷用紙に電子写真機構によ
りトナーを転写し、この印刷用紙を定着手段によって加
熱すると共に加圧してトナーを定着させ、この定着手段
の消費電力を画像形成の待機時には削減する画像形成装
置も公知である。そしてこのようなものにおいては、そ
の定着手段が常温から定着に必要な高温を発生するまで
に時間を要するので、定着動作を迅速に開始するために
は待機時にも電力を供給しておく必要がある。しかし、
これでは定着装置の消費電力が無用に増大するので、現
在では発熱の起動時間が許容される範囲まで待機時の消
費電力を削減することが普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記(1)に
記載したような画像形成装置が印刷用紙8を直射する形
式となっているため、ヒータ21のオンオフの制御を誤っ
たり、又は紙つまりが発生したような場合に、印刷用紙
8が燃えるというようなことがあり、また中空円筒19が
熱線透過材料で形成されていることから、熱蓄積性がな
くてエネルギ効率が劣悪であって、高電力を必要とする
というような問題がある。
記載したような画像形成装置が印刷用紙8を直射する形
式となっているため、ヒータ21のオンオフの制御を誤っ
たり、又は紙つまりが発生したような場合に、印刷用紙
8が燃えるというようなことがあり、また中空円筒19が
熱線透過材料で形成されていることから、熱蓄積性がな
くてエネルギ効率が劣悪であって、高電力を必要とする
というような問題がある。
【0005】つぎに前記(2)に記載したような画像形
成装置においては、待機時には消費電力が削減されて発
熱温度が低下し、そのために定着時の高温となるまで
に、時間を要するので、起動時に印刷用紙の給送より多
分に先行して駆動電力を印加しなければならないという
問題がある。また駆動電力が印加されて定着時に、定着
動作に必要な定着温度を発生しても、実際には定着不良
や過剰な発熱が発生するという問題がある。それは前記
のように画像形成装置は、複数種類の各条件の異なる印
刷用紙を選択的に給送するので、定着装置の動作にこの
印刷用紙の各種条件が影響するからである。
成装置においては、待機時には消費電力が削減されて発
熱温度が低下し、そのために定着時の高温となるまで
に、時間を要するので、起動時に印刷用紙の給送より多
分に先行して駆動電力を印加しなければならないという
問題がある。また駆動電力が印加されて定着時に、定着
動作に必要な定着温度を発生しても、実際には定着不良
や過剰な発熱が発生するという問題がある。それは前記
のように画像形成装置は、複数種類の各条件の異なる印
刷用紙を選択的に給送するので、定着装置の動作にこの
印刷用紙の各種条件が影響するからである。
【0006】そこでこのようなことの発生を防止するこ
とを目的として、(i)特開昭56-72470号公報に開示さ
れた画像形成装置のように、印刷用紙の給送方向に直交
する横幅を検出し、これに対応して定着手段の設定温度
を通電の制御により切り替える方式のものや、(ii)特
開昭60-22163号公報に開示された画像形成装置のよう
に、定着手段が複数の定着ヒータを有していて、印刷用
紙の厚さに対応して駆動する定着ヒータの個数を切り替
える方式のものが提案されている。しかしながらこれら
(i),(ii)の画像形成装置であっても、前記のよう
な問題を解消して、満足のゆくように定着不良や過剰な
発熱の発生を防止することができないという問題があ
る。
とを目的として、(i)特開昭56-72470号公報に開示さ
れた画像形成装置のように、印刷用紙の給送方向に直交
する横幅を検出し、これに対応して定着手段の設定温度
を通電の制御により切り替える方式のものや、(ii)特
開昭60-22163号公報に開示された画像形成装置のよう
に、定着手段が複数の定着ヒータを有していて、印刷用
紙の厚さに対応して駆動する定着ヒータの個数を切り替
える方式のものが提案されている。しかしながらこれら
(i),(ii)の画像形成装置であっても、前記のよう
な問題を解消して、満足のゆくように定着不良や過剰な
発熱の発生を防止することができないという問題があ
る。
【0007】そこでこの発明の目的は、前記(1)に示
した画像形成装置のもつ問題を解消し、ヒータのオンオ
フの制御を誤ったり、又は紙つまりが発生したような場
合でも、転写紙が燃えるというようなことがなく、また
熱蓄積性があってエネルギ効率が良好で即応性のある定
着手段を具えた画像形成装置を提供するにある。
した画像形成装置のもつ問題を解消し、ヒータのオンオ
フの制御を誤ったり、又は紙つまりが発生したような場
合でも、転写紙が燃えるというようなことがなく、また
熱蓄積性があってエネルギ効率が良好で即応性のある定
着手段を具えた画像形成装置を提供するにある。
【0008】この発明の他の目的は、前記(2)に示し
た画像形成装置のもつ問題を解消し、選択的に給送され
る複数種類の各条件の異なる印刷用紙について、定着不
良や過剰な発熱が発生するのを、満足のゆくように防止
することのできる定着手段を具えた画像形成装置を提供
するにある。
た画像形成装置のもつ問題を解消し、選択的に給送され
る複数種類の各条件の異なる印刷用紙について、定着不
良や過剰な発熱が発生するのを、満足のゆくように防止
することのできる定着手段を具えた画像形成装置を提供
するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、印刷
用紙を給送機構によって給送し、この印刷用紙に電子写
真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙を定着手段
によって加熱すると共に加圧してトナーを定着させる画
像形成装置において、前記定着手段は、熱線を吸収して
発熱しかつ離型性を有する単一被膜が外周面に形成され
て熱線を透過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配
置されて熱線を放射するヒータと、前記中空円筒に印刷
用紙を圧接させて給送する圧接給送部材とを有すること
を特徴とし、ヒータによる熱線は薄膜だけを加熱するこ
ととなって熱効率がよく、また即応性が良好でそのため
待機時の予備加熱が不要又は少熱量で済み、少熱量ウエ
イトレス定着が可能である。
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、印刷
用紙を給送機構によって給送し、この印刷用紙に電子写
真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙を定着手段
によって加熱すると共に加圧してトナーを定着させる画
像形成装置において、前記定着手段は、熱線を吸収して
発熱しかつ離型性を有する単一被膜が外周面に形成され
て熱線を透過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配
置されて熱線を放射するヒータと、前記中空円筒に印刷
用紙を圧接させて給送する圧接給送部材とを有すること
を特徴とし、ヒータによる熱線は薄膜だけを加熱するこ
ととなって熱効率がよく、また即応性が良好でそのため
待機時の予備加熱が不要又は少熱量で済み、少熱量ウエ
イトレス定着が可能である。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記中空円筒の
外周面を被覆した前記被膜が熱線吸収性の高いほぼ黒色
となっていることを特徴とし、薄膜の熱吸収速度を高め
て一層少熱量ウエイトレス定着が可能である。
外周面を被覆した前記被膜が熱線吸収性の高いほぼ黒色
となっていることを特徴とし、薄膜の熱吸収速度を高め
て一層少熱量ウエイトレス定着が可能である。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記ヒータの熱
線を中空円筒と圧接給送部材とのニップの近傍におい
て、転写紙進入側の中空円筒に集中させることを特徴と
し、ニップの入口側に集熱させることとなって定着工程
前の無駄な放熱を防止し、しかも薄膜に集熱させること
によって加熱効率と加熱速度とを良好にすることができ
る。
線を中空円筒と圧接給送部材とのニップの近傍におい
て、転写紙進入側の中空円筒に集中させることを特徴と
し、ニップの入口側に集熱させることとなって定着工程
前の無駄な放熱を防止し、しかも薄膜に集熱させること
によって加熱効率と加熱速度とを良好にすることができ
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記ヒータ入力
が低電力で中空円筒の予備加熱をする複写待機モード
と、複写実施時の高電力加熱モードとを有することを特
徴とし、ヒータ入力が低電力で定着ローラのローラ部の
予備加熱をする複写待機モードと、複写実施時の高電力
加熱モードとを有するので、電力を節約することができ
てさらに一層のウエイトレス定着が可能となる。
が低電力で中空円筒の予備加熱をする複写待機モード
と、複写実施時の高電力加熱モードとを有することを特
徴とし、ヒータ入力が低電力で定着ローラのローラ部の
予備加熱をする複写待機モードと、複写実施時の高電力
加熱モードとを有するので、電力を節約することができ
てさらに一層のウエイトレス定着が可能となる。
【0013】請求項5に記載の発明は、複数種類の印刷
用紙を選択給送手段により選択的に給送し、この印刷用
紙に電子写真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙
を定着手段により加熱すると共に加圧してトナーを定着
させ、この定着手段の消費電力を画像形成の待機時には
削減する画像形成装置において、前記定着手段は、熱線
を吸収して発熱する被膜が外周面に形成されて熱線を透
過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配置されて熱
線を放射するヒータと、前記中空円筒に印刷用紙を圧接
させて給送する圧接給送部材とを有し、前記選択給送部
材により給送される印刷用紙に対応して、前記定着手段
の動作に影響する1以上の条件を生成する条件生成手段
を設け、生成された1以上の条件に従って、前記定着手
段の動作を制御する動作制御手段を設けたことを特徴と
し、中空円筒に圧接給送機構が印刷用紙を圧接させて給
送する際、選択給送機構により給送される印刷用紙に対
応して、条件生成手段が定着手段の動作に影響する1以
上の条件を生成すると、この生成された1以上の条件に
従って動作制御手段が定着手段の動作を制御する。定着
手段の動作には印刷用紙のサイズや方向などの1以上の
要因が影響するが、これら1以上の条件に対応して定着
手段の動作が制御されるので、この定着手段により複数
種類の印刷用紙が良好に定着される。
用紙を選択給送手段により選択的に給送し、この印刷用
紙に電子写真機構によりトナーを転写し、この印刷用紙
を定着手段により加熱すると共に加圧してトナーを定着
させ、この定着手段の消費電力を画像形成の待機時には
削減する画像形成装置において、前記定着手段は、熱線
を吸収して発熱する被膜が外周面に形成されて熱線を透
過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配置されて熱
線を放射するヒータと、前記中空円筒に印刷用紙を圧接
させて給送する圧接給送部材とを有し、前記選択給送部
材により給送される印刷用紙に対応して、前記定着手段
の動作に影響する1以上の条件を生成する条件生成手段
を設け、生成された1以上の条件に従って、前記定着手
段の動作を制御する動作制御手段を設けたことを特徴と
し、中空円筒に圧接給送機構が印刷用紙を圧接させて給
送する際、選択給送機構により給送される印刷用紙に対
応して、条件生成手段が定着手段の動作に影響する1以
上の条件を生成すると、この生成された1以上の条件に
従って動作制御手段が定着手段の動作を制御する。定着
手段の動作には印刷用紙のサイズや方向などの1以上の
要因が影響するが、これら1以上の条件に対応して定着
手段の動作が制御されるので、この定着手段により複数
種類の印刷用紙が良好に定着される。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記動作制御手
段は、定着手段のヒータの駆動開始のタイミングを切り
替えることを特徴とし、動作制御手段は、定着手段のヒ
ータの駆動開始のタイミングを切り替えることにより、
印刷用紙を定着処理するローラの蓄熱量が切り替わる。
段は、定着手段のヒータの駆動開始のタイミングを切り
替えることを特徴とし、動作制御手段は、定着手段のヒ
ータの駆動開始のタイミングを切り替えることにより、
印刷用紙を定着処理するローラの蓄熱量が切り替わる。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記動作制御手
段は、定着手段のヒータの駆動電力を切り替えることを
特徴とし、動作制御手段は、定着装置のヒータの駆動電
力を切り替えることにより、印刷用紙を定着処理するヒ
ータの発熱温度が切り替わる。
段は、定着手段のヒータの駆動電力を切り替えることを
特徴とし、動作制御手段は、定着装置のヒータの駆動電
力を切り替えることにより、印刷用紙を定着処理するヒ
ータの発熱温度が切り替わる。
【0016】請求項8に記載の発明は、前記条件生成手
段は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙の方向、印刷用紙の
厚さ、の少なくとも2つを条件として生成することを特
徴とし、条件生成手段は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙
の方向、印刷用紙の厚さ、の少なくとも1つ以上を条件
として生成することにより、印刷用紙の複数条件の組み
合わせに従って定着手段の動作が制御される。
段は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙の方向、印刷用紙の
厚さ、の少なくとも2つを条件として生成することを特
徴とし、条件生成手段は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙
の方向、印刷用紙の厚さ、の少なくとも1つ以上を条件
として生成することにより、印刷用紙の複数条件の組み
合わせに従って定着手段の動作が制御される。
【0017】
【発明の実施の形態】図面に示すこの発明の実施の形態
を説明する。図1にはこの発明の画像形成装置が搭載さ
れている複写機1が示されており、この複写機1は選択
給送手段2、画像印刷手段3、画像走査手段4、原稿給
送手段5を有している。
を説明する。図1にはこの発明の画像形成装置が搭載さ
れている複写機1が示されており、この複写機1は選択
給送手段2、画像印刷手段3、画像走査手段4、原稿給
送手段5を有している。
【0018】選択給送手段2には、複数の給紙カセット
6が配置されており、これらの給紙カセット6の各々に
分離給紙部材7が対向配置されている。このような選択
給送手段2から印刷用紙8が順次給送される画像印刷手
段3には、印刷用紙8が順次給送される用紙搬送路9が
形成されており、この用紙搬送路9に、電子写真機構10
と定着手段11とが順番に配置されている。
6が配置されており、これらの給紙カセット6の各々に
分離給紙部材7が対向配置されている。このような選択
給送手段2から印刷用紙8が順次給送される画像印刷手
段3には、印刷用紙8が順次給送される用紙搬送路9が
形成されており、この用紙搬送路9に、電子写真機構10
と定着手段11とが順番に配置されている。
【0019】画像印刷手段3の全面には操作パネル(図
示せず)が設けられており、この操作パネルには、複写
作業に関連する各種情報として印刷用紙8のサイズや方
向が入力される。選択給送手段2などには、印刷用紙8
の厚さを検出する紙厚検知センサやディップスイッチ
(共に図示せず)が設けられている。
示せず)が設けられており、この操作パネルには、複写
作業に関連する各種情報として印刷用紙8のサイズや方
向が入力される。選択給送手段2などには、印刷用紙8
の厚さを検出する紙厚検知センサやディップスイッチ
(共に図示せず)が設けられている。
【0020】電子写真機構10は、用紙搬送路9上に位置
する感光ドラム12を有しており、感光ドラム12の周囲に
は、トナークリーナ13、帯電器14、現像器15、転写ベル
ト16等が配置されている。
する感光ドラム12を有しており、感光ドラム12の周囲に
は、トナークリーナ13、帯電器14、現像器15、転写ベル
ト16等が配置されている。
【0021】定着手段11は、加熱ローラ17と加圧ローラ
からなる圧接給送部材18とを有しており、これらのロー
ラ17及び圧接給送部材18は用紙搬送路9を介して圧接さ
れている。圧接給送部材18は、金属円筒23を有してお
り、この金属円筒23には、耐熱性と弾発性とが良好なシ
リコンゴムなどの外装24が形成されている。なお圧接給
送部材18として加圧ローラに代えて加圧ベルトとしても
よい。図3に示すように、加熱ローラ17は、熱線を透過
する石英ガラス製の中空円筒19を有しており、この中空
円筒19は例えば石英ガラスのように耐熱性であって熱線
透過性の材料で形成し、その厚さは定着圧力に耐えるこ
とができる程度の3mm前後のものであるが、その直径と
かかる圧力によって適宜選択されるこれ以外の寸法のも
のであってもよい。
からなる圧接給送部材18とを有しており、これらのロー
ラ17及び圧接給送部材18は用紙搬送路9を介して圧接さ
れている。圧接給送部材18は、金属円筒23を有してお
り、この金属円筒23には、耐熱性と弾発性とが良好なシ
リコンゴムなどの外装24が形成されている。なお圧接給
送部材18として加圧ローラに代えて加圧ベルトとしても
よい。図3に示すように、加熱ローラ17は、熱線を透過
する石英ガラス製の中空円筒19を有しており、この中空
円筒19は例えば石英ガラスのように耐熱性であって熱線
透過性の材料で形成し、その厚さは定着圧力に耐えるこ
とができる程度の3mm前後のものであるが、その直径と
かかる圧力によって適宜選択されるこれ以外の寸法のも
のであってもよい。
【0022】そしてその外周面には離型性が良好で耐熱
性の、例えばテフロン系、弗素系又はシリコン系の材料
により数ミクロンから1ミリ程度の膜厚の被膜20が形成
されている。この被膜20の厚さは薄いほど定着時の即応
性が良好であって、通常数ミクロンから1mm程度となっ
ており、色はほぼ黒色となっているのがよく、暗黒色に
近いもの程熱線吸収性が良好となる。中空円筒19の内部
には、熱線として赤外線を放射する赤外線ヒータ21が配
置されており、この赤外線21には、赤外線を被膜20に集
光する反射板22が対向配置されている。ただし反射板22
は必要がない場合には設けなくともよく、その場合には
赤外線ヒータ21を被膜20の前記集光点に近づけることと
なる。
性の、例えばテフロン系、弗素系又はシリコン系の材料
により数ミクロンから1ミリ程度の膜厚の被膜20が形成
されている。この被膜20の厚さは薄いほど定着時の即応
性が良好であって、通常数ミクロンから1mm程度となっ
ており、色はほぼ黒色となっているのがよく、暗黒色に
近いもの程熱線吸収性が良好となる。中空円筒19の内部
には、熱線として赤外線を放射する赤外線ヒータ21が配
置されており、この赤外線21には、赤外線を被膜20に集
光する反射板22が対向配置されている。ただし反射板22
は必要がない場合には設けなくともよく、その場合には
赤外線ヒータ21を被膜20の前記集光点に近づけることと
なる。
【0023】画像走査手段4は、コンタクトガラス25を
有しており、このコンタクトガラス25の下方には、走査
光学系26が設けられている。この走査光学系26は、コン
タクトガラス25の表面に配置された読取原稿(図示せ
ず)の画像を光学走査し、画像印刷手段3の感光ドラム
12に入射させる。
有しており、このコンタクトガラス25の下方には、走査
光学系26が設けられている。この走査光学系26は、コン
タクトガラス25の表面に配置された読取原稿(図示せ
ず)の画像を光学走査し、画像印刷手段3の感光ドラム
12に入射させる。
【0024】図2には定着手段11の動作を制御する定着
制御回路27が示されており、この定着制御回路27に前記
の操作パネルや紙厚検知センサやディップスイッチが接
続されている。この定着制御回路27は入力I/F28にC
PU29が接続されており、このCPU29に、ROM30と
RAM31と出力I/F32とが接続されている。この出力
I/F32は、待機制御ユニット33と動作制御ユニット34
とに接続されており、これらの制御ユニット33,34が定
着手段11に接続されている。
制御回路27が示されており、この定着制御回路27に前記
の操作パネルや紙厚検知センサやディップスイッチが接
続されている。この定着制御回路27は入力I/F28にC
PU29が接続されており、このCPU29に、ROM30と
RAM31と出力I/F32とが接続されている。この出力
I/F32は、待機制御ユニット33と動作制御ユニット34
とに接続されており、これらの制御ユニット33,34が定
着手段11に接続されている。
【0025】ROM30には、定着手段11の動作制御に必
要なプログラムやパラメータなどが固定的に予め格納さ
れており、CPU29には、入力I/F28の入力データと
ROM30の記憶データとに基づいて、RAM31の記憶領
域を使用するなどして定着手段11の動作の制御データを
出力I/F32に出力する。この制御データは制御ユニッ
ト33,34に入力されるので、これらの制御ユニット33,
34は、制御データに従って定着手段11の駆動を制御す
る。
要なプログラムやパラメータなどが固定的に予め格納さ
れており、CPU29には、入力I/F28の入力データと
ROM30の記憶データとに基づいて、RAM31の記憶領
域を使用するなどして定着手段11の動作の制御データを
出力I/F32に出力する。この制御データは制御ユニッ
ト33,34に入力されるので、これらの制御ユニット33,
34は、制御データに従って定着手段11の駆動を制御す
る。
【0026】複写機1は、条件生成手段と動作制御手段
とを有している。条件生成手段は、前記操作パネルや紙
厚検知センサやディップスイッチを有しており、定着手
段11の動作に影響する複数の条件を、選択給送手段2に
よって給送される印刷用紙8の種類に対応して生成す
る。より詳細には、条件生成手段は、印刷用紙8のサイ
ズ、印刷用紙8の方向、印刷用紙8の厚さ、印刷用紙8
の給送間隔、などを複数の条件として生成する。
とを有している。条件生成手段は、前記操作パネルや紙
厚検知センサやディップスイッチを有しており、定着手
段11の動作に影響する複数の条件を、選択給送手段2に
よって給送される印刷用紙8の種類に対応して生成す
る。より詳細には、条件生成手段は、印刷用紙8のサイ
ズ、印刷用紙8の方向、印刷用紙8の厚さ、印刷用紙8
の給送間隔、などを複数の条件として生成する。
【0027】前記動作制御手段は、定着制御回路27を有
しており、上述のように生成された複数の条件に従っ
て、制御ユニット33,34による定着手段11の動作を制御
する。これは、赤外線ヒータ21の駆動開始のタイミング
の切り替えとして行なわれ、定着が困難な場合ほどタイ
ミングを先行させる。
しており、上述のように生成された複数の条件に従っ
て、制御ユニット33,34による定着手段11の動作を制御
する。これは、赤外線ヒータ21の駆動開始のタイミング
の切り替えとして行なわれ、定着が困難な場合ほどタイ
ミングを先行させる。
【0028】このような構成において、上述した複写機
1は、読取原稿の画像を印刷用紙に複写することができ
る。このような場合、原稿給送手段5に読取原稿をセッ
トし、操作パネルにより複写動作の各種情報を入力操作
する。このように入力操作する情報は、例えば、印刷用
紙8のサイズ、印刷用紙8の方向、複写の部数、複写の
倍率などであり、このような情報設定が完了すると複写
開始が入力操作される。
1は、読取原稿の画像を印刷用紙に複写することができ
る。このような場合、原稿給送手段5に読取原稿をセッ
トし、操作パネルにより複写動作の各種情報を入力操作
する。このように入力操作する情報は、例えば、印刷用
紙8のサイズ、印刷用紙8の方向、複写の部数、複写の
倍率などであり、このような情報設定が完了すると複写
開始が入力操作される。
【0029】これによって選択給送手段2から画像印刷
手段3に印刷用紙8が順次給送され、この画像印刷手段
3では、印刷用紙8が電子写真機構10に給送される。こ
の時、原稿給送手段5によりコンタクトガラス25の表面
に給送された読取原稿の画像が、画像走査手段4によっ
て画像印刷手段3の電子写真機構10の感光ドラム12に露
光されるので、この感光ドラム12の静電潜像が現像器15
のトナー35により現像されて印刷用紙8に転写される。
このトナー35が転写された印刷用紙8は定着手段11に給
送され、発熱する加熱ローラ17に圧接給送部材18により
圧接される。この加圧と加熱とによりトナー35が印刷用
紙8に定着するので、この印刷用紙8が外部に排出され
ることで複写動作が完了する。
手段3に印刷用紙8が順次給送され、この画像印刷手段
3では、印刷用紙8が電子写真機構10に給送される。こ
の時、原稿給送手段5によりコンタクトガラス25の表面
に給送された読取原稿の画像が、画像走査手段4によっ
て画像印刷手段3の電子写真機構10の感光ドラム12に露
光されるので、この感光ドラム12の静電潜像が現像器15
のトナー35により現像されて印刷用紙8に転写される。
このトナー35が転写された印刷用紙8は定着手段11に給
送され、発熱する加熱ローラ17に圧接給送部材18により
圧接される。この加圧と加熱とによりトナー35が印刷用
紙8に定着するので、この印刷用紙8が外部に排出され
ることで複写動作が完了する。
【0030】この際、印刷用紙8が加熱ローラ17と圧接
給送部材18とのニップに到着するタイミングを見計らっ
て、又は印刷用紙8がニップの近くに到着したことを図
示しないセンサで検知すると赤外線ヒータ21を点灯し、
その熱線によって加熱ローラ17の外周面を被覆している
被膜20を加熱し、この加熱された被膜20によって印刷用
紙8を加熱することとなり、さらに反射板22によって赤
外線ヒータ21の熱線を反射して、その熱線を加熱ローラ
17と圧接給送部材18とのニップの近傍において、印刷用
紙8の進入側の加熱ローラ17の表層に集中させる。
給送部材18とのニップに到着するタイミングを見計らっ
て、又は印刷用紙8がニップの近くに到着したことを図
示しないセンサで検知すると赤外線ヒータ21を点灯し、
その熱線によって加熱ローラ17の外周面を被覆している
被膜20を加熱し、この加熱された被膜20によって印刷用
紙8を加熱することとなり、さらに反射板22によって赤
外線ヒータ21の熱線を反射して、その熱線を加熱ローラ
17と圧接給送部材18とのニップの近傍において、印刷用
紙8の進入側の加熱ローラ17の表層に集中させる。
【0031】この複写機1では、待機時には待機制御ユ
ニット33が定着手段11の加熱ローラ17に少量の電力を供
給することにより、加熱ローラ17を低温に予熱して消費
電力を削減している。一方前記のような定着時には動作
制御ユニット34が定着手段11の加熱ローラ17に多量の電
力を供給することにより、加熱ローラ17を高温に発熱さ
せる。この定着時の発熱は待機時の予熱により迅速に実
行されるが、それでも印刷用紙8の給送に先行して開始
され、この定着手段11の駆動開始タイミングは、印刷用
紙8の複数の条件に従って動作制御ユニット34により制
御される。
ニット33が定着手段11の加熱ローラ17に少量の電力を供
給することにより、加熱ローラ17を低温に予熱して消費
電力を削減している。一方前記のような定着時には動作
制御ユニット34が定着手段11の加熱ローラ17に多量の電
力を供給することにより、加熱ローラ17を高温に発熱さ
せる。この定着時の発熱は待機時の予熱により迅速に実
行されるが、それでも印刷用紙8の給送に先行して開始
され、この定着手段11の駆動開始タイミングは、印刷用
紙8の複数の条件に従って動作制御ユニット34により制
御される。
【0032】複写機1が複写動作を実行する場合、操作
パネルに印刷用紙8の方向とサイズと動作内容とが入力
され、紙厚検知センサは印刷用紙8の厚さを検出する。
これらの情報が定着に影響する複数の条件として動作制
御ユニット34に伝送されるので、この動作制御手段34で
は、CPU29がROM30のプログラムやパラメータに従
って定着開始のタイミングを決定する。このタイミング
は動作制御ユニット34に入力されるので、図4に示すよ
うに、この動作制御ユニット34は入力されたタイミング
に従って定着手段11の駆動を開始する。この際条件生成
手段で生成された条件、例えば厚さ条件についていえば
厚さが厚い場合には、赤外線ヒータ21の点灯を早くし、
又はその発熱量を多くするというようになる。
パネルに印刷用紙8の方向とサイズと動作内容とが入力
され、紙厚検知センサは印刷用紙8の厚さを検出する。
これらの情報が定着に影響する複数の条件として動作制
御ユニット34に伝送されるので、この動作制御手段34で
は、CPU29がROM30のプログラムやパラメータに従
って定着開始のタイミングを決定する。このタイミング
は動作制御ユニット34に入力されるので、図4に示すよ
うに、この動作制御ユニット34は入力されたタイミング
に従って定着手段11の駆動を開始する。この際条件生成
手段で生成された条件、例えば厚さ条件についていえば
厚さが厚い場合には、赤外線ヒータ21の点灯を早くし、
又はその発熱量を多くするというようになる。
【0033】この場合、定着手段11の駆動の開始を先行
させると、印刷用紙8が到着するまでに加熱ローラ17が
発熱する時間が延長されるので定着温度が上昇し、定着
手段11の駆動の開始を遅滞させると、印刷用紙8が到着
するまでに加熱ローラ17が発熱する時間が短縮されるの
で定着温度が低下する。このような定着温度の切り替え
が印刷用紙8の複数の条件に従って実行されるので、多
様な条件を考慮して印刷用紙8を良好に定着処理するこ
とができる。
させると、印刷用紙8が到着するまでに加熱ローラ17が
発熱する時間が延長されるので定着温度が上昇し、定着
手段11の駆動の開始を遅滞させると、印刷用紙8が到着
するまでに加熱ローラ17が発熱する時間が短縮されるの
で定着温度が低下する。このような定着温度の切り替え
が印刷用紙8の複数の条件に従って実行されるので、多
様な条件を考慮して印刷用紙8を良好に定着処理するこ
とができる。
【0034】前記のように定着手段11の定着温度を制御
する場合、加熱ローラ17の温度変化の応答性が問題とな
る。しかし、この加熱ローラ17は、赤外線ヒータ21が放
射する赤外線により被膜20を発熱させているので、温度
変化の応答性が極めて良好であり、定着温度を迅速に制
御することができる。なお、この加熱ローラ17の応答性
が充分であれば、前述のように定着手段11を待機時に予
熱する必要もないので、さらに消費電力を削減すること
ができる。
する場合、加熱ローラ17の温度変化の応答性が問題とな
る。しかし、この加熱ローラ17は、赤外線ヒータ21が放
射する赤外線により被膜20を発熱させているので、温度
変化の応答性が極めて良好であり、定着温度を迅速に制
御することができる。なお、この加熱ローラ17の応答性
が充分であれば、前述のように定着手段11を待機時に予
熱する必要もないので、さらに消費電力を削減すること
ができる。
【0035】このようなものにおいて、図5に示すよう
に、動作制御手段により定着手段11の動作を制御する場
合に、駆動開始のタイミングを変更することなく赤外線
ヒータ21の駆動電力を変更することも可能である。ま
た、条件生成手段により生成する複数の条件も上述した
内容に限定されるものではなく、定着動作に影響する各
種要因を採用することができる。
に、動作制御手段により定着手段11の動作を制御する場
合に、駆動開始のタイミングを変更することなく赤外線
ヒータ21の駆動電力を変更することも可能である。ま
た、条件生成手段により生成する複数の条件も上述した
内容に限定されるものではなく、定着動作に影響する各
種要因を採用することができる。
【0036】図6には定着手段の変形例36が示されてお
り、この定着手段36は、定着手段36における圧接給送部
材18が加圧ローラによって構成されていたのに代えて、
圧接給送部材37が加圧ローラに代えて加圧ベルトによっ
て構成された点と、赤外線ヒータ38及び反射板41の外
に、副赤外線ヒータ39及び副反射板42を設けた点で定着
手段11と相違し、加圧ベルトはSiゴム等の耐熱高弾性
材料によって形成されている。なお圧接給送部材37を加
圧ベルトに代えて加圧ローラとしてもよく、また反射板
41,42は必要がない場合には設けなくともよい。
り、この定着手段36は、定着手段36における圧接給送部
材18が加圧ローラによって構成されていたのに代えて、
圧接給送部材37が加圧ローラに代えて加圧ベルトによっ
て構成された点と、赤外線ヒータ38及び反射板41の外
に、副赤外線ヒータ39及び副反射板42を設けた点で定着
手段11と相違し、加圧ベルトはSiゴム等の耐熱高弾性
材料によって形成されている。なお圧接給送部材37を加
圧ベルトに代えて加圧ローラとしてもよく、また反射板
41,42は必要がない場合には設けなくともよい。
【0037】また図7はこの定着手段36の作動タイミン
グの1例を示す作動タイミング図であって、図示しない
電源スイッチと副赤外線ヒータ39とを連動させてそのオ
ンオフを同期させ、これによって複写待機モード時にお
いても加熱ローラ17の中空円筒19を予備加熱させ、複写
時の高電力加熱モードにおいては、複写信号のオンオフ
によって赤外線ヒータ38の点灯と消灯とを行って、印刷
用紙8の定着を実施することとなる。この場合複写待機
モード時においては、省資源の観点から副赤外線ヒータ
39への供給電力は低電力が望ましく、加熱ローラ17が異
常過熱しない範囲の例えば100W前後の電力を入力し続
けてもよいし、また副赤外線ヒータ39の温度管理をして
オンオフ制御をしてもよい。
グの1例を示す作動タイミング図であって、図示しない
電源スイッチと副赤外線ヒータ39とを連動させてそのオ
ンオフを同期させ、これによって複写待機モード時にお
いても加熱ローラ17の中空円筒19を予備加熱させ、複写
時の高電力加熱モードにおいては、複写信号のオンオフ
によって赤外線ヒータ38の点灯と消灯とを行って、印刷
用紙8の定着を実施することとなる。この場合複写待機
モード時においては、省資源の観点から副赤外線ヒータ
39への供給電力は低電力が望ましく、加熱ローラ17が異
常過熱しない範囲の例えば100W前後の電力を入力し続
けてもよいし、また副赤外線ヒータ39の温度管理をして
オンオフ制御をしてもよい。
【0038】図7に示すように作動制御をした場合、副
赤外線ヒータ39の連続点灯によって、加熱ローラ17の表
面が異常加熱して、印刷用紙8が薄紙の場合に高温オフ
セット現象等の定着不良を起こすおそれがある。そこで
このようなことの発生を防止するための作動制御が行わ
れ、その際の作動タイミング図が図8に示すようなもの
であって、加熱ローラ17の表面温度をセンサで検知して
フイードバックし、表面温度の下限、上限に対応して副
赤外線ヒータ39をオンオフする。ただし複写信号がオン
したときは、図示のように検知された表面温度より複写
信号を優先して、副赤外線ヒータ39をオンしつづけるこ
ととなる。なおこの場合最終的に必要な温度は、これに
赤外線ヒータ38の熱エネルギが加算される。
赤外線ヒータ39の連続点灯によって、加熱ローラ17の表
面が異常加熱して、印刷用紙8が薄紙の場合に高温オフ
セット現象等の定着不良を起こすおそれがある。そこで
このようなことの発生を防止するための作動制御が行わ
れ、その際の作動タイミング図が図8に示すようなもの
であって、加熱ローラ17の表面温度をセンサで検知して
フイードバックし、表面温度の下限、上限に対応して副
赤外線ヒータ39をオンオフする。ただし複写信号がオン
したときは、図示のように検知された表面温度より複写
信号を優先して、副赤外線ヒータ39をオンしつづけるこ
ととなる。なおこの場合最終的に必要な温度は、これに
赤外線ヒータ38の熱エネルギが加算される。
【0039】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明では、定着手段の中空円筒を熱線透過性
材料で形成し、その外周面を熱線吸収性、耐トナー離型
性の単一薄膜で被覆したので、ヒータによる熱線は薄膜
だけを加熱することとなって熱効率がよく、また即応性
が良好でそのため待機時の予備加熱が不要又は少熱量で
済み、少熱量ウエイトレス定着が可能であるという効果
がある。
1に記載の発明では、定着手段の中空円筒を熱線透過性
材料で形成し、その外周面を熱線吸収性、耐トナー離型
性の単一薄膜で被覆したので、ヒータによる熱線は薄膜
だけを加熱することとなって熱効率がよく、また即応性
が良好でそのため待機時の予備加熱が不要又は少熱量で
済み、少熱量ウエイトレス定着が可能であるという効果
がある。
【0040】請求項2に記載の発明は、定着手段の中空
円筒の外周面を被覆した薄膜が熱線吸収性の高いほぼ黒
色となっているので、薄膜の熱吸収速度を高めて一層少
熱量ウエイトレス定着が可能であるという効果がある。
円筒の外周面を被覆した薄膜が熱線吸収性の高いほぼ黒
色となっているので、薄膜の熱吸収速度を高めて一層少
熱量ウエイトレス定着が可能であるという効果がある。
【0041】請求項3に記載の発明は、ヒータの熱線を
中空円筒と圧接給送部材とのニップの近傍において転写
紙進入側の中空円筒の表層に集中させるので、ニップの
入口側に集熱させることとなって定着工程前の無駄な放
熱を防止し、しかも薄膜に集熱させることによって加熱
効率と加熱速度とを良好にすることができるという効果
がある。
中空円筒と圧接給送部材とのニップの近傍において転写
紙進入側の中空円筒の表層に集中させるので、ニップの
入口側に集熱させることとなって定着工程前の無駄な放
熱を防止し、しかも薄膜に集熱させることによって加熱
効率と加熱速度とを良好にすることができるという効果
がある。
【0042】請求項4に記載の発明は、ヒータ入力が低
電力で定着手段の中空円筒の予備加熱をする複写待機モ
ードと、複写実施時の高電力加熱モードとを有するの
で、電力を節約することができてさらに一層のウエイト
レス定着が可能となり、冬期における複写及び厚紙に対
する複写に特に好適であるという効果がある。
電力で定着手段の中空円筒の予備加熱をする複写待機モ
ードと、複写実施時の高電力加熱モードとを有するの
で、電力を節約することができてさらに一層のウエイト
レス定着が可能となり、冬期における複写及び厚紙に対
する複写に特に好適であるという効果がある。
【0043】請求項5に記載の発明では、定着手段は、
熱線を吸収して発熱する被膜が外周面に形成されて熱線
を透過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配置され
て熱線を放射するヒータと、中空円筒に印刷用紙を圧接
させて給送する圧接給送部材とを有し、選択給送部材に
より給送される印刷用紙に対応して定着手段の動作に影
響する複数の条件を生成する条件生成手段を設け、生成
された複数の条件に従って定着手段の動作を制御する動
作制御手段を設けたことにより、定着手段の動作を印刷
用紙の条件に従って制御されるので、印刷用紙のサイズ
や方向が相違して、定着処理を良好に実行することがで
き、このように定着動作を制御する印刷用紙の条件が複
数なので、サイズや方向など印刷用紙の各種要因が相違
する場合でも定着処理を良好に実行することができ、定
着手段の応答性が構造的に良好なので、上述のような定
着手段の動作を有効に実行することができるという効果
がある。
熱線を吸収して発熱する被膜が外周面に形成されて熱線
を透過する中空円筒と、この中空円筒の内部に配置され
て熱線を放射するヒータと、中空円筒に印刷用紙を圧接
させて給送する圧接給送部材とを有し、選択給送部材に
より給送される印刷用紙に対応して定着手段の動作に影
響する複数の条件を生成する条件生成手段を設け、生成
された複数の条件に従って定着手段の動作を制御する動
作制御手段を設けたことにより、定着手段の動作を印刷
用紙の条件に従って制御されるので、印刷用紙のサイズ
や方向が相違して、定着処理を良好に実行することがで
き、このように定着動作を制御する印刷用紙の条件が複
数なので、サイズや方向など印刷用紙の各種要因が相違
する場合でも定着処理を良好に実行することができ、定
着手段の応答性が構造的に良好なので、上述のような定
着手段の動作を有効に実行することができるという効果
がある。
【0044】請求項6に記載の発明では、動作制御手段
は、定着手段のヒータの駆動開始のタイミングを切り替
えることにより、印刷用紙が到着する以前に定着手段の
ヒータの発熱温度を簡易な制御で切り替えることでロー
ラの蓄熱量を加減できるという効果がある。
は、定着手段のヒータの駆動開始のタイミングを切り替
えることにより、印刷用紙が到着する以前に定着手段の
ヒータの発熱温度を簡易な制御で切り替えることでロー
ラの蓄熱量を加減できるという効果がある。
【0045】請求項7に記載の発明では、動作制御手段
は、定着手段のヒータの駆動電力を切り替えることによ
り、印刷用紙を定着処理するヒータの発熱温度を簡易な
制御で切り替えることができるという効果がある。
は、定着手段のヒータの駆動電力を切り替えることによ
り、印刷用紙を定着処理するヒータの発熱温度を簡易な
制御で切り替えることができるという効果がある。
【0046】請求項8に記載の発明では、条件生成手段
は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙の方向、印刷用紙の厚
さ、の少なくとも1つを条件として生成することによ
り、印刷用紙の複数の条件の組み合わせに従って定着手
段の動作を制御することができるという効果がある。
は、印刷用紙のサイズ、印刷用紙の方向、印刷用紙の厚
さ、の少なくとも1つを条件として生成することによ
り、印刷用紙の複数の条件の組み合わせに従って定着手
段の動作を制御することができるという効果がある。
【図1】この発明の画像形成装置が搭載された複写機の
内部構造を示す縦断面図である。
内部構造を示す縦断面図である。
【図2】同上の画像形成装置の定着手段の制御用回路構
造の実施形態を示すブロック図である。
造の実施形態を示すブロック図である。
【図3】同画像形成装置の定着手段の内部構造を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図4】同画像形成装置の各部の動作タイミングを示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図5】同定着手段の変形例を有する画像形成装置の各
部の動作タイミングを示すタイムチャートである。
部の動作タイミングを示すタイムチャートである。
【図6】同画像形成装置の定着手段の変形例の内部構造
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図7】同定着手段の変形例を有する画像形成装置の各
部の異なる動作タイミングを示すタイムチャートであ
る。
部の異なる動作タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図8】同定着手段の変形例を有する画像形成装置の各
部のさらに異なる動作タイミングを示すタイムチャート
である。
部のさらに異なる動作タイミングを示すタイムチャート
である。
【図9】この発明と同種の従来の定着手段の内部構造を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
1 複写機 2 選択給送手段 8 印刷用紙 10 電子写真機構 11,36 定着手段 12 感光ドラム 18,37 圧接給送部材 19 中空円筒 20 被膜 21,38,39 ヒータ 27 定着制御回路 33 待機制御ユニット 34 動作制御ユニット 35 トナー
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷用紙を給送機構によって給送し、こ
の印刷用紙に電子写真機構によりトナーを転写し、この
印刷用紙を定着手段によって加熱すると共に加圧してト
ナーを定着させる画像形成装置において、前記定着手段
は、熱線を吸収して発熱しかつ離型性を有する単一被膜
が外周面に形成されて熱線を透過する中空円筒と、この
中空円筒の内部に配置されて熱線を放射するヒータと、
前記中空円筒に印刷用紙を圧接させて給送する圧接給送
部材とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記中空円筒の外周面を被覆した前記被
膜が熱線吸収性の高いほぼ黒色となっていることを特徴
とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記ヒータの熱線を中空円筒と圧接給送
部材とのニップの近傍において、転写紙進入側の中空円
筒に集中させることを特徴とする請求項1に記載の画像
形成装置。 - 【請求項4】 前記ヒータ入力が低電力で中空円筒の予
備加熱をする複写待機モードと、複写実施時の高電力加
熱モードとを有することを特徴とする請求項1に記載の
画像形成装置。 - 【請求項5】 複数種類の印刷用紙を選択給送手段によ
り選択的に給送し、この印刷用紙に電子写真機構により
トナーを転写し、この印刷用紙を定着手段により加熱す
ると共に加圧してトナーを定着させ、この定着手段の消
費電力を画像形成の待機時には削減する画像形成装置に
おいて、前記定着手段は、熱線を吸収して発熱する被膜
が外周面に形成されて熱線を透過する中空円筒と、この
中空円筒の内部に配置されて熱線を放射するヒータと、
前記中空円筒に印刷用紙を圧接させて給送する圧接給送
部材とを有し、前記選択給送部材により給送される印刷
用紙に対応して、前記定着手段の動作に影響する1以上
の条件を生成する条件生成手段を設け、生成された1以
上の条件に従って、前記定着手段の動作を制御する動作
制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 前記動作制御手段は、定着手段のヒータ
の駆動開始のタイミングを切り替えることを特徴とする
請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記動作制御手段は、定着手段のヒータ
の駆動電力を切り替えることを特徴とする請求項5に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記条件生成手段は、印刷用紙のサイ
ズ、印刷用紙の方向、印刷用紙の厚さ、の少なくとも1
つ以上を条件として生成することを特徴とする請求項5
記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
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JP30909794 | 1994-12-13 | ||
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JP7-176988 | 1995-07-13 | ||
JP7304383A JPH0990795A (ja) | 1994-12-13 | 1995-11-22 | 画像形成装置 |
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- 1995-11-22 JP JP7304383A patent/JPH0990795A/ja active Pending
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