JPH06274066A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH06274066A JPH06274066A JP6026393A JP6026393A JPH06274066A JP H06274066 A JPH06274066 A JP H06274066A JP 6026393 A JP6026393 A JP 6026393A JP 6026393 A JP6026393 A JP 6026393A JP H06274066 A JPH06274066 A JP H06274066A
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- JP
- Japan
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- roller
- pressure roller
- temperature
- sensor
- lower roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱ローラ(上ローラ)に対して圧着及び圧着
解除する加圧ローラ(下ローラ)の表面を適確に温度制
御すると共に定着性の向上を図る。 【構成】 定着装置16には1対の熱ローラ20と加圧ロー
ラ21とを有し、それぞれにヒータ20B,21Bが内蔵され
ている。加圧ローラ21は支軸22aを中心に上下に回動す
るレバー22に保持され熱ローラ20に対して圧着及び圧着
が解除されるようになっている。加圧ローラ21の所定の
位置にこの表面温度を検出する非接触のセンサ30が設け
られ該センサ30は加圧ローラ21の圧着時と解除時との何
れの場合でも加圧ローラ21との距離が変わらない位置に
配置する。
解除する加圧ローラ(下ローラ)の表面を適確に温度制
御すると共に定着性の向上を図る。 【構成】 定着装置16には1対の熱ローラ20と加圧ロー
ラ21とを有し、それぞれにヒータ20B,21Bが内蔵され
ている。加圧ローラ21は支軸22aを中心に上下に回動す
るレバー22に保持され熱ローラ20に対して圧着及び圧着
が解除されるようになっている。加圧ローラ21の所定の
位置にこの表面温度を検出する非接触のセンサ30が設け
られ該センサ30は加圧ローラ21の圧着時と解除時との何
れの場合でも加圧ローラ21との距離が変わらない位置に
配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンタなどの
電子写真式画像形成装置の定着装置の温度制御に関す
る。
電子写真式画像形成装置の定着装置の温度制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真式画像形成装置である複
写機は例えば画像情報を入力する光学系と、帯電極によ
って所定の電位がチャージされて回転する感光体と、前
記光学系によって前記感光体面上に形成された静電潜像
にトナーを付与して現像する現像装置と、該感光体面に
向けて搬送される転写材である記録用紙面上にトナー画
像を転写する転写部と、前記記録用紙面上に転写された
トナー画像を定着する定着装置と、転写したのちの前記
感光体面上に残留するトナーや紙粉などを除去するクリ
ーニング装置とによって構成されている。
写機は例えば画像情報を入力する光学系と、帯電極によ
って所定の電位がチャージされて回転する感光体と、前
記光学系によって前記感光体面上に形成された静電潜像
にトナーを付与して現像する現像装置と、該感光体面に
向けて搬送される転写材である記録用紙面上にトナー画
像を転写する転写部と、前記記録用紙面上に転写された
トナー画像を定着する定着装置と、転写したのちの前記
感光体面上に残留するトナーや紙粉などを除去するクリ
ーニング装置とによって構成されている。
【0003】そして、定着装置には熱源を内蔵する一対
の上、下ローラを有し、複写機のウォームアップ時や転
写材の定着時には下ローラが回動して上ローラに圧着
し、アイドリング時には圧着が解除されるようになって
いる。そして上ローラ側に設けられる温度センサによっ
て熱源をON,OFFして定められた定着温度が保たれ
ている。なお、これに関連する従来技術として実開昭57
-82354号公報及び特開昭54-92748号公報が挙げられる。
の上、下ローラを有し、複写機のウォームアップ時や転
写材の定着時には下ローラが回動して上ローラに圧着
し、アイドリング時には圧着が解除されるようになって
いる。そして上ローラ側に設けられる温度センサによっ
て熱源をON,OFFして定められた定着温度が保たれ
ている。なお、これに関連する従来技術として実開昭57
-82354号公報及び特開昭54-92748号公報が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に下ローラである
加圧ローラに熱源であるヒータを設ける場合は(1)転写
材のカール対策、(2)定着性の向上、(3)上ローラの温度
低下の抑制などが挙げられる。
加圧ローラに熱源であるヒータを設ける場合は(1)転写
材のカール対策、(2)定着性の向上、(3)上ローラの温度
低下の抑制などが挙げられる。
【0005】そして(1)のカール対策はそのカールが発
生する原因としてヒータを内蔵する上ローラ(以下熱ロ
ーラと呼ぶ)と下ローラである加圧ローラとの温度差が
あげられ、これにより紙の中の水分の蒸発量や、紙の中
での水分の移動量に差が生じてカールが発生する。従っ
て原理的には熱ローラと加圧ローラとの温度差がなくな
ればカールをほぼなくすことができる。
生する原因としてヒータを内蔵する上ローラ(以下熱ロ
ーラと呼ぶ)と下ローラである加圧ローラとの温度差が
あげられ、これにより紙の中の水分の蒸発量や、紙の中
での水分の移動量に差が生じてカールが発生する。従っ
て原理的には熱ローラと加圧ローラとの温度差がなくな
ればカールをほぼなくすことができる。
【0006】加圧ローラ側にヒータを内蔵していない場
合一般的に熱ローラは180℃〜200℃、加圧ローラは70℃
〜90℃である。そして、加圧ローラにヒータを設けるこ
とによりその表面温度を120℃〜160℃程度に上げて温度
制御すると、カール量が10%〜30%ほど減少し、例えば
両面複写用中間トレイ内に紙をスタックする場合や、前
記中間トレイ内から紙を送り出すとき、或はソータ等で
紙を揃える際にその給送性や、スタック性が向上すると
共にジャムを防止することができる。
合一般的に熱ローラは180℃〜200℃、加圧ローラは70℃
〜90℃である。そして、加圧ローラにヒータを設けるこ
とによりその表面温度を120℃〜160℃程度に上げて温度
制御すると、カール量が10%〜30%ほど減少し、例えば
両面複写用中間トレイ内に紙をスタックする場合や、前
記中間トレイ内から紙を送り出すとき、或はソータ等で
紙を揃える際にその給送性や、スタック性が向上すると
共にジャムを防止することができる。
【0007】そして(2)の定着性向上は熱ローラの温度
が同じでも加圧ローラの表面温度が低いときと高いとき
では定着性が異る。低温環境下や、電源を入れてウォー
ムアップした直後のように加圧ローラの表面温度が低い
とき、加圧ローラにヒータを入れて120℃〜160℃程度の
表面温度となるように温度制御すると定着性は著しく向
上する。
が同じでも加圧ローラの表面温度が低いときと高いとき
では定着性が異る。低温環境下や、電源を入れてウォー
ムアップした直後のように加圧ローラの表面温度が低い
とき、加圧ローラにヒータを入れて120℃〜160℃程度の
表面温度となるように温度制御すると定着性は著しく向
上する。
【0008】そして、(3)の熱ローラ温度低下の抑制は
定着時に熱ローラから転写材に熱を与える際に、損失分
として軸受部から逃げる熱量や、加圧ローラに与える熱
量、或は周りの空気に与える熱量などがある。特に加圧
ローラに与える熱量は損失の中では大きく加圧ローラ温
度が低いときは奪われる熱量も大きい。
定着時に熱ローラから転写材に熱を与える際に、損失分
として軸受部から逃げる熱量や、加圧ローラに与える熱
量、或は周りの空気に与える熱量などがある。特に加圧
ローラに与える熱量は損失の中では大きく加圧ローラ温
度が低いときは奪われる熱量も大きい。
【0009】従来は熱ローラ(上ローラ)の近傍に非接
触の温度センサを設けて定着温度の制御を行うようにし
ているが、ヒータを入れた加圧ローラにも非接触温度セ
ンサを設ける場合、センサ位置が固定されていると圧着
時と解除時とでは、センサと加圧ローラとの距離が変化
し適確に温度制御ができないために転写材のカールや定
着性に悪影響を及ぼすことになる。
触の温度センサを設けて定着温度の制御を行うようにし
ているが、ヒータを入れた加圧ローラにも非接触温度セ
ンサを設ける場合、センサ位置が固定されていると圧着
時と解除時とでは、センサと加圧ローラとの距離が変化
し適確に温度制御ができないために転写材のカールや定
着性に悪影響を及ぼすことになる。
【0010】また非接触センサを用いる際にむずかしい
のは、加圧ローラ周囲の環境温度によりセンサと加圧ロ
ーラとの間の温度差が変化することが挙げられる。ウォ
ームアップ直後のように環境温度が低いため加圧ローラ
とセンサとの温度差が大きく、一時的に温度が急上昇す
るオーバーシュート量も大きくなって転写材のカールや
定着されるトナー画像に悪影響を及ぼすようになる。
のは、加圧ローラ周囲の環境温度によりセンサと加圧ロ
ーラとの間の温度差が変化することが挙げられる。ウォ
ームアップ直後のように環境温度が低いため加圧ローラ
とセンサとの温度差が大きく、一時的に温度が急上昇す
るオーバーシュート量も大きくなって転写材のカールや
定着されるトナー画像に悪影響を及ぼすようになる。
【0011】一方、定着時に転写材の片側を基準にして
搬送する場合センサの位置は次の2つの場合がある。即
ち、小サイズの転写材のほぼ中央に配置する場合と、小
サイズ転写材の通紙部範囲外で大サイズ転写材の通紙部
に配置する場合とがある。
搬送する場合センサの位置は次の2つの場合がある。即
ち、小サイズの転写材のほぼ中央に配置する場合と、小
サイズ転写材の通紙部範囲外で大サイズ転写材の通紙部
に配置する場合とがある。
【0012】そして小サイズ転写材を連続して定着する
と加圧ローラの表面温度は、転写材の通紙部では温度が
下がり、逆に非通紙部では上昇する。そして小サイズ転
写材の位置にセンサが配置されている場合は前述したよ
うに加圧ローラの通紙部の温度は低いので加圧ローラの
ヒータはONする。しかし、非通紙部では温度が高いま
まとなっていて更に加熱されると、シリコンゴム層とS
US材の外筒表面との間で熱的なストレスを与えること
になり加圧ローラの寿命が大変短くなってしまう。本発
明はこのような問題点を解決して熱源を有する加圧ロー
ラが熱ローラに圧着、解除してもセンサと加圧ローラと
の距離が変化することなく一定に保ち、適確にその表面
温度を制御することができて転写材のカール防止や定着
性の向上を図ると共に、片側を基準とする小サイズ転写
材の連続通紙でも加圧ローラの寿命に影響することのな
い定着装置の提供を目的とする。
と加圧ローラの表面温度は、転写材の通紙部では温度が
下がり、逆に非通紙部では上昇する。そして小サイズ転
写材の位置にセンサが配置されている場合は前述したよ
うに加圧ローラの通紙部の温度は低いので加圧ローラの
ヒータはONする。しかし、非通紙部では温度が高いま
まとなっていて更に加熱されると、シリコンゴム層とS
US材の外筒表面との間で熱的なストレスを与えること
になり加圧ローラの寿命が大変短くなってしまう。本発
明はこのような問題点を解決して熱源を有する加圧ロー
ラが熱ローラに圧着、解除してもセンサと加圧ローラと
の距離が変化することなく一定に保ち、適確にその表面
温度を制御することができて転写材のカール防止や定着
性の向上を図ると共に、片側を基準とする小サイズ転写
材の連続通紙でも加圧ローラの寿命に影響することのな
い定着装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的は下記のa,
b,c何れかの手段によって達成される。
b,c何れかの手段によって達成される。
【0014】(a)熱源を内蔵する1対の上ローラと下
ローラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び
圧着解除する画像形成装置の定着装置において、前記下
ローラの近傍にその表面温度を検知する非接触によるセ
ンサを設けると共に、該センサを下ローラの圧着時と解
除時の何れの場合にも該下ローラとの距離が変わらない
位置に配置したことを特徴とする定着装置。
ローラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び
圧着解除する画像形成装置の定着装置において、前記下
ローラの近傍にその表面温度を検知する非接触によるセ
ンサを設けると共に、該センサを下ローラの圧着時と解
除時の何れの場合にも該下ローラとの距離が変わらない
位置に配置したことを特徴とする定着装置。
【0015】(b)熱源を内蔵する1対の上ローラと下
ローラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び
圧着を解除する画像形成装置の定着装置において、前記
下ローラの近傍にその表面温度を検知する非接触による
センサを設けると共に、画像形成装置のウォームアップ
直後と、一定時間経過した後とで前記センサの制御温度
を変えるようにしたことを特徴とする定着装置。
ローラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び
圧着を解除する画像形成装置の定着装置において、前記
下ローラの近傍にその表面温度を検知する非接触による
センサを設けると共に、画像形成装置のウォームアップ
直後と、一定時間経過した後とで前記センサの制御温度
を変えるようにしたことを特徴とする定着装置。
【0016】(c)熱源を内蔵する1対の上ローラと下
ローラとを有し、定着時に転写材の片側を基準にして搬
送する画像形成装置の定着装置において、小サイズの転
写材の通紙部に下ローラの表面温度を検知する非接触の
センサを設けて小サイズの転写材を連続して定着したと
き、前記下ローラの熱源を一定時間OFFしたのち熱源
をONし、前記センサによって温度制御するようにした
ことを特徴とする定着装置。
ローラとを有し、定着時に転写材の片側を基準にして搬
送する画像形成装置の定着装置において、小サイズの転
写材の通紙部に下ローラの表面温度を検知する非接触の
センサを設けて小サイズの転写材を連続して定着したと
き、前記下ローラの熱源を一定時間OFFしたのち熱源
をONし、前記センサによって温度制御するようにした
ことを特徴とする定着装置。
【0017】
【実施例】本発明の1実施例を図1のセンサの配置を示
す側面図と、図2のセンサの温度制御の切換え状態を示
すグラフと、図3の加圧ローラ(下ローラ)の表面温度
のオーバーシュートの状態を示すグラフと、図4の片側
基準による小サイズの転写材の通紙部と対応する位置
に、センサを配置したときの加圧ローラの表面温度の分
布状態を示すグラフと、図5の複写装置の主要な構成を
示す側断面図と、図6の定着装置の主要な構成を示す側
面図とによって説明する。
す側面図と、図2のセンサの温度制御の切換え状態を示
すグラフと、図3の加圧ローラ(下ローラ)の表面温度
のオーバーシュートの状態を示すグラフと、図4の片側
基準による小サイズの転写材の通紙部と対応する位置
に、センサを配置したときの加圧ローラの表面温度の分
布状態を示すグラフと、図5の複写装置の主要な構成を
示す側断面図と、図6の定着装置の主要な構成を示す側
面図とによって説明する。
【0018】しかし本発明は本実施例に限定されるもの
ではない。
ではない。
【0019】図5は自動原稿搬送装置を備えた複写装置
の全体構成図であり、100は複写機本体、200は給紙ユニ
ット(PFU装置)、300は循環式の自動原稿搬送装置
(RDH装置)、400は複写紙後処理装置(フィニッシ
ャー(ステイプラ装置付ソータ等)以下FNS装置と示
す)、Dは原稿である。
の全体構成図であり、100は複写機本体、200は給紙ユニ
ット(PFU装置)、300は循環式の自動原稿搬送装置
(RDH装置)、400は複写紙後処理装置(フィニッシ
ャー(ステイプラ装置付ソータ等)以下FNS装置と示
す)、Dは原稿である。
【0020】複写装置本体100は、走査露光部110、画像
形成部120、給紙部130、搬送部140定着装置16、排紙切
換部160、複写の給紙カセット170および両面複写用複写
紙再給紙装置(ADU装置)180から構成されている。
形成部120、給紙部130、搬送部140定着装置16、排紙切
換部160、複写の給紙カセット170および両面複写用複写
紙再給紙装置(ADU装置)180から構成されている。
【0021】図中一点鎖線は複写紙Pの搬送経路を示
す。複写機本体100下部の給紙カセット170、または給紙
ユニット(PFU)200に収容された複写紙Pが画像形
成部120により画像形成されたのち、搬送部140と、定着
装置16、排紙切換部160を経てFNS装置400に収容され
るメインルートと、前記排紙切換部160から分岐された
複写紙PがADU装置180に一旦ストックされたのち、
再給紙されて複写機本体100の給紙部130に至る循環ルー
トから成る。
す。複写機本体100下部の給紙カセット170、または給紙
ユニット(PFU)200に収容された複写紙Pが画像形
成部120により画像形成されたのち、搬送部140と、定着
装置16、排紙切換部160を経てFNS装置400に収容され
るメインルートと、前記排紙切換部160から分岐された
複写紙PがADU装置180に一旦ストックされたのち、
再給紙されて複写機本体100の給紙部130に至る循環ルー
トから成る。
【0022】上記複写装置において、コピーボタンを操
作すると、プラテンガラス上の原稿Dは走査露光部110
により露光走査され、感光体ドラム3の周面上に原稿D
の静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置6に
より可視像とされ、この可視像は給紙カセット170また
は給紙ユニット200のいずれかから給送された複写紙P
に転写電極7によって転写される。転写後複写紙Pは分
離電極8により感光体ドラム3から分離され、搬送装置
15により定着装置150に搬送され、そこで定着され排紙
切換部160によりソータであるFNS装置400に収容され
るか、又は両面コピーのために該排紙切換部160のゲー
トの切換えによって下方の両面複写用複写紙両給紙装置
180に反転して搬送され、例えばいったん中間トレイ
(図示せず)にスタックされたのち送り出されて複写紙
Pの一方の片面に所要の画像が転写、定着されたのちF
NS装置400に収容される。このようにして複写紙Pの
片面または両面に所要のトナー画像がつぎつぎと記録さ
れるようになっている。
作すると、プラテンガラス上の原稿Dは走査露光部110
により露光走査され、感光体ドラム3の周面上に原稿D
の静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置6に
より可視像とされ、この可視像は給紙カセット170また
は給紙ユニット200のいずれかから給送された複写紙P
に転写電極7によって転写される。転写後複写紙Pは分
離電極8により感光体ドラム3から分離され、搬送装置
15により定着装置150に搬送され、そこで定着され排紙
切換部160によりソータであるFNS装置400に収容され
るか、又は両面コピーのために該排紙切換部160のゲー
トの切換えによって下方の両面複写用複写紙両給紙装置
180に反転して搬送され、例えばいったん中間トレイ
(図示せず)にスタックされたのち送り出されて複写紙
Pの一方の片面に所要の画像が転写、定着されたのちF
NS装置400に収容される。このようにして複写紙Pの
片面または両面に所要のトナー画像がつぎつぎと記録さ
れるようになっている。
【0023】次に定着装置16の本発明に関連する主要な
構成につき図6を用いて説明する。図に示すように定着
装置16は上ローラである熱ローラ20と、下ローラである
加圧ローラ21と、該加圧ローラ21を保持しレバー支軸22
aを中心に上下に回動可能なレバー22と、レバー22を回
動させる偏心カム23と、偏心カム23の偏心ストロークを
レバー22に伝達する連動板25と、連動板25に設けられた
偏心カム23が当接するローラ24と、レバー22と連動板25
との間に設けられるコイルばね26と、加圧ローラ21の左
側に配置されるセンサ30とによって構成されている。
構成につき図6を用いて説明する。図に示すように定着
装置16は上ローラである熱ローラ20と、下ローラである
加圧ローラ21と、該加圧ローラ21を保持しレバー支軸22
aを中心に上下に回動可能なレバー22と、レバー22を回
動させる偏心カム23と、偏心カム23の偏心ストロークを
レバー22に伝達する連動板25と、連動板25に設けられた
偏心カム23が当接するローラ24と、レバー22と連動板25
との間に設けられるコイルばね26と、加圧ローラ21の左
側に配置されるセンサ30とによって構成されている。
【0024】熱ローラ20は例えばA3サイズ転写材の長
手方向の寸法と同等以上の長さを有し、アルミニウム合
金による外筒20Aの外周には50μmのテフロンチューブ
が被覆され、定着を終えた転写材が熱ローラ20から剥離
しやすいようにしている。
手方向の寸法と同等以上の長さを有し、アルミニウム合
金による外筒20Aの外周には50μmのテフロンチューブ
が被覆され、定着を終えた転写材が熱ローラ20から剥離
しやすいようにしている。
【0025】そして、外筒20Aの中心部には2000Wのヒ
ータ20Bが設けられている。一方、加圧ローラ21は熱ロ
ーラ20と同じ長さを有するステンレススチール(SU
S)材による外筒21Aの外周には例えば5mm前後の厚み
を有する耐熱性シリコンゴム層21Cが被覆されていると
共に、その中心部には600Wのヒータ21Bが設けられて
いる。
ータ20Bが設けられている。一方、加圧ローラ21は熱ロ
ーラ20と同じ長さを有するステンレススチール(SU
S)材による外筒21Aの外周には例えば5mm前後の厚み
を有する耐熱性シリコンゴム層21Cが被覆されていると
共に、その中心部には600Wのヒータ21Bが設けられて
いる。
【0026】図に示すようにレバー22は鋼板材によるプ
レス加工された板状の部材で、その左端部中央付近はレ
バー支軸22aによって定着本体フレーム(図示せず)の
両側端部にそれぞれ回動可能に軸支されている。そし
て、加圧ローラ21の両側端部はレバー22に設けられる穴
に取付けられて一体的に回動し、レバー22が上方所定の
位置に回動したときの加圧ローラ21は熱ローラ20の周面
に圧着するようにしている。
レス加工された板状の部材で、その左端部中央付近はレ
バー支軸22aによって定着本体フレーム(図示せず)の
両側端部にそれぞれ回動可能に軸支されている。そし
て、加圧ローラ21の両側端部はレバー22に設けられる穴
に取付けられて一体的に回動し、レバー22が上方所定の
位置に回動したときの加圧ローラ21は熱ローラ20の周面
に圧着するようにしている。
【0027】そして、図に示すように本体フレームには
連動板25が支軸25aによって回動可能に軸支されると共
に、連動板25の底面部にはローラ24が設けられている。
そして、本体フレームの軸受部(図示せず)に回転可能
に軸支される偏心カム23がローラ24と接触する位置に設
けられ、該偏心カム23の偏心ストロークがローラ24を介
して連動板25に伝達されるようになっている。そして、
レバー22の右端部下面に設けられる突起部22dにはコイ
ルばね26が嵌め合わされてレバー22の下面と連動板25と
の間に設けられ、連動板25が上方へ回動するとこのコイ
ルばね26を介してレバー22も上方に回動するようになっ
ている。
連動板25が支軸25aによって回動可能に軸支されると共
に、連動板25の底面部にはローラ24が設けられている。
そして、本体フレームの軸受部(図示せず)に回転可能
に軸支される偏心カム23がローラ24と接触する位置に設
けられ、該偏心カム23の偏心ストロークがローラ24を介
して連動板25に伝達されるようになっている。そして、
レバー22の右端部下面に設けられる突起部22dにはコイ
ルばね26が嵌め合わされてレバー22の下面と連動板25と
の間に設けられ、連動板25が上方へ回動するとこのコイ
ルばね26を介してレバー22も上方に回動するようになっ
ている。
【0028】従って加圧ローラ21が熱ローラ20から圧着
解除しているときの偏心カム23の位置から180°回転し
て所定の偏心ストロークがローラ24を介して連動板25に
伝達されると、該連動板25は矢印で示す上方に回動する
のに伴ってコイルばね26を介しレバー22も上方に回動し
て加圧ローラ21は熱ローラ20の周面に所定の押圧力で圧
着する。このコイルばね26は加圧ローラ21の圧着時にお
けるダンパーの役割も果たしている。そして、加圧ロー
ラ21の圧着時から偏心カム23が180°回転すると、連動
板25は支軸25aを中心に下降すると共にレバー22も自重
によって下降し、加圧ローラ21は熱ローラ20から離反す
る。
解除しているときの偏心カム23の位置から180°回転し
て所定の偏心ストロークがローラ24を介して連動板25に
伝達されると、該連動板25は矢印で示す上方に回動する
のに伴ってコイルばね26を介しレバー22も上方に回動し
て加圧ローラ21は熱ローラ20の周面に所定の押圧力で圧
着する。このコイルばね26は加圧ローラ21の圧着時にお
けるダンパーの役割も果たしている。そして、加圧ロー
ラ21の圧着時から偏心カム23が180°回転すると、連動
板25は支軸25aを中心に下降すると共にレバー22も自重
によって下降し、加圧ローラ21は熱ローラ20から離反す
る。
【0029】この偏心カム23はあらかじめ記憶されてい
るCPUの制御によって駆動するモータ(何れも図示せ
ず)と接続されて回転し、例えば複写機本体100のウォ
ームアップ時には加圧ローラ21を熱ローラ20に圧着さ
せ、アイドリング時には圧着が解除されるようになって
いる。
るCPUの制御によって駆動するモータ(何れも図示せ
ず)と接続されて回転し、例えば複写機本体100のウォ
ームアップ時には加圧ローラ21を熱ローラ20に圧着さ
せ、アイドリング時には圧着が解除されるようになって
いる。
【0030】そして定着装置16内には熱ローラ20の近傍
に温度センサ(図示せず)が設けられると共に、図に示
すように加圧ローラ21の左側にはセンサ30が本発明によ
る位置に配置され該加圧ローラ21の表面温度が検出制御
されるようになっている。
に温度センサ(図示せず)が設けられると共に、図に示
すように加圧ローラ21の左側にはセンサ30が本発明によ
る位置に配置され該加圧ローラ21の表面温度が検出制御
されるようになっている。
【0031】次に本発明の加圧ローラ21側に設けたセン
サ30の配置について説明する。
サ30の配置について説明する。
【0032】センサ30は例えばサーミスタを用い図1に
示すように加圧ローラ21の左側に該加圧ローラ21の周面
と対向し、レバー22と結合されて一体的に回動するフレ
ーム(図示せず)に固定して設けられている。
示すように加圧ローラ21の左側に該加圧ローラ21の周面
と対向し、レバー22と結合されて一体的に回動するフレ
ーム(図示せず)に固定して設けられている。
【0033】そして、センサ30は図に示すように加圧ロ
ーラ21の中心Pと、レバー支軸22aの中心0とを結ぶ線
分O,Pが加圧ローラ21の圧着時のB方向で示すO,
P,Bと、解除時のC方向で示すO,P′,Cとのなす
角の2等分線ODの線上に配置する。即ち、図に示す角
Aと角A′とは等しい。そして、センサ30は加圧ローラ
21の左側に0.5〜10mmの範囲で好ましくは1〜2mmの位
置に設けられて熱ローラ20に圧着及び圧着解除する加圧
ローラ21と一体的に回動する。従って、熱ローラ20と加
圧ローラ21とが圧着する複写機本体100のウォームアッ
プ時又は転写材の定着時や、圧着が解除されるアイドリ
ング時においても、センサ30と加圧ローラ21との距離は
変化することなく常に一定に保たれているので加圧ロー
ラ21の定められた表面温度を適確に検出し制御すること
ができる。
ーラ21の中心Pと、レバー支軸22aの中心0とを結ぶ線
分O,Pが加圧ローラ21の圧着時のB方向で示すO,
P,Bと、解除時のC方向で示すO,P′,Cとのなす
角の2等分線ODの線上に配置する。即ち、図に示す角
Aと角A′とは等しい。そして、センサ30は加圧ローラ
21の左側に0.5〜10mmの範囲で好ましくは1〜2mmの位
置に設けられて熱ローラ20に圧着及び圧着解除する加圧
ローラ21と一体的に回動する。従って、熱ローラ20と加
圧ローラ21とが圧着する複写機本体100のウォームアッ
プ時又は転写材の定着時や、圧着が解除されるアイドリ
ング時においても、センサ30と加圧ローラ21との距離は
変化することなく常に一定に保たれているので加圧ロー
ラ21の定められた表面温度を適確に検出し制御すること
ができる。
【0034】次に本発明のセンサ30による制御温度を変
えて加圧ローラ21の表面温度がオーバーシュートするの
を防ぐ手段について説明する。
えて加圧ローラ21の表面温度がオーバーシュートするの
を防ぐ手段について説明する。
【0035】図3は縦軸に温度C、横軸に時間tを取っ
て時間の経過と共に加圧ローラ21の表面温度の推移をグ
ラフにしたもので、図に示すようにセンサ30が点線で示
す1段階のみの例えば120℃で温度制御を行う場合は、
これと対応して上方に実線で示すようにヒータ21BがO
Nされた加圧ローラ21の表面温度は急上昇し、所定の表
面温度である140°を遙かにオーバーして160℃以上に達
するいわゆるオーバーシュート現象が起る。そしてオー
バーシュートした後に定められた表面温度の140℃付近
に下降しその後はほぼこの温度で推移するようになる。
て時間の経過と共に加圧ローラ21の表面温度の推移をグ
ラフにしたもので、図に示すようにセンサ30が点線で示
す1段階のみの例えば120℃で温度制御を行う場合は、
これと対応して上方に実線で示すようにヒータ21BがO
Nされた加圧ローラ21の表面温度は急上昇し、所定の表
面温度である140°を遙かにオーバーして160℃以上に達
するいわゆるオーバーシュート現象が起る。そしてオー
バーシュートした後に定められた表面温度の140℃付近
に下降しその後はほぼこの温度で推移するようになる。
【0036】図2はこのオーバーシュート現象を除去す
るためにセンサ30の温度制御を2段階に切換え、ウォー
ムアップ直後の制御温度を100℃前後で検知するように
設定すると共に、ウォームアップ後一定時間経過したあ
とでは制御温度を120℃に切換える。
るためにセンサ30の温度制御を2段階に切換え、ウォー
ムアップ直後の制御温度を100℃前後で検知するように
設定すると共に、ウォームアップ後一定時間経過したあ
とでは制御温度を120℃に切換える。
【0037】このようにすればウォームアップ直後に起
るオーバーシュート現象が除去され図の実線で示すよう
に加圧ローラ21の表面温度は極めてなだらかな140℃付
近の定められた表面温度が保たれる。センサ30の2段階
の温度制御はあらかじめ記憶されているCPUの制御に
よって切換えられる。従ってオーバーシュート現象によ
る転写材のカールや、定着されるトナー画像への悪影響
が除かれ転写材は常に良好な定着が行われる。
るオーバーシュート現象が除去され図の実線で示すよう
に加圧ローラ21の表面温度は極めてなだらかな140℃付
近の定められた表面温度が保たれる。センサ30の2段階
の温度制御はあらかじめ記憶されているCPUの制御に
よって切換えられる。従ってオーバーシュート現象によ
る転写材のカールや、定着されるトナー画像への悪影響
が除かれ転写材は常に良好な定着が行われる。
【0038】次に本発明の定着時に転写材の片側を基準
にして搬送する場合の温度センサの配置について説明す
る。
にして搬送する場合の温度センサの配置について説明す
る。
【0039】図4は片側基準によって例えばB5版、A
4版のような小サイズ転写材を連続して定着した場合の
加圧ローラ21表面の温度分布を示すもので、縦軸に温度
C、横軸に加圧ローラ21の長さLを取り、横軸の下方に
は縦軸を基準とする加圧ローラ21の長さを示すと共に矢
印方向に転写材の搬送を示している。そしてセンサ30は
加圧ローラ21の通紙部Aと対応する図で示す位置に配設
されている。グラフの実線で示すように加圧ローラ21の
長さLにおける小サイズ転写材の通紙部Aと非通紙部B
とでは温度差が50℃にも達する。
4版のような小サイズ転写材を連続して定着した場合の
加圧ローラ21表面の温度分布を示すもので、縦軸に温度
C、横軸に加圧ローラ21の長さLを取り、横軸の下方に
は縦軸を基準とする加圧ローラ21の長さを示すと共に矢
印方向に転写材の搬送を示している。そしてセンサ30は
加圧ローラ21の通紙部Aと対応する図で示す位置に配設
されている。グラフの実線で示すように加圧ローラ21の
長さLにおける小サイズ転写材の通紙部Aと非通紙部B
とでは温度差が50℃にも達する。
【0040】加圧ローラ21には前述したようにシリコン
ゴム層21Cが被覆されているので熱伝導性が悪いため、
通紙部Aと非通紙部Bとの温度差がなくなるまでには一
定の時間を要する。
ゴム層21Cが被覆されているので熱伝導性が悪いため、
通紙部Aと非通紙部Bとの温度差がなくなるまでには一
定の時間を要する。
【0041】従って小サイズ転写材を連続定着後は通紙
部Aの表面温度は低く100℃前後となっているので加圧
ローラ21のヒータ21BはONするが、非通紙部Bは熱が
奪われていないので150℃と表面温度が高い上に更に加
熱されることになる。このため加圧ローラ21のシリコン
ゴム層21Cと外筒21Aとの間に熱的なストレスが起こり
加圧ローラ21の耐久性に極めて悪い影響を与え寿命を短
くする原因となる。そこで図示は省略するが本発明は小
サイズで転写材を連続して定着した後に通紙部Aの温度
が低下していても一定時間加圧ローラ21のヒータ21Bは
ONせずに加圧ローラ21の表面温度が通紙部Aと非通紙
部Bとでほぼ同じ表面温度に低下したのちヒータ21Bを
ONし通常の温度制御が行われるように設定する。この
ときのヒータ21BをONするタイミングはあらかじめ記
憶されているCPUの制御によって行われる。
部Aの表面温度は低く100℃前後となっているので加圧
ローラ21のヒータ21BはONするが、非通紙部Bは熱が
奪われていないので150℃と表面温度が高い上に更に加
熱されることになる。このため加圧ローラ21のシリコン
ゴム層21Cと外筒21Aとの間に熱的なストレスが起こり
加圧ローラ21の耐久性に極めて悪い影響を与え寿命を短
くする原因となる。そこで図示は省略するが本発明は小
サイズで転写材を連続して定着した後に通紙部Aの温度
が低下していても一定時間加圧ローラ21のヒータ21Bは
ONせずに加圧ローラ21の表面温度が通紙部Aと非通紙
部Bとでほぼ同じ表面温度に低下したのちヒータ21Bを
ONし通常の温度制御が行われるように設定する。この
ときのヒータ21BをONするタイミングはあらかじめ記
憶されているCPUの制御によって行われる。
【0042】このようにして加圧ローラ21のヒータ21B
をONすることによって片側基準で搬送される小サイズ
転写材の通紙部Aと対応する位置にセンサ30を配置し
て、小サイズ転写材を連続して定着した場合でも、加圧
ローラ21の耐久性には全く影響することなく、転写材は
常に良好な定着が行われる。
をONすることによって片側基準で搬送される小サイズ
転写材の通紙部Aと対応する位置にセンサ30を配置し
て、小サイズ転写材を連続して定着した場合でも、加圧
ローラ21の耐久性には全く影響することなく、転写材は
常に良好な定着が行われる。
【0043】なお本発明はモノ黒の複写装置を例にして
説明したが勿論カラー画像形成装置にも適用されるもの
である。
説明したが勿論カラー画像形成装置にも適用されるもの
である。
【0044】
【発明の効果】本発明の加圧ローラ(下ローラ)の周面
と対応する所定の位置に配置した温度センサによって加
圧ローラが熱ローラに圧着及び圧着解除のために回動し
ても、加圧ローラとセンサとの距離は常に一定に保たれ
ているので加圧ローラの表面温度の制御が適確に行われ
るようになった。また、画像形成装置のウォームアップ
直後に起る加圧ローラの表面温度のオーバーシュートを
除去することができたので、転写材のカールや定着され
るトナー画像への悪影響が取除かれた。また、片側基準
による小サイズ転写材の通紙部と対応する位置に温度セ
ンサを設け小サイズ転写紙を連続して定着しても、常に
適確に加圧ローラの表面温度を検出することができるの
で耐久性の向上と共に、転写材には常に良好なトナー画
像が定着されるようになった。
と対応する所定の位置に配置した温度センサによって加
圧ローラが熱ローラに圧着及び圧着解除のために回動し
ても、加圧ローラとセンサとの距離は常に一定に保たれ
ているので加圧ローラの表面温度の制御が適確に行われ
るようになった。また、画像形成装置のウォームアップ
直後に起る加圧ローラの表面温度のオーバーシュートを
除去することができたので、転写材のカールや定着され
るトナー画像への悪影響が取除かれた。また、片側基準
による小サイズ転写材の通紙部と対応する位置に温度セ
ンサを設け小サイズ転写紙を連続して定着しても、常に
適確に加圧ローラの表面温度を検出することができるの
で耐久性の向上と共に、転写材には常に良好なトナー画
像が定着されるようになった。
【図1】本発明の1実施例によるセンサの配置を示す側
面図。
面図。
【図2】本発明の1実施例によるセンサの温度制御の切
換えを示すグラフ。
換えを示すグラフ。
【図3】加圧ローラ(下ローラ)の表面温度のオーバー
シュートの状態を示すグラフ。
シュートの状態を示すグラフ。
【図4】片側基準による小サイズ転写材の通紙部と対応
する位置にセンサを配置したときの加圧ローラの表面温
度の分布状態を示すグラフ。
する位置にセンサを配置したときの加圧ローラの表面温
度の分布状態を示すグラフ。
【図5】複写装置の主要な構成を示す側断面図。
【図6】定着装置の主要な構成を示す側面図。
3 感光体ドラム 16 定着装置 20 熱ローラ(上ローラ) 21 加圧ローラ(下ローラ) 20B,21B ヒータ 22 レバー 23 偏心カム 25 連動板 26 コイルばね 30 センサ 100 複写機本体
フロントページの続き (72)発明者 松平 直 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 熱源を内蔵する1対の上ローラと下ロー
ラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び圧着
解除する画像形成装置の定着装置において、前記下ロー
ラの近傍にその表面温度を検知する非接触によるセンサ
を設けると共に、該センサを下ローラの圧着時と解除時
の何れの場合にも該下ローラとの距離が変わらない位置
に配置したことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 熱源を内蔵する1対の上ローラと下ロー
ラとを有し、上ローラに対して下ローラが圧着及び圧着
を解除する画像形成装置の定着装置において、前記下ロ
ーラの近傍にその表面温度を検知する非接触によるセン
サを設けると共に、画像形成装置のウォームアップ直後
と、一定時間経過した後とで前記センサの制御温度を変
えるようにしたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 熱源を内蔵する1対の上ローラと下ロー
ラとを有し、定着時に転写材の片側を基準にして搬送す
る画像形成装置の定着装置において、小サイズの転写材
の通紙部に下ローラの表面温度を検知する非接触のセン
サを設けて小サイズの転写材を連続して定着したとき、
前記下ローラの熱源を一定時間OFFしたのち熱源をO
Nし、前記センサによって温度制御するようにしたこと
を特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06026393A JP3259064B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06026393A JP3259064B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06274066A true JPH06274066A (ja) | 1994-09-30 |
JP3259064B2 JP3259064B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=13137097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06026393A Expired - Fee Related JP3259064B2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3259064B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010175721A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Canon Inc | 像加熱装置 |
JP2011191445A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2015052644A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP06026393A patent/JP3259064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010175721A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Canon Inc | 像加熱装置 |
JP2011191445A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
US8909074B2 (en) | 2010-03-12 | 2014-12-09 | Ricoh Company, Limited | Fixing device and image forming apparatus including same |
JP2015052644A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
CN104423231B (zh) * | 2013-09-05 | 2017-05-10 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3259064B2 (ja) | 2002-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |