JPH08254915A - 加熱定着装置 - Google Patents
加熱定着装置Info
- Publication number
- JPH08254915A JPH08254915A JP5738795A JP5738795A JPH08254915A JP H08254915 A JPH08254915 A JP H08254915A JP 5738795 A JP5738795 A JP 5738795A JP 5738795 A JP5738795 A JP 5738795A JP H08254915 A JPH08254915 A JP H08254915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat source
- heat
- heating roller
- reflection
- recording paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱ローラを加熱する熱源の消費電力をより
低減する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、内部に熱源を収納した中空円筒状
加熱ローラの一方に加圧ローラを対向位置し、これらの
ローラの圧接部に記録紙を給紙して定着を行うと共に、
熱源の周囲に、この熱源から放出される輻射熱を圧接部
に集中させる反射部材を配設したものにおいて、反射部
材を、断面略半円状でその略中央部を熱源に向けて断面
略Ｖ字状に折曲して構成して成るものである。
低減する事を目的とするものである。 【構成】 本発明は、内部に熱源を収納した中空円筒状
加熱ローラの一方に加圧ローラを対向位置し、これらの
ローラの圧接部に記録紙を給紙して定着を行うと共に、
熱源の周囲に、この熱源から放出される輻射熱を圧接部
に集中させる反射部材を配設したものにおいて、反射部
材を、断面略半円状でその略中央部を熱源に向けて断面
略Ｖ字状に折曲して構成して成るものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用し
た普通紙複写機、普通紙ファクシミリ、プリンタ等のト
ナー像を記録媒体に定着させる加熱定着装置に関する。
た普通紙複写機、普通紙ファクシミリ、プリンタ等のト
ナー像を記録媒体に定着させる加熱定着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等では、
光導電性感光ドラムの表面に帯電、露光により静電潜像
を形成し、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像
を形成し、このトナー像を紙等の記録媒体に転写した
後、複数のローラで構成した定着器によって上記トナー
像を記録紙等の記録媒体に定着している。
光導電性感光ドラムの表面に帯電、露光により静電潜像
を形成し、この静電潜像にトナーを付着させてトナー像
を形成し、このトナー像を紙等の記録媒体に転写した
後、複数のローラで構成した定着器によって上記トナー
像を記録紙等の記録媒体に定着している。
【０００３】又上記定着器には、例えば特開平６−３５
３５４号公報にて示される様に、加熱ローラを中空筒状
に形成してその内部にハロゲンランプ等の熱源を設けて
いると共に、この熱源から放出される輻射熱を加熱ロー
ラと加圧ローラの圧接部に反射させる反射部材を設け、
この反射部材によって熱源からの輻射熱を定着部に集中
させて加熱ローラを効率的に加熱するものがある。
３５４号公報にて示される様に、加熱ローラを中空筒状
に形成してその内部にハロゲンランプ等の熱源を設けて
いると共に、この熱源から放出される輻射熱を加熱ロー
ラと加圧ローラの圧接部に反射させる反射部材を設け、
この反射部材によって熱源からの輻射熱を定着部に集中
させて加熱ローラを効率的に加熱するものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一方上記反射部材の構
成では、熱源の上部側から放出される輻射熱が反射板に
反射して再び熱源に輻射されて反射効率を低下したり、
反射部材の反射の集中部分を圧接部に設定している為
に、加熱ローラの記録紙が通過した部分も加熱して熱エ
ネルギーが無駄になっている等の問題がある。
成では、熱源の上部側から放出される輻射熱が反射板に
反射して再び熱源に輻射されて反射効率を低下したり、
反射部材の反射の集中部分を圧接部に設定している為
に、加熱ローラの記録紙が通過した部分も加熱して熱エ
ネルギーが無駄になっている等の問題がある。
【０００５】そこで本発明は、反射部材による輻射熱の
反射をより効率的に行い、消費電力を低減する事を目的
とするものである。
反射をより効率的に行い、消費電力を低減する事を目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に熱源を
収納した中空円筒状加熱ローラの一方に加圧ローラを対
向位置し、これらのローラの圧接部に記録紙を給紙して
定着を行うと共に、熱源の周囲に、この熱源から放出さ
れる輻射熱を圧接部に集中させる反射部材を配設したも
のにおいて、反射部材を、断面略半円状で、その略中央
部を熱源に向けて断面略Ｖ字状に折曲して構成して成る
ものである。
収納した中空円筒状加熱ローラの一方に加圧ローラを対
向位置し、これらのローラの圧接部に記録紙を給紙して
定着を行うと共に、熱源の周囲に、この熱源から放出さ
れる輻射熱を圧接部に集中させる反射部材を配設したも
のにおいて、反射部材を、断面略半円状で、その略中央
部を熱源に向けて断面略Ｖ字状に折曲して構成して成る
ものである。
【０００７】又本発明は、反射部材を、その反射中心部
が圧接部よりも記録紙給紙側に位置する様に配設して成
るものである。
が圧接部よりも記録紙給紙側に位置する様に配設して成
るものである。
【０００８】
【作用】定着時には、ハロゲンヒータ等で構成した熱源
に通電して加熱ローラを所定温度に加熱し、加熱ローラ
と加圧ローラとの間にトナー画像を担持した記録紙を給
紙することで、現像器にて記録紙に転写されたトナー像
を加熱及び加圧して記録紙に定着する。
に通電して加熱ローラを所定温度に加熱し、加熱ローラ
と加圧ローラとの間にトナー画像を担持した記録紙を給
紙することで、現像器にて記録紙に転写されたトナー像
を加熱及び加圧して記録紙に定着する。
【０００９】又上記熱源への通電時には、熱源から放出
される輻射熱を反射部材により加熱ローラと加圧ローラ
の圧接部に反射して該部を効率的に加熱し、これにより
熱源の消費電力を低減して省電力を計る事が出来る。
される輻射熱を反射部材により加熱ローラと加圧ローラ
の圧接部に反射して該部を効率的に加熱し、これにより
熱源の消費電力を低減して省電力を計る事が出来る。
【００１０】更に、反射部材を、その反射中心部が圧接
部よりも記録紙給紙側に位置する様に配設したことで、
熱源から放出される輻射熱を加熱ローラと記録紙とが最
も接する部分に集中して反射する事が出来、加熱効率を
より向上出来るものである。
部よりも記録紙給紙側に位置する様に配設したことで、
熱源から放出される輻射熱を加熱ローラと記録紙とが最
も接する部分に集中して反射する事が出来、加熱効率を
より向上出来るものである。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例を先ず図１に基づき説明する
と、１は電子写真方式のプリンタ本体で、外装ケース２
内に給紙装置３、現像装置４、定着装置５を順次配置し
ている。
と、１は電子写真方式のプリンタ本体で、外装ケース２
内に給紙装置３、現像装置４、定着装置５を順次配置し
ている。
【００１２】上記定着装置５は、図２にて示す様に、熱
伝導の良いアルミニウム製等の中空筒状加熱ローラ６の
下方にアルミニウム製等の芯軸７の表面にシリコン等の
ゴム質層８を設けた加圧ローラ９を対向位置し、かつ上
記加熱ローラ６の表面には、テフロン樹脂等の記録紙10
が付着しない様な離型層をコーティングしている。
伝導の良いアルミニウム製等の中空筒状加熱ローラ６の
下方にアルミニウム製等の芯軸７の表面にシリコン等の
ゴム質層８を設けた加圧ローラ９を対向位置し、かつ上
記加熱ローラ６の表面には、テフロン樹脂等の記録紙10
が付着しない様な離型層をコーティングしている。
【００１３】12は上記加熱ローラ６の内部に配設したハ
ロゲンヒータ等の熱源で、軸方向の両端部に電極板13、
13を着脱自在に接続し、この電極板により支持固定され
ている。
ロゲンヒータ等の熱源で、軸方向の両端部に電極板13、
13を着脱自在に接続し、この電極板により支持固定され
ている。
【００１４】14は上記加熱ローラ６内の熱源上方に配設
したアルミニウム、ステンレス等の反射効率の良い材料
で構成した反射板で、図３及び図４にても示す様に断面
略半円状で、かつその略中央部を上記熱源12に向けて略
Ｖ字状に折曲してＶ字状部15を一体に形成している。
したアルミニウム、ステンレス等の反射効率の良い材料
で構成した反射板で、図３及び図４にても示す様に断面
略半円状で、かつその略中央部を上記熱源12に向けて略
Ｖ字状に折曲してＶ字状部15を一体に形成している。
【００１５】又上記反射板14は、図４中に矢印にて示す
様に上記熱源12の輻射熱を反射する反射中心部が、上記
加熱ローラ６と加圧ローラ９の圧接部16よりも記録紙10
の給紙側に位置する様に傾斜角度を設定している。
様に上記熱源12の輻射熱を反射する反射中心部が、上記
加熱ローラ６と加圧ローラ９の圧接部16よりも記録紙10
の給紙側に位置する様に傾斜角度を設定している。
【００１６】尚上記加熱ローラ６と加圧ローラ９は、こ
れらの両端部をボールベアリング等の軸受17、17、18、
18により回転自在に支持している。
れらの両端部をボールベアリング等の軸受17、17、18、
18により回転自在に支持している。
【００１７】一方上記加熱ローラ６は、図示しない温度
センサーにより表面温度を検出して熱源12の通電を制御
し、表面温度が例えば１５０〜１９０℃に成る様に加熱
制御される。
センサーにより表面温度を検出して熱源12の通電を制御
し、表面温度が例えば１５０〜１９０℃に成る様に加熱
制御される。
【００１８】而して、印刷待機時には熱源12への通電を
制御して加熱ローラ６を所定の待機温度に加熱制御し、
印刷要求があると加熱ローラ６を所定の定着温度に加熱
した後、給紙装置３、現像装置４を作動して加熱ローラ
６と加圧ローラ９との間に記録紙10を給紙して定着を行
う。
制御して加熱ローラ６を所定の待機温度に加熱制御し、
印刷要求があると加熱ローラ６を所定の定着温度に加熱
した後、給紙装置３、現像装置４を作動して加熱ローラ
６と加圧ローラ９との間に記録紙10を給紙して定着を行
う。
【００１９】この時熱源12から放射される輻射熱の一部
は直接加熱ローラ６の内面に放射されてこれを加熱し、
輻射熱の一部は反射板14にて反射された後加熱ローラ６
の内面に放射されてこれを効率的に加熱する。
は直接加熱ローラ６の内面に放射されてこれを加熱し、
輻射熱の一部は反射板14にて反射された後加熱ローラ６
の内面に放射されてこれを効率的に加熱する。
【００２０】
【発明の効果】本発明の構成により、熱源から放出され
る輻射熱を反射部材により加熱ローラに反射するものに
おいて、反射部材を断面略半円状に構成し、かつその略
中央部を断面略Ｖ字状に折曲したことで、熱源の反射部
材に対向した面から放射される輻射熱も確実に加熱ロー
ラに向けて放射する事が出来、これにより加熱効率を向
上させて、熱源の消費電力を低減出来るものである。
る輻射熱を反射部材により加熱ローラに反射するものに
おいて、反射部材を断面略半円状に構成し、かつその略
中央部を断面略Ｖ字状に折曲したことで、熱源の反射部
材に対向した面から放射される輻射熱も確実に加熱ロー
ラに向けて放射する事が出来、これにより加熱効率を向
上させて、熱源の消費電力を低減出来るものである。
【００２１】又本発明は、反射部材の反射中心部が、加
熱ローラと加圧ローラの圧接部よりも記録紙の給紙側に
位置する様に反射部材を配設したことで、反射部材によ
り反射される輻射熱が効率的に記録紙に伝達され、熱源
の消費電力をより低減する事が出来るものである。
熱ローラと加圧ローラの圧接部よりも記録紙の給紙側に
位置する様に反射部材を配設したことで、反射部材によ
り反射される輻射熱が効率的に記録紙に伝達され、熱源
の消費電力をより低減する事が出来るものである。
【図１】本発明による定着装置を用いたプリンターの概
略構成図である。
略構成図である。
【図２】本発明の実施例を示す要部の正面縦断面図であ
る。
る。
【図３】同じく要部の側面縦断面図である。
【図４】同じく要部の動作説明用の側面縦断面図であ
る。
る。
６ 加熱ローラ ９ 加圧ローラ 10 記録紙 12 熱源 14 反射板
Claims (2)
- 【請求項１】 内部に熱源を収納した中空円筒状加熱ロ
ーラの一方に加圧ローラを対向位置し、これらのローラ
の圧接部に記録紙を給紙して定着を行うと共に、上記熱
源の周囲に、この熱源から放出される輻射熱を上記圧接
部に集中させる反射部材を配設したものにおいて、上記
反射部材を、断面略半円状で、その略中央部を上記熱源
に向けて断面略Ｖ字状に折曲して構成した事を特徴とす
る加熱定着装置。 - 【請求項２】 上記反射部材を、その反射中心部が上記
圧接部よりも記録紙給紙側に位置する様に配設した事を
特徴とする、上記請求項１に記載の加熱定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5738795A JPH08254915A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 加熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5738795A JPH08254915A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 加熱定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254915A true JPH08254915A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13054211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5738795A Pending JPH08254915A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 加熱定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254915A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011048214A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | U-Tec Corp | 加熱定着装置 |
| JP2011237831A (ja) * | 2011-08-23 | 2011-11-24 | Kyocera Mita Corp | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP5738795A patent/JPH08254915A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011048214A (ja) * | 2009-08-28 | 2011-03-10 | U-Tec Corp | 加熱定着装置 |
| JP2011237831A (ja) * | 2011-08-23 | 2011-11-24 | Kyocera Mita Corp | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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